JPH01193577A - 透視部材、該透視部材を有する展示箱並びに前記透視部材を有する冷却ショーケース - Google Patents

透視部材、該透視部材を有する展示箱並びに前記透視部材を有する冷却ショーケース

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JPH01193577A
JPH01193577A JP1799388A JP1799388A JPH01193577A JP H01193577 A JPH01193577 A JP H01193577A JP 1799388 A JP1799388 A JP 1799388A JP 1799388 A JP1799388 A JP 1799388A JP H01193577 A JPH01193577 A JP H01193577A
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Yoshiro Ishizaka
芳朗 石坂
Hiroshi Naganuma
弘 長沼
Kenji Sato
堅治 佐藤
Kiyokazu Goto
後藤 清和
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、商品収納部に冷気を吹き出し冷却するショー
ケースに係り、詳述すると商品収納部を囲繞する透視部
材の改良に関する。
従来の技術 商品を陳列するショーケースにあって、商品収納空間の
内部を外方から見えやすくすることは必要不可決の要件
であり、通常、商品収納空間を覆うものとして、実公昭
39−10268号公報及び実公昭39−20356号
公報や実開昭61−145283号公報等がある。一方
、四側面を透明体で構成するものとして種々提案されて
おり、その−例として実公昭62−16621号公報が
ある。
発明が解決しようとする課題 前記従来の技術の実開昭62−16621号公報にあっ
ては、四側面を透明体である二重ガラスにて構成するも
のであり、商品収納部の冷却により外部との温度差が生
じるためガラス外面に温風を吹きつけてガラス外面に結
露が生じることを防止している。しかしながら、各側面
は独立した二重ガラスを採用するものであり、しかも各
面は平面ガラスを二枚、間隔を存して並設するものであ
る。このため、その成形にあたってはガラス両端にスペ
ーサを配し周縁を枠体で被覆すれば一定間隔を形作るこ
とが容易になきれるものであり、別話工夫をする必要が
ないが、曲面ガラスとする場合には製造コストの上昇も
さることながら一定間隔の保持は非常に難しいものがあ
り、一般的に三次曲面をなす二重ガラスの採用は行なわ
れていない。
一方、実公昭39−10268号公報にあっては、側面
視略174  円形状の透明体にて形成した上蓋大及び
小を回動自在に遊着したものであり、上蓋大成いは小を
回動することで商品収納部の開閉を行なう。しかしこの
上蓋は単板にて構成したものであるため、その断熱性が
悪く、その熱損失が運転制御において無視できないもの
に対しては使用できず、また防露の面での工夫はなされ
ておらず、このショーケースを冷却箱として使用する場
合には、上蓋の外面の曇りや言付現象が発生して、陳列
商品の透視性が損なわれ、充分な展示効果が期待できな
くなる問題を含んでいた。
他方、実公昭39−20356号公報にあっては、ショ
ーケースを丸形としてゆっくり回転させるようにし、こ
のショーケース外面に接触させてワイパーを配設し、シ
ョーケース外面に付着する露などを拭い去るようにした
ものであるが、露などを拭い去るためにはショーケース
を回転させなければならず、ショーケースを回転させる
機構が必要となってショーケースの内部構造を複雑なも
のとし、ケース自体が大型化するとともに部品点数の増
加を招いていた。このためショーケースの小型・軽量化
に対しては不向きであるとともに、ワイパーの存在で陳
列商品が見にくくなってしまうという問題があった。更
に先の2つの公報はともに、露を発生しにくくするため
の工夫がなされているものではなかった。
また、実開昭61−145283号公報にあっては、生
菓子等の商品の収納部を下面を開口した略円柱の外形状
をなす蓋体にて囲繞している。この蓋体にあっても単板
で構成されているためその熱的損失を無視できないシビ
アな温度制御帯を有するものに対しての使用は不向きで
