JP2000237011A - ショーケースの照明装置 - Google Patents
ショーケースの照明装置Info
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- JP2000237011A JP2000237011A JP11046747A JP4674799A JP2000237011A JP 2000237011 A JP2000237011 A JP 2000237011A JP 11046747 A JP11046747 A JP 11046747A JP 4674799 A JP4674799 A JP 4674799A JP 2000237011 A JP2000237011 A JP 2000237011A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下方の棚板上に載置された商品を照明するよ
うに上方の棚板の下側に照明灯を配置したショーケース
において、商品４が透明なフィルムのラップで覆われて
いる場合などでは、照明灯５から発した光は、ある視覚
範囲Ｒから見た場合には商品４に反射してぎらつく等の
眩しさ、所謂グレア現象にて、客はその商品４の中味が
見にくく又は見えない状態になるという問題がある。 【解決手段】 本発明は、前記の問題点に鑑みて発明さ
れたものであり、上方の棚板との間に照明灯の収納空間
を形成し、ショーケース前面からの所定視覚範囲では照
明灯から商品へ照射される光のうち所定角度範囲の光を
拡散又は乱反射にて商品上に生じる眩しさを軽減又は防
止する作用を有する透明カバーを設けたショーケースの
照明装置を提供する。
うに上方の棚板の下側に照明灯を配置したショーケース
において、商品４が透明なフィルムのラップで覆われて
いる場合などでは、照明灯５から発した光は、ある視覚
範囲Ｒから見た場合には商品４に反射してぎらつく等の
眩しさ、所謂グレア現象にて、客はその商品４の中味が
見にくく又は見えない状態になるという問題がある。 【解決手段】 本発明は、前記の問題点に鑑みて発明さ
れたものであり、上方の棚板との間に照明灯の収納空間
を形成し、ショーケース前面からの所定視覚範囲では照
明灯から商品へ照射される光のうち所定角度範囲の光を
拡散又は乱反射にて商品上に生じる眩しさを軽減又は防
止する作用を有する透明カバーを設けたショーケースの
照明装置を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下方の棚板上に載
置された商品を照明するように上方の棚板の下側に照明
灯を配置したショーケースの照明装置に関する。本発明
はまた、棚板上の商品が冷却貯蔵されるショーケースの
照明装置に関する。
置された商品を照明するように上方の棚板の下側に照明
灯を配置したショーケースの照明装置に関する。本発明
はまた、棚板上の商品が冷却貯蔵されるショーケースの
照明装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】下方の棚板上に載置された商品を照明す
るように上方の棚板の下側に照明灯を配置したショーケ
ースの照明装置として、例えば、特開平７−４３０６５
号にはスーパーマーケット等の店舗に設置される低温オ
ープンショーケースが示されている。一般にこの種のシ
ョーケースを低温オープンショーケースの縦断面図であ
る図１及び図１の照明灯部分の拡大図である図２に基づ
き説明する。これらの図に示すように貯蔵室２内には複
数段の商品陳列棚３が設けられており、この棚３の先端
部下面には下方の棚上の商品４を照明するために棚３に
沿って横に長く蛍光放電灯である照明灯５が取り付けら
れている。このショーケース１では冷却器６によって冷
却された冷気が送風機７によって循環してショーケース
１の前面開口８の上部の冷気吹き出し口９から前面開口
８の下部の冷気吸い込み口１０に至るエアーカーテンを
形成し、貯蔵室２内は所定温度に冷却されている。これ
によると、照明灯５はその保温のために照明灯５全体を
円筒状の透明な筒１１で包んでいる。１２は照明灯５の
取付け部であり、照明灯５とほぼ同じ長さを有して棚３
の補強部材として作用すると共に照明灯５のリード線の
配線渠でもある。
るように上方の棚板の下側に照明灯を配置したショーケ
ースの照明装置として、例えば、特開平７−４３０６５
号にはスーパーマーケット等の店舗に設置される低温オ
ープンショーケースが示されている。一般にこの種のシ
ョーケースを低温オープンショーケースの縦断面図であ
