JPH05345046A - 消火設備用スプリンクラー装置 - Google Patents
消火設備用スプリンクラー装置Info
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- JPH05345046A JPH05345046A JP15648192A JP15648192A JPH05345046A JP H05345046 A JPH05345046 A JP H05345046A JP 15648192 A JP15648192 A JP 15648192A JP 15648192 A JP15648192 A JP 15648192A JP H05345046 A JPH05345046 A JP H05345046A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 消火設備用スプリンクラー装置において、ス
プリンクラーヘッドからの放水時の一次側圧力が異なっ
ても実際の放水量が略一定になりるという定量送水機能
を具備させ、しかも消火後に自動的に放水を停止させ
る。 【構成】 巻出し管4とスプリンクラーヘッド5とによ
り形成される送水路に、一次側圧力が変動しても二次側
への流水量を一定に保持する機能を備えた定量送水機構
14を設ける。配水管1への送水ライン3に流水制御弁
Vを介在し、火災現場の温度変化を計測し消火と判断さ
れるときに流水制御弁Vを閉じるための信号を出力する
センサー11を備える。
プリンクラーヘッドからの放水時の一次側圧力が異なっ
ても実際の放水量が略一定になりるという定量送水機能
を具備させ、しかも消火後に自動的に放水を停止させ
る。 【構成】 巻出し管4とスプリンクラーヘッド5とによ
り形成される送水路に、一次側圧力が変動しても二次側
への流水量を一定に保持する機能を備えた定量送水機構
14を設ける。配水管1への送水ライン3に流水制御弁
Vを介在し、火災現場の温度変化を計測し消火と判断さ
れるときに流水制御弁Vを閉じるための信号を出力する
センサー11を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消火設備用スプリンクラ
ー装置に関する。
ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火災発生時に自動的にスプリンクラーヘ
ッドから水を放射して消火を行うような消火設備におい
て、水源に接続された送水ラインに配水管が接続され、
その配水管から延び出た多数の巻出し管のそれぞれにス
プリンクラーヘッドが接続されているような消火設備用
スプリンクラー装置は知られている。
ッドから水を放射して消火を行うような消火設備におい
て、水源に接続された送水ラインに配水管が接続され、
その配水管から延び出た多数の巻出し管のそれぞれにス
プリンクラーヘッドが接続されているような消火設備用
スプリンクラー装置は知られている。
【0003】このようなスプリンクラー装置において、
巻出し管とその巻出し管に接続されたスプリンクラーヘ
ッドとによって形成される送水路は、スプリンクラーヘ
ッドの放水口に装着されているガスケットによって末端
が閉じられており、火災発生時には、そのガスケットが
所定の機能によりはじき飛ばされて上記放水口が開放さ
れ、その放水口から水が放水されるようになっている。
巻出し管とその巻出し管に接続されたスプリンクラーヘ
ッドとによって形成される送水路は、スプリンクラーヘ
ッドの放水口に装着されているガスケットによって末端
が閉じられており、火災発生時には、そのガスケットが
所定の機能によりはじき飛ばされて上記放水口が開放さ
れ、その放水口から水が放水されるようになっている。
【0004】他方、個々のスプリンクラーヘッドには消
火に最も有効な特有の適正放水量が存在している。しか
るに、上述したような多数のスプリンクラーヘッドを備
えたスプリンクラー装置にあっては、送水源から個々の
スプリンクラーヘッドまでの配管長さや個々のスプリン
クラーヘッドからの放水開始タイミングが異なるので、
個々のスプリンクラーヘッドについては放水時の一次側
圧力に差異が存在する。このため、消火の有効性を確保
するために、放水時の一次側圧力が最も低いスプリンク
ラーヘッドによっても上記適正放水量が確保されるよう
にシステムが組まれている。たとえば、適正放水量が一
次側圧力1kgf/cm2 で80l/minに設定され
ているスプリンクラーヘッドを用いた消火システムで
は、多数のスプリンクラーヘッドが取り付けられてあ
り、どのスプリンクラーヘッドの一次側圧力も1kgf
/cm2 以上となり、しかも実際の放水量が80l/m
in以上になるようにシステムが組まれる。
火に最も有効な特有の適正放水量が存在している。しか
