JP2543432B2 - ノンスリップシ―ト及び当該シ―トを用いたタイルカ―ペットの敷き込み方法 - Google Patents
ノンスリップシ―ト及び当該シ―トを用いたタイルカ―ペットの敷き込み方法Info
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- JP2543432B2 JP2543432B2 JP2165288A JP16528890A JP2543432B2 JP 2543432 B2 JP2543432 B2 JP 2543432B2 JP 2165288 A JP2165288 A JP 2165288A JP 16528890 A JP16528890 A JP 16528890A JP 2543432 B2 JP2543432 B2 JP 2543432B2
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- Japan
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- tile carpet
- slip sheet
- tile
- sheet
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、床とタイルカーペット間に介在させて用い
ることにより、タイルカーペットを直接床面上に接着剤
等を用いて固着又は仮着することなく、タイルカーペッ
ト同士の継ぎ目における目地隙や跳上を防止することが
出来るノンスリップシート、及び当該シートを用いたタ
イルカーペットの敷き込み方法に関するものである。
ることにより、タイルカーペットを直接床面上に接着剤
等を用いて固着又は仮着することなく、タイルカーペッ
ト同士の継ぎ目における目地隙や跳上を防止することが
出来るノンスリップシート、及び当該シートを用いたタ
イルカーペットの敷き込み方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、タイルカーペットの構造は、上層にポリエステ
ル,ナイロン,アクリル,ポリプロピレン,獣毛,レー
ヨンの繊維100%の構成材による糸、或いはこれら繊維
材を混ぜ合わせた混紡糸によるパイル部と、下層に塩化
ビニルとガラス繊維との混成材による前記パイル部を支
持するバッキング部との二層構造を呈し(或いは、ビチ
ューメンと不織布シートの裏打ちにより構成された前記
パイル部を支持するバッキング部との二層構造を呈
し)、パイル長やバッキング部の肉厚を相違した様々な
タイルカーペットが提供されているが、通常、バッキン
グ部の肉厚が3mm、パイル長が5mmで全厚8mm程度となっ
ている。また、全く特殊なものとして、両面パイルタイ
ルカーペットがあるが、これは上記のタイルカーペット
とは構成が異なるものであり、タイルカーペットの表面
も裏面もカーペットの機能を果たすパイルとなっている
ものである。尚、夫々のタイルカーペットの寸法は、通
常457〜500mm×457〜500mmの正方形を1片とするもので
ある。
ル,ナイロン,アクリル,ポリプロピレン,獣毛,レー
ヨンの繊維100%の構成材による糸、或いはこれら繊維
材を混ぜ合わせた混紡糸によるパイル部と、下層に塩化
ビニルとガラス繊維との混成材による前記パイル部を支
持するバッキング部との二層構造を呈し(或いは、ビチ
ューメンと不織布シートの裏打ちにより構成された前記
パイル部を支持するバッキング部との二層構造を呈
し)、パイル長やバッキング部の肉厚を相違した様々な
タイルカーペットが提供されているが、通常、バッキン
グ部の肉厚が3mm、パイル長が5mmで全厚8mm程度となっ
ている。また、全く特殊なものとして、両面パイルタイ
ルカーペットがあるが、これは上記のタイルカーペット
とは構成が異なるものであり、タイルカーペットの表面
も裏面もカーペットの機能を果たすパイルとなっている
ものである。尚、夫々のタイルカーペットの寸法は、通
常457〜500mm×457〜500mmの正方形を1片とするもので
ある。
また、上記タイルカーペットの内、特殊な両面パイル
カーペットが後記するタイルカーペットの周囲に凹凸部
を設けたものを除いて、その敷き込み施工法として一般
的に普及しているのは、床面上又はタイルカーペットの
バッキング部の裏面に、合成ゴムラテックス系の接着
剤,アクリルエマルジョン系のピールアップタイプの接
着剤又は粘着剤を塗布し、床面上にタイルカーペットを
相互に接合状態で固着又は仮着せしめることでタイルカ
ーペットを敷設する方法である。また、これと同様な方
法として、カーペット用やクッションフロア用の両面粘
着テープ或いはピールアップタイプの両面粘着テープを
介在させることで床面上にタイルカーペットを粘着状態
で敷設する方法も知られている。
カーペットが後記するタイルカーペットの周囲に凹凸部
を設けたものを除いて、その敷き込み施工法として一般
的に普及しているのは、床面上又はタイルカーペットの
バッキング部の裏面に、合成ゴムラテックス系の接着
剤,アクリルエマルジョン系のピールアップタイプの接
着剤又は粘着剤を塗布し、床面上にタイルカーペットを
相互に接合状態で固着又は仮着せしめることでタイルカ
ーペットを敷設する方法である。また、これと同様な方
法として、カーペット用やクッションフロア用の両面粘
着テープ或いはピールアップタイプの両面粘着テープを
介在させることで床面上にタイルカーペットを粘着状態
で敷設する方法も知られている。
これらのタイルカーペットの施工法において、タイル
カーペットを床面上へ直接に固着又は仮着せしめるのは
以下の理由による。
カーペットを床面上へ直接に固着又は仮着せしめるのは
以下の理由による。
即ち、床面上に、単にタイルカーペットを順番に接着
等せずに載置して敷設した場合において、例えば重量の
重いローラー等を走行させて当該タイルカーペット上面
より荷重をかけると、外圧によりタイルカーペットに撓
が生じ、タイルカーペットの接合部(継ぎ目)に目地隙
や跳上が生じ、当該部位が凹凸となった見た目の美感を
損なうと共に、タイルカーペットがその敷設されている
場所から外れて遊んだ状態になってしまうものとなる。
しかし乍ら、前記したタイルカーペットの敷き込み施工
法によれば、タイルカーペットは床面上に固着又は仮着
状態にあり、タイルカーペットの上面より荷重を受けて
も撓を生じることがないので目地隙や跳上或いは外れて
しまうといった不都合を生じることがない利点を有する
からである。
等せずに載置して敷設した場合において、例えば重量の
重いローラー等を走行させて当該タイルカーペット上面
より荷重をかけると、外圧によりタイルカーペットに撓
が生じ、タイルカーペットの接合部(継ぎ目)に目地隙
や跳上が生じ、当該部位が凹凸となった見た目の美感を
損なうと共に、タイルカーペットがその敷設されている
場所から外れて遊んだ状態になってしまうものとなる。
しかし乍ら、前記したタイルカーペットの敷き込み施工
法によれば、タイルカーペットは床面上に固着又は仮着
状態にあり、タイルカーペットの上面より荷重を受けて
も撓を生じることがないので目地隙や跳上或いは外れて
