JPH05345795A - 3−オキソ−4−アザ−アンドロスト−1−エン17β−ケトン製造用新規中間体 - Google Patents
3−オキソ−4−アザ−アンドロスト−1−エン17β−ケトン製造用新規中間体Info
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- JPH05345795A JPH05345795A JP3243791A JP24379191A JPH05345795A JP H05345795 A JPH05345795 A JP H05345795A JP 3243791 A JP3243791 A JP 3243791A JP 24379191 A JP24379191 A JP 24379191A JP H05345795 A JPH05345795 A JP H05345795A
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- C07J—STEROIDS
- C07J73/00—Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms
- C07J73/001—Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom
- C07J73/005—Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom by nitrogen as hetero atom
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 式Iで示される17β−アルキルカルボキシ
レート体にN,O−ジメチルヒドロキシルアミンと適当
なグリニャール試薬とを反応させて対応するN−メトキ
シ−N−メチルカルボキサミド(式II)を製造する方法
及びこのように製造された式IIで示される化合物。 【効果】 式IIの化合物にRMgXを作用させると、テ
ストステロン5αリダクターゼ阻害物質である、式III
の3−オキソ−4−アザーアンドロスト−1−エン−1
7β−ケトンが得られる。この場合、上記中間体である
式IIの化合物は単離することを要せず、反応を「ワンポ
ット」中で行うことができる。 [式I、II、IIIにおいて、R1は水素、R2はC
1−4アルキル、RはC1−12アルキル、C3−8シ
クロアルキルまたはC6−12アリールである]
レート体にN,O−ジメチルヒドロキシルアミンと適当
なグリニャール試薬とを反応させて対応するN−メトキ
シ−N−メチルカルボキサミド(式II)を製造する方法
及びこのように製造された式IIで示される化合物。 【効果】 式IIの化合物にRMgXを作用させると、テ
ストステロン5αリダクターゼ阻害物質である、式III
の3−オキソ−4−アザーアンドロスト−1−エン−1
7β−ケトンが得られる。この場合、上記中間体である
式IIの化合物は単離することを要せず、反応を「ワンポ
ット」中で行うことができる。 [式I、II、IIIにおいて、R1は水素、R2はC
1−4アルキル、RはC1−12アルキル、C3−8シ
クロアルキルまたはC6−12アリールである]
Description
【0001】本発明は、共通の中間体として、17β−
N−メトキシ−N−メチルカルボキサミドを利用する1
7β−アシル置換3−オキソ−4−アザステロイドの製
法及び新規な中間体に関する。
N−メトキシ−N−メチルカルボキサミドを利用する1
7β−アシル置換3−オキソ−4−アザステロイドの製
法及び新規な中間体に関する。
【0002】17β−アシル置換3−オキソ−4−アザ
ステロイドの製法は、当該技術分野で既知である。たと
えば、ヨーロッパ特許出願第85301122.9号
は、4−位に置換されることができ、また1,2−位に
二重結合をもつことができる17β−(2−ピリジルチ
