JPH05343965A - 接点スイッチ回路 - Google Patents
接点スイッチ回路Info
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- JPH05343965A JPH05343965A JP14734792A JP14734792A JPH05343965A JP H05343965 A JPH05343965 A JP H05343965A JP 14734792 A JP14734792 A JP 14734792A JP 14734792 A JP14734792 A JP 14734792A JP H05343965 A JPH05343965 A JP H05343965A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チャタリングを起こす機械接点スイッチ回路
に関し、多接点のスイッチを使用する場合でも、時定数
を用いずに確実なチャタリングの防止を行うと共に不要
な出力状態を防止できる接点スイッチ回路を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 多接点スイッチの各固定接点からのスイッチ
信号により、排他論理決定機能とメーク状態の単一発生
機能と出力状態保持機能とを有するか、又は論理決定機
能と排他機能と出力状態保持機能とを有する論理回路部
を設ける構成とする。
に関し、多接点のスイッチを使用する場合でも、時定数
を用いずに確実なチャタリングの防止を行うと共に不要
な出力状態を防止できる接点スイッチ回路を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 多接点スイッチの各固定接点からのスイッチ
信号により、排他論理決定機能とメーク状態の単一発生
機能と出力状態保持機能とを有するか、又は論理決定機
能と排他機能と出力状態保持機能とを有する論理回路部
を設ける構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接点スイッチ回路に関
し、特にチャタリングを起こす機械接点スイッチ回路に
関するものである。
し、特にチャタリングを起こす機械接点スイッチ回路に
関するものである。
【0002】スイッチやリレーなどの機械的な接点を開
閉又は切り換えると、チャタリングという現象を生じる
が、この様な機械接点の出力をディジタル信号として用
いると、1つであるべきパルスが複数のパルスに変化
し、後続の回路・装置において誤動作してしまうので、
これを防ぐ必要がある。
閉又は切り換えると、チャタリングという現象を生じる
が、この様な機械接点の出力をディジタル信号として用
いると、1つであるべきパルスが複数のパルスに変化
し、後続の回路・装置において誤動作してしまうので、
これを防ぐ必要がある。
【0003】
【従来の技術と課題】従来のチャタリング防止を行う接
点スイッチ回路が図10〜図12に示されており、まず
図10の例では、同図(1) に示す機械接点のスイッチS
Wを投入するとき、抵抗R1とコンデンサC1とによる
LPF(ロー・パス・フィルタ)により同図(2) に示す
如く時定数でA点でのチャタリングをB点で吸収し、シ
ュミット・トリガ回路SMTを経由することによりC点
では一定の時間だけ遅れて波形整形された信号が得ら
れ、開放時には、A点−B点−C点が一斉に立ち上がる
波形となっている
点スイッチ回路が図10〜図12に示されており、まず
図10の例では、同図(1) に示す機械接点のスイッチS
Wを投入するとき、抵抗R1とコンデンサC1とによる
LPF(ロー・パス・フィルタ)により同図(2) に示す
如く時定数でA点でのチャタリングをB点で吸収し、シ
ュミット・トリガ回路SMTを経由することによりC点
では一定の時間だけ遅れて波形整形された信号が得ら
れ、開放時には、A点−B点−C点が一斉に立ち上がる
波形となっている
【0004】しかしながら、この種の接点スイッチ回路
の場合には、上記のようにスイッチ投入してから一定の
