JPH0534588B2 - - Google Patents
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- JPH0534588B2 JPH0534588B2 JP32252587A JP32252587A JPH0534588B2 JP H0534588 B2 JPH0534588 B2 JP H0534588B2 JP 32252587 A JP32252587 A JP 32252587A JP 32252587 A JP32252587 A JP 32252587A JP H0534588 B2 JPH0534588 B2 JP H0534588B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
産業上の利用分野
本発明は商品を冷却収納する商品収納部内に吹
き出される冷気を効率的に商品に接触させるよう
にしたシヨーケースに関する。
き出される冷気を効率的に商品に接触させるよう
にしたシヨーケースに関する。
従来の技術
冷気強制循環式のシヨーケースにおいては、商
品陳列部の構造により種々異なる冷気循環経路を
とつているが、一般的に冷気吹出口から冷気吸込
口に到達するまでに庫内商品が効率良く冷却でき
るように、吹き出される冷気に指向性を持たせ、
商品に吹き付けられることなく冷気吸込口より吸
い込まれるいわゆる冷気のシヨートサイクルが起
きないように考慮されている。そして、吹き出さ
れる冷気が直接商品が接触できるように冷気吹出
口及び冷気吸込口が配設されており、その一例と
して実公昭44−13746号公報がある。該公報は、
蒸発器および冷気循環用フアンを内装した冷却室
と他の冷却装置を内装した機械室とを有する冷却
源装置と、この冷却源装置と別個に形成され冷却
室と連通されたシヨーケース本体とを備えたいわ
ゆるセパレート型のシヨーケースを提供するもの
であつた。
品陳列部の構造により種々異なる冷気循環経路を
とつているが、一般的に冷気吹出口から冷気吸込
口に到達するまでに庫内商品が効率良く冷却でき
るように、吹き出される冷気に指向性を持たせ、
商品に吹き付けられることなく冷気吸込口より吸
い込まれるいわゆる冷気のシヨートサイクルが起
きないように考慮されている。そして、吹き出さ
れる冷気が直接商品が接触できるように冷気吹出
口及び冷気吸込口が配設されており、その一例と
して実公昭44−13746号公報がある。該公報は、
蒸発器および冷気循環用フアンを内装した冷却室
と他の冷却装置を内装した機械室とを有する冷却
源装置と、この冷却源装置と別個に形成され冷却
室と連通されたシヨーケース本体とを備えたいわ
ゆるセパレート型のシヨーケースを提供するもの
であつた。
発明が解決しようとする問題点
前記従来の技術において掲げた公報にあつて
は、シヨーケース本体の一側壁上部から水平方向
に冷気を吹き出し、水平方向摺動可能な仕切板に
よりその水平到達距離を規定するとともに冷気を
下方へ指向させ、一側壁下部より冷却室内に循環
冷気を排出する冷気循環経路をとるものである。
しかしながら、シヨーケース本体が方形的な形状
をなすことから、冷気を指向するにあたり、直接
的な指向となりやすく、このため隅部に冷気或い
は温度の高い冷気がとどこおりやすく、庫内温度
分布の均一化を阻害する要因となる問題があつ
た。一方、平面に形成された冷気吹出口より冷気
が吹き出されるが、庫内商品或いは仕切板及び各
内壁に衝突するまでは略直線的に進行するもので
あるため、商品同士の間および商品表面に沿つて
通過する冷気の接触面積並びに接触量が曲線的に
進行するものに比べ少なく、冷却効率が悪いとい
う問題があつた。
は、シヨーケース本体の一側壁上部から水平方向
に冷気を吹き出し、水平方向摺動可能な仕切板に
よりその水平到達距離を規定するとともに冷気を
下方へ指向させ、一側壁下部より冷却室内に循環
冷気を排出する冷気循環経路をとるものである。
しかしながら、シヨーケース本体が方形的な形状
をなすことから、冷気を指向するにあたり、直接
的な指向となりやすく、このため隅部に冷気或い
は温度の高い冷気がとどこおりやすく、庫内温度
分布の均一化を阻害する要因となる問題があつ
た。一方、平面に形成された冷気吹出口より冷気
が吹き出されるが、庫内商品或いは仕切板及び各
