JP3382456B2 - 光パイプケーブルの布設方法および分岐部収納具 - Google Patents

光パイプケーブルの布設方法および分岐部収納具

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JP3382456B2 JP11682496A JP11682496A JP3382456B2 JP 3382456 B2 JP3382456 B2 JP 3382456B2 JP 11682496 A JP11682496 A JP 11682496A JP 11682496 A JP11682496 A JP 11682496A JP 3382456 B2 JP3382456 B2 JP 3382456B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光パイプケーブル
の布設方法および分岐部収納具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばオフィスビルのような建物内に光
ケーブルを布設する技術としては、光ファイバが挿通可
能な複数本のパイプを集束してなる光パイプケーブルを
建物内に先行布設した後、後工程でパイプに圧入した圧
縮空気等の流体によってパイプに光ファイバを圧送して
挿通する布設方法が従来知られている。図6および図7
は、従来の光パイプケーブルの布設方法を示す図であ
る。図において、符号1は建物の床、2は光パイプケー
ブル、3は建物の各階層fにわたって光パイプケーブル
を布設するためのダクトである。光パイプケーブル2を
布設するには、従来、図6に示すように、途中で、各階
層fに設置した光配線盤4を経由するようにしてダクト
3内に光パイプケーブル2を布設する。光配線盤4を経
由する光パイプケーブル2は、図7に示すように、光配
線盤4を貫通して布設される。光配線盤4内では、光パ
イプケーブル2のシースを除去した部分において分岐光
ファイバ5を収納するパイプ7を切断して分岐光ファイ
バ5を引き出し、該階層fに布線された配線用光ファイ
バ6と光接続する。光パイプケーブル2は、光ファイバ
が挿通可能なパイプ7を複数本集束したものであり、後
工程でパイプ7に圧入される圧縮空気によってパイプ7
内に光ファイバが挿通されるようになっている。光配線
盤4内では、光パイプケーブル2内の該分岐光ファイバ
5を収納するパイプ7が切断され、布設後にパイプ7に
空気圧で圧送された分岐光ファイバ5が切断したパイプ
7の先端から引き出され、光パイプケーブル2から分岐
して光配線盤4内に布線されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光パイプケーブルの布設方法の場合、各階層fの光配
線盤4に直接光パイプケーブル2を布設するので、光パ
イプケーブル2に確保する余長が長大になって布設作業
に影響を与えるといった問題があった。また、一台の光
配線盤4に光パイプケーブル2を挿通するには、ダクト
3の2カ所に光パイプケーブル2の引出口(図示せず)
を開口してこれら引出口と光配線盤4との間にわたって
光パイプケーブル2を布設するので、各階層fのケーブ
ル布設工事と光配線盤4の設置工事とを同じ時期に行う
必要があり、しかも一つの階層fに布設する分岐光ファ
イバ5の心数が少ない場合でもこれらの工事の実施が避
けられないため、作業工数の削減が困難であるととも
に、建物の美観を損なう可能性があるといった問題もあ
る。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、ケーブル収納部内に布設した光パイプケーブルか
らケーブル収納部の外に引き出した分岐光ファイバによ
って各配線領域の配線を行うようにしたことにより、任
意の時期にケーブル布設工事が可能となり、優先して使
用する階層から順に分岐して使用することができ、光パ
イプケーブルの布設の作業能率が向上し、しかも、分岐
光ファイバが引き出される分岐部を安定に保護すること
ができる光パイプケーブルの布設方法および分岐部収納
具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の光パイプケーブルの布設方法では、画成された
複数の配線領域にわたって延在するケーブル収納部に、
後工程で光ファイバが挿通されるパイプを複数本集合し
てなる光パイプケーブルを布設し、光パイプケーブルの
各配線領域に対応する位置に形成した分岐部においてパ
イプと連通された分岐パイプをケーブル収納部の外側に
引き出して配線領域に布設した後、パイプに流体を圧送
することにより光ファイバを光パイプケーブルのパイプ
を介して分岐パイプに挿通するにあたって、前記光パイ
プケーブルの分岐部を収納する収納具として、後工程で
