JPH05345728A - 非グリコシル化還元型組換えヒトil2の安定化医薬組成物及びその製造方法 - Google Patents

非グリコシル化還元型組換えヒトil2の安定化医薬組成物及びその製造方法

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JPH05345728A
JPH05345728A JP4352296A JP35229692A JPH05345728A JP H05345728 A JPH05345728 A JP H05345728A JP 4352296 A JP4352296 A JP 4352296A JP 35229692 A JP35229692 A JP 35229692A JP H05345728 A JPH05345728 A JP H05345728A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デキストラン及びEDTAカルシウム塩を含
むことを特徴とする、クエン酸及びマンニトールを含む
還元型の非グリコシル化組換えヒトIL2の安定化した
医薬組成物を提供すること。 【構成】 デキストラン及びEDTAカルシウム塩を含
むことを特徴とする、クエン酸及びマンニトールを含む
還元型の非グリコシル化組換えヒトIL2の安定化した
医薬組成物を提供することによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に凍結乾燥形態で改
良された安定性を有し、薬剤としての利用に適した還元
型の非グリコシル化組換えヒトIL2の医薬組成物に関
する。
【0002】活性化T細胞の増殖を刺激するリンホカイ
ンである天然のヒトIL2は、その蛋白質の133アミ
ノ酸配列の58、105及び125位に位置する3つの
システインを有する。天然分子において、システイン5
8及び105はジスルフィド架橋により結合しており、
他方、システイン125は、遊離のスルフヒドリル基を
有する(Robb, R. J. 等、 Proc. Natl. Acad. Sci. USA
(1984) 81巻 6486-6490頁)。
【0003】ヒトIL2、対立遺伝子又は誘導体の組換
えDNA技術による製造方法も又、例えば欧州特許EP
091539号に記載されている。
【0004】薬剤としての利用に必要な高純度の天然又
は組換えIL2標品を得ることは、一般に、特に液体形
態、凍結状態又は凍結乾燥形態での長期保存の間におけ
る、その生物学的活性の不安定性へと導く。
【0005】純粋IL2の生物学的活性の安定剤は公知
であり、用いられている(例えば、ポリエチレングリコ
ール、ジチオスレイトール及びメルカプトエタノール等
の還元剤又はヒト血清アルブミン)。
【0006】従って、欧州特許出願EP0251001
は、純粋な天然IL2の組成物を記載しており、その生
物学的活性は、液体、凍結状態又は凍結乾燥形態での長
期保存に対して、アルブミン又はグロブリン{適宜に、
糖アルコール、糖モノマー又はポリマー(ヒドロキシ澱
粉又はデキストラン等)等の他の剤を組合せる}の添加
により安定化されている。
【0007】更に、少なくとも0.5×107 U/mg
に等しい生物学的活性を有する新規の還元型の非グリコ
シル化組換えヒトIL2(r−hIL2と呼ぶ)及びそ
れを含む薬剤としての使用のための組成物が、欧州特許
出願EP0353150に記載されている。還元型のI
L2とは、58、105及び125位の3つのシステイ
ンが遊離のスルフヒドリル基を含み且つ58−105位
にジスルフィド架橋を含む対応する酸化されたIL2に
匹敵する生物学的活性を有するIL2を意味する。スル
フヒドリル基の例えばジチオピリジンを用いる分光測定
法による測定及びCTLL−2マウス細胞系統の増殖を
測定することによる生物学的活性の通常の測定は、特許
出願EP0353150に示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の還元したr−h
IL2の、クエン酸及びマンニトールを含み且つ患者へ
の注射に適した凍結乾燥した医薬組成物の例、並びに、
連続灌流による投与に特に適した液体組成物の例を与え
る。
【0009】一般的方法では、活性成分として純粋蛋白
質を含み且つ薬物として用いることを意図した医薬組成
物の長期保存は、避けることの困難な制約である。しか
し、そのような保存は、通常、物理的変化(例えば、2
量体又は集塊の形成)又は化学的変化(例えば、酸化又