内壁に衝突するまでは略直線的に進行するもので
あるため、商品同士の間および商品表面に沿つて
通過する冷気の接触面積並びに接触量が曲線的に
進行するものに比べ少なく、冷却効率が悪いとい
う問題があつた。
そこで本発明は、吹き出される冷気が曲線的に
進行し、商品との接触効率を高めたシヨーケース
を提供するものである。
進行し、商品との接触効率を高めたシヨーケース
を提供するものである。
問題点を解決するための手段
本発明のシヨーケースは、開閉自在な透視部材
にて囲繞された商品収納部を上部に形成し、商品
収納部の下方に通風室を形成した基台を設け、商
品収納部の略中央には底部から上方に延出し周面
に多数の冷気吹出孔を形成した中空の冷気吹出塔
を配設し、通風室には冷気吹出塔の直下にあつて
冷気吹出塔の下端と連通し一側方から導入された
冷気が順次中央部に旋回して冷気吹出塔内へ侵入
するように形成した渦室を設けたものである。
にて囲繞された商品収納部を上部に形成し、商品
収納部の下方に通風室を形成した基台を設け、商
品収納部の略中央には底部から上方に延出し周面
に多数の冷気吹出孔を形成した中空の冷気吹出塔
を配設し、通風室には冷気吹出塔の直下にあつて
冷気吹出塔の下端と連通し一側方から導入された
冷気が順次中央部に旋回して冷気吹出塔内へ侵入
するように形成した渦室を設けたものである。
作 用
冷気供給部における冷気入口より導入される冷
気は、第2立壁及び第1立壁により滑らかに指向
されて順次中央部に移動し施回しながら冷気吹出
塔内に案内され、冷気吹出孔から旋回しつつ放出
される。
気は、第2立壁及び第1立壁により滑らかに指向
されて順次中央部に移動し施回しながら冷気吹出
塔内に案内され、冷気吹出孔から旋回しつつ放出
される。
実施例
以下本発明の実施例を第1図〜第8図を参照し
て説明する。
て説明する。
Gは薬局やデイスカウントシヨツプ等の店舗内
に配置され、商品を陳列販売するための陳列ケー
スとしてのデイスプレイケースであつて、例えば
上面、前面及び左右両側面に透明窓を備え、後面
に商品出し入れ用の扉を有し、これらで商品陳列
室を形成するとともに、この商品陳列室の下の未
使用空間Sを形成する脚材Tを設けている。本例
にあつては、脚材Tとして4本の支柱を図示して
いるが、これに限定するものではなく、前面及び
両側面にわたり目隠板として作用する板材により
未使用空間を遮蔽してもよい。
に配置され、商品を陳列販売するための陳列ケー
スとしてのデイスプレイケースであつて、例えば
上面、前面及び左右両側面に透明窓を備え、後面
に商品出し入れ用の扉を有し、これらで商品陳列
室を形成するとともに、この商品陳列室の下の未
使用空間Sを形成する脚材Tを設けている。本例
にあつては、脚材Tとして4本の支柱を図示して
いるが、これに限定するものではなく、前面及び
両側面にわたり目隠板として作用する板材により
未使用空間を遮蔽してもよい。
1は商品収納部12を有する密閉型の展示箱1
0と、圧縮機21や凝縮器22並びに蒸発器25
等の機械部品を収納し、展示箱10とは別体に形
成される機械箱20と、展示箱10と機械箱20
とを空気流通可能に連通する送風管30とから構
成せるセパレート型のシヨーケースである。尚、
収納する商品の種類や制御すべき温度帯等に応じ
て、冷凍用・冷蔵用・氷温用等の使い分けをする
が、本実施例においては、その一例として冷蔵シ
ヨーケース(以後シヨーケースで統一する)をと
りあげて説明する。ただし、本発明はセパレート
型のシヨーケースに限定するものではなく、通常
一般的に表現するシヨーケースを対象とする。
0と、圧縮機21や凝縮器22並びに蒸発器25
等の機械部品を収納し、展示箱10とは別体に形
成される機械箱20と、展示箱10と機械箱20
とを空気流通可能に連通する送風管30とから構
成せるセパレート型のシヨーケースである。尚、
収納する商品の種類や制御すべき温度帯等に応じ
て、冷凍用・冷蔵用・氷温用等の使い分けをする
が、本実施例においては、その一例として冷蔵シ
ヨーケース(以後シヨーケースで統一する)をと
りあげて説明する。ただし、本発明はセパレート
型のシヨーケースに限定するものではなく、通常
一般的に表現するシヨーケースを対象とする。
機械箱20には、冷凍サイクルの一部を構成す