あった。
そこで本発明は、それぞれ三次曲面をなす透明体を間隔
を存して上下に重ね合わせて断熱性を保持させ、商品収
納部の透視性を充分に確保しつつ、露付きの発生しにく
い透視部材と、この透視部材にて商品収納部を囲繞する
展示箱及びこの展示箱を冷却用に使用したショーケース
を提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明の透視部材は、それぞれ三次曲面をなす内側透明
体及び外側透明体を間隔を存して内外二重に配設したも
のである。また、上記透視部材間隔内適所に外部から見
えないように吸湿部材を配設したり、内側透明体の外面
及び外側透明体の内面のそれぞれに対応する位置に雄部
或いは雌部を突設し、雄雌両部の嵌合にて間隔を保持し
たり、それぞれ半球面状となし、内側透明体の外面及び
外側透明体の内面におけるそれぞれの天頂部に雄部或い
は雌部を突設し、雄雌両部のまわりに吸湿部材を配設す
る保有部を形成したりすればその断熱性及び透視性の確
保の面で効果的である。
一方、本発明の透視部材を有する展示箱は、前記透視部
材にて囲繞きれ底部に商品を載せる展示板を有する商品
収納部をその上部に配設し、商品収納部の下劣に配設さ
れ商品収納部と冷気流通を行なう通風室を設けたもので
あり、他方、この展水箱と、冷凍サイクルを構成する部
品を含む機械部品を収納する機械箱と、両箱を空気流通
可能に連通ずる送風管とで透視部材を有する冷却ショー
ケースを構成したものである。
作用 内側透明体と外側透明体とを間隔を存して内外二重に配
設して両透明体の間に空気層を形成している。そして吸
湿部材にて空気層内の除湿を行ない結露がおこりに<<
シている。更に除湿されることで空気層の熱伝導性を低
くして断熱性を向上きせている。また両透明体の対応す
る位置に雄部或いは雌部を突設して、両透明体の組み立
ての際の位置決め及び仮固定並びに間隔の保持を行なっ
ている。そして両透明体をそれぞれ三次曲面をなして形
成することで、透視性をよくするとともに展示箱内に吹
き出される冷気をより滑らかに指向するようにしている
実施例 以下本発明の実施例を第1図〜第10図を参照して説明
する。
(G)は薬局やディスカウントショップ等の店舗内に配
置され、商品を陳列販売するための陳列ケースとしての
デイスプレィケースであって、例えば上面、前面及び左
右両側面に透明窓を備え、後面に商品出し入れ用の扉を
有し、これらで商品陳列室を形成するとともに、この商
品陳列室の下に未使用空間(S)を形成する脚材(T)
を設けている。本例にあっては、脚材(T)として4本
の支柱を図示しているが、これに限定するものでなく、
前面及び両側面にわたり目隠板として作用する板材によ
り未使用空間を遮蔽するようにしてもよい。
(1)は商品収納部(12)を有する密閉型の展示箱(
10)と、圧縮機や凝縮器並びに蒸発器等の機械部品を
収納し展示箱(10)とは別体に形成される機械箱(2
0)と、展示箱(10)と機械箱(20)とを空気流通
可能に連通ずる送風管(30)とから構成せるセパレー
ト型のショーケースであり、収納する商品の種類や制御
すべき温度帯等に応じ冷凍用、冷蔵用、氷温用及び加温
用等の使い分けをするが、本実施例においてはその一例
として冷蔵ショーケース(以後ショーケースで統一する
)をとりあげて説明する。ただし本発明はセパレート型
のショーケースに限定するものではなく、通常一般的に
表現するショーケースを対象とする。
展示箱(10)は、略球形状をなすものであり、その格
下半分を構成し上面視略円形状の基台(11)と、その
上半分を構成し冷却室を兼用するとともに底部に商品載
置用の展示板を有する商品収納部(12)とから成り、
本例においてデイスプレィケース(G)の上部に載置さ
せるものである。
基台(11)は上段に通風室(13)を、下段に照明室
(14)を夫々形成しており、両室(13)(14)は
断熱材(15A)及び断熱性を有した透光性部材例えば
透明ガラス(15B)にて区画される。そして、通風室
(13)は送風管(30)を経て運ばれた冷気を導入し
この冷気を商品収納部(12)へ案内する高圧空間とし
ての冷気供給部(16)と、帰還冷気を回収して送風管
り30)へ導出する低圧空間としての冷気帰還部(17
)とを独立して区画形成している。
この通風室(13)の−例を説明すると、商品収納部(