光ファイバが挿通されるパイプを複数本集合してなる光
パイプケーブルから前記パイプと連通された分岐パイプ
が引き出される分岐部を収納する本体を具備してなる分
岐部収納具を用い、前記本体が、光パイプケーブルが連
通される対をなすケーブル挿通口と、ケーブル挿通口の
間でパイプと接続される分岐パイプを外部に導出するた
めの分岐パイプ導出口と、パイプや分岐パイプを湾曲支
持してこれらの内部に挿通される分岐光ファイバの湾曲
半径を維持する半径維持部とを有し、前記分岐パイプ
を、前記半径維持部に沿って布設することを前記課題の
解決手段とした。
【0006】請求項2記載の光パイプケーブルの布設方
法によれば、本体が、光パイプケーブルの外側に装着さ
れる主筒と、該主筒の長手方向の中央部から外側に突出
した分岐筒とを有して外観T字状に構成されてなること
前記課題の解決手段とした。
【0007】請求項3記載の光パイプケーブルの布設方
法によれば、分岐パイプを配線領域に設置した光配線盤
内に挿通し、分岐パイプに導かれて光配線盤に到達した
光ファイバを光配線盤内で分岐パイプから引き出して配
線することを前記課題の解決手段とした。
【0008】請求項4記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具では、後工程で光ファイバが挿通されるパイプを
複数本集合してなる光パイプケーブルから前記パイプと
連通された分岐パイプが引き出される分岐部を収納する
本体を具備してなり、前記本体は、光パイプケーブルが
連通される対をなすケーブル挿通口と、ケーブル挿通口
の間でパイプと接続される分岐パイプを外部に導出する
ための分岐パイプ導出口と、パイプや分岐パイプを湾曲
支持してこれらの内部に挿通される分岐光ファイバの湾
曲半径を維持する半径維持部とを有し、本体が、光パイ
プケーブルの外側に装着される主筒と、該主筒の長手方
向の中央部から外側に突出した分岐筒とを有して外観T
字状に構成されてなることを前記課題の解決手段とし
た。
【0009】請求項5記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具では、対をなすケーブル挿通口のいずれの側から
も、分岐パイプと連通されるパイプが光パイプケーブル
から引き出し可能に構成されてなり、対をなすケーブル
挿通口のいずれの側からも、光パイプケーブルのパイプ
から分岐パイプに分岐光ファイバを圧送可能になってい
ることを前記課題の解決手段とした。
【0010】請求項6記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具では、本体が半割構造であり、本体を一体化した
時に光パイプケーブルおよび分岐パイプを有してなる分
岐パイプケーブルを把持固定する把持部品と、本体をク
ランプして一体化状態を保持するクランプ手段とを有す
ることを前記課題の解決手段とした。
【0011】請求項7記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具では、後工程で光ファイバが挿通されるパイプを
複数本集合してなる光パイプケーブルから前記パイプと
連通された分岐パイプが引き出される分岐部を収納する
本体を具備してなり、前記本体は、光パイプケーブルが
連通される対をなすケーブル挿通口と、ケーブル挿通口
の間でパイプと接続される分岐パイプを外部に導出する
ための分岐パイプ導出口と、パイプや分岐パイプを湾曲
支持してこれらの内部に挿通される分岐光ファイバの湾
曲半径を維持する半径維持部とを有し、本体が半割構造
であり、本体を一体化した時に光パイプケーブルおよび
分岐パイプを有してなる分岐パイプケーブルを把持固定
する把持部品と、本体をクランプして一体化状態を保持
するクランプ手段とを有することを前記課題の解決手段
とした。
【0012】以下、各請求項記載の発明の作用を説明す
る。請求項1記載の光パイプケーブルの布設方法によれ
ば、分岐部収納具の本体内に光パイプケーブルの分岐部
を収納するので、光パイプケーブルから引き出した分岐
光ファイバを保護することができる。また、分岐光ファ
イバの湾曲半径を維持する半径維持部を具備する分岐部
収納具を用いるので、分岐部に装着するだけで分岐光フ
ァイバの湾曲半径を維 持することができる。 また、光パ
イプケーブルの分岐部からケーブル収納部の外に引き出
した分岐パイプを配線領域に直接布設するか、あるいは
分岐パイプ内に導入される光ファイバを配線領域に布線
した配線用光ファイバと接続することにより、配線領域
に光線路を構成することができる。こうすることによ
り、光パイプケーブルをケーブル収納部の外側に布設す
ることが不要になり、布設の作業能率が向上する。
【0013】請求項2記載の光パイプケーブルの布設方
法によれば、T字状に構成された分岐部収納具を用いる