しまうといった不都合を生じることがない利点を有する
からである。
更に、タイルカーペットを直接床面上に接着等するこ
となく上記の利点を奏し得る様に、タイルカーペットの
周囲に凹部又は凸部を形成し、隣接する各タイルカーペ
ットの周囲の凹凸部で嵌合させて互いに係合状態とした
もの、又両面パイルタイルカーペットにおいては、ベル
ベット式ファスナーの雄部を立設したシートを床面に接
着しておき、当該タイルカーペットの裏面のループパイ
ルをベルベット式ファスナーの雌部の代りとして用いて
上記雄部と係合させるようにして、タイルカーペットを
敷設するようにした工法も知られている。
となく上記の利点を奏し得る様に、タイルカーペットの
周囲に凹部又は凸部を形成し、隣接する各タイルカーペ
ットの周囲の凹凸部で嵌合させて互いに係合状態とした
もの、又両面パイルタイルカーペットにおいては、ベル
ベット式ファスナーの雄部を立設したシートを床面に接
着しておき、当該タイルカーペットの裏面のループパイ
ルをベルベット式ファスナーの雌部の代りとして用いて
上記雄部と係合させるようにして、タイルカーペットを
敷設するようにした工法も知られている。
一方、床面とピース物絨緞や置き敷きカーペット,マ
ットとの間に介在させて、滑止とするノンスリップシー
トは以下の如く種々提案されているが、何れもある程度
の肉厚とクッション性を有している。
ットとの間に介在させて、滑止とするノンスリップシー
トは以下の如く種々提案されているが、何れもある程度
の肉厚とクッション性を有している。
ポリエステル系合成繊維によるネットの表面にポリウ
レタン樹脂を部分的に載せ、この樹脂が弾力性のある直
径2〜5mm程度の発泡層にして成るシート。
レタン樹脂を部分的に載せ、この樹脂が弾力性のある直
径2〜5mm程度の発泡層にして成るシート。
天然ゴム又は合成ゴムを網目状に成型した厚さ1〜10
mm程度のシート。
mm程度のシート。
天然ゴム,合成ゴム又は発泡ウレタンを構成材とする
厚さ1〜15mm程度の扁平なシート又は当該扁平シートを
波形に変形してクッション性を高めたシート。
厚さ1〜15mm程度の扁平なシート又は当該扁平シートを
波形に変形してクッション性を高めたシート。
上記の各ノンスリップシートが何れもある程度の肉厚
とクッション性を有しているのは、荷重が上方又は斜め
から加わった場合、少しでも全体に荷重による応力を分
散して滑止め効果を向上させるためであり、又踏み心地
を良くするためのものでもある。従って、従来置き敷き
だけのノンスリップシートの場合、ある程度のクッショ
ン性が不可欠となり、そのために1〜15mm程度の肉厚を
必然的に必要とするものであった。
とクッション性を有しているのは、荷重が上方又は斜め
から加わった場合、少しでも全体に荷重による応力を分
散して滑止め効果を向上させるためであり、又踏み心地
を良くするためのものでもある。従って、従来置き敷き
だけのノンスリップシートの場合、ある程度のクッショ
ン性が不可欠となり、そのために1〜15mm程度の肉厚を
必然的に必要とするものであった。
そこで、前記したタイルカーペットの敷き込み方法の
内、床面上に直接にタイルカーペットを接着又は仮着す
る敷設方法を廃し、床面上とタイルカーペット間に上記
の従来技術に係るノンスリップシートを介在させ場合に
生じる弊害について、第1図を参照しつつ以下に説明す
る。
内、床面上に直接にタイルカーペットを接着又は仮着す
る敷設方法を廃し、床面上とタイルカーペット間に上記
の従来技術に係るノンスリップシートを介在させ場合に
生じる弊害について、第1図を参照しつつ以下に説明す
る。
第1図に示す如く、建築物の床面上にノンスリップシ
ート(前記に記載のシート)を敷設し、その上面にタ
イルカーペットの敷き込むと、当該ノンスリップシート
の介在によってタイルカーペットの滑止としての効果を
発揮する反面、クッション性に富むことから、例えば、
タイルカーペットの上面に重量の重いローラー(キャス
ター)を走行させた場合に、第1図(イ)乃至(ハ)に
図示した如く敷設状態にあるタイルカーペットの継ぎ目
に、跳上や目地隙が生じるものとなり、過度になるとそ
の場所から完全に外れ遊んだ状態になってしまう。
ート(前記に記載のシート)を敷設し、その上面にタ
イルカーペットの敷き込むと、当該ノンスリップシート
の介在によってタイルカーペットの滑止としての効果を
発揮する反面、クッション性に富むことから、例えば、
タイルカーペットの上面に重量の重いローラー(キャス
ター)を走行させた場合に、第1図(イ)乃至(ハ)に
図示した如く敷設状態にあるタイルカーペットの継ぎ目
に、跳上や目地隙が生じるものとなり、過度になるとそ
の場所から完全に外れ遊んだ状態になってしまう。
従って、従来技術に係るノンスリップシートを、タイ
ルカーペットの滑止シートして使用することには重大な
問題点を有するものであり、タイルカーペットの下敷き
材として使用に供することが出来ないものであった。
ルカーペットの滑止シートして使用することには重大な
問題点を有するものであり、タイルカーペットの下敷き
材として使用に供することが出来ないものであった。
[発明が解決しようとする課題] 今日、インテリジェントビルの出現により、高度情報
社会化やデジタル化に対応する音声、映像等を伝送する
情報通信が高度化されたハイテクビルにおいて、情報の
伝送路であるオフィス内床面配線で、従来の各種フロア
ダクト配線方式に代り、フレキシブルな機能性と優れた
オフィス環境性を具有した平面状ケーブルによるアンダ
ーカーペット方式及びフリーアクセスフロア方式が普及
しつつある。
社会化やデジタル化に対応する音声、映像等を伝送する
情報通信が高度化されたハイテクビルにおいて、情報の
伝送路であるオフィス内床面配線で、従来の各種フロア
ダクト配線方式に代り、フレキシブルな機能性と優れた
オフィス環境性を具有した平面状ケーブルによるアンダ
ーカーペット方式及びフリーアクセスフロア方式が普及
しつつある。
前者の方式は、床面上に1mm厚程度の絶縁された平面
状のケーブルを配設し、その上からタイルカーペットを
敷設する方法であり、タイルカーペットの剥ぎ取り、平
面状のケーブルの施行、タイルカーペットの復元が容易
である利点を有する。また、後者の方式は、床を二重床
として(床面上に支持脚を含むフロアパネルを配設す
る)、上下の床間に生じる隙間にケーブルを配設する方
法であり、既存の配線ケーブル(一般用丸ケーブル)が
そのまま使用可能となる利点があり、タイルカーペット
をフロアパネルの上面に敷設するようにしたものであ
る。
状のケーブルを配設し、その上からタイルカーペットを
敷設する方法であり、タイルカーペットの剥ぎ取り、平
面状のケーブルの施行、タイルカーペットの復元が容易
である利点を有する。また、後者の方式は、床を二重床
として(床面上に支持脚を含むフロアパネルを配設す
る)、上下の床間に生じる隙間にケーブルを配設する方
法であり、既存の配線ケーブル(一般用丸ケーブル)が
そのまま使用可能となる利点があり、タイルカーペット
をフロアパネルの上面に敷設するようにしたものであ
る。
一方、床面上に敷設されたタイルカーペットの洗浄法
としては種々あるものの、優れた洗浄効果を期待するこ
