JPH053463A - スタツフ多重通信受信回路 - Google Patents

スタツフ多重通信受信回路

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JPH053463A
JPH053463A JP3153089A JP15308991A JPH053463A JP H053463 A JPH053463 A JP H053463A JP 3153089 A JP3153089 A JP 3153089A JP 15308991 A JP15308991 A JP 15308991A JP H053463 A JPH053463 A JP H053463A
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clock
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frequency
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JP3153089A
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Hiroshi Ichibagase
広 一番ケ瀬
Mayumi Miyazaki
真由美 宮崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッフ多重通信受信回路において、サービ
スビットなど1フレーム中に情報がない部分が存在する
場合に発生するジッタの除去を目的とする。 【構成】 ディスタッフ制御回路を用いてスタッフの有
無によりバッファメモリへの書込みクロックを制御する
と共に、伝送路データから生成したクロックを1フレー
ム周期に分周し、PLLを構成する電圧制御発振器から
のクロックをスタッフの有無により可変分周して伝送路
データから生成したクロックの位相に同期させた読出し
信号を生成することを特徴とする。 【効果】 PLLに入力されるクロックの歯抜け部分を
除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッフ多重通信方式
を用いるスタッフ多重通信受信回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のスタッフ多重通信受信回
路の一例(山下 孚著,電気通信協会,やさしいディジ
タル伝送,108p)を示すブロック図で、図におい
て、1は書込みクロック発生回路、2はデスタッフ制御
回路、3は電圧制御発振器、4は位相比較器、5は低域
ろ波器、6はバッファメモリである。
【0003】次に動作について説明する。タンク回路等
で構成される書込みクロック発生回路1で伝送路データ
から生成されたクロックは、ディスタッフ制御回路2に
よって、多重化信号フレーム中にスタッフパルスが検出
された時、あるいはサービスビット等の付加情報部分に
おいてはクロックの送出が禁止され、書込みクロック
(WC)が生成される。スタッフパルスの挿入位置は予
め定められており、その位置にスタッフパルスが挿入さ
れたか否かは、特定のビットパターンのスタッフ指定パ
ルスによって知らされるので、このスタッフ指定パルス
を検出し、ディスタッフ制御回路2によりスタッフパル
スに対しては書込みを禁止する。そして、この書込みク
ロック(WC)は位相比較器4へ送られると共に、バッ
ファメモリ6へ入力され、このクロックタイミングで分
離ゲートからの同期化信号がバッファメモリ6へ書込ま
れる。
【0004】一方、電圧制御発振器3からの出力クロッ
クは位相比較器4に入力され、位相比較器4で入力信号
の位相誤差が検出され、低域ろ波器5と電圧制御発振器
3とで構成されるPLLによりフィードバック制御が行
われ、滑らかな平均周波数の読出しクロック(RC)が
生成されてバッファメモリ6へ入力され、バッファメモ
リ6から低次群信号の読出しが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のスタッフ多重通信受信回路は以上のように
構成されているので、1フレーム中に情報が全く入らな
いビットが多数存在する場合に、PLLでジッタを抑圧
できなくなる点にある。すなわち、図2はフレーム構造
とPLLに入力されるクロックとの関係を示す図である
が、サービスビットを含め1フレーム中に情報が全く入
らないビットが多数存在する場合、書込みクロック(W
C)と読出しクロック(RC)の周波数差が大きくな
り、図2(A)のaに示すように、PLLに入力される
書込みクロックの歯抜け部分が多くなることによってジ
ッタ振幅が大となり、PLLでこのジッタを抑圧できな
くなるという問題点があった。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、ジッタの発生を極力抑えることができるス
タッフ多重通信受信回路を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるスタッフ
多重通信受信回路は、伝送路データから生成したクロッ
クを1フレーム周期に分周する分周回路と、電圧制御発
振器からのクロックをスタッフの有無により可変して分
周する可変分周回路と、この可変分周回路の出力と上記
分周回路の出力との位相を比較する位相比較器と、この
位相比較器の出力により低域ろ波器を経て上記電圧制御
発振器の発振周波数をフィードバック制御する手段と、
スタッフの有無により上記バッファメモリへの書込みク
ロックを制御するディスタッフ制御回路とを備えたこと
を特徴としている。
【0008】
【作用】伝送路データから生成したクロックを1フレー
ム周期に分周すると共に、PLLを構成する電圧制御発
振器からのクロックをスタッフの有無により可変分周し
て1フレーム周期を生成し、これらの周期を位相比較器
で位相比較してフィードバック制御を行わせることによ
り、1フレーム中に情報がない部分が存在する場合でも
これに影響されることがなくなる。
【0009】本発明に関連する先行技術としては、特開
昭64−71351号公報「ディジタル位相同期ルー
プ」(以下、先行技術と言う)で開示された発明があ
る。この先行技術では、「フレーム同期信号存在位置情
