JP2771728B2 - ショーケース - Google Patents
ショーケースInfo
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- JP2771728B2 JP2771728B2 JP10305392A JP10305392A JP2771728B2 JP 2771728 B2 JP2771728 B2 JP 2771728B2 JP 10305392 A JP10305392 A JP 10305392A JP 10305392 A JP10305392 A JP 10305392A JP 2771728 B2 JP2771728 B2 JP 2771728B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- exhibition room
- column
- holding portion
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- Prior art date
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等の商品を展示室
内に展示すると共に、当該展示室内を蛍光灯によって照
明するショーケースに関するものである。
内に展示すると共に、当該展示室内を蛍光灯によって照
明するショーケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種ショーケースとしての低温
ショーケース１００を図３を用いて説明する。図３にお
いて、低温ショーケース１００の商品展示室１０１は、
四隅に立設された硬質合成樹脂製の支柱１０２に支持さ
れた透明ペアガラス製透明壁１０３と、支柱１０２の前
側に回動自在に枢支された透明ペアガラス製扉１０４に
よって囲繞されている。支柱１０２の内部には金属製の
柱１０６が収納され、扉１０４のヒンジ１０７はこの柱
１０６に固定されている。支柱１０２の展示室１０１側
の側面には図示しない網棚を受ける棚受け１０８が上下
に複数段取り付けられ、更に、支柱１０２の後面には内
部中空の取付板１０９が透明壁１０３内側に沿って後方
に延在し、その先端に上下に渡り展示室１０１側に開放
した断面略半円弧状の反射板１１１が取り付けられてい
る。
ショーケース１００を図３を用いて説明する。図３にお
いて、低温ショーケース１００の商品展示室１０１は、
四隅に立設された硬質合成樹脂製の支柱１０２に支持さ
れた透明ペアガラス製透明壁１０３と、支柱１０２の前
側に回動自在に枢支された透明ペアガラス製扉１０４に
よって囲繞されている。支柱１０２の内部には金属製の
柱１０６が収納され、扉１０４のヒンジ１０７はこの柱
１０６に固定されている。支柱１０２の展示室１０１側
の側面には図示しない網棚を受ける棚受け１０８が上下
に複数段取り付けられ、更に、支柱１０２の後面には内
部中空の取付板１０９が透明壁１０３内側に沿って後方
に延在し、その先端に上下に渡り展示室１０１側に開放
した断面略半円弧状の反射板１１１が取り付けられてい
る。
【０００３】この反射板１１１の内部には展示室１０１
内を照明するための蛍光灯１１２が上下に立設されて保
持されており、その状態で反射板１１１には透光性樹脂
から成るシェード１１３が取り付けられ、それによって
蛍光灯１１２は被覆されている。前記取付板１０９内に
は蛍光灯１１２に給電するためのリード線１１４が収納
配設されて上下端において蛍光灯１１２に接続されてい
る。
内を照明するための蛍光灯１１２が上下に立設されて保
持されており、その状態で反射板１１１には透光性樹脂
から成るシェード１１３が取り付けられ、それによって
蛍光灯１１２は被覆されている。前記取付板１０９内に
は蛍光灯１１２に給電するためのリード線１１４が収納
配設されて上下端において蛍光灯１１２に接続されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】係る従来の構造では支
柱１０２、取付板１０９及び反射板１１１を含めた全体
の前後寸法が大きくなり、展示室１０１の内容積を縮小
してしまうと共に、外部からの視認性も悪化する。ま
た、蛍光灯１１２が支柱１０２より後方に存在するた
め、展示室１０１の前部に展示した商品を照明できない
問題も生ずる。
柱１０２、取付板１０９及び反射板１１１を含めた全体
の前後寸法が大きくなり、展示室１０１の内容積を縮小