12)の底部に位置し商品載置のための展示板としての
ターンテーブル(44)にて通風室(13)の上壁を構
成しており、このターンテーブル(44)は略中央に後
述する冷気吹出塔(41)を貫通させる貫通口(43)
を有するとともに後述する仕切板(45)に適数個立設
したリブ(60)上に回動自在に保持され、透光性部材
例えば乳白色の樹脂にて成形される。そして、冷気供給
部(16)は、周面に多数の冷気吹出孔(40)を形成
し商品収納部(12)内に延出する中空の冷気吹出塔(
41)を有し、きらにこの冷気吹出塔(41)の下端と
連通し一側方に設けた冷気入口(42)から導入される
冷気を順次中央部に旋回して冷気吹出塔(41)内に案
内するものであり、透明ガラス(15B)の径より大き
な径の円をなし透明ガラス(15B)の真上にわずかに
間隔を存して配設される通風底板(47)の略中央に3
74円周分の第1立壁(48A)と、残りの174円周
部分に偏心的に連通し冷気人口(42)へ向けて先細り
となる第2立壁(48B)とを立設し、両立壁(48A
)<48B)の上面開口を被覆し冷気吹出基(41)を
設けた上板(49)を配設して構成される。ここで、冷
気人口(42)より導入される冷気は第2立壁(48B
)に沿って指向され、第1立壁(48A>に沿って順次
旋回しながら、中央に移動し、冷気吹田基(41)の下
端より冷気吹出基(41)内に案内され、この吹出塔(
41)内を旋回しながら上昇し順次冷気吹出孔(40)
より渦状に放出される。
また、冷気帰還部(17)は、冷気供給部り16)の第
1及び第2立壁(48A>(48B)のまわりを略円形
状に囲繞するようにし両壁(48A)(48B)よりも
高さの低い第3立壁(45B)を形成しており、通風底
板(47)とともに通風室(13)の底部を構成する仕
切板(45)とターンテーブル(44〉の全外周縁との
間に形成される隙間(これを帰還冷気回収部とする)(
H)より帰還冷気を回収し、第3立壁(45B)の外面
にて順次冷気を旋回しつつ内方へ指向して、冷気入口(
42)と並設せる帰還冷気送出口(62)へ案内し、後
述する送風管(30)の帰還筒(32)へ導出する。尚
、第3立壁(45B)を越える冷気もあるが、この冷気
は第1及び第2立壁(48A)(48B)の外面に沿っ
て移動し外方へ指向されて再び第3立壁(45B>を越
え第3立壁(45B)にて指向される冷気と合流して帰
還冷気送出口(62)へ案内され帰還筒(32)へ帰還
する。また、冷気供給部(16)及び冷気帰還部(17
)を構成する部材は透光性を有する材料例えは乳白色の
樹脂にて形成しておく。
また照明室(14)は透明ガラス(15B)の円の径よ
り小さい径にて環状に形成された照明装置の一部である
照明灯例えば螢光灯(46)を基台(11〉の外形を構
成する透光性樹脂にて形成した本体(IIA)の略中央
に配設している。尚、透明ガラス(15B)としては、
ガラスを互いに間隔を存して平行に複数枚(本例では3
枚)配設させた複層(本例では3層)透明ガラスを採用
して、空気層による断熱を行なうとともに透光性を持た
せている。そして螢光灯(46)にて囲繞される中央空
間を利用して種々の電気部品例えばグローランプや安定
器等を配設しておく。
一方、商品収納部(12)は、透視可能な材料例えはア
クリル樹脂等透明樹脂から成る透明体にて形成した透視
部材(以後フードと称す) (50)にて囲繞されてお
り、このフード(50)は基台(11)に対して回動可
能に取りつけられ、その回動により商品収納部(12)
の開閉を行なう。ここでフード(50)としては、商品
収納部(12)内へ吹き出きれる冷気を曲線的に指向す
べく、三次曲面例えば略半球面状に形成し、特に本例で
は互いに間隔を存して配設した複M(なかでも2層)の
ものとしており、その最外層を形成する透明体(70)
の下部に形成した固定片(70A)をヒンジ部(51)
に固定している。またフード(50)には、間隔を保持
するためのスペーサ(50A>を介在させるとともにそ
の下端は、全周にわたって樹脂製のサツシュ(50B)
にて挾持している。また、フード閉室時の気密性の保持
並びに衝撃吸収のため弾力性を有したシール部材(52
)をサツシュ(50B)下面に形成した凹部に取りつけ
ている。
他方、商品収納部(12)内の冷却にて生じる外部と内
部との温度差により発生することとなるフードク50)