る圧縮機21、凝縮器22及び凝縮器用送風機2
3等を収容する第1機械室24と、蒸発器(=冷
却器)25及び蒸発器用送風機26等を収容し、
送風管30への空気流通のため蒸発器25により
冷却された空気(これを冷気と称す)を送出する
冷気送出口27及び後述する収納部12を冷却し
た後の空気(これを帰還冷気と称す)を吸入する
帰還冷気吸入口28を一壁に並設し下方に排水皿
29Aを配設するとともに第1機械室24と断熱
的に画成した第2機械室29とが形成されてい
る。そして、機械箱20は、外部特にデイスプレ
イケースGの顧客展示側から確認しにくくするた
め、脚材Tにて形成される未使用空間Sに配設す
るものである。
る圧縮機21、凝縮器22及び凝縮器用送風機2
3等を収容する第1機械室24と、蒸発器(=冷
却器)25及び蒸発器用送風機26等を収容し、
送風管30への空気流通のため蒸発器25により
冷却された空気(これを冷気と称す)を送出する
冷気送出口27及び後述する収納部12を冷却し
た後の空気(これを帰還冷気と称す)を吸入する
帰還冷気吸入口28を一壁に並設し下方に排水皿
29Aを配設するとともに第1機械室24と断熱
的に画成した第2機械室29とが形成されてい
る。そして、機械箱20は、外部特にデイスプレ
イケースGの顧客展示側から確認しにくくするた
め、脚材Tにて形成される未使用空間Sに配設す
るものである。
展示箱10は外観視概ね球形状をなすものであ
り、その略下半分を構成し水平断面円形状の基台
11と、その上半分を構成し被冷却空間となると
ともに商品の収納空間となる商品収納部12とか
ら成り、本実施例にあつては、デイスプレイケー
スGの上部に載置させるものである。
り、その略下半分を構成し水平断面円形状の基台
11と、その上半分を構成し被冷却空間となると
ともに商品の収納空間となる商品収納部12とか
ら成り、本実施例にあつては、デイスプレイケー
スGの上部に載置させるものである。
基台11はその外形を構成する本体11Aを透
光性部材例えば乳白色の樹脂にて形成している。
また、その上段に通風室13を、下段に照明室1
4を夫々形成しており、両室13,14は断熱材
15A及び断熱性を有した透光性部材例えば透明
ガラス15Bにて区画される。そして、通風室1
3は送風管30を経て運ばれる冷気を導入し商品
収納部12へ案内する高圧空間としての冷気供給
部16と、帰還冷気を回収して送風管30へ導出
する低圧空間としての冷気帰還部17とを独立的
に区画形成している。
光性部材例えば乳白色の樹脂にて形成している。
また、その上段に通風室13を、下段に照明室1
4を夫々形成しており、両室13,14は断熱材
15A及び断熱性を有した透光性部材例えば透明
ガラス15Bにて区画される。そして、通風室1
3は送風管30を経て運ばれる冷気を導入し商品
収納部12へ案内する高圧空間としての冷気供給
部16と、帰還冷気を回収して送風管30へ導出
する低圧空間としての冷気帰還部17とを独立的
に区画形成している。
この通風室13の一例を説明すると、基台11
の上面に位置し、商品載置板を兼用する展示皿と
してのターンテーブル44にて通風室13の上壁
を構成しており、このターンテーブル44は略中
央に後述する冷気吹出塔41を貫通させる貫通口
43を有するとともに後述する仕切板45に適数
個立設したリブ60上に回動自在に保持され、透
光性部材例えば乳白色の樹脂にて成形される。そ
して、冷気供給部16は、周面に多数の冷気吹出
孔40を形成し商品収納部12内に延出する中空
の冷気吹出塔41を有し、さらにこの冷気吹出塔
41の下端と連通し一側方に設けた冷気入口42
から導入される冷気を順次中央部に旋回して冷気
吹出塔41内に案内する渦室16aを形成するも
のであり、この渦室16aは、透明ガラス15B
の径より大きな径の円をなし透明ガラス15Bの
真上にわずかに間隔を存して配設される通風底板
47の略中央に3/4円周分の第1立壁48Aと、
残りの1/4円周部分に偏心的に連通し冷気入口4
2へ向けて先細りとなる第2立壁48Bとを立設
し、両立壁48A,48Bの上面開口を被覆し、
冷気吹出塔41を設けた上板29を配設して構成
される。ここで、冷気入口42より導入される冷
気は第2立壁48Bに沿つて指向され、第1立壁
48Aに沿つて順次旋回しながら、中央に移動
