JPH05347099A - 半導体回路 - Google Patents
半導体回路Info
- Publication number
- JPH05347099A JPH05347099A JP4156540A JP15654092A JPH05347099A JP H05347099 A JPH05347099 A JP H05347099A JP 4156540 A JP4156540 A JP 4156540A JP 15654092 A JP15654092 A JP 15654092A JP H05347099 A JPH05347099 A JP H05347099A
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- circuit
- output
- output buffer
- signal
- circuits
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力バッファ回路13を動作させた時、瞬時
に流れる貫通電流を低減することにより、ノイズを押え
る。 【構成】 出力バッファ回路13を1つずつ順番に動作
させる回路を構成し、出力バッファ回路13内の出力最
終段を制御する回路を3NAND回路4及び3NOR回
路5を用いる。これは、全てのデータ出力をディスエー
ブルにする制御信号を接続するためである。 【効果】 ノイズの低減を図ることができる。
に流れる貫通電流を低減することにより、ノイズを押え
る。 【構成】 出力バッファ回路13を1つずつ順番に動作
させる回路を構成し、出力バッファ回路13内の出力最
終段を制御する回路を3NAND回路4及び3NOR回
路5を用いる。これは、全てのデータ出力をディスエー
ブルにする制御信号を接続するためである。 【効果】 ノイズの低減を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、出力バッファ回路の
前段の制御回路に遅延を持たせて、ノイズを防止する半
導体回路に関するものである。
前段の制御回路に遅延を持たせて、ノイズを防止する半
導体回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の出力バッファ回路、図4は
従来の半導体回路を示す。図3において、1、2は出力
イネーブル信号OE1又はOE2、3はセンスアンプか
ら出力されたリードデータ信号、15は2NAND回
路、16は2NOR回路、6は電源(Vcc)、7は接
地(GND)、8はデータ出力信号を示す。
従来の半導体回路を示す。図3において、1、2は出力
イネーブル信号OE1又はOE2、3はセンスアンプか
ら出力されたリードデータ信号、15は2NAND回
路、16は2NOR回路、6は電源(Vcc)、7は接
地(GND)、8はデータ出力信号を示す。
【0003】図4において、1は出力イネーブル信号O
E1、2は出力イネーブル信号OE2、13は出力バッ
ファ回路、17はディレイ回路を示す。
E1、2は出力イネーブル信号OE2、13は出力バッ
ファ回路、17はディレイ回路を示す。
【0004】次に動作について説明する。図4におい
て、出力イネーブル信号1が“L(ロー)”→“H(ハ
イ)”レベルに変化した時、I/O5〜I/O8の4つ
の出力バッファ回路13が動作する。出力イネーブル信
号2は、図4(b)に示すディレイ回路17によって、
出力イネーブル信号1よりもやや遅れて“L”→“H”
となる。つまり、I/O5〜I/O8の4個の出力バッ
ファ回路13が先に動作して、その後I/O1〜I/O
4の4個の出力バッファ回路13が動作する。
て、出力イネーブル信号1が“L(ロー)”→“H(ハ
イ)”レベルに変化した時、I/O5〜I/O8の4つ
の出力バッファ回路13が動作する。出力イネーブル信
号2は、図4(b)に示すディレイ回路17によって、
出力イネーブル信号1よりもやや遅れて“L”→“H”
となる。つまり、I/O5〜I/O8の4個の出力バッ
ファ回路13が先に動作して、その後I/O1〜I/O
4の4個の出力バッファ回路13が動作する。
【0005】図3は、出力バッファ回路を示す。出力イ
ネーブル信号1、2が“L”→“H”に変化した時、リ
ードデータ信号3が“L”→“H”に変化すると、2N
AND回路15は“H”→“L”を出力し、2NAND
回路16は“L”→“H”を出力する。この出力信号の
降圧時間(tf)、昇圧時間(tr)によって、トラン
ジスタ9、10に貫通電流が流れる。この電流が電圧の
変動を引き起こし、見かけ状のしきい値を変化させて誤
動作を起こす。
ネーブル信号1、2が“L”→“H”に変化した時、リ
ードデータ信号3が“L”→“H”に変化すると、2N
AND回路15は“H”→“L”を出力し、2NAND
回路16は“L”→“H”を出力する。この出力信号の
降圧時間(tf)、昇圧時間(tr)によって、トラン
ジスタ9、10に貫通電流が流れる。この電流が電圧の
変動を引き起こし、見かけ状のしきい値を変化させて誤
動作を起こす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体回路で
は、半分ずつ出力バッファ回路13を動作させる構成な
ので、出力バッファ回路が増加するに伴い、ノイズを引