オカルボニル)−3−オキソ−4−アザステロイドの形
成を含む、17β−アシル置換3−オキソ−4−アザス
テロイドの合成につき議論している。この化合物はその
後、グリニャール試薬と反応して17β−アシル−3−
オキソ−4−アザステロイドを形成する。この方法は小
規模製造には実施し易いが、最終生成物を得るためには
多くのクロマトグラフィーを必要とする欠点を有する。
ステロイドの製法は、当該技術分野で既知である。たと
えば、ヨーロッパ特許出願第85301122.9号
は、4−位に置換されることができ、また1,2−位に
二重結合をもつことができる17β−(2−ピリジルチ
オカルボニル)−3−オキソ−4−アザステロイドの形
成を含む、17β−アシル置換3−オキソ−4−アザス
テロイドの合成につき議論している。この化合物はその
後、グリニャール試薬と反応して17β−アシル−3−
オキソ−4−アザステロイドを形成する。この方法は小
規模製造には実施し易いが、最終生成物を得るためには
多くのクロマトグラフィーを必要とする欠点を有する。
【0003】Rasmusson ら、J.Med.Chem.,1986年、
29巻、2298−2315頁並びに米国特許第4,2
20,775号及び第4,377,584号も、グリニ
ャール反応において著しく反応性の17β−イミダゾリ
ド中間体の使用を含む17β−置換3−オキソ−4−ア
ザステロイドの合成について議論している。この場合
も、多くのクロマトグラフィーを必要とする。
29巻、2298−2315頁並びに米国特許第4,2
20,775号及び第4,377,584号も、グリニ
ャール反応において著しく反応性の17β−イミダゾリ
ド中間体の使用を含む17β−置換3−オキソ−4−ア
ザステロイドの合成について議論している。この場合
も、多くのクロマトグラフィーを必要とする。
【0004】17β−アシルアンドロステノン製造に関
する他の方法も知られており、17β−カルボン酸エス
テルとグリニャール試薬、たとえばフェニルマグネシウ
ムブロミドとを反応させ、17β−アシル類似体を形成
することを含む。しかし、著しい副反応が起り、グリニ
ャール反応で生成した17β−アシル化合物がさらにグ
リニャール試薬と反応し、ジフェニルカルビノール(た
とえば模式図1の化合物4参照)を生成し、所望のケト
ンの収率と純度に悪影響を与える。
する他の方法も知られており、17β−カルボン酸エス
テルとグリニャール試薬、たとえばフェニルマグネシウ
ムブロミドとを反応させ、17β−アシル類似体を形成
することを含む。しかし、著しい副反応が起り、グリニ
ャール反応で生成した17β−アシル化合物がさらにグ
リニャール試薬と反応し、ジフェニルカルビノール(た
とえば模式図1の化合物4参照)を生成し、所望のケト
ンの収率と純度に悪影響を与える。
【0005】当該技術分野では、安定でありグリニャー
ル試薬と反応でき高収率、高純度で17β−アシルアン
ドロステノンを生成する17β−置換アンドロステノン
中間体が望まれている。
ル試薬と反応でき高収率、高純度で17β−アシルアン
ドロステノンを生成する17β−置換アンドロステノン
中間体が望まれている。
【0006】発明者らは、中間体として、N−メトキシ
−N−メチルカルボキサミドを利用することにより、グ
リニャール反応を経ての17β−アシルアンドロステノ
ン誘導体の形成における従来技術の問題点が克服できる
ことを見出した。
−N−メチルカルボキサミドを利用することにより、グ
リニャール反応を経ての17β−アシルアンドロステノ
ン誘導体の形成における従来技術の問題点が克服できる
ことを見出した。
【0007】本発明は、下記式II:
【化4】 (式中、R1 は水素である。)の化合物を提供する。
【0008】さらに、本発明は、下記式I:
【化5】 (式中、R2 はC1 -4アルキルであり、R1 は水素であ
る)の化合物と、乾燥不活性有機溶媒中N,O−ジメチ
ルヒドロキシルアミンとRMgXとを乾燥雰囲気中0〜