る図１及び図１の照明灯部分の拡大図である図２に基づ
き説明する。これらの図に示すように貯蔵室２内には複
数段の商品陳列棚３が設けられており、この棚３の先端
部下面には下方の棚上の商品４を照明するために棚３に
沿って横に長く蛍光放電灯である照明灯５が取り付けら
れている。このショーケース１では冷却器６によって冷
却された冷気が送風機７によって循環してショーケース
１の前面開口８の上部の冷気吹き出し口９から前面開口
８の下部の冷気吸い込み口１０に至るエアーカーテンを
形成し、貯蔵室２内は所定温度に冷却されている。これ
によると、照明灯５はその保温のために照明灯５全体を
円筒状の透明な筒１１で包んでいる。１２は照明灯５の
取付け部であり、照明灯５とほぼ同じ長さを有して棚３
の補強部材として作用すると共に照明灯５のリード線の
配線渠でもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、照明灯５から発した光は商品４を照射してショーケ
ース１の前面に立つ客に商品を明るく見せる。この場
合、商品４が透明なフィルムのラップで覆われている場
合などでは、照明灯５から発した光は、ある視覚範囲Ｒ
から見た場合には商品４に反射してぎらつく等の眩し
さ、所謂グレア現象にて、客はその商品４の中味が見に
くく又は見えない状態になるという問題がある。
て、照明灯５から発した光は商品４を照射してショーケ
ース１の前面に立つ客に商品を明るく見せる。この場
合、商品４が透明なフィルムのラップで覆われている場
合などでは、照明灯５から発した光は、ある視覚範囲Ｒ
から見た場合には商品４に反射してぎらつく等の眩し
さ、所謂グレア現象にて、客はその商品４の中味が見に
くく又は見えない状態になるという問題がある。
【０００４】本発明は、前記の問題点に鑑みて発明され
たものであり、照明灯から発した光が商品に反射して
も、ショーケースの前面に立つ客にはぎらつきなどの眩
しさによる所謂グレア現象による商品の中味の見にくさ
を減少又は防止できるショーケースの照明装置を提供す
るものである。更に本発明は、陳列商品を冷却するショ
ーケースにおいて照明灯の照度低下を軽減又は防止でき
る照明装置を提供するものである。
たものであり、照明灯から発した光が商品に反射して
も、ショーケースの前面に立つ客にはぎらつきなどの眩
しさによる所謂グレア現象による商品の中味の見にくさ
を減少又は防止できるショーケースの照明装置を提供す
るものである。更に本発明は、陳列商品を冷却するショ
ーケースにおいて照明灯の照度低下を軽減又は防止でき
る照明装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための具体的な手段として、下方の棚板上に載
置された商品を照明するように上方の棚板の下側に照明
灯を配置したショーケースにおいて、前記上方の棚板と
の間に前記照明灯の収納空間を形成する透明な照明カバ
ーを設け、前記照明カバーは、前記ショーケース前面か
らの所定視覚範囲では前記商品上に生じる眩しさを軽減
又は防止する作用を有することを特徴とするショーケー
スの照明装置を提供するものである。本発明はまた、前
記棚板が冷却領域中に配置され前記収納空間が前記照明
灯の保温空間となるショーケースの照明装置を提供する
ものである。
解決するための具体的な手段として、下方の棚板上に載
置された商品を照明するように上方の棚板の下側に照明
灯を配置したショーケースにおいて、前記上方の棚板と
の間に前記照明灯の収納空間を形成する透明な照明カバ
ーを設け、前記照明カバーは、前記ショーケース前面か
らの所定視覚範囲では前記商品上に生じる眩しさを軽減
又は防止する作用を有することを特徴とするショーケー
スの照明装置を提供するものである。本発明はまた、前
記棚板が冷却領域中に配置され前記収納空間が前記照明
灯の保温空間となるショーケースの照明装置を提供する
ものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図３乃至図７は本発明の一つの実施形態を
示しており、図３は本発明に係る照明装置を有するショ
ーケースの縦断面図、図４は図３の照明装置部の一部拡
大図で、図５は照明灯直下方向の光を拡散する照明カバ
ーの説明図、図６は照明灯から所定角度斜め一方向の光
を拡散する照明カバーの説明図、図７は照明灯から所定
角度斜め両方向の光を拡散する照明カバーの説明図であ
る。
て説明する。図３乃至図７は本発明の一つの実施形態を
示しており、図３は本発明に係る照明装置を有するショ