るに、上述したような多数のスプリンクラーヘッドを備
えたスプリンクラー装置にあっては、送水源から個々の
スプリンクラーヘッドまでの配管長さや個々のスプリン
クラーヘッドからの放水開始タイミングが異なるので、
個々のスプリンクラーヘッドについては放水時の一次側
圧力に差異が存在する。このため、消火の有効性を確保
するために、放水時の一次側圧力が最も低いスプリンク
ラーヘッドによっても上記適正放水量が確保されるよう
にシステムが組まれている。たとえば、適正放水量が一
次側圧力1kgf/cm2 で80l/minに設定され
ているスプリンクラーヘッドを用いた消火システムで
は、多数のスプリンクラーヘッドが取り付けられてあ
り、どのスプリンクラーヘッドの一次側圧力も1kgf
/cm2 以上となり、しかも実際の放水量が80l/m
in以上になるようにシステムが組まれる。
【0005】ところが、上記のように構成された従来の
スプリンクラーヘッドによると、一次側圧力が異なると
それに応じて実際の放水量も異なる上、上述のようなス
プリンクラー装置では個々のスプリンクラーヘッドにつ
いて放水時の一次側圧力に差異が存在するので、多数の
スプリンクラーヘッドからの放水が併行した場合には、
必要量以上の放水を行うスプリンクラーヘッドが出現す
ることになる。そして、スプリンクラーヘッドからの放
水量が余りに多くなると、放出された水の霧化による消
火性能の低下を招いたり、消火が必要な区画以外の場所
が水浸しになったりするという水損を招いたりする。そ
こで、上記スプリンクラー装置においては、放水時の一
次側圧力が最も高いスプリンクラーヘッドからの最大放
水圧力が10kgf/cm2 に規制されるようになって
いる。
スプリンクラーヘッドによると、一次側圧力が異なると
それに応じて実際の放水量も異なる上、上述のようなス
プリンクラー装置では個々のスプリンクラーヘッドにつ
いて放水時の一次側圧力に差異が存在するので、多数の
スプリンクラーヘッドからの放水が併行した場合には、
必要量以上の放水を行うスプリンクラーヘッドが出現す
ることになる。そして、スプリンクラーヘッドからの放
水量が余りに多くなると、放出された水の霧化による消
火性能の低下を招いたり、消火が必要な区画以外の場所
が水浸しになったりするという水損を招いたりする。そ
こで、上記スプリンクラー装置においては、放水時の一
次側圧力が最も高いスプリンクラーヘッドからの最大放
水圧力が10kgf/cm2 に規制されるようになって
いる。
【0006】また、従来は、スプリンクラーヘッドから
の放水が行われた後に人が消火を確認し、手動にて送水
ラインの開閉弁を閉じて放水を停止させていた。
の放水が行われた後に人が消火を確認し、手動にて送水
ラインの開閉弁を閉じて放水を停止させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにスプリンクラーヘッドの放水時の一次側圧力や
放水量の下限や上限を規制したとしても、それらの下限
値と上限値との間には大きな差異が存在する。すなわ
ち、スプリンクラー装置においては、最少水量を放水す
るスプリンクラーヘッドと最大水量を放水するスプリン
クラーヘッドとでは、その放水量に3倍を越える開きが
ある。そのため、従来では、スプリンクラーヘッドから
の放水量は80l/minで十分に安定した消火性能を
確保することができるにもかかわらず、多くのスプリン
クラーヘッドにおいては一次側圧力が過剰になって不必
要に大量の水が放出されてしまうという事態が生じてい
た。そして、このような事態が発生すると、適正放水量
を越える水を放出しているスプリンクラーヘッドについ
ては、放出された水の拡散状態が悪化したり水の霧化を
生じたりして消火性能が低下しやすいという状況にな
り、また、上述したような水損が発生しやすい状況にな
る。
たようにスプリンクラーヘッドの放水時の一次側圧力や
放水量の下限や上限を規制したとしても、それらの下限
値と上限値との間には大きな差異が存在する。すなわ
ち、スプリンクラー装置においては、最少水量を放水す
るスプリンクラーヘッドと最大水量を放水するスプリン
クラーヘッドとでは、その放水量に3倍を越える開きが
ある。そのため、従来では、スプリンクラーヘッドから
の放水量は80l/minで十分に安定した消火性能を
確保することができるにもかかわらず、多くのスプリン
クラーヘッドにおいては一次側圧力が過剰になって不必
要に大量の水が放出されてしまうという事態が生じてい
た。そして、このような事態が発生すると、適正放水量
を越える水を放出しているスプリンクラーヘッドについ
ては、放出された水の拡散状態が悪化したり水の霧化を
生じたりして消火性能が低下しやすいという状況にな
り、また、上述したような水損が発生しやすい状況にな