ので、省スペース化が容易であり、建物内等の狭隘な場
所でも容易に設置することができる。また、T字状であ
ることから、幹線となる光パイプケーブルや分岐パイプ
ケーブルやこれらから引き出したパイプや分岐パイプを
整理して収納することができるとともに、これらケーブ
ルやパイプは分岐部に直線的に導入されるので、引き回
しによる無駄な曲げが加わることが防止される。
【0014】請求項3記載の光パイプケーブルの布設方
法によれば、パイプから圧送した光ファイバが分岐パイ
プを介して配線領域に設置した光配線盤内に導入され
る。光配線盤内では、導入された光ファイバを分岐パイ
プから引き出すとともに、分岐して配線領域に引き出し
直接布設するか、あるいは配線領域に布線した配線用光
ファイバと接続することにより、配線領域に目的の光線
路を構成することができる。
【0015】請求項4記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、本体内に光パイプケーブルの分岐部を
収納するので、光パイプケーブルから引き出した分岐光
ファイバを保護することができる。また、分岐光ファイ
バの湾曲半径を維持する半径維持部を具備しているの
で、分岐部に装着するだけで分岐光ファイバの湾曲半径
を維持することができる。また、T字状に構成されてい
るので、省スペース化が容易であり、建物内等の狭隘な
場所でも容易に設置することができる。また、T字状で
あることから、幹線となる光パイプケーブルや分岐パイ
プケーブルやこれらから引き出したパイプや分岐パイプ
を整理して収納することができるとともに、これらケー
ブルやパイプは分岐部に直線的に導入されるので、引き
回しによる無駄な曲げが加わることが防止される。
【0016】請求項5記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、対をなすケーブル導入口のいずれの側
からも光パイプケーブルのパイプを介して分岐パイプに
光ファイバを圧送可能になっているので、分岐パイプに
挿通する光ファイバをパイプから圧送する際に、該光フ
ァイバを通過させるケーブル導入口を選択することがで
きる。こうすることにより、光パイプケーブルの布設状
態等に対応して、圧送に有利な位置から光ファイバの圧
送を開始することができる。
【0017】請求項6記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、本体を一体化して分岐部を収納しクラ
ンプ手段でクランプすると同時に、把持部品の間に分岐
パイプケーブルおよび光パイプケーブルを把持固定する
ことができる。したがって、把持部品によってこれらケ
ーブルに作用する引張力等の外力が支持されるので、本
体内に収納した分岐光ファイバ等に外力が作用すること
を防止でき、分岐部全体を安定に保護することができ
る。
【0018】請求項7記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、本体を一体化して分岐部を収納しクラ
ンプ手段でクランプすると同時に、把持部品の間に分岐
パイプケーブルおよび光パイプケーブルを把持固定する
ことができる。したがって、把持部品によってこれらケ
ーブルに作用する引張力等の外力が支持されるので、本
体内に収納した分岐光ファイバ等に外力が作用すること
を防止でき、分岐部全体を安定に保護することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の光パイプケーブルの
布設方法および分岐部収納具の一実施例を、図1から図
5を参照して説明する。まず、光パイプケーブル2の分
岐部収納具10を図1から図3を参照して説明する。な
お、図中図6および図7と同一の構成部分には同一の符
号を付し、その説明を簡略化する。
【0020】分岐部収納具10は、図1および図2に示
すように、分岐光ファイバ5を収納するパイプ7が光パ
イプケーブル2から引き出される分岐部11を、プラス
チック等の軽量の樹脂からなる半割構造の本体12内に
収納するようになっている。本体12は、光パイプケー
ブル2の外側に装着される円筒状の主筒13と、該主筒
13の長手方向中央部から外側に突設された円筒状の分
岐筒14とを有し、外観T字状に構成されている。主筒
13の長手方向両端には、光パイプケーブル2が連通さ
れる一対のケーブル挿通口15、15が開口されてい
る。これらケーブル挿通口15、15には、図2に示す
ように、本体12の一体化時に光パイプケーブル2のシ
ースを把持する把持金物(把持部材)16およびシース
外面に当接してケーブル挿通口15を密閉するパッキン
17が設置される。これら把持金物16およびパッキン
17は、図3に示すように、ケーブル挿通口15、15