とが出来る洗浄法は以下に限定される。
としては種々あるものの、優れた洗浄効果を期待するこ
とが出来る洗浄法は以下に限定される。
シャンピングポリッシャーとリンスエクストラクター
の組み合わせで洗剤と水(湯)を使って行なうクリーニ
ング法。
の組み合わせで洗剤と水(湯)を使って行なうクリーニ
ング法。
リンスエクストラクターとパワーワンドを用いて無発
泡洗剤とお湯を使って行なうクリーニング法。
泡洗剤とお湯を使って行なうクリーニング法。
床面上より敷設状態にあるタイルカーペットを一枚一
枚剥がし、これを別途クリーニング機により水と洗剤と
を使って洗浄する、いわゆるピックアップクリーニング
法。
枚剥がし、これを別途クリーニング機により水と洗剤と
を使って洗浄する、いわゆるピックアップクリーニング
法。
しかし乍ら、前記した平面状ケーブルによるアンダー
カーペット方式又はフリーアクセスフロア方式におい
て、前記したタイルカーペット同士の継ぎ目における目
地隙や跳上を最も防止し得る床面上にタイルカーペット
を直接に固着又は仮着せしめるタイルカーペットの敷き
込み工法を採用すると、以下の問題点が露呈するものと
なる。
カーペット方式又はフリーアクセスフロア方式におい
て、前記したタイルカーペット同士の継ぎ目における目
地隙や跳上を最も防止し得る床面上にタイルカーペット
を直接に固着又は仮着せしめるタイルカーペットの敷き
込み工法を採用すると、以下の問題点が露呈するものと
なる。
即ち、上記及びに係る洗浄法を適用すると、先
ず、平面状ケーブルのためのアンダーカーペット方式に
おいては、洗浄作業者が必要以上に多くの水(湯)や洗
剤を用いるこによって、敷設状態にあるタイルカーペッ
トの継ぎ目より侵入し、タイルカーペットの裏方にまわ
ってリンスエクストラクター等によっても吸引されずに
残ってしまい、これがタイルカーペット裏側に配設した
平面状ケーブルに付着,滞留して、或いは平面状ケーブ
ルとタイルカーペットとの隙間を伝わった浸水状態とな
り、経時変化によりケーブル絶縁部やコネクター部の腐
食を誘発するものとなる。また、フリーアクセスフロア
方式においては、上記と同様に過剰な水(湯)や洗剤が
タイルカーペットの継ぎ目より侵入し、更に、配設した
フロアパネルの継ぎ目より侵入して床面上に滞留し、リ
ンスエクストラクター等によっても吸引されることな
く、この様に床面上に滞留した水分により床面とフロア
パネル間に配設されたケーブルの絶縁部やコネクター部
の腐食を誘発するものとなる。以上の弊害は、OA機器の
導入が著しい今日のオフィス環境においては、入力デー
タの消去等の突発事故の原因ともなり、多大な損害が発
生するものとなる。更に、のピックアップクリーニン
グ法に係る洗浄法を適用すると、アンダーカーペット方
式においてはタイルカーペットが床面上に、又フリーア
クセスフロア方式においてはフロアパネル上に夫々タイ
ルカーペットが直接に固着又は仮着しており、当該タイ
ルカーペットの剥離作業に手間取り、タイルカーペット
の裏面を傷めたりゴミ等が付着してしまったり、又タイ
ルカーペットを重ねて運搬するのでパイル部分に接着剤
が転移してしまうものとなり、タイルカーペットの洗浄
に係るコストの上昇原因となっていた。また、床面上又
はフロアパネル上にタイルカーペットを接着剤等で直接
に固着又は仮着して、洗浄の度にタイルカーペットを剥
がすことにより、床等の表面に汚れが付着して又傷が発
生するものとなり、特に、賃貸借ビル等の借間の有け渡
し時において原状復帰義務がある場合には、床材として
ホモジニアスタイル材を使用しているときには、当該タ
イルを全部貼り替えなくてはならなく、退去時に係る費
用負担が増大する不都合があった。
ず、平面状ケーブルのためのアンダーカーペット方式に
おいては、洗浄作業者が必要以上に多くの水(湯)や洗
剤を用いるこによって、敷設状態にあるタイルカーペッ
トの継ぎ目より侵入し、タイルカーペットの裏方にまわ
ってリンスエクストラクター等によっても吸引されずに
残ってしまい、これがタイルカーペット裏側に配設した
平面状ケーブルに付着,滞留して、或いは平面状ケーブ
ルとタイルカーペットとの隙間を伝わった浸水状態とな
り、経時変化によりケーブル絶縁部やコネクター部の腐
食を誘発するものとなる。また、フリーアクセスフロア
方式においては、上記と同様に過剰な水(湯)や洗剤が
タイルカーペットの継ぎ目より侵入し、更に、配設した
フロアパネルの継ぎ目より侵入して床面上に滞留し、リ
ンスエクストラクター等によっても吸引されることな
く、この様に床面上に滞留した水分により床面とフロア
パネル間に配設されたケーブルの絶縁部やコネクター部
の腐食を誘発するものとなる。以上の弊害は、OA機器の
導入が著しい今日のオフィス環境においては、入力デー
タの消去等の突発事故の原因ともなり、多大な損害が発
生するものとなる。更に、のピックアップクリーニン
グ法に係る洗浄法を適用すると、アンダーカーペット方
式においてはタイルカーペットが床面上に、又フリーア
クセスフロア方式においてはフロアパネル上に夫々タイ
ルカーペットが直接に固着又は仮着しており、当該タイ
ルカーペットの剥離作業に手間取り、タイルカーペット
の裏面を傷めたりゴミ等が付着してしまったり、又タイ
ルカーペットを重ねて運搬するのでパイル部分に接着剤
が転移してしまうものとなり、タイルカーペットの洗浄
に係るコストの上昇原因となっていた。また、床面上又
はフロアパネル上にタイルカーペットを接着剤等で直接
に固着又は仮着して、洗浄の度にタイルカーペットを剥
がすことにより、床等の表面に汚れが付着して又傷が発
生するものとなり、特に、賃貸借ビル等の借間の有け渡
し時において原状復帰義務がある場合には、床材として
ホモジニアスタイル材を使用しているときには、当該タ
イルを全部貼り替えなくてはならなく、退去時に係る費
用負担が増大する不都合があった。
本発明は上記した従来技術の欠点を解消するものであ
り、タイルカーペットを直接床面上に接着剤等を用いて
固着又は仮着することなく、タイルカーペット同士の継
ぎ目における目地隙や跳上を防止することが出来、又、
今日普及しつつある平面状ケーブルのためのアンダーカ
ーペット方式又はフリーアクセスフロア方式を採用して
タイルカーペットを敷き込んだ場合に、敷設したタイル
カーペットの洗浄方法の一つであり、最も洗浄力に優れ
た効果を期待し得るピックアップクリーニング法を極め
て容易で且つ床面等のタイルカーペットの接地面を損汚
することなく行ない得るものとなる、床面とタイルカー
ペット間に介在させて用いるノンスリップシート及び当
該シートを用いたタイルカーペットの敷き込み方法を提
供するものである。
り、タイルカーペットを直接床面上に接着剤等を用いて
固着又は仮着することなく、タイルカーペット同士の継
ぎ目における目地隙や跳上を防止することが出来、又、
今日普及しつつある平面状ケーブルのためのアンダーカ
ーペット方式又はフリーアクセスフロア方式を採用して
タイルカーペットを敷き込んだ場合に、敷設したタイル
カーペットの洗浄方法の一つであり、最も洗浄力に優れ
た効果を期待し得るピックアップクリーニング法を極め
て容易で且つ床面等のタイルカーペットの接地面を損汚