る。
【0008】他方、スプリンクラーヘッドからの放水が
行われた後に人が消火を確認して手動にて放水を停止さ
せるという上述したようなシステムは、火災現場に人が
近寄れない場合や火災状況を的確に判断することのでき
る人がいない場合(実際の火災ではこのような場合が多
い)には、放水を停止させるまでに相当な時間が消費さ
れてしまうことが通例であり、そのために、消火後に無
駄に放水された水で出火階だけでなくその下層階への漏
水によって水損が広範囲に及んでしまうという問題があ
った。
行われた後に人が消火を確認して手動にて放水を停止さ
せるという上述したようなシステムは、火災現場に人が
近寄れない場合や火災状況を的確に判断することのでき
る人がいない場合(実際の火災ではこのような場合が多
い)には、放水を停止させるまでに相当な時間が消費さ
れてしまうことが通例であり、そのために、消火後に無
駄に放水された水で出火階だけでなくその下層階への漏
水によって水損が広範囲に及んでしまうという問題があ
った。
【0009】本発明は以上の状況や問題に鑑みてなされ
たものであり、巻出し管とその巻出し管の端部に接続さ
れたスプリンクラーヘッドとによって形成される送水路
における放水時の一次側圧力が異なっても実際の放水量
が略一定になるという機能を具備する消火設備用スプリ
ンクラー装置を提供すること、ならびに消火後に自動的
に放水が停止される消火設備用スプリンクラー装置を提
供することを目的とする。
たものであり、巻出し管とその巻出し管の端部に接続さ
れたスプリンクラーヘッドとによって形成される送水路
における放水時の一次側圧力が異なっても実際の放水量
が略一定になるという機能を具備する消火設備用スプリ
ンクラー装置を提供すること、ならびに消火後に自動的
に放水が停止される消火設備用スプリンクラー装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による消火設備用
スプリンクラー装置は、配水管から延び出た巻出し管と
その巻出し管の端部に接続されたスプリンクラーヘッド
とによって形成される送水路に、一次側圧力が変動して
も二次側への流水量を一定に保持する機能を備えた定量
送水機構が介在され、水源と上記配水管とを接続する送
水ラインに流水制御弁が介在され、火災現場の温度変化
などの状況変化を計測しその状況変化により消火と判断
されるときに上記流水制御弁を閉じるための信号を出力
するセンサーを備えているものである。
スプリンクラー装置は、配水管から延び出た巻出し管と
その巻出し管の端部に接続されたスプリンクラーヘッド
とによって形成される送水路に、一次側圧力が変動して
も二次側への流水量を一定に保持する機能を備えた定量
送水機構が介在され、水源と上記配水管とを接続する送
水ラインに流水制御弁が介在され、火災現場の温度変化
などの状況変化を計測しその状況変化により消火と判断
されるときに上記流水制御弁を閉じるための信号を出力
するセンサーを備えているものである。
【0011】
【作用】本発明によると、定量送水機構により一次側圧
力が変動しても二次側への流水量が一定に保持される。
また、センサーにたとえば温度検出センサーを採用した
場合には、火災現場の温度変化が温度検出センサーによ
り計測され、温度降下により消火と判断されるときに
は、その温度検出センサーの出力信号を基準にして流水
制御弁が閉じられ、送水ラインによるスプリンクラーヘ
ッドへの送水が停止される。
力が変動しても二次側への流水量が一定に保持される。
また、センサーにたとえば温度検出センサーを採用した
場合には、火災現場の温度変化が温度検出センサーによ
り計測され、温度降下により消火と判断されるときに
は、その温度検出センサーの出力信号を基準にして流水
制御弁が閉じられ、送水ラインによるスプリンクラーヘ
ッドへの送水が停止される。
【0012】
【実施例】図1は請求項1および請求項2の発明の実施
例による消火設備用スプリンクラー装置の系統図であ
る。同図の消火設備用スプリンクラー装置は、送水系統
と信号系統を備えている。
例による消火設備用スプリンクラー装置の系統図であ
る。同図の消火設備用スプリンクラー装置は、送水系統
と信号系統を備えている。
【0013】送水系統においては、建物の各階に配設さ
れた配水管1…と水源2とが送水ライン3で接続されて
おり、それぞれの配水管1…には複数の巻出し管4…が
接続され、それらの巻出し管4…ごとにスプリンクラー
ヘッド5…が接続されている。配水管1…のそれぞれに
は流水制御弁Vが介在されており、この流水制御弁Vを
制御するための電動弁でなるパイロット弁PVと流水検
知用圧力スイッチSとが各流水制御弁Vに付設されてい
る。Mはパイロット弁PVを開閉するためのモータであ
