JPH0534573A - 自動焦点カメラ - Google Patents

自動焦点カメラ

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JPH0534573A
JPH0534573A JP21014391A JP21014391A JPH0534573A JP H0534573 A JPH0534573 A JP H0534573A JP 21014391 A JP21014391 A JP 21014391A JP 21014391 A JP21014391 A JP 21014391A JP H0534573 A JPH0534573 A JP H0534573A
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mpu
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Yoshihiro Ide
吉洋 井出
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シャッターレリーズボタン10に、第1レリ
ーズスイッチ11と第2レリーズスイッチ12とを設け
る。これらをタイマー制御回路13及びMPU14に接
続する。MPU14は、第1レリーズスイッチ11のオ
ンにより、投光部21、受光部30、測距回路31を作
動させて、多点測距を行う。第2レリーズスイッチ12
のオンにより、MPU14は、レンズユニット34の駆
動及び露出制御を行う。第1レリーズスイッチ11のオ
ンから第2レリーズスイッチ12のオンまでをタイマー
制御回路13により計時する。MPU14により第1段
操作が継続している時間と予め定めた時間とを比較し
て、計時時間が所定の時間よりも長い場合には、一点の
みの測距情報を選択して、これに基づきレンズユニット
34の焦点調節を行う。 【効果】 単点測距、多点測距による撮影モードの切り
換えをシャッターレリーズボタン10の操作のみによっ
て行うことができ、操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブ型の自動焦
点カメラに関し、更に詳しくは、多点測距モードから単
点測距モードに切り換える手段の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動焦点カメラは、測距の対象と
なる範囲(以下、これをフォーカス目標という)が撮影
画面に対して極めて限られていたので、撮影したい物体
を撮影画面の所定の位置に配置しなければ、その物体に
ピントの合った撮影が行えないという不都合があった。
一般的に従来の自動焦点カメラは、撮影画面の中央部分
のみをフォーカス目標として設定しているので、被撮影
者が二人並んでいるような場合には、撮影レンズのピン
トを無限遠に合わせた状態で撮影を行ってしまうおそれ
があった。一方、このような事情からいわゆるプリフォ
ーカス機能を有する自動焦点カメラも提案されてはいる
が、このようなカメラでは、撮影したい物体をフォーカ
ス目標内に設定して測距動作を行わせ、この後にカメラ
を撮影したい画面に向け直して撮影動作を行うというこ
とが必要であり、操作が煩雑になるという欠点があっ
た。
【0003】そこで、これらの欠点を解決するために、
画面内の複数個のポイントを測距する、いわゆる多点測
距方式が提案されている。このような多点測距を用いた
自動焦点カメラとして従来知られているものを例示する
と、以下のようなものがある。 (1) 複数個の測距結果のうち、最至近の測距結果に
合焦する方式のもの (2) 最至近の測距値・測距ポイントより最至近に合
焦させるか、複数個の測距結果の中間値に対して一定範
囲内のものを用いて求めた値、例えば平均値に合焦させ
るか選択する方式のもの 等がある。
【0004】しかし、上記(1)の方式のものは、主被
写体前方に障害物がある場合や前景のある場合は、それ
にピントが合い、主被写体にピントが合わないという問
題がある。また、上記(2)の方式のものは、測距値・
測距ポイントから障害物か否かを判断して、障害物なら
最至近を無視し、中間値に対して一定範囲のものの平均
値等に合焦させ、障害物でなければ最至近のものに合焦
させることで、近側の障害物にピントが合うことを防止
しているが、主被写体の存在する確率の高い中央部の測
距情報を周辺部の測距情報に対して障害物の判断以外は
等価に扱っているため、中央部のピントが甘くなるなど
の問題がある。
【0005】これらの問題を解決するために、多点測距
モードと従来の単点測距モードとを両方備え、撮影条件
に応じて外部スイッチによって切り換える方式が提案さ
れている(特開昭61−272725号公報)。これに
よれば、特定の被写体だけが撮影画面内に入るような場
合には多点測距モードを選択し、主被写体の他に不特定
多数の副被写体が一緒に画面内に含まれているような場
合には、従来の単点測距モードを選択することにより上
記欠点を解決することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方式では、多点測距モードから単点測距モードへの切り
換えは別に設けた外部ボタンにより行う必要があり、特
定の被写体へのピント合わせのためにボタン操作を行わ
なければならない点で操作性に難点があることに加え、
カメラの小型化を図る上でこの主の操作ボタンの占める