してしまうと共に、外部からの視認性も悪化する。ま
た、蛍光灯１１２が支柱１０２より後方に存在するた
め、展示室１０１の前部に展示した商品を照明できない
問題も生ずる。
【０００５】そこで、例えば実開平１−１３９３１２号
公報（Ｆ２１Ｖ３３／００）の如く、支柱自体を透光性
材料にて構成すると共に、内部中空としてその内部に蛍
光灯を格納するものも考えられている。しかしながら、
係る構成によっても内部に蛍光灯を格納する空間を構成
するために、支柱自体の寸法を拡大しなければならず、
展示室内容積を拡大し、外部からの視認性を向上させる
効果は期待できない。また、当該公報の如き構成では、
展示室内が冷却されているときに支柱の２壁面が展示室
内冷気に晒されるため、蛍光灯が消灯している状態では
支柱内部も低温となり、それによって支柱の庫外側面に
結露が生じる危険性もある。
公報（Ｆ２１Ｖ３３／００）の如く、支柱自体を透光性
材料にて構成すると共に、内部中空としてその内部に蛍
光灯を格納するものも考えられている。しかしながら、
係る構成によっても内部に蛍光灯を格納する空間を構成
するために、支柱自体の寸法を拡大しなければならず、
展示室内容積を拡大し、外部からの視認性を向上させる
効果は期待できない。また、当該公報の如き構成では、
展示室内が冷却されているときに支柱の２壁面が展示室
内冷気に晒されるため、蛍光灯が消灯している状態では
支柱内部も低温となり、それによって支柱の庫外側面に
結露が生じる危険性もある。
【０００６】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、蛍光灯を具備したショーケ
ースにおいて、支柱の寸法をできる限り縮小しつつ、蛍
光灯の保護効果と照明効果を向上することができるショ
ーケースを提供することを目的とする。本発明のもう一
つの目的は、支柱部分の断熱性及び組立作業性を向上さ
せたショーケースを提供することにある。
ために成されたものであり、蛍光灯を具備したショーケ
ースにおいて、支柱の寸法をできる限り縮小しつつ、蛍
光灯の保護効果と照明効果を向上することができるショ
ーケースを提供することを目的とする。本発明のもう一
つの目的は、支柱部分の断熱性及び組立作業性を向上さ
せたショーケースを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項１の発明の
ショーケース１は、隅部に立設された複数の支柱（前支
柱３）と、この支柱に支持された透明壁５と、この透明
壁５に囲繞された展示室２と、この展示室２を照明する
ための蛍光灯８と、蛍光灯８の周囲に設けられた円筒形
の透光性被覆体１７とを具備しており、前記支柱（前支
柱３）の内少なくとも一つの展示室２側の面には、透光
性被覆体１７の外面形状に合致し、展示室２側に開放す
る円弧状内面を有した保持部１９を上下に渡って形成
し、この保持部１９に前記蛍光灯８を収納保持させたこ
とを特徴とする。
ショーケース１は、隅部に立設された複数の支柱（前支
柱３）と、この支柱に支持された透明壁５と、この透明
壁５に囲繞された展示室２と、この展示室２を照明する
ための蛍光灯８と、蛍光灯８の周囲に設けられた円筒形
の透光性被覆体１７とを具備しており、前記支柱（前支
柱３）の内少なくとも一つの展示室２側の面には、透光
性被覆体１７の外面形状に合致し、展示室２側に開放す
る円弧状内面を有した保持部１９を上下に渡って形成
し、この保持部１９に前記蛍光灯８を収納保持させたこ
とを特徴とする。
【０００８】また、請求項２の発明のショーケース１
は、隅部に立設された複数の支柱（前支柱３）と、この
支柱に支持された透明壁５と、この透明壁５に囲繞され
た展示室２と、この展示室２を照明するための蛍光灯８
とを具備しており、前記支柱（前支柱３）の内少なくと
も一つの展示室２側の面に上下に渡って形成されて蛍光
灯８を保持する保持部１９と、この保持部１９を構成す
る壁２６と間隔２７を存して支柱（前支柱３）の庫外側
に取り付けられた支柱カバー３Ａとを有しているもので
ある。
は、隅部に立設された複数の支柱（前支柱３）と、この
支柱に支持された透明壁５と、この透明壁５に囲繞され
た展示室２と、この展示室２を照明するための蛍光灯８
とを具備しており、前記支柱（前支柱３）の内少なくと
も一つの展示室２側の面に上下に渡って形成されて蛍光
灯８を保持する保持部１９と、この保持部１９を構成す
る壁２６と間隔２７を存して支柱（前支柱３）の庫外側
に取り付けられた支柱カバー３Ａとを有しているもので