することなく行ない得るものとなる、床面とタイルカー
ペット間に介在させて用いるノンスリップシート及び当
該シートを用いたタイルカーペットの敷き込み方法を提
供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成するためのノンスリップシ
ート及び当該シートを用いたタイルカーペットの敷き込
み方法に関するものであり、請求項1に記載の発明は、
ノンスリップシート(1)に係り、その構成は、ポリエ
ステル、アクリル、ナイロン、ポリプロピレン等の構成
材により合成繊維を用いて多数のメッシュ孔が形成され
たメッシュ地を編成し、このメッシュ地を構成する前記
合成繊維の周囲全体にポリウレタン樹脂等の滑止剤を発
泡させることなく塗着すると共に、一部のメッシュ孔内
に前記メッシュ孔を構成する囲繞部材の肉厚より薄い塗
膜を前記滑止剤で設け、最大肉厚を1mm以下にすると共
に上面からの荷重による外圧の付加又は解除における収
縮巾及び復元巾が共に0.25mm以下に調製したことを特徴
とするものである。
ート及び当該シートを用いたタイルカーペットの敷き込
み方法に関するものであり、請求項1に記載の発明は、
ノンスリップシート(1)に係り、その構成は、ポリエ
ステル、アクリル、ナイロン、ポリプロピレン等の構成
材により合成繊維を用いて多数のメッシュ孔が形成され
たメッシュ地を編成し、このメッシュ地を構成する前記
合成繊維の周囲全体にポリウレタン樹脂等の滑止剤を発
泡させることなく塗着すると共に、一部のメッシュ孔内
に前記メッシュ孔を構成する囲繞部材の肉厚より薄い塗
膜を前記滑止剤で設け、最大肉厚を1mm以下にすると共
に上面からの荷重による外圧の付加又は解除における収
縮巾及び復元巾が共に0.25mm以下に調製したことを特徴
とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、床面上に請求項1記
載のノンスリップシートを敷設し、次いでノンスリップ
シートの上面に複数枚のタイルカーペットを敷き込み、
床面上に複数枚のタイルカーペットを直接に接着剤等で
固着又は仮着することなく両者間にノンスリップシート
を介在させたことを特徴とするものである。
載のノンスリップシートを敷設し、次いでノンスリップ
シートの上面に複数枚のタイルカーペットを敷き込み、
床面上に複数枚のタイルカーペットを直接に接着剤等で
固着又は仮着することなく両者間にノンスリップシート
を介在させたことを特徴とするものである。
[作用] 本発明は前記の手段により、先ず、請求項1に記載の
ノンスリップシート(1)において、ポリエステル等の
構成材による合成繊維を用いてメッシュ地に編成し、該
メッシュ地を構成する繊維材の周囲全体にポリウレタン
樹脂等の滑止材を発泡させることなく塗着していること
から、当該メッシュ地にはメッシュ孔(2)が多数存在
して裏側が透視可能となり、又メッシュ地はその表面の
滑止材の塗着によって、他の部材との摩擦力が高まるも
のとなる。
ノンスリップシート(1)において、ポリエステル等の
構成材による合成繊維を用いてメッシュ地に編成し、該
メッシュ地を構成する繊維材の周囲全体にポリウレタン
樹脂等の滑止材を発泡させることなく塗着していること
から、当該メッシュ地にはメッシュ孔(2)が多数存在
して裏側が透視可能となり、又メッシュ地はその表面の
滑止材の塗着によって、他の部材との摩擦力が高まるも
のとなる。
また、ノンスリップシート(1)は、最大肉厚1mm以
下で、当該シート(1)上面からの荷重による外圧の付
加又は解除における収縮巾及び復元巾が共に0.25mm以下
に調製されているものであり、殆どクッション性を有さ
ないものとなる。なお、前記ノンスリップシート(1)
を最大肉厚1mmとしたのは、このノンスリップシート
(1)商品として企画した場合、ノンスリップシート
(1)の肉厚を2mmや3mmにするとノンスリップシート
(1)の嵩が大きくなり、作業性が悪くなると共に、ノ
ンスリップシート(1)の包装や持ち運び等にコストが
より必要になる。しかも、ノンスリップシート(1)は
保温性等を目的としていないので、作業性がよく、包装
や持ち運び等にコストがかからないようにするために、
最大肉厚で1mm以下とした。
下で、当該シート(1)上面からの荷重による外圧の付
加又は解除における収縮巾及び復元巾が共に0.25mm以下
に調製されているものであり、殆どクッション性を有さ
ないものとなる。なお、前記ノンスリップシート(1)
を最大肉厚1mmとしたのは、このノンスリップシート
(1)商品として企画した場合、ノンスリップシート
(1)の肉厚を2mmや3mmにするとノンスリップシート
(1)の嵩が大きくなり、作業性が悪くなると共に、ノ
ンスリップシート(1)の包装や持ち運び等にコストが
より必要になる。しかも、ノンスリップシート(1)は
保温性等を目的としていないので、作業性がよく、包装
や持ち運び等にコストがかからないようにするために、
最大肉厚で1mm以下とした。
また、収縮巾とはノンスリップシート(1)に上面か
ら荷重がかかった場合にノンスリップシート(1)が収
縮する巾を示し、復元巾とはかかった荷重がなくなった
場合に収縮していたノンスリップシート(1)が元に戻
る巾を示す。なお、収縮巾及び復元巾を共に0.25mm以下
としたのは、市販のタイルカーペットの殆どはそのバッ
キング材部分の厚みは約3.0mmで、安価なものには厚み
が2.5mm程度のものがある。加重をかけられた時、厚み
の10%以内のタイルカーペットの目地ジョイントの沈み
は目立たず、また、タイルカーペットの跳ね上がりも全
くつながらない。従って、安価なタイルカーペットのバ
ッキング材部分の厚みが2.5mm程度の場合も考慮してそ
の10%である0.25mmとした。
ら荷重がかかった場合にノンスリップシート(1)が収
縮する巾を示し、復元巾とはかかった荷重がなくなった
場合に収縮していたノンスリップシート(1)が元に戻
る巾を示す。なお、収縮巾及び復元巾を共に0.25mm以下
としたのは、市販のタイルカーペットの殆どはそのバッ
キング材部分の厚みは約3.0mmで、安価なものには厚み
が2.5mm程度のものがある。加重をかけられた時、厚み
の10%以内のタイルカーペットの目地ジョイントの沈み
は目立たず、また、タイルカーペットの跳ね上がりも全
くつながらない。従って、安価なタイルカーペットのバ
ッキング材部分の厚みが2.5mm程度の場合も考慮してそ
の10%である0.25mmとした。
請求項2に記載のノンスリップシート(1)を用いた
タイルカーペットの敷き込み方法においては、床面上
に、請求項1に記載のノンスリップシート(1)を敷設
し、次いで、当該ノンスリップシート(1)の上面にタ
イルカーペットを敷き込むものであり、床面上に敷設さ
れたノンスリップシート(1)の上面にタイルカーペッ
トの裏面が当接,密着し、又ノンスリップシート(1)
の裏面は床面上に当接,密着するものとなる。この場合
において、ノンスリップシート(1)の外周には滑止剤
をコーティングしていることから、タイルカーペットに
掛かる外力によるタイルカーペット自体の滑りが防止さ
れる。
タイルカーペットの敷き込み方法においては、床面上
