JPH05110552A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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Publication number
JPH05110552A
JPH05110552A JP3292273A JP29227391A JPH05110552A JP H05110552 A JPH05110552 A JP H05110552A JP 3292273 A JP3292273 A JP 3292273A JP 29227391 A JP29227391 A JP 29227391A JP H05110552 A JPH05110552 A JP H05110552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
frequency
clock signal
output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3292273A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Ishibashi
博人 石橋
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 受信信号から分離したデータ信号をバッファ
回路に書込み、受信信号から抽出したクロック信号に基
づいて発生した読み出し信号により該バッファ回路から
データを読み出す方式のデータ伝送装置において、該受
信信号から抽出された、データクロック信号に同期した
伝送クロック信号を入力されて1/M分周する第1分周
器41aと、入力信号を1/N分周する第2分周器42とを
含む位相同期回路4aを備え、該第1および第2の分周
器41a、42が、伝送クロックf1 およびデータクロック
2 に対して下記の式1を満たすように設定されてい
る。 f1 /M=f2 /N・・・式1

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送装置に関す
る。より詳細には、本発明は、ディジタル信号を多重化
して伝送するデータ伝送装置の新規な構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、本発明において取り扱うデータ
伝送装置の基本的な構成を示す図である。
【0003】同図に示すように、この回路は、入力信号
を受ける信号受信部1と、信号受信部1の出力するデー
タ信号を一旦格納するバッファ部3と、信号受信部1か
ら出力されるデータクロック信号に基づいて書込み信号
を発生する書込み信号生成部2と、信号受信部1の出力
するデータクロック信号を受けてデータクロック信号を
平滑化する位相同期回路(以下、 "PLL回路" と記載
する)4と、PLL回路4の出力を受けて読み出し信号
を発生する読み出し信号生成部5とを備えている。
【0004】以上のように構成された分離回路において
は、まず、信号受信部1において、受信信号からデータ
クロック信号が抽出される。ただし、受信信号にデータ
信号が重畳されていない期間はデータクロック信号は抽
出されず、データクロック信号はいわゆる歯抜け状態と
なる。書込み信号生成部2は、上記データクロック信号
を取り込み、これに基づいて書込み信号を生成する。信
号受信部1から出力されるデータ信号は、バッファ部3
内の、書込み信号に指示されたアドレスに格納される。
【0005】一方、信号受信部1が出力するデータクロ
ック信号は、PLL回路4にも入力される。PLL回路
4は、歯抜け状態の期間を含むデータクロック信号を平
滑化して読み出しクロック信号を生成する。読み出しク
ロック信号は読み出し信号生成部5に与えられ、読み出
し信号生成部5からバッファ部3に対して読み出し信号
が供給される。バッファ部3に格納された受信データ
は、この読み出し信号に従って読み出される。
【0006】図4は、上述のようなデータ伝送装置にお
いて使用されるPLL回路4の典型的な構成を示す図で
ある。
【0007】同図に示すように、PLL回路4は、1対
の分周カウンタ41、42と、各分周カウンタ41、42の出力
を受ける位相比較器43と、位相比較器43の出力を受ける
ループフィルタ44と、ループフィルタ44の出力により制
御される電圧制御発振器45とから主に構成されている。
また、電圧制御水晶発振器45の出力は、分周カウンタ42
の入力に帰還されている。
【0008】以上のように構成されたPLL回路4で
は、分周カウンタ41が出力するデータクロック信号を1
/N分周した信号と、分周カウンタ42が出力する自身に
対する入力信号を1/N分周した信号とが位相比較器43
に入力され、これらの位相差に対応した信号がループフ
ィルタ44を介して電圧制御水晶発振器45の制御端子に印
加される。従って、PLL回路4からは、データクロッ
ク信号に基づいて発生された連続した読み出しクロック
信号が出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
また動作するデータ伝送装置において、受信信号にデー
タが重畳されていない期間が集中して発生した場合、デ
ータクロック信号が長期間に渡って欠落することにな
る。このため、データクロック信号に基づいて読み出し
クロック信号を発生するPLL回路4の出力には大きな
ジッタが発生するという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、上記従来技術の問題点