スペースは今後ネックになってくると予想される。
【0007】本発明は上記のような課題を解決するため
のものであり、別に外部ボタンを設けることなくシャッ
ター操作のみによって測距モードを切り換えることがで
きるようにした自動焦点カメラを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シャッターレリーズの第1段操作で多点
測距を行う制御手段と、前記シャッターレリーズの第1
段操作に続く第2段操作でレンズの駆動及び露出制御を
行う制御手段と、第1段操作が継続している時間を計時
する計時手段と、計時手段によって計時される時間を予
め決められた所定の時間と比較する手段を有し、計時時
間が所定の時間より長い場合には前記一点のみの測距情
報を選択する手段とを設けている。また、前記一点のみ
の測距情報を選択する手段を、シャッターレリーズの第
1段操作時にファインダー内の複数のターゲットマーク
を順時点滅させる手段と、この点滅中に第2段操作を検
出する手段と、第2段操作を検出した時に点滅中のター
ゲットマークを選択し、この選択したターゲットマーク
の測距情報を選択する手段とから構成したものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、シャッターレリーズの第1段
操作が継続している時間の長短によってフォーカスロッ
クの状態か否かを判定し、フォーカスロックを行った場
合には単点測距情報に基づいた撮影になる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。なお、多点測距モードで画面内の何
点を測距するかについては、自動焦点装置を用いるカメ
ラの用途、コスト等によって適宜定められるものである
が、以下の実施例では、便宜上図2に示した画面内の中
央部の一点P1と、その周辺部の2点P2,P3の計3
点を測距する場合を例にとって説明するものとする。
【0011】図1は本発明の一実施例の自動焦点カメラ
のオートフォーカスに係る要部の構成をブロック図で示
したものである。図において、レリーズボタン10に
は、半押しにされた状態でオンとなる第1段レリーズス
イッチ11と、更に、押し込まれた状態でオンとなる第
2段レリーズスイッチ12とが設けられている。これら
各スイッチ11,12の検出信号は、タイマー制御回路
13及びマイクロプロセサユニット(以下、MPUとい
う)14に送られる。タイマー制御回路13及びMPU
14には、クロック発生回路15が接続されており、こ
の回路15はクロックパルスをこれらに送る。タイマー
制御回路13は、第1レリーズスイッチ12のオン信号
の立ち上がりから第2レリーズスイッチ13のオン信号
の立ち上がりまでの間のクロックパルスをカウントし、
このカウント信号「t」をMPU14に送る。
【0012】MPU14は、レリーズボタン10の第1
段操作を検出スイッチ11の信号で検出し、この検出後
に、発光制御回路20に発光信号を送る。発光制御回路
20は、発光信号に基づき投光部21を発光させる。投
光部21は、3個の発光素子22,23,24と投光レ
ンズ25,26,27とから構成されており、図2に示
される画面内の3点P1,P2,P3に対応した被写体
までの測距を行うためにこれら3点に対応する被写体に
投光する。受光部30は、投光部20で投光された被写
体からの反射光を受光する素子から構成されており、こ
の受光信号は測距回路31に送られる。測距回路31
は、この受光信号に基づき各点の測距データを算出し、
これをMPU14に送る。
【0013】また、MPU14は、タイマー制御回路1
3からのカウント信号「t」と予め設定した基準時間に
対応する信号「T」とを比較して、この比較結果に基づ
き、用いる測距データを選択する。そして、この選択し
た測距データに基づきレンズ駆動回路33を制御する。
レンズ駆動回路33は、撮影レンズユニット34を所定
の焦点位置にセットする。更に、MPU14は、レリー
ズボタン10の第2段操作を検出スイッチ12の信号で
検出した時に、周知のシャッタ駆動部35及び露出制御
部36を作動させ、自動露出により撮影を行う。
【0014】次に、本実施例の動作を図3のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、撮影者がシャッタレリ
ーズボタン10を押すと第1レリーズスイッチ11がオ
ンとなり、タイマー制御回路13が駆動されて、クロッ
ク発生回路15からのクロックパルスのカウントを開始
する。同時にMPU14により発光制御回路20に発光
信号が与えられる。これにより、発光制御回路20は発
光素子22,23,24を順時発光する。なお、このよ
うに発光素子22〜24を時系列的に順次発光するの
は、受光部30を1つの受光素子で構成しているからで
ある。したがって、受光素子を発光素子22〜24に対
応させて複数個設ける場合には、同時に発光させてもよ
い。
【0015】発光素子22〜24からの出力光は被写体
で反射され、受光部30の素子の面上に実像を結び、こ
の反射光を受けた受光素子からの信号が測距回路31に
送られる。測距回路31は、図2で示した画面内におけ
る各測距ポイントP1,P2,P3に対応する被写体ま
での距離を順次演算する。この測距データはMPU14
に読み込まれる。
【0016】続いて、シャッターレリーズボタン10が
2段目まで押し込まれると、第2レリーズスイッチ12
のオンによってタイマー制御回路13がクロックパルス
