JPH0534701A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH0534701A JPH0534701A JP19465191A JP19465191A JPH0534701A JP H0534701 A JPH0534701 A JP H0534701A JP 19465191 A JP19465191 A JP 19465191A JP 19465191 A JP19465191 A JP 19465191A JP H0534701 A JPH0534701 A JP H0534701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- injection
- display device
- peripheral seal
- injection hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】注入口１の位置の制約を取り除いて、液晶パネ
ル設計の自由度を高め幅広い用途，ニーズに対応できる
ようにする。さらに、高価な液晶を無駄にしない注入を
可能にする。 【構成】注入口２を液晶パネル表面の表示領域６の外の
周辺シール７の近傍で周辺シール７と接触しない位置に
設ける。 【効果】従来の液晶パネルの側面に注入口がある場合
は、注入口側に端子を引出せないか、または、引出した
時には注入治具が複雑になり、液晶を無駄にしたが、こ
のような制約が取除かれる。また、液晶も注入口に盛る
だけで過不足なく充填できるので注入作業が容易で無駄
が生じない。
ル設計の自由度を高め幅広い用途，ニーズに対応できる
ようにする。さらに、高価な液晶を無駄にしない注入を
可能にする。 【構成】注入口２を液晶パネル表面の表示領域６の外の
周辺シール７の近傍で周辺シール７と接触しない位置に
設ける。 【効果】従来の液晶パネルの側面に注入口がある場合
は、注入口側に端子を引出せないか、または、引出した
時には注入治具が複雑になり、液晶を無駄にしたが、こ
のような制約が取除かれる。また、液晶も注入口に盛る
だけで過不足なく充填できるので注入作業が容易で無駄
が生じない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶表示装置は、液晶の注入口を
液晶パネル側面に有していた。液晶パネルは、二枚の極
めて平坦なガラス板を精密なギャップを維持した状態で
周辺シールによって貼り合わせた液晶を入れるための容
器である。液晶を入れる注入口としては液晶パネルの周
辺シールの一部を開けてできた側面に開口されたものが
構造的には最も簡単であり、一般的であった。図２に示
すように、従来の液晶パネル内への液晶の注入の方法
は、皿状の容器に浅く盛った液晶に、内部を真空に引い
た液晶パネルを真空中で注入口１を下にして立てて接触
させ、その後、真空を破ると毛細管現象と大気圧の働き
によって、液晶が液晶パネル内に吸い上げられて充填す
るというものである。注入後、注入口１は、、封口シー
ル２によって封止される。液晶パネルの注入口１付近に
付着している余分な液晶を除去した後、仕上げ加工をほ
どこし液晶パネルが完成する。
液晶パネル側面に有していた。液晶パネルは、二枚の極
めて平坦なガラス板を精密なギャップを維持した状態で
周辺シールによって貼り合わせた液晶を入れるための容
器である。液晶を入れる注入口としては液晶パネルの周
辺シールの一部を開けてできた側面に開口されたものが
構造的には最も簡単であり、一般的であった。図２に示
すように、従来の液晶パネル内への液晶の注入の方法
は、皿状の容器に浅く盛った液晶に、内部を真空に引い
た液晶パネルを真空中で注入口１を下にして立てて接触
させ、その後、真空を破ると毛細管現象と大気圧の働き
によって、液晶が液晶パネル内に吸い上げられて充填す
るというものである。注入後、注入口１は、、封口シー
ル２によって封止される。液晶パネルの注入口１付近に
付着している余分な液晶を除去した後、仕上げ加工をほ
どこし液晶パネルが完成する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置で
は、液晶パネルの注入口１が側面にあり、封口シール２
で封止すると、そこが盛り上がった形状となり、後で周
辺に回路を接続する際の制約となるという問題点があっ
た。
は、液晶パネルの注入口１が側面にあり、封口シール２
で封止すると、そこが盛り上がった形状となり、後で周
辺に回路を接続する際の制約となるという問題点があっ
た。
【０００４】また、封口側の辺には、液晶の注入を考慮
すると端子部が設けられず、端子部を設けると液晶の注
入作業が端子部が邪魔となり複雑なものとなるという問
題点があった。
すると端子部が設けられず、端子部を設けると液晶の注
入作業が端子部が邪魔となり複雑なものとなるという問
題点があった。
【０００５】さらに、液晶の注入は、皿状の容器に盛っ
て行うので、高価な液晶が容器に残り、無駄になるとい
う問題点もあった。
て行うので、高価な液晶が容器に残り、無駄になるとい
う問題点もあった。
【０００６】本発明の目的は、回路接続の制約がなく、
液晶の注入作業が容易で無駄のない液晶表示装置を提供
することにある。
液晶の注入作業が容易で無駄のない液晶表示装置を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、電極が形成さ
れた二枚のガラス板を前記電極のそれぞれが一定の間隔