し、冷気吹出塔41の下端より冷気吹出塔41内
に案内され、この吹出塔41内を旋回しながら上
昇し順次冷気吹出孔43より渦状に放出される。
の上面に位置し、商品載置板を兼用する展示皿と
してのターンテーブル44にて通風室13の上壁
を構成しており、このターンテーブル44は略中
央に後述する冷気吹出塔41を貫通させる貫通口
43を有するとともに後述する仕切板45に適数
個立設したリブ60上に回動自在に保持され、透
光性部材例えば乳白色の樹脂にて成形される。そ
して、冷気供給部16は、周面に多数の冷気吹出
孔40を形成し商品収納部12内に延出する中空
の冷気吹出塔41を有し、さらにこの冷気吹出塔
41の下端と連通し一側方に設けた冷気入口42
から導入される冷気を順次中央部に旋回して冷気
吹出塔41内に案内する渦室16aを形成するも
のであり、この渦室16aは、透明ガラス15B
の径より大きな径の円をなし透明ガラス15Bの
真上にわずかに間隔を存して配設される通風底板
47の略中央に3/4円周分の第1立壁48Aと、
残りの1/4円周部分に偏心的に連通し冷気入口4
2へ向けて先細りとなる第2立壁48Bとを立設
し、両立壁48A,48Bの上面開口を被覆し、
冷気吹出塔41を設けた上板29を配設して構成
される。ここで、冷気入口42より導入される冷
気は第2立壁48Bに沿つて指向され、第1立壁
48Aに沿つて順次旋回しながら、中央に移動
し、冷気吹出塔41の下端より冷気吹出塔41内
に案内され、この吹出塔41内を旋回しながら上
昇し順次冷気吹出孔43より渦状に放出される。
また冷気帰還部17は、通風底板47とともに
通風室13の底部を構成する仕切板45とターン
テーブル44の外周縁との間に形成される間隔H
より帰還冷気を吸入し、この帰還冷気を冷気供給
部16の第1立壁48A及び第2立壁48Bにて
指向して冷気入口42と並設せる帰還冷気送出口
62へ案内し、後述する送風管30の帰還筒32
へ導出する。
通風室13の底部を構成する仕切板45とターン
テーブル44の外周縁との間に形成される間隔H
より帰還冷気を吸入し、この帰還冷気を冷気供給
部16の第1立壁48A及び第2立壁48Bにて
指向して冷気入口42と並設せる帰還冷気送出口
62へ案内し、後述する送風管30の帰還筒32
へ導出する。
尚、ターンテーブル44や仕切板45等冷気供
給部16及び冷気帰還部17を構成する部材につ
いては、夫々透光性を有する材料例えば透明或い
は乳白色の樹脂にて形成しておく。
給部16及び冷気帰還部17を構成する部材につ
いては、夫々透光性を有する材料例えば透明或い
は乳白色の樹脂にて形成しておく。
また照明室14は透明ガラス15Bの円の径よ
り小さい径にて環状に形成された照明装置の一部
をなす照明灯例えば丸型螢光灯46を本体11A
の略中央に配設し、この螢光灯46の照射により
本体11A並びに商品収納部12を照明する。
尚、透明ガラス15Bとして、互いに間隔を存し
て平行に複数枚(本例では3枚)配設させた複層
透明ガラスを採用して、空気層による断熱を行な
うとともに透光性を持たせている。
り小さい径にて環状に形成された照明装置の一部
をなす照明灯例えば丸型螢光灯46を本体11A
の略中央に配設し、この螢光灯46の照射により
本体11A並びに商品収納部12を照明する。
尚、透明ガラス15Bとして、互いに間隔を存し
て平行に複数枚(本例では3枚)配設させた複層
透明ガラスを採用して、空気層による断熱を行な
うとともに透光性を持たせている。
一方、商品収納部12は、略半球面状をなし透
視可能な材料例えば透明樹脂にて形成した透視部
材としてのフード50にて囲繞され、このフード
50はヒンジ部51により基台11に対して回動
可能に取りつけられている。またフード50の回
動により商品収納部12の開閉を行なうものであ
る。更にフード50の下端全周にわたり閉塞時の
気密性の保持並びに衝撃吸収のため弾力性を有し
たシール部材52を配設しておく。そして、ター
ンテーブル44の販売商品例えばジユース等の飲
料を封入した容器(これを飲料容器と称す)53
を載置し、冷気供給部16より吹き出される冷気
により商品収納部内ひいては飲料容器53を冷却
しつつ陳列する。
視可能な材料例えば透明樹脂にて形成した透視部
材としてのフード50にて囲繞され、このフード
50はヒンジ部51により基台11に対して回動