時間遅れを生じるという問題がある。
の場合には、上記のようにスイッチ投入してから一定の
時間遅れを生じるという問題がある。
【0005】また、図11に示す従来例の場合には、上
記のような時間遅れを解消するため、同図(1) に示すス
イッチSWを投入した時にワンショットのパルスを出力
する回路32と、このワンショット・マルチバイブレー
タ32からのパルス出力とスイッチSWの出力との論理
積をとるANDゲート31とで構成することにより、同
図(2) に示すようにA点で投入したスイッチSWはB点
及びC点においても同時にトリガ信号が得られ、開放時
においてもA点とC点とは同時点で立ち上がっている。
記のような時間遅れを解消するため、同図(1) に示すス
イッチSWを投入した時にワンショットのパルスを出力
する回路32と、このワンショット・マルチバイブレー
タ32からのパルス出力とスイッチSWの出力との論理
積をとるANDゲート31とで構成することにより、同
図(2) に示すようにA点で投入したスイッチSWはB点
及びC点においても同時にトリガ信号が得られ、開放時
においてもA点とC点とは同時点で立ち上がっている。
【0006】このようにして図11の従来例ではスイッ
チSWの投入に同期した信号出力を可能にしているが、
マルチバイブレータ32の時定数より早く、投入から開
放に変わる場合にはマルチバイブレータ32の出力が追
従できずやはり時間遅れが生じてしまう。
チSWの投入に同期した信号出力を可能にしているが、
マルチバイブレータ32の時定数より早く、投入から開
放に変わる場合にはマルチバイブレータ32の出力が追
従できずやはり時間遅れが生じてしまう。
【0007】上記2つの従来例の問題点は共に、時定数
を持った素子により回路構成されていることに起因して
おり、時定数を小さくすれば時間遅れが軽減出来るが、
その反面、チャタリング防止効果が薄くなってしまうと
いう憾みがある。
を持った素子により回路構成されていることに起因して
おり、時定数を小さくすれば時間遅れが軽減出来るが、
その反面、チャタリング防止効果が薄くなってしまうと
いう憾みがある。
【0008】そこで、図12に示す従来例では、時定数
に関する問題を生じない最も確実なチャタリング防止法
を実現するため、切替スイッチSWの接点,の内の
片方の接点、例えば接点が接続状態(A点が接地状
態)であれば、ANDゲート33,34及びインバータ
35,36で構成されるフリップフロップ回路によりC
点において対応する出力状態の論理が規定され、もう片
方の接点が接続状態(B点が接地状態)であれば、D
点において出力状態の論理に規定される。
に関する問題を生じない最も確実なチャタリング防止法
を実現するため、切替スイッチSWの接点,の内の
片方の接点、例えば接点が接続状態(A点が接地状
態)であれば、ANDゲート33,34及びインバータ
35,36で構成されるフリップフロップ回路によりC
点において対応する出力状態の論理が規定され、もう片
方の接点が接続状態(B点が接地状態)であれば、D
点において出力状態の論理に規定される。
【0009】そして、チャタリングが起きている間は両
接点,共に無接続状態であれば出力は前状態保持を
行う為、出力点C又はDにはチャタリングは現れない。
接点,共に無接続状態であれば出力は前状態保持を
行う為、出力点C又はDにはチャタリングは現れない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例では、2接点の回路に限られ、それ以上の接
点を持つ多接点スイッチにおいてこの従来例を用いよう
とすると、多接点スイッチの1つの接点がメークしてお
り、他の接点は全くメーク(接触)していないにも関わ
らず複数の出力がメーク状態になってしまうことにな
る。
うな従来例では、2接点の回路に限られ、それ以上の接
点を持つ多接点スイッチにおいてこの従来例を用いよう
とすると、多接点スイッチの1つの接点がメークしてお
り、他の接点は全くメーク(接触)していないにも関わ
らず複数の出力がメーク状態になってしまうことにな
