JPH05345246A - 振れ止め装置 - Google Patents

振れ止め装置

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JPH05345246A
JPH05345246A JP5021139A JP2113993A JPH05345246A JP H05345246 A JPH05345246 A JP H05345246A JP 5021139 A JP5021139 A JP 5021139A JP 2113993 A JP2113993 A JP 2113993A JP H05345246 A JPH05345246 A JP H05345246A
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Peter Volz
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Juergen Kiefer
キーファー ユルゲン
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SMW Schneider and Weisshaupt GmbH
SMW Spanneinrichtungen Schneider und Weisshaupt Firma
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SMW Schneider and Weisshaupt GmbH
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/72Auxiliary arrangements; Interconnections between auxiliary tables and movable machine elements
    • B23Q1/76Steadies; Rests

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】不規則に成形された工作物を支障なく締め付け
固定できるような振れ止め装置を提供する。 【構成】外側の二つの保持部材(4,5)はそれぞれ節
付き板(31,32;41,42)を介して中央部材
(6)と運動力学的に連結されている。節付き板(3
1,32;41,42)は、一端(枢着ピン33,3
4;43,44)に回動可能に枢着され、且つほぼ中央
領域に中央部材(6)と協働する制御カム(37,3
8;47,48)を有し、且つ枢着部に対向する隅角部
領域において外側の保持部材(4,5)に枢着されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシング内に支持さ
れ一つの共通の面内で位置調整可能な三つの保持部材を
用いて工作物を回転機械に締め付け固定及び(または)
保持するための振れ止め装置であって、三つの保持部材
のうち外側の二つの保持部材が、互いに鏡像対称に配置
されケーシング内に回動可能に支持されているアングル
レバーとして構成され、中央の保持部材が、圧力媒体に
よって付勢可能な操作ピストン等により半径方向にして
工作物の方向へ移動可能に、載置可能なカバーによって
閉塞可能な前記ケーシング内で案内されており、且つ制
御面を備えた中央部材を担持しており、該中央部材が前
記アングルレバーの自由端と協働する前記振れ止め装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作物を回転機械に締め付け固定及び
(または)保持するためのこの種の振れ止め装置は実際
に極めて有用であり、例えばドイツ特許公開第1602
740号公報から知られている。工作物を締め付け固定
する場合だけでなく、中央部材が復帰運動する場合にも
外側の二つの保持部材を中央部材の制御面に接触させ、
これによって振れ止め装置を強制的に開かせるようにす
るため、上記公報から知られている振れ止め装置におい
ては、外側の二つの保持部材を復帰ばねを介して中央の
保持部材または中央部材に連結させる構成が採用されて
いる。この場合復帰ばねは、外側の保持部材の中央部材
側の部分の端部領域に固定されており、その結果工作物
を締め付け固定するために外側の保持部材を位置調整運
