JP2735977B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2735977B2
JP2735977B2 JP4078438A JP7843892A JP2735977B2 JP 2735977 B2 JP2735977 B2 JP 2735977B2 JP 4078438 A JP4078438 A JP 4078438A JP 7843892 A JP7843892 A JP 7843892A JP 2735977 B2 JP2735977 B2 JP 2735977B2
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fluorescent lamp
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利明 久保田
芳朗 石坂
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等の商品を展示室
内に展示すると共に、当該展示室内を蛍光灯によって照
明するショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種ショーケース、特に低温
ショーケースにおいては、例えば実開昭53−9788
号公報(F21V17/00)に示されるように展示室
となる庫内を冷凍機によって冷却すると共に、棚に設け
た蛍光灯によって庫内を照明することにより、食品の展
示販売効果を向上するように構成している。更に、前記
蛍光灯は庫内の冷気によって冷却されてその点灯性能が
低下するため、筒状の透明被覆体をその周囲に配置し、
蛍光灯の断熱と商品の衝突による破損事故の発生を防止
している。
【0003】更に前記公報では、透明被覆体の一部に反
射膜を形成し、蛍光灯の光を反射膜以外の部分からのみ
透過可能とすることによって指向性を付け、且つ被覆体
を回転自在としてそれぞれ任意の角度で蛍光灯の光を照
射可能とすることにより、庫外に拡散する光を遮断して
庫内への光量を増加させ、展示商品をより明るく照らし
出すことができるように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種ショーケースは
スーパーマーケットやコンビニエンスストアの他に、喫
茶店等においても設置される。ところで前記スーパーマ
ーケット等においては店内も明るいため、一般的に庫内
はより明るい方が商品の展示販売効果が向上する。しか
しながら、喫茶店等においては店内はスーパーマーケッ
トの如く明るくなく、雰囲気を出すために比較的暗く照
明されている。係る環境においてショーケースの庫内を
明るく照明すると、店内の雰囲気を壊してしまう危険性
があるが、前記公報の如き構成では反射膜以外の部分を
庫内に向けると明る過ぎ、反射膜部分を庫内に向ける
と、今度は庫内の照明ができなくなるため、係る雰囲気
の店舗においては設置が困難であり、また、それを解決
するためには蛍光灯自体の調光制御を行うことが必要と
なる問題があった。
【0005】また、特に展示する商品が食品の場合、過
度に明るく照明すると食品の変色や退色が発生し、商品
価値が低下してしまう問題があると共に、食品の色を美
味しく見せる照明の色は、食品の種類によって異なり、
従来ではそのために展示する食品が変わる毎に異なる色
の被覆体に取り替えて使用していたため、被覆体の交換
作業が煩雑となる問題があった。
【0006】本発明は係る従来の課題を解決するために
成されたものであり、使用される環境や使用状況に応じ
て展示室を適切に照明することができるショーケースを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のショーケ
ース1は、展示室2と、この展示室2内を照明するため
の蛍光灯8と、この蛍光灯8の周囲に設けられた円筒形
の透光性被覆体17とを具備したものであって、前記透
光性被覆体17は蛍光灯8の長手方向を回転軸として回
転自在に設けられ、全体としてその半径方向への蛍光灯
8の光の透過を許容すると共に、その長手方向を境界と
して相互に光の透過率の異なる部分(透明部17A、半
透明部17B)を具備していることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のショーケース1によれば、設置される
環境や使用状況に応じて透光性被覆体17を回転操作す
るのみで、展示室2の照度を変化させることができる。
【0009】即ち、ショーケースがスーパーマーケット
などの明るい店内に設置される場合には、光の透過率の
高い部分(透明部)17Aを展示室2側に向けることに
より、展示室2を明るく照明することができると共に、
喫茶店などの照明の暗い店内に設置する場合には、光の
透過率の低い部分(半透明部)17Bを展示室2側に向
けることにより、展示室2の照明を暗くして店の雰囲気
に合わせることができるようになる。
【0010】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例としての低温ショーケース
1の蛍光灯8の斜視図、図2は低温ショーケース1の斜
視図、図3は図2のA−A線断面図をそれぞれ示してい
る。低温ショーケース1の商品展示室2は、四隅に立設
された前支柱3、3及び後支柱4、4に支持された透明
ペアガラス製透明壁5、5、5と、天壁6及び前面の透
明扉7とにより構成されている。前記前支柱3、3の内
側には上下方向に蛍光灯8が取り付けられており、展示
室2内には複数段の網棚9が架設されている。
【0011】更に、展示室2の下部には、上方に開放し
た容器状の図示しない断熱材が設けられており、そこに
図示しない冷却器及び冷気循環用送風機が配設されてい
る。前記断熱材の上端部には底枠11が取り付けられて
おり、この底枠11には展示室2内に位置した冷気吐出
口12及び冷気吸込口13が形成されると共に、両者1
2、13間には底板14が架設されている。前記冷却器
によって冷却された冷気は冷気循環用送風機によって冷
気吐出口12から展示室2内に吹き出され、内部を循環
した後、冷気吸込口13から吸い込まれる。これによっ
て展示室2内は所定の冷蔵温度に冷却され、例えば果物
や野菜、精肉や鮮魚等の食品、更にはワイン等の飲料の
冷却展示に用いられる。
【0012】次に、図1において前記蛍光灯8は上下端
を蛍光灯ソケット16、16に接続されており、更に、