る。
【0011】従って本発明は、多接点のスイッチを使用
する場合でも、時定数を用いずに確実なチャタリングの
防止を行うと共に不要な出力状態を防止できる接点スイ
ッチ回路を提供することを目的とする。
する場合でも、時定数を用いずに確実なチャタリングの
防止を行うと共に不要な出力状態を防止できる接点スイ
ッチ回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る接点スイッチ回路では、スイッチの接
点がメーク型(切換時に可動接点MCがブレーク状態に
ならないタイプ)のものであるとき、図1(1) に示すよ
うに、複数の固定接点SC1〜SCnと1個の可動接点
MCとから成るスイッチ部1と、各固定接点SC1〜S
Cnからのスイッチ信号を入力し、該スイッチ信号がブ
レーク状態を示しているときには対応する出力信号もブ
レーク状態を示し、該スイッチ信号がメーク状態を示し
且つ他の出力信号がブレーク状態を示していれば該スイ
ッチ信号に対応する出力信号のみがメーク状態を示し、
更に出力信号がメーク状態のときそれに対応するスイッ
チ信号と他のいずれかの各スイッチ信号がメーク状態で
あれば各出力信号の状態が保持される論理回路部2とを
備えている。
め、本発明に係る接点スイッチ回路では、スイッチの接
点がメーク型(切換時に可動接点MCがブレーク状態に
ならないタイプ)のものであるとき、図1(1) に示すよ
うに、複数の固定接点SC1〜SCnと1個の可動接点
MCとから成るスイッチ部1と、各固定接点SC1〜S
Cnからのスイッチ信号を入力し、該スイッチ信号がブ
レーク状態を示しているときには対応する出力信号もブ
レーク状態を示し、該スイッチ信号がメーク状態を示し
且つ他の出力信号がブレーク状態を示していれば該スイ
ッチ信号に対応する出力信号のみがメーク状態を示し、
更に出力信号がメーク状態のときそれに対応するスイッ
チ信号と他のいずれかの各スイッチ信号がメーク状態で
あれば各出力信号の状態が保持される論理回路部2とを
備えている。
【0013】また本発明では、該論理回路部2を、図2
に示すように、各固定接点SC1〜SCnからのスイッ
チ信号をそれぞれが入力する論理積回路21−1〜21
−nと、各論理積回路21−1〜21−nの出力信号を
反転して他の論理積回路全てに与える反転回路22−1
〜22−nとで構成することができる。
に示すように、各固定接点SC1〜SCnからのスイッ
チ信号をそれぞれが入力する論理積回路21−1〜21
−nと、各論理積回路21−1〜21−nの出力信号を
反転して他の論理積回路全てに与える反転回路22−1
〜22−nとで構成することができる。
【0014】更に本発明では、該論理回路部2を、図3
に示すように、各固定接点SC1〜SCnからのスイッ
チ信号をそれぞれが入力する論理積回路23−1〜23
−nと、各論理積回路23−1〜23−nの出力信号を
反転して隣接する他の論理積回路に与える反転回路24
−1〜24−nとで構成してもよい。
に示すように、各固定接点SC1〜SCnからのスイッ
チ信号をそれぞれが入力する論理積回路23−1〜23
−nと、各論理積回路23−1〜23−nの出力信号を
反転して隣接する他の論理積回路に与える反転回路24
−1〜24−nとで構成してもよい。
【0015】また本発明では、スイッチの接点がブレー
ク型(切換時に可動接点MCがブレーク状態になるタイ
プ)のものであるときに、図1(2) に示すように、複数
の固定接点SC1〜SCnと1個の可動接点MCとから
成るスイッチ部1と、各固定接点SC1〜SCnからの
スイッチ信号を入力し、該スイッチ信号がメーク状態を
示しているときには対応する出力信号もメーク状態を示
すと共に他の出力信号はブレーク状態を示し、全てのス
イッチ信号がブレーク状態のときには各出力信号の状態
が保持される論理回路部2とを備えている。
ク型(切換時に可動接点MCがブレーク状態になるタイ
プ)のものであるときに、図1(2) に示すように、複数
の固定接点SC1〜SCnと1個の可動接点MCとから
成るスイッチ部1と、各固定接点SC1〜SCnからの
