JPH05345512A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH05345512A
JPH05345512A JP18192492A JP18192492A JPH05345512A JP H05345512 A JPH05345512 A JP H05345512A JP 18192492 A JP18192492 A JP 18192492A JP 18192492 A JP18192492 A JP 18192492A JP H05345512 A JPH05345512 A JP H05345512A
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JP
Japan
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temperature
evaporator
compressor
sensor
evaporator temperature
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18192492A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yamashita
豊 山下
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH05345512A publication Critical patent/JPH05345512A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバーの体感に近い温度制御を実現する
と共に、省燃費効果を向上させる。 【構成】 車両用空調装置の制御系を、エバポレータ前
温度センサ6、エバポレータ温度センサ7、日射量セン
サ20、設定温度調節センサ21、マップ対応形コンプ
レッサON/OFF用のコントローラ22、制御用マッ
プ演算部23、コンプレッサ駆動部24、コンプレッサ
5から構成し、該コントローラ22は、エバポレータ前
温度センサ値とコンプレッサON/OFF用マップに基
づき、コンプレッサ5のON/OFFを行うエバポレー
タ温度を算出し、該エバポレータ温度にエバポレータ温
度センサ値が達した時、コンプレッサ駆動部24により
コンプレッサ5をON/OFFする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置に係
り、特に、ドライバーの体感に近い温度制御を行うと共
に省燃費に好適な車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、省燃費を目的とした車両用空調装
置が開発されているが、この種の車両用空調装置では、
図5に示す如く、エバポレータ前温度とコンプレッサリ
レーをONにする時の最低エバポレータ温度との関係、
及びエバポレータ前温度とコンプレッサリレーをOFF
にする時の最高エバポレータ温度との関係は、コンプレ
ッサリレーONOFF用の単一マップとして予め指示さ
れている。即ち、エバポレータ前温度が高い場合は、コ
ンプレッサリレーをONにしてエバポレータにて温度を
低下させ、エバポレータ前温度が低い場合は、コンプレ
ッサリレーをOFFにしてエバポレータにて温度が下が
らないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、例えば晩秋や早春頃の季節に、
外気温度が比較的低いにも関わらず日射が強い場合に
は、エバポレータに対する導入空気の温度が低くなる
が、コンプレッサをON/OFF制御するエバポレータ
温度は高くなる。この結果、車両インストルメントパネ
ルに配設されている吹出口グリルからの吹出温度が高く
なるため、ドライバーの体感に適したものとはならず快
適性の面で問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前記課題を解決するもので、
ドライバーの体感に近い温度制御を実現すると共に、省
燃費効果を向上させることを達成した車両用空調装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、エバポレータ温度の大小に応じコンプレ
ッサをオンオフ制御する車両用空調装置において、前記
エバポレータへ導入される空気の温度に相当するエバポ
レータ前温度を計測するエバポレータ前温度センサと、
前記エバポレータを通過した空気の温度に相当するエバ
ポレータ温度を計測するエバポレータ温度センサと、日
射量を計測する日射量センサと、車室内の設定温度調節
値を計測する設定温度調節センサとを備え、前記日射量
センサ値と前記設定温度調節センサ値とに基づきエバポ
レータ前温度を補正するための温度幅を算出し、前記コ
ンプレッサオンオフ用の制御データを演算する演算手段
と、前記エバポレータ前温度センサ値と前記演算手段に
より演算した制御データとに基づき前記コンプレッサの
オンオフを行うエバポレータ温度を算出し、該算出した
エバポレータ温度に前記エバポレータ温度センサ値が達
した場合に前記コンプレッサをオンオフ制御する制御手
段とを具備する構成としている。
【0006】
【作用】本発明の車両用空調装置によれば、演算手段
は、日射量センサ値と設定温度調節センサ値とに基づ
き、エバポレータ前温度を補正するための温度幅を算出
し、コンプレッサオンオフ用の制御データ(本実施例の
マップに対応)を演算する。この後、制御手段は、エバ
ポレータ前温度センサ値とコンプレッサオンオフ用の制
御データとに基づき、コンプレッサのオンオフを行うエ
バポレータ温度を算出し、該エバポレータ温度にエバポ
レータ温度センサ値が達した時、コンプレッサをオンオ
