JPH05346511A - 光屋内配線方法および光屋内線路 - Google Patents

光屋内配線方法および光屋内線路

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JPH05346511A
JPH05346511A JP4179142A JP17914292A JPH05346511A JP H05346511 A JPH05346511 A JP H05346511A JP 4179142 A JP4179142 A JP 4179142A JP 17914292 A JP17914292 A JP 17914292A JP H05346511 A JPH05346511 A JP H05346511A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
wiring method
conduit
pipeline
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JP4179142A
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Inventor
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
Shigeru Tanaka
茂 田中
Takenori Morimitsu
武則 森光
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/47Installation in buildings
    • G02B6/475Mechanical aspects of installing cables in ducts or the like for buildings

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便に、低コストで屋内の端末機器を光通信
線に接続することができ、光ファイバネットワークを構
築することができる光屋内配線方法を提供する。 【構成】 屋外に布設されている光ケーブルなどから分
岐された光引き落とし線1は、引き込み点2において、
屋内に引き込まれ、光屋内線である光ファイバ3と接続
されている。光ファイバ3は、チューブ4を通して布設
されている。チューブ4は、外被により被覆され、管路
を形成している。光ファイバ3は、光端末を取り出した
い場所において切断され、光カプラ5、6、7が挿入さ
れている。各光カプラから分岐された光ファイバの光端
末は、それぞれテレビセット8、電話9、コンピュータ
10等の端末機器に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内に導入された小心
数の光ファイバを、屋内に設けられた複数の利用端末ま
で導くための光屋内配線方法および光屋内線路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光通信線を屋内に導入し、端
末機器を接続して、光による通信を行なうことが試みら
れている。このときに用いられる屋内配線としては、
「NTT研究実用化報告」第33巻第3号(1984)
第531〜544頁に記載されているような光屋内線が
知られている。しかし、従来は、光通信の一般加入者へ
の導入がされていなかったこと、端末機器の光利用技術
の未発達であったことなどの理由によって、光屋内線を
光/電気変換器に接続し、各端末には電気信号に変換し
た信号を導く方法が一般的に行なわれていた。
【0003】ところが、近年、光通信を行なうことので
きる端末機器が多数開発され、一般加入者の間に浸透し
始めており、また、同じ屋内に複数台の端末機器が設置
されることも多くなってきている。これにともなって、
端末機器までの光配線の導入が求められてきている。さ
らに、従来の電気のコンセントのように、屋内の各所へ
光ファイバを導入する必要がでてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況に鑑みてなされたもので、簡便に、また、低コスト
で、屋内の端末機器を光通信線に接続することができ、
光ファイバネットワークを構築することができる光屋内
配線方法および光屋内線路を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、請求項1に
記載の発明においては、屋外から導入された光通信線
を、屋内に設けた複数の光端末を取り出す場所に導く光
屋内配線方法において、屋外から導入された光通信線の
端末と、前記複数の光端末を取り出す場所を一連の管路
をなすように配管した後、光フアイバを前記一連の管路
に送通して布設し、前記屋外から導入された光通信線の
光フアイバ1本に対し、前記管路に布設した光フアイバ
1本を接続し、光端末を取り出す場所で前記管路に布設