ーケースの縦断面図、図４は図３の照明装置部の一部拡
大図で、図５は照明灯直下方向の光を拡散する照明カバ
ーの説明図、図６は照明灯から所定角度斜め一方向の光
を拡散する照明カバーの説明図、図７は照明灯から所定
角度斜め両方向の光を拡散する照明カバーの説明図であ
る。
【０００７】本発明の一つの手段は、下方の棚板上に載
置された商品を照明するように上方の棚板の下側に照明
灯を配置したショーケースにおいて、前記上方の棚板と
の間に前記照明灯の収納空間を形成する透明な照明カバ
ーを設け、前記照明カバーは、前記ショーケース前面か
らの所定視覚範囲では前記商品上に生じる眩しさを軽減
又は防止する作用を有するショーケースの照明装置であ
り、本発明のもう一つの手段は、前記棚板が冷却領域中
に配置され前記収納空間が前記照明灯の保温空間となる
ショーケースの照明装置である。
置された商品を照明するように上方の棚板の下側に照明
灯を配置したショーケースにおいて、前記上方の棚板と
の間に前記照明灯の収納空間を形成する透明な照明カバ
ーを設け、前記照明カバーは、前記ショーケース前面か
らの所定視覚範囲では前記商品上に生じる眩しさを軽減
又は防止する作用を有するショーケースの照明装置であ
り、本発明のもう一つの手段は、前記棚板が冷却領域中
に配置され前記収納空間が前記照明灯の保温空間となる
ショーケースの照明装置である。
【０００８】本発明の実施の形態を図３乃至図７に基づ
いて説明する。２０は一般に冷却ショーケースと呼ばれ
るショーケースで、その内部に形成された貯蔵室２１内
には複数段の商品陳列用棚板２２が設けられており、こ
の棚板２２の先端部下面には下方の棚上の商品２３を照
明するために棚板２２に沿って横に長く蛍光放電灯であ
る照明灯２４が取り付けられている。このショーケース
２０では冷却器２５によって冷却された冷気が送風機２
６によって循環してショーケース２０の前面開口２７の
上部の冷気吹き出し口２８から前面開口２７の下部の冷
気吸い込み口２９に至るエアーカーテンを形成し、貯蔵
室２１内は所定温度に冷却されて棚板２２が冷却領域中
に配置されいる。３０は照明灯２４の取付け部材であ
り、照明灯２４とほぼ同じ長さを有して棚板２２の裏側
に固定され、棚板２２の補強部材として作用すると共に
照明灯２４のリード線の配線渠でもある。３１は照明灯
２４全体を前方から覆うように棚板２２の前端部に取り
付けたホルダーで、その前面には商品２３の販売価格、
商品名等を表示するカードを保持する構造である。３２
は取付け部材３０とホルダー３１とに渡ってとりつけら
れ、照明灯２４全体をその下方から覆う透明な照明カバ
ーである。カバー３２は、ショーケース２０の前面から
の所定視覚範囲Ｒでは商品２３上に生じる眩しさを軽減
又は防止する作用を有する。またカバー３２は棚板２２
との間に照明灯２４を収納する空間３３を形成する。こ
の空間３３の存在にて照明灯２４の発熱がこの空間内を
温めるため、照明灯２４が冷却領域中に置かれても照明
灯２４の照度の低下が軽減又は防止できる。このため前
記空間３３は照明灯２４の保温空間となる。所定視覚範
囲Ｒはこのカバー３２が無い場合に従来眩しさが生じて
いた範囲である。カバー３２は合成樹脂製であり、図５
乃至図７に示すように、照明灯２４からの所定角度Ｐ
１、Ｐ２、Ｐ３又はＰ４の範囲では照明灯２４からの光
を拡散又は乱反射するようにするために、所定角度Ｐ
１、Ｐ２、Ｐ３又はＰ４の範囲では合成樹脂を一方向に
揃えた構造になっており、これによってショーケース２
０の前面に立つ客から見た所定視覚範囲Ｒでの商品２３
の上に生じる眩しい反射、所謂グレア現象を軽減又は防
止する。棚板２２の設置状態が水平状態若しくは前方に
低く傾斜した状態、あるいは照明灯２４の位置によって
眩しさが生じる位置が異なるため、ショーケースに応じ
て図５乃至図７のいずれかの照明板３２を選択すればよ
い。特に図７の形態の照明板は、前面と背面の双方が商
品の販売面になっているショーケースに使用するのに適
している。従って、客がショーケース２０の前面に近づ
くとき、所定視覚範囲Ｒでは照明灯２４が商品２３上に
写っても霞んだ状態、所謂すりガラスを通して見える状
態になり、眩しさが軽減又は防止される。カバー３２は
厚さ１乃至５ｍｍ程度の透明な合成樹脂板そのものが光
を拡散又は乱反射する構造であってもよく、また、光を
拡散又は乱反射する構造の透明フィルムを厚さ１乃至５
ｍｍ程度の透明な合成樹脂板に張り合わせた構造でもよ
い。カバー３２の取付は、カバーの前端部をホルダー３
１の裏面に係止又は接触させた状態で後端部を補強部材