動させることにより復帰ばねが緊張せしめられる。従っ
て、中央部材を復帰させる場合にも、外側の保持部材の
内端に装着されている走行ローラが復帰ばねの緊張力に
より中央部材の制御面に接触する。
【0003】このように、中央の保持部材の復帰と同時
に外側の二つの保持部材が外側へ回動され、従って振れ
止め装置が自動的に開口されるにもかかわらず、復帰ば
ねにともなって生じる作動障害を除去することはできな
い。即ち復帰ばねが曝されている多数の荷重交番と高応
力とにより、復帰ばねが特にその掛止領域において破断
することがあり、またはこれらの復帰ばねが固定されて
いるピンが破断することがある。破断した復帰ばねまた
はピンの一部は互いに駆動結合されている振れ止め装置
の個々の部品間に詰まり、これらの部品を損傷させた
り、或いは作動障害を引き起こす。また、復帰ばねが損
傷したり、或いは完全に作動していないと、振れ止め装
置は工作物を受け入れるほど十分に開口しない。
【0004】さらに、外側の保持部材を連結板を介して
中央部材に連結させ、且つ復帰ばねを連結板に形成した
凹部に取り付けることが知られているが、このような構
成によっても復帰ばねの破断を確実に回避することはで
きない。また、連結板が移動可能な部品に枢着されてい
るので、中央の保持部材及びこれに連結板を介して連結
されている外側の保持部材の調整距離が制限されるの
で、振れ止め装置の適用範囲が限定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた種類の振れ止め装置を次のように改善するこ
と、即ち中央部材が復帰する場合にも外側の保持部材を
常に強制的に中央部材の制御面に接触させ、しかもその
ために復帰ばねとか他の摩耗に曝される部品を必要とし
ないように改善することである。換言すれば、外側の保
持部材がそれぞれ中央部材の位置に対応する回動位置を
占めるように構成すること、従って振れ止め装置が中央
部材の一つの終端位置において常に完全に開口し、不規
則に成形された工作物を支障なく締め付け固定すること
ができるように構成することである。これを実現するた
めの構成を簡潔にし、従ってこれに必要な部品の作動が
損なわれることがなく、その結果これによって生じる作
動障害を考慮することがないことをも課題とする。また
本発明の課題は、外側の保持部材が強制的に復帰するこ
とにより、高い信頼性及び作動安定性が与えられるよう
に構成することである。さらに保持部材の位置調整範囲
が制限されないように構成し、また振れ止め装置の工作
物挿入開口部を拡大させるために、場合によっては外側
の二つの保持部材の一方を付加的に外側へ回動させるこ
とができるように構成することをも課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、振れ止め装置を開いたときに外側の二つの
保持部材を中央部材の制御面に強制的に接触させるた
め、外側の二つの保持部材がそれぞれ節付き板を介して
中央部材と運動力学的に連結されており、該節付き板
が、一端(枢着ピン)に回動可能に枢着され、且つほぼ
中央領域に中央部材と協働する制御カムを有し、且つ枢
着部に対向する隅角部領域において外側の保持部材に枢
着されていることを特徴とするものである。
【0007】また本発明は、振れ止め装置を開いたとき
に外側の二つの保持部材を中央部材の制御面に強制的に
接触させるため、中央の保持部材の両側にそれぞれ制御
レバーが配置され、該制御レバーが、中央部材と協働す
る制御カムを有し、且つ自由端が回動可能に枢着されて
いること、制御レバーに中間部材が回動可能に支持さ
れ、該中間部材により制御レバーが付設の外側の保持部
材と駆動連結されていることをも特徴とするものであ
る。
【0008】この場合合目的なのは、節付き板または制
御レバーがそれぞれ振れ止め装置のケーシングの操作ピ
ストンに隣接している外側の隅角部領域において、例え
ばケーシングに取り付けられる枢着ピンにより回動可能
に支持されており、節付き板または制御レバーが、中央
部材に取り付けられ且つ該中央部材から突出し且つ制御
カムと協働するピンを介して中央部材と運動力学的に連
結され、節付き板または中間部材がそれぞれ、これに形
成される長穴と、付設される外側の保持部材に取り付け
られこれから突出しているピンであって前記長穴に係合