に、請求項1に記載のノンスリップシート(1)を敷設
し、次いで、当該ノンスリップシート(1)の上面にタ
イルカーペットを敷き込むものであり、床面上に敷設さ
れたノンスリップシート(1)の上面にタイルカーペッ
トの裏面が当接,密着し、又ノンスリップシート(1)
の裏面は床面上に当接,密着するものとなる。この場合
において、ノンスリップシート(1)の外周には滑止剤
をコーティングしていることから、タイルカーペットに
掛かる外力によるタイルカーペット自体の滑りが防止さ
れる。
また、床面上とタイルカーペット間に介在させた場合
に、タイルカーペットの構成部材である下層のバッキン
グ材の裏面の微細な凹凸部の内の凸部がメッシュ孔
(2)部に落し込まれた状態となり、タイルカーペット
とノンスリップシート(1)との当接状態が良好とな
り、両者の当接面積が増大することで、以下説明するタ
イルカーペットに掛かる荷重による変形の防止が行ない
易くなる。
に、タイルカーペットの構成部材である下層のバッキン
グ材の裏面の微細な凹凸部の内の凸部がメッシュ孔
(2)部に落し込まれた状態となり、タイルカーペット
とノンスリップシート(1)との当接状態が良好とな
り、両者の当接面積が増大することで、以下説明するタ
イルカーペットに掛かる荷重による変形の防止が行ない
易くなる。
前記した如く、ノンスリップシート(1)はその上面
からの荷重による外圧の付加又は解除における収縮巾及
び復元巾が共に0.25mm以下に調整されており殆どクッシ
ョン性を有さず、タイルカーペットの上面に荷重が掛か
った場合には次の様に作用するものとなる。第2図
(イ)に示す如く、床面上にタイルカーペットを固着又
は仮着することなくそのまま敷設した状態において、タ
イルカーペットの上面に重量の重いローラーを載せて荷
重を与え、中央部を中心にして左右に走行させる。この
場合、タイルカーペットのバッキング部の裏面と床面と
の摩擦力は低く、荷重によるバッキング部に分散して発
生した応力によってタイルカーペットの左右側部から発
生する撓を防止することが出来ず、タイルカーペット同
士の継ぎ目における目地隙や目地部の跳上を発生させる
ものとなる。これに対し、第2図(ロ)に示す如く、請
求項2に記載の発明によれば、床面とタイルカーペット
間にノンスリップシート(1)が介在している状態にお
いて、同様にタイルカーペット上面にローラーを載せて
荷重を掛けて左右に走行させると、タイルカーペットの
バッキング部で分散した応力は、当該バッキング部の裏
面に密着したノンスリップシート(1)に掛かるもの
の、ノンスリップシート(1)の裏面が床面上に摩擦力
をもって密着していることから、ノンスリップシート
(1)がタイルカーペットと共に変形するのが阻止され
るものとなり、結果として、ノンスリップシート(1)
上面にバッキング部の裏面が摩擦力をもって密着してい
ることから、タイルカーペット自体の撓の発生が生じに
くいものとなる(実験結果より)。この場合において、
前記した如く、ノンスリップシート(1)自体には殆ど
クッション性(タイルカーペットのバッキング部におい
ても殆どクッション性を有さない)がなく、荷重による
タイルカーペットのバッキング部の落ち込みも殆どない
ため、隣接するタイルカーペット同士の継ぎ目に目地隙
や跳上が生じることがなくなる。
からの荷重による外圧の付加又は解除における収縮巾及
び復元巾が共に0.25mm以下に調整されており殆どクッシ
ョン性を有さず、タイルカーペットの上面に荷重が掛か
った場合には次の様に作用するものとなる。第2図
(イ)に示す如く、床面上にタイルカーペットを固着又
は仮着することなくそのまま敷設した状態において、タ
イルカーペットの上面に重量の重いローラーを載せて荷
重を与え、中央部を中心にして左右に走行させる。この
場合、タイルカーペットのバッキング部の裏面と床面と
の摩擦力は低く、荷重によるバッキング部に分散して発
生した応力によってタイルカーペットの左右側部から発
生する撓を防止することが出来ず、タイルカーペット同
士の継ぎ目における目地隙や目地部の跳上を発生させる
ものとなる。これに対し、第2図(ロ)に示す如く、請
求項2に記載の発明によれば、床面とタイルカーペット
間にノンスリップシート(1)が介在している状態にお
いて、同様にタイルカーペット上面にローラーを載せて
荷重を掛けて左右に走行させると、タイルカーペットの
バッキング部で分散した応力は、当該バッキング部の裏
面に密着したノンスリップシート(1)に掛かるもの
の、ノンスリップシート(1)の裏面が床面上に摩擦力
をもって密着していることから、ノンスリップシート
(1)がタイルカーペットと共に変形するのが阻止され
るものとなり、結果として、ノンスリップシート(1)
上面にバッキング部の裏面が摩擦力をもって密着してい
ることから、タイルカーペット自体の撓の発生が生じに
くいものとなる(実験結果より)。この場合において、
前記した如く、ノンスリップシート(1)自体には殆ど
クッション性(タイルカーペットのバッキング部におい
ても殆どクッション性を有さない)がなく、荷重による
タイルカーペットのバッキング部の落ち込みも殆どない
ため、隣接するタイルカーペット同士の継ぎ目に目地隙
や跳上が生じることがなくなる。
[実施例] 以下、図面に基いて本発明の一実施例を説明する。
第3図は、請求項1に記載のノンスリップシート
(1)の平面図である。
(1)の平面図である。
編材としては、ポリエステル,アクリル,ナイロン,
ポリプロピレン等の構成材による合成繊維が適し、本実
施例においては太さ0.1mm程度のポリエステル系合成繊
維による縦,横糸を用いて四つ目の篭編み形状のメッシ
ュ地に編成し、一辺を3mm程度とする菱形のメッシュ孔
(2)を多数形成する。この場合、合成繊維糸として
は、本実施例の如く単体のフィラメント糸,極細のフィ
ラメント糸を何本か撚り合わせたもの、又ステープル糸
等が適する。
ポリプロピレン等の構成材による合成繊維が適し、本実
施例においては太さ0.1mm程度のポリエステル系合成繊
維による縦,横糸を用いて四つ目の篭編み形状のメッシ
ュ地に編成し、一辺を3mm程度とする菱形のメッシュ孔
(2)を多数形成する。この場合、合成繊維糸として
は、本実施例の如く単体のフィラメント糸,極細のフィ
ラメント糸を何本か撚り合わせたもの、又ステープル糸
等が適する。
次に、上記メッシュ地を構成する繊維材の周囲全体に
ポリウレタン樹脂等の滑止剤を発泡させることなく塗着
する。そして、メッシュ地内に多数ある内の一部のメッ
シュ孔(2)内に滑止剤による薄い塗膜(3)を設け
る。当該塗膜(3)は第4図の部分拡大断面図から明ら
かな如く、当該塗膜(3)を囲繞する囲繞部材(4)
(合成繊維の周囲に滑止剤をコーティングした部材)よ
り小なる肉厚をもって形成されている。これは、塗膜
(3)を囲繞する囲繞部材(4)より盛り上がると、ノ
ンスリップシート(1)自体にクッション性が付与され
てしまい、本発明の目的を達成し得ないものとなるから
である。当該塗膜(3)の形成により、ノンスリップシ
ート(1)自体に張りをもたせると同時に、床面上とタ
イルカーペット間に介在させたときに、当該タイルカー