３０にネジなどの留め具にて固定する。商品２３の発色
を鮮明にするために、照明灯２４は白熱電球のような点
光源を採用することによって、商品２３の種類に応じて
発光色の異なる照明方式を採用してもよい。またカバー
３２はその形状を種種の形にするとか、色彩を有するも
のにするとかによって、より効果的な照明効果を得るこ
とができる。
いて説明する。２０は一般に冷却ショーケースと呼ばれ
るショーケースで、その内部に形成された貯蔵室２１内
には複数段の商品陳列用棚板２２が設けられており、こ
の棚板２２の先端部下面には下方の棚上の商品２３を照
明するために棚板２２に沿って横に長く蛍光放電灯であ
る照明灯２４が取り付けられている。このショーケース
２０では冷却器２５によって冷却された冷気が送風機２
６によって循環してショーケース２０の前面開口２７の
上部の冷気吹き出し口２８から前面開口２７の下部の冷
気吸い込み口２９に至るエアーカーテンを形成し、貯蔵
室２１内は所定温度に冷却されて棚板２２が冷却領域中
に配置されいる。３０は照明灯２４の取付け部材であ
り、照明灯２４とほぼ同じ長さを有して棚板２２の裏側
に固定され、棚板２２の補強部材として作用すると共に
照明灯２４のリード線の配線渠でもある。３１は照明灯
２４全体を前方から覆うように棚板２２の前端部に取り
付けたホルダーで、その前面には商品２３の販売価格、
商品名等を表示するカードを保持する構造である。３２
は取付け部材３０とホルダー３１とに渡ってとりつけら
れ、照明灯２４全体をその下方から覆う透明な照明カバ
ーである。カバー３２は、ショーケース２０の前面から
の所定視覚範囲Ｒでは商品２３上に生じる眩しさを軽減
又は防止する作用を有する。またカバー３２は棚板２２
との間に照明灯２４を収納する空間３３を形成する。こ
の空間３３の存在にて照明灯２４の発熱がこの空間内を
温めるため、照明灯２４が冷却領域中に置かれても照明
灯２４の照度の低下が軽減又は防止できる。このため前
記空間３３は照明灯２４の保温空間となる。所定視覚範
囲Ｒはこのカバー３２が無い場合に従来眩しさが生じて
いた範囲である。カバー３２は合成樹脂製であり、図５
乃至図７に示すように、照明灯２４からの所定角度Ｐ
１、Ｐ２、Ｐ３又はＰ４の範囲では照明灯２４からの光
を拡散又は乱反射するようにするために、所定角度Ｐ
１、Ｐ２、Ｐ３又はＰ４の範囲では合成樹脂を一方向に
揃えた構造になっており、これによってショーケース２
０の前面に立つ客から見た所定視覚範囲Ｒでの商品２３
の上に生じる眩しい反射、所謂グレア現象を軽減又は防
止する。棚板２２の設置状態が水平状態若しくは前方に
低く傾斜した状態、あるいは照明灯２４の位置によって
眩しさが生じる位置が異なるため、ショーケースに応じ
て図５乃至図７のいずれかの照明板３２を選択すればよ
い。特に図７の形態の照明板は、前面と背面の双方が商
品の販売面になっているショーケースに使用するのに適
している。従って、客がショーケース２０の前面に近づ
くとき、所定視覚範囲Ｒでは照明灯２４が商品２３上に
写っても霞んだ状態、所謂すりガラスを通して見える状
態になり、眩しさが軽減又は防止される。カバー３２は
厚さ１乃至５ｍｍ程度の透明な合成樹脂板そのものが光
を拡散又は乱反射する構造であってもよく、また、光を
拡散又は乱反射する構造の透明フィルムを厚さ１乃至５
ｍｍ程度の透明な合成樹脂板に張り合わせた構造でもよ
い。カバー３２の取付は、カバーの前端部をホルダー３
１の裏面に係止又は接触させた状態で後端部を補強部材
３０にネジなどの留め具にて固定する。商品２３の発色
を鮮明にするために、照明灯２４は白熱電球のような点
光源を採用することによって、商品２３の種類に応じて
発光色の異なる照明方式を採用してもよい。またカバー
３２はその形状を種種の形にするとか、色彩を有するも
のにするとかによって、より効果的な照明効果を得るこ
とができる。
【０００９】上記のように、第一の発明は、下方の棚板
上に載置された商品を照明するように上方の棚板の下側
に照明灯を配置したショーケースにおいて、前記上方の
棚板との間に前記照明灯の収納空間を形成する透明な照
明カバーを設け、前記照明カバーは、前記ショーケース
前面からの所定視覚範囲では前記商品上に生じる眩しさ
を軽減又は防止する作用を有するショーケースの照明装
置である。このため、ショーケースの正面における眩し
さが軽減又は防止され、従来のものに比して商品の内容
把握が改善される。また拡散又は乱反射によって光が拡
散するので下方の商品の照明効果の低下は見る客に対し