る。Pはポンプ、6は逆止弁、7は止水弁1、8は高架
水槽、9はテスト用開閉弁である。
れた配水管1…と水源2とが送水ライン3で接続されて
おり、それぞれの配水管1…には複数の巻出し管4…が
接続され、それらの巻出し管4…ごとにスプリンクラー
ヘッド5…が接続されている。配水管1…のそれぞれに
は流水制御弁Vが介在されており、この流水制御弁Vを
制御するための電動弁でなるパイロット弁PVと流水検
知用圧力スイッチSとが各流水制御弁Vに付設されてい
る。Mはパイロット弁PVを開閉するためのモータであ
る。Pはポンプ、6は逆止弁、7は止水弁1、8は高架
水槽、9はテスト用開閉弁である。
【0014】信号系統においては、各階ごとの複数箇所
に設置された温度検出センサーでなる火災検知器11…
と、火災検知器11…の出力信号を受ける火災受信盤1
2と、火災受信盤12の出力信号を受けてポンプPと上
記パイロット弁開閉制御用のモータMとに信号を出力す
る制御盤13とを備えている。
に設置された温度検出センサーでなる火災検知器11…
と、火災検知器11…の出力信号を受ける火災受信盤1
2と、火災受信盤12の出力信号を受けてポンプPと上
記パイロット弁開閉制御用のモータMとに信号を出力す
る制御盤13とを備えている。
【0015】このようなスプリンクラー装置において、
上述したそれぞれの巻出し管4とその巻出し管4の端部
に接続されたスプリンクラーヘッド5とによって形成さ
れる送水路に、定量送水機構14が介在されている。こ
の定量送水機構14は定流量弁であってもよく、要する
に一次側圧力が変動しても二次側への流水量を一定に保
持する機能を備えておれば、そのような機構がすべて定
量送水機構14に相当する。
上述したそれぞれの巻出し管4とその巻出し管4の端部
に接続されたスプリンクラーヘッド5とによって形成さ
れる送水路に、定量送水機構14が介在されている。こ
の定量送水機構14は定流量弁であってもよく、要する
に一次側圧力が変動しても二次側への流水量を一定に保
持する機能を備えておれば、そのような機構がすべて定
量送水機構14に相当する。
【0016】図1のスプリンクラー装置において、特定
の火災検知器11が火災を検知すると、その火災検知信
号が火災受信盤12を経てポンプ制御盤13に入力さ
れ、ポンプPが作動してスタンバイ状態になる。続いて
火災現場のスプリンクラーヘッド5が作動し放水が開始
される。そして、そのスプリンクラーヘッド5の作動に
伴って送水ライン3の水に流れが生じると、その流れが
圧力スイッチSで検出され、その検出信号に基づいて警
報器(不図示)が作動して火災の発生を知らせる。
の火災検知器11が火災を検知すると、その火災検知信
号が火災受信盤12を経てポンプ制御盤13に入力さ
れ、ポンプPが作動してスタンバイ状態になる。続いて
火災現場のスプリンクラーヘッド5が作動し放水が開始
される。そして、そのスプリンクラーヘッド5の作動に
伴って送水ライン3の水に流れが生じると、その流れが
圧力スイッチSで検出され、その検出信号に基づいて警
報器(不図示)が作動して火災の発生を知らせる。
【0017】この場合のスプリンクラーヘッド5からの
放水は、定量送水機構14の作用により一次側圧力が変
動してもその圧力変動の影響を受けずに一定量に保持さ
れる。そのため、放水中のスプリンクラーヘッド5はす
べてそのスプリンクラーヘッド5に最も良好な状態が継
続され、放水量が適切になって安定した消火性能が発揮
されるため消火も短時間で行われることになり、消火中
の水損も最少限度に抑えられる。
放水は、定量送水機構14の作用により一次側圧力が変
動してもその圧力変動の影響を受けずに一定量に保持さ
れる。そのため、放水中のスプリンクラーヘッド5はす
べてそのスプリンクラーヘッド5に最も良好な状態が継
続され、放水量が適切になって安定した消火性能が発揮
されるため消火も短時間で行われることになり、消火中
の水損も最少限度に抑えられる。
【0018】消火中および消火後の温度は火災現場の火
災検知器11によって常時計測されている。そのような
常時計測によって消火したと判断されない間は流水制御
弁Vの開状態が継続し、スプリンクラーヘッド5からの
放水が続行される。火災現場の温度の常時計測によって
消火したと判断された場合は、火災検知器11の出力信
号に基づき火災受信盤を介して火災現場に対応している
モータMが動作してパイロット弁PVが制御され、その
パイロット弁PVに対応する流水制御弁Vが閉じられ
る。これによりその流水制御弁Vが介在されている配水
管1への送水が停止し、それに伴ってスプリンクラーヘ
ッド5からの放水が停止する。
災検知器11によって常時計測されている。そのような
常時計測によって消火したと判断されない間は流水制御
弁Vの開状態が継続し、スプリンクラーヘッド5からの