した光フアイバを切断し、光カプラを挿入して光信号を
分岐して取り出すことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明においては、屋外か
ら導入された光通信線を、屋内に設けた複数の光端末を
取り出す場所に導く光屋内配線方法において、屋外から
導入された光通信線の1本の光フアイバの端末に光複数
分岐カプラを取り付け、前記光端末を取り出す場所と前
記光複数分岐カプラの間を一連の管路を成すように1本
以上の管路で配管した後、該管路の布設ルート中の光端
末の数に相当する光フアイバを前記管路に送通して布設
し、前記光フアイバの一端を光複数分岐カプラに接続す
ることを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の光屋内配線方法において、空気流を
用いて光フアイバを一連の管路内に布設することを特徴
とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明においては、請求項
1または2または3に記載の光屋内配線方法において、
光端末を取り出す場所において、管路の一部を切開して
光フアイバを取り出すことを特徴とするものである。
【0009】請求項5に記載の発明においては、請求項
1,2または3に記載の光屋内配線方法において、管路
が部分に分割され、一部を取り外し得る構造の管路を用
いることを特徴とするものである。
【0010】請求項6に記載の発明においては、請求項
3に記載の光屋内配線方法において、管路内に布設する
光フアイバの先端に、その送通に用いられる空気流との
抵抗が小さく、空気流により管路内で振動する部材を備
えることを特徴とするものである。この部材は、略球形
や、涙滴形等の形状を有するものであっても良い。
【0011】請求項7に記載の発明においては、請求項
1乃至6に記載の光屋内配線方法において、外面の一部
が平面である管路を用いることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項8に記載の発明においては、請求項
1乃至7に記載の光屋内配線方法において、布設ルート
の曲がり部に、管路の曲げ径として所定の大きさが保持
される管路保持具が設られた管路を用いることを特徴と
するものである。
【0013】請求項9に記載の発明においては、請求項
2に記載の光屋内配線方法において、複数本の光フアイ
バを管路全長に送通した後、光端末の取り出し場所で必
要な光フアイバを切断して取り出し、取り出し場所より
先の光フアイバを残しておくことを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項10に記載の発明においては、請求
項9に記載の光屋内配線方法において、残しておいた光
フアイバを用い、屋内の複数の機器を結ぶネットワーク
を構成することを特徴とするものである。
【0015】請求項11に記載の発明においては、請求
項3または6に記載の光屋内配線方法において、少なく
とも1本の管路に複数の光フアイバを通す際に、該複数
の光フアイバの先端部を1本化して、複数本の光フアイ
バを同時に送通することを特徴とするものである。
【0016】請求項12に記載の発明においては、請求
項3に記載の光屋内配線方法において、管路の長さが1
50m以下であり、該管路の入口と出口の空気圧の差が
10Kg/cm2 以下で、かつ、管路内径が4mm以
上、15mm以下の場合に、送通される光フアイバの外
径が1.2mm以下で、かつ、断面積の総和が管路内断
面積の1/2以下であることを特徴とするものである。
【0017】請求項13に記載の発明においては、管路
の内径が4mm以上、15mm以下で長さが150m以
下の一連の管路に、入口と出口の空気圧の差が10Kg
/cm2 以下の空気の流れによって、1本以上の光フア
イバが送通される光屋内線路であって、送通される光フ
アイバの外径が1.2mm以下で、かつその断面積の総
和が管路内断面積の1/2以下であることを特徴とする
ものである。
【0018】請求項12または13に記載の発明におい
ては、送通される光フアイバの本数は1〜20本であっ
ても良い。
【0019】
【作用】本発明によれば、布設ルート上への管路の布設
時には、管路内に光フアイバが入っていないため、光フ
アイバが布設張力によって損傷を受ける可能性をなく
し、また、管路を長手方向に分割して布設した後、一連
の管路内に光フアイバを送通することで、管路の継ぎ目
毎に行なっていた光フアイバの接続を除くことができ
る。また、管路を少々乱雑に扱っても、布設後にその形
態が回復すれば光フアイバの送通には影響しないため、
床下配線やダクト配線で、管路を強い力で引っ張って布
設する等の方法を用いることができる。
【0020】特に、請求項1に記載の発明においては、
光フアイバ1本を管路内に配線しておくことにより、光
フアイバへの接続が必要になった時点で、配線上の必要