てはそれほど影響がない。むしろ光が拡散するので柔ら
かな照明効果が得られるようになる。また所定角度以外
では照明灯の光はカバーをそのまま透過するので、棚板
上の商品の照明効果が損なわれることはない。またカバ
ーは、透明な合成樹脂製であるため、その製作も量産性
に適する。またカバーの取付も上記実施形態のように照
明灯の後方の補強部材に固定することができるため、カ
バーの取付のために棚板の横方向の長さに渡る特別な取
付部材を設ける必要が無く、構造の大きな改造又は追加
も必要無く達成できる。
上に載置された商品を照明するように上方の棚板の下側
に照明灯を配置したショーケースにおいて、前記上方の
棚板との間に前記照明灯の収納空間を形成する透明な照
明カバーを設け、前記照明カバーは、前記ショーケース
前面からの所定視覚範囲では前記商品上に生じる眩しさ
を軽減又は防止する作用を有するショーケースの照明装
置である。このため、ショーケースの正面における眩し
さが軽減又は防止され、従来のものに比して商品の内容
把握が改善される。また拡散又は乱反射によって光が拡
散するので下方の商品の照明効果の低下は見る客に対し
てはそれほど影響がない。むしろ光が拡散するので柔ら
かな照明効果が得られるようになる。また所定角度以外
では照明灯の光はカバーをそのまま透過するので、棚板
上の商品の照明効果が損なわれることはない。またカバ
ーは、透明な合成樹脂製であるため、その製作も量産性
に適する。またカバーの取付も上記実施形態のように照
明灯の後方の補強部材に固定することができるため、カ
バーの取付のために棚板の横方向の長さに渡る特別な取
付部材を設ける必要が無く、構造の大きな改造又は追加
も必要無く達成できる。
【００１０】また、第二の発明は、前記第一の発明に加
えて、前記棚板が冷却領域中に配置され前記収納空間が
前記照明灯の保温空間となる構成である。このため、冷
却装置にて貯蔵庫内が冷却されて前記照明灯が冷却領域
中に置かれても、前記棚板と前記カバーとで照明灯の保
温領域を形成するため、照明灯が冷却されることによっ
て生じる照度低下が軽減又は防止され、従来照明灯の周
りを包んでいた透明な保温筒を省くこともできるように
なる。このように本発明では、眩しさの軽減又は防止と
照度低下の軽減又は防止の両方の効果が得られる。
えて、前記棚板が冷却領域中に配置され前記収納空間が
前記照明灯の保温空間となる構成である。このため、冷
却装置にて貯蔵庫内が冷却されて前記照明灯が冷却領域
中に置かれても、前記棚板と前記カバーとで照明灯の保
温領域を形成するため、照明灯が冷却されることによっ
て生じる照度低下が軽減又は防止され、従来照明灯の周
りを包んでいた透明な保温筒を省くこともできるように
なる。このように本発明では、眩しさの軽減又は防止と
照度低下の軽減又は防止の両方の効果が得られる。
【００１１】
【発明の効果】第一の発明では、ショーケースの正面に
おける眩しさが軽減又は防止され、従来のものに比して
商品の内容把握が改善される。また所定角度以外では照
明灯の光はカバーをそのまま透過するので、商品の照明
効果が損なわれることはない。
おける眩しさが軽減又は防止され、従来のものに比して
商品の内容把握が改善される。また所定角度以外では照
明灯の光はカバーをそのまま透過するので、商品の照明
効果が損なわれることはない。
【００１２】第二の発明では、照明灯が冷却領域中に置
かれても、棚板とカバーとで照明灯の保温領域を形成す
るため、照明灯が冷却されることによって生じる照度低
下が軽減又は防止され、眩しさの軽減又は防止と照度低
下の軽減又は防止の両方の効果が得られる。
かれても、棚板とカバーとで照明灯の保温領域を形成す
るため、照明灯が冷却されることによって生じる照度低
下が軽減又は防止され、眩しさの軽減又は防止と照度低
下の軽減又は防止の両方の効果が得られる。
【図１】従来の低温オープンショーケースの縦断面図で
ある。
ある。
【図２】図１の照明灯部分の拡大図である。
【図３】本発明に係る照明装置を有するショーケースの
一実施形態の縦断面図である。
一実施形態の縦断面図である。
【図４】図３の照明装置部の一部拡大図でである。
【図５】照明灯直下方向の光を拡散する本発明に係る照
明カバーの一実施形態図である。
明カバーの一実施形態図である。
【図６】照明灯から所定角度斜め一方向の光を拡散する
本発明に係る照明カバーの一実施形態図である。
本発明に係る照明カバーの一実施形態図である。
【図７】照明灯から所定角度斜め両方向の光を拡散する
本発明に係る照明カバーの一実施形態図である。