ある。
【０００９】
【作用】請求項１の発明のショーケース１によれば、蛍
光灯８は支柱（前支柱３）の展示室２側の面に形成した
保持部１９に収納保持するので、蛍光灯８を支柱と略同
じ位置に設けることができると共に、蛍光灯８を支柱内
部に格納するものではないので、支柱自体の寸法が大き
くならない。また、保持部１９は展示室２側に開放して
いるので、蛍光灯８は展示室２側から容易に取り付けら
れる。更に、蛍光灯８は透光性被覆体１７にて保護され
ていると共に、保持部１９の内面が透光性被覆体１７の
外面形状に合致した円弧形状となっているので、この透
光性被覆体１７の展示室２とは反対側となる面は保持部
１９の内面に沿い、それに支えられる形となり、展示室
２側からの衝撃に対して容易に変形しなくなる。
光灯８は支柱（前支柱３）の展示室２側の面に形成した
保持部１９に収納保持するので、蛍光灯８を支柱と略同
じ位置に設けることができると共に、蛍光灯８を支柱内
部に格納するものではないので、支柱自体の寸法が大き
くならない。また、保持部１９は展示室２側に開放して
いるので、蛍光灯８は展示室２側から容易に取り付けら
れる。更に、蛍光灯８は透光性被覆体１７にて保護され
ていると共に、保持部１９の内面が透光性被覆体１７の
外面形状に合致した円弧形状となっているので、この透
光性被覆体１７の展示室２とは反対側となる面は保持部
１９の内面に沿い、それに支えられる形となり、展示室
２側からの衝撃に対して容易に変形しなくなる。
【００１０】また、請求項２の発明のショーケース１に
よれば、上述同様蛍光灯８は支柱（前支柱３）の展示室
２側の面に形成した保持部１９に保持するので、蛍光灯
８を支柱と略同じ位置に設けることができると共に、蛍
光灯８を支柱内部に格納するものではないので、支柱自
体の寸法が大きくならない。また、保持部１９は展示室
２側に開放しているので、蛍光灯８は展示室２側から容
易に取り付けられる。更に、保持部１９を構成する壁２
６と間隔２７を存して支柱の庫外側に支柱カバー３Ｂを
取り付けているので、この支柱カバー３Ｂの外面と展示
室２間には、前記間隔２７と、保持部１９を構成する壁
２６と、蛍光灯８及び透光性被覆体１７が存在すること
になり、特に前記間隔２７が断熱空間となって支柱の断
熱性能が向上すると共に、この間隔２７には蛍光灯８の
リード線２８を配設でき、この配設作業も支柱カバー３
Ｂを取り付ける以前に行うことによって庫外側から容易
に行え、支柱周囲の部品の組立作業性が著しく向上す
る。
よれば、上述同様蛍光灯８は支柱（前支柱３）の展示室
２側の面に形成した保持部１９に保持するので、蛍光灯
８を支柱と略同じ位置に設けることができると共に、蛍
光灯８を支柱内部に格納するものではないので、支柱自
体の寸法が大きくならない。また、保持部１９は展示室
２側に開放しているので、蛍光灯８は展示室２側から容
易に取り付けられる。更に、保持部１９を構成する壁２
６と間隔２７を存して支柱の庫外側に支柱カバー３Ｂを
取り付けているので、この支柱カバー３Ｂの外面と展示
室２間には、前記間隔２７と、保持部１９を構成する壁
２６と、蛍光灯８及び透光性被覆体１７が存在すること
になり、特に前記間隔２７が断熱空間となって支柱の断
熱性能が向上すると共に、この間隔２７には蛍光灯８の
リード線２８を配設でき、この配設作業も支柱カバー３
Ｂを取り付ける以前に行うことによって庫外側から容易
に行え、支柱周囲の部品の組立作業性が著しく向上す
る。
【００１１】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図１は本発明の実施例としての低温ショーケース
１の前支柱３の平断面図、図２は低温ショーケース１の
斜視図をそれぞれ示している。図２において、低温ショ
ーケース１の商品展示室２は、四隅に立設された前支柱
３、３及び後支柱４、４に支持された透明ペアガラス製
透明壁５、５、５と、天壁６及び前面の透明扉７とによ
り囲繞されて構成されている。前記前支柱３、３の展示
室２側面にはそれぞれ上下方向に蛍光灯８が取り付けら
れており、展示室２内には複数段の網棚９が架設されて
いる。
する。図１は本発明の実施例としての低温ショーケース
１の前支柱３の平断面図、図２は低温ショーケース１の
斜視図をそれぞれ示している。図２において、低温ショ
ーケース１の商品展示室２は、四隅に立設された前支柱
３、３及び後支柱４、４に支持された透明ペアガラス製
透明壁５、５、５と、天壁６及び前面の透明扉７とによ