ペットのバッキング部裏面の微細な凹凸部の内、凸部が
メッシュ孔(2)に入り込んで塗膜(3)部と密着し、
更に当該密着部の裏側における塗膜(3)が床面上に密
着するものとのなり、ノンスリップシート(1)との接
触面積を増加させて、クッション性を生じせしめずして
ノンスリップシート(1)の良好な介在状態を実現すこ
とが出来るものとなる。但し、後記する理由によりノン
スリップシート(1)自体にシースルー性をもたせるた
めに、塗膜(3)部の形成は全メッシュ孔(2)の4分
の1程度に抑える。尚、滑止剤をコーティングする厚み
は0.15mm程度が最適であり、メッシュ地の構成繊維の太
さによりコーティングの厚みは適宜に調節される。
ポリウレタン樹脂等の滑止剤を発泡させることなく塗着
する。そして、メッシュ地内に多数ある内の一部のメッ
シュ孔(2)内に滑止剤による薄い塗膜(3)を設け
る。当該塗膜(3)は第4図の部分拡大断面図から明ら
かな如く、当該塗膜(3)を囲繞する囲繞部材(4)
(合成繊維の周囲に滑止剤をコーティングした部材)よ
り小なる肉厚をもって形成されている。これは、塗膜
(3)を囲繞する囲繞部材(4)より盛り上がると、ノ
ンスリップシート(1)自体にクッション性が付与され
てしまい、本発明の目的を達成し得ないものとなるから
である。当該塗膜(3)の形成により、ノンスリップシ
ート(1)自体に張りをもたせると同時に、床面上とタ
イルカーペット間に介在させたときに、当該タイルカー
ペットのバッキング部裏面の微細な凹凸部の内、凸部が
メッシュ孔(2)に入り込んで塗膜(3)部と密着し、
更に当該密着部の裏側における塗膜(3)が床面上に密
着するものとのなり、ノンスリップシート(1)との接
触面積を増加させて、クッション性を生じせしめずして
ノンスリップシート(1)の良好な介在状態を実現すこ
とが出来るものとなる。但し、後記する理由によりノン
スリップシート(1)自体にシースルー性をもたせるた
めに、塗膜(3)部の形成は全メッシュ孔(2)の4分
の1程度に抑える。尚、滑止剤をコーティングする厚み
は0.15mm程度が最適であり、メッシュ地の構成繊維の太
さによりコーティングの厚みは適宜に調節される。
以上の如く構成されたノンスリップシート(1)は、
最大肉厚(第3図上において、メッシュ地を構成する
縦,横のフィラメント糸が交差する部位;図面上のa
点)が0.5mm程度となり、該シート上面からの荷重によ
る外圧の付加(50Kgf/cm2)又は解除における収縮巾及
び復元巾が共に0.25mm以下に調製されるものとなる。
最大肉厚(第3図上において、メッシュ地を構成する
縦,横のフィラメント糸が交差する部位;図面上のa
点)が0.5mm程度となり、該シート上面からの荷重によ
る外圧の付加(50Kgf/cm2)又は解除における収縮巾及
び復元巾が共に0.25mm以下に調製されるものとなる。
第5図乃至第7図は、請求項2に記載のノンスリップ
シート(1)を用いたタイルカーペットの敷き込み方法
を示す説明図である。
シート(1)を用いたタイルカーペットの敷き込み方法
を示す説明図である。
第5図(イ)に示す如く、タイルカーペットを敷き込
もうとする床面上に、基準線を墨出しする。基準線は、
壁際や出入口のタイルの大きさを考えて、部屋の略中央
部に、正確に直交させる。
もうとする床面上に、基準線を墨出しする。基準線は、
壁際や出入口のタイルの大きさを考えて、部屋の略中央
部に、正確に直交させる。
次に、基準線を墨出した床面上に請求項1に記載のノ
ンスリップシート(1)を敷設する。この場合、基準線
上にノンスリップシート(1)を載置し、該シート
(1)のメッシュ孔(2)を通して基準線を確認するこ
とが出来る場合には、床全面に重ならない様にしてノン
スリップシート(1)を敷設する。また、メッシュ孔
(2)が極小であって該メッシュ孔(2)を通して基準
線を確認することが不可能であるか又は確認し難い場合
には、基準線の左右両側を各2.5mm、合わせて5mm程度の
間隔を設け、基準線が見える状態でノンスリップシート
(1)を重ならない様に敷設する。
ンスリップシート(1)を敷設する。この場合、基準線
上にノンスリップシート(1)を載置し、該シート
(1)のメッシュ孔(2)を通して基準線を確認するこ
とが出来る場合には、床全面に重ならない様にしてノン
スリップシート(1)を敷設する。また、メッシュ孔
(2)が極小であって該メッシュ孔(2)を通して基準
線を確認することが不可能であるか又は確認し難い場合
には、基準線の左右両側を各2.5mm、合わせて5mm程度の
間隔を設け、基準線が見える状態でノンスリップシート
(1)を重ならない様に敷設する。
以上の(イ)の施工工程において、順次敷設するノン
スリップシート(1)の端部をピールアップテープ等で
仮どめしておくと、床面上でのシート(1)の摺れ移動
を阻止することが出来るものとなり、敷設が行ない易く
なる。
スリップシート(1)の端部をピールアップテープ等で
仮どめしておくと、床面上でのシート(1)の摺れ移動
を阻止することが出来るものとなり、敷設が行ない易く
なる。
次に、墨出しした基準線の直交部から順次タイルカー
ペットを敷き込み、これに合せて仮どめのテープを剥が
して取り除き、タイルカーペットの敷き込みを完了させ
る(第5図(ロ)参照)。
ペットを敷き込み、これに合せて仮どめのテープを剥が
して取り除き、タイルカーペットの敷き込みを完了させ
る(第5図(ロ)参照)。
第6図(イ)は、フリーアクセスフロア方式におい
て、請求項2に記載の発明を実施した場合における状態
図を示すものであり、前記と同様に床面上に敷き並べた
多数のフロアパネルの中央適所に基準線を直交させて墨
出しを行ない、ノンスリップシート(1)をフロアパネ
ル上面に敷設し、次いで、タイルカーペットを基準線に
合せてノンスリップシート(1)上に順次敷き込む。タ
イルカーペットの敷き込み完了後において、フロアパネ
ルの裏側の配線ケーブルの修理交換や配置移動を行なう
必要がある場合には、適宜箇所のタイルカーペットを取
り除き、表出したノンスリップシート(1)をフロアパ
ネルの継ぎ目に沿って切り取り、フロアパネルを取り除
いて、配線ケーブルの修理交換等を行なう。その後に修
復するに際しては、フロアパネルを元に戻し、切り取っ
たノンスリップシート(1)を端縁が重ならない様にし
てフロアパネル上面に敷設し、取り除いたタイルカーペ
ットを嵌め込んで修復するものであり、切り取ったノン
スリップシート(1)は再使用が可能となる。
て、請求項2に記載の発明を実施した場合における状態
図を示すものであり、前記と同様に床面上に敷き並べた
多数のフロアパネルの中央適所に基準線を直交させて墨
出しを行ない、ノンスリップシート(1)をフロアパネ
ル上面に敷設し、次いで、タイルカーペットを基準線に
合せてノンスリップシート(1)上に順次敷き込む。タ
イルカーペットの敷き込み完了後において、フロアパネ
ルの裏側の配線ケーブルの修理交換や配置移動を行なう
必要がある場合には、適宜箇所のタイルカーペットを取
り除き、表出したノンスリップシート(1)をフロアパ
ネルの継ぎ目に沿って切り取り、フロアパネルを取り除
いて、配線ケーブルの修理交換等を行なう。その後に修
