JPH05344420A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH05344420A
JPH05344420A JP4152236A JP15223692A JPH05344420A JP H05344420 A JPH05344420 A JP H05344420A JP 4152236 A JP4152236 A JP 4152236A JP 15223692 A JP15223692 A JP 15223692A JP H05344420 A JPH05344420 A JP H05344420A
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純 牧野
Taizo Hori
泰三 堀
Hiroyuki Fukuoka
博行 福岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイトル画とカメラ画が異なるアスペクト比
で撮影されても、合成後では自然な画像になるようにす
る。 【構成】 信号SIZEは現在の撮影のアスペクト比を
示す。フリップフロップ50は、メモリ44に記憶する
タイトル画のアスペクト比を示す。タイトル挿入の制御
信号DISPによりメモリ制御回路46はメモリ44か
らタイトル画を読み出す。その際、信号SIZE及びフ
リップフロップ50のQ出力により、カメラ画とタイト
ル画のアスペクト比が異なるとき、アドレス操作により
メモリ44に記憶されるタイトル画を水平方向に変倍
し、カメラ画のアスペクト比に合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、より具
体的には、撮影画像のアスペクト比を変換自在な撮像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像装置の一種であるビデオ・カメラに
は、タイトル画を撮影画像に挿入するタイトル挿入機能
を有するものがある。図2は、タイトル挿入機能を具備
する従来のビデオ・カメラの基本構成ブロック図を示
す。撮影レンズ10による光学像は撮像素子12により
電気信号に変換される。プロセス回路14は、撮像素子
12の出力に色バランス調整、ガンマ補正、標準ビデオ
形式への変換などの公知のカメラ信号処理、を施す。プ
ロセス回路14により処理される撮影画像信号の内、タ
イトルとして撮影した画像信号(以下、タイトル画と呼
ぶ。)は、タイトラー16と呼ばれる回路に供給され、
ここで、所定画面数、一時記憶される。
【0003】撮影者のタイトル挿入指示により、タイト
ラー16は記憶する画像の内、指定された画面の画像信
号を出力し、加算器18は、プロセス回路14からの撮
影画像信号にタイトラー16からのタイトル画を重畳
(加算)する。加算器18の出力が、ビデオ信号とし
て、図示しないモニタ又はビデオ・テープ・レコーダ
(VTR)部に供給される。
【0004】なお、本明細書では、タイトル画を重畳す
る撮影画像信号をカメラ画と称することにする。
【0005】ところで、従来、ビデオ信号又はテレビジ
ョン信号は、4:3のアスペクト比を前提としていた
が、近年、高品位テレビの普及を見越して、従来のビデ
オ信号と同じ水平及び垂直周波数で横長のアスペクト比
(例えば、ハイビジョンの16:9)のモニタ又はテレ
ビジョン受像機が市販されるようになった。但し、通
常、3:4のアスペクト比のビデオ信号も表示できるよ
うに、表示モード(4:3又は16:9)の切替え手段
を有する。
【0006】16:9のアスペクト比の画像は、ビデオ
信号上では、水平方向で縮小されており、所謂スクイー
ズ信号又はスクイーズ画像になっている。
【0007】以下、従来の4:3のアスペクト比のモニ
タをNモニタ、横長のアスペクト比のモニタをWモニタ
と称する。上述のように、4:3と16:9を選択自在
なモニタは、4:3の表示モードではNモニタであり、
16:9の表示モードではWモニタである。
【0008】撮影段階で横長のアスペクト比を得るに
は、撮像素子自体のアスペクト比を16:9にし、その
他の回路も全て16:9用にする構成と、既存のビデオ
・カメラの撮影レンズの前面に水平方向のみを縮小する
アナモフィック・レンズを装着して撮影する構成とがあ
る。後者の構成は、既存のビデオ・カメラ、装置及び回
路などをそのまま利用できる点で非常に経済的である。
但し、アナモフィック・レンズを装着して撮影した画像
をWモニタに印加すると、水平方向に縮小された状態で