蛍光灯8の周囲にはポリカーボネート樹脂の押出成形に
て構成された円筒形状の透光性の被覆体17が設けられ
ている。この被覆体17は全体としてその半径方向への
光の透過を許容する透光性のものではあるが、前記樹脂
材料の色の濃さを変えることにより、その長手方向を境
界線とした半分を光の透過率の大きい透明部17Aと
し、残りの半分を光の透過率の小さい半透明部17Bと
成されている。更に、この被覆体17は上下の蛍光灯ソ
ケット16、16間に蛍光灯8の長手方向を回転軸とし
て回転自在に介挿されており、また、蛍光灯8を外部か
ら略密閉することによって展示室2内の冷気から蛍光灯
8を断熱する。
【0013】前記前支柱3は図3の断面図に示すよう
に、半円弧状の保持部19を有した支柱本体3Aと、支
柱本体3Aの外面に取り付けられた支柱カバー3Bとか
ら構成されている。前支柱3の保持部19の内面は前記
蛍光灯8の被覆体17の外周面に合致しており、係る被
覆体17を具備した蛍光灯8はこの保持部19内に挿入
されて前支柱3の展示室2側に取り付けられる。またこ
の時、被覆体17は保持部19内において回転自在とさ
れている。
【0014】係る構成において、低温ショーケース1を
スーパーマーケット等の明るい店舗に設置した場合に
は、図3の如く被覆体17の透明部17Aを展示室2側
に位置させる。これによって図3中大きい矢印で示す如
く蛍光灯8から展示室2方向に照射された光の殆どが被
覆体17を通過するようになるので、展示室2内を明る
く照明することができる。従って、展示室2の網棚9上
の商品を明るく照らし出すことができるので、商品のア
ピール効果を向上させることができる。
【0015】一方、低温ショーケース1を喫茶店等の比
較的照明の暗い店内に設置した場合には、図3の状態か
ら被覆体17を反時計回りに180度回転させ、図4の
如く被覆体17の半透明部17Bを展示室2側に位置さ
せる。これによって図4中小さい矢印で示す如く蛍光灯
8からの光の透過が被覆体17によって制限されるよう
になるので、展示室2内の照度を低くしてその明るさを
店内の雰囲気に合ったものとすることができる。
【0016】また、図4の状態から被覆体17を更に反
時計回りに約100度回転させて、図5の如く被覆体1
7の展示室2側となる範囲の前側の一部が半透明部17
Bとなり、残りの展示室2側の部分が透明部17Aとな
るようにすれば、展示室2内は図中大きい矢印で示すよ
うに明るく照明し、扉7方向に向かう光は図中小さい矢
印で示すように制限して、扉7の外から蛍光灯8が眩し
くないようにすることもできる。
【0017】尚、図6は他の実施例の被覆体17を装着
した蛍光灯8の斜視図を示している。この場合も被覆体
17は全体として透光性ではあるが、前記樹脂材料の色
調を変えることにより、その長手方向を境界線とした半
分を赤系色部23とし、残りの半分を青系色部24と成
されている。更に、この被覆体17の一方の前記境界線
には長手方向に延在して半径方向に少許突出した把手2
5が一体に成形されている。係る蛍光灯8は、被覆体1
7の前記把手25を前支柱3の保持部19の壁面の無い
部分に配置して前支柱3に取り付ける。
【0018】係る構成において、例えば展示室2内に精
肉を展示する場合には、赤系色部23が展示室2側とな
るようにすれば、精肉は赤系の色調の光によって照明さ
れるので、顧客に精肉を美味しく見せることができる。
また、展示室2内に鮮魚を展示する場合には、把手25
を持って被覆体17を回転させ、青系色部24が展示室
2側となるようにすれば、鮮魚は青系の色調の光によっ
て照明されるので、同様に顧客に鮮魚を美味しく見せる
ことができる。
【0019】このように図6の実施例の被覆体17によ
れば、展示室2内の商品の種類が変更されても、回転さ
せるだけで照明の色を変化させることができるので、従
来の如く被覆体17を付け替える等の手間を省略するこ
とができ、展示商品の変更に極めて容易に対応して商品
の照明演出効果を向上させることができる。また、被覆
体17には把手25が付いているので、被覆体17の回
転操作も極めて円滑に行える。
【0020】尚、実施例では周囲を透明壁によって囲ま
れた低温ショーケースに本発明を適用したが、それに限
らず、一般的なオープンショーケースに本発明を適用し
ても有効である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、ショ
ーケースが設置される環境や使用状況に応じてそれに適
合した展示室内の照明を行うことができるので、展示室
の照明演出効果を著しく向上させることができる。特
に、照明効果の変更は透光性被覆体を回転操作するのみ
で実現することができるので、操作性が極めて良好とな
り、且つ、蛍光灯を調光制御することなく簡単な構成に
より展示室内の照度調整が実現できるので、製造コスト
の面においても優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースを構成する透光性被覆体
と蛍光灯の斜視図である。
【図2】本発明のショーケースの実施例としての低温シ
ョーケースの斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3の状態から透光性被覆体を回転させた状態
の図2のA−A線断面図である。
【図5】図4の状態から透光性被覆体を更に回転させた
状態の図2のA−A線断面図である。
【図6】他の実施例の透光性被覆体と蛍光灯の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 低温ショーケース 2 展示室 8 蛍光灯 17 透光性被覆体 17A 透明部 17B 半透明部 23 赤系色部 24 青系色部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展示室と、該展示室内を照明するための
    蛍光灯と、該蛍光灯の周囲に設けられた円筒形の透光性
    被覆体とを具備したショーケースにおいて、前記透光性
    被覆体は前記蛍光灯の長手方向を回転軸として回転自在
    に設けられ、全体としてその半径方向への前記蛍光灯の
    光の透過を許容すると共に、その長手方向を境界として
    相互に前記光の透過率の異なる部分を具備していること
    を特徴とするショーケース。
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