放水が続行される。火災現場の温度の常時計測によって
消火したと判断された場合は、火災検知器11の出力信
号に基づき火災受信盤を介して火災現場に対応している
モータMが動作してパイロット弁PVが制御され、その
パイロット弁PVに対応する流水制御弁Vが閉じられ
る。これによりその流水制御弁Vが介在されている配水
管1への送水が停止し、それに伴ってスプリンクラーヘ
ッド5からの放水が停止する。
【0019】以上の実施例においては火災検知器11に
温度検出センサーを用い、その温度検出センサーによっ
て火災現場の温度変化を常時計測する事例を説明したけ
れども、火災検知器11としては煙検出センサーなどの
ような火災現場の温度以外の状況変化を計測し得るセン
サーを用いることも可能である。
温度検出センサーを用い、その温度検出センサーによっ
て火災現場の温度変化を常時計測する事例を説明したけ
れども、火災検知器11としては煙検出センサーなどの
ような火災現場の温度以外の状況変化を計測し得るセン
サーを用いることも可能である。
【0020】次に、上記定量送水機構14の具体例を説
明する。
明する。
【0021】図2と図3の定量送水機構14は、巻出し
配管4とスプリンクラーヘッド5とによって形成される
送水路20に設けられた弾性部材30でなり、この弾性
部材30は中心に通水孔31を有するリング状ないし背
低円筒状に形成されている。弾性部材30には合成ゴム
や天然ゴムなどを好適に用いることができる。弾性部材
30はその外周面32が送水路20の路壁面21により
バックアップされ、また、その下端面33の外周縁部3
3aが送水路20に具備された環状段付部22で支持さ
れている。
配管4とスプリンクラーヘッド5とによって形成される
送水路20に設けられた弾性部材30でなり、この弾性
部材30は中心に通水孔31を有するリング状ないし背
低円筒状に形成されている。弾性部材30には合成ゴム
や天然ゴムなどを好適に用いることができる。弾性部材
30はその外周面32が送水路20の路壁面21により
バックアップされ、また、その下端面33の外周縁部3
3aが送水路20に具備された環状段付部22で支持さ
れている。
【0022】この定量送水機構14は、通常時(非火災
時)には図1の状態を維持する。そして、火災発生によ
りスプリンクラーヘッド5からの放水が開始されると、
通水孔31の一次側(上流側)と二次側(下流側)とに
圧力差が発生する。この圧力差は、一次側圧力が高くな
ると増大し、一次側圧力が低くなると減少する。なお、
図3の矢符Xは巻出し管からヘッド本体1の放水路12
に流入する水の流れを示している。ここで、図1に示し
た通常時における弾性部材30の厚さをT1、通水孔3
1の口径をD1とすると、放水時には上述の圧力差に応
じて弾性部材30がその弾力性により図2のように軸方
向に圧縮されると同時に径方向内方へ張り出す。そし
て、放水時の弾性部材30の厚さをT2、通水孔31の
口径をD2とすると、T2<T1,D2<D1の関係が
成立する。また、通常時における通水孔31の口径D1
と放水時における通水孔31の口径D2との差は、一次
側圧力と二次側圧力との差異が大きくなるほど大きくな
る。言い換えると、一次側圧力が高くなるにつれて通水
孔31が次第に縮径していき、一次側圧力が低くなるに
つれて通水孔31が次第に拡径していく。したがって、
二次側においては、一次側圧力の高低にかかわらず略定
量の水が流れ、そのことにより定量送水機能が発揮され
る。
時)には図1の状態を維持する。そして、火災発生によ
りスプリンクラーヘッド5からの放水が開始されると、
通水孔31の一次側(上流側)と二次側(下流側)とに
圧力差が発生する。この圧力差は、一次側圧力が高くな
ると増大し、一次側圧力が低くなると減少する。なお、
図3の矢符Xは巻出し管からヘッド本体1の放水路12
に流入する水の流れを示している。ここで、図1に示し
た通常時における弾性部材30の厚さをT1、通水孔3
1の口径をD1とすると、放水時には上述の圧力差に応
じて弾性部材30がその弾力性により図2のように軸方
向に圧縮されると同時に径方向内方へ張り出す。そし
て、放水時の弾性部材30の厚さをT2、通水孔31の
口径をD2とすると、T2<T1,D2<D1の関係が
成立する。また、通常時における通水孔31の口径D1
と放水時における通水孔31の口径D2との差は、一次
側圧力と二次側圧力との差異が大きくなるほど大きくな
る。言い換えると、一次側圧力が高くなるにつれて通水
孔31が次第に縮径していき、一次側圧力が低くなるに
つれて通水孔31が次第に拡径していく。したがって、
二次側においては、一次側圧力の高低にかかわらず略定
量の水が流れ、そのことにより定量送水機能が発揮され
る。
【0023】図4と図5は定量送水機構14の他の事例