しているピンとを介して保持部材に連結されていること
である。
【0009】節付き板または制御レバーに形成される制
御カムは、中央部材の制御面に外側の保持部材が接触す
る際の該保持部材の異なる回動位置と、外側の保持部材
に取り付けられているピンの調整距離により生じる節付
き板または中間部材の位置調整と、中央部材に取り付け
られているピンの軸方向における調整距離とによって決
定されている。
【0010】振れ止め装置の工作物挿入開口部を拡大さ
せるため、外側の二つの保持部材の一方の、中央部材の
制御面に接する端部は、節付き板または制御レバー及び
中間部材により、中央部材の制御面の延長上において中
央の保持部材に形成される収容ポケットに強制的に挿入
可能である。
【0011】これを簡単に実現するため、節付き板また
は制御レバーの制御カムは、これに接続している曲線軌
道部を備えており、該曲線軌道部が、節付き板または制
御レバーのケーシングにおける枢着部(枢着ピン)の方
向に延びており、且つ次のように構成されており、即ち
中央部材に取り付けられているピンの変位運動により外
側の保持部材の端部が該保持部材に取り付けられている
ピンにより収容ポケットの中へ回動可能であるように構
成されている。
【0012】この場合収容ポケットが、中央部材の制御
面に接続しているはねつけ面であって中央の保持部材の
軸線方向において有利には30°ないし60°の角度で
傾斜して延びているはねつけ面を有しているのが好まし
い。
【0013】さらに、節付き板または制御レバーに形成
されている制御カムにそれぞれ、該制御カムに平行に延
びている対向面が次のように付設され、即ち中央部材に
取り付けられているピンが制御カムと対向面の間で案内
されているように付設され、摩擦を避けるため、中央部
材に取り付けられるピン及び(または)外側の保持部材
に設けられるピンが、節付き板または中間部材にそれぞ
れ係合する領域に滑り軸受またはころ軸受を備えている
のが有利である。そしてピンは、製造公差の補償のため
に、偏心した接触面を有している。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
【0015】図1から図6までに図示した振れ止め装置
1,1’,1’’は、工作物Wを回転機械に締め付け固
定及び(または)保持するために用いられ、ケーシング
2内に支持されている三つの保持部材3,4,5を有し
ている。保持部材3,4,5は一つの共通の面内で位置
調整可能である。この場合外側の二つの保持部材4と5
はアングルレバーとして構成され、ケーシング2内で回
動可能な枢着ピン9または10で支持されている。これ
にたいして中央の保持部材3は工作物Wの方向へ半径方
向に位置調整可能に案内されている。このため中央の保
持部材3には操作ピストン12が連結されている。操作
ピストン12は、ケーシング2にフランジ結合されたシ
リンダ11に挿着され、圧力室13または14に交互に
圧力媒体を供給することにより位置調整可能である。さ
らに中央の保持部材3は、制御面7または8を備えた中
央部材6を担持している。中央部材6は、外側の二つの
保持部材4と5と協働する。
【0016】開口状態で図示したケーシング2にはその
都度カバーが取り付けられる。カバーは、ねじ穴15に
係合するねじにより固定される。さらにケーシング2に
形成される穴16を貫通するステーボルトを用いてケー
シング2を回転機械に固定することができる。例えば削
り屑または他の汚染物がケーシング2の内部に侵入しな
いようにするため、外側の保持部材4と5の出口はパッ
キン17によって密閉されている。
【0017】図示した実施例では、振れ止め装置1,
1’,1’’の外側の保持部材4と5はそれぞれ強制的
に中央の保持部材3に連結されている。より厳密には、
工作物Wを締め付け固定するときばかりでなく、中央の
保持部材3を復帰させるときも外側の保持部材4と5が
その内端によって中央部材6の制御面に接するように連
結されている。このように振れ止め装置1,1’,
1’’のすべての位置調整可能な部材を機械的に連結さ
せることにより、振れ止め装置1,1’,1’’を常に
確実に開口させることができ、このような連結による開
口幅の制限を考慮する必要がない。
【0018】これを実現するため、図1と図2に図示し