復するに際しては、フロアパネルを元に戻し、切り取っ
たノンスリップシート(1)を端縁が重ならない様にし
てフロアパネル上面に敷設し、取り除いたタイルカーペ
ットを嵌め込んで修復するものであり、切り取ったノン
スリップシート(1)は再使用が可能となる。
第6図(ロ)は、平面状ケーブルによるアンダーカー
ペット方式において、請求項2に記載の発明を実施した
場合における状態図を示すものであり、先ず、床面の中
央に前記と同様に直交する基準線の墨出しを行ない、ノ
ンスリップシート(1)を敷設し、次いで、ノンスリッ
プシート(1)の上面に電話,データ,電力用の各平面
状ケーブルを配設し、その後、基準線に沿ってタイルカ
ーペットを敷き込み、これを完了するものである。上記
アンダーカーペット方式に本発明を適用する場合は、ノ
ンスリップシート(1)の上面に平面状ケーブルを配設
するものであることから、平面状ケーブルの交換,修理
はタイルカーペットを取り除くだけで行ない得るものと
なる。
ペット方式において、請求項2に記載の発明を実施した
場合における状態図を示すものであり、先ず、床面の中
央に前記と同様に直交する基準線の墨出しを行ない、ノ
ンスリップシート(1)を敷設し、次いで、ノンスリッ
プシート(1)の上面に電話,データ,電力用の各平面
状ケーブルを配設し、その後、基準線に沿ってタイルカ
ーペットを敷き込み、これを完了するものである。上記
アンダーカーペット方式に本発明を適用する場合は、ノ
ンスリップシート(1)の上面に平面状ケーブルを配設
するものであることから、平面状ケーブルの交換,修理
はタイルカーペットを取り除くだけで行ない得るものと
なる。
第7図(イ)及び(ロ)は、請求項2に係るタイルカ
ーペットの敷き込み方法の他の実施例を示す実施状態図
である。
ーペットの敷き込み方法の他の実施例を示す実施状態図
である。
(イ)は、床面上の中央部に墨出しした基準線の直交
部からタイルカーペットを順次敷き込むに際し、予め床
面上における、隣接する各タイルカーペットの隅各部が
互いに接合する箇所と、各タイルカーペットの中心箇所
とに、寸法215mm×215mm程度のノンスリップシート
(1)を配設しておき、タイルカーペットを所定の順序
で敷き込むものである。
部からタイルカーペットを順次敷き込むに際し、予め床
面上における、隣接する各タイルカーペットの隅各部が
互いに接合する箇所と、各タイルカーペットの中心箇所
とに、寸法215mm×215mm程度のノンスリップシート
(1)を配設しておき、タイルカーペットを所定の順序
で敷き込むものである。
本実施例によれば、ノンスリップシート(1)を床面
全体に敷設しないことから、当該シート(1)の使用量
を抑えることが出来、経費の節減が可能となる。
全体に敷設しないことから、当該シート(1)の使用量
を抑えることが出来、経費の節減が可能となる。
また、(ロ)は、前記と同様に基準線を墨出しした床
面上に、横基準線に平行で且つ一定の間隔をもって、例
えば215mm巾のロール状のノンスリップシート(1)を
敷設し、次いで、基準線に沿って順次タイルカーペット
を敷き込むものであり、(イ)の実施例と同様にノンス
リップシート(1)の使用量並びに経費の節減が可能と
なるものである。
面上に、横基準線に平行で且つ一定の間隔をもって、例
えば215mm巾のロール状のノンスリップシート(1)を
敷設し、次いで、基準線に沿って順次タイルカーペット
を敷き込むものであり、(イ)の実施例と同様にノンス
リップシート(1)の使用量並びに経費の節減が可能と
なるものである。
[発明の効果] 従来、床面上にタイルカーペットを敷き込むに際し、
タイルカーペットの上面に係る荷重を受けてタイルカー
ペット自体が変形(撓の発生)することによって、又は
下敷きしたクッション材等の弾性によって、タイルカー
ペット同士の継ぎ目に目地隙や跳上が生じることを防止
するため、タイルカーペットを床面上に接着又は仮着し
ており、これにより、タイルカーペットの洗浄法の内、
最も洗浄力の高いピックアップクリーニング法を事実上
採用し得ない欠点が本発明によって一挙に改善されるも
のとなる。
タイルカーペットの上面に係る荷重を受けてタイルカー
ペット自体が変形(撓の発生)することによって、又は
下敷きしたクッション材等の弾性によって、タイルカー
ペット同士の継ぎ目に目地隙や跳上が生じることを防止
するため、タイルカーペットを床面上に接着又は仮着し
ており、これにより、タイルカーペットの洗浄法の内、
最も洗浄力の高いピックアップクリーニング法を事実上
採用し得ない欠点が本発明によって一挙に改善されるも
のとなる。
即ち、本発明によれば、請求項1に係るノンスリップ
シート(1)を床面とタイルカーペット間に介在させる
だけで、前記従来技術たるタイルカーペットを床面に接
着等させるのと同様な効果を得るものとなり、タイルカ
ーペットのピックアップクリーニングが容易に行ない得
るものとなる。
シート(1)を床面とタイルカーペット間に介在させる
だけで、前記従来技術たるタイルカーペットを床面に接
着等させるのと同様な効果を得るものとなり、タイルカ
ーペットのピックアップクリーニングが容易に行ない得
るものとなる。
特に、フロア配線方式を多用するインテリジェントビ
ルにおいて、フロア配線方式の内で今日好んで採用され
るフリーアクセスフロア方式や平面状ケーブルによるア
ンダーカーペット方式が採用されている場所では水を持
ち込むことが極力禁止されている関係上、その場所でタ
イルカーペットをクリーニングするという場合、クリー
ニング時に汚れが良く落ち、洗剤の残留がほとんど無い
といってもそれが水を用いるクリーニング法であるなら
ば採用することが厳禁されており、従ってこの様な場所
でタイルカーペットをクリーニングする場合、洗剤が残
留蓄積するドライフォーム方式或いは洗剤パウダーをカ
ーペットパイル中に残留させてしまうパウダー方式とい
う問題の多いクリーニング方式が採用されており、しか
し汚れを良く落すことが出来、洗剤をカーペットの内部
にほとんど残留させないクリーニングをしたいのなら、
ピックアップクリーニング法に頼らざる得ないので、本
発明を実施することによりタイルカーペットの取り外
し、取り付けが極めて容易に行ない得るものとなること
は重要である。
ルにおいて、フロア配線方式の内で今日好んで採用され
るフリーアクセスフロア方式や平面状ケーブルによるア
ンダーカーペット方式が採用されている場所では水を持
ち込むことが極力禁止されている関係上、その場所でタ
イルカーペットをクリーニングするという場合、クリー
ニング時に汚れが良く落ち、洗剤の残留がほとんど無い
といってもそれが水を用いるクリーニング法であるなら
ば採用することが厳禁されており、従ってこの様な場所
でタイルカーペットをクリーニングする場合、洗剤が残
留蓄積するドライフォーム方式或いは洗剤パウダーをカ
ーペットパイル中に残留させてしまうパウダー方式とい
う問題の多いクリーニング方式が採用されており、しか
し汚れを良く落すことが出来、洗剤をカーペットの内部
にほとんど残留させないクリーニングをしたいのなら、
ピックアップクリーニング法に頼らざる得ないので、本
発明を実施することによりタイルカーペットの取り外