画像表示されるが、Wモニタに印加すると、正常な縦横
比で画像表示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示すよ
うにタイトル挿入機能を有するビデオ・カメラで、例え
ば、アナモフィック・レンズを使用したカメラ画に、ア
ナモフィック・レンズを使わずに記憶したタイトル画を
被せて、Wモニタに出力すると、表示画面でタイトルは
縦横がアンバランスな不自然な画像になる。アナモフィ
ック・レンズを使用しないカメラ画に、アナモフィック
・レンズを使用したタイトル画を被せて、Nモニタに出
力した場合も、同様である。
【0010】即ち、アナモフィック・レンズの使用の有
無により区分すると、図3の4つの関係が成立する。W
はアナモフィック・レンズを使用した場合、Nは使用し
ない場合である。図3の(1)及び(4)の場合には、
タイトル画とカメラ画でアスペクト比が一致しているの
で、Nモニタ及びWモニタのどちらに出力にしても、表
示画像に違和感は生じないが、図3の(2)及び(3)
の場合には、タイトル画とカメラ画でアスペクト比が一
致せず、表示画像が不自然になる。
【0011】また、アスペクト比16:9のカメラ画に
アスペクト比4:3で取り込んだタイトル画を重畳する
場合、16:9のアスペクト比の画面では、水平方向に
余裕があるので、タイトル画をカメラ画の中央に単純に
配置するだけでなく、左右にずらして配置できると便利
である。
【0012】本発明は、このような課題を解決する撮像
装置を提示することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、メモリ内にタイトル画を記憶するタイトル記憶手段
を具備し、撮影画像のアスペクト比を変換自在な撮像装
置であって、タイトル画を重畳する撮影画像が当該タイ
トル画とアスペクト比が異なる場合に、当該タイトル画
を水平方向に変倍し、撮影画像と同じアスペクト比にし
てから当該撮影画像に重畳することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記手段により、アスペクト比の相違を気にせ
ず、タイトル画を撮影画像に重畳することができ、重畳
後の画像上でも、タイトル画は自然な縦横比で表示され
るようになる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。20は撮影レンズ、22は撮影レンズ2
0による光学像を電気信号に変換するアスペクト比4:
3の撮像素子、24は撮像素子22の出力をカメラ信号
処理するプロセス回路、26はタイトラー、28はプロ
セス回路24の出力(カメラ画)にタイトラー26から
のタイトル画を重畳する加算器である。撮影レンズ2
0、撮像素子22、プロセス回路24及び加算器28の
機能は、図2に示す従来例と全く同じである。
【0017】30は撮影レンズ20の前面に着脱自在な
アナモフィック・レンズであり、下部に、装着検出用ピ
ン32を取り付けてあり、他方、カメラ本体には、撮影
レンズ20の下方向の対応位置に検出スイッチ34を取
り付けてある。アナモフィック・レンズ30を撮影レン
ズ20の前面の所定位置に装着すると、ピン32が検出
スイッチ34を押圧して、閉成状態にする。検出回路3
6は検出スイッチ34の閉成を検出し、アスペクト比1
6:9を指定する制御信号SIZEをタイトラー26に
供給する。即ち、検出回路36の出力SIZEは、アナ
モフィック・レンズ30の装着時には”H”、非装着時
には”L”になる。
【0018】図4は、タイトラー26の詳細な回路図を
示す。40はプロセス回路24からのアナログ・ビデオ
信号Vinをディジタル化するA/D変換器、44は、
タイトル画を少なくとも1画面記憶するメモリ、46は
メモリ44の書込み及び読出しを制御するメモリ制御回
路、48はメモリ制御回路46からのディジタル・ビデ
オ信号をアナログ信号に変換するD/A変換器である。
D/A変換器48の出力Voutが加算器28に供給さ
れる。
【0019】CLKは図示しないクロック発生回路から
のクロック信号、SIZEは検出回路36の出力、ME
MOは、撮影画像をタイトル画としてメモリ44に記憶
することを命令する信号、DISPはメモリ44に記憶
されるタイトル画の出力を命令する信号である。MEM
O及びDISPは、ユーザが図示しない操作スイッチを
操作することにより図示しないシステム制御回路が発生
する。Hsync,Vsyncはプロセス回路24から
の水平同期信号及び垂直同期信号である。ADRはメモ
