JPH09159892A - 光心線の気流配線方法および気流配線システム - Google Patents
光心線の気流配線方法および気流配線システムInfo
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- JPH09159892A JPH09159892A JP7322979A JP32297995A JPH09159892A JP H09159892 A JPH09159892 A JP H09159892A JP 7322979 A JP7322979 A JP 7322979A JP 32297995 A JP32297995 A JP 32297995A JP H09159892 A JPH09159892 A JP H09159892A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配線ルートの変更等に対応することができる
光心線の気流配線方法および気流配線システムを提供す
る。 【解決手段】 気流配線システムの中間に位置する各フ
ロアの配線盤1において、幹線系チューブケーブル2と
ジャンパチューブケーブル3とを接続するチューブコネ
クタ4が外され、所定長分の光心線5がチューブの外側
に押し出され露出した状態で収納されている。フロアチ
ューブケーブル6の布設先変更などがあった場合、新た
なフロアチューブケーブル7を布設し、新たな光心線8
を送通布設する。露出状態の光心線5の余長部を切断
し、幹線系チューブケーブル2の側の光心線5の端部と
新たな光心線8の端部とが光ファイバ接続部9で接続さ
れ、光ケーブルルートの移設が完了する。
光心線の気流配線方法および気流配線システムを提供す
る。 【解決手段】 気流配線システムの中間に位置する各フ
ロアの配線盤1において、幹線系チューブケーブル2と
ジャンパチューブケーブル3とを接続するチューブコネ
クタ4が外され、所定長分の光心線5がチューブの外側
に押し出され露出した状態で収納されている。フロアチ
ューブケーブル6の布設先変更などがあった場合、新た
なフロアチューブケーブル7を布設し、新たな光心線8
を送通布設する。露出状態の光心線5の余長部を切断
し、幹線系チューブケーブル2の側の光心線5の端部と
新たな光心線8の端部とが光ファイバ接続部9で接続さ
れ、光ケーブルルートの移設が完了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル内や構内,公
衆通信回線の末端付近など、固定的な分岐点などを通し
て光配線がなされる光配線方法に関し、特に、あらかじ
め布設されたチューブケーブルに光心線を圧送布設する
光心線の気流布設技術に関するものである。
衆通信回線の末端付近など、固定的な分岐点などを通し
て光配線がなされる光配線方法に関し、特に、あらかじ
め布設されたチューブケーブルに光心線を圧送布設する
光心線の気流布設技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光心線の気流配線方法の一例とし
て、「住友電気」,第140号(1992.3),住友
電気工業株式会社,「東京都新庁舎へのABFシステム
の適用」,第50〜55頁などに記載されているよう
に、インテリジェントビル内の配線例が知られている。
需要が発生する都度、必要なルート構成に合わせて、チ
ューブケーブル同士がチューブコネクタで接合される。
その上で、気流配線方法により一連の光心線が送通布設
される。この結果、あらかじめ布設された光心線をルー
トの途中で切断して他の光心線と接続するなどの必要が
なく、光心線の接続数を最小数にでき、経済性,施工性
に優れ、信頼性も高いということが、この気流配線方法
の最大の利点である。
て、「住友電気」,第140号(1992.3),住友
電気工業株式会社,「東京都新庁舎へのABFシステム
の適用」,第50〜55頁などに記載されているよう
に、インテリジェントビル内の配線例が知られている。
需要が発生する都度、必要なルート構成に合わせて、チ
ューブケーブル同士がチューブコネクタで接合される。
その上で、気流配線方法により一連の光心線が送通布設
される。この結果、あらかじめ布設された光心線をルー
トの途中で切断して他の光心線と接続するなどの必要が
なく、光心線の接続数を最小数にでき、経済性,施工性
に優れ、信頼性も高いということが、この気流配線方法
の最大の利点である。
【0003】図6は、ビル内における光心線の気流配線
システムの概要説明図であり、図6(A)は配置図、図
6(B)は配線盤の拡大図である。図中、2は幹線系チ
ューブケーブル、51は集合型チューブケーブル、1は
配線盤、6はフロアチューブケーブル、52は光端末
器、53は主配線盤、4はチューブコネクタ、3はジャ
ンパチューブである。この気流配線システムは、7階建
てのインテリジェントビルの光配線を示している。7本
の幹線系チューブケーブル2が1−6配列して収納され
た集合型チューブケーブル51を1階から7階までの幹
線系に使用し、図示を省略したケーブルラックに布設す
る。なお、幹線系チューブケーブル2のうち中心に位置
するものは、予備用として使用する。
システムの概要説明図であり、図6(A)は配置図、図
6(B)は配線盤の拡大図である。図中、2は幹線系チ
ューブケーブル、51は集合型チューブケーブル、1は
配線盤、6はフロアチューブケーブル、52は光端末
器、53は主配線盤、4はチューブコネクタ、3はジャ
ンパチューブである。この気流配線システムは、7階建
てのインテリジェントビルの光配線を示している。7本
の幹線系チューブケーブル2が1−6配列して収納され
た集合型チューブケーブル51を1階から7階までの幹
線系に使用し、図示を省略したケーブルラックに布設す
る。なお、幹線系チューブケーブル2のうち中心に位置
するものは、予備用として使用する。
【0004】各階において配線盤1を設置し、ここで集
合型チューブケーブル51から各1本の幹線系チューブ
ケーブル2を切断してこのフロアに分岐させ、フロアチ
ューブケーブル6と接続し、10〜40mのフロアチュ
ーブケーブル6により各階のフロアに置かれた光端末器
52まで布設する。1階には機械室があり主配線盤53
まで集合型チューブケーブル51を布設する。具体的に
は、各フロアの配線盤1において、切断された幹線系チ
ューブケーブル2の主配線盤53側の端部とフロアチュ
ーブケーブル6の端部にそれぞれチューブコネクタ4を
取り付け、両チューブコネクタ4の間をジャンパチュー
ブ3で接続する。チューブコネクタ4は、気密シール機
構を有しワンタッチで取り付けおよび取り外しができる
もので、配線盤1内の棚板などに取り付けられる。
合型チューブケーブル51から各1本の幹線系チューブ
ケーブル2を切断してこのフロアに分岐させ、フロアチ
ューブケーブル6と接続し、10〜40mのフロアチュ
ーブケーブル6により各階のフロアに置かれた光端末器
52まで布設する。1階には機械室があり主配線盤53
まで集合型チューブケーブル51を布設する。具体的に
は、各フロアの配線盤1において、切断された幹線系チ
ューブケーブル2の主配線盤53側の端部とフロアチュ
ーブケーブル6の端部にそれぞれチューブコネクタ4を
取り付け、両チューブコネクタ4の間をジャンパチュー
ブ3で接続する。チューブコネクタ4は、気密シール機
構を有しワンタッチで取り付けおよび取り外しができる
もので、配線盤1内の棚板などに取り付けられる。
【0005】気流配線方法により、幹線系チューブケー