た振れ止め装置1では、外側の二つの保持部材4と5が
それぞれ節付き板31または32を介して中央部材6に
運動学的に連結されている。この場合節付き板31と3
2は、ケーシング2の、操作ピストン12に隣接してい
る隅角部領域において、枢着ピン33または34を用い
て回動可能に支持されており、且つ繰り抜き部35また
は36を備えている。繰り抜き部35または36の、中
央の保持部材3に隣接している面は、制御カム37また
は38として構成されている。繰り抜き部35,36に
は、中央部材6から突出するようにこれに設けられるピ
ン21または23が係合する。ピン21または23は前
記制御カム37または38と協働する。さらに節付き板
31,32には、枢着ピン33,34とは逆の側の隅角
部領域に長穴39または40が形成されている。長穴3
9,40には、外側の保持部材4,5から突出している
ピン22または24が係合する。
【0019】節付き板31,32の制御カム37,38
は次のように構成されており、即ち中央の保持部材3が
復帰するときも外側の保持部材4と5が制御面7または
8に強制的に接するように構成されている。この場合節
付き板31と32は、中央部材6に装着されているピン
21または23を軸方向へ移動させることによって枢着
ピン33または34のまわりに回動し、且つ外側の保持
部材4と5は、長穴39または40に係合しているピン
22または24によって次のように強制的に連行され、
即ち中央の保持部材3が復帰するときも外側の保持部材
4と5の端部が中央部材6の制御面7または8に接し、
よって図2に示すように振れ止め装置1が中央部材6の
他の終端位置において完全に開口するように連行され
る。
【0020】中央部材6と外側の保持部材4,5の運動
特性に同調するように節付き板31,32に設けられる
湾曲した制御カム37,37の代わりに、図1の左半分
に一点鎖線で示すように直線状に延びる制御カム38’
を設けても良い。このような制御カム38’を設けた場
合、外側の保持部材4と5の回動位置は中央部材6のそ
の都度の位置に正確に対応しない。
【0021】図3と図4に図示した振れ止め装置1’で
は、節付き板41と42は上記実施例とは別の構成を有
している。この実施例においても節付き板41と42は
枢着ピン43または44により回動可能に支持されてお
り、繰り抜き部45または46を備えている。繰り抜き
部45または46には、中央部材6に装着されるピン2
1または23が係合する。しかしこの場合繰り抜き部4
5と46は次のように構成されており、即ち中央部材6
の復帰運動の際に節付き板41と42をピン21または
23によって内側へ回動させるための制御カム47と4
8に平行に対向面51または52を備えているように構
成されている。従ってピン21と23は繰り抜き部45
または46で案内されている。節付き板41または42
を回動させることにより(振れ止め装置1’を開口させ
るためには内側へ回動し、工作物Wを締め付け固定する
ためには外側へ回動させる)、節付き板41,42に形
成されている長穴49または50に係合しているピン2
2と24を介して連結されている外側の保持部材4と5
が連行され、よって適宜位置調整される。
【0022】この振れ止め装置1’の場合、その挿入開
口部を付加的に拡大させることができる。このため中央
の保持部材3には、制御面8に接続するように、保持部
材5の内端に付設される収容ポケット61が形成され、
この収容ポケット61に保持部材5を強制的に挿入可能
である。これを実現するため、節付き板42は、制御カ
ム48に接続し外側へ延びている曲線軌道部53を有し
ている。
【0023】従って、中央の保持部材3の調整距離がわ
ずかであることにより、外側の保持部材5は収容ポケッ
ト61の中へ回動する。収容ポケット61は例えば35
°の角度αで傾斜したはねつけ面62を有しているの
で、中央の保持部材3の調整運動の際外側の保持部材5
は自動的に収容ポケット61から出るように回動する。
【0024】図5は、節付き板41に形成された曲線軌
道部47が締め付け位置に応じていかにして決定される
かを示すものである。工作物W1を締め付け固定する場
合、外側の保持部材4と、これに装着されているピン2
2と、中央部材6のピン21とは、それぞれ図示した位
置を占める。これにより曲線軌道部47の1つの点が決