な場所で光フアイバを切断し、光カプラを接続して、光
端末として取り出すことができる。
【0021】また、請求項2に記載の発明においては、
光部品として高価なカプラを、光通信線の屋内への導入
点に1つ用いるのみであるから、安価に構成でき、ま
た、カプラに接続された複数本の光フアイバを管路内に
送通しておくことにより、屋内に配線した光フアイバを
切断して途中にカプラを接続することなく導入点から端
末までを一連の光フアイバで結ぶことができる。
【0022】請求項3に記載の発明においては、光フア
イバの布設に空気流を用いたので、屋内配線のように小
径、軽量の光ファイバを布設する場合に、圧力の低い出
口側で空気の流速が速くなるため、光ファイバの先端に
近い部分が速い流れに引かれて送通されるから、管路内
で光ファイバが停止して座屈してしまうような事故が生
じない。
【0023】請求項4および5に記載の発明では、屋内
で光端末の取り出しが必要な場合に、取り出しが必要と
される位置で、管路を切開し、必要とする光フアイバを
取り出したり、また、光端末の取り出しが予想される部
分の管路として、例えば、スリット入りのチューブを耐
圧を得られるようなテープで巻いたものや、2つ割にな
るように作った胴内に管路を有するような箱を、両側の
チューブと気密に接続しておいて、光ファイバを送通し
た後、必要に応じてこの部分を開き、光ファイバを取り
出すように構成することにより、光ファイバの取り出し
を容易にし、かつ取り出し位置の自由度を増すことがで
きる。
【0024】請求項6に記載の発明では、空気流との抵
抗の小さな、例えば、滴形や球形での径の小さな部材を
光フアイバの先端に備えることによって、細径の光ファ
イバを空気流にのせて管路内に布設する際、空気の流れ
で光フアイバの先端部が振動し、管路の継ぎ目や取り出
し口を設けた部分などの接続点で、ごく僅かな径の変化
や、凹凸のある部分があっても、光フアイバの振動によ
って、先端が跳ね上がって通過するので、光フアイバの
先端が引っかかってしまうのを防ぐことができる。
【0025】請求項7に記載の発明では、管路の平面と
された面を、壁や柱などの平面部に合わせて固定するこ
とにより、容易かつ確実に管路の固定を行なうことがで
きる。
【0026】請求項8に記載の発明では、管路保持具に
管路を収めることにより、管路が所定値以下の径で曲げ
られることがないので、布設が終了した段階の管路が、
屋内の角部で小径の曲がりとなることがなく、後で布設
する光フアイバが詰まったり、光フアイバの最小曲げ半
径以上に曲がってしまうのを防ぐことができる。
【0027】請求項9に記載の発明では、管路の全長に
わたり、全ての光フアイバを布設しておいても、光端末
の取り出したい場所で光フアイバを切断して取り出せば
良いから、光フアイバの送通時に長さの異なる光フアイ
バを送り込む計尺作業や、送り込みの制御といった繁雑
な作業を行なう必要がない。また、請求項10に記載の
発明において、光端末の取り出しに際して切断されて管
路中に残った光フアイバを利用することにより、LAN
などの機器間のネットワークを容易に構成することがで
き、管路の利用効率を高めることができる。
【0028】請求項11に記載の発明では、複数本の光
フアイバを送通させる際に、複数の光フアイバの先端付
近を一体化させることによって、管路を圧送する際に、
いずれかの光フアイバが停止して、他の光フアイバと絡
まってしまう事故を防止することができる。
【0029】請求項12および13に記載の発明におい
て示した数値領域内では、光フアイバの送通に必要な時
間を約20%増に抑えることができ、圧送速度が極端に
低下することなく、管路内に光フアイバを送通すること
ができる。
【0030】
【実施例】図1は、本発明の光屋内配線方法の第1の実
施例の説明図である。図中、1は光引き落とし線、2は
引き込み点、3は光ファイバ、4はチューブ、5,6,
7は光カプラ、8はテレビセット、9は電話、10はコ
ンピュータである。
【0031】屋外に布設されている光ケーブルなどから
分岐された光引き落とし線1は、引き込み点2におい
て、屋内に引き込まれ、光屋内線である光ファイバ3と
接続されている。光ファイバ3は、チューブ4を通して
布設されている。チューブ4は、外被により被覆され、
管路を形成している。光ファイバ3は、光端末を取り出
したい場所において切断され、光カプラ5,6,7が挿
入されている。各光カプラから分岐された光ファイバの
光端末は、光通信の可能な端末機器、例えば、テレビセ
ット8、電話9、コンピュータ10等に接続される。
【0032】本発明に用いる管路の実施例について説明
する。図5は、本発明で用いられる管路の概略構成図で
ある。図5(A)は斜視図、図5(B)は面aにおける
断面図である。図中、21はチューブ、22は外被、2
3はコネクタである。
【0033】チューブ21は、外被22によって覆わ
れ、管路が形成されている。チューブ21内には、光フ