25℃で、アミドIIを形成するのに十分な時間反応させ
ることを含む、下記式II:
る)の化合物と、乾燥不活性有機溶媒中N,O−ジメチ
ルヒドロキシルアミンとRMgXとを乾燥雰囲気中0〜
25℃で、アミドIIを形成するのに十分な時間反応させ
ることを含む、下記式II:
【化6】 (式中、R1 は水素である)の化合物の製法を提供す
る。
る。
【0009】開示した中間体は、下記式:
【化7】 (式中、Rは、 (i) C1 〜C12の直鎖または分枝アルキル基; (ii)C3 〜C8 のシクロアルキル基;または、 (iii) C6 〜C12アリール基であり;上記(i) 、(ii)、
(iii) の基は、C1 〜C4 直鎖/分枝アルキル;C1 〜
C4 直鎖/分枝アルコキシ;保護ヒドロキシ;またはフ
ルオロで置換されていることができ;R1 は水素であ
る。)の化合物の新規な製法に有用である。この新規な
製法は、下記式II:
(iii) の基は、C1 〜C4 直鎖/分枝アルキル;C1 〜
C4 直鎖/分枝アルコキシ;保護ヒドロキシ;またはフ
ルオロで置換されていることができ;R1 は水素であ
る。)の化合物の新規な製法に有用である。この新規な
製法は、下記式II:
【化8】 (式中、R1 は上記で定義した通りである)のアミドと
一般式RMgX(式中、Rは、上記で定義した通りであ
り;Xは、クロロ、ブロモ、ヨードからなる群から選ば
れるハロゲンである)の化合物とを乾燥不活性有機溶媒
中0〜65℃の温度で不活性雰囲気下III を形成するの
に十分な時間反応させることからなる。
一般式RMgX(式中、Rは、上記で定義した通りであ
り;Xは、クロロ、ブロモ、ヨードからなる群から選ば
れるハロゲンである)の化合物とを乾燥不活性有機溶媒
中0〜65℃の温度で不活性雰囲気下III を形成するの
に十分な時間反応させることからなる。
【0010】本発明により製造されるアザステロイド化
合物は、局所または全身投与により、尋常性ざ瘡、脂
漏、女性粗毛症、アンドロゲン脱毛症、男性様脱毛症、
前立腺がん、良性前立腺肥大の高アンドロゲン状態の治
療に有用なテストステロン5α−リダクターゼ阻害物質
である。
合物は、局所または全身投与により、尋常性ざ瘡、脂
漏、女性粗毛症、アンドロゲン脱毛症、男性様脱毛症、
前立腺がん、良性前立腺肥大の高アンドロゲン状態の治
療に有用なテストステロン5α−リダクターゼ阻害物質
である。
【0011】本発明の方法は、次の模式図1を参照する
ことにより理解できる。
ことにより理解できる。
【0012】
【化9】
【0013】既知の3−オキソ−4−アザ−5α−1−
アンドロスト−1−エン−17β−カルボン酸メチルの
原料化合物1を、たとえばN,O−ジメチルヒドロキシ
ルアミン塩酸塩とグリニャール試薬たとえばエチルマグ
ネシウムブロミドから調製したN,O−ジメチルヒドロ
キシルアミドマグネシウムブロミドと乾燥不活性溶剤、
たとえばテトラヒドロフラン中で0〜25℃でたとえば
窒素下に反応させる。
アンドロスト−1−エン−17β−カルボン酸メチルの
原料化合物1を、たとえばN,O−ジメチルヒドロキシ
ルアミン塩酸塩とグリニャール試薬たとえばエチルマグ
ネシウムブロミドから調製したN,O−ジメチルヒドロ
キシルアミドマグネシウムブロミドと乾燥不活性溶剤、
たとえばテトラヒドロフラン中で0〜25℃でたとえば
窒素下に反応させる。
【0014】反応系で形成したグリニャール試薬を、
N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩1モル当り約
1.9〜1モル量使用する。N,O−ジメチルヒドロキ
シルアミン塩対Δ1 −アザエステルのモル比は、約4.
5:1である。
N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩1モル当り約
1.9〜1モル量使用する。N,O−ジメチルヒドロキ
シルアミン塩対Δ1 −アザエステルのモル比は、約4.