リ44のアドレス信号、DATAはメモリ44に書き込
まれ、又はメモリ44から読み出されるデータである。
【0020】50は信号SIZEがD端子に入力し、信
号MEMOがクロック端子Tに入力するDフリップフロ
ップであり、そのQ出力がメモリ制御回路46に印加さ
れている。フリップフロップ50は、詳細は後述する
が、メモリ44に取り込まれたタイトル画が、アナモフ
ィック・レンズ30を装着して撮影されたものか否かを
記憶する。
【0021】先ず、タイトル画及びカメラ画共に、アナ
モフィック・レンズを装着された状態で撮影された場合
(図3(1)の場合)の動作を説明する。被写体の光学
像はアナモフィック・レンズ30により水平方向に3/
4に縮小され、撮影レンズ20を介して撮像素子22に
入射する。撮像素子22は入射する光学像を電気信号に
変換し、その出力はプロセス回路24により周知のカメ
ラ信号処理を施され、加算器28を介して外部に出力さ
れる。
【0022】アナモフィック・レンズ30を装着するこ
とにより、ピン32が検出スイッチ34を閉成し、検出
回路36はタイトラー26に、16:9のアスペクト比
を示す制御信号SIZEを出力する。即ち、信号SIZ
Eは”H”になっている。
【0023】ユーザが、タイトル画の取り込みを指示す
るメモリ・ボタン(図示せず)を操作すると、信号ME
MOが”L”から”H”、そして”L”に変化する。こ
の変化により、Dフリップフロップ50は信号SIZE
を読み込み、そのQ出力が”L”から”H”に遷移す
る。同時に、A/D変換器40はプロセス回路24から
のビデオ信号Vinをディジタル化し、メモリ制御回路
46はD/A変換器40の出力データをメモリ44に書
き込む。
【0024】ユーザが図示しないタイトル表示ボタンを
押すと、信号DISPが”L”から”H”になる。これ
に従い、メモリ制御回路46は、メモリ44から記憶デ
ータを書き込み時と同じ速度で読み出し、D/A変換器
48に出力する。D/A変換器48はメモリ制御回路4
8からのディジタル信号をアナログ信号に変換し、その
出力Voutは加算器28に供給される。
【0025】加算器28は、プロセス回路24からのカ
メラ画にタイトラー26からのタイトル画を重畳する。
このときのカメラ画は、アナモフィック・レンズ32を
装着した状態で撮影されたものであり、アスペクト比が
タイトル画と同じであるので、加算器28の出力段階
で、重畳されたタイトル画は自然なものになっている。
【0026】アナモフィック・レンズ32を装着してタ
イトラー26(具体的には、メモリ44)に取り込んだ
タイトル画をそのままにして、アナモフィック・レンズ
32を外したとする。すると、信号SIZEは”L”に
なる。フリップフロップ50のQ出力は”H”である。
これにより、メモリ制御回路46は、メモリ44に記憶
されるタイトル画の、左右を除いた中央部分を書込時の
3/4倍の速度で読み出すモードになる。なお、アナモ
フィック・レンズ32を外したので、プロセス回路24
から加算器28に供給されるカメラ画はアスペクト比が
4:3になっている。
【0027】ユーザが図示しないタイトル表示ボタンを
押すと、信号DISPが”L”から”H”になる。これ
に従い、メモリ制御回路46は、メモリ44に記憶され
るタイトル画の読出しを開始する。メモリ44の読出し
タイミングを図5に示す。
【0028】図5(1)は、タイトル画の撮影時のビデ
オ信号の1水平ラインであり、破線を閾値として2値化
してメモリ44に取り込む。図5(2)はメモリ44に
取り込まれたタイトル画の1水平ラインを示す。メモリ
制御回路46は図5(2)のS点から読出しを開始し、
読出しアドレスを書込み時の3/4倍で進め、E点で読
出しを終了する。これにより、アナモフィック・レンズ
32の装着により光学的に水平方向に3/4に縮小され
たタイトル画が、4:3のアスペクト比において正常な
図形に復元される。図5(3)は、このようにメモリ4
4のアドレス操作により水平方向に拡大されたタイトル
画(Vout)の1水平ラインを示す。
【0029】図5(4)は、カメラ画(アスペクト比
4:3)の1水平ラインである。加算器28は、図5
(3)に示すタイトル画を図5(4)に示すカメラ画に
重畳する。図5(5)は、加算器28の出力を示す。
【0030】次に、タイトル画及びカメラ画共に、アナ
モフィック・レンズ30を装着しない状態で撮影された
場合(図3(4)の場合)の動作を説明する。被写体の
光学像は、撮影レンズ20を介して撮像素子22に入射
する。撮像素子22は入射する光学像を電気信号に変換