ァイバ等が送通される。管路同士は、コネクタ23によ
って接続され、所望の布設ルート上に一連の管路として
布設される。
【0034】管路の外形は、図5に示されているよう
に、断面が略四角形であってもよいし、円形であっても
よいが、床などの平面に布設する場合などを考慮する
と、外面の一部が平面であった方が、布設時の安定性が
よい。具体例としては、内径6mm、外径8mmの円筒
形チューブに、断面が10mm角の正方形となるように
塩化ビニル樹脂を被覆したものを用いることができる。
このほかの形状としては、例えば図6に示すような種々
の変形例が考えられる。
【0035】図6は、管路の種々の実施例を示す概略構
成図である。図6(A)は、壁と床の接する辺上に布設
するのに適した管路の例を示す図であり、図6(B)
は、壁面などに布設するのに適した管路の例を示す図で
あり、図6(C)は、角チューブを管路として用いた例
を示す図である。図中、31は光ファイバ取り出し孔、
32は取り出し孔蓋、33はフック部分である。
【0036】図6(A)に示すように、直角をなす2つ
の平面を有する管路は、壁と床の接する辺上や、壁が直
角に接している辺上等に布設する際に用いることができ
る。布設時に固定しやすく、また邪魔にならずに布設す
ることができる。また、屋内に突出する辺を斜めに切り
落とすことにより、安全性と美観を兼ね備えた構造とな
る。さらに、管路の壁や床に接しない面に、光ファイバ
取り出し孔31を設けておけば、該孔から光ファイバを
容易に取り出し、端末機器と接続することができる。光
ファイバを取り出さないときは、光ファイバ取り出し孔
31を取り出し孔蓋32で閉めておけばよい。
【0037】図6(B)に示す管路は、一つの平面を有
しており、壁面や柱、天井、床等の面に布設するのに好
適である。この例では、複数本のチューブを収納してい
る。壁面などに接する平面以外を曲面などで構成するこ
とにより、安全性および美観を備えた管路とすることが
できる。
【0038】図6(C)に示す管路は、角チューブを用
いて構成した例である。図5に示されている管路と同様
の形状であるが、1面がフック部分33でフックされる
ように構成されており、この部分を外すことで角チュー
ブの1面を開けて、送通されている光ファイバを取り出
すことができる。具体的な寸法としては、5mm×6m
mの矩形の中空部を内側に有し、外被の寸法が8mm×
10mmの管路とすることができる。
【0039】他の形状の管路でも、本発明に利用するこ
とができる。さらに、管路の床や壁などへの固定にあた
っては、例えば、ステップルや、固定ネジ孔などを付加
した構成とすることもできる。
【0040】図6(A)や図6(C)で説明した管路に
おける光ファイバの取り出し部の構成としては、図7の
ような構成も考えられる。図7は、光ファイバの取り出
し部の一例を示す拡大図である。図中、41は管路、4
2は下台、43は抑え板、44はゴムシール、45はネ
ジである。
【0041】下台42および抑え板43には、管路41
が左右からはめ込まれる溝部を有している。該溝部の周
囲には、ゴムシール44が設けられており、組み立てら
れたときに、はめ込まれた管路41との気密性を高めて
いる。下台42と抑え板43は、管路41を挟持し、ネ
ジ45により固定される。下台42と抑え板43との固
定方法は、他の方法でもよく、例えば、嵌合部分を設け
ておくなどの方法を採用することもできる。
【0042】管路における光ファイバの取り出し部を、
このような構成とすることにより、抑え板43を外すだ
けで、管路内に送通されている光ファイバを取り出すこ
とができる。
【0043】管路の布設ルートは、直線だけでなく、曲
がり部もあり、曲がり部に対応する管路も必要である。
曲がり部では、光ファイバが座屈することが多く、ま
た、ある径以上に保持しないと、光ファイバの減衰量が
増大するなど、特性の面でも曲がり部における管路の形
状は重要である。
【0044】図8は、曲がり部をなす管路部材の例を示
す概略構成図である。図中、51は管路保持具である。
図8(A)は、管路保持具51を用いて曲がり部におけ
る管路を固定する例を示している。可撓性のある管路を
管路保持具51の脇の開口部分からはめ込み、管路を所
定曲げ径に固定するものである。具体例としては、例え
ば外径8mmのチューブを直径100mmの円周上で、
90゜の角度で曲がる曲がりを与えるものを作製するこ
とができる。
【0045】図8(B)は、図5で示した管路の断面形
状をそのまま曲がり部に適用した実施例を示している。
この場合、外被の剛性により、曲がりが保持される。具
体例としては、例えば100mmの円周上で、90゜の
角度に曲げたチューブに、矩形の外被を施し成型したも
のを作製することができる。外被としては、成型後にあ
る程度の剛性を有する材料を用いる必要がある。
【0046】上述のような直線部分に用いる管路、およ
び、曲がり部に用いる管路または管路保持具を使用し
て、布設ルートに管路を布設し、一連の管路を構成す