5:1である。
【0015】この反応の溶媒は、C4 〜C5 線状または
環状エーテル、たとえばジメトキシエタン、ジエチルエ
ーテル、メチルt−ブチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン(THF)、ジオキサンなどを含む乾燥不活性有機溶
媒である。
環状エーテル、たとえばジメトキシエタン、ジエチルエ
ーテル、メチルt−ブチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン(THF)、ジオキサンなどを含む乾燥不活性有機溶
媒である。
【0016】反応完結に要する時間は約1〜4時間であ
り、生成物17β−N−メトキシ−N−メチルカルボキ
サミド、即ち、化合物2は、塩化アンモニウムの添加に
よる反応停止、次いで活性炭処理により不純物を除去
し、たとえば酢酸/水からの再結晶を含む常法により単
離し精製することができる。収率は反応するΔ1 −アザ
エステル基準で85〜95%である。
り、生成物17β−N−メトキシ−N−メチルカルボキ
サミド、即ち、化合物2は、塩化アンモニウムの添加に
よる反応停止、次いで活性炭処理により不純物を除去
し、たとえば酢酸/水からの再結晶を含む常法により単
離し精製することができる。収率は反応するΔ1 −アザ
エステル基準で85〜95%である。
【0017】好ましくは、カルボキサミド2を単離せず
に、同一反応器で次のグリニャール反応に使用する。
に、同一反応器で次のグリニャール反応に使用する。
【0018】工程2の上記で定義したRMgXとのグリ
ニャール反応は、上記工程で記載したものと同一溶媒中
で、0〜65℃、好ましくは20℃で不活性雰囲気中、
たとえば乾燥窒素中で実施される。グリニャール試薬対
カルボキサミドのモル比は約7.5:1である。グリニ
ャール試薬は、溶媒中のカルボキサミド2にかくはん下
乾燥条件で加えるのが好ましく、添加後6〜12時間攪
拌する。反応混合物の処理は常法で、0.5NHClの
添加、ついで単離、たとえば酢酸/水からの再結晶を含
む。この工程の収率は、原料カルボキサミド基準で80
〜95%である。
ニャール反応は、上記工程で記載したものと同一溶媒中
で、0〜65℃、好ましくは20℃で不活性雰囲気中、
たとえば乾燥窒素中で実施される。グリニャール試薬対
カルボキサミドのモル比は約7.5:1である。グリニ
ャール試薬は、溶媒中のカルボキサミド2にかくはん下
乾燥条件で加えるのが好ましく、添加後6〜12時間攪
拌する。反応混合物の処理は常法で、0.5NHClの
添加、ついで単離、たとえば酢酸/水からの再結晶を含
む。この工程の収率は、原料カルボキサミド基準で80
〜95%である。
【0019】グリニャール試薬は上記のRを含み、その
代表例は特にメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、n−ペンチル、t−ヘキシル、t−ヘプチル、イソ
オクチル、sec−オクチル、n−ノニル、t−デシ
ル、n−ウンデシル、n−ドデシル、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェ
ニル、m−およびp−置換フェニル、ナフチル、ビフェ
ニリルであり;上記基はC1 〜C4 直鎖分枝アルキル、
たとえばメチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、
C1 〜C4 アルコキシ、たとえばメトキシ、エトキシ、
イソプロポキシ、sec−ブトキシ、またはフルオロで
置換されていることができる。置換基が保護ヒドロキシ
の場合は、保護基を利用してグリニャール反応中ヒドロ
キシ基を保護する。たとえば、Rが保護p−ヒドロキシ
フェニルであるときは、このグリニャール試薬は、適当
なブロモフェノールを原料とし、フェノール性OHをグ
リニャール反応中非反応性である通常の保護基、たとえ
ばトリオルガノシリル、すなわちt−ブチルジメチルシ
リルで保護し誘導でき、グリニャール反応を実施した
後、たとえば還流フッ化テトラブチルアンモニウム水溶
液を使用してシリル基を脱保護する。本発明の反応物グ
リニャール試薬は従来の方法で調製することができる。
代表例は特にメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、n−ペンチル、t−ヘキシル、t−ヘプチル、イソ
オクチル、sec−オクチル、n−ノニル、t−デシ
ル、n−ウンデシル、n−ドデシル、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェ
ニル、m−およびp−置換フェニル、ナフチル、ビフェ
ニリルであり;上記基はC1 〜C4 直鎖分枝アルキル、
たとえばメチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、
C1 〜C4 アルコキシ、たとえばメトキシ、エトキシ、
イソプロポキシ、sec−ブトキシ、またはフルオロで
置換されていることができる。置換基が保護ヒドロキシ
の場合は、保護基を利用してグリニャール反応中ヒドロ
キシ基を保護する。たとえば、Rが保護p−ヒドロキシ
フェニルであるときは、このグリニャール試薬は、適当
なブロモフェノールを原料とし、フェノール性OHをグ
リニャール反応中非反応性である通常の保護基、たとえ
ばトリオルガノシリル、すなわちt−ブチルジメチルシ
リルで保護し誘導でき、グリニャール反応を実施した
後、たとえば還流フッ化テトラブチルアンモニウム水溶
液を使用してシリル基を脱保護する。本発明の反応物グ
リニャール試薬は従来の方法で調製することができる。
【0020】本発明における反応は「ワンポット」中で
行うことができるため、中間体の単離を必要とせず、不
安定な中間体の使用を避けることができる。
行うことができるため、中間体の単離を必要とせず、不
安定な中間体の使用を避けることができる。
【0021】一般的に説明した本発明の新規な17β−
アシル化合物の製法を以下の実施例でさらに説明する。
実施例は本発明の範囲または精神を限定するものではな
い。
アシル化合物の製法を以下の実施例でさらに説明する。
実施例は本発明の範囲または精神を限定するものではな
い。
【0022】実施例1 (5α,17β)−N−メトキシ−N−メチル−3−オ
キソ−4−アザ−アンドロスト−1−エン−17β−カ
ルボキサミド(2)
キソ−4−アザ−アンドロスト−1−エン−17β−カ
ルボキサミド(2)
【化10】
【0023】頂部かくはん機、窒素導入口、内部温度
計、滴下漏斗を備えた2リットル三ツ口フラスコに、シ
ーブ乾燥テトラヒドロフラン800ml、Δ1 −アザエス
テル(化合物1)(合成については、Rasmusson Johnst
on及びArth. ,米国特許第4,377,584号、19
83年3月22日参照)19.72g(59.6mmo
l)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩25.
6g(262.4mmol) を仕込んだ。生成スラリーを0
〜5℃に冷却した。
計、滴下漏斗を備えた2リットル三ツ口フラスコに、シ
ーブ乾燥テトラヒドロフラン800ml、Δ1 −アザエス
テル(化合物1)(合成については、Rasmusson Johnst
on及びArth. ,米国特許第4,377,584号、19
83年3月22日参照)19.72g(59.6mmo
l)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩25.
6g(262.4mmol) を仕込んだ。生成スラリーを0
〜5℃に冷却した。
【0024】乾燥テトラヒドロフラン中エチルマグネシ
ウムブロミドの温溶液(30〜40℃)(252ml、
2.0M、504mmol) を15分かけて加えた。添加
中、フラスコ温度を0〜5℃に保った。反応混合物を3
0分にわたって25℃に加温し、22−25℃で1時間
熟成させた。反応混合物を0〜5℃に冷却し、25重量
%塩化アンモニウム水溶液650ml中で反応を停止し
た。混合物を40〜45℃に加温し、層を分離した。有
機溶液を25℃に冷却し、活性炭で処理した。
ウムブロミドの温溶液(30〜40℃)(252ml、
2.0M、504mmol) を15分かけて加えた。添加
中、フラスコ温度を0〜5℃に保った。反応混合物を3
0分にわたって25℃に加温し、22−25℃で1時間
熟成させた。反応混合物を0〜5℃に冷却し、25重量
%塩化アンモニウム水溶液650ml中で反応を停止し
た。混合物を40〜45℃に加温し、層を分離した。有
機溶液を25℃に冷却し、活性炭で処理した。
【0025】濾過後、このTHF溶液を常圧蒸留で20
0mlに濃縮した。生成スラリーを35℃に冷却し、水1
リットルを1時間かけて加えた。スラリーを25℃に冷
却し、2時間熟成した。アミドを濾過して集め、水20
0mlで洗浄し、80℃で減圧乾燥し、アミド2(LCに
より98.8面積%純度)19.6g(91.4%)を
得た。
0mlに濃縮した。生成スラリーを35℃に冷却し、水1
リットルを1時間かけて加えた。スラリーを25℃に冷
却し、2時間熟成した。アミドを濾過して集め、水20
0mlで洗浄し、80℃で減圧乾燥し、アミド2(LCに
より98.8面積%純度)19.6g(91.4%)を
得た。
【0026】HPLC条件 カラム: Zorbaxフェニル25cm×4.6mm 温度: 22℃ 検出器: UV,210nm 溶離液: 40%CH3 CN/60%H2 O(0.1%