フ制御する。これにより、従来の如く、例えば晩秋や早
春等の外気温が低く日射が強い場合に、エバポレータへ
の導入空気の温度が低くコンプレッサをON/OFF制
御するエバポレータ温度が高くなるために、空調装置の
吹出温度が高くなる不具合を解消できるため、車両乗員
の体感により近い温度制御を実現することができる。ま
た、従来の如く、日射しや車両乗員の体感具合により必
要以上の冷却を行う必要がないため、燃費を低減するこ
とが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の車両用空調装置を適用してな
る実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】まず、本実施例の車両用空調装置の全体構
成を図2により説明すると、送風路1の内部には、内外
気ダンパ2が配設されると共に、送風用のブロアファン
3が配設されている。また、送風路1の内部には、エバ
ポレータ4が配設されており、該エバポレータ4にはコ
ンプレッサ5から圧縮空気が供給されるようになってい
る。エバポレータ4の前方側には、エバポレータ前温度
センサ6が配設されており、エバポレータ4へ導入され
る空気の温度を計測するようになっている。他方、エバ
ポレータの後方側には、エバポレータ温度センサ7が配
設されており、エバポレータ4を通過した空気の温度を
計測するようになっている。
【0009】また、送風路1の内部には、A/Mダンパ
(エアミックスダンパ)8と、ヒータコア9とが配設さ
れており、エバポレータ4を通過した空気をA/Mダン
パ8で分割し、空気の一部をヒータコア9で加熱するよ
うになっている。更に、送風路1の内部には、デフ吹出
口10、ベント吹出口11、ヒート吹出口12が配設さ
れており、A/Mダンパ8、ヒータコア9を通過した空
気を吹出すようになっている。また、各吹出口10、1
1、12には、吹出口ダンパ13、14、15が各々配
設されている。
【0010】次に、本実施例の車両用空調装置の制御系
の構成を図1により説明すると、該制御系は、エバポレ
ータ前温度センサ6と、エバポレータ温度センサ7と、
日射量センサ20と、設定温度調節センサ21と、制御
手段たるマップ対応形コンプレッサON/OFF用のコ
ントローラ22と、演算手段たる制御用マップ演算部2
3と、コンプレッサ駆動部24と、コンプレッサ5とか
ら構成されている。
【0011】エバポレータ前温度センサ6により計測し
たエバポレータ4へ導入される空気の温度(エバポレー
タ前温度センサ値)と、エバポレータ温度センサ7によ
り計測したエバポレータ4を通過した空気の温度(エバ
ポレータ温度センサ値)とは、コントローラ22へ入力
されるようになっている。また、車体に配設された日射
量センサ20により計測した日射量(日射センサ値)
と、インストルメントパネルの空調操作部に配設された
設定温度調節センサ21により計測した設定温度調節値
(ドライバーが空調操作部の温度調節レバーで設定した
値)とは、制御用マップ演算部23へ入力されるように
なっている。
【0012】制御用マップ演算部23は、日射センサ値
と設定温度調節値とに基づき、コンプレッサON/OF
F用マップのエバポレータ前温度を移動させる温度幅を
演算し、コンプレッサON/OFF用マップ(制御用マ
ップ)を演算するようになっている。また、コントロー
ラ22は、エバポレータ前温度センサ値とコンプレッサ
ON/OFF用マップとに基づき、コンプレッサ5のO
N/OFFを行うエバポレータ温度を算出し、該コンプ
レッサON/OFF用エバポレータ温度にエバポレータ
温度センサ値が達した場合に、ON/OFF制御信号を
コンプレッサ駆動部24へ出力するようになっている。
これにより、コンプレッサ駆動部24はコンプレッサ5
をON/OFFするようになっている。
【0013】ここで、本実施例のコンプレッサON/O
FF用マップは図3に示す如くの特性を持っており、メ
モリ(図示略)に予め記憶されている。図中実線は基本
マップを示し、図中破線は前述した日射センサ値と設定
温度調節値とに基づき演算したエバポレータ前温度を移
動させる温度幅から求めたコンプレッサON/OFF用
マップを示している。この場合、実際上は破線で示すコ
ンプレッサON/OFF用マップは、その時々の日射セ
ンサ値と設定温度調節値とに応じて変動するようになっ
ている。
【0014】次に、上記の如く構成した本実施例の車両
用空調装置におけるコンプレッサON/OFF制御処理
を図4のフローチャートを中心に説明する。
【0015】車両用空調装置のコントローラ22には、
エバポレータ前温度センサ6からエバポレータ前温度セ
ンサ値TMP_INLET_EVPが、エバポレータ温度
センサ7からエバポレータ温度センサ値が各々入力さ
れ、また、制御用マップ演算部23には、日射量センサ
20から日射センサ値TMP_SUNが、設定温度調節
センサ21から設定温度調節値TMP_ADJが各々入
力される(ステップS1)。
【0016】これにより、制御用マップ演算部23は、
k1×TMP_SUN−k2×TMP_ADJなる計算を
行い、コンプレッサON/OFF用マップのエバポレー
タ前温度を移動させる温度幅TMP_SHFTを演算す
る(ステップS2)。また、コントローラ22は、TM
P_INLET_EVP+TMP_SHFTなる計算を行
い、エバポレータ前温度センサ値TMP_INLET_E
VPを演算する(ステップS3)。但し、k1及びk2
は係数である。
【0017】次に、コントローラ22は、制御用マップ
演算部23で演算したコンプレッサON/OFF用マッ
プと、エバポレータ前温度センサ値TMP_INLET_
EVPとに基づき、コンプレッサ5のON/OFFを行
うエバポレータ温度を算出する(ステップS4)。更