を示している。この事例においては、送水路20に、絞
り通路42を有する通路形成部材41と、一次側と二次
側の圧力差により軸方向(図において上下方向)に変位
されかつ上記圧力差の増大により絞り通路の開口面積を
減少させ上記圧力差の減少により絞り通路の開口面積を
増加させるニードル48とが設けられている。通路形成
部材41に有孔支持プレート46が固定され、有孔支持
プレート46の中心部にガイド軸47が垂設され、ガイ
ド軸47に上下摺動可能に円錐状の先端を持つ上記ニー
ドル48が嵌合され、ニードル48の上端部に有孔可動
プレート49が設けられている。そして、有孔可動プレ
ート49がばね40の力でニードル48と共に常時一次
側に弾発付勢されている。
を示している。この事例においては、送水路20に、絞
り通路42を有する通路形成部材41と、一次側と二次
側の圧力差により軸方向(図において上下方向)に変位
されかつ上記圧力差の増大により絞り通路の開口面積を
減少させ上記圧力差の減少により絞り通路の開口面積を
増加させるニードル48とが設けられている。通路形成
部材41に有孔支持プレート46が固定され、有孔支持
プレート46の中心部にガイド軸47が垂設され、ガイ
ド軸47に上下摺動可能に円錐状の先端を持つ上記ニー
ドル48が嵌合され、ニードル48の上端部に有孔可動
プレート49が設けられている。そして、有孔可動プレ
ート49がばね40の力でニードル48と共に常時一次
側に弾発付勢されている。
【0024】図4に示す通常時(非火災時)の状態から
スプリンクラーヘッド5より放水が始まると、絞り通路
42の一次側(上流側)と二次側(下流側)とに圧力差
が発生し、この圧力差は、一次側水圧が高くなると増大
し、一次側水圧が低くなると減少する。そして、放水時
には上述の圧力差に応じてニードル48がばね40によ
る弾発力との平衡を保つ位置に移動する。したがって、
一次側水圧と二次側水圧との差異が大きくなるほどニー
ドル48の下方への移動幅が大きくなり、図5のように
ニードル48の円錐状の先端が絞り通路42に突入して
絞り通路42の開口面積を減少させる。言い換えると、
一次側水圧が高くなるにつれて絞り通路42の開口面積
が次第に減少していき、一次側水圧が低くなるにつれて
絞り通路42の開口面積が次第に増加していく。したが
って、二次側においては、一次側水圧の高低にかかわら
ず略定量の水が流れ、そのことにより定量送水機能が発
揮される。
スプリンクラーヘッド5より放水が始まると、絞り通路
42の一次側(上流側)と二次側(下流側)とに圧力差
が発生し、この圧力差は、一次側水圧が高くなると増大
し、一次側水圧が低くなると減少する。そして、放水時
には上述の圧力差に応じてニードル48がばね40によ
る弾発力との平衡を保つ位置に移動する。したがって、
一次側水圧と二次側水圧との差異が大きくなるほどニー
ドル48の下方への移動幅が大きくなり、図5のように
ニードル48の円錐状の先端が絞り通路42に突入して
絞り通路42の開口面積を減少させる。言い換えると、
一次側水圧が高くなるにつれて絞り通路42の開口面積
が次第に減少していき、一次側水圧が低くなるにつれて
絞り通路42の開口面積が次第に増加していく。したが
って、二次側においては、一次側水圧の高低にかかわら
ず略定量の水が流れ、そのことにより定量送水機能が発
揮される。
【0025】図6と図7は定量送水機構14の他の事例
を示している。この事例においては、送水路20の一部
の路壁面20aが下窄まり形状に形成されていると共
に、送水路20に、一次側と二次側の圧力差により軸方
向に変位されかつ上記圧力差の増大により路壁面20a
で囲まれた絞り通路(送水路20に含まれる)20bの
開口面積を減少させ上記圧力差の減少により上記絞り通
路の開口面積を増加させる弁体58が設けられている。
このことをさらに具体的に説明すると、送水路20に有
孔プレート51を介してケース52が設けられ、ケース
52の下板52aを上下摺動可能に貫挿された弁棒53
の下端に上記弁体58が固着され、弁棒53の上端に鍔
体54が設けられ、この鍔体54とケース52の下板5
2aとの間に介在されたばね55により弁体58が常時
一次側に弾発付勢されている。
を示している。この事例においては、送水路20の一部
の路壁面20aが下窄まり形状に形成されていると共
に、送水路20に、一次側と二次側の圧力差により軸方
向に変位されかつ上記圧力差の増大により路壁面20a
で囲まれた絞り通路(送水路20に含まれる)20bの
開口面積を減少させ上記圧力差の減少により上記絞り通
路の開口面積を増加させる弁体58が設けられている。
このことをさらに具体的に説明すると、送水路20に有
孔プレート51を介してケース52が設けられ、ケース