ブル2およびフロアチューブケーブル6中を、1階の機
械室より各フロアの光端末器52へ初期光配線を行なう
ことにより、主配線盤53から各フロアの光端末器52
に向けて各1本の光心線を送通する。この光心線の気流
配線システムの例では、各フロアの光端末器52におい
て各1本の光心線が成端され、主配線盤53において全
ての光心線が成端されるが、幹線系チューブケーブル2
やフロアチューブケーブル6の配置や接続を変更するこ
とにより、任意の光心線の配線ルートを構築することが
できる。
ブル2およびフロアチューブケーブル6中を、1階の機
械室より各フロアの光端末器52へ初期光配線を行なう
ことにより、主配線盤53から各フロアの光端末器52
に向けて各1本の光心線を送通する。この光心線の気流
配線システムの例では、各フロアの光端末器52におい
て各1本の光心線が成端され、主配線盤53において全
ての光心線が成端されるが、幹線系チューブケーブル2
やフロアチューブケーブル6の配置や接続を変更するこ
とにより、任意の光心線の配線ルートを構築することが
できる。
【0006】図7は、気流配線システムに使用するケー
ブルおよび光心線の説明図であり、図7(A)は集合型
チューブケーブル、図7(B)はフロアチューブケーブ
ル、図7(C)は光心線の断面図である。図中、図6と
同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。61
は外被、62はチューブ本体、63は外被、5は光心
線、64はテープ心線、65は被覆、66は光ファイバ
である。
ブルおよび光心線の説明図であり、図7(A)は集合型
チューブケーブル、図7(B)はフロアチューブケーブ
ル、図7(C)は光心線の断面図である。図中、図6と
同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。61
は外被、62はチューブ本体、63は外被、5は光心
線、64はテープ心線、65は被覆、66は光ファイバ
である。
【0007】図7(A)に示すように、幹線系の集合型
チューブケーブル51は、1本の幹線系チューブケーブ
ル2の周囲に6本の幹線系チューブケーブル2が配列さ
れて、外周を外被61により覆われたものである。6本
の幹線系チューブケーブル2と外被61との間の6カ所
の空隙部にそれぞれ介在紐を添わせてもよく、6本の幹
線系チューブケーブル2の周りに押え巻きを施した上で
外被61を施してもよい。
チューブケーブル51は、1本の幹線系チューブケーブ
ル2の周囲に6本の幹線系チューブケーブル2が配列さ
れて、外周を外被61により覆われたものである。6本
の幹線系チューブケーブル2と外被61との間の6カ所
の空隙部にそれぞれ介在紐を添わせてもよく、6本の幹
線系チューブケーブル2の周りに押え巻きを施した上で
外被61を施してもよい。
【0008】図7(B)に示すように、フロアチューブ
ケーブル6は、チューブ本体62の外周に補強や難燃化
等のための外被63が施されたものである。図7(C)
に示すように、光心線5としては、テープ心線64の周
囲に気流送通に適した被覆65が施されたものを使用す
ることができる。テープ心線64には、ガラス部に被覆
が施された2本の光ファイバ66にテープ被覆が施され
たものである。ケーブルおよび光心線としては、図示の
ものに限らず、「住友電気」、第136号(1990.
3)、住友電気工業株式会社、「エアブローンファイバ
システムの開発」、P.124〜131などに記載され
ているように、気流送通用の任意の形状のものを用いる
ことができる。
ケーブル6は、チューブ本体62の外周に補強や難燃化
等のための外被63が施されたものである。図7(C)
に示すように、光心線5としては、テープ心線64の周
囲に気流送通に適した被覆65が施されたものを使用す
ることができる。テープ心線64には、ガラス部に被覆
が施された2本の光ファイバ66にテープ被覆が施され
たものである。ケーブルおよび光心線としては、図示の
ものに限らず、「住友電気」、第136号(1990.
3)、住友電気工業株式会社、「エアブローンファイバ
システムの開発」、P.124〜131などに記載され
ているように、気流送通用の任意の形状のものを用いる
ことができる。
【0009】上述したように、ビル内配線では、バック
ボーン系と呼ばれる幹線系の集合型チューブケーブル5
1に、複数のフロアごとに固定的な分岐点として配線盤
1を設け、ここに枝線として光端末器52の成端ユニッ
トへ向かうフロアチューブケーブル6をつなぎ込み、幹
線系およびフロア系のチューブケーブル間に気流配線方
法により一連の光心線5を送通布設する構成となってい
る。この場合、フロア内のレイアウト変更等により、光
端末器52を移動させる場合など、固定的な分岐点であ
る配線盤1より先の枝線の配線ルートが多様に変化する
ことがある。
ボーン系と呼ばれる幹線系の集合型チューブケーブル5
1に、複数のフロアごとに固定的な分岐点として配線盤
1を設け、ここに枝線として光端末器52の成端ユニッ
トへ向かうフロアチューブケーブル6をつなぎ込み、幹
線系およびフロア系のチューブケーブル間に気流配線方
法により一連の光心線5を送通布設する構成となってい
る。この場合、フロア内のレイアウト変更等により、光
端末器52を移動させる場合など、固定的な分岐点であ
る配線盤1より先の枝線の配線ルートが多様に変化する
ことがある。
【0010】しかし、従来は、光心線5同士を接続する
ことなしに短時間で光心線5を送通することに力点が置
かれていたため、配線盤1には、光心線5の接続点が設
けられていなかった。このため、配線盤1において接続
変更への対応が必要となっていた。
ことなしに短時間で光心線5を送通することに力点が置
かれていたため、配線盤1には、光心線5の接続点が設
けられていなかった。このため、配線盤1において接続
変更への対応が必要となっていた。
【0011】また、構内系や公衆通信回線系においてチ
ューブケーブルを使用した場合にも、幹線部分はルート
変更や引替えが少ないものの、固定的な分岐点で幹線部
分から分岐し加入者等の端末に向かう枝線としてのチュ
ーブケーブルでは、布設ルート数、ルート長、ルート形
態などの変更が頻繁に必要となる。このため、固定的な
分岐点において接続変更への対応が必要となっていた。
ューブケーブルを使用した場合にも、幹線部分はルート
変更や引替えが少ないものの、固定的な分岐点で幹線部
分から分岐し加入者等の端末に向かう枝線としてのチュ
ーブケーブルでは、布設ルート数、ルート長、ルート形
態などの変更が頻繁に必要となる。このため、固定的な
分岐点において接続変更への対応が必要となっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光心線の接
続なしに光心線の配線を実現し、かつ、ケーブルの布設
先変更などの配線ルートの変更等に対応することができ
る光心線の気流配線方法および気流配線システムを提供
することを目的とするものである。
続なしに光心線の配線を実現し、かつ、ケーブルの布設
先変更などの配線ルートの変更等に対応することができ
る光心線の気流配線方法および気流配線システムを提供
することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、一連長の光心線を気流にのせてチューブケー
ブル内を送通する光心線の気流配線方法において、少な
くとも1つのチューブ接続部が中間部に設けられた一連