き起こす貫通電流が増大するという問題点があった。
は、半分ずつ出力バッファ回路13を動作させる構成な
ので、出力バッファ回路が増加するに伴い、ノイズを引
き起こす貫通電流が増大するという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、出力バッファ回路を1つずつ動
作させてノイズを押えることができる半導体回路を得る
ことを目的とする。
ためになされたもので、出力バッファ回路を1つずつ動
作させてノイズを押えることができる半導体回路を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体回
路は、出力バッファ回路を制御する信号を少しずつ遅延
させていく配線と、それを受ける3NAND回路及び3
NOR回路を設けたものである。
路は、出力バッファ回路を制御する信号を少しずつ遅延
させていく配線と、それを受ける3NAND回路及び3
NOR回路を設けたものである。
【0009】
【作用】この発明におけるディレイ(遅延)は、制御信
号をポリシリコンゲートを通して出力バッファ回路に配
線することにより、順番に出力バッファ回路を動作させ
る。
号をポリシリコンゲートを通して出力バッファ回路に配
線することにより、順番に出力バッファ回路を動作させ
る。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1につい
て図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、この
発明の実施例1の出力バッファ回路を示す回路図であ
る。また、図2は、この発明の実施例1を示す図であ
る。
て図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、この
発明の実施例1の出力バッファ回路を示す回路図であ
る。また、図2は、この発明の実施例1を示す図であ
る。
【0011】図1において、1は出力イネーブル信号
(OE1)、2は出力イネーブル信号(OE2)、3は
リードデータ信号、4及び5は出力を制御する3NAN
D回路及び3NOR回路、6は電源(Vcc)、7は接
地(GND)、8はデータ出力信号、9は出力最終段の
P型トランジスタ、10は同じく出力最終段のN型トラ
ンジスタである。
(OE1)、2は出力イネーブル信号(OE2)、3は
リードデータ信号、4及び5は出力を制御する3NAN
D回路及び3NOR回路、6は電源(Vcc)、7は接
地(GND)、8はデータ出力信号、9は出力最終段の
P型トランジスタ、10は同じく出力最終段のN型トラ
ンジスタである。
【0012】図2において、1と2は図1と同等、11
はポリシリコンゲート配線、12はアルミ又はポリシリ
コン配線、13は出力バッファ回路である。
はポリシリコンゲート配線、12はアルミ又はポリシリ
コン配線、13は出力バッファ回路である。
【0013】図2において、出力イネーブル信号2がI
/O9 の出力バッファ回路13に入る。その時、出力
イネーブル信号2が“L”→“H”に変化するとポリシ
リコンゲート配線11を通り、アルミ又はポリシリコン
で配線された信号線12を通りI/O8へ伝達される。
ポリシリコンゲート配線11は抵抗や容量が大きいの
で、I/O8に伝達された出力イネーブル信号2はI/
O9の出力イネーブル信号2よりも少し遅れて“L”→
“H”となる。その後はI/O7からI/O1へ徐々に
遅れた信号が伝わっていく。
/O9 の出力バッファ回路13に入る。その時、出力
イネーブル信号2が“L”→“H”に変化するとポリシ
リコンゲート配線11を通り、アルミ又はポリシリコン
で配線された信号線12を通りI/O8へ伝達される。
ポリシリコンゲート配線11は抵抗や容量が大きいの
で、I/O8に伝達された出力イネーブル信号2はI/
O9の出力イネーブル信号2よりも少し遅れて“L”→
“H”となる。その後はI/O7からI/O1へ徐々に
遅れた信号が伝わっていく。
【0014】出力イネーブル信号2が“L”→“H”へ
変化する時に、I/O9の出力バッファ回路13に一
瞬、貫通電流が流れる。他の出力バッファ回路13は末
だスタンバイ状態である。次にI/O8の出力バッファ
回路13に一瞬、貫通電流が流れる。I/O9の出力バ
ッファ回路13はすでに、“L”か“H”の出力が決ま
っているので、貫通電流は流れない。又、出力イネーブ
ル信号1を“L”レベルにすることで、I/O1〜I/
O9の出力バッファ回路13を同時にディスエーブルで
きる。
変化する時に、I/O9の出力バッファ回路13に一
瞬、貫通電流が流れる。他の出力バッファ回路13は末
だスタンバイ状態である。次にI/O8の出力バッファ
回路13に一瞬、貫通電流が流れる。I/O9の出力バ
ッファ回路13はすでに、“L”か“H”の出力が決ま
っているので、貫通電流は流れない。又、出力イネーブ
ル信号1を“L”レベルにすることで、I/O1〜I/
O9の出力バッファ回路13を同時にディスエーブルで
きる。
【0015】次に、図1の出力バッファ回路において、
1は2よりも速い信号が入力されるようにしておく。出
力イネーブル信号2が“L”→“H”に変化した時、リ
ードデータ信号3が“L”→“H”又は“H”→“L”