し、取り付けが極めて容易に行ない得るものとなること
は重要である。
また、タイルカーペットの敷き込みに際して接着剤,
粘着剤を使用することがなくタイルカーペットを除去す
る場合に、床面上に傷を付けたり、汚れを付着させるこ
とがないので、ビルの一室を借りている場合等において
退去時に床を原状に修復する費用が軽減されるものとな
る。また、接着剤等を使用しないことから、フリーアク
セスフロアのパネルの表面に接着剤による汚れの付着が
なく、このフロアパネルを新品同様にして他の場所に移
設して再使用することが出来るものとなり、同様にタイ
ルカーペットそのものも汚れの少ないものは新品同様と
して他の場所で再使用することが出来る利点がある。
粘着剤を使用することがなくタイルカーペットを除去す
る場合に、床面上に傷を付けたり、汚れを付着させるこ
とがないので、ビルの一室を借りている場合等において
退去時に床を原状に修復する費用が軽減されるものとな
る。また、接着剤等を使用しないことから、フリーアク
セスフロアのパネルの表面に接着剤による汚れの付着が
なく、このフロアパネルを新品同様にして他の場所に移
設して再使用することが出来るものとなり、同様にタイ
ルカーペットそのものも汚れの少ないものは新品同様と
して他の場所で再使用することが出来る利点がある。
また、請求項1に係るノンスリップシート(1)は、
水洗いにより何度も再使用することが可能となり、経時
使用に耐えるものとなり、タイルカーペットの敷き込み
に係るコストは、従来の接着剤等を用いる方法に比し低
減されるものとなる。さらに、ノンスリップシート
(1)は合成繊維にポリウレタン樹脂等の滑止剤を発泡
させることなく塗着することにより合成繊維の周囲全体
及びメッシュ孔の一部に滑り止めが形成されるので、製
造が容易で製造コストも安価にできるという利点があ
る。
水洗いにより何度も再使用することが可能となり、経時
使用に耐えるものとなり、タイルカーペットの敷き込み
に係るコストは、従来の接着剤等を用いる方法に比し低
減されるものとなる。さらに、ノンスリップシート
(1)は合成繊維にポリウレタン樹脂等の滑止剤を発泡
させることなく塗着することにより合成繊維の周囲全体
及びメッシュ孔の一部に滑り止めが形成されるので、製
造が容易で製造コストも安価にできるという利点があ
る。
第1図(イ)乃至(ハ)は従来のノンスリップシート
(クッションシート)を下敷きにしてタイルカーペット
を敷き込んだ場合に発生する目地隙や跳上の状態を示す
断面図、第2図(イ)(ロ)はタイルカーペットに掛か
る荷重,応力,反力を示した断面図、第3図は請求項1
に記載のノンスリップシートの平面図、第4図は同部分
拡大断面図、第5図乃至第7図は請求項2に記載の発明
の実施例を示す説明図である。 (1)……シート (2)……メッシュ孔 (3)……塗膜 (4)……囲繞部材
(クッションシート)を下敷きにしてタイルカーペット
を敷き込んだ場合に発生する目地隙や跳上の状態を示す
断面図、第2図(イ)(ロ)はタイルカーペットに掛か
る荷重,応力,反力を示した断面図、第3図は請求項1
に記載のノンスリップシートの平面図、第4図は同部分
拡大断面図、第5図乃至第7図は請求項2に記載の発明
の実施例を示す説明図である。 (1)……シート (2)……メッシュ孔 (3)……塗膜 (4)……囲繞部材
Claims (2)
- 【請求項1】ポリエステル、アクリル、ナイロン、ポリ
プロピレン等の構成材による合成繊維を用いて多数のメ
ッシュ孔が形成されたメッシュ地を編成し、このメッシ
ュ地を構成する前記合成繊維の周囲全体にポリウレタン
樹脂等の滑止剤を発泡させることなく塗着すると共に、
一部のメッシュ孔内に前記メッシュ孔を構成する囲繞部
材の肉厚より薄い塗膜を前記滑止剤で設け、最大肉厚を
1mm以下にすると共に上面からの荷重による外圧の付加
又は解除における収縮巾及び復元巾が共に0.25mm以下に
調製したことを特徴とするノンスリップシート。 - 【請求項2】床面上に請求項1記載のノンスリップシー
トを敷設し、次いでこのノンスリップシートの上面に複
数枚のタイルカーペットを敷き込み、床面上に複数枚の
タイルカーペットを直接に接着剤等で固着又は仮着する
ことなく両者間にノンスリップシートを介在させたこと
を特徴とするタイルカーペットの敷き込み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165288A JP2543432B2 (ja) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | ノンスリップシ―ト及び当該シ―トを用いたタイルカ―ペットの敷き込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165288A JP2543432B2 (ja) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | ノンスリップシ―ト及び当該シ―トを用いたタイルカ―ペットの敷き込み方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455564A JPH0455564A (ja) | 1992-02-24 |
JP2543432B2 true JP2543432B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=15809484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2165288A Expired - Lifetime JP2543432B2 (ja) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | ノンスリップシ―ト及び当該シ―トを用いたタイルカ―ペットの敷き込み方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543432B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11278482A (ja) | 1998-03-25 | 1999-10-12 | Ishida Co Ltd | 開封用把手を有する容器蓋 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55131169U (ja) * | 1979-03-12 | 1980-09-17 | ||
JPH0427498Y2 (ja) * | 1987-04-07 | 1992-07-01 | ||
JPS6423285U (ja) * | 1987-08-03 | 1989-02-07 |
-
1990
- 1990-06-23 JP JP2165288A patent/JP2543432B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455564A (ja) | 1992-02-24 |
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