のチューブケーブルを用い、第1および第2の地点間を
前記一連のチューブケーブルで接続し、前記光心線を前
記一連のチューブケーブルに送通し、前記チューブ接続
部のうち特定のチューブ接続部で接続を開き、さらに所
定長分の前記光心線を前記一連のチューブケーブルの一
端から送通し、前記光心線を前記特定のチューブ接続部
にて外に押し出して収納することを特徴とするものであ
る。
おいては、一連長の光心線を気流にのせてチューブケー
ブル内を送通する光心線の気流配線方法において、少な
くとも1つのチューブ接続部が中間部に設けられた一連
のチューブケーブルを用い、第1および第2の地点間を
前記一連のチューブケーブルで接続し、前記光心線を前
記一連のチューブケーブルに送通し、前記チューブ接続
部のうち特定のチューブ接続部で接続を開き、さらに所
定長分の前記光心線を前記一連のチューブケーブルの一
端から送通し、前記光心線を前記特定のチューブ接続部
にて外に押し出して収納することを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項2に記載の発明においては、一連長
の光心線を気流にのせてチューブケーブル内を送通する
光心線の気流配線方法において、第1および第2の一連
のチューブケーブルを用い、前記第1または第2の一連
のチューブケーブルの少なくとも一方の中間部に少なく
とも1つのチューブ接続部を設け、光心線送り込み部か
ら第1の地点までを第1の一連のチューブケーブルで、
第2の地点までを第2の一連のチューブケーブルで接続
し、前記光心線の一端部を前記第1の一連のチューブケ
ーブルに、前記光心線の他端部を前記第2の一連のチュ
ーブケーブルに送通し、前記チューブ接続部のうち特定
のチューブ接続部で接続を開き、さらに所定長分の前記
光心線を前記光心線送り込み部から前記特定のチューブ
接続部の方向に送通し、前記光心線を前記特定のチュー
ブ接続部にて外に押し出して収納することを特徴とする
ものである。
の光心線を気流にのせてチューブケーブル内を送通する
光心線の気流配線方法において、第1および第2の一連
のチューブケーブルを用い、前記第1または第2の一連
のチューブケーブルの少なくとも一方の中間部に少なく
とも1つのチューブ接続部を設け、光心線送り込み部か
ら第1の地点までを第1の一連のチューブケーブルで、
第2の地点までを第2の一連のチューブケーブルで接続
し、前記光心線の一端部を前記第1の一連のチューブケ
ーブルに、前記光心線の他端部を前記第2の一連のチュ
ーブケーブルに送通し、前記チューブ接続部のうち特定
のチューブ接続部で接続を開き、さらに所定長分の前記
光心線を前記光心線送り込み部から前記特定のチューブ
接続部の方向に送通し、前記光心線を前記特定のチュー
ブ接続部にて外に押し出して収納することを特徴とする
ものである。
【0015】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の光心線の気流配線方法において、前
記特定のチューブ接続部を複数箇所に設け、前記特定の
チューブ接続部のうち送通開始側から遠端側にあるもの
から順に、前記光心線を外に押し出して収納することを
特徴とするものである。
1または2に記載の光心線の気流配線方法において、前
記特定のチューブ接続部を複数箇所に設け、前記特定の
チューブ接続部のうち送通開始側から遠端側にあるもの
から順に、前記光心線を外に押し出して収納することを
特徴とするものである。
【0016】請求項4に記載の発明においては、請求項
1ないし3のいずれか1項に記載の光心線の気流配線方
法において、前記特定のチューブ接続部にて、前記光心
線を切断し、切断された前記光心線の一方を、異なる光
心線に接続することを特徴とするものである。
1ないし3のいずれか1項に記載の光心線の気流配線方
法において、前記特定のチューブ接続部にて、前記光心
線を切断し、切断された前記光心線の一方を、異なる光
心線に接続することを特徴とするものである。
【0017】請求項5に記載の発明においては、一連長
の光心線を気流にのせてチューブケーブル内を送通させ
ることにより第1および第2の地点間に光心線が配線さ
れた光心線の気流配線システムにおいて、前記第1の地
点と中間地点が第1の一連のチューブケーブルで、前記
第2の地点から前記中間地点までが第2の一連のチュー
ブケーブルで接続され、前記光心線が前記第1および第
2の一連のチューブケーブルに送通されており、かつ、
前記中間点で所定長分の前記光心線が外に引き出されて
収納されていることを特徴とするものである。
の光心線を気流にのせてチューブケーブル内を送通させ
ることにより第1および第2の地点間に光心線が配線さ
れた光心線の気流配線システムにおいて、前記第1の地
点と中間地点が第1の一連のチューブケーブルで、前記
第2の地点から前記中間地点までが第2の一連のチュー
ブケーブルで接続され、前記光心線が前記第1および第
2の一連のチューブケーブルに送通されており、かつ、
前記中間点で所定長分の前記光心線が外に引き出されて
収納されていることを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の気流配線システ
ムの第1の実施の形態の説明図であり、図1(A)は光
心線の余長確保時の状態の説明図であり、図1(B)は
光心線の再接続時の状態の説明図である。図中、図6,
図7と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略す
る。7は新たなフロアチューブケーブル、8は新たな光
心線、9は光ファイバ接続部である。この実施の形態
は、図6を参照して説明したビル内気流配線システムを
前提としたものである。幹線系の集合型チューブケーブ
ル51自体のの図示を省略し、この中の1本の幹線系チ
ューブケーブル2のみを図示する。
ムの第1の実施の形態の説明図であり、図1(A)は光
心線の余長確保時の状態の説明図であり、図1(B)は
光心線の再接続時の状態の説明図である。図中、図6,
図7と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略す
る。7は新たなフロアチューブケーブル、8は新たな光
心線、9は光ファイバ接続部である。この実施の形態
は、図6を参照して説明したビル内気流配線システムを
前提としたものである。幹線系の集合型チューブケーブ
ル51自体のの図示を省略し、この中の1本の幹線系チ
ューブケーブル2のみを図示する。
【0019】図1(A)に示すように、気流配線システ
ムの中間に位置する各フロアの配線盤1において、集合
型チューブケーブル51から分岐された1本の幹線系チ
ューブケーブル2とジャンパチューブケーブル3とを接
続するチューブコネクタ4が外され、所定長分の光心線
5がチューブの外側に押し出され露出した状態で収納さ
れている。
ムの中間に位置する各フロアの配線盤1において、集合
型チューブケーブル51から分岐された1本の幹線系チ
ューブケーブル2とジャンパチューブケーブル3とを接
続するチューブコネクタ4が外され、所定長分の光心線
5がチューブの外側に押し出され露出した状態で収納さ
れている。
【0020】幹線系チューブケーブル2は、1階の機械
室に設置された図6の主配線盤53と配線盤1とを接続
する一連のチューブケーブルであり、ジャンパチューブ
ケーブル3およびフロアチューブケーブル6は、各階の
フロアに置かれた図6の光端末器52と配線盤5とを接