り囲繞されて構成されている。前記前支柱３、３の展示
室２側面にはそれぞれ上下方向に蛍光灯８が取り付けら
れており、展示室２内には複数段の網棚９が架設されて
いる。
【００１２】更に、展示室２の下部には、上方に開放し
た容器状の図示しない断熱材が設けられており、そこに
図示しない冷却器及び冷気循環用送風機が配設されてい
る。前記断熱材の上端部には底枠１１が取り付けられて
おり、この底枠１１には展示室２内に位置した冷気吐出
口１２及び冷気吸込口１３が形成されると共に、両者１
２、１３間には底板１４が架設されている。前記冷却器
によって冷却された冷気は冷気循環用送風機によって冷
気吐出口１２から展示室２内に吹き出され、内部を循環
した後、冷気吸込口１３から吸い込まれる。これによっ
て展示室２内は所定の冷蔵温度に冷却され、例えば果物
や野菜、精肉や鮮魚等の食品、更にはワイン等の飲料の
冷却展示販売に用いられる。
た容器状の図示しない断熱材が設けられており、そこに
図示しない冷却器及び冷気循環用送風機が配設されてい
る。前記断熱材の上端部には底枠１１が取り付けられて
おり、この底枠１１には展示室２内に位置した冷気吐出
口１２及び冷気吸込口１３が形成されると共に、両者１
２、１３間には底板１４が架設されている。前記冷却器
によって冷却された冷気は冷気循環用送風機によって冷
気吐出口１２から展示室２内に吹き出され、内部を循環
した後、冷気吸込口１３から吸い込まれる。これによっ
て展示室２内は所定の冷蔵温度に冷却され、例えば果物
や野菜、精肉や鮮魚等の食品、更にはワイン等の飲料の
冷却展示販売に用いられる。
【００１３】次に、図１は向かって右側の前支柱３の平
断面図を示している。前記蛍光灯８は上下端を図示しな
い蛍光灯ソケットに接続され、蛍光灯８の周囲にはポリ
カーボネート樹脂の押出成形にて構成された円筒形状の
透光性被覆体１７が設けられている。この被覆体１７は
全体としてその半径方向への光の透過を許容する透光性
のものではあるが、前記樹脂材料の色の濃さを変えるこ
とにより、その長手方向を境界線とした半分を光の透過
率の大きい透明部１７Ａとし、残りの半分を光の透過率
の小さい半透明部１７Ｂと成されている。更に、この被
覆体１７は上下の前記蛍光灯ソケット間に蛍光灯８の長
手方向を回転軸として回転自在に介挿されており、ま
た、蛍光灯８を外部から略密閉することによって展示室
２内の冷気から蛍光灯８を断熱し、且つ、物品の衝突か
ら蛍光灯８を保護する役目を果たす。
断面図を示している。前記蛍光灯８は上下端を図示しな
い蛍光灯ソケットに接続され、蛍光灯８の周囲にはポリ
カーボネート樹脂の押出成形にて構成された円筒形状の
透光性被覆体１７が設けられている。この被覆体１７は
全体としてその半径方向への光の透過を許容する透光性
のものではあるが、前記樹脂材料の色の濃さを変えるこ
とにより、その長手方向を境界線とした半分を光の透過
率の大きい透明部１７Ａとし、残りの半分を光の透過率
の小さい半透明部１７Ｂと成されている。更に、この被
覆体１７は上下の前記蛍光灯ソケット間に蛍光灯８の長
手方向を回転軸として回転自在に介挿されており、ま
た、蛍光灯８を外部から略密閉することによって展示室
２内の冷気から蛍光灯８を断熱し、且つ、物品の衝突か
ら蛍光灯８を保護する役目を果たす。
【００１４】一方、前支柱３の本体３Ａは硬質合成樹脂
の押出成形にて構成されており、後面右側には前記透明
壁５の前縁を固着保持する溝２０が一体に形成され、後
面左側には前記網棚９の向かって右前隅を支持する棚受
け２１が取り付けられている。また、本体３Ａの前面に
は前記扉７のマグネットガスケット２２を吸着させるた
めの磁性体板から成るガスケット受け２３が上下に渡っ
て接着固定されている。本体３Ａの前面と後面とは壁２
６によって連結されており、この壁２６の断面は庫外側
に突出するように湾曲し、それによって前支柱３の展示
室２側面となる壁２６の展示室２側の面には、前記被覆
体１７の外面形状に合致した半円弧状の内面形状を有し
た保持部１９が上下に渡って形成されている。このよう
に、前支柱３には透明壁５を固着する溝２０が一体に形
成され、且つ、ガスケット受け２３が接着されることに
より、その強度が保たれ、従来の如き金属製の柱（図３
の１０６）が不要となる。
の押出成形にて構成されており、後面右側には前記透明
壁５の前縁を固着保持する溝２０が一体に形成され、後
面左側には前記網棚９の向かって右前隅を支持する棚受
け２１が取り付けられている。また、本体３Ａの前面に