を解決し、長期間にわたってデータが重畳されていない
受信信号を受信した場合にもジッタが発生することのな
い新規なデータ伝送装置を提供することをその目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に従うと、
受信信号を受けてデータ信号とクロック信号とに分離す
る信号受信部と、該信号受信部の出力するデータ信号を
格納するバッファ部と、該信号受信部からデータクロッ
ク信号を受けて書込み信号を生成する書込み信号生成部
と、該信号受信部から所定のクロック信号を受けて読み
出しクロック信号を発生する位相同期回路と、該読み出
しクロック信号を受けて読み出し信号を生成する読み出
し信号生成部とを備え、該書込み信号生成部の出力に従
って該バッファ部にデータを格納し、該読み出し信号に
従って該バッファに格納したデータを出力するように構
成されたデータ伝送装置において、該位相同期回路が、
該受信信号から抽出された、データクロック信号に同期
した伝送クロック信号を入力されて1/M分周する第1
分周器と、入力信号を1/N分周する第2分周器と、該
第1および第2の分周器の出力を入力されてそれらの位
相差に対応した信号を出力する位相比較器と、ループフ
ィルタを介して該位相比較器の出力を受ける電圧制御水
晶発振器とを備え、該電圧制御水晶発振器の出力が該第
2分周回路の入力に帰還されるように構成されており、
且つ、該第1および第2の分周器が、伝送クロックf1
およびデータクロックf2 に対して下記の式1を満たす
ように設定されていることを特徴とするデータ伝送装置
が提供される。 f1 /M=f2 /N・・・式1
【0012】
【作用】本発明に従うデータ伝送装置は、そのPLL回
路が、読み出しクロック信号の生成を伝送クロックに基
づいて行うように構成されている点にその主要な特徴が
ある。
【0013】即ち、従来のデータ伝送装置においては、
歯抜け状態を含むデータクロック信号に基づいて読み出
しクロック信号の生成を行っていたので、歯抜け状態の
期間が長くなるとジッタの発生を回避することができな
かった。
【0014】これに対して、本発明に係るデータ伝送装
置においては、データクロック信号と同期した伝送クロ
ック信号に基づいて読み出しクロック信号を発生するこ
とができる。伝送クロックは、データクロック信号と異
なり、歯抜け状態が発生することはないので、読み出し
クロック信号にジッタが発生することもない。
【0015】ここで、本発明に係るデータ伝送装置にお
いては、読み出しクロック信号を生成するPLL回路の
構成に重要な特徴がある。
【0016】即ち、前述のように、PLL回路は1対の
分周回路を備えており、その一方が受信信号に基づく伝
送クロックを分周する。この伝送クロックを分周する分
周回路が、入力された伝送クロック信号を1/M分周す
るものであり、他方の分周回路が入力信号を1/N分周
するものであるとすると、本発明に係るデータ伝送装置
では、MとNとは下記の式1を満たすように設定され
る。 f1 /M=f2 /N・・・式1 但し、式1において、f1 は伝送クロック周波数であ
り、f2 はデータクロック周波数である。
【0017】このような設定でPLL回路に伝送クロッ
ク信号を入力することにより、PLL回路は、受信信号
のオーバヘッド、固定スタッフに起因するジッタの無
い、連続したデータクロック信号を出力する。
【0018】以下、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが、以下の開示は本発明の一実施例に過ぎ
ず、本発明の技術的範囲を何ら限定するものではない。
【0019】
【実施例】図1は、本発明に係るデータ伝送装置の基本
的な構成を示す図である。
【0020】同図に示すように、信号受信部1a、バッ
ファ部3、書込み信号生成部2、PLL回路4および読
み出し信号生成部5をそれぞれ備えているという点で
は、図3に示した従来のデータ伝送装置と類似してい
る。但し、この装置では、信号受信部1aが、受信信号
からデータクロック信号と共に伝送クロック信号も抽出
するように構成されている。抽出されたデータクロック
信号は、従来の装置と同様に書込み信号生成部2に供給
されるが、PLL回路4aに対しては、データクロック
信号ではなく伝送クロック信号が入力される。
【0021】図2は、本発明に係るデータ伝送装置にお
いて使用されるPLL部の具体的な構成例を示す図であ
る。
【0022】同図に示すように、PLL回路4aは、1
対の分周カウンタ41a、42と、各分周カウンタ41、42の
出力を受ける位相比較器43と、位相比較器43の出力を受
けるループフィルタ44と、ループフィルタ44の出力によ
り制御される電圧制御発振器45とから主に構成されてい
る。また、電圧制御水晶発振器45の出力は、分周カウン
タ42の入力に帰還されている。これらの基本的な構成
は、図4に示した従来のデータ伝送装置におけるPLL
回路4の構成と同じである。但し、分周回路41aは、デ
ータクロック信号ではなく、データクロック信号に同期
した伝送クロック信号を受けるように構成されている点
で従来のデータ伝送装置と異なる構成となっている。
【0023】このPLL回路4aでは、伝送クロック信
号を受ける分周回路41aは入力信号を1/M分周する分
周回路である。また、分周回路42は入力信号を1/N分
周する分周回路である。ここで、M、Nは、下記の式1
を満たすように設定されている。 f1 /M=f2 /N・・・式1 ただし、式1において、f1 は伝送クロック周波数であ
り、f2はデータクロック周波数である。