続する一連のチューブケーブルである。光心線5が前記
2つの一連のチューブケーブル中を送通されて、図6の
主配線盤53と図6の光端末器52とを接続している。
室に設置された図6の主配線盤53と配線盤1とを接続
する一連のチューブケーブルであり、ジャンパチューブ
ケーブル3およびフロアチューブケーブル6は、各階の
フロアに置かれた図6の光端末器52と配線盤5とを接
続する一連のチューブケーブルである。光心線5が前記
2つの一連のチューブケーブル中を送通されて、図6の
主配線盤53と図6の光端末器52とを接続している。
【0021】配線盤1から先のフロアチューブケーブル
6の布設先変更などがあった場合、例えば、フロアの模
様替えなどのため、図6の光端末器52を異なる場所に
移すことになった場合、まず新しい設置場所と配線盤1
の間に新たなフロアチューブケーブル7を布設し、これ
をチューブコネクタ4で配線盤1に取り付ける。新たな
光心線8をこの新たなフロアチューブケーブル7中に送
通布設する。続いて光端末器52を移設する。
6の布設先変更などがあった場合、例えば、フロアの模
様替えなどのため、図6の光端末器52を異なる場所に
移すことになった場合、まず新しい設置場所と配線盤1
の間に新たなフロアチューブケーブル7を布設し、これ
をチューブコネクタ4で配線盤1に取り付ける。新たな
光心線8をこの新たなフロアチューブケーブル7中に送
通布設する。続いて光端末器52を移設する。
【0022】図1(B)に示すように、あらかじめ配線
盤1内に残してあった光心線5の余長部、すなわち、チ
ューブの外側に押し出され露出した状態の光心線5を切
断し、幹線系チューブケーブル2の側の光心線5の端部
と新たな光心線8の端部とが光ファイバ接続部9で接続
され、光ケーブルルートの移設が完了する。光ファイバ
接続部9では、融着接続やメカニカルスプライス、コネ
クタ接続などの方法で光ファイバ同士を接続するが、具
体例としては、スリーエム社の商品名「ファイバロッ
ク」と呼ばれる接続器を用いることができる。このよう
にして、フロアチューブケーブル6の布設ルートを変更
する場合に、光心線5を切断し、新たな光心線8と接続
し直して対応することができる。したがって、チューブ
の外側に押し出されて収納されている光心線5の長さ
は、将来の切断,接続に必要な長さにしておくことが望
ましい。
盤1内に残してあった光心線5の余長部、すなわち、チ
ューブの外側に押し出され露出した状態の光心線5を切
断し、幹線系チューブケーブル2の側の光心線5の端部
と新たな光心線8の端部とが光ファイバ接続部9で接続
され、光ケーブルルートの移設が完了する。光ファイバ
接続部9では、融着接続やメカニカルスプライス、コネ
クタ接続などの方法で光ファイバ同士を接続するが、具
体例としては、スリーエム社の商品名「ファイバロッ
ク」と呼ばれる接続器を用いることができる。このよう
にして、フロアチューブケーブル6の布設ルートを変更
する場合に、光心線5を切断し、新たな光心線8と接続
し直して対応することができる。したがって、チューブ
の外側に押し出されて収納されている光心線5の長さ
は、将来の切断,接続に必要な長さにしておくことが望
ましい。
【0023】上述した説明では、図6に示したチューブ
ケーブルの接続状態を前提にしたが、チューブコネクタ
4を幹線系チューブケーブル2とフロアチューブケーブ
ル6のいずれか一方のみに設けてもよく、この場合は、
ジャンパチューブ3を使用せずに、切断された幹線系チ
ューブケーブル2の主配線盤側の端部とフロアチューブ
ケーブル6の端部とを直接に接続してもよく、この場合
も、チューブコネクタ4が外され、所定長分の光心線5
がチューブの外側に押し出され露出した状態で収納され
る。
ケーブルの接続状態を前提にしたが、チューブコネクタ
4を幹線系チューブケーブル2とフロアチューブケーブ
ル6のいずれか一方のみに設けてもよく、この場合は、
ジャンパチューブ3を使用せずに、切断された幹線系チ
ューブケーブル2の主配線盤側の端部とフロアチューブ
ケーブル6の端部とを直接に接続してもよく、この場合
も、チューブコネクタ4が外され、所定長分の光心線5
がチューブの外側に押し出され露出した状態で収納され
る。
【0024】あるいは、各フロアの配線盤1において、
全ての幹線系チューブケーブル2を切断し、切断されて
できる上下の全ての端部にチューブコネクタ4を取り付
け、フロアチューブケーブル6の端部に接続されない複
数の幹線系チューブケーブル2は、それぞれ再びジャン
パチューブ3で接続し直してもよい。
全ての幹線系チューブケーブル2を切断し、切断されて
できる上下の全ての端部にチューブコネクタ4を取り付
け、フロアチューブケーブル6の端部に接続されない複
数の幹線系チューブケーブル2は、それぞれ再びジャン
パチューブ3で接続し直してもよい。
【0025】図2,図3は、本発明の光心線の気流配線
方法の実施の形態を説明する説明図であり、図2は、そ
の第1の工程、図2は第2の工程を説明する説明図であ
る。図中、図6,図7,図1と同様な部分には同じ符号
を用いて説明を省略する。11は圧送ヘッド、12はチ
ューブ、13は圧縮空気、14はサプライボビンであ
る。図2に示すように、幹線系チューブケーブル2、ジ
ャンパチューブケーブル3、フロアチューブケーブル6
が、配線盤1において、チューブコネクタ4を介して接
続され、一連のチューブとなっている。
方法の実施の形態を説明する説明図であり、図2は、そ
の第1の工程、図2は第2の工程を説明する説明図であ
る。図中、図6,図7,図1と同様な部分には同じ符号
を用いて説明を省略する。11は圧送ヘッド、12はチ
ューブ、13は圧縮空気、14はサプライボビンであ
る。図2に示すように、幹線系チューブケーブル2、ジ
ャンパチューブケーブル3、フロアチューブケーブル6
が、配線盤1において、チューブコネクタ4を介して接
続され、一連のチューブとなっている。
【0026】幹線系チューブケーブル2の機械室側の端
部に送通装置の圧送ヘッド11を取り付ける。圧送ヘッ
ド11には、チューブ12を通して圧縮空気13が供給
されるとともに、圧送ヘッド11内の送り込み駆動ロー
ラにより、サプライボビン14から1連長の光心線5が
繰り込まれ、光心線5は圧縮空気13の流れによって幹
線系チューブケーブル2内を送通される。光心線5は、
ジャンパチューブケーブル3を通過し、フロアチューブ
ケーブル6の光端末器側まで送通されて、初期光配線が
行なわれる。
部に送通装置の圧送ヘッド11を取り付ける。圧送ヘッ
ド11には、チューブ12を通して圧縮空気13が供給
されるとともに、圧送ヘッド11内の送り込み駆動ロー
ラにより、サプライボビン14から1連長の光心線5が
繰り込まれ、光心線5は圧縮空気13の流れによって幹
線系チューブケーブル2内を送通される。光心線5は、
ジャンパチューブケーブル3を通過し、フロアチューブ
ケーブル6の光端末器側まで送通されて、初期光配線が
行なわれる。
【0027】図3に示すように、各フロアの配線盤1に
おいて、幹線系チューブケーブル2とジャンパチューブ
ケーブル3を接続していたチューブコネクタ4を外し
て、チューブルートを開き、さらに、送通装置の圧送ヘ
ッド11から、所定長の光心線5を送り込むと、光心線
5は、このチューブコネクタ4から押し出されることに
なり、これを束状に巻いて配線盤1内に収容すると、上
述した図1(A)の状態が実現される。
おいて、幹線系チューブケーブル2とジャンパチューブ
ケーブル3を接続していたチューブコネクタ4を外し