外面(本例では複層としているため最内層の外面)への
露付き防止のため、フード内の空気層の湿度を低下すべ
くフード(50)の空気層内適所に吸湿作用を有した吸
湿部材例えば乾燥剤(72)を配設する。この乾燥剤り
71)としては、比較的吸湿性が強く寿命の短い(5年
程度)シリカゲルや五酸化リン及び比較的吸湿性が弱く
寿命が長い(100年程)とともにシリカゲルに比ベニ
安価なモリキュラシーブス等を単独または一定の割合で
混ぜ合わせて使用する。また、本例では内側フード(7
1)及び外側フード(70)にて内外二層に形成したフ
ード(50)の天頂部及びその周囲における空気層部分
に乾燥剤(72)を配設する場合について説明するが、
空気層内適所としては、他に把手(70B>の位置する
部分の内側や固定片(70A>の位置する部分の内側等
外部より確認しにくい位置を選定すればよい。
内側フード(71)の天頂部外面に位置決め及び固定用
の雄部としての突起(73)を立設し、この突起(73
)のまわりに互いに粒状の乾燥剤の径よりも小さな間隔
を存して複数のリブ(74)を立設して、このリブ(7
4)にて囲まれる部分を乾燥剤(72)の保有部(75
)とする。一方外側フード(70)の天頂部内面にあっ
て、突起(73〉と対向する位置に突起(73)を嵌合
する雌部としての環状突起(76)を形成しておく。
この構成におけるフード(50)の組立手順について説
明する(第1図、第7図及び第8図参照)。
まず、天頂が上部となるように内側フード(71)を用
意し、保有部(75)に乾燥剤(72)を適量だけ詰め
る。この状態の内側フード(71)の上方から天頂が上
部となるようにして外側フード(70)を内側フード(
71)にかぶせる。このとき、突起り73)を環状突起
(76)に嵌め込むが、突起(73)は外側フード(7
0)の固定だけでなく位置決め部材及び間隔子としても
作用する。そして、内側フード(71)に形成したリブ
(74)及び乾燥剤(72)を外部から見えなくすべく
適宜の形状及び大きさの天頂カバー(77)(例えば裏
面に接着剤を配設した目隠用のシール等)を天頂部及び
その周囲に配設する。この後、両フード<70)(71
)を天地逆となし、両フード(70)(71)間に弾性
を有したシールを兼用するスペーサ(50A>を介在さ
せて両フード(70)(71)周端縁にサツシュ(SO
B)及びシール部材としてのパツキン(52)を取りつ
ければフード(50)の組立は完了する。
尚、リブ(74)を内側フード(71)外面に立設する
場合を述べたが、外側フード(70)内面に形成しても
よい。ただし、この場合組立手順が異なる(第9図参照
)、すなわち、天頂が下部となるように外側フード(7
0)を用意し、リブで囲まれる保有部(75)に乾燥剤
(72)を詰め、環状突起(76)が下部となるように
して内側フード(71)を外側フード(70)に臨ませ
、突起(73〉を環状突起(76)に嵌め込む。
そして両フード(70)<71)の周端縁に先の例と同
様にサツシュ(50B)及びパ゛ツキン(52〉を取り
つける。したがって後者の例の方が、両フード(70)
(71)の天地を逆にする作業がなく、常に上方からの
組立作業とできるため、組立作業性能は向上する。
また、一方のフードにだけリブを形成するのではなく、
両フードに夫々隙間を残してかみあわせることができる
ような突部を形成するようにしてもよい。更に、リブに
より保有部(75)を形成させたが、乾燥剤(72)を
通気性を有する袋に詰めて適所に配設するようにしても
よい。またフード(50)(勿論外側フード(70)の
外面下部)における固定片(70A)と最も離間する位
置すなわち対向する部分外面に開閉の際の操作部となる
把手(70B)を形成しておく。
本例にあっては、フード(50)をそれぞれ三次曲面を
なす内側フード(71)と外側フード(70)にて間隔
を存して内外二重に構成したので、間隔内の空気を断熱
層として利用でき、フード(50)の断熱性を向上でき
る。そして、空気層内に乾燥剤(72)を配設きせたの
で、空気層の除湿が行なえ、内側フード(71)の外面
に露の付着することを防止でき、冷却に伴なうフード(
50)の曇りをなりシ、より展示効果の高いフードを提
供できる。また、それぞれ半球面状をなした内側フード
(71)の外面及び外側フード(70)の内面にあって
、それぞれ対応する位置に雄体としての突起(73)或