【0024】従って、例えば、伝送クロック周波数f1
が155.52MHz、データクロック周波数f2 が150.336 M
Hzであるとすると、M=30、N=29となるように分周回
路を設定すればよい。
【0025】上述のように構成されたデータ伝送装置に
おいては、データが重畳されていない受信信号を受信し
た際にデータクロック信号が歯抜け状態になっていて
も、PLL回路に入力される伝送クロック信号は連続し
ているので、PLL回路4aから出力される読み出しク
ロック信号にジッタが生じることがない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデー
タ伝送装置は、その独自の構成により、受信信号のオー
バヘッドあるいは固定スタッフに起因するジッタが原理
的に発生しないので、高品質なデータ信号を分離するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送装置の基本的な構成を
示す図である。
【図2】図1に示すデータ伝送装置において従来使用さ
れていたPLL部の典型的な構成を示す図である。
【図3】データ伝送装置の基本的な構成を示す図であ
る。
【図4】図3に示すデータ伝送装置において従来使用さ
れていたPLL部の典型的な構成を示す図である。
【符号の説明】
1、1a 信号受信部、 2 書込み信号生成部、 3 バッファ部、 4、4a PLL回路、 5 読み出し信号生成部、 41、41a、42 分周回路、 43 位相比較器、 44 ループフィルタ、 45 電圧制御水晶発振器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号を受けてデータ信号とクロック信
    号とに分離する信号受信部と、該信号受信部の出力する
    データ信号を格納するバッファ部と、該信号受信部から
    データクロック信号を受けて書込み信号を生成する書込
    み信号生成部と、該信号受信部から所定のクロック信号
    を受けて読み出しクロック信号を発生する位相同期回路
    と、該読み出しクロック信号を受けて読み出し信号を生
    成する読み出し信号生成部とを備え、該書込み信号生成
    部の出力に従って該バッファ部にデータを格納し、該読
    み出し信号に従って該バッファに格納したデータを出力
    するように構成されたデータ伝送装置において、 該位相同期回路が、該受信信号から抽出された、データ
    クロック信号に同期した伝送クロック信号を入力されて
    1/M分周する第1分周器と、入力信号を1/N分周す
    る第2分周器と、該第1および第2の分周器の出力を入
    力されてそれらの位相差に対応した信号を出力する位相
    比較器と、ループフィルタを介して該位相比較器の出力
    を受ける電圧制御水晶発振器とを備え、該電圧制御水晶
    発振器の出力が該第2分周回路の入力に帰還されるよう
    に構成されており、且つ、 該第1および第2の分周器が、伝送クロックf1 および
    データクロックf2 に対して下記の式1を満たすように
    設定されていることを特徴とするデータ伝送装置。 f1 /M=f2 /N・・・式1
JP3292273A 1991-10-11 1991-10-11 データ伝送装置 Withdrawn JPH05110552A (ja)

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JP3292273A JPH05110552A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 データ伝送装置

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JP3292273A JPH05110552A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 データ伝送装置

Publications (1)

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JPH05110552A true JPH05110552A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17779619

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3292273A Withdrawn JPH05110552A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 データ伝送装置

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JP (1) JPH05110552A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197808A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Fujitsu Ltd 位相同期回路および位相比較方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197808A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Fujitsu Ltd 位相同期回路および位相比較方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107