る。管路の布設時には、管路内に光ファイバが入ってい
ないため、多少乱雑な配管を行なっても、光ファイバの
送通時に支障のない形状になっていればよい。また、管
路を分割して布設した後に、一連の光ファイバを送通す
ることで、難しい技術を要する光ファイバの接続を除
き、布設張力による損傷を光フアイバに与える可能性を
減らすことができる。
【0047】さらに、あらかじめ管路を布設しておき、
布設しておいた管路から必要な管路を選んで接続し、一
連の管路を構成することもできる。このような管路の構
成方法を用いることにより、線路形態に高い自由度を与
えることができる。管路は、柱や壁、床板などの建材に
組み込んでおくようにしてもよい。
【0048】上述した管路をあらかじめ布設して、その
後、光ファイバを管路に送通する方法について述べる。
光ファイバを管路内へ送通させる方法の1つとしては、
通常電力線などにおいて行なわれているように、管路内
へ押し込む方法によって行なうことができる。しかし、
この方法は、管路が短距離の場合はよいが、長距離では
押し込む際に光ファイバに無理な力がかかり、光ファイ
バが劣化したり、また管路内で座屈してしまう事故が多
発するため、この方法は長距離の管路には不向きであ
る。
【0049】光ファイバを管路内へ送通させる別の方法
として、空気流によって圧送する方法がある。この方法
は、管路の光ファイバ挿入端から、気体を送り、管路内
に気体の流れを作り、この気体の流れに乗せて光ファイ
バを管路内へ挿入し、送通させる方法である。この方法
では、光ファイバに過度の力が加わらず、光ファイバを
劣化させることが少ない。しかし、管路内に凹凸がある
と、その部分に光ファイバの先端が引っかかり、送通で
きなくなる場合がある。
【0050】図9は、送通時の光ファイバの先端付近の
挙動の説明図である。図9(A)は、先端部材を装着し
たときの光ファイバの先端付近を示しており、図9
(B)は、先端部材を装着せずに送通を行なって、不具
合が発生したときの状態を示している。図中、61は管
路、62は管路接続部材、63は光ファイバ、64は先
端部材である。
【0051】上述のように、管路は直線部分と曲がり部
分や、直線部分同士を接続して一連の管路を形成するこ
とがある。隣合う管路61は、管路接続部材62により
接続されるが、管路のつなぎ目には、多少の隙間が空い
てしまうことがある。光ファイバ63の先端部をそのま
まにして送通させると、図9(B)のように、管路61
のつなぎ目など、凹凸のある部分で光ファイバ63の先
端が引っかかってしまう。
【0052】この不具合を回避するため、図9(A)の
ように、光ファイバ63の先端に、先端部材64を装着
し、光ファイバ63を送通させる。先端部材64は、空
気流の抵抗が小さく、空気流により管路内で振動するよ
うに構成される。形状としては、球形や、滴状形等がよ
い。この先端部材64によって、光ファイバ63の先端
部は空気流で絶えず振動し、管路内の凹部に先端がかか
っても、振動によって先端が跳ね上がり、引っかかった
ままになることはなくなる。また、先端部材64が管路
内の凹凸よりも大きければ、凹凸に引っかかることはな
い。
【0053】具体例として、細径の光ファイバ、例え
ば、外径0.7mm〜1.2mm程度の単心光ファイバ
や、幅0.7mm、厚み0.4mmの2心テープ心線型
の光フアイバなどを、先端部材を装着せずに、内径6m
mの円筒形管路に送通した。すると、管路の接続部や曲
がり部で、光ファイバの先端が小さな管路の凹みに入り
込んだり、先端が引っかかるなどの問題が生じた。
【0054】一方、図9(A)に示すような、流滴形の
最大径3mm、長さ4mmの先端部材を取り付けて圧送
を行なったところ、管路を通過する空気量はほとんど変
わらずに、先端部材付近が激しく振動し、先に述べたよ
うな問題は生じなかった。このように、通過する空気量
に影響を与えることなく、周囲の空気を乱して先端部に
振動を生ぜしめるための先端部材の大きさは、長さが8
mm以下の場合に、その最大外径がチューブ内径の40
〜70%程度が適当であることが確認された。
【0055】管路内に複数本の光フアイバを空気流によ
り送通させる場合にも、上述した先端部材を付設して送
通させることができる。図10は、複数の光ファイバを
一体化した場合の先端付近の拡大図である。図中、71
は先端部材、72は複数の光ファイバ、73は管路であ
る。複数の光ファイバ72は、先端に先端部材71が取
り付けられ、この先端部材71によって一体化され、管
路73内に送通される。先端部材71は、図9(A)で
示したものと同様の形状であり、同様の機能を果たす。
そのため、光ファイバが複数本であっても、1本の場合
と同様に送通することができる。
【0056】複数本の光ファイバを空気流によって送通
する場合の、光ファイバの条件について検討する。通常
の屋内配線では、配線の最大長さは約150m程度であ
る。一方、空気流を作るために用いられる、市販の小型