て、チューブルートを開き、さらに、送通装置の圧送ヘ
ッド11から、所定長の光心線5を送り込むと、光心線
5は、このチューブコネクタ4から押し出されることに
なり、これを束状に巻いて配線盤1内に収容すると、上
述した図1(A)の状態が実現される。
【0028】なお、図2において、フロアチューブケー
ブル6の光端末器側に所定長の余分の光心線5を送通し
ておき、次に、送通装置をフロアチューブケーブル6の
光端末器側に接続し、チューブコネクタ4を外して、光
心線5を外されたチューブコネクタ4から押し出すこと
もできる。
ブル6の光端末器側に所定長の余分の光心線5を送通し
ておき、次に、送通装置をフロアチューブケーブル6の
光端末器側に接続し、チューブコネクタ4を外して、光
心線5を外されたチューブコネクタ4から押し出すこと
もできる。
【0029】図4は、本発明の気流配線システムの第2
の実施の形態を説明する説明図である。図中、21は架
空配線ケーブル、22は架空接続函、23は成端函、2
4はジョイントボックス、25はアウトレット、26は
引落しチューブケーブル、27は第1の屋内チューブケ
ーブル、28は第2の屋内チューブケーブル、29は光
心線、30は固定具、31は中間固定具である。架空接
続函22は、模式的に内部構造が示されている。
の実施の形態を説明する説明図である。図中、21は架
空配線ケーブル、22は架空接続函、23は成端函、2
4はジョイントボックス、25はアウトレット、26は
引落しチューブケーブル、27は第1の屋内チューブケ
ーブル、28は第2の屋内チューブケーブル、29は光
心線、30は固定具、31は中間固定具である。架空接
続函22は、模式的に内部構造が示されている。
【0030】この実施の形態は、架空幹線系から家屋へ
の光配線の導入の例を示したものである。気流配線方法
により配線する区間は、通信設備センタすなわち本線側
の架空引落し函22から家屋外壁の成端函23、家屋内
のジョイントボックス24、アウトレット25に至るル
ートである。家屋外壁の成端函23、家屋内のジョイン
トボックス24は、固定的な分岐点となる。
の光配線の導入の例を示したものである。気流配線方法
により配線する区間は、通信設備センタすなわち本線側
の架空引落し函22から家屋外壁の成端函23、家屋内
のジョイントボックス24、アウトレット25に至るル
ートである。家屋外壁の成端函23、家屋内のジョイン
トボックス24は、固定的な分岐点となる。
【0031】架空引落し函22から家屋外壁の成端函2
3までは、引落しチューブケーブル26で、家屋外壁の
成端函23から家屋内のジョイントボックス24まで
は、第1の屋内チューブケーブル27で、ジョイントボ
ックス24からアウトレット25までは、第2の屋内チ
ューブケーブル28で接続する。それぞれの区間長は、
例えば、40m、12m、4mである。引落しチューブ
ケーブル26は、固定具30で電柱に引き留められ、中
間固定具31で架空配線ケーブル21に引き留められ、
固定具30で家屋に引き留められる。ジョイントボック
ス24内において、第1の屋内チューブケーブル27と
第2の屋内チューブケーブル28とが、チューブコネク
タ4で接続されている。
3までは、引落しチューブケーブル26で、家屋外壁の
成端函23から家屋内のジョイントボックス24まで
は、第1の屋内チューブケーブル27で、ジョイントボ
ックス24からアウトレット25までは、第2の屋内チ
ューブケーブル28で接続する。それぞれの区間長は、
例えば、40m、12m、4mである。引落しチューブ
ケーブル26は、固定具30で電柱に引き留められ、中
間固定具31で架空配線ケーブル21に引き留められ、
固定具30で家屋に引き留められる。ジョイントボック
ス24内において、第1の屋内チューブケーブル27と
第2の屋内チューブケーブル28とが、チューブコネク
タ4で接続されている。
【0032】光心線の気流による布設は、地上作業が好
ましいことから、家屋外壁の成端函23からまず架空引
落し函22に向けて光心線5の送通を行なった後、屋内
配線に必要な長さに予備長を加えた長さ分の長さを繰り
出して切断し、切断された光心線5の下口を取り出し
て、これを成端函23から端末側のアウトレット25に
向けて送通を行ない、一連長の光心線5を振り分ける。
この端末側への布設においては、光心線5がアウトレッ
ト25に至った後、成端函23で所定長の光心線5が残
るまで送通を続ける。
ましいことから、家屋外壁の成端函23からまず架空引
落し函22に向けて光心線5の送通を行なった後、屋内
配線に必要な長さに予備長を加えた長さ分の長さを繰り
出して切断し、切断された光心線5の下口を取り出し
て、これを成端函23から端末側のアウトレット25に
向けて送通を行ない、一連長の光心線5を振り分ける。
この端末側への布設においては、光心線5がアウトレッ
ト25に至った後、成端函23で所定長の光心線5が残
るまで送通を続ける。
【0033】この後、ジョイントボックス24内のチュ
ーブコネクタ4をはずし、さらに所定長の半分の光心線
5をジョイントボックス24に送り込み、ジョイントボ
ックス24およびに成端函23に、それぞれ所定長の半
分の光心線5の余長を残す構成とする。アウトレット2
5から突出した不要な光心線5は切断して廃棄する。架
空引落し函22においては、架空配線ケーブル21中を
通っている光心線29を切断し、この本線側の端部と引
落しチューブケーブル26内を送通されてきた光心線5
の端部とを光ファイバ接続部9で接続する。
ーブコネクタ4をはずし、さらに所定長の半分の光心線
5をジョイントボックス24に送り込み、ジョイントボ
ックス24およびに成端函23に、それぞれ所定長の半
分の光心線5の余長を残す構成とする。アウトレット2
5から突出した不要な光心線5は切断して廃棄する。架
空引落し函22においては、架空配線ケーブル21中を
通っている光心線29を切断し、この本線側の端部と引
落しチューブケーブル26内を送通されてきた光心線5
の端部とを光ファイバ接続部9で接続する。
【0034】この結果、屋内の配線替えの際に、成端函
23およびまたはジョイントボックス24で光心線5を
切断して別の光心線と接続することができ、屋内の配線
変更に容易に対応できる気流配線システムとなる。
23およびまたはジョイントボックス24で光心線5を
切断して別の光心線と接続することができ、屋内の配線
変更に容易に対応できる気流配線システムとなる。
【0035】また、屋外においても、引落しチューブケ
ーブル26のルート中の建造物の変化等により配線ルー
トの屋外部を変更する必要が生じた場合にも、本線側か
ら別ルートで成端函23まで新たな引落しチューブケー
ブルを布設すれば、成端函23において、押し出された
光心線5により余長が設けられているから、新たな引落
しチューブケーブル中を送通された新たな光心線と余長
部の光心線5同士を接続することにより、対応すること
ができる。なお、引き落とされる新たな光心線は、光心
線5と同様なものとして気送式で布設されるものに限ら
れず、従来の単なる光屋外線でもよい。
ーブル26のルート中の建造物の変化等により配線ルー
トの屋外部を変更する必要が生じた場合にも、本線側か
ら別ルートで成端函23まで新たな引落しチューブケー
ブルを布設すれば、成端函23において、押し出された
光心線5により余長が設けられているから、新たな引落
しチューブケーブル中を送通された新たな光心線と余長
部の光心線5同士を接続することにより、対応すること