をもって対向するように配置し周辺を周辺シールにて封
着した容器に液晶を充填した液晶パネルを有する液晶表
示装置において、前記２枚のガラス板のうちのいずれか
一方の表面の表示領域外の周辺シール内部に該周辺シー
ルと接触しない液晶注入口を設けたことを特徴とする。
れた二枚のガラス板を前記電極のそれぞれが一定の間隔
をもって対向するように配置し周辺を周辺シールにて封
着した容器に液晶を充填した液晶パネルを有する液晶表
示装置において、前記２枚のガラス板のうちのいずれか
一方の表面の表示領域外の周辺シール内部に該周辺シー
ルと接触しない液晶注入口を設けたことを特徴とする。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例の構成図で、
（ａ）は要部平面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ’線断面図で
ある。
（ａ）は要部平面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ’線断面図で
ある。
【００１０】図１に示すように、注入口１は、ＣＦ（カ
ラーフィルター）基板３の表示領域６外の周辺シール７
の近傍で周辺シール７と接触しない位置に設ける。
ラーフィルター）基板３の表示領域６外の周辺シール７
の近傍で周辺シール７と接触しない位置に設ける。
【００１１】注入口１の大きさは、充填する液晶の量に
より決定し、液晶パネルを水平に置いて真空に排気した
後、液晶を注入口１にやや盛り上がる程度滴下する。
より決定し、液晶パネルを水平に置いて真空に排気した
後、液晶を注入口１にやや盛り上がる程度滴下する。
【００１２】その後、真空を破って大気圧に戻すと液晶
は液晶パネル内に吸い込まれ過不足なくＴＦＴ（薄膜ト
ランジスタ）基板４とＣＦ基板３の間隙に従填される。
は液晶パネル内に吸い込まれ過不足なくＴＦＴ（薄膜ト
ランジスタ）基板４とＣＦ基板３の間隙に従填される。
【００１３】最後に、注入口を封口シール２で封止し液
晶パネルが得られる。
晶パネルが得られる。
【００１４】以上、注入口１をＣＦ基板３に設けた例に
ついて説明したが、注入口をＴＦＴ基板４に設けてもそ
の効果は同じである。
ついて説明したが、注入口をＴＦＴ基板４に設けてもそ
の効果は同じである。
【００１５】また、上記実施例は、カラー液晶表示装置
について説明したがモノクロ液晶表示装置についても適
用できる。
について説明したがモノクロ液晶表示装置についても適
用できる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、注入口を
液晶パネル表面に設けることにより、封口シールの盛り
上がりがなくなり、液晶パネルの四辺全辺を端子部とし
て使用できるので、回路接続の制約がなくなるという効
果がある。
液晶パネル表面に設けることにより、封口シールの盛り
上がりがなくなり、液晶パネルの四辺全辺を端子部とし
て使用できるので、回路接続の制約がなくなるという効
果がある。
【００１７】また、液晶の無駄を排除し、注入作業を容
易にできる効果もある。
易にできる効果もある。
【図１】本発明の一実施例の液晶パネルの構成図であ
る。
る。
【図２】従来の液晶表示装置の液晶パネルの一例の構成
図である。
図である。
１ 注入口 ２ 封口シール ３ ＣＦ基板 ４ ＴＦＴ基板 ５ 端子部 ６ 表示領域 ７ 周辺シール
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 電極が形成された二枚のガラス板を前記
電極のそれぞれが一定の間隔をもって対向するように配
置し周辺を周辺シールにて封着した容器に液晶を充填し
た液晶パネルを有する液晶表示装置において、前記２枚
のガラス板のうちのいずれか一方の表面の表示領域外の
周辺シール内部に該周辺シールと接触しない液晶注入口
を設けたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19465191A JPH0534701A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19465191A JPH0534701A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534701A true JPH0534701A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16328057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19465191A Pending JPH0534701A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990015403A (ko) * | 1997-08-06 | 1999-03-05 | 손욱 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP19465191A patent/JPH0534701A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990015403A (ko) * | 1997-08-06 | 1999-03-05 | 손욱 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991019 |