定される。いま、直径の異なる工作物を締め付け固定す
ると、例えば直径が工作物W1よりも大きな工作物W2
締め付け固定すると、外側の保持部材4の調整運動によ
り節付き板41は枢着ピン43のまわりに一点鎖線で示
した位置へ回動する。中央部材6に装着されているピン
21がこの作動状態に応じた位置を占めることにより、
曲線軌道部47の別の一点が与えられる。直径の異なる
多数の工作物にたいしてこのような調整運動をシュミレ
ーションすると、曲線軌道部47の延在態様を難なく決
定することができる。従って、振れ止め装置1’を開く
場合、外側の保持部材4は曲線軌道部47により中央部
材6のその都度の位置に応じて外側へ変位される。
【0025】図6に図示した振れ止め装置1’’の実施
例では、外側の保持部材4と中央部材6とを運動力学的
に連結させるため、制御レバー71と、該制御レバー7
1に枢着される中間部材72とが設けられている。制御
レバー71は枢着ピン43により回動可能に支持されて
おり、繰り抜き部73を有している。繰り抜き部73
の、中央の保持部材3に隣接している面は、湾曲した制
御カム74として構成されている。繰り抜き部73の、
制御カム74に対向している面は、ピン21を案内する
ために用いられ、制御カム74に平行に延びている。中
間部材72はピン76によって制御レバー71に枢着さ
れ、長穴77を備えている。長穴77には、外側の保持
部材4に枢着されたピン22が係合する。
【0026】制御レバー71と中間部材72との回動運
動は制御カム74により次のように互いに同調してお
り、即ち振れ止め装置1’’を開く場合も外側の保持部
材4が自動的に中央部材6の制御面7に接して振れ止め
装置1’’を強制的に開かせるように同調している。
【0027】次に、本発明の有利な構成を列記してお
く。
【0028】(1)節付き板(31,32;41,4
2)または制御レバー(71)がそれぞれ振れ止め装置
(1,1’,1’’)のケーシング(2)の操作ピスト
ン(12)に隣接している外側の隅角部領域において、
例えばケーシング(2)に取り付けられる枢着ピン(3
3,34;43,44)により回動可能に支持されてい
ることを特徴とする振れ止め装置。
【0029】(2)節付き板(31,32;41,4
2)または制御レバー(71)が、中央部材(6)に取
り付けられ且つ該中央部材(6)から突出し且つ制御カ
ム(37,38;47,48;74)と協働するピン
(21;23)を介して中央部材(6)と運動力学的に
連結されていることを特徴とする、上記第1項に記載の
振れ止め装置。
【0030】(3)節付き板(31,32;41,4
2)または中間部材(72)がそれぞれ、これに形成さ
れる長穴(39,40;49,50;77)と、付設さ
れる外側の保持部材(4,5)に取り付けられこれから
突出しているピン(22;24)であって前記長穴(3
9,40;49,50;77)に係合しているピン(2
2;24)とを介して保持部材(4,5)に連結されて
いることを特徴とする、上記第1項または第2項に記載
の振れ止め装置。
【0031】(4)節付き板(31,32;41,4
2)または制御レバー(71)に形成される制御カム
(37,38;47,48;74)が、中央部材(6)
の制御面(7,8)に外側の保持部材(4,5)が接触
する際の該保持部材(4,5)の異なる回動位置と、外
側の保持部材(4,5)に取り付けられているピン(2
2,24)の調整距離により生じる節付き板(31,3
2;41,42)または中間部材(72)の位置調整
と、中央部材(6)に取り付けられているピン(21,
23)の軸方向における調整距離とによって決定されて
いることを特徴とする、上記第1項から3項までのいず
れか1つに記載の振れ止め装置。
【0032】(5)振れ止め装置(1’)の工作物挿入
開口部を拡大させるため、外側の二つの保持部材(4,
5)の一方(5)の、中央部材(6)の制御面(8)に
接する端部が、節付き板(41)または制御レバー(7
1)及び中間部材(72)により、中央部材(6)の制
御面(8)の延長上において中央の保持部材(3)に形
成される収容ポケット(61)に強制的に挿入可能であ
ることを特徴とする、上記第1項から4項までのいずれ
か1つに記載の振れ止め装置。
【0033】(6)保持部材(5)を収納ポケット(6
1)に挿入させるため、節付き板(42)または制御レ