52の下板52aを上下摺動可能に貫挿された弁棒53
の下端に上記弁体58が固着され、弁棒53の上端に鍔
体54が設けられ、この鍔体54とケース52の下板5
2aとの間に介在されたばね55により弁体58が常時
一次側に弾発付勢されている。
【0026】図6に示す通常時(非火災時)の状態から
スプリンクラーヘッド5より放水が始まると、絞り通路
20bの一次側(上流側)と二次側(下流側)とに圧力
差が発生し、この圧力差は、一次側水圧が高くなると増
大し、一次側水圧が低くなると減少する。そして、放水
時には上述の圧力差に応じて弁体58がばね55による
弾発力との平衡を保つ位置に移動する。したがって、一
次側水圧と二次側水圧との差異が大きくなるほど弁体5
8の下方への移動幅が大きくなり、その弁体58が絞り
通路20bに突入して絞り通路20bの開口面積を減少
させる。言い換えると、一次側水圧が高くなるにつれて
絞り通路20bの開口面積が次第に減少していき、一次
側水圧が低くなるにつれて絞り通路20bの開口面積が
次第に増加していく。したがって、二次側においては、
一次側水圧の高低にかかわらず略定量の水が流れ、その
ことにより定量送水機能が発揮される。
スプリンクラーヘッド5より放水が始まると、絞り通路
20bの一次側(上流側)と二次側(下流側)とに圧力
差が発生し、この圧力差は、一次側水圧が高くなると増
大し、一次側水圧が低くなると減少する。そして、放水
時には上述の圧力差に応じて弁体58がばね55による
弾発力との平衡を保つ位置に移動する。したがって、一
次側水圧と二次側水圧との差異が大きくなるほど弁体5
8の下方への移動幅が大きくなり、その弁体58が絞り
通路20bに突入して絞り通路20bの開口面積を減少
させる。言い換えると、一次側水圧が高くなるにつれて
絞り通路20bの開口面積が次第に減少していき、一次
側水圧が低くなるにつれて絞り通路20bの開口面積が
次第に増加していく。したがって、二次側においては、
一次側水圧の高低にかかわらず略定量の水が流れ、その
ことにより定量送水機能が発揮される。
【0027】
【発明の効果】本発明による消火設備用スプリンクラー
装置によれば、送水路における放水時の一次側圧力が異
なっても実際の放水量が略一定になるという定量送水機
能が発揮される。そのため、多数のスプリンクラーヘッ
ドを備えたスプリンクラー装置において、放水時の各ス
プリンクラーヘッドからの放水量を適正放水量に容易に
設定することができ、そうすることによってスプリンク
ラーヘッドの最適な消火特性を引き出す放水量で安定で
確実な消火が可能になり、消火に要する時間が短縮され
て消失面積が最少限度に抑えられる。さらに、消火中に
おける無駄な放水がなされなくなるので水損を少なくす
ることが容易である。さらに、一次側圧力の変動を考慮
する必要がないので、消火設備の設計や製作が容易かつ
安価になり、さらに各スプリンクラーヘッドの放水量が
一定になるため必要水量の算出が容易になり、水源量の
削減が可能になる。
装置によれば、送水路における放水時の一次側圧力が異
なっても実際の放水量が略一定になるという定量送水機
能が発揮される。そのため、多数のスプリンクラーヘッ
ドを備えたスプリンクラー装置において、放水時の各ス
プリンクラーヘッドからの放水量を適正放水量に容易に
設定することができ、そうすることによってスプリンク
ラーヘッドの最適な消火特性を引き出す放水量で安定で
確実な消火が可能になり、消火に要する時間が短縮され
て消失面積が最少限度に抑えられる。さらに、消火中に
おける無駄な放水がなされなくなるので水損を少なくす
ることが容易である。さらに、一次側圧力の変動を考慮
する必要がないので、消火設備の設計や製作が容易かつ
安価になり、さらに各スプリンクラーヘッドの放水量が
一定になるため必要水量の算出が容易になり、水源量の
削減が可能になる。
【0028】また、本発明による消火設備用スプリンク
ラー装置によれば、消火中のみならず、消火後において
も必要以上の水量が無駄に放水されなくなるので、水損
が最少限度に抑制される。
ラー装置によれば、消火中のみならず、消火後において
も必要以上の水量が無駄に放水されなくなるので、水損
が最少限度に抑制される。
【図1】請求項1および請求項2の発明の実施例による
消火設備用スプリンクラー装置の系統図である。
消火設備用スプリンクラー装置の系統図である。
【図2】定量送水機構の通常時の状態を例示した説明図
である。
である。
【図3】図2の定量送水機構の作用状態を例示した説明
図である。
図である。
【図4】他の事例としての定量送水機構の通常時の状態
を例示した説明図である。
を例示した説明図である。
【図5】図4の定量送水機構の作用状態を例示した説明
図である。
図である。
【図6】さらに他の事例としての定量送水機構の通常時