コンプレッサーの能力は、最大加圧力が10Kg/cm
2 程度である。これを前提として、外径1.2mm以下
の小径少心数(1〜2心)の光フアイバを圧送した。管
路は、内径が4,8,12mmのものを用い、150m
の管路の30,60,90,120mの位置に、曲げ半
径が100mmの180゜の曲がりを設けて布設し、光
ファイバの送通試験を行なった。この結果、送通する光
ファイバの断面積の総和が、少なくともチューブ内の断
面積の1/2以下であれば、減速することなく送通でき
ることが確認された。
【0057】図1に戻って、本発明の屋内配線方法の第
1の実施例について述べる。光ファイバの引き込み点2
から、光端末を取り出したい場所を通るように、管路4
を布設する。布設する管路としては、上述のような管路
を用いることができる。光端末を取り出したい場所に
は、図6(A)、図6(C)や図7に示されているよう
な、一部が分割されて、光ファイバを取り出せる構造の
管路を用いることもできる。
【0058】管路の布設後、引き込み点2から光ファイ
バ3を管路4に送通する。送通の方法については後述す
る。送通された光ファイバ3の引き込み点2側の一端
は、引き込み点2において、屋外から導入された引き落
とし線1と接続する。
【0059】端末機器が配置され、光端末の引き出しが
必要になったときは、管路上の取り出し口から光ファイ
バ3を取り出したり、または管路を一部切開し、中を通
っている光ファイバ3を取り出す。取り出した光ファイ
バ3を切断し、間に光カプラ5を挿入する。光カプラ6
および7についても同様に挿入する。光カプラは、光信
号を分岐する機能を有しており、挿入した光カプラか
ら、分岐した光信号を得ることができる。この分岐した
光信号を、各端末機器に入力するように、光ファイバを
接続すればよい。
【0060】さらに端末機器が増加した場合でも、管路
から光ファイバ3を取り出し、切断して光カプラを挿入
し、光カプラから得られる分岐した光信号を端末機器に
入力するように、光ファイバを接続するだけで、光通信
網などへの端末機器の接続を行なうことができる。
【0061】第1の実施例の具体例について説明する。
光ファイバの引き込み点2から、7m先のテレビセット
8、さらに12m先の電話9、さらに6m先のコンピュ
ータ10までの区間に管路4を布設した。使用した管路
は、内径が4mm、外径が6mmのポリエチレンチュー
ブの外側に、難燃性の高い塩化ビニル樹脂を被覆して、
外径が10mm角の矩形であるものを用いた。また、用
いた管路の構成部材は、図5に示すような直線部材とコ
ネクタ、および、図8(B)に示した矩形の断面を持つ
90゜曲がり部材を用いて構成した。
【0062】送通する光ファイバ3として、0.125
mm径のガラスファイバに紫外線硬化型樹脂を被覆して
外径を0.4mmとし、さらにポリフルオロエチレンを
被覆して外径を0.8mmとしたものを用い、布設した
管路の中に、圧力1Kg/cm2 の空気流を用いて管路
全長に送通した。
【0063】光ファイバ3の送通の後、テレビセット
8、電話9、コンピュータ10にそれぞれ接続するため
の光端末を取り出したい場所で管路の一部を切り取り、
光ファイバ3を取り出した。布設した管路は、光カプラ
の接続などが予定される場所で、あらかじめ直径20c
m程度の小さな輪を形成するように布設しておき、この
部分の管路を切除することにより、光ファイバの作業余
長を得た。各切除部で、光ファイバ3を切断して、2分
岐カプラ5,6,7を挿入し、分岐した光ファイバをそ
れぞれテレビセット8、電話9、コンピュータ10に接
続し、図1に示すネットワークを構成した。
【0064】図2は、本発明の光屋内配線方法の第2の
実施例の説明図である。図中、図1と同様の部分には同
じ符号を付して説明を省略する。11は光複数分岐カプ
ラ、12,13,14は光ファイバである。この実施例
では、管路4の布設は、図1で説明した第1の実施例と
同様であるが、各光ファイバの取り出し口に光カプラを
設けず、光ファイバの引き込み点2に、光複数分岐カプ
ラ11を設けた。端末台数分の光ファイバ12,13,
14を管路内へ送通し、光複数分岐カプラ11に接続す
る。光複数分岐カプラ11の分岐数により、それ以上の
光フアイバを送通して、光複数分岐カプラ11に接続し
ておいてもよい。光端末を取り出したい場所では、それ
ぞれの端末機器に接続するための光ファイバを選択し、
取り出して端末機器に接続する。このように構成する
と、使用する光カプラは1つでよく、経済的であるとと
もに、配線した光ファイバを途中で切断して光カプラを
挿入するという困難な作業を行なわずに、各端末機器を
接続することができる。
【0065】本発明の第2の実施例の具体例について説
明する。第1の実施例と同様の管路を布設し、各光ファ
イバの取り出し口付近のチューブを切断して、図7に示
すような抑え板と下台に分割される管路分割器を取り付
けた。この管路に、第1の実施例で用いた、外径が0.