に形成された装着溝18、19に嵌込まれ、定位置に支
持されるようになっている。把持金物16は、引っ張り
等の外力に抗して光パイプケーブル2を安定に把持固定
するようになっている。なお、分岐部11は、ケーブル
挿通口15、15間で光パイプケーブル2のシースを除
去した部分であって、この部分に露出するパイプ7の中
から分岐光ファイバ5を収納したパイプ7が引き出され
るようになっている。
【0021】分岐筒14の先端には、図2および図3に
示すように、分岐部11において引き出した分岐光ファ
イバ5を外部に導出するための分岐パイプ導出口20が
開口されている。分岐パイプ導出口20には、各階層f
の光配線盤40から導かれた接続用光パイプケーブル2
1の一端が導入され、ケーブル挿通口15と同様に、装
着溝18、19に嵌込まれた把持金物16およびパッキ
ン17によって、接続用光パイプケーブル21の把持固
定と隙間の密閉とがなされるようになっている。把持金
物16は、接続用光パイプケーブル21の外形に対応し
て選択される。
【0022】分岐パイプ導出口20に把持固定された接
続用光パイプケーブル21の一端からは、分岐パイプ導
出口20から導出される分岐光ファイバ5が導入される
分岐パイプ22が引き出されている。この分岐パイプ2
2は、光パイプケーブル2から分岐したパイプ7と継手
23を介して本体12内で気密に接続され、光パイプケ
ーブル2のパイプ7に圧送用空気が送入された時に、分
岐光ファイバ5を光配線盤40まで導くようになってい
る。なお、継手23は、簡便にパイプ7、22同士を簡
便に接続分離できる構造になっており、パイプ7、22
に接続を切り替えることも容易である。接続用光パイプ
ケーブル21は、請求項1記載の分岐パイプに相当す
る。
【0023】本体12の主筒13と分岐筒14との間に
位置する部分は、分岐光ファイバ5の湾曲半径を規定以
上に維持可能に湾曲された半径維持部24として機能す
る。半径維持部24は、分岐筒14の主筒13と接続さ
れる両側に対向配置されている。光パイプケーブル2か
ら引き出されたパイプ7および接続用光パイプケーブル
21から引き出された分岐パイプ22は、いずれかの半
径維持部24の内面に沿って布線され、本体12内の適
切位置で継手23を介して連結されるようになってい
る。
【0024】両半径維持部24の間には、接続用光パイ
プケーブル21のテンションメンバ25を固定する固定
金具26を本体12内の定位置に保持するためのリブ2
7が突設されている。リブ27は、本体12の成形時に
射出成形によって本体12と一体的に形成されている。
リブ27は、本体12と固定金具26が挿抜可能に嵌込
まれる保持穴28を有し、保持穴28に挿入、嵌合され
た固定金具26を保持することにより、テンションメン
バ25に作用する引っ張り力を支持するようになってい
る。なお、パイプ7および分岐パイプ22は、いずれも
ポリエチレンチューブからなり、容易に湾曲布設するこ
とができるようになっている。
【0025】ケーブル挿通口15と分岐パイプ導出口2
0の外側には、図1および図2に示すように、本体12
の一体化時にケーブル挿通口15および分岐パイプ導出
口20をクランプして本体12の一体化状態を保持する
バンド29が装着される。バンド29は、ラックピニオ
ン機構を利用した巻き上げ機構30を操作することによ
りクランプ力が調整可能であるので、本体12のクラン
プとクランプ解除を簡便に行うことができるようになっ
ている。なお、バンド29は請求項6記載のクランプ手
段に相当する。
【0026】次に、本発明に係る光配線盤40を図4を
参照して説明する。図4に示す光配線盤40は、図5中
記載のIDFに相当し、内部が多段に仕切られ、当該光
配線盤40が設置されている階層fに布線された配線用
光ファイバ6の端部と分岐光ファイバ5から分岐した単
心線の端部とを各段に整理して収納する構造になってい
る。光配線盤40内には前記接続用光パイプケーブル2
1の他端が導入されている。接続用光パイプケーブル2
1の他端からは、分岐光ファイバ5を収納する分岐パイ
プ22が引き出されている。該分岐パイプ22の端末か
らは、分岐光ファイバ5が引き出されている。分岐光フ
ァイバ5は、例えば4心の単心光ファイバを集束してユ
ニット化したものであり、光配線盤40内で単心分岐さ
れた上、光配線盤40内に導入された配線用光ファイバ
6とコネクタ31を介して光接続される。
【0027】次に、本発明に係る光パイプケーブルの布
設方法を図5を参照して説明する。図5に示すように、
本発明の光パイプケーブルの布設方法では、建物の上下
方向に各階層fにわたって連通するダクト3内に光パイ
プケーブル2を布設し、光パイプケーブル2の各階層f
に対応する位置に分岐部11を形成した上、分岐部収納
具10を組み立てて各分岐部11を収納する。次いで、