の状態を例示した説明図である。
の状態を例示した説明図である。
【図7】図6の定量送水機構の作用状態を例示した説明
図である。
図である。
1 配水管 2 水源 3 送水ライン 4 巻出し管 5 スプリンクラーヘッド 11 火災検知器(センサー) 14 定量送水機構 20 送水路 V 流水制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】 配水管から延び出た巻出し管とその巻出
し管の端部に接続されたスプリンクラーヘッドとによっ
て形成される送水路に、一次側圧力が変動しても二次側
への流水量を一定に保持する機能を備えた定量送水機構
が介在され、水源と上記配水管とを接続する送水ライン
に流水制御弁が介在され、火災現場の温度変化などの状
況変化を計測しその状況変化により消火と判断されると
きに上記流水制御弁を閉じるための信号を出力するセン
サーを備えていることを特徴とする消火設備用スプリン
クラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15648192A JPH05345046A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 消火設備用スプリンクラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15648192A JPH05345046A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 消火設備用スプリンクラー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05345046A true JPH05345046A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15628704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15648192A Pending JPH05345046A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 消火設備用スプリンクラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05345046A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007213307A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Machiko Shimizu | 火災監視消火・放水制御システム |
JP2007330607A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Kurimoto Ltd | 流水検知装置 |
CN105214264A (zh) * | 2015-10-21 | 2016-01-06 | 泉州市永茂电子科技有限公司 | 一种消防喷水枪 |
JP2016083198A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 能美防災株式会社 | 消火用ヘッド |
KR102406586B1 (ko) * | 2021-03-23 | 2022-06-07 | 이대민 | 건축물 화재 시 연결송수관 설비를 이용한 스프링클러 시스템 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512827U (ja) * | 1978-07-12 | 1980-01-26 | ||
JPS60174161A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-07 | 株式会社タツノ・メカトロニクス | 消火装置 |
JPS6047965B2 (ja) * | 1980-10-28 | 1985-10-24 | 日本精機株式会社 | 磁気方位センサ |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP15648192A patent/JPH05345046A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102406586B1 (ko) * | 2021-03-23 | 2022-06-07 | 이대민 | 건축물 화재 시 연결송수관 설비를 이용한 스프링클러 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980630 |