に変化すると、それに伴って3NAND回路4や3NO
R回路5が“L”→“H”、“H”→“L”を出力す
る。この出力信号の昇圧時間(tr)、降圧時間(t
f)でトランジスタ9と10に一瞬、貫通電流が流れ
る。出力イネーブル信号1を“L”レベルにすると、3
NAND回路4は“H”を出力し、3NOR回路5は
“L”を出力するので、データ出力信号8はディスエー
ブルとなる。
1は2よりも速い信号が入力されるようにしておく。出
力イネーブル信号2が“L”→“H”に変化した時、リ
ードデータ信号3が“L”→“H”又は“H”→“L”
に変化すると、それに伴って3NAND回路4や3NO
R回路5が“L”→“H”、“H”→“L”を出力す
る。この出力信号の昇圧時間(tr)、降圧時間(t
f)でトランジスタ9と10に一瞬、貫通電流が流れ
る。出力イネーブル信号1を“L”レベルにすると、3
NAND回路4は“H”を出力し、3NOR回路5は
“L”を出力するので、データ出力信号8はディスエー
ブルとなる。
【0016】この発明の実施例1は、前述したように、
出力バッファ回路13を動作させた時、瞬時に流れる貫
通電流を低減することにより、ノイズを押えることを目
的とする。そこで、出力バッファ回路13を1つずつ順
番に動作させる回路を構成し、出力バッファ回路13内
の出力最終段を制御する回路を3NAND回路4及び3
NOR回路5を用いる。これは、全てのデータ出力をデ
ィスエーブルにする制御信号を接続するためである。そ
の結果、ノイズの低減を図ることができるという効果を
奏する。
出力バッファ回路13を動作させた時、瞬時に流れる貫
通電流を低減することにより、ノイズを押えることを目
的とする。そこで、出力バッファ回路13を1つずつ順
番に動作させる回路を構成し、出力バッファ回路13内
の出力最終段を制御する回路を3NAND回路4及び3
NOR回路5を用いる。これは、全てのデータ出力をデ
ィスエーブルにする制御信号を接続するためである。そ
の結果、ノイズの低減を図ることができるという効果を
奏する。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各出
力バッファ回路を1つずつ順番に動作させるように構成
したので、瞬時に流れる貫通電流を減らすことができ、
ノイズを押えることができるという効果を奏する。
力バッファ回路を1つずつ順番に動作させるように構成
したので、瞬時に流れる貫通電流を減らすことができ、
ノイズを押えることができるという効果を奏する。
【図1】この発明の実施例1の出力バッファ回路を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】この発明の実施例1を示す図である。
【図3】従来の半導体回路の出力バッファ回路を示す回
路図である。
路図である。
【図4】従来の半導体回路を示す図である。
1 出力イネーブル信号 2 出力イネーブル信号 3 センスアンプから出力されたリードデータ信号 4 3NAND回路 5 3NOR回路 6 電源(Vcc) 7 接地(GND) 8 データ出力信号 9 出力最終段のP型トランジスタ 10 出力最終段のN型トランジスタ 11 ポリシリコンゲート配線 12 アルミ又はポリシリコン配線 13 出力バッファ回路
Claims (1)
- 【請求項1】 出力バッファ回路の出力最終段を制御す
る回路を3NAND回路及び3NOR回路で構成し、前
記3NAND回路及び前記3NOR回路の制御信号を供
給する配線には抵抗の大きい信号線を用いたことを特徴
とする半導体回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156540A JPH05347099A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 半導体回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156540A JPH05347099A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 半導体回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05347099A true JPH05347099A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15630032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4156540A Pending JPH05347099A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 半導体回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05347099A (ja) |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4156540A patent/JPH05347099A/ja active Pending
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