本発明に係る照明カバーの一実施形態図である。
２０……ショーケース ２２……棚板 ２３……商品 ２４……照明灯 ３２……照明カバー ３３……保温空間
Claims (2)
- 【請求項１】 下方の棚板上に載置された商品を照明す
るように上方の棚板の下側に照明灯を配置したショーケ
ースにおいて、前記上方の棚板との間に前記照明灯の収
納空間を形成する透明な照明カバーを設け、前記照明カ
バーは、前記ショーケース前面からの所定視覚範囲では
前記照明灯から前記商品へ照射される光のうち所定角度
範囲の光を拡散又は乱反射にて前記商品上に生じる眩し
さを軽減又は防止する作用を有することを特徴とするシ
ョーケースの照明装置。 - 【請求項２】 前記棚板が冷却領域中に配置され前記収
納空間が前記照明灯の保温空間となる請求項１記載のシ
ョーケースの照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11046747A JP2000237011A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | ショーケースの照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11046747A JP2000237011A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | ショーケースの照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000237011A true JP2000237011A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12755938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11046747A Pending JP2000237011A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | ショーケースの照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000237011A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1955616A1 (en) | 2007-02-09 | 2008-08-13 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Display shelf |
| KR101434510B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-09-05 | 김서영 | 스탠드형 수납장치 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11046747A patent/JP2000237011A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1955616A1 (en) | 2007-02-09 | 2008-08-13 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Display shelf |
| US7832874B2 (en) | 2007-02-09 | 2010-11-16 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Display shelf for illuminating an article placed on a placing table |
| US8047657B2 (en) | 2007-02-09 | 2011-11-01 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Display shelf having placing tables and transmission type screens at front of placing tables |
| KR101434510B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-09-05 | 김서영 | 스탠드형 수납장치 |
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