は脱アミド)等の種々の理由により、蛋白質の生物学的
活性の損失へ導く分解を伴う。それ故、医薬用蛋白質を
含む組成物の、比較的長期間(好ましくは、1年間)に
わたる、適当な温度(好ましくは、約+5℃)での安定
性が、一般的に、必要とされる。そのような安定性を得
ることは、常に、通常関係する蛋白質によって異なる安
定剤の添加を必要とする。
【0010】医薬組成物の改良された安定性の必要性
は、特に、上記の還元した組換えIL2の組成物に関係
し、更に、特に、患者に投与することを意図した液体又
は凍結乾燥形態の後者の組成物に関係する。
【0011】上記の特許出願EP0353150に記載
の還元したr−hIL2の液体又は凍結乾燥した組成物
は、58〜105位にジスルフィド架橋を含み且つ一般
にこの活性の不十分な安定性を有する公知の天然又は組
換えIL2の組成物と異なり、保存(特に、アルブミン
の不在時)における適当な生物学的活性安定性を有す
る。
【0012】しかしながら、上記の還元したr−hIL
2の2量体の形成を、特に凍結乾燥した組成物の種々の
温度における保存の間に、ポリアクリルアミドゲル上で
の電気泳動(SDS−PAGE)によって観ることが出
来る(有意の生物学的活性の減少は伴わない)。更に、
上記の還元したr−hIL2の組成物中の安定剤として
のアルブミンの不在は、それらの安定性を、保存の継続
期間及び保存温度によるIL2の損失における可能な不
純物の形成を示す逆相液体クロマトグラフィー(RP−
HPLCと呼ぶ)の後で、分光測定検出法(例えば、2
80nm)を用いて監視することを可能にする(生物学
的活性の減少は伴わない)。
【0013】2量体形成又はRP−HPLCにより検出
される不純物の形成が、上記の還元したr−hIL2の
場合には、イン・ビトロでの測定において生物学的活性
の減少を伴わないにもかかわらず、そのような形成は、
例えば、患者への長期の投与において抗原反応を生じさ
せる不都合を示すことが出来た。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルブミン又
は蛋白質吸収の分野における他の任意のUV吸収剤の不
在により、並びに、特に凍結乾燥状態での長期保存中に
おけるIL2の2量体形成の本質的な不在により特徴付
けられ且つ患者に対する薬物としての使用に適している
還元型の非グリコシル化組換えヒトIL2の新規な安定
化した医薬組成物に関する。2量体形成の本質的な不在
とは、保存中の2量体含量が2%以下のパーセンテージ
で変化することを意味する。
【0015】予想外にも、上記の還元したr−hIL2
の組成物の保存時における安定性の(特に、上記のIL
2の2量体形成の本質的不在における)改良が、クエン
酸及びマンニトールを含む還元したr−hIL2の溶液
への、デキストラン並びにエチレンジアミン四酢酸一カ
ルシウム及び二ナトリウム塩(EDTAカルシウム塩と
呼ぶ)の同時添加により得られる。
【0016】デキストランは、グルコースの分岐ポリマ
ーであり、その種々の画分は特定の平均分子量を定め且
つ、特に、ヒトの治療において血漿の代用として使用さ
れる。EDTAカルシウム塩は、製薬用に適したキレー
ト剤である。
【0017】それ故、本願の主題は、還元型の非グリコ
シル化組換えヒトIL2の、クエン酸及びマンニトール
を含み且つデキストラン及びEDTAカルシウム塩を含
むことを特徴とする安定化した医薬組成物に関する。
【0018】この発明に係る還元型の非グリコシル化組
換えヒトIL2は、上記の測定試験により、少なくとも
0.5×107 U/mgに等しい(好ましくは、約1×
107 U/mgに等しい)生物学的活性を有する。これ
らの医薬組成物の安定性の改良は、上記の還元したIL
2、クエン酸及びマンニトールを含む組成物の保存にお
いて、デキストラン及びEDTAカルシウム塩を添加し
てから凍結乾燥し、次いで、種々の温度で長期間貯蔵す
ることにより観られる。この安定性の改良は、分析法を
用いて、例えばSDS−PAGE及びRP−HPLC
(操作条件は、それぞれ、後述する)により監視するこ
との出来る還元したr−hIL2の物理的及び化学的安
定性に関係する。
【0019】特に、この発明は、デキストランが約4
0,000〜110,000の平均分子量(特に、約7
0,000の平均分子量)を有することを特徴とする還
元型の非グリコシル化組換えヒトIL2の医薬組成物に
関する。
【0020】市販のデキストラン、例えばデキストラン
40、デキストラン70又はデキストラン110(それ
ぞれ、約40,000、70,000及び110,00