は前記扉７のマグネットガスケット２２を吸着させるた
めの磁性体板から成るガスケット受け２３が上下に渡っ
て接着固定されている。本体３Ａの前面と後面とは壁２
６によって連結されており、この壁２６の断面は庫外側
に突出するように湾曲し、それによって前支柱３の展示
室２側面となる壁２６の展示室２側の面には、前記被覆
体１７の外面形状に合致した半円弧状の内面形状を有し
た保持部１９が上下に渡って形成されている。このよう
に、前支柱３には透明壁５を固着する溝２０が一体に形
成され、且つ、ガスケット受け２３が接着されることに
より、その強度が保たれ、従来の如き金属製の柱（図３
の１０６）が不要となる。
【００１５】前記保持部１９は展示室２側に開放してお
り、この開口部より展示室２側から保持部１９内に蛍光
灯８を収納することにより、前支柱３の展示室２側に蛍
光灯８を保持させる。このとき、前支柱３の保持部１９
内面は蛍光灯８の被覆体１７の外面形状に合致してお
り、それによって被覆体１７は保持部１９の内面に沿
い、且つ、保持部１９内において回転自在とされてい
る。
り、この開口部より展示室２側から保持部１９内に蛍光
灯８を収納することにより、前支柱３の展示室２側に蛍
光灯８を保持させる。このとき、前支柱３の保持部１９
内面は蛍光灯８の被覆体１７の外面形状に合致してお
り、それによって被覆体１７は保持部１９の内面に沿
い、且つ、保持部１９内において回転自在とされてい
る。
【００１６】このように、保持部１９は展示室２側に開
放しているので、蛍光灯８は展示室２側から前支柱３の
展示室２側に容易に取り付けられる。また、それによっ
て蛍光灯８の位置が前方に移動するので、展示室２内前
部の物品も良好に照明することができる。更に、前支柱
３の内部に蛍光灯８を格納するものではなく、前支柱３
の展示室２側に蛍光灯８を取り付ける形となるので、前
支柱３の左右寸法を縮小することができ、前後寸法は保
持部１９を形成できるだけの最小限の寸法で良いことに
なるので、全体として前支柱３の断面寸法を縮小し、且
つ構造も単純化することができる。従って、展示室２の
内容積を拡大し、庫外からの展示室２内の視認性を向上
することができる。
放しているので、蛍光灯８は展示室２側から前支柱３の
展示室２側に容易に取り付けられる。また、それによっ
て蛍光灯８の位置が前方に移動するので、展示室２内前
部の物品も良好に照明することができる。更に、前支柱
３の内部に蛍光灯８を格納するものではなく、前支柱３
の展示室２側に蛍光灯８を取り付ける形となるので、前
支柱３の左右寸法を縮小することができ、前後寸法は保
持部１９を形成できるだけの最小限の寸法で良いことに
なるので、全体として前支柱３の断面寸法を縮小し、且
つ構造も単純化することができる。従って、展示室２の
内容積を拡大し、庫外からの展示室２内の視認性を向上
することができる。
【００１７】更にまた、蛍光灯８の被覆体１７の展示室
２とは反対側の外面は保持部１９の内面に沿っているの
で、展示室２側から物品が衝突して被覆体１７に衝撃が
加えられても、被覆体１７は保持部１９の内面によって
支えられる形となる。従って、被覆体１７が弾力性を有
していても簡単には変形しなくなり、被覆体１７による
蛍光灯８の保護性能が向上する。
２とは反対側の外面は保持部１９の内面に沿っているの
で、展示室２側から物品が衝突して被覆体１７に衝撃が
加えられても、被覆体１７は保持部１９の内面によって
支えられる形となる。従って、被覆体１７が弾力性を有
していても簡単には変形しなくなり、被覆体１７による
蛍光灯８の保護性能が向上する。
【００１８】前支柱３の庫外側となる前後面の向かって
右側縁には係合部２４、２５が上下に渡って形成されて
おり、この係合部２４、２５に庫外側から支柱カバー３
Ｂがその前後縁を係合することにより取り付けられてい
る。支柱カバー３Ｂは合成樹脂の押出成形にて構成され
ており、本体３Ａの壁２６と間隔を存し、壁２６との間
に密閉された空間２７を構成している。また、この空間
２７内には前記蛍光灯８の蛍光灯ソケットに連結される
給電用リード線２８が配設される。
右側縁には係合部２４、２５が上下に渡って形成されて
おり、この係合部２４、２５に庫外側から支柱カバー３
Ｂがその前後縁を係合することにより取り付けられてい
る。支柱カバー３Ｂは合成樹脂の押出成形にて構成され
ており、本体３Ａの壁２６と間隔を存し、壁２６との間
に密閉された空間２７を構成している。また、この空間
２７内には前記蛍光灯８の蛍光灯ソケットに連結される