スイッチ信号を入力し、該スイッチ信号がメーク状態を
示しているときには対応する出力信号もメーク状態を示
すと共に他の出力信号はブレーク状態を示し、全てのス
イッチ信号がブレーク状態のときには各出力信号の状態
が保持される論理回路部2とを備えている。
【0016】更に第2の本発明では、該論理回路部2
が、図4に示すように、各固定接点SC1〜SCnから
のスイッチ信号をそれぞれが入力する論理和回路25−
1〜25−nと、各論理和回路25−1〜25−nの出
力信号を反転して他の全ての論理和回路に論理積回路2
6−1〜26−nを介して与える反転回路24−1〜2
4−nとで構成することができる。
が、図4に示すように、各固定接点SC1〜SCnから
のスイッチ信号をそれぞれが入力する論理和回路25−
1〜25−nと、各論理和回路25−1〜25−nの出
力信号を反転して他の全ての論理和回路に論理積回路2
6−1〜26−nを介して与える反転回路24−1〜2
4−nとで構成することができる。
【0017】
【作用】まず、図1(1) に示した本発明に係る接点スイ
ッチ回路(メーク型接点の場合)の論理回路部2の動作
原理を以下に説明する。
ッチ回路(メーク型接点の場合)の論理回路部2の動作
原理を以下に説明する。
【0018】まず、ここで選択されている状態(メーク
状態)の論理値を‘1’、非選択状態(ブレーク状態)
を‘0’と規定し、mをn個の接点SC1〜SCnの任
意の番号であるとする。この場合の論理回路部2の機能
は、次の3通りとなる。
状態)の論理値を‘1’、非選択状態(ブレーク状態)
を‘0’と規定し、mをn個の接点SC1〜SCnの任
意の番号であるとする。この場合の論理回路部2の機能
は、次の3通りとなる。
【0019】入力INmの論理値が‘0’ならば、出
力OUTmの論理値は‘0’となる。(排他論理決定) 入力INmの論理が‘1’で且つ出力OUTm以外の
出力論理値が‘0’ならば、出力OUTmの論理値は
‘1’となる。つまり論理値が‘1’となる出力は常に
1つのみである。(‘1’論理値出力の単一性) 出力OUTmの論理が‘1’の時、入力INmを含む
複数の入力の論理値が‘1’ならば、出力OUTmの論
理値は‘1’に、そして他の出力論理値は‘0’に保持
される。(出力状態保持)
力OUTmの論理値は‘0’となる。(排他論理決定) 入力INmの論理が‘1’で且つ出力OUTm以外の
出力論理値が‘0’ならば、出力OUTmの論理値は
‘1’となる。つまり論理値が‘1’となる出力は常に
1つのみである。(‘1’論理値出力の単一性) 出力OUTmの論理が‘1’の時、入力INmを含む
複数の入力の論理値が‘1’ならば、出力OUTmの論
理値は‘1’に、そして他の出力論理値は‘0’に保持
される。(出力状態保持)
【0020】尚、このような論理回路部2の出力OUT
mは、図2に示すように複数の入力を持つ論理積回路2
1−mの出力であり、その入力の1つが入力INmと接
続されていることにより機能を実現している。また各
論理積回路21−1〜21−nの他の入力には、他の論
理値積回路の出力を反転回路22−1〜22−nで反転
した論理値が入力されていることにより機能及びを
実現している。
mは、図2に示すように複数の入力を持つ論理積回路2
1−mの出力であり、その入力の1つが入力INmと接
続されていることにより機能を実現している。また各
論理積回路21−1〜21−nの他の入力には、他の論
理値積回路の出力を反転回路22−1〜22−nで反転
した論理値が入力されていることにより機能及びを
実現している。
【0021】次に、全体としての動作を図5により説明
する。尚、図5では図を簡略化するため、例えばSCm
を単に「m」とだけ示している。
する。尚、図5では図を簡略化するため、例えばSCm
を単に「m」とだけ示している。
【0022】今、図1(1) のスイッチ部1が定常状態に
ある時、可動接点MCは1つの接点SCmとだけ接続さ
れる。この状態に於いて、機能により論理回路部2の
出力OUTm以外の出力論理値は‘0’に規定され、続