該分岐部収納具10に対応する階層fの光配線盤40に
接続されている接続用光パイプケーブル21の一端を分
岐部収納具10に導入し、分岐部収納具10内で光パイ
プケーブル2から引き出したパイプ7(図5中図示せ
ず)と該接続用光パイプケーブル21から引き出した分
岐パイプ22とを継手23を介して接続する。こうする
ことにより、光パイプケーブル2から引き出される分岐
光ファイバ5が、光パイプケーブル2に圧送空気が送入
された時に接続用光パイプケーブル21を介して光配線
盤40まで布線可能になる。
【0028】階層fに布線する光ファイバの心数が少な
い場合には、光配線盤40を設置せずに、直接分岐パイ
プ22を階層f内に引き回すことも可能である。この場
合、光パイプケーブル2から圧送されてくる分岐光ファ
イバ5が分岐パイプ22に導かれて直接、光線路の端末
に布線される。こうすることにより、布設心数が少ない
階層fでの光配線盤40の設置工事を省略できるので、
全体として作業工数を削減することができ、布設の作業
能率が向上する。なお、ダクト3は、請求項1記載のケ
ーブル収納部に相当する。また、階層fは請求項1記載
の配線領域に相当する。
【0029】以下、本実施例の作用および効果を説明す
る。本実施例の分岐部収納具10では、分岐部収納具1
0がプラスチック等の軽量の樹脂によって一体成形され
ているので、製造が容易であるとともに、軽量化および
低コスト化を実現することができる。また、分岐部収納
具10は、T字状に形成したことにより分岐部11全体
をコンパクトに収納することができるので、建物内の部
品等の干渉を回避することが容易であり、場所を問わず
どこにでも設置することができ、高い汎用性が得られる
とともに、引き回しによって光パイプケーブル2や接続
用パイプケーブル21に無駄な曲げを与える必要が無
く、これらに挿通される光ファイバの光伝送性能を安定
に維持することができる。さらに、分岐部収納具10
は、本体12を一体化してバンド29でクランプするだ
けで極めて簡便かつ迅速に分岐部11を収納することが
できる上、把持金物16によってこれらケーブル2、2
1に作用する引張力等の外力を支持するので、本体12
内に収納した分岐光ファイバ5や該分岐光ファイバ5を
収納するパイプ7、22等に外力が作用することを防止
でき、分岐部11全体を安定に保護することができる。
また、設置後にバンド29のクランプ力を緩めれば容易
に分解することができるので、メンテナンスや分岐光フ
ァイバ5の変更等に利用することができる。
【0030】加えて、分岐部収納具10は、いずれのケ
ーブル挿通口15の側からも光パイプケーブル2からパ
イプ7が引き出し可能になっているので、光パイプケー
ブル2の長手方向両端のいずれからもパイプ7に導入し
た分岐光ファイバ5を分岐パイプ22に圧送することが
でき、適宜圧送方向を選択することができる。こうする
ことにより、例えば、目的の光配線盤40に近い光パイ
プケーブル2の端部から分岐光ファイバ5を圧送した
り、布設された光パイプケーブル2の途中に形成された
屈曲部を回避して分岐光ファイバ5を効率良く圧送する
ことなどが可能となる。
【0031】本実施例の光パイプケーブルの布設方法に
よれば、光パイプケーブル2をダクト3の外に布設する
必要が無いので、従来例に比べて、光パイプケーブル2
の布設の作業能率を大幅に向上することができる。ま
た、各階層fに対応するダクト3には接続用光パイプケ
ーブル21の挿通用の穴(図示せず)を形成するだけで
よいので、作業が簡便で済み、光パイプケーブル2の布
設の作業能率が向上する。ダクト3は、建物の柱等を利
用して設置されるので、ケーブル穴等の減少によって建
物内の美観を向上することができる。加えて、従来は、
光パイプケーブル2の引き回しと光配線盤の取り付けと
を同時に行う必要があったが、分岐部収納具10の使用
によって光パイプケーブル2のみ先に布設して光配線盤
を必要に応じて後に取付工事を実施することが可能にな
るので、施工性の向上が図れる。また、当初、光パイプ
ケーブル2のみ布設しておき、需要が発生した階層fの
みに分岐部収納具10を取り付けて分岐パイプ22を接
続布設することも可能であるので、無駄な工数を削減で
きるとともに、低コスト化が図れる。
【0032】また、光配線盤40に導入される接続用光
パイプケーブル21が一本で済み、光配線盤40やその
周囲の光パイプケーブル21の支持構造等を簡略化する
ことが可能になるので、従来例に比べて建物内部に露出
する光パイプケーブル21を減少することができ、光パ
イプケーブル2の布設の作業能率が向上するとともに建
物内部の美観も向上することができる。また、分岐光フ
ァイバ5を収納する分岐パイプ22のみを有する接続用
光パイプケーブル21を光配線盤40に導入すればよい