H3 PO4 ) 流量: 2ml/分 保持時間:Δ1 −アザエステル(1)10.95分 アミド(2)5.42分
H3 PO4 ) 流量: 2ml/分 保持時間:Δ1 −アザエステル(1)10.95分 アミド(2)5.42分
【0027】実施例2 17β−ベンゾイル−4−アザ−5α−アンドロスト−
1−エン−3−オン(3)
1−エン−3−オン(3)
【化11】
【0028】頂部かくはん機、N2 導入口、内部温度
計、滴下漏斗を備えた1リットル三ツ口フラスコに、シ
ーブ乾燥テトラヒドロフラン400ml、アミド2(LC
により98.8面積%純度)10.0g(27.8mmo
l) を仕込んだ。生成スラリーを0〜5℃に冷却した。
テトラヒドロフラン中のフェニルマグネシウムクロリド
溶液(104ml、2M、208mmol) を、温度を0〜5
℃に保持しつつ15分かけて加えた。反応混合物を25
℃に加温し、22〜25℃で7時間熟成し、ついで0〜
5℃に冷却し、25重量%塩化アンモニウム水溶液50
0mlとTHF400mlの混合物(5〜10℃に冷却)で
反応を停止した。反応停止した混合物を40〜45℃に
加温し、30分熟成した。40〜45℃で1時間沈降
後、下部水層をカットした。THF溶液(890ml) は
LC分析で3を11.1mg/mlを含んでいた(9.9
g、94.5%収率)。THF溶液を常圧蒸留で200
mlに濃縮した。生成スラリーを25℃に冷却し、酢酸イ
ソプロピル10mlを加えた。スラリーに25℃で0.5
N HCl200mlを加えた。3相混合物を濾過し、ケ
ーキを酢酸イソプロピル(25℃)50mlで洗浄した。
固体バッチを減圧下80℃で乾燥し、フェニルケトン
(3)(LCにより99.2面積%純度)9.06g
(86.5%収率)を得た。
計、滴下漏斗を備えた1リットル三ツ口フラスコに、シ
ーブ乾燥テトラヒドロフラン400ml、アミド2(LC
により98.8面積%純度)10.0g(27.8mmo
l) を仕込んだ。生成スラリーを0〜5℃に冷却した。
テトラヒドロフラン中のフェニルマグネシウムクロリド
溶液(104ml、2M、208mmol) を、温度を0〜5
℃に保持しつつ15分かけて加えた。反応混合物を25
℃に加温し、22〜25℃で7時間熟成し、ついで0〜
5℃に冷却し、25重量%塩化アンモニウム水溶液50
0mlとTHF400mlの混合物(5〜10℃に冷却)で
反応を停止した。反応停止した混合物を40〜45℃に
加温し、30分熟成した。40〜45℃で1時間沈降
後、下部水層をカットした。THF溶液(890ml) は
LC分析で3を11.1mg/mlを含んでいた(9.9
g、94.5%収率)。THF溶液を常圧蒸留で200
mlに濃縮した。生成スラリーを25℃に冷却し、酢酸イ
ソプロピル10mlを加えた。スラリーに25℃で0.5
N HCl200mlを加えた。3相混合物を濾過し、ケ
ーキを酢酸イソプロピル(25℃)50mlで洗浄した。
固体バッチを減圧下80℃で乾燥し、フェニルケトン
(3)(LCにより99.2面積%純度)9.06g
(86.5%収率)を得た。
【0029】粗製フェニルケトン(3)10gを20〜
25℃で氷酢酸1リットルに溶解した。水110mlを加
え、透明溶液を22〜25℃で7時間熟成した。透明溶
液を、水1リットル中にはげしく攪拌しながら1時間で
濾過し、生成スラリーを22〜25℃で2時間熟成し
た。生成物を濾過して集め、水200mlで洗浄し、80
℃で減圧乾燥し、白色結晶性固形物として純粋なフェニ
ルケトン(3)9.6g(96%収率)を得た。
25℃で氷酢酸1リットルに溶解した。水110mlを加
え、透明溶液を22〜25℃で7時間熟成した。透明溶
液を、水1リットル中にはげしく攪拌しながら1時間で
濾過し、生成スラリーを22〜25℃で2時間熟成し
た。生成物を濾過して集め、水200mlで洗浄し、80
℃で減圧乾燥し、白色結晶性固形物として純粋なフェニ
ルケトン(3)9.6g(96%収率)を得た。
【0030】HPLC条件:反応混合物の分析 カラム: Zorbaxフェニル、25cm×4.6mm 温度: 22℃ 検出器: UV,210nm 溶離液: 50%CH3 CN/50%H2 O(0.1%
H3 PO4 ) 流量: 2ml/分 保持時間(分): アミド2 3.31 ケトン3 9.82 t−アルコール4 22.40
H3 PO4 ) 流量: 2ml/分 保持時間(分): アミド2 3.31 ケトン3 9.82 t−アルコール4 22.40
【0031】分析データ 微量分析 C25H31NO2 (MW377)の計算値: C、79.6; N、3.70; H、8.19 実測値: C、79.67; N、3.70; H、8.19 LC: 99.7面積%、 3不純物各<0.5%、 mp: 307℃(分解)