可能に取りつけられている。またフード50の回
動により商品収納部12の開閉を行なうものであ
る。更にフード50の下端全周にわたり閉塞時の
気密性の保持並びに衝撃吸収のため弾力性を有し
たシール部材52を配設しておく。そして、ター
ンテーブル44の販売商品例えばジユース等の飲
料を封入した容器(これを飲料容器と称す)53
を載置し、冷気供給部16より吹き出される冷気
により商品収納部内ひいては飲料容器53を冷却
しつつ陳列する。
他方、送風管30は、一端側を冷気送出口27
に他端側を冷気供給部16の冷気入口42に夫々
連接させ冷気を断熱的に流通する供給筒31と、
一端側を帰還冷気吸入口28に他端側を冷気帰還
部17の帰還冷気送出口62に夫々連接させ帰還
冷気を流通する帰還筒32とから成り、好ましく
は両筒31,32を夫々屈曲自在かつ伸縮自在に
構成させておく。
に他端側を冷気供給部16の冷気入口42に夫々
連接させ冷気を断熱的に流通する供給筒31と、
一端側を帰還冷気吸入口28に他端側を冷気帰還
部17の帰還冷気送出口62に夫々連接させ帰還
冷気を流通する帰還筒32とから成り、好ましく
は両筒31,32を夫々屈曲自在かつ伸縮自在に
構成させておく。
以上本発明によれば、商品収納部12内に冷気
吹出塔41が延出され、この周側面に多数の冷気
吹出孔40が形成してあるため、収納部12内に
満遍なく冷気を吹き出すことができ、収納部12
内を均一に冷却することができる。また冷気吹出
塔41内に冷気は旋回しながら導入されるため、
冷気吹出孔40より放出される冷気も孔40に対
し法線方向ではなく旋回するような方向に放出さ
せることができ、販売商品53との接触量及び接
触時間を増加させることとなり、商品53の冷却
効率を高めることができ、より迅速な冷却が行な
える。更に商品収納部12内に吹き出される冷気
が旋回しながら進行するため、帰還冷気も旋回し
つつ冷気帰還部17内に回収され、効率良く帰還
冷気送出口62へ案内できる。そして、フード5
0を半球面状に形成しているため、冷気吹出塔4
1より吹き出された冷気は滑らかに下方に指向さ
れる。したがつて、冷気入口42より導入される
冷気は、通風室13の冷気供給部16において滑
らかに指向されて旋回しつつ商品収納部12内に
放出され、更に滑らかに下方へ指向されて商品収
納部12外へ排出され、冷気帰還部17にて効率
的に帰還冷気送出口62へ収束されることとな
り、全体的な冷却効率の向上が図れる。
吹出塔41が延出され、この周側面に多数の冷気
吹出孔40が形成してあるため、収納部12内に
満遍なく冷気を吹き出すことができ、収納部12
内を均一に冷却することができる。また冷気吹出
塔41内に冷気は旋回しながら導入されるため、
冷気吹出孔40より放出される冷気も孔40に対
し法線方向ではなく旋回するような方向に放出さ
せることができ、販売商品53との接触量及び接
触時間を増加させることとなり、商品53の冷却
効率を高めることができ、より迅速な冷却が行な
える。更に商品収納部12内に吹き出される冷気
が旋回しながら進行するため、帰還冷気も旋回し
つつ冷気帰還部17内に回収され、効率良く帰還
冷気送出口62へ案内できる。そして、フード5
0を半球面状に形成しているため、冷気吹出塔4
1より吹き出された冷気は滑らかに下方に指向さ
れる。したがつて、冷気入口42より導入される
冷気は、通風室13の冷気供給部16において滑
らかに指向されて旋回しつつ商品収納部12内に
放出され、更に滑らかに下方へ指向されて商品収
納部12外へ排出され、冷気帰還部17にて効率
的に帰還冷気送出口62へ収束されることとな
り、全体的な冷却効率の向上が図れる。
以上詳述したように本発明によれば、導入され
る冷気が順次旋回して冷気吹出塔内へ侵入するよ
うに形成した渦室を通風室に設けたことで、商品
収納部内に延出される冷気吹出塔の冷気吹出孔か
ら放出される冷気も旋回させることができ、冷気
吹出孔から帰還冷気吸入部までの冷気搬送経路が
長くなり、冷気と販売商品との接触量並びに接触
時間を増加させることとなり、商品及び商品収納
部の冷却効率を向上させることができる。
る冷気が順次旋回して冷気吹出塔内へ侵入するよ
うに形成した渦室を通風室に設けたことで、商品
収納部内に延出される冷気吹出塔の冷気吹出孔か