ので、径の小さい接続用光パイプケーブル21を使用す
ることも可能であり、この場合、作業能率の向上および
美観の向上が一層容易になる。本実施例では、例えば、
光パイプケーブル2として20本のパイプ7を収納した
ものを適用し、接続用光パイプケーブル21として7本
の分岐パイプ22を収納したものを適用する。
【0033】なお、本発明は、実施例では床1によって
画成された建物の各階層fにわたって光パイプケーブル
2を布設する場合について説明したが、壁等によって仕
切られた建物の各部屋にわたって光パイプケーブル2を
布設する場合や、複数の建物間にわたって布設する場合
などにも適用することができる。また、分岐部収納具の
構成は前記実施例に限定されるものでは無く、例えば、
ケーブル挿通口の対の設置数や分岐パイプ導出口の設置
数を変更することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
パイプケーブルの布設方法によれば、分岐部収納具の本
体内に光パイプケーブルの分岐部を収納するので、光パ
イプケーブルから引き出した分岐光ファイバを保護する
ことができる。また、分岐光ファイバの湾曲半径を維持
する半径維持部を具備しているので、分岐部に装着する
だけで分岐光ファイバの湾曲半径を維持することがで
き、分岐パイプの引き出し作業や本体の組み立て作業の
能率が向上するといった優れた効果を奏する。 また、
ーブル収納部の外に引き出した分岐パイプを配線領域に
布設して、光パイプケーブルに挿入した光ファイバが分
岐パイプを通って配線領域に布線されるようにしたの
で、光パイプケーブルをケーブル収納部の外側に布設す
ることが不要になり、布設の作業能率が向上するととも
に、ケーブル収納部に形成する分岐パイプの引き出し箇
所が減少するので、作業工数が減少し、光パイプケーブ
ルの布設の作業能率が向上するといった優れた効果を奏
する。
【0035】請求項2記載の光パイプケーブルの布設方
法によれば、T字状に構成された分岐部収納具を用いる
ので、省スペース化が容易であり、建物内等の狭隘な場
所でも容易に設置することができる。また、T字状に構
成されているので、省スペー ス化が容易であり、建物内
等の狭隘な場所でも容易に設置することができる。ま
た、T字状であることから、幹線となる光パイプケーブ
ルや分岐パイプのいずれにも、引き回しによる無駄な曲
げを生じさせないので、これらに挿通される光ファイバ
の光伝送性能を確実に維持することができるとともに、
これらケーブルやパイプに作用する曲げ応力が大幅に軽
減されるので、分岐部収納具の取り付け作業性も向上す
るといった優れた効果を奏する。
【0036】請求項3記載の光パイプケーブルの布設方
法によれば、パイプから光ファイバを圧送するだけで、
圧送した光ファイバが分岐パイプを介して配線領域に設
置した光配線盤内に導入されるので、光ファイバの布線
の能率が大幅に向上する。また、光配線盤では、導入さ
れた光ファイバを分岐パイプから引き出して配線領域に
直接布設するか、あるいは配線領域に布線した配線用光
ファイバと接続することにより、配線領域に光線路を構
成することができるので、目的の光線路を容易に得るこ
とができる。また、光配線盤は、光ファイバの分岐の必
要な配線領域のみに設置すればよいので、無駄な作業工
数を削減することができ、低コスト化も可能になるとい
った優れた効果を奏する。
【0037】請求項4記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、本体内に光パイプケーブルの分岐部を
収納するので、光パイプケーブルから引き出した分岐光
ファイバを保護することができる。また、分岐光ファイ
バの湾曲半径を維持する半径維持部を具備しているの
で、分岐部に装着するだけで分岐光ファイバの湾曲半径
を維持することができ、分岐パイプの引き出し作業や本
体の組み立て作業の能率が向上するといった優れた効果
を奏する。また、T字状に構成されているので、省スペ
ース化が容易であり、建物内等の狭隘な場所でも容易に
設置することができる。また、T字状に構成されている
ので、省スペース化が容易であり、建物内等の狭隘な場
所でも容易に設置することができる。また、T字状であ
ることから、幹線となる光パイプケーブルや分岐パイプ
のいずれにも、引き回しによる無駄な曲げを生じさせな
いので、これらに挿通される光ファイバの光伝送性能を
確実に維持することができるとともに、これらケーブル
やパイプに作用する曲げ応力が大幅に軽減されるので、
分岐部収納具の取り付け作業性も向上するといった優れ
た効果を奏する。
【0038】請求項5記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、対をなすケーブル導入口のいずれの側