0の平均分子量を有するデキストラン画分に対応する)
を用いるが、好ましくは、約70,000の平均分子量
を有するデキストラン70を用いる。
【0021】この発明は、特に、デキストランのIL2
に対する重量比が約20〜80(特に、約40)である
ことを特徴とする還元型の非グリコシル化組換えヒトI
L2の医薬組成物に関する。
【0022】還元したr−hIL2の重量は、RP−H
PLC法による常法での蛋白質測定のmgで表す。例え
ば、上記の還元したr−hIL2を1mg含む凍結乾燥
した組成物は、約20〜80mg(好ましくは、約40
mg)のデキストランの添加により安定化される。
【0023】好ましくは、この発明は、IL2:クエン
酸:マンニトール:デキストラン:EDTAカルシウム
塩の重量比が約1:10:50:40:0.01である
ことを特徴とする還元型の非グリコシル化ヒトIL2の
医薬組成物に関する。例えば、1mgの上記の還元した
r−hIL2、10mgのクエン酸及び50mgのマン
ニトールを含む凍結乾燥した組成物は、約40mgのデ
キストラン及び約10マイクログラムのEDTAカルシ
ウム塩の添加により安定化される。
【0024】この発明に係る還元型の非グリコシル化組
換えヒトIL2の安定化した医薬組成物は、本質的にI
L2の2量体を含まないことを特徴とする。本質的にI
L2の2量体を含まないとは、IL2組成物が2%以下
のIL2の2量体を含むことを意味する。
【0025】この発明は又、デキストラン、EDTAカ
ルシウム塩及びマンニトールを含む溶液を、クエン酸を
含むIL2の水溶液に加え、そうして得られた溶液を凍
結乾燥することを特徴とする還元型の非グリコシル化組
換えヒトIL2の安定化した凍結乾燥した医薬組成物の
製造方法にも関する。製造例を以下に与える。
【0026】この発明は又、クエン酸及びマンニトール
を含む還元型の非グリコシル化組換えIL2の医薬組成
物の安定化のためのデキストラン及びEDTAカルシウ
ム塩の利用、並びに、デキストラン及びEDTAカルシ
ウム塩を加えることを特徴とする、クエン酸及びマンニ
トールを含む還元型の非グリコシル化組換えIL2の医
薬組成物の安定化の方法に関する。下記の例は、この発
明を説明するが、制限はしない。
【0027】
【実施例】例1 :還元型のr−hIL2の安定化した注射用医薬組
成物。88gのデキストラン70、0.022gのED
TAカルシウム塩及び110gのマンニトールを含む9
90mlの水溶液を、例えば特許出願EP035315
0に記載されているようにして得た2mg/mlの還元
したr−hIL2及び18.2mg/mlのクエン酸を
含む1210mlの水溶液に加える。得られた溶液を
0.22ミクロンの直径の細孔を有する膜を通して濾過
する。こうして得た均質な溶液1mlをフラスコ中へ無
菌的に分配してから凍結乾燥した後に、それらの用量フ
ラスコを窒素大気下でシールして、少なくとも使用前の
1年間わたって約4℃の温度で保存することが出来る。
【0028】上記の凍結乾燥した組成物は、下記の配合
を有する: 還元したIL2 : 約 1mg クエン酸 : 10mg マンニトール : 50mg デキストラン70 : 40mg EDTAカルシウム塩: 0.01mg。
【0029】これらの組成物は、例えば、1mlの滅菌
蒸留水の注入により内容物を溶解した後で患者への注射
に、並びに、例えば、予め水で戻した溶液を、500m
lの5%グルコースTravenol(登録商標)灌流用溶液を
含むViaflaex(登録商標)コンテナ中に導入した後で連
続灌流に適している。
【0030】例2:還元したr−hIL2のデキストラ
ン及びEDTAカルシウム塩による安定化。 1−分析方法: a)RP−HPLCによる分析:還元したr−hIL2
組成物の保存中の可能な不純物の形成、並びに、蛋白質
のmgで表した還元したr−hIL2の測定は、300
A、5ミクロンのVYDACカラム(0.46×25c
m)上の分析用RP−HPLC{流量は1ml/分であ
り、5分間で0〜30%に、次いで、20分間で30〜
73%に変化するアセトニトリル線形勾配使用(0.1
%トリフルオロ酢酸を含む)}により評価する(280
又は220nmでの分光測定検出使用)。
【0031】b)SDS−PAGE:可能なIL2の2
量体の形成は、20%濃度のアクリルアミドを用いるゲ
ル上での電気泳動により評価する。試料を前もって、3
%SDS及び5%メルカプトエタノールを含む変性用緩
衝液中で、2分間100℃に加熱する。泳動を、0.5