のカウントを停止する。そして、図4に示されるよう
に、第2レリーズスイッチ12が押されるまでの第1レ
リーズスイッチ11のオンの継続時間に対応するクロッ
クパルス数「t」がMPU14に出力される。MPU1
4は、「t」と予め定めた時間に対応するパルス数
「T」とを比較する。そして、t≧Tならば、レリーズ
スイッチボタン11の半押しによるAFロック状態、す
なわち図5に示されるファインダー40中のターゲット
マーク41が撮影者によって特定の被写体に向けられて
いる状態と判断して、センタービーム、すなわち発光素
子22のみによる測距情報に基づいて焦点位置を計算す
る。
【0017】t<Tならば、MPU14は、レリーズス
イッチボタンの半押し時間が短くAFロックは不要と判
断して、マルチビームすなわち発光素子22、23、2
4による各点の測距データに基づいて焦点位置を計算す
る。そして、計算結果に基づきレンズ駆動回路33によ
り撮影レンズユニット34が駆動され、撮影レンズユニ
ット34が計算された焦点位置にセットされる。なお、
投光素子22,23,24による測距データに遠近のば
らつきがある場合は、最至近の測距結果に合焦させる。
【0018】上記実施例では、図5に示すように、ファ
インダー40内のターゲットマーク41はセンタービー
ムに対応する1個のみを使用して説明しているが、AF
ロックを使った撮影、すなわち単点測距データに基づい
た撮影時に、図6に示すように、ファインダー44内で
ターゲットマーク45,46,47を順次例えば1秒間
ずつ点滅させ、所望の被写体上でそのターゲットマーク
が点滅しているときに、シャッターレリーズの第2段操
作を行うことにより、この点滅表示されている単点にお
ける測距データに基づいて焦点位置を計算するようにし
てもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の単点測距、多点測距による撮影モードの切り換え
をシャッターレリーズの操作のみによって行うことがで
き、操作性を向上することができる。また、切り換えボ
タンが不要になりカメラ小型化の要請に見合った省スペ
ース化が図れるといった効果が得られる。これにより、
従来の多点測距、単点測距方式のメリットをそれぞれ生
かした撮影を手軽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した自動焦点カメラを示すブロッ
ク図である。
【図2】同カメラの画面内における投光素子の投光位置
を示す説明図である。
【図3】同カメラの動作順序を示すフローチャートであ
る。
【図4】タイマー制御回路のタイムチャートである。
【図5】ファインダー内情報を示す説明図である。
【図6】他の実施例におけるファインダー内情報を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 シャッターレリーズボタン 11 第1レリーズスイッチ 12 第2レリーズスイッチ 13 タイマー制御回路 14 MPU 21 投光部 30 受光部 31 測距回路 40,44 ファインダー画面 41,45,46,47 ターゲットマーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の発光素子を同時又は時系列的に
    発光制御することにより複数の被写体までの距離を多点
    測距するとともに、所望の一点のみの測距を可能にした
    自動焦点カメラにおいて、シャッターレリーズの第1段
    操作で多点測距を行う制御手段と、前記シャッターレリ
    ーズの第1段操作に続く第2段操作でレンズの駆動及び
    露光を行う制御手段と、第1段操作が継続している時間
    を計時する計時手段と、計時手段によって計時される時
    間を予め決められた所定の時間と比較する手段を有し、
    計時時間が所定の時間より長い場合には前記一点のみの
    測距情報を選択する手段とを備えたことを特徴とする自
    動焦点カメラ。
  2. 【請求項2】 前記一点のみの測距情報を選択する手段
    は、シャッターレリーズの第1段操作時にファインダー
    内の複数のターゲットマークを順時点滅させる手段と、
    この点滅中に第2段操作を検出する手段と、第2段操作
    を検出した時に点滅中のターゲットマークを選択し、こ
    の選択したターゲットマークの測距情報を選択する手段
    とを備えたことを特徴とする自動焦点カメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321489A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Ricoh Co Ltd 撮像装置
JP2020039808A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 株式会社モリタ東京製作所 治療状況イメージングシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020039808A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 株式会社モリタ東京製作所 治療状況イメージングシステム

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