からも光パイプケーブルのパイプを介して分岐パイプに
光ファイバを圧送可能になっているので、分岐パイプに
挿通する光ファイバをパイプから圧送する際に該光ファ
イバを通過させるケーブル導入口を選択することによ
り、分岐パイプの分岐位置や光パイプケーブルの布設状
態等に対応して圧送に有利な位置から光ファイバの圧送
を開始することができ、光ファイバの挿通を効率良く行
うことができるといった優れた効果を奏する。
【0039】請求項6記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、本体を一体化して分岐部を収納しクラ
ンプ手段で一体化状態を保持すると同時に、把持部品の
間に分岐パイプケーブルおよび光パイプケーブルを把持
固定することができる。したがって、迅速に分岐部を収
納することができるとともに、把持部品によってこれら
ケーブルに作用する引張力等の外力を支持するので、本
体内に収納した分岐光ファイバ等に外力が作用すること
を防止でき、分岐部全体を安定に保護することができる
といった優れた効果を奏する。
【0040】請求項7記載の光パイプケーブルの分岐部
収納具によれば、本体を一体化して分岐部を収納しクラ
ンプ手段で一体化状態を保持すると同時に、把持部品の
間に分岐パイプケーブルおよび光パイプケーブルを把持
固定することができる。したがって、迅速に分岐部を収
納することができるとともに、把持部品によってこれら
ケーブルに作用する引張力等の外力を支持するので、本
体内に収納した分岐光ファイバ等に外力が作用すること
を防止でき、分岐部全体を安定に保護することができる
といった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光パイプケーブルの分岐部収納具の
一実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1の光パイプケーブルの分岐部収納具の作
用を示す分解平面図である。
【図3】 図1の光パイプケーブルの分岐部収納具の内
部構造を示す分解斜視図である。
【図4】 本発明に係る光配線盤を示す正面略図であ
る。
【図5】 本発明の光パイプケーブルの布設方法を適用
した建物を示す斜視図である。
【図6】 従来の光パイプケーブルの布設方法を適用し
た建物を示す斜視図である。
【図7】 図6に係る光配線盤を示す正面略図である。
【符号の説明】
2…光パイプケーブル、3…ケーブル収納部(ダク
ト)、5…分岐光ファイバ、7…パイプ、10…分岐部
収納具、11…分岐部、12…本体、13…主筒、14
…分岐筒、15…ケーブル挿通口、16…把持部品(把
持金物)、20…分岐パイプ導出口、21…分岐パイプ
ケーブル(接続用光パイプケーブル)、22…分岐パイ
プ、24…半径維持部、29…クランプ手段(バン
ド)、40…光配線盤、f…配線領域(階層)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 勉 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フ ジクラ 佐倉工場内 (72)発明者 平尾 秀夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フ ジクラ 佐倉工場内 (72)発明者 神保 邦彦 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フ ジクラ 佐倉工場内 (72)発明者 安藤 一彦 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安達 修 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 池上 健志 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−328561(JP,A) 特開 平5−328568(JP,A) 特開 平6−186440(JP,A) 特開 平7−294786(JP,A) 特開 平8−75970(JP,A) 特開 平9−5598(JP,A) 特開 平9−159892(JP,A) 特開 昭62−105315(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/46 H02G 1/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画成された複数の配線領域(f)にわた
    って延在するケーブル収納部(3)に、後工程で光ファ
    イバが挿通されるパイプ(7)を複数本集合してなる光
    パイプケーブル(2)を布設し、光パイプケーブルの各
    配線領域に対応する位置に形成した分岐部(11)にお