し、その出力はプロセス回路24により周知のカメラ信
号処理を施され、加算器28を介して外部に出力され
る。アナモフィック・レンズ30を装着しないでの、信
号SIZEは”L”になっている。
【0031】ユーザが、タイトル画の取り込みを指示す
るメモリ・ボタン(図示せず)を操作すると、信号ME
MOが”L”から”H”、そして”L”に変化する。こ
の変化により、Dフリップフロップ50は信号SIZE
を読み込むが、信号SIZEが”L”なので、そのQ出
力は”L”である。先に説明したのと同様にして、プロ
セス回路24からのビデオ信号(タイトル画)がメモリ
44に書き込まれる。
【0032】ユーザが図示しないタイトル表示ボタンを
押すと、信号DISPが”L”から”H”になる。これ
に従い、メモリ制御回路46は、メモリ44から記憶デ
ータを書き込み時と同じ速度で読み出し、D/A変換器
48に出力する。D/A変換器48はメモリ制御回路4
8からのディジタル信号をアナログ信号に変換し、その
出力Voutは加算器28に供給される。
【0033】加算器28は、プロセス回路24からのカ
メラ画にタイトラー26からのタイトル画を重畳する。
このときのカメラ画は、アナモフィック・レンズ32を
装着せずに撮影されたものであり、アスペクト比がタイ
トル画と同じであるので、加算器28の出力段階では、
自然なタイトル画が重畳されている。
【0034】アナモフィック・レンズ32を装着せずに
タイトラー26(具体的には、メモリ44)に取り込ん
だタイトル画をそのままにして、アナモフィック・レン
ズ32を装着したとする。すると、信号SIZEは”
H”になる。フリップフロップ50のQ出力は”L”で
ある。これにより、メモリ制御回路46は、メモリ44
に記憶されるタイトル画を、水平方向に縮小して読み出
すモードになる。なお、アナモフィック・レンズ32を
装着したので、プロセス回路24から加算器28に供給
されるカメラ画はアスペクト比が16:9になってい
る。即ち、所謂スクイーズ信号になっている。
【0035】ユーザが図示しないタイトル表示ボタンを
押すと、信号DISPが”L”から”H”になる。これ
に従い、メモリ制御回路46は、メモリ44に記憶され
るタイトル画の読出しを開始する。メモリ44の読出し
タイミングを図6に示す。
【0036】図6(1)は、タイトル画(アスペクト比
4:3)の撮影時のビデオ信号の1水平ラインであり、
破線を閾値として2値化してメモリ44に取り込む。図
6(2)はメモリ44に取り込まれたタイトル画の1水
平ライン、同(3)は、メモリ制御回路46によりメモ
リ44から読み出されたタイトル画の1水平ラインを示
す。図6(2),(3)から分かるように、メモリ制御
回路46は、読み出したタイトル画の各水平ラインの読
出しを、所定期間(図6(2)のSから同(3)のS1
までに相当する期間)遅れて開始し、読出しアドレスを
書込み時の4/3倍の速さで進め、所定期間(図6
(3)のE1から同(2)のEまでに相当する期間)早
く終了する。これにより4:3のアスペクト比のタイト
ル画がメモリ操作により水平方向に3/4倍に縮小さ
れ、16:9のアスペクト比になる。
【0037】図6(4)は、カメラ画(アスペクト比1
6:9)の1水平ラインである。加算器28は、図6
(3)に示すタイトル画を図6(4)に示すカメラ画に
重畳する。図6(5)は、加算器28の出力を示す。
【0038】記憶するタイトル画がアナモフィック・レ
ンズ30を使用して撮影されたものか否か、即ちアスペ
クト比が4:3か16:9かを記憶する手段は、フリッ
プフロップ50に限定されず、その他の記憶手段を使用
できるできることはいうまでもない。
【0039】また、アナモフィック・レンズ30の使用
によりワイド・アスペクト化する実施例を説明したが、
ワイド・アスペクトと通常アスペクトの両者に対応可能
な撮像素子を使用する場合にも本発明を適用できる。当
該撮像素子のアスペクト比の切替え信号を、上記実施例
の信号SIZEとして使用すればよい。
【0040】次に、アスペクト比16:9のカメラ画に
アスペクト比4:3で取り込んだタイトル画を重畳する
場合、タイトル画を左右方向の任意の位置に再配置でき
る変更実施例を説明する。この変更実施例では、メモリ
制御回路46内に、アドレス発生タイミングを変更する
手段を設ける。図7はその要部の構成ブロック図、図8
は、図7のタイミング図を示す。
【0041】図7において、60はメモリ44の読出し
・書込みアドレスを発生するアドレス・カウンタであ