給電用リード線２８が配設される。
【００１９】前記支柱カバー３Ｂはリード線２８を壁２
６の庫外側に配設してから前支柱３に取り付ける。それ
によって、リード線２８を庫外側から容易に配線するこ
とができる。また、支柱カバー３Ｂを取り付けることに
よって壁２６との間に間隔２７が構成され、更に、この
間隔２７は断熱空間となる。従って、支柱カバー３Ｂと
展示室２との間には、間隔２７、壁２６、蛍光灯８及び
被覆体１７が存在する形となり、支柱カバー３Ｂは展示
室２より良好に断熱されて、その外面への結露が防止さ
れる。
６の庫外側に配設してから前支柱３に取り付ける。それ
によって、リード線２８を庫外側から容易に配線するこ
とができる。また、支柱カバー３Ｂを取り付けることに
よって壁２６との間に間隔２７が構成され、更に、この
間隔２７は断熱空間となる。従って、支柱カバー３Ｂと
展示室２との間には、間隔２７、壁２６、蛍光灯８及び
被覆体１７が存在する形となり、支柱カバー３Ｂは展示
室２より良好に断熱されて、その外面への結露が防止さ
れる。
【００２０】尚、被覆体１７には前述の如く透明部１７
Ａと半透明部１７Ｂとが形成されており、また、被覆体
１７は保持部１９内において回転自在とされている。従
って、被覆体１７を回転させることにより、保持部１９
の開口部に透明部１７Ａを位置させるか、半透明部１７
Ｂを位置させるか、或いは双方半分づつ位置させるかに
よって、蛍光灯８による展示室２内の照度を調節し、そ
の明るさをショーケース１が設置される店内の雰囲気に
合ったものとすることができるようになっている。
Ａと半透明部１７Ｂとが形成されており、また、被覆体
１７は保持部１９内において回転自在とされている。従
って、被覆体１７を回転させることにより、保持部１９
の開口部に透明部１７Ａを位置させるか、半透明部１７
Ｂを位置させるか、或いは双方半分づつ位置させるかに
よって、蛍光灯８による展示室２内の照度を調節し、そ
の明るさをショーケース１が設置される店内の雰囲気に
合ったものとすることができるようになっている。
【００２１】
【発明の効果】以上、詳述した如く請求項１の発明によ
れば、隅部に立設した支柱の展示室側の面に保持部を形
成し、この保持部に蛍光灯を収納保持させるので、展示
室内の照明効果が向上すると共に、支柱の構造を簡素化
して寸法を縮小することができ、それによって展示室内
容積を拡大し、且つ、庫外からの展示室内の視認性を向
上させて展示効果を高めることができる。また、保持部
は展示室側に開放しているので、蛍光灯を展示室側から
容易に取り付けることができる。特に、蛍光灯は透光性
被覆体にて保護され、更に保持部の内面が被覆体の外面
形状に合致した円弧形状となっているので、被覆体は保
持部の内面に沿ってそれに支えられる形となり、展示室
側からの衝撃により変形し難くなり、蛍光灯の破損事故
を未然に防止することができる。
れば、隅部に立設した支柱の展示室側の面に保持部を形
成し、この保持部に蛍光灯を収納保持させるので、展示
室内の照明効果が向上すると共に、支柱の構造を簡素化
して寸法を縮小することができ、それによって展示室内
容積を拡大し、且つ、庫外からの展示室内の視認性を向
上させて展示効果を高めることができる。また、保持部
は展示室側に開放しているので、蛍光灯を展示室側から
容易に取り付けることができる。特に、蛍光灯は透光性
被覆体にて保護され、更に保持部の内面が被覆体の外面
形状に合致した円弧形状となっているので、被覆体は保
持部の内面に沿ってそれに支えられる形となり、展示室
側からの衝撃により変形し難くなり、蛍光灯の破損事故
を未然に防止することができる。
【００２２】また、請求項２の発明によれば、上述同様
隅部に立設した支柱の展示室側の面に保持部を形成し、
この保持部に蛍光灯を収納保持させるので、支柱の寸法
を縮小することができ、それによって展示室内容積を拡
大し、且つ、庫外からの展示室内の視認性を向上させて
展示効果を高めることができる。また、保持部は展示室
側に開放しているので、蛍光灯は展示室側から容易に取
り付けることができる。特に、保持部を構成する壁と間
隔を存して支柱の庫外側に支柱カバーを取り付けている
ので、この間隔を利用して蛍光灯のリード線等を支柱カ
バーの取付以前に庫外側から配設することができ、支柱
周辺の部品の組立作業が著しく向上すると共に、前記間
隔が断熱空間となるので支柱の断熱性能が向上し、支柱
カバー外面への結露の発生を良好に防止することができ
るものである。