8mmの光ファイバを3本、管路内に送通した。送通の
際には、3本の光ファイバの先に、図10に示すような
流滴状の最大径3mmのプラスチック製の先端部材で一
体化し、圧力1Kg/cm2 の空気流により、管路全長
25mの管路に送通させた。光ファイバの送通後、各管
路分割器の抑え板を外し、内部に送通している光ファイ
バの内、所定のものを取り出し、光ファイバ12をテレ
ビセット8へ、光ファイバ13を電話9へ、光ファイバ
14をコンピュータ10へそれぞれ接続し、ネットワー
クを構成した。
【0066】図3は、本発明の光屋内配線方法の第3の
実施例の説明図である。図中、図1および図2と同様の
部分には同じ符号を付して説明を省略する。15は管路
である。この実施例は、ほぼ第2の実施例と同様である
が、光複数分岐カプラ11へ接続される光ファイバの
内、一部を別の管路15内に送通し、端末機器と結んで
いる点で相違している。このように、光複数分岐カプラ
11で分岐した光ファイバは、1本または数本のグルー
プ毎に管路を別にして送通することができる。
【0067】第3の実施例の具体例について説明する。
第1,第2の実施例と同様の機器の位置で、光ファイバ
の引き込み点からテレビセット8のある7m先まで、1
本の管路15を布設した。一方、電話9、コンピュータ
10へは別の管路4を布設した。管路15内には、テレ
ビセット8用の光ファイバ12を送通し、管路4内に
は、電話9およびコンピュータ10用の光ファイバ13
および14を送通し、それぞれの取り出し口より光ファ
イバを取り出し、端末機器に接続し、ネットワークを構
成した。光ファイバの送通の際に、布設距離の短い、テ
レビセット8までの光ファイバの布設は、管路入口より
光ファイバを押し込むことにより行なうことができた。
【0068】図4は、本発明の光屋内配線方法の第4の
実施例の説明図である。図中、図1および図2と同様の
部分には同じ符号を付して説明を省略する。16,1
7,18はワークステーション、19,20は光ファイ
バである。この実施例では、第2の実施例において、送
通した光ファイバのうち、光端末を取り出した位置から
先の部分の光ファイバを残しておき、残しておいた光フ
ァイバを利用して、その他の端末機器同士を接続し、ネ
ットワークを構築したものである。
【0069】具体例としては、テレビセット8に接続す
る光ファイバ12を、光端末として取り出したい位置で
切断し、残りの光ファイバ19をそのまま管路4内に残
しておく。同様に、電話9に接続する光ファイバ13
を、取り出したい位置で切断し、残りの光ファイバ20
をそのまま管路4内に残しておく。残された光ファイバ
19の全部または一部を用い、ワークステーション17
とワークステーション18を接続する。同様に、残され
た光ファイバ20の全部または一部を用いて、ワークス
テーション16とワークステーション17を接続する。
このようにして、管路内に残っている光ファイバを利用
して、3台のワークステーション16,17,18のネ
ットワークを構成することができた。ワークステーショ
ンのために別の屋内配線を行なう必要がなく、効率のよ
い屋内配線を行なうことができる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の光屋内配線方法および光屋内線路を用いることによ
り、簡便に屋内の光配線網を構築することができる。特
に、屋内にあらかじめ空の管路を布設しておくことによ
り、光ファイバ通信網が屋内で必要になった場合、その
時点で引き込み点から所要点を結んで光ファイバを布設
することが可能で、非常に容易に光ファイバネットワー
クを屋内に導入することができる。また、あらかじめ光
ファイバを送通しておき、光ファイバ通信網が屋内で必
要になった場合に、その時点で光ファイバを取り出して
接続することができ、容易に光ファイバネットワークへ
端末機器を接続することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光屋内配線方法の第1の実施例の説明
図である。
【図2】本発明の光屋内配線方法の第2の実施例の説明
図である。
【図3】本発明の光屋内配線方法の第3の実施例の説明
図である。
【図4】本発明の光屋内配線方法の第4の実施例の説明
図である。
【図5】本発明で用いられる管路の概略構成図である。
【図6】管路の種々の例を示す概略構成図である。
【図7】光ファイバの取り出し部の一例を示す拡大図で
ある。
【図8】曲がり部をなす管路部材の例を示す概略構成図
である。
【図9】送通時の光ファイバの先端付近の挙動の説明図
である。
【図10】複数の光ファイバを一体化した場合の先端付
近の拡大図である。
【符号の説明】
1 光引き落とし線 2 引き込み点 3,12,13,14,19,20 光ファイバ 4 チューブ 5,6,7 光カプラ 8 テレビセット 9 電話 10 コンピュータ 11 光複数分岐カプラ 15 管路 16,17,18 ワークステーション
フロントページの続き (72)発明者 森光 武則 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外から導入された光通信線を、屋内に