いは雌体としての環状突起(76)を形成したので、曲
面をなす両フード(70)(71)の組み立ての際の位
置決めが非常に容易に行なえるとともに、両突起<73
)(76)の嵌合にて両フード(70)(71)の仮固
定が行なえ、かつ両フード(70)<71)の間隔の保
持が容易に行なえる。
更に、乾燥剤(72)の保有部(75)を形成する突起
(73)及びリブ(74)並びに環状突起(76)を、
フードにおける天頂部及びその周囲に作成しておけば、
インジェクション成形法によるフード成形の際の原料注
入部に近づけて成形することができ、フード自体の強度
を向上させることができるとともに、空気層の幅を均一
となすための間隔子としての機能をも持たせることがで
き、その組み立て作業を簡便かつ容易に行ないうる。
一方、展示箱(10)は前述のフード(50)にて商品
収納部(12)を囲繞し、商品収納部(12〉の略中央
より冷気を吹き出し、ターンテーブル(44)の周囲よ
り回収する中央吹き出し周囲吸い込みの冷気流通形態を
とっているが、フード(50)半球面状であるため、フ
ード(50)にあたる冷気は滑らかに指向できるととも
に、フード(50)内面に角部が形成されないので冷気
溜りが発生しにくく、角部にありがちな見にくさをなく
すことができ、多角的な方向から販売商品の確認を行な
うことができる。
他方、この展示箱り10)と、冷凍サイクルを構成する
種んの機械部品を収納し展示箱(10)と別体に形成し
た機械箱(20)とを送風管(30)により空気流通可
能に連通したショーケース(1)であるため、展示箱(
10)の小型軽量化が容易で、展示効果に優れたものと
でき、種々の温度帯での活用もできる。
そして、商品収納部(12)の底部に位置するターンテ
ーブル(44)の上に販売商品例えばジュース等の飲料
を封入した容器(これを飲料容器と称す)(53)を載
置するが、多数の飲料容器(53)を載置したときに飲
料容器(53)同士の間に確実に隙間を形成するために
、ターンテーブル(44)上面に商品仕切部材(54)
を配設する。この商品仕切部材(54)は、ターンテー
ブル(44)と別体に形成してもよいが、大側ではター
ンテーブル(44)と一体的に形成する場合について説
明する。商品仕切部材(54)はその中心に貫通口(4
3)より大径の貫挿孔(本例では方形状をなす)(55
)を形成するとともに、貫挿孔(55)のまわりに規則
正しく配列し断面方形状をなし商品の下部を個別に嵌め
込ませて受ける複数の凹所(56)を形成したものであ
る。尚、この凹所(56)の大きき並びに形状は任意に
選定すればよく、特定の商品のみを陳列させたいときに
は、特定商品の底部形状と同じ形状及び犬ききに凹所(
56)を成形すればよい。したがって凹所(56)を形
成したことで、凹所(56)同士の間には区画のだめの
仕切壁が存在しこの仕切壁により、凹所(56)の間に
は確実に隙間(1〜3mn+程度でよい)を形成するこ
とができるため、ターンテーブルク44)上に販売商品
(53〉を陳列する場合、商品間には必ず隙間が形成き
れ、この隙間を冷気吹出塔(41)より吹き出される冷
気の通路となせ、陳列する商品による冷気流路の阻害が
なくなり、確実に商品収納部(12)ひいては販売商品
(53)の冷却を行なうことができる。また凹所(56
)は販売商品(53)載置の際の位置決め部材としても
作用するため、商品の補充が容易であるとともに、商品
の規則正しい配列も行なえる。
尚、ターンテーブル(44)における商品仕切部材(5
4)を配設していない部分にも商品の載置が行なえる。
そしてターンテーブル(44)の周縁部全周にわたって
形成した凸部(57)の下面を仕切板(45)のリブ(
60)で支持する。この凸部(57)が周縁部全周にわ
たり形成されているためターンテーブルク44)は回動
自在にリブ(60>上に載置されるとともに、凸部(5
7)がターンテーブル(44〉における有効載置面積を
規定する。また、凹所り56)並びに凸部(57)によ
ってターンテーブル(44)にかかる荷重に対する構造
的な強度は向上し、販売商品(53)の載置によるター
ンテーブル(44)の破損を防止できる。
他方、送風管(30)は、一端側を機械箱(20)の冷
気送出口に他端側を冷気供給部(16)の冷気入口(4
2〉に夫々連接きせ冷気を断熱的に流通する供給筒(3
1)と、一端側を機械箱<20)の帰還冷気吸入口に他