隅部に立設した支柱の展示室側の面に保持部を形成し、
この保持部に蛍光灯を収納保持させるので、支柱の寸法
を縮小することができ、それによって展示室内容積を拡
大し、且つ、庫外からの展示室内の視認性を向上させて
展示効果を高めることができる。また、保持部は展示室
側に開放しているので、蛍光灯は展示室側から容易に取
り付けることができる。特に、保持部を構成する壁と間
隔を存して支柱の庫外側に支柱カバーを取り付けている
ので、この間隔を利用して蛍光灯のリード線等を支柱カ
バーの取付以前に庫外側から配設することができ、支柱
周辺の部品の組立作業が著しく向上すると共に、前記間
隔が断熱空間となるので支柱の断熱性能が向上し、支柱
カバー外面への結露の発生を良好に防止することができ
るものである。
【図１】本発明の実施例としての低温ショーケースの前
支柱の平断面図である。
支柱の平断面図である。
【図２】低温ショーケースの斜視図である。
【図３】従来のショーケースの支柱の平断面図である。
１ 低温ショーケース ２ 展示室 ３ 前支柱 ３Ｂ 支柱カバー ５ 透明壁 ８ 蛍光灯 １７ 透光性被覆体 １９ 保持部 ２６ 壁 ２７ 間隔
Claims (2)
- 【請求項１】 隅部に立設された複数の支柱と、該支柱
に支持された透明壁と、該透明壁に囲繞された展示室
と、該展示室を照明するための蛍光灯と、該蛍光灯の周
囲に設けられた円筒形の透光性被覆体とを具備したショ
ーケースにおいて、前記支柱の内少なくとも一つの前記
展示室側の面に、前記透光性被覆体の外面形状に合致
し、前記展示室側に開放する円弧状内面を有した保持部
を上下に渡って形成し、前記蛍光灯を前記保持部に収納
保持したことを特徴とするショーケース。 - 【請求項２】 隅部に立設された複数の支柱と、該支柱
に支持された透明壁と、該透明壁に囲繞された展示室
と、該展示室を照明するための蛍光灯とを具備したショ
ーケースにおいて、前記支柱の内少なくとも一つの前記
展示室側の面に上下に渡って形成され、前記蛍光灯を保
持する保持部と、該保持部を構成する壁と間隔を存して
前記支柱の庫外側に取り付けられた支柱カバーとを有し
て成ることを特徴とするショーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10305392A JP2771728B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10305392A JP2771728B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ショーケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296650A JPH05296650A (ja) | 1993-11-09 |
| JP2771728B2 true JP2771728B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=14343932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10305392A Expired - Fee Related JP2771728B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ショーケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2771728B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10317657A1 (de) * | 2003-04-17 | 2004-11-18 | Schott Glas | Beleuchtungseinrichtung für Haushaltsgeräte |
| JP5956266B2 (ja) * | 2012-07-17 | 2016-07-27 | 三協立山株式会社 | ショーケース |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP10305392A patent/JP2771728B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05296650A (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |