JPH05346258A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH05346258A
JPH05346258A JP5043009A JP4300993A JPH05346258A JP H05346258 A JPH05346258 A JP H05346258A JP 5043009 A JP5043009 A JP 5043009A JP 4300993 A JP4300993 A JP 4300993A JP H05346258 A JPH05346258 A JP H05346258A
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JP
Japan
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indoor
unit
heat exchanger
indoor units
units
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Pending
Application number
JP5043009A
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English (en)
Inventor
Tsunetoshi Inoue
常俊 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05346258A publication Critical patent/JPH05346258A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外ユニットに対してあらゆる容量の室内ユ
ニットを接続することができ、接続バリエーションの拡
大が図れる空気調和機を提供する。 【構成】 室外ユニットAに分配ユニットBを介して複
数の室内ユニットC1 ,C2 ,C3 を接続している。こ
れら室内ユニットC1 ,C2 ,C3 には固有の容量があ
り、室外ユニットAにも固有の容量がある。また、室外
ユニットAには必要最小冷媒循環量があり、運転を要求
する室内ユニットの容量の合計値が必要最小冷媒循環量
に基づく設定値以上のときには圧縮機2,3の運転を許
容するが、合計値が設定値以下のときには運転を阻止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室外ユニットおよび
複数の室内ユニットからなるマルチタイプの空気調和機
に関する。
【0002】
【従来の技術】部屋数の多いビルディング等では、複数
の室内ユニットを有するマルチタイプの空気調和機が用
いられる。
【0003】この空気調和機は、圧縮機および室外熱交
換器を有する室外ユニット、それぞれが室内熱交換器を
有する複数の室内ユニットからなり、圧縮機、室外熱交
換器、各室内熱交換器を接続して冷凍サイクルを構成し
ている。各室内ユニットには設置する場所や用途に応じ
た複数種のものが用意されており、それぞれに固有の容
量(馬力)がある。
【0004】室外ユニットにも固有の容量(馬力)があ
り、これは発揮し得る最大能力に対応しており、その容
量内に各室内ユニットの容量の合計値が収まるよう、室
内ユニットの接続バリエーションが選択される。たとえ
ば、室外ユニットの容量が10馬力であれば、接続され
る複数の室内ユニットの容量の合計値が10馬力以内に
収まるよう、選択がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただし、室外ユニット
の運転には必要とする最小限の冷媒循環量があり、その
必要最小冷媒循環量を満足し得る容量の室内ユニットし
か接続ができない。このため、接続バリエーションに制
約があるのが実情である。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、室外ユニットに対してあらゆ
る容量の室内ユニットを接続することができ、接続バリ
エーションの拡大が図れる空気調和機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の空
気調和機は、圧縮機および室外熱交換器を有する室外ユ
ニットと、それぞれが室内熱交換器を有する複数の室内
ユニットと、上記圧縮機、室外熱交換器、各室内熱交換
器を接続した冷凍サイクルと、上記圧縮機の能力を各室
内ユニットの空調負荷に応じて制御する手段と、運転を
要求する室内ユニットの容量の合計値が設定値以下のと
きに圧縮機の運転を阻止する手段とを備える。
【0008】請求項2の空気調和機は、圧縮機および室
外熱交換器を有する室外ユニットと、それぞれが室内熱
交換器を有する複数の室内ユニットと、前記圧縮機、室
外熱交換器、各室内熱交換器を接続した冷凍サイクル
と、前記複数の室内ユニットを空調空間単位にグループ
分けし、グループ内の室内ユニットの少なくとも1台が
運転を要求するときに、同じグループ内の全ての室内ユ
ニットを運転する手段とを備える。
【0009】請求項3の空気調和機は、圧縮機および室
外熱交換器を有する室外ユニットと、それぞれが室内熱
交換器を有する複数の室内ユニットと、前記圧縮機、室
外熱交換器、各室内熱交換器を接続した冷凍サイクル
と、前記複数の室内ユニットを空調空間単位にグループ
分けし、グループ内の比較的小容量の室内ユニットが運
転を要求するときに、その室内ユニットおよび同じグル
ープ内の比較的大容量の室内ユニットを運転する手段と
を備える。たことを特徴とする空気調和機。
【0010】請求項4の空気調和機は、圧縮機および室
外熱交換器を有する室外ユニットと、それぞれが室内熱
交換器を有する複数の室内ユニットと、前記圧縮機、室
外熱交換器、各室内熱交換器を接続した冷凍サイクル
と、前記複数の室内ユニットを空調空間単位にグループ
分けし、グループ内の運転要求を出している室内ユニッ
トの容量の合計値が設定値以下のときに、同じグループ
内の全ての室内ユニットの運転を阻止する手段とを備え
る。
【0011】
【作用】請求項1の空気調和機では、運転を要求する室
内ユニットの容量の合計値が設定値以上なら圧縮機の運
転を許容するが、設定値以下なら圧縮機の運転を阻止す
る。
【0012】請求項2の空気調和機では、複数の室内ユ
ニットを空調空間単位にグループ分けし、グループ内の
室内ユニットの少なくとも1台が運転を要求するとき
に、同じグループ内の全ての室内ユニットを運転する。
【0013】請求項3の空気調和機では、複数の室内ユ
ニットを空調空間単位にグループ分けし、グループ内の
比較的小容量の室内ユニットが運転を要求するときに、
その室内ユニットの運転に加え、同じグループ内の比較
的大容量の室内ユニットを運転する。
【0014】請求項4の空気調和機では、複数の室内ユ
ニットを空調空間単位にグループ分けし、グループ内の
運転要求を出している室内ユニットの容量の合計値が設
定値以下のときに、同じグループ内の全ての室内ユニッ
トの運転を阻止する。
【0015】
【実施例】以下、この発明の第1実施例について図面を
参照して説明する。図1において、Aは室外ユニット
で、この室外ユニットAに分配ユニットBを介して複数
台の室内ユニットC1 ,C2 ,C3 を接続する。
【0016】室外ユニットAは、1つの密閉ケースに2
つの圧縮機を内蔵したタイプの圧縮機1を備える。すな
わち、圧縮機1は、インバータ駆動の能力可変圧縮機
2、および商用電源駆動の能力固定圧縮機3を有する。
圧縮機2,3の吐出口に、それぞれ逆止弁4を順方向に
介し、さらに四方弁5を介し、室外熱交換器6を接続す
る。室外熱交換器6に冷房サイクル形成用の逆止弁7お
よび受液器8を介してヘッダHを接続する。逆止弁7と
並列に、暖房用の膨張弁9を接続する。
【0017】ヘッダHに、電動式の流量調整弁(パルス
モータバルブ;以下、PMVと略称する)21,31,
41、および冷房用の膨張弁22,32,42と暖房サ
イクル形成用の逆止弁23,33,43との並列回路を
介し、室内熱交換器24,34,44を接続する。室内
熱交換器24,34,44にヘッダHを接続し、そのヘ
ッダHをアキュ―ムレ―タ10を介して圧縮機2,3の
吸込口に接続する。こうして、室外ユニットA、分配ユ
ニットB、および室内ユニットC1 ,C2,C3 におい
て、ヒートポンプ式冷凍サイクルを構成している。
【0018】つまり、冷房運転時は図示実線矢印の方向
に冷媒を流して冷房サイクルを形成し、暖房運転時は四
方弁5の切換作動により図示破線矢印の方向に冷媒を流
して暖房サイクルを形成する。
【0019】上記冷房用膨張弁22,32,42はそれ
ぞれ感温筒22a,32a,42aを有しており、これ
ら感温筒を室内熱交換器24,34,44のガス側配管
にそれぞれ取付ける。制御回路を図2に示す。
【0020】室外ユニットAは室外制御部50を備えて
いる。この室外制御部50に分配ユニットBの分配制御
部60を接続し、その分配制御部60に室内ユニットC
1 ,C2 ,C3 のそれぞれ室内制御部70を接続する。
室外制御部50は、マイクロコンピュ―タおよびその周
辺回路からなる。この室外制御部50に、四方弁5、イ
ンバ―タ51、スイッチ52を接続する。
【0021】インバ―タ回路51は、商用交流電源53
の電圧を整流し、それを室外制御部50の指令に応じた
スイッチングによって所定周波数の電圧に変換し、出力
する。この出力は、圧縮機モ―タ2Mの駆動電力とな
る。スイッチ52は、たとえばリレー接点である。この
スイッチ52を介して、商用交流電源53に圧縮機モー
タ3Mを接続する。分配制御部60は、マイクロコンピ
ュ―タおよびその周辺回路からなる。この分配制御部6
0に、PMV21,31,41を接続する。
【0022】室内制御部70は、マイクロコンピュ―タ
およびその周辺回路からなる。この室内制御部70に、
リモートコントロール式の操作器(以下、リモコンと略
称する)71、および室内温度センサ72を接続する。
室内制御部70は、次の機能手段を備える。 [1]リモコン71の操作に基づく運転開始指令,運転
モード設定指令,および運転停止指令を分配ユニットB
に送る手段。 [2]室内温度センサ72の検知温度とリモコン71で
の設定室内温度との差を空調負荷として求め、その空調
負荷データを分配ユニットBに送る手段。 [3]該当室内ユニットの容量(馬力)を上記運転開始
指令とともに分配ユニットBに知らせる手段。 分配制御部60は、次の機能手段を備える。 [1]室内ユニットC1 ,C2 ,C3 の空調負荷の総和
を求め、その総合空調負荷データを室外ユニットAに送
る手段。 [2]室内ユニットC1 ,C2 ,C3 の空調負荷に応じ
てPMV21,31,41の開度を制御する手段。 [3]運転開始指令とともに送られてくる室内ユニット
容量の合計値を求め、それを室外ユニットAに知らせる
手段。 室外制御部50は、次の機能手段を備える。
【0023】[1]運転要求を出している室内ユニット
の容量の合計値が設定値以下のときに圧縮機2,3の運
転を阻止する手段。設定値は、室外ユニットAの運転に
必要な最小限の冷媒循環量に対応する。 [2]圧縮機2,3の運転台数および圧縮機2の運転周
波数Fを空調負荷の総和に応じて制御する手段。 ここで、室外ユニットA、分配ユニットB、および室内
ユニットC1 ,C2 ,C3 の接続バリエーションの例を
図3、図4、図5に示す。つぎに、上記の構成において
図6を参照しながら作用を説明する。
【0024】いま、室外ユニットAの容量が10馬力、
室外ユニットAの運転に必要な最小限の冷媒循環量が2
馬力相等(=設定値)、室内ユニットC1 ,C2 ,C3
の容量が図3の例のようにそれぞれ1馬力であるとす
る。
【0025】この場合、室内ユニットC1 ,C2 から運
転要求が出されたとすると、その容量の合計値は2馬力
であり、室外ユニットAの必要最小冷媒循環量に基づく
設定値である2馬力を満足するので、圧縮機2,3の運
転を許容する。
【0026】ただし、室内ユニットC1 だけから運転要
求が出されたとすると、容量の合計値は1馬力であり、
設定値である2馬力を満足しないので、圧縮機2,3の
運転を阻止する。
【0027】したがって、室外ユニットAの必要最小冷
媒循環量を満足し得ない容量の室内ユニットであって
も、その接続が可能であり、接続バリエーションの拡大
が図れる。
【0028】なお、上記実施例では、容量の合計値が設
定値以下の場合に運転を阻止したが、必ずしもそうする
必要はなく、たとえば運転要求を出していない室内ユニ
ットを強制的に運転させ、容量の合計値を運転許容の方
向にもっていくようにしてもよい。
【0029】また、単に規定の容量を合計するだけでな
く、要求能力分の容量を算出し、その算出値の合計から
運転の許容,阻止を判別するようにしてもよい。たとえ
ば、運転要求を出している室内ユニットの容量が2馬力
で、かつその要求能力が30%の場合、容量(=2×
0.3= 0.6馬力)を求める。この発明の第2実施例につ
いて説明する。
【0030】この第2実施例では、複数の室内ユニット
を空調空間単位にグループ分けし、グループ内の室内ユ
ニットの少なくとも1台が運転を要求するときに、同じ
グループ内の全ての室内ユニットを運転する。
【0031】グループ分けは、たとえば図7の接続バリ
エーションの場合、同一の空調空間たとえば同じ部屋に
設置された3台の室内ユニットC1 ,C2 ,C3 でグル
ープG1 を構成し、他の部屋に設置された2台の室内ユ
ニットC1 ,C2 でグループG2 を構成し、さらに別の
部屋に設置された2台の室内ユニットC1 ,C2 でグル
ープG3 を構成する。
【0032】同じ部屋に設置される複数の室内ユニット
の例として、図8に示すように、机80の足元に設置さ
れる複数のパーソナル空調ユニット81、およびそのパ
ーソナル空調ユニット81と同じ部屋の天井面に設けら
れるアンビエント空調ユニット82がある。
【0033】パーソナル空調ユニット81は、比較的小
容量のもので、机80の周りの小空間を個人的に空調す
る。アンビエント空調ユニット82は、比較的大容量の
もので、部屋全体を空調する。冷凍サイクルおよび制御
回路の構成は基本的には第1実施例と同じであるが、各
制御部の機能手段が次のように異なる。まず、室内制御
部70は次の機能手段を備える。 [1]リモコン71の操作に基づく運転開始指令,運転
モード設定指令,および運転停止指令を分配ユニットB
に送る手段。 [2]室内温度センサ72の検知温度とリモコン71で
の設定室内温度との差を空調負荷として求め、その空調
負荷データを分配ユニットBに送る手段。 [3]当該室内ユニットのグループ分けを指定するため
のグループ指定手段。たとえば、手操作式のスイッチが
設けられる。 [4]当該室内ユニットの容量(馬力)データをグルー
プ指定データおよび運転開始指令とともに分配ユニット
Bに送る手段。 分配制御部60は、次の機能手段を備える。 [1]各室内ユニットの空調負荷の総和を求め、その総
合空調負荷データを室外ユニットAに送る手段。 [2]各室内ユニットの空調負荷に応じてPMV21,
31,41の開度をそれぞれ制御する手段。 [3]各室内制御部70からの容量データ、グループ指
定データ、および運転開始指令を室外ユニットAに送る
手段。 室外制御部50は、次の機能手段を備える。 [1]分配制御部60からの容量データおよびグループ
指定データに従い、各室内ユニットの容量の合計値をグ
ループごとに求める手段。
【0034】[2]運転要求(運転開始指令)を出して
いる室内ユニットの存するグループの容量合計値が設定
値以下のとき、同じグループ内の全ての室内ユニットを
強制的に運転させるべく、分配制御部60に指令を送る
手段。設定値は、室外ユニットAの運転に必要な最小限
の冷媒循環量に対応する。 [3]圧縮機2,3の運転台数および圧縮機2の運転周
波数Fを空調負荷の総和に応じて制御する手段。 作用について図9を参照しながら説明する。
【0035】グループG1 における室内ユニットC1
2 から運転要求が出されると、そのグループG1 にお
ける室内ユニットC1 ,C2 の容量の合計値が求められ
る。この容量合計値が、設定値と同じまたはそれ以上で
あれば、グループG1 の室内ユニットC1 ,C2 につい
て通常運転を実行する。
【0036】グループG1 の室内ユニットC1 のみが運
転要求を出していて、その室内ユニットC1 の容量が設
定値に満たない場合、同じグループG1 内の全ての室内
ユニットC1 を強制運転する。
【0037】この強制運転の開始後、室内ユニットC2
から運転要求が出されると、室内ユニットC1 ,C2
2台が運転要求を出していることになる。この場合、室
内ユニットC1 ,C2 の容量の合計値が設定値以上とな
るので、強制運転が終了して室内ユニットC1 ,C2
通常の運転となる。
【0038】同じグループの室内ユニットは同じ空調空
間に存しており、しかも運転を行なう全ての室内ユニッ
トについて空調負荷に応じた圧縮機能力制御を行なうの
で、もともと運転要求を出していない室内ユニットが運
転を始めても、空調面での問題はない。
【0039】したがって、室内ユニットの個々について
は室外ユニットAの必要最小冷媒循環量を満足し得ない
容量であっても、その室内ユニットの接続が可能であ
り、接続バリエーションの拡大が可能である。
【0040】なお、この第2実施例では、同じグループ
内の全ての室内ユニットを強制運転したが、たとえば、
容量合計値が設定値を満たすまで、同じグループ内の室
内ユニットを順次に運転させる構成としてもよい。次
に、この発明の第3実施例について説明する。
【0041】この第3実施例では、複数の室内ユニット
を空調空間単位にグループ分けし、運転要求を出してい
る室内ユニットの存するグループの容量合計値が設定値
以下のとき、同じグループ内の室内ユニットのうち設定
値以上の容量を有する室内ユニットを運転する。グルー
プ分けは第2実施例と同じである。すなわち、室外制御
部50の機能手段のうち次の[2]のみ第2実施例と異
なる。
【0042】[2]運転要求(運転開始指令)を出して
いる室内ユニットの存するグループの容量合計値が設定
値以下のとき、その室内ユニットを運転すると同時に、
同じグループ内の室内ユニットのうち設定値以上の容量
を有する室内ユニットを強制的に運転させるべく、分配
制御部60に指令を送る手段。作用について図9を参照
しながら説明する。
【0043】グループG1 における室内ユニットC1
2 から運転要求が出されると、そのグループG1 にお
ける室内ユニットC1 ,C2 の容量の合計値が求められ
る。この容量合計値が、設定値と同じまたはそれ以上で
あれば、グループG1 の室内ユニットC1 ,C2 につい
て通常運転を実行する。
【0044】グループG1 の室内ユニットC1 のみが運
転要求を出していて、その室内ユニットC1 の容量が設
定値に満たない場合、室内ユニットC1 を運転すると同
時に、同じグループG1 内の室内ユニットのうち設定値
以上の容量を有する室内ユニットたとえば室内ユニット
3 を強制運転する。
【0045】この強制運転の開始後、室内ユニットC2
から運転要求が出されると、室内ユニットC1 ,C2
2台が運転要求を出していることになる。この場合、室
内ユニットC1 ,C2 の容量の合計値が設定値以上とな
るので、室内ユニットC3 の強制運転を終了して室内ユ
ニットC1 ,C2 の通常運転に移行する。
【0046】同じグループの室内ユニットは同じ空調空
間に存しており、しかも運転を行なう室内ユニットにつ
いて空調負荷に応じた圧縮機能力制御を行なうので、も
ともと運転要求を出していない室内ユニットが運転を始
めても、空調面での問題はない。
【0047】したがって、室内ユニットの個々について
は室外ユニットAの必要最小冷媒循環量を満足し得ない
容量であっても、その室内ユニットの接続が可能であ
り、接続バリエーションの拡大が可能である。この発明
の第4実施例について説明する。
【0048】この第4実施例では、複数の室内ユニット
を空調空間単位にグループ分けし、グループ内の比較的
小容量の室内ユニットが運転を要求するときに、その室
内ユニットおよび同じグループ内の比較的大容量の室内
ユニットを運転する。グループ分けは第2実施例と同じ
である。すなわち、室外制御部50の機能手段のうち次
の[2]のみ第2および第3実施例と異なる。
【0049】[2]グループ内の比較的小容量の室内ユ
ニットが運転を要求するときに、その室内ユニットおよ
び同じグループ内の比較的大容量の室内ユニットを強制
的に運転させるべく、分配制御部60に指令を送る手
段。図9を参照しながら作用を説明する。
【0050】グループG1 の室内ユニットC1 ,C2
それぞれ比較的小容量のパーソナル空調ユニット81
で、同じグループG1 の室内ユニットC3 が比較的大容
量のアンビエント空調ユニット82であるとする。そし
て、このグループG1 の室内ユニットC1 ,C2 ,C3
のうち1つが運転要求を出したとする。
【0051】この場合、運転要求を出したのが比較的大
容量の室内ユニットC3 (アンビエント空調ユニット8
2)であれば、グループG1 における運転室内ユニット
の容量合計値が設定値を満たすとの判断の下に、室内ユ
ニットC3 の通常運転を実行する。
【0052】運転要求を出したのが比較的小容量の室内
ユニットC1 (パーソナル空調ユニット81)であれ
ば、そのままではグループG1 における運転室内ユニッ
トの容量合計値が設定値に満たないとの判断の下に、室
内ユニットC1 を運転するのと同時に、比較的大容量の
室内ユニットC3 を強制運転する。
【0053】室内ユニットC1 とC3 は同じ部屋に存し
ており、しかも両室内ユニットについて空調負荷に応じ
た圧縮機能力制御を行なうので、もともと運転要求を出
していない室内ユニットC3 が運転を始めても、空調面
での問題はない。
【0054】したがって、室内ユニットの個々について
は室外ユニットAの必要最小冷媒循環量を満足し得ない
容量であっても、その室内ユニットの接続が可能であ
り、接続バリエーションの拡大が可能である。
【0055】なお、上記第2、第3、および第4実施例
では、運転要求を出している室内ユニットの容量合計値
が設定値に満たないとき、同じグループ内の室内ユニッ
トについて強制運転を実行したが、同じグループ内の全
ての室内ユニットの運転を阻止する構成としてもよい。
つまり、容量合計値が満足されないグループについては