に、コントローラ22は、エバポレータ温度センサ7か
ら入力されたエバポレータ温度センサ値が、コンプレッ
サON/OFF用エバポレータ温度に達したか否かを判
定し、達した場合は、ON/OFF制御信号をコンプレ
ッサ駆動部24へ出力する。これに基づき、コンプレッ
サ駆動部24はコンプレッサ5をON/OFFする(ス
テップS5)。
【0018】上述したように、本実施例の車両用空調装
置によれば、日射量とドライバーによる設定温度調節値
とに応じてコンプレッサON/OFF用マップを変える
制御を行うため、従来の如く外気温が低く日射が強い場
合に、エバポレータへの導入空気温度が低くコンプレッ
サON/OFF用のエバポレータ温度が高くなるために
吹出温度が高くなる不具合を解消でき、この結果、ドラ
イバーの体感に一層近い温度制御を実現することが可能
となる。
【0019】また、本実施例の車両用空調装置によれ
ば、従来の如く日射しやドライバーの体感状態により必
要以上の冷却を行うことが不要となるため、省燃費効果
を上げることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、日
射量センサ値と設定温度調節センサ値とに基づきエバポ
レータ前温度を補正するための温度幅を算出し、コンプ
レッサオンオフ用の制御データを演算し、エバポレータ
前温度センサ値と制御データとに基づきコンプレッサの
オンオフを行うエバポレータ温度を算出し、該算出した
エバポレータ温度にエバポレータ温度センサ値が達した
場合にコンプレッサをオンオフ制御する構成であるた
め、従来のように、例えば晩秋や早春等の外気温が低く
日射が強い季節に、エバポレータへの導入空気温度が低
くコンプレッサオンオフ用のエバポレータ温度が高くな
るために吹出温度が高くなるといった不具合を解消する
ことが可能となり、従って車両乗員の体感により近い温
度制御を実現することができる等、顕著な効果を奏する
ことができる。また、従来のように、日射しや車両乗員
の体感具合により必要以上の冷却を行う必要がないた
め、省燃費効果を向上させることができる等、顕著な効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の車両用空調装置の制御ブロッ
ク図である。
【図2】本実施例の車両用空調装置の全体構成図であ
る。
【図3】本実施例のコンプレッサON/OFF用マップ
の特性図である。
【図4】本実施例のコンプレッサON/OFF制御処理
のフローチャートである。
【図5】従来例のコンプレッサON/OFF用マップの
特性図である。
【符号の説明】
4 エバポレータ 5 コンプレッサ 6 エバポレータ前温度センサ 7 エバポレータ温度センサ 20 日射量センサ 21 設定温度調節センサ 22 コントローラ 23 制御用マップ演算部 24 コンプレッサ駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータ温度の大小に応じコンプレ
    ッサをオンオフ制御する車両用空調装置において、 前記エバポレータへ導入される空気の温度に相当するエ
    バポレータ前温度を計測するエバポレータ前温度センサ
    と、 前記エバポレータを通過した空気の温度に相当するエバ
    ポレータ温度を計測するエバポレータ温度センサと、 日射量を計測する日射量センサと、 車室内の設定温度調節値を計測する設定温度調節センサ
    とを備え、 前記日射量センサ値と前記設定温度調節センサ値とに基
    づきエバポレータ前温度を補正するための温度幅を算出
    し、前記コンプレッサオンオフ用の制御データを演算す
    る演算手段と、 前記エバポレータ前温度センサ値と前記演算手段により
    演算した制御データとに基づき前記コンプレッサのオン
    オフを行うエバポレータ温度を算出し、該算出したエバ
    ポレータ温度に前記エバポレータ温度センサ値が達した
    場合に前記コンプレッサをオンオフ制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする車両用空調装置。
JP18192492A 1992-06-16 1992-06-16 車両用空調装置 Withdrawn JPH05345512A (ja)

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JP18192492A JPH05345512A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 車両用空調装置

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JPH05345512A true JPH05345512A (ja) 1993-12-27

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JP18192492A Withdrawn JPH05345512A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 車両用空調装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023828A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Valeo Systemes Thermiques 固定容量型コンプレッサの制御装置
KR101245569B1 (ko) * 2006-12-26 2013-03-19 한라공조주식회사 차량용 공조시스템의 증발기 결빙방지장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831