報、およびスタッフビット有無検出信号存在位置情報を
入力として位相比較信号をフィードバックする時間的範
囲を設定する」もので、ジッタの原因となる部分は位相
比較信号として採用しないことを特徴としている。これ
に対し本願発明は、1フレームごとに常時位相比較を行
い、PLLのロックを確実にしながら、ジッタの原因を
除去できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面について説明
する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図で、図
において、1は書込みクロック発生回路、2はデスタッ
フ制御回路、3は電圧制御発振器、4は位相比較器、5
は低域ろ波器、6はバッファメモリ、7は分周回路、8
は分周比可変回路である。
【0011】また、図2は上述したように、フレーム構
造とPLLに入力されるクロックとの関係を示す図であ
り、1フレームNビットで構成され、このうちMビット
がスタッフバイトを含め情報がある部分、それ以外の斜
線部分がサービスビットを含め情報がない部分、(B)
のクロックは、図1に示す本実施例の回路において、P
LLに入力されるクロックを示す。
【0012】次に動作について説明する。タンク回路等
で構成される書込みクロック発生回路1で伝送路データ
から生成されたクロックは、書込みクロック(WC)と
してバッファメモリ6へ入力されると共に、ディスタッ
フ制御回路2および分周回路7へ送られる。そして、デ
ィスタッフ制御回路2では、書込みクロック発生回路1
から送られてきたクロックにより、スタッフが有るとき
はMビット分,スタッフが無いときはM−mビット分の
書込みイネーブル信号を生成してバッファメモリ6へ送
出すると共に、スタッフの有無を分周比可変分周回路8
へ通知する。また、分周回路7では、書込みクロック発
生回路1から送られてきたクロックを1フレームのビッ
ト数Nで分周し、書込みクロック(WC)に対するフレ
ーム周期クロック(周波数ff )を生成して位相比較器
4へ送出する。
【0013】一方、電圧制御発振器3の出力クロック
は、分周比可変分周回路8で、デスタッフ制御回路2か
らのスタッフの有無により、スタッフの有るときはM分
周,スタッフの無いときはM−m分周されて位相比較器
4へ送出され、位相比較器4で2つの信号の位相誤差が
検出され、低域ろ波器5と電圧制御発振器3とで構成さ
れるPLLによりフィードバック制御が行われ、滑らか
な平均周波数の読出しクロック(RC)が生成されてバ
ッファメモリ6へ入力され、バッファメモリ6から低次
群信号の読出しが行われる。
【0014】すなわち、送信側でスタッフが発生する割
合をδとすると、図2のフレーム構造をとる場合に、書
込みクロック(WC)をfW とすると、1度にmビット
のスタッフビットが与えられているとした場合には、送
信側の情報速度fO は、fO ={Mδ+(1−δ)(M
−m)}/N・fW ・・・式(1) となり、これを変形す
ると、fW /N=fO /{Mδ+(1−δ)(M−
m)}・・・式(2) が得られ、この式(2) の左辺は分周
回路7で書込みクロックをN分周したものとなり、式
(2)の右辺の分母はディスタッフ制御回路2からのスタ
ッフビットの有無により、分周比可変分周回路8で分周
比を可変して分周を行う場合の平均分周数となり、これ
がPLLに入力されて電圧制御発振器3から送信側の情
報速度fO に一致したクロックが再生され、このクロッ
クが読出しクロック(RC)としてバッファメモリ6に
入力され、バッファメモリ6から読出しが行われる。そ
して、電圧制御発振器3で再生されるクロックは、ディ
スタッフジッタだけを含み、図2(B)に示すように、
PLLへ入力するクロックはサービスビット等の情報の
ない部分の影響を受けることがなくなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスタッフ多
重通信受信回路は、伝送路データから生成したクロック
を1フレーム周期に分周し、且つ、スタッフ有無により
バッファメモリへの書込みビット数を異ならせると共
に、PLLを構成する電圧制御発振器からのクロックを
スタッフの有無により可変分周して伝送路から生成した
クロックの位相に同期させて読出し信号を生成すること
により、1フレーム中に情報がない部分が存在する場合
でもこれに影響されることのないスタッフ多重通信受信
回路が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】フレーム構造とPLLに入力されるクロックと
の関係を示す図
【図3】従来のスタッフ多重通信受信回路の一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 書込みクロック発生回路 2 デスタッフ制御回路 3 電圧制御発振器 4 位相比較器 5 低域ろ波器 6 バッファメモリ 7 分周回路 8 分周比可変回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 伝送路データから受信した信号を用いて
    生成したクロックでバッファメモリに書込みを行い、P
    LLを構成する電圧制御発振器から出力されるクロック
    を上記伝送路から生成したクロックの位相に同期させて
    読出し信号を生成し、この読出し信号で上記バッファメ
    モリを読出して低次群信号を出力するスタッフ多重通信
    受信回路において、上記伝送路データから生成したクロ
    ックを1フレーム周期に分周する分周回路と、上記電圧
    制御発振器からのクロックをスタッフの有無により可変
    して分周する可変分周回路と、この可変分周回路の出力
    と上記分周回路の出力との位相を比較する位相比較器
    と、この位相比較器の出力により低域ろ波器を経て上記
    電圧制御発振器の発振周波数をフィードバック制御する
    手段と、スタッフの有無により上記バッファメモリへの
    書込みクロックの出力を制御するディスタッフ制御回路
    とを備えたことを特徴とするスタッフ多重通信受信回
    路。
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