初めから運転を禁止する構成である。その他、上記各実
施例では圧縮機が2台の場合を例に説明したが、その台
数については適宜に設定可能である。
【0056】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、運
転を要求する室内ユニットの容量の合計値が設定値以下
のときに圧縮機の運転を阻止する構成としたので、室外
ユニットに対してあらゆる容量の室内ユニットを接続す
ることができ、接続バリエーションの拡大が図れる空気
調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の冷凍サイクルの構成を
示す図。
【図2】同実施例の制御回路の構成を示すブロック図。
【図3】同実施例に関わる接続バリエーションの例を示
す図。
【図4】同実施例に関わる接続バリエーションの例を示
す図。
【図5】同実施例に関わる接続バリエーションの例を示
す図。
【図6】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】この発明の第2、第3、および第4実施例に関
わる接続バリエーションおよびグループ分けの例を示す
図。
【図8】図7における各室内ユニットの具体例を示す
図。
【図9】第2、第3、および第4実施例の作用を説明す
るためのフローチャート。
【符号の説明】
A…室外ユニット、B…分配ユニット、C1 ,C2 ,C
3 …室内ユニット、G1 ,G2 ,G3 …グループ、2…
能力可変圧縮機、3…能力固定圧縮機、50…室外制御
部、60…分配制御部、70…室内制御部、80…机、
81…パーソナル空調ユニット、82…アンビエント空
調ユニット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機および室外熱交換器を有する室外
    ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有する複数の室
    内ユニットと、前記圧縮機、室外熱交換器、各室内熱交
    換器を接続した冷凍サイクルと、前記圧縮機の能力を各
    室内ユニットの空調負荷に応じて制御する手段と、運転
    を要求する室内ユニットの容量の合計値が設定値以下の
    ときに前記圧縮機の運転を阻止する手段とを備えたこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機および室外熱交換器を有する室外
    ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有する複数の室
    内ユニットと、前記圧縮機、室外熱交換器、各室内熱交
    換器を接続した冷凍サイクルと、前記複数の室内ユニッ
    トを空調空間単位にグループ分けし、グループ内の室内
    ユニットの少なくとも1台が運転を要求するときに、同
    じグループ内の全ての室内ユニットを運転する手段とを
    備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 圧縮機および室外熱交換器を有する室外
    ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有する複数の室
    内ユニットと、前記圧縮機、室外熱交換器、各室内熱交
    換器を接続した冷凍サイクルと、前記複数の室内ユニッ
    トを空調空間単位にグループ分けし、グループ内の比較
    的小容量の室内ユニットが運転を要求するときに、その
    室内ユニットおよび同じグループ内の比較的大容量の室
    内ユニットを運転する手段とを備えたことを特徴とする
    空気調和機。
  4. 【請求項4】 圧縮機および室外熱交換器を有する室外
    ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有する複数の室
    内ユニットと、前記圧縮機、室外熱交換器、各室内熱交
    換器を接続した冷凍サイクルと、前記複数の室内ユニッ
    トを空調空間単位にグループ分けし、グループ内の運転
    要求を出している室内ユニットの容量の合計値が設定値
    以下のときに、同じグループ内の全ての室内ユニットの
    運転を阻止する手段とを備えたことを特徴とする空気調
    和機。
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