ら放出される冷気も旋回させることができ、冷気
吹出孔から帰還冷気吸入部までの冷気搬送経路が
長くなり、冷気と販売商品との接触量並びに接触
時間を増加させることとなり、商品及び商品収納
部の冷却効率を向上させることができる。
各図は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は展示箱のフード・上板を除去し通風室にお
ける冷気及び帰還冷気の流れを表わす平面図、第
2図はシヨーケースをデイスプレイケースに設置
した状態の外観斜視図、第3図はシヨーケースの
外観斜視図、第4図は第2図のA−A断面図、第
5図は展示箱における冷気の流れを示す外観斜視
図、第6図は展示箱に販売商品を収納した状態を
示す側面図、第7図は展示箱の分解斜視図、第8
図は機械箱の分解斜視図である。 1……セパレート型のシヨーケース、10……
展示箱、11……基台、12……商品収納部、1
3……通風室、14……照明室、16……冷気供
給部、16a……渦室、17……冷気帰還部、2
0……機械箱、30……送風管、40……冷気吹
出孔、41……冷気吹出塔、42……冷気入口、
44……ターンテーブル、45……仕切板、47
……通風底板、48A……第1立壁、48B……
第2立壁、49……上板、62……帰還冷気送出
口。
1図は展示箱のフード・上板を除去し通風室にお
ける冷気及び帰還冷気の流れを表わす平面図、第
2図はシヨーケースをデイスプレイケースに設置
した状態の外観斜視図、第3図はシヨーケースの
外観斜視図、第4図は第2図のA−A断面図、第
5図は展示箱における冷気の流れを示す外観斜視
図、第6図は展示箱に販売商品を収納した状態を
示す側面図、第7図は展示箱の分解斜視図、第8
図は機械箱の分解斜視図である。 1……セパレート型のシヨーケース、10……
展示箱、11……基台、12……商品収納部、1
3……通風室、14……照明室、16……冷気供
給部、16a……渦室、17……冷気帰還部、2
0……機械箱、30……送風管、40……冷気吹
出孔、41……冷気吹出塔、42……冷気入口、
44……ターンテーブル、45……仕切板、47
……通風底板、48A……第1立壁、48B……
第2立壁、49……上板、62……帰還冷気送出
口。
Claims (1)
- 1 開閉自在な透視部材にて囲繞された商品収納
部を上部に形成し、該商品収納部の下方に通風室
を形成した基台を設け、前記商品収納部の略中央
には底部から上方に延出し周面に多数の冷気吹出
孔を形成した中空の冷気吹出塔を配設し、前記通
風室には前記冷気吹出塔の直下にあつて前記冷気
吹出塔の下端と連通し一側方から導入された冷気
が順次中央部に施回して前記冷気吹出塔内へ侵入
するように形成した渦室を設けたことを特徴とす
るシヨーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32252587A JPH01163582A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32252587A JPH01163582A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01163582A JPH01163582A (ja) | 1989-06-27 |
JPH0534588B2 true JPH0534588B2 (ja) | 1993-05-24 |
Family
ID=18144636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32252587A Granted JPH01163582A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01163582A (ja) |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP32252587A patent/JPH01163582A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01163582A (ja) | 1989-06-27 |
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