バーの制御カム(48)が、これに接続している曲線軌
道部(53)を備えており、該曲線軌道部(53)が、
節付き板(42)または制御レバーのケーシング(2)
における枢着部(枢着ピン44)の方向に延びており、
且つ次のように構成されていること、即ち中央部材
(6)に取り付けられているピン(23)の変位運動に
より外側の保持部材(5)の端部が該保持部材(5)に
取り付けられているピン(24)により収容ポケット
(61)の中へ回動可能であるように構成されているこ
とを特徴とする、上記第1項から5項までのいずれか1
つに記載の振れ止め装置。
【0034】(7)収容ポケット(61)が、中央部材
(6)の制御面(8)に接続しているはねつけ面(6
2)であって中央の保持部材(3)の軸線方向において
有利には30°ないし60°の角度(α)で傾斜して延
びているはねつけ面(62)を有していることを特徴と
する、上記第5項または第6項に記載の振れ止め装置。
【0035】(8)節付き板(41,42)または制御
レバーに形成されている制御カム(47,48)にそれ
ぞれ、該制御カム(47,48)に平行に延びている対
向面(51,52)が次のように付設され、即ち中央部
材(6)に取り付けられているピン(21,23)が制
御カム(47,48)と対向面(51,52)の間で案
内されているように付設されていることを特徴とする、
上記第1項から7項までのいずれか1つに記載の振れ止
め装置。
【0036】(9)中央部材(6)に取り付けられるピ
ン(21,23)及び(または)外側の保持部材(4,
5)に設けられるピン(22,24)が、節付き板(3
1,32;41,42)または中間部材(72)にそれ
ぞれ係合する領域に滑り軸受またはころ軸受を備えてい
ることを特徴とする、上記第1項から8項までのいずれ
か1つに記載の振れ止め装置。
【0037】(10)ピン(22,24)が、製造公差
の補償のために、偏心した接触面を有していることを特
徴とする、上記第1項から9項までのいずれか1つに記
載の振れ止め装置。
【0038】
【発明の作用及び効果】回転機械に工作物を締め付け固
定及び(または)保持させるための振れ止め装置を本発
明にしたがって構成すると、即ち外側の二つの保持部材
がそれぞれ、回動可能に支持され制御カムを備えている
節付き板を用いて、または制御カムを有し回動可能に支
持される制御レバー及び該制御レバーに枢着されている
中間部材を用いて、中央部材に連結れていることによ
り、振れ止め装置がどのような作動位置にあっても外側
の二つの保持部材は中央部材の制御面に接触することが
常に保証される。従って外側の保持部材は、中央の保持
部材またはこれに固定されている中央部材の変位運動に
より常に確実に復帰せしめられ、その際に生じる作動障
害はほとんど回避される。
【0039】節付き板も制御レバー及び中間部材も経済
的に製造することができ、よって外側の保持部材を強制
的に復帰させるために必要な製造コストは低い。さらに
これらの部品は高い機械的強度を有し、ほとんど摩耗は
ない。本発明による振れ止め装置の位置調整可能な部品
は互いに駆動連結されているが、それにもかかわらず振
れ止め装置の位置調整範囲は節付き板によっても制御レ
バー及び中間部材によっても制限されない。むしろ与え
られた振れ止め装置の開口幅を常に完全に活用すること
ができる。そして、外側の保持部材は中央の保持部材と
常に機械的に連結されているので、副次的な時間を短縮
でき、特に不規則に成形されている工作物の締め付け固
定の際の作業過程が改善される。
【0040】さらに、中央の保持部材に収容ポケットを
設け、該収容ポケットのなかに、節付き板または制御レ
バー及び中間部材を用いて外側の保持部材の、中央部材
の制御面に接する端部が回動するように構成すると、振
れ止め装置の工作物挿入開口部を拡大させることがで
き、その結果工作物を鉛直方向において上方から振れ止
め装置の中に挿入するのにも適している。従って、本発
明にしたがって構成された振れ止め装置の適用範囲が拡
げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外側の保持部材を中央部材と強制的に連結させ
るための節付き板を備えた振れ止め装置を締め付け固定
位置で示した図である。
【図2】図1の振れ止め装置を開口状態で示した図であ