ができる。なお、引き落とされる新たな光心線は、光心
線5と同様なものとして気送式で布設されるものに限ら
れず、従来の単なる光屋外線でもよい。
【0036】図5は、本発明の気流配線システムの第3
の実施の形態を説明する説明図である。図中、図6,図
7,図4と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略
する。41は集合型架空配線チューブケーブル、42は
架空配線チューブケーブル、43は引落し光心線、44
は支持線部である。この実施の形態は、架空配線用にチ
ューブケーブルを用いるものであって、本線側から架空
配線チューブケーブル42に光心線5を送通する例であ
る。
の実施の形態を説明する説明図である。図中、図6,図
7,図4と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略
する。41は集合型架空配線チューブケーブル、42は
架空配線チューブケーブル、43は引落し光心線、44
は支持線部である。この実施の形態は、架空配線用にチ
ューブケーブルを用いるものであって、本線側から架空
配線チューブケーブル42に光心線5を送通する例であ
る。
【0037】図示の例は、架空配線用に集合型架空配線
チューブケーブル41を使用し、その中に収容された複
数本の架空配線チューブケーブル42内に予備心として
の光心線5を気流配線方法で布設するものである。な
お、架空配線チューブケーブル42は1本のみを図示し
て図面を簡略化している。もちろん、1本の架空配線チ
ューブケーブル42を単独で懸架してもよい。いずれの
場合でも、支持線部44を有する自己支持型にすること
が望ましい。
チューブケーブル41を使用し、その中に収容された複
数本の架空配線チューブケーブル42内に予備心として
の光心線5を気流配線方法で布設するものである。な
お、架空配線チューブケーブル42は1本のみを図示し
て図面を簡略化している。もちろん、1本の架空配線チ
ューブケーブル42を単独で懸架してもよい。いずれの
場合でも、支持線部44を有する自己支持型にすること
が望ましい。
【0038】このように架空配線チューブケーブル42
に光心線5を送通する場合には、中間分岐による引落し
が必要になった時点で、引落しをする固定的な分岐点で
ある架空引落し函22において、架空配線チューブケー
ブル42を切断するか、あらかじめ切断して設置されて
いたチューブコネクタ4を外して、本線側から送通装置
によって光心線5を送通することが考えられる。しか
し、送通装置の搬送や設置には、多量の作業と機材を必
要とするため、引落しの需要が生じる度に、何度も気流
送通を繰り返すことは望ましくない。そのため、あらか
じめ、引落し点がどの架空引落し函22の位置となるか
が定かでない場合、従来であれば光心線5の布設を見合
わせるしかなかった。
に光心線5を送通する場合には、中間分岐による引落し
が必要になった時点で、引落しをする固定的な分岐点で
ある架空引落し函22において、架空配線チューブケー
ブル42を切断するか、あらかじめ切断して設置されて
いたチューブコネクタ4を外して、本線側から送通装置
によって光心線5を送通することが考えられる。しか
し、送通装置の搬送や設置には、多量の作業と機材を必
要とするため、引落しの需要が生じる度に、何度も気流
送通を繰り返すことは望ましくない。そのため、あらか
じめ、引落し点がどの架空引落し函22の位置となるか
が定かでない場合、従来であれば光心線5の布設を見合
わせるしかなかった。
【0039】この実施の形態によれば、各架空引落し函
22において、あらかじめ、本線側の架空配線チューブ
ケーブル42と末端側の架空配線チューブケーブル42
とをチューブコネクタ4で接続する。一連長の1本の光
心線5を、本線側から引落し需要が予想される最も遠端
の位置まで送通して導入する。この間の複数の架空引落
し函22にて、遠端側の1つの架空引落し函22のチュ
ーブコネクタ4を外し、外された開口部から、光心線5
を外部に送り出し、束ねておくことにより架空引落し函
22の中に余長部を設ける。
22において、あらかじめ、本線側の架空配線チューブ
ケーブル42と末端側の架空配線チューブケーブル42
とをチューブコネクタ4で接続する。一連長の1本の光
心線5を、本線側から引落し需要が予想される最も遠端
の位置まで送通して導入する。この間の複数の架空引落
し函22にて、遠端側の1つの架空引落し函22のチュ
ーブコネクタ4を外し、外された開口部から、光心線5
を外部に送り出し、束ねておくことにより架空引落し函
22の中に余長部を設ける。
【0040】次に、順次本線側の架空引落し函22にお
いて、同様にしてチューブコネクタ4を外して光心線5
を外部に送り出し、架空引落し函22の中に余長部を設
ける。遠端から通信設備センタまでの全ての架空引落し
函22内に光心線5の余長部が保持された状態となる。
なお、集合型架空配線チューブケーブル41の中には、
複数本の架空配線チューブケーブル42が収容される
が、各架空配線チューブケーブル42ごとに、チューブ
コネクタ4を設ける架空引落し函22を変えて、余長部
を設ける架空引落し函22を異ならせてもよい。
いて、同様にしてチューブコネクタ4を外して光心線5
を外部に送り出し、架空引落し函22の中に余長部を設
ける。遠端から通信設備センタまでの全ての架空引落し
函22内に光心線5の余長部が保持された状態となる。
なお、集合型架空配線チューブケーブル41の中には、
複数本の架空配線チューブケーブル42が収容される
が、各架空配線チューブケーブル42ごとに、チューブ
コネクタ4を設ける架空引落し函22を変えて、余長部
を設ける架空引落し函22を異ならせてもよい。
【0041】光心線需要が生じた際には、新たに架空配
線チューブケーブル42への光心線5の布設が不要であ
る。引落しをする架空引落し函22にあらかじめ設けら
れた光心線5の余長部を切断し、その本線側を引落し光
心線43と光ファイバ接続部9で接続して中間分岐によ
る引落し布設が完了する。
線チューブケーブル42への光心線5の布設が不要であ
る。引落しをする架空引落し函22にあらかじめ設けら
れた光心線5の余長部を切断し、その本線側を引落し光
心線43と光ファイバ接続部9で接続して中間分岐によ
る引落し布設が完了する。
【0042】架空配線ケーブルとして、従来より、例え
ば、光ケーブルコアにSZ撚に刻まれた溝にテープ状光
ファイバ心線や光単心線を収容して外被が被覆された自
己支持型光ケーブルがある。このような自己支持型光ケ
ーブルでは、中間部で外被を除いて必要なテープ状光フ
ァイバ心線等を取り出すが、この場合と比較して、上述
した本発明の実施の形態では、光心線に十分な余長を簡
単な作業で確保することができる。
ば、光ケーブルコアにSZ撚に刻まれた溝にテープ状光
ファイバ心線や光単心線を収容して外被が被覆された自
己支持型光ケーブルがある。このような自己支持型光ケ
ーブルでは、中間部で外被を除いて必要なテープ状光フ
ァイバ心線等を取り出すが、この場合と比較して、上述
した本発明の実施の形態では、光心線に十分な余長を簡
単な作業で確保することができる。
【0043】
【実施例】図6を参照して説明した第1の実施の形態の
具体例を説明する。集合型チューブケーブル51とし
て、内径4.5mm、外径6mmの7本の幹線系チュー
ブケーブル2を1−6配列したものを使用し、1階から
7階までの幹線系として高さ35mにわたって布設し
た。配線盤1から光端末器52までを10〜40mの塩