り、Cはカウント入力、Rはリセット入力である。62
は、水平同期信号Hsyncに従い計時開始するタイマ
ーであり、その計時時間は、可変抵抗64により変更自
在である。66は、タイマー62の出力に従い一定時間
計時するタイマー、68はタイマー66の出力POST
によりクロックCLKを通すアンド・ゲート、70は信
号POSTを反転するインバータである。アンド・ゲー
ト68の出力がアドレス・カウンタ60のC入力に印加
され、インバータ70の出力がアドレス・カウンタ60
のR入力に印加される。
【0042】図8(a)は、可変抵抗64によるタイマ
ー62の計時時間が標準の場合、同(b)は同(a)よ
り短い場合、同(c)は同(a)より長い場合である。
信号POSTによりアドレス・カウンタ60の水平同期
信号Hsyncに対するリセット及びクロック入力のタ
イミングが変更されるので、タイトル画の挿入位置も水
平方向で変更自在になる。即ち、図9に示すように、1
6:9の映像エリア内で、3:4のタイトル画を水平方
向の任意の位置に配置できる。
【0043】タイトル画を挿入する垂直位置も、同様に
して変更自在とすることができる。また、メモリ44の
読出しアドレスの調節には、ハードウエア及びソフトウ
エアによる種々の方式を使用できることはいうまでもな
い。
【0044】カメラ画と同様に撮影したタイトル画を例
に説明したが、撮影日時情報などのようにキャラクタ・
ジェネレータから発生する文字図形画像を重畳する場合
にも適用できることは明らかである。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、カメラ画に対し、これとは異なる
アスペクト比のタイトル画が取り込まれている場合で
も、タイトル画を水平方向に変倍してカメラ画に重畳す
るので、自然なタイトル画を挿入することができる。ま
た、ワイド・アスペクトの場合に、タイトル画の挿入位
置を自在に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 タイトル挿入機能を具備するビデオ・カメラ
の基本構成ブロック図である。
【図3】 タイトル画及びカメラ画の通常アスペクト比
及びワイド・アスペクト比の組み合わせ表である。
【図4】 タイトラー26の詳細な回路ブロック図であ
る。
【図5】 図3(2)の場合のメモリ44の読出しタイ
ミング図である。
【図6】 図3(3)の場合のメモリ44の読出しタイ
ミング図である。
【図7】 ワイド・アスペクト比の場合にタイトル画の
水平挿入位置を変更する実施例の要部回路ブロック図で
ある。
【図8】 図7のタイミング図である。
【図9】 タイトル画の合成画面例である。
【符号の説明】
10:撮影レンズ 12:撮像素子 14:プロセス回
路 16:タイトラー 16:加算器 20:撮影レンズ 22:撮像素子 2
4:プロセス回路 26:タイトラー 28:加算器
30:アナモフィック・レンズ 32:装着検出用ピン
34:検出スイッチ 36:検出回路 40:A/D
変換器 44:メモリ 46:メモリ制御回路 48:
D/A変換器 50:Dフリップフロップ 60:アドレス・カウンタ 62:タイマー 64:可
変抵抗 66:タイマー 68:アンド・ゲート 7
0:インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 堀 泰三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 福岡 博行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 中谷 吉宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ内にタイトル画を記憶するタイト
    ル記憶手段を具備し、撮影画像のアスペクト比を変換自
    在な撮像装置であって、タイトル画を重畳する撮影画像
    が当該タイトル画とアスペクト比が異なる場合に、当該
    タイトル画を水平方向に変倍し、撮影画像と同じアスペ
    クト比にしてから当該撮影画像に重畳することを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 タイトル画を、相対的に横に広いアスペ
    クト比の撮影画像に重畳する場合に、タイトル画の重畳
    位置を変更自在とした請求項1に記載の撮像装置。
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