    設けた複数の光端末を取り出す場所に導く光屋内配線方
    法において、屋外から導入された光通信線の端末と、前
    記複数の光端末を取り出す場所を一連の管路をなすよう
    に配管した後、光フアイバを前記一連の管路に送通して
    布設し、前記屋外から導入された光通信線の光フアイバ
    1本に対し、前記管路に布設した光フアイバ1本を接続
    し、光端末を取り出す場所で前記管路に布設した光フア
    イバを切断し、光カプラを挿入して光信号を分岐して取
    り出すことを特徴とする光屋内配線方法。
  2. 【請求項2】 屋外から導入された光通信線を、屋内に
    設けた複数の光端末を取り出す場所に導く光屋内配線方
    法において、屋外から導入された光通信線の1本の光フ
    アイバの端末に光複数分岐カプラを取り付け、前記光端
    末を取り出す場所と前記光複数分岐カプラの間を一連の
    管路を成すように1本以上の管路で配管した後、該管路
    の布設ルート中の光端末の数に相当する光フアイバを前
    記管路に送通して布設し、前記光フアイバの一端を光複
    数分岐カプラに接続することを特徴とする光屋内配線方
    法。
  3. 【請求項3】 空気流を用いて光フアイバを一連の管路
    内に布設することを特徴とする請求項1または2に記載
    の光屋内配線方法。
  4. 【請求項4】 光端末を取り出す場所において、管路の
    一部を切開して光フアイバを取り出すことを特徴とする
    請求項1,2または3に記載の光屋内配線方法。
  5. 【請求項5】 管路が部分に分割され、一部を取り外し
    得る構造の管路を用いることを特徴とする請求項1,2
    または3に記載の光屋内配線方法。
  6. 【請求項6】 管路内に布設する光フアイバの先端に、
    その送通に用いられる空気流との抵抗が小さく、空気流
    により管路内で振動する部材を備えることを特徴とする
    請求項3に記載の光屋内配線方法。
  7. 【請求項7】 外面の一部が平面である管路を用いるこ
    とを特徴とする請求項1乃至6に記載の光屋内配線方
    法。
  8. 【請求項8】 布設ルートの曲がり部に、管路の曲げ径
    として所定の大きさが保持される管路保持具が設られた
    管路を用いることを特徴とする請求項1乃至7に記載の
    光屋内配線方法。
  9. 【請求項9】 複数本の光フアイバを管路全長に送通し
    た後、光端末の取り出し場所で必要な光フアイバを切断
    して取り出し、取り出し場所より先の光フアイバを残し
    ておくことを特徴とする請求項2に記載の光屋内配線方
    法。
  10. 【請求項10】 残しておいた光フアイバを用い、屋内
    の複数の機器を結ぶネットワークを構成することを特徴
    とする請求項9に記載の光屋内配線方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも1本の管路に複数の光フア
    イバを通す際に、該複数の光フアイバの先端部を1本化
    して、複数本の光フアイバを同時に送通することを特徴
    とする請求項3または6に記載の光屋内配線方法。
  12. 【請求項12】 管路の長さが150m以下であり、該
    管路の入口と出口の空気圧の差が10Kg/cm2 以下
    で、かつ、管路内径が4mm以上、15mm以下の場合
    に、送通される光フアイバの外径が1.2mm以下で、
    かつ、断面積の総和が管路内断面積の1/2以下である
    ことを特徴とする請求項3に記載の光屋内配線方法。
  13. 【請求項13】 管路の内径が4mm以上、15mm以
    下で長さが150m以下の一連の管路に、入口と出口の
    空気圧の差が10Kg/cm2 以下の空気の流れによっ
    て、1本以上の光フアイバが送通される光屋内線路であ
    って、送通される光フアイバの外径が1.2mm以下
    で、かつその断面積の総和が管路内断面積の1/2以下
    であることを特徴とする光屋内線路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006520015A (ja) * 2003-03-07 2006-08-31 ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー 光ファイバケーブル及び吹き付け設置技術
KR100645912B1 (ko) * 2001-11-28 2006-11-13 대한주택공사 정보통신 배선과 인출구의 공동수용을 위한 배선처리방법
JP2007225690A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Sekisui Chem Co Ltd 光ファイバーケーブル敷設システム、該光ファイバーケーブル敷設システムにおける光ファイバーケーブルが敷設される住宅ユニット、及び、該光ファイバーケーブルの光ファイバーケーブル敷設方法

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