【0032】実施例3 ワンポット操作 実施例1および2に記載の2反応をワンポット操作で実
施できる。Δ1 −アザエステル(1)を実施例1記載の
ように、N−メトキシ−N−メチルアミドマグネシウム
ブロミドと反応させた。反応が完結したら、混合物を2
時間還流し、0℃に冷却し、フェニルマグネシウムブロ
ミド7.5モル当量を加えた。25℃に加温し、6時間
攪拌し、フェニルケトン70%収率(分析による)を得
た。
施できる。Δ1 −アザエステル(1)を実施例1記載の
ように、N−メトキシ−N−メチルアミドマグネシウム
ブロミドと反応させた。反応が完結したら、混合物を2
時間還流し、0℃に冷却し、フェニルマグネシウムブロ
ミド7.5モル当量を加えた。25℃に加温し、6時間
攪拌し、フェニルケトン70%収率(分析による)を得
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルフ エッチ.ドリング アメリカ合衆国,07090 ニュージャーシ ィ,ウェストフィールド,フォース アヴ ェニュー 641
Claims (2)
- 【請求項1】 式I: 【化1】 (式中、R1 は水素であり、R2 はC1 〜C4 アルキル
である。)の化合物とN,O−ジメチルヒドロキシルア
ミンとRMgXとを乾燥不活性有機溶媒中で、乾燥雰囲
気中0〜25℃でアミドIIを形成するのに十分な時間反
応させることからなる、式II: 【化2】 (式中、R1 は水素である。)の化合物の製法。 - 【請求項2】 式II: 【化3】 (式中、R1 は水素である)の化合物。
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IL74365A (en) * | 1984-02-27 | 1990-07-26 | Merck & Co Inc | 17beta-(n-t.-butylcarbamoyl)-4-aza-5alpha-androst-1-en-3-one and pharmaceutical compositions containing it |
US4760071A (en) * | 1984-02-27 | 1988-07-26 | Merck & Co., Inc. | 17β-N-monosubstituted carbamoyl-4-aza-5α-androst-1-en-3-ones which are active as testosterone 5α-reductase inhibitors |
US4859681A (en) * | 1984-02-27 | 1989-08-22 | Merck & Co., Inc. | 17 α-Acyl-4-aza-5a-androst-1-en-3-ones as 5 alpha-reductase inhibitors |
US5237061A (en) * | 1988-10-31 | 1993-08-17 | Merck & Co., Inc. | Methods of synthesizing benign prostatic hypertropic agents and their intermediates |
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- 1990-09-24 US US07/586,922 patent/US5061801A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1991-09-06 CA CA002050822A patent/CA2050822C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-18 EP EP91202399A patent/EP0478065B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-18 DE DE69117237T patent/DE69117237T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-24 JP JP3243791A patent/JPH0699469B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CA2050822A1 (en) | 1992-03-25 |
US5061801A (en) | 1991-10-29 |
CA2050822C (en) | 1996-10-22 |
DE69117237T2 (de) | 1996-09-12 |
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