端側を冷気帰還部(17)の帰還冷気送出口(62)に
夫々連接させ帰還冷気を流通する帰還筒(32)とから
成り、好ましくは両筒(31)(32)を夫々屈曲自在
かつ伸縮自在に構成させておく。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成されているため、以下の効果
を奏する。
透視部材としてそれぞれ三次曲面をなす内側透明体と外
側透明体を間隔を存して内外二重に配設したため、間隔
内の空気を断熱層として利用することができるため透視
部材の断熱性を向上させられる。
また、間隔内の適所に吸湿部材を配設したことにより、
間隔内の空気層の除湿が行なえ内側透明体の外面に露が
付着することを防止し、透視部材による展示効果を損な
うことなく冷却用に使用できる。
そして、両透明体を半球面状となし、両透明体に対応さ
せて雌雄部を突設することにより、この雌雄部の嵌合で
間隔を保持させられるとともに、内外透明体の組み立て
時の位置決めが容易となる。
更に、雌雄部を両透明体の天頂部に突設し、そのまわり
に吸湿部材の配設のための保有部を形成することにより
、両透明体は一対の雌雄部だけで、均一な間隔の保持が
行なえるとともに、吸湿部材の保有部の隠蔽により雌雄
部も同時に見えなくなる。
そして、これらの透視部材を、商品収納部を囲繞するよ
うに配設させたので商品の展示効果が充分に期待できる
とともに、冷却機能を有する冷却ショーケースに対して
開閉自在に保持させる扉体として使用すればショーケー
ス内の冷却効果の向上はもちろん非常に展示性のよいも
のとなせる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は透視部材の分
解断面図、第2図はショーケースをデイスプレィケース
に設置した状態の外観斜視図、第3図は第2図のA−A
断面図、第4図は通風室における冷気及び帰還冷気の流
れを表わすための平面図、第5図は展示箱の分解斜視図
、第6図は内側フードの天頂部及びその周囲を拡大した
斜視図、第7図〜第9図は内側フード及び外側フードの
組み立て手順を示すための第1図B部拡大断面図、第1
0図は展示箱に商品を収納した状態の側面図である。 (1)・・・ショーケース、 (10〉・・・展示箱、
 (11)・・・基台、 (12)・・・商品収納部、
 (13)・・・通風室、(44)・・・ターンテーブ
ル、 (50)・・・フード、  (50A)・・・ス
ペーサ、(50B)・・・サツシュ、(52)・・・パ
ツキン、  (70)・・・外側フード、 (71)・
・・内側フード、(72)・・・乾燥剤、 (73)・
・・突起、 (74)・・・リブ、(75)・・・保有
部、 (76)・・・環状突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれ三次曲面をなす内側透明体及び外側透明体
    を間隔を存して内外二重に配設した透視部材。 2、間隔内適所に外部から見えないように吸湿部材を配
    設した請求項1記載の透視部材。3、内側透明体の外面
    及び外側透明体の内面のそれぞれに対応する位置に雄部
    或いは雌部を突設し、雄雌両部の嵌合にて間隔を保持す
    る請求項1記載の透視部材。 4、それぞれ半球面状をなし、内側透明体の外面及び外
    側透明体の内面におけるそれぞれの天頂部に雄部或いは
    雌部を突設し、該雄雌両部のまわりに吸湿部材を配設す
    る保有部を形成した請求項1記載の透視部材。 5、請求項1、2、3又は4記載の透視部材にて囲繞さ
    れ底部に商品を載せる展示板を有する商品収納部をその
    上部に配設し、該商品収納部の下方に配設され前記商品
    収納部と冷気流通を行なう通風室を設けた透視部材を有
    する展示箱。 6、冷凍サイクルを構成する部品を含む機械部品を収納
    する機械箱と、請求項5記載の展示箱と、前記両箱を空
    気流通可能に連通する送風管とからなる透視部材を有す
    る冷却ショーケース。
JP1799388A 1988-01-28 1988-01-28 透視部材、該透視部材を有する展示箱並びに前記透視部材を有する冷却ショーケース Pending JPH01193577A (ja)

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