る。
【図3】節付き板の変形例を備えた振れ止め装置の図1
に対応する図である。
【図4】節付き板の変形例を備えた振れ止め装置の図2
に対応する図である。
【図5】図3の振れ止め装置の半分を二つの異なる作動
位置で示した拡大図である。
【図6】外側の保持部材を中央部材と強制的に連結させ
るための制御レバー及び中間部材を備えた、図1の振れ
止め装置の半分の拡大図である。
【符号の説明】
1,1’,1’’ 振れ止め装置 4,5 外側の保持部材 6 中央の保持部材 7,8 制御面 31,32,41,42 節付き板 33,34,43,44 枢着ピン 37,38,47,48 制御カム 71 制御レバー 72 中間部材 74 制御カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン キーファー ドイツ連邦共和国 デー・7990 フリード リヒスハーフェン 5 フィヒテンブルク シュトラーセ 28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に支持され一つの共通の面
    内で位置調整可能な三つの保持部材を用いて工作物を回
    転機械に締め付け固定及び(または)保持するための振
    れ止め装置であって、三つの保持部材のうち外側の二つ
    の保持部材が、互いに鏡像対称に配置されケーシング内
    に回動可能に支持されているアングルレバーとして構成
    され、中央の保持部材が、圧力媒体によって付勢可能な
    操作ピストン等により半径方向にして工作物の方向へ移
    動可能に、載置可能なカバーによって閉塞可能な前記ケ
    ーシング内で案内されており、且つ制御面を備えた中央
    部材を担持しており、該中央部材が前記アングルレバー
    の自由端と協働する前記振れ止め装置において、 振れ止め装置(1,1’,1’’)を開いたときに外側
    の二つの保持部材(4,5)を中央部材(6)の制御面
    (7,8)に強制的に接触させるため、外側の二つの保
    持部材(4,5)がそれぞれ節付き板(31,32;4
    1,42)を介して中央部材(6)と運動力学的に連結
    されており、該節付き板(31,32;41,42)
    が、一端(枢着ピン33,34;43,44)に回動可
    能に枢着され、且つほぼ中央領域に中央部材(6)と協
    働する制御カム(37,38;47,48)を有し、且
    つ枢着部に対向する隅角部領域において外側の保持部材
    (4,5)に枢着されていることを特徴とする振れ止め
    装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング内に支持され一つの共通の面
    内で位置調整可能な三つの保持部材を用いて工作物を回
    転機械に締め付け固定及び(または)保持するための振
    れ止め装置であって、三つの保持部材のうち外側の二つ
    の保持部材が、互いに鏡像対称に配置されケーシング内
    に回動可能に支持されているアングルレバーとして構成
    され、中央の保持部材が、圧力媒体によって付勢可能な
    操作ピストン等により半径方向にして工作物の方向へ移
    動可能に、載置可能なカバーによって閉塞可能な前記ケ
    ーシング内で案内されており、且つ制御面を備えた中央
    部材を担持しており、該中央部材が前記アングルレバー
    の自由端と協働する前記振れ止め装置において、 振れ止め装置(1,1’,1’’)を開いたときに外側
    の二つの保持部材(4,5)を中央部材(6)の制御面
    (7,8)に強制的に接触させるため、中央の保持部材
    (3)の両側にそれぞれ制御レバー(71)が配置さ
    れ、該制御レバー(71)が、中央部材(6)と協働す
    る制御カム(74)を有し、且つ自由端が回動可能に枢
    着されていること、制御レバー(71)に中間部材(7
    2)が回動可能に支持され、該中間部材(72)により
    制御レバー(71)が付設の外側の保持部材(4)と駆
    動連結されていることを特徴とする振れ止め装置。
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