5%SDS緩衝液を用いて行ない、その後に、銀染色を
行なう。還元したr−hIL2について約15.5Kd
aの見かけ分子量が、及び、2量体について約31Kd
aの見かけ分子量が測定される。
【0032】c)生物学的活性:生物学的活性は、テト
ラゾリウム比色試験を用いて、CTLL−2マウス白血
病細胞系統の増殖を測定することにより測定する(Moss
mann T等、 J. Immunol.Meth. (1983) 65 55-63 )。
【0033】2−還元したr−hIL2のデキストラン
及びEDTAカルシウム塩による化学的安定化。 EDTAカルシウム塩と組合せた種々のデキストランに
よるr−hIL2の化学的安定化を、蛋白質の可能な化
学修飾を促進し且つ比較的短期間の研究を可能にする3
7℃の温度で研究する。
【0034】その研究は、クエン酸を含む還元したr−
hIL2の溶液を用いて開始して行なう(その溶液に、
EDTAカルシウム塩、マンニトール及びそれぞれ1種
の研究すべきデキストランを含む溶液を窒素大気下で加
える)。得られた溶液を、1mlで用量フラスコに分配
した後に凍結乾燥し、次いで、それらを1か月より長い
種々の期間にわたって37℃に維持する。デキストラン
及びEDTAカルシウム塩を含まない対照用フラスコを
同時に37℃に置く。次いで、各フラスコの内容物を1
mlの蒸留水中に入れてRP−HPLCにより分析す
る。
【0035】37℃での安定性試験にかけた用量フラス
コは、下記の配合を有する: 還元したIL2 : 0.55mg クエン酸 : 5mg マンニトール : 50mg デキストラン : 40mg EDTAカルシウム塩: 0.01mg。
【0036】Pharmacia 社が販売しているデキストラン
T40、T70及びT110を、それぞれ、試験した。
下記の結果が得られた:
【表1】 デキストラン 37℃での保存 RP−HPLCにより測定した不純物のパーセンテージ 0日 8日 15日 30日 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− − 2.64 n.i. n.i. n.i. デキストラン40 3.17 3.65 4.35 5.18 デキストラン70 3.16 4.14 4.12 5.57 デキストラン110 2.98 3.54 3.51 4.53
【0037】40mgのデキストランの用量(約80の
IL2のデキストランに対する重量比)で、研究したデ
キストランの種々の平均分子量の型は、還元したr−h
IL2の37℃における化学的安定性についての同等の
顕著な効果を有するが、デキストラン及びEDTAカル
シウム塩の不在においては、形成された不純物の量は、
僅か8日の保存期間で、RP−HPLCを判断不能
(n.i.)にする。
【0038】デキストラン70の濃度の影響を、それぞ
れ10及び20mgの用量で、前記の40mgの用量と
比較して試験した。下記の結果が得られた:
【表2】 デキストラン70 37℃での保存 RP−HPLCにより測定した不純物のパーセンテージ 0日 30日 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− − 2.64 n.i. 10mg 8.41 20mg 5.81 40mg 4.13
【0039】還元したr−hIL2の化学的安定性につ
いての効果をデキストランを用いて観察するが、約1:
20のIL2:デキストランの重量比に対応する最小用
量ですでに顕著である。
【0040】3−還元したr−hIL2のデキストラン
及びEDTAカルシウム塩による物理的安定化 還元したr−hIL2の、それぞれ−20℃、+2/+
8℃、周囲温度(約20±5℃)及び37℃での、長期
保存(1か月〜1年)における、EDTAカルシウム塩
と組合せたデキストラン70による物理的安定化を研究
する。
【0041】この研究を、例1に記載した配合を用いて
開始する。デキストラン及びEDTAカルシウム塩を含
まない対照用フラスコを同時に同一貯蔵条件下に置く。
各フラスコの内容物を1mlの上記の変性用緩衝液に入
れて、SDS−PAGEにより分析する。
【0042】生物学的活性も又、デキストラン及びED
TAカルシウム塩での同一配合を有するフラスコにおい
て測定し、同一温度条件下に維持する。下記の結果が得
られた:
【表3】 保存 保存 IL2の2量体の%(SDS−PAGE) 107 IU/フラスコ 温度 期間 デキストラン/EDTA 対照用 デキストラン/EDTA (℃)(月) 配合 配合 配合 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −20 1 1 1.5 1.15 3 1 1 6 1 0.8 1.11 9 1 1 12 1〜2 1 1.18 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− +2/+8 1 1 1.5 1.19 3 1 1 6 1 0.8 1.18 9 1 1 12 1〜2 1 1.22 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− +15/+25 1 1 1 1.12 3 1 2 6 1 4 1.49 9 1 10 12 1〜2 n.i. 1.28 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− +37 1 1 10 1.27 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0043】デキストラン/EDTA配合は、研究した
如何なる温度(特に、デキストラン及びEDTAを含ま
ない対照用配合が有意の2量体形成を示す周囲温度及び
37℃)においてもIL2の2量体の形成を阻止すると
いうことが観察される。
【0044】更に、デキストラン/EDTA配合により
得られる物理的安定化は又、如何なる保存温度において
も、還元したIL2の生物学的活性の安定性を維持す
る。
【0045】この発明の方法によって得られる安定化
は、薬物としての使用に対する必要性に応じて、デキス
トラン及びEDTAカルシウム塩を含む還元したr−h
IL2の組成物の長期の保存を達成することを可能にす
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/12 J 7433−4C 47/16 J 7433−4C C07K 13/00 8619−4H

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クエン酸及びマンニトールを含み且つデ
    キストラン及びEDTAカルシウム塩を含むことを特徴
    とする、還元型の非グリコシル化組換えヒトIL2の安
    定化した医薬組成物。
  2. 【請求項2】 デキストランが約40,000〜11
    0,000の平均分子量を有することを特徴とする、請
    求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 デキストランが約70,000の平均分
    子量を有することを特徴とする、請求項2に記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 デキストランのIL2に対する重量比が
    約20〜80であることを特徴とする、請求項3に記載
    の組成物。
  5. 【請求項5】 デキストランのIL2に対する比率が約
    40であることを特徴とする、請求項4に記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】 IL2:クエン酸:マンニトール:デキ
    ストラン:EDTAカルシウム塩の重量比が約1:1
    0:50:40:0.01であることを特徴とする、請
    求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 本質的に、IL2の2量体を含まないこ
    とを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 デキストラン、EDTAカルシウム塩及
    びマンニトールを含む溶液を、クエン酸を含むIL2の
    水溶液に加え、そうして得られた溶液を凍結乾燥するこ
    とを特徴とする、還元型の非グリコシル化組換えヒトI
    L2の安定化した凍結乾燥した医薬組成物の製造方法。
  9. 【請求項9】 クエン酸及びマンニトールを含む還元型
    の非グリコシル化組換えヒトIL2の医薬組成物の安定
    化のためのデキストラン及びEDTAカルシウム塩の利
    用。
  10. 【請求項10】 デキストラン及びEDTAカルシウム
    塩を加えることを特徴とする、クエン酸及びマンニトー
    ルを含む還元型の非グリコシル化組換えヒトIL2の医
    薬組成物の安定化方法。
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