化ビニル被覆されたフロアチューブケーブル6で接続し
た。光心線5として、外径250μmの光ファイバ心線
が紫外線硬化型樹脂により一体化された2心のテープ心
線64に発泡ポリエチレンの被覆65が施されたものを
使用した。全フロアの配線盤1の位置で幹線系チューブ
ケーブル2とジャンパチューブケーブル3のチューブコ
ネクタ4をはずし、光心線5を50cmを送り込んで直
径10cmφの束状に巻いて配線盤1内に収容した。
具体例を説明する。集合型チューブケーブル51とし
て、内径4.5mm、外径6mmの7本の幹線系チュー
ブケーブル2を1−6配列したものを使用し、1階から
7階までの幹線系として高さ35mにわたって布設し
た。配線盤1から光端末器52までを10〜40mの塩
化ビニル被覆されたフロアチューブケーブル6で接続し
た。光心線5として、外径250μmの光ファイバ心線
が紫外線硬化型樹脂により一体化された2心のテープ心
線64に発泡ポリエチレンの被覆65が施されたものを
使用した。全フロアの配線盤1の位置で幹線系チューブ
ケーブル2とジャンパチューブケーブル3のチューブコ
ネクタ4をはずし、光心線5を50cmを送り込んで直
径10cmφの束状に巻いて配線盤1内に収容した。
【0044】図4を参照して説明した第2の実施の形態
においては、光心線5がアウトレット25に至った後、
成端函23で0.8m長の光心線5を残し、ジョイント
ボックス24内のチューブコネクタ4を外して、さらに
0.4mの光心線5を送り込み、成端函23およびジョ
イントボックス24内に、それぞれ0.4mの余長を残
す構成とした。
においては、光心線5がアウトレット25に至った後、
成端函23で0.8m長の光心線5を残し、ジョイント
ボックス24内のチューブコネクタ4を外して、さらに
0.4mの光心線5を送り込み、成端函23およびジョ
イントボックス24内に、それぞれ0.4mの余長を残
す構成とした。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、第1および第2の地点間を一
連のチューブケーブルで接続して光心線を送通し、特定
のチューブ接続部で接続を開き、さらに所定長分の光心
線を一端から送通し、光心線を特定のチューブ接続部に
て外に押し出して収納することから、従来の光心線の気
流送通方法の利点がそのまま残り、布設の初期状態にお
いて、作業コスト,物品コストの高い光心線の接続作業
を除くことができ、かつ、接続部の伝送損失といった好
ましくない特性を持たせずに配線できるという効果があ
る。
1に記載の発明によれば、第1および第2の地点間を一
連のチューブケーブルで接続して光心線を送通し、特定
のチューブ接続部で接続を開き、さらに所定長分の光心
線を一端から送通し、光心線を特定のチューブ接続部に
て外に押し出して収納することから、従来の光心線の気
流送通方法の利点がそのまま残り、布設の初期状態にお
いて、作業コスト,物品コストの高い光心線の接続作業
を除くことができ、かつ、接続部の伝送損失といった好
ましくない特性を持たせずに配線できるという効果があ
る。
【0046】しかも、特定のチューブ接続部において、
光心線が外に押し出されて収納されるから、切断,接続
などに必要な長さの光心線を収納しておくことができ、
将来、配線ルートの一部で生じるルート変更などに対し
て容易に対応できるという効果がある。特に、末端側の
配線ルートに移設,追加布設等のルート変更の可能性が
高い配線ルートがある場合に好適である。このため、ビ
ル内の配線や架空配線、引落し系、宅内配線など固定分
岐点を介してビル内のバックボーン系や宅内の壁内配線
等の固定的配線部分とフロア系や露出配線部分など端末
に近い部分を含む配線を構築する際に有用である。
光心線が外に押し出されて収納されるから、切断,接続
などに必要な長さの光心線を収納しておくことができ、
将来、配線ルートの一部で生じるルート変更などに対し
て容易に対応できるという効果がある。特に、末端側の
配線ルートに移設,追加布設等のルート変更の可能性が
高い配線ルートがある場合に好適である。このため、ビ
ル内の配線や架空配線、引落し系、宅内配線など固定分
岐点を介してビル内のバックボーン系や宅内の壁内配線
等の固定的配線部分とフロア系や露出配線部分など端末
に近い部分を含む配線を構築する際に有用である。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、光心線送
り込み部から第1の地点までを第1の一連のチューブケ
ーブルで、第2の地点までを第2の一連のチューブケー
ブルで接続し、光心線の一端部を第1の一連のチューブ
ケーブルに、光心線の他端部を第2の一連のチューブケ
ーブルに送通し、特定のチューブ接続部で接続を開き、
さらに所定長分の光心線を光心線送り込み部から特定の
チューブ接続部の方向に送通し、光心線を特定のチュー
ブ接続部にて外に押し出して収納することから、請求項
1に記載の発明と同様の効果を奏する。加えて、光心線
送り込み部から第1および第2の地点の両側に光心線を
布設することができ、光心線送り込み部の位置を任意に
定めることができ、その結果、光心線送り込み装置の設
置が容易な場所に光心線送り込み部を定めることができ
る。
り込み部から第1の地点までを第1の一連のチューブケ
ーブルで、第2の地点までを第2の一連のチューブケー
ブルで接続し、光心線の一端部を第1の一連のチューブ
ケーブルに、光心線の他端部を第2の一連のチューブケ
ーブルに送通し、特定のチューブ接続部で接続を開き、
さらに所定長分の光心線を光心線送り込み部から特定の
チューブ接続部の方向に送通し、光心線を特定のチュー
ブ接続部にて外に押し出して収納することから、請求項
1に記載の発明と同様の効果を奏する。加えて、光心線
送り込み部から第1および第2の地点の両側に光心線を
布設することができ、光心線送り込み部の位置を任意に
定めることができ、その結果、光心線送り込み装置の設
置が容易な場所に光心線送り込み部を定めることができ
る。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、特定のチ
ューブ接続部を複数箇所に設け、特定のチューブ接続部
のうち送通開始側から遠端側にあるものから順に、光心
線を外に押し出して収納することから、複数のチューブ
接続部において、順次光心線が外に押し出されて収納さ
れるという効果がある。
ューブ接続部を複数箇所に設け、特定のチューブ接続部
のうち送通開始側から遠端側にあるものから順に、光心
線を外に押し出して収納することから、複数のチューブ
接続部において、順次光心線が外に押し出されて収納さ
れるという効果がある。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、特定のチ
ューブ接続部にて、光心線を切断し、切断された光心線
の一方を、異なる光心線に接続することから、ルート変
更等に対応して、容易に光心線の分岐や切換などができ
るという効果がある。
ューブ接続部にて、光心線を切断し、切断された光心線
の一方を、異なる光心線に接続することから、ルート変
更等に対応して、容易に光心線の分岐や切換などができ
るという効果がある。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、第1の地
点と中間地点が第1の一連のチューブケーブルで、第2
の地点から中間地点までが第2の一連のチューブケーブ
ルで接続され、光心線が第1および第2の一連のチュー