    いてパイプと連通された分岐パイプ(22)をケーブル
    収納部の外側に引き出して配線領域に布設した後、パイ
    プに流体を圧送することにより光ファイバ(5)を光パ
    イプケーブルのパイプを介して分岐パイプに挿通する
    あたって、 前記光パイプケーブルの分岐部を収納する収納具とし
    て、後工程で光ファイバが挿通されるパイプ(7)を複
    数本集合してなる光パイプケーブル(2)から前記パイ
    プと連通された分岐パイプ(22)が引き出される分岐
    部(11)を収納する本体(12)を具備してなる分岐
    部収納具(10)を用い、 前記本体が、光パイプケーブルが連通される対をなすケ
    ーブル挿通口(15)と、ケーブル挿通口の間でパイプ
    と接続される分岐パイプを外部に導出するための分岐パ
    イプ導出口(20)と、パイプや分岐パイプを湾曲支持
    してこれらの内部に挿通される分岐光ファイバ(5)の
    湾曲半径を維持する半径維持部(24)とを有し、 前記分岐パイプを、前記半径維持部に沿って布設する
    とを特徴とする光パイプケーブルの布設方法。
  2. 【請求項2】 本体は、光パイプケーブルの外側に装着
    される主筒(13)と、該主筒の長手方向の中央部から
    外側に突出した分岐筒(14)とを有して外観T字状に
    構成されてなることを特徴とする請求項1記載の光パイ
    プケーブルの布設方法。
  3. 【請求項3】 分岐パイプを配線領域に設置した光配線
    盤(40)内に挿通し、分岐パイプに導かれて光配線盤
    に到達した光ファイバを光配線盤内で分岐パイプから引
    き出して配線することを特徴とする請求項1または2記
    載の光パイプケーブルの布設方法。
  4. 【請求項4】 後工程で光ファイバが挿通されるパイプ
    (7)を複数本集合してなる光パイプケーブル(2)か
    ら前記パイプと連通された分岐パイプ(22)が引き出
    される分岐部(11)を収納する本体(12)を具備し
    てなり、前記本体は、光パイプケーブルが連通される対
    をなすケーブル挿通口(15)と、ケーブル挿通口の間
    でパイプと接続される分岐パイプを外部に導出するため
    の分岐パイプ導出口(20)と、パイプや分岐パイプを
    湾曲支持してこれらの内部に挿通される分岐光ファイバ
    (5)の湾曲半径を維持する半径維持部(24)とを有
    し、 本体が、光パイプケーブルの外側に装着される主筒(1
    3)と、該主筒の長手方向の中央部から外側に突出した
    分岐筒(14)とを有して外観T字状に構成されてなる
    ことを特徴とする光パイプケーブルの分岐部収納具(1
    0)。
  5. 【請求項5】 対をなすケーブル挿通口のいずれの側か
    らも、分岐パイプと連通されるパイプが光パイプケーブ
    ルから引き出し可能に構成されてなり、対をなすケーブ
    ル挿通口のいずれの側からも、光パイプケーブルのパイ
    プから分岐パイプに分岐光ファイバを圧送可能になって
    いることを特徴とする請求項4記載の光パイプケーブル
    の分岐部収納具。
  6. 【請求項6】 本体が半割構造であり、本体を一体化し
    た時に光パイプケーブルおよび分岐パイプを有してなる
    分岐パイプケーブルを把持固定する把持部品(16)
    と、本体をクランプして一体化状態を保持するクランプ
    手段(29)とを有することを特徴とする請求項4また
    は5記載の光パイプケーブルの分岐部収納具。
  7. 【請求項7】 後工程で光ファイバが挿通されるパイプ
    (7)を複数本集合してなる光パイプケーブル(2)か
    ら前記パイプと連通された分岐パイプ(22)が引き出
    される分岐部(11)を収納する本体(12)を具備し
    てなり、前記本体は、光パイプケーブルが連通される対
    をなすケーブル挿通口(15)と、ケーブル挿通口の間
    でパイプと接続される分岐パイプを外部に導出するため
    の分岐パイプ導出口(20)と、パイプや分岐パイプを
    湾曲支持してこれらの内部に挿通される分岐光ファイバ
    (5)の湾曲半径を維持する半径維持部(24)とを有
    し、 本体が半割構造であり、本体を一体化した時に光パイプ
    ケーブルおよび分岐パイプを有してなる分岐パイプケー
    ブルを把持固定する把持部品(16)と、本体をクラン
    プして一体化状態を保持するクランプ手段(29)とを
    有することを特徴とする光パイプケーブルの分岐部収納
    具。
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