ブケーブルに送通されており、かつ、中間点で所定長分
の光心線が外に引き出されて収納されていることから、
請求項1に記載の発明と同様の効果がある。
点と中間地点が第1の一連のチューブケーブルで、第2
の地点から中間地点までが第2の一連のチューブケーブ
ルで接続され、光心線が第1および第2の一連のチュー
ブケーブルに送通されており、かつ、中間点で所定長分
の光心線が外に引き出されて収納されていることから、
請求項1に記載の発明と同様の効果がある。
【図1】本発明の気流配線システムの第1の実施の形態
の説明図であり、図1(A)は光心線の余長確保時の状
態の説明図であり、図1(B)は光心線の再接続時の状
態の説明図である。
の説明図であり、図1(A)は光心線の余長確保時の状
態の説明図であり、図1(B)は光心線の再接続時の状
態の説明図である。
【図2】本発明の光心線の気流配線方法の実施の形態の
第1の工程を説明する説明図である。
第1の工程を説明する説明図である。
【図3】本発明の光心線の気流配線方法の実施の形態の
第2の工程を説明する説明図である。
第2の工程を説明する説明図である。
【図4】本発明の気流配線システムの第2の実施の形態
を説明する説明図である。
を説明する説明図である。
【図5】本発明の気流配線システムの第3の実施の形態
を説明する説明図である。
を説明する説明図である。
【図6】ビル内における光心線の気流配線システムの概
要説明図であり、図6(A)は配置図、図6(B)は配
線盤の拡大図である。
要説明図であり、図6(A)は配置図、図6(B)は配
線盤の拡大図である。
【図7】気流配線システムに使用するケーブルおよび光
心線の説明図であり、図7(A)は集合型チューブケー
ブル、図7(B)はフロアチューブケーブル、図7
(C)は光心線の断面図である。
心線の説明図であり、図7(A)は集合型チューブケー
ブル、図7(B)はフロアチューブケーブル、図7
(C)は光心線の断面図である。
1…配線盤、2…幹線系チューブケーブル、3…ジャン
パチューブ、4…チューブコネクタ、5…光心線、6…
フロアチューブケーブル、7…新たなフロアチューブケ
ーブル、8…新たな光心線、9…光ファイバ接続部、2
2…架空接続函、23…成端函、24…ジョイントボッ
クス、25…アウトレット、51…集合型チューブケー
ブル、52…光端末器、53…主配線盤。
パチューブ、4…チューブコネクタ、5…光心線、6…
フロアチューブケーブル、7…新たなフロアチューブケ
ーブル、8…新たな光心線、9…光ファイバ接続部、2
2…架空接続函、23…成端函、24…ジョイントボッ
クス、25…アウトレット、51…集合型チューブケー
ブル、52…光端末器、53…主配線盤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保苅 和男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 古川 眞一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 一連長の光心線を気流にのせてチューブ
ケーブル内を送通する光心線の気流配線方法において、
少なくとも1つのチューブ接続部が中間部に設けられた
一連のチューブケーブルを用い、第1および第2の地点
間を前記一連のチューブケーブルで接続し、前記光心線
を前記一連のチューブケーブルに送通し、前記チューブ
接続部のうち特定のチューブ接続部で接続を開き、さら
に所定長分の前記光心線を前記一連のチューブケーブル
の一端から送通し、前記光心線を前記特定のチューブ接
続部にて外に押し出して収納することを特徴とする光心
線の気流配線方法。 - 【請求項2】 一連長の光心線を気流にのせてチューブ
ケーブル内を送通する光心線の気流配線方法において、
第1および第2の一連のチューブケーブルを用い、前記
第1または第2の一連のチューブケーブルの少なくとも
一方の中間部に少なくとも1つのチューブ接続部を設
け、光心線送り込み部から第1の地点までを第1の一連
のチューブケーブルで、第2の地点までを第2の一連の
チューブケーブルで接続し、前記光心線の一端部を前記
第1の一連のチューブケーブルに、前記光心線の他端部
を前記第2の一連のチューブケーブルに送通し、前記チ
ューブ接続部のうち特定のチューブ接続部で接続を開
き、さらに所定長分の前記光心線を前記光心線送り込み
部から前記特定のチューブ接続部の方向に送通し、前記
光心線を前記特定のチューブ接続部にて外に押し出して
収納することを特徴とする光心線の気流配線方法。 - 【請求項3】 前記特定のチューブ接続部を複数箇所に
設け、前記特定のチューブ接続部のうち送通開始側から
遠端側にあるものから順に、前記光心線を外に押し出し
て収納することを特徴とする請求項1または2に記載の
光心線の気流配線方法。 - 【請求項4】 前記特定のチューブ接続部にて、前記光
心線を切断し、切断された前記光心線の一方を、異なる
光心線に接続することを特徴とする請求項1ないし3の
いずれか1項に記載の光心線の気流配線方法。 - 【請求項5】 一連長の光心線を気流にのせてチューブ
ケーブル内を送通させることにより第1および第2の地
点間に光心線が配線された光心線の気流配線システムに
おいて、前記第1の地点と中間地点が第1の一連のチュ
ーブケーブルで、前記第2の地点から前記中間地点まで
が第2の一連のチューブケーブルで接続され、前記光心
線が前記第1および第2の一連のチューブケーブルに送
通されており、かつ、前記中間点で所定長分の前記光心
線が外に引き出されて収納されていることを特徴とする
光心線の気流配線システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7322979A JPH09159892A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 光心線の気流配線方法および気流配線システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7322979A JPH09159892A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 光心線の気流配線方法および気流配線システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09159892A true JPH09159892A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18149793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7322979A Pending JPH09159892A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 光心線の気流配線方法および気流配線システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09159892A (ja) |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP7322979A patent/JPH09159892A/ja active Pending
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