いて機能により、出力OUTmの論理値は‘1’に規
定される。(過程1)
ある時、可動接点MCは1つの接点SCmとだけ接続さ
れる。この状態に於いて、機能により論理回路部2の
出力OUTm以外の出力論理値は‘0’に規定され、続
いて機能により、出力OUTmの論理値は‘1’に規
定される。(過程1)
【0023】次に、スイッチ部1を動かして選択状態を
変えようとする場合、つまり過渡状態に於いてメーク型
接点の可動接点MCは、接点SCmと接点SC((m−
1)又は(m+1))の2つと接続される状態が生じ
る。この時、機能により、前状態保持つまり出力OU
Tmの論理値のみ‘1’に規定される。(過程2)
変えようとする場合、つまり過渡状態に於いてメーク型
接点の可動接点MCは、接点SCmと接点SC((m−
1)又は(m+1))の2つと接続される状態が生じ
る。この時、機能により、前状態保持つまり出力OU
Tmの論理値のみ‘1’に規定される。(過程2)
【0024】ここで、接点SC((m−1)又は(m+
1))に対してチャタリングを生じた場合、接点SCm
との接続が保証されていれば、過程1と過程2の状態を
繰り返す事になり、出力状態に変化は起きない。
1))に対してチャタリングを生じた場合、接点SCm
との接続が保証されていれば、過程1と過程2の状態を
繰り返す事になり、出力状態に変化は起きない。
【0025】更にスイッチ部1を動かしていくと、接点
SC((m−1)又は(m+1))のみが接続される状
態、つまり、次の定常状態となる。この時には、過程1
と同様に機能により出力OUT((m−1)又は(m
+1))以外の出力論理値は、‘0’に規定され、続い
て機能により出力OUT((m−1)又は(m+
1))の論理値は‘1’に規定される。(過程3)
SC((m−1)又は(m+1))のみが接続される状
態、つまり、次の定常状態となる。この時には、過程1
と同様に機能により出力OUT((m−1)又は(m
+1))以外の出力論理値は、‘0’に規定され、続い
て機能により出力OUT((m−1)又は(m+
1))の論理値は‘1’に規定される。(過程3)
【0026】従って、以上の過程を繰り返す事により、
スイッチ部1が定常状態にある時は選択状態に対応した
論理値を出力し、過渡状態においては、前状態保持を行
うことにより、チャタリング防止を行っている。
スイッチ部1が定常状態にある時は選択状態に対応した
論理値を出力し、過渡状態においては、前状態保持を行
うことにより、チャタリング防止を行っている。
【0027】また、ディジタル信号出力の論理値が全て
‘0’になる状態を防止し(スイッチ信号の論理値を全
て‘0’にした場合を除く)且つ1つ以上のディジタル
信号出力が‘1’になる事も防止することにより、不要
な出力状態になる事を防止している。
‘0’になる状態を防止し(スイッチ信号の論理値を全
て‘0’にした場合を除く)且つ1つ以上のディジタル
信号出力が‘1’になる事も防止することにより、不要
な出力状態になる事を防止している。
【0028】図3に示した論理回路の動作は図2の論理
回路の動作と基本的に同じであるが、この部分の機能
は、次の3つである。 入力INmの論理値が‘0’ならば、出力OUTmの
論理値は‘0’となる。(排他論理決定) 入力INmの論理値が‘1’且つ出力OUT((m−
1)又は(m+1))の論理値が‘0’ならば、出力O
UTmの論理は‘1’となる。(‘1’論理値出力の限
定) 出力OUTmの論理値が‘1’の時、入力INmと入
力IN((m−1)又は(m+1))の論理値が‘1’
ならば、出力OUTm及びOUT((m−1)又は(m
+1))の論理値は保持される。(一部の出力状態保
持)
回路の動作と基本的に同じであるが、この部分の機能
は、次の3つである。 入力INmの論理値が‘0’ならば、出力OUTmの
論理値は‘0’となる。(排他論理決定) 入力INmの論理値が‘1’且つ出力OUT((m−
1)又は(m+1))の論理値が‘0’ならば、出力O
UTmの論理は‘1’となる。(‘1’論理値出力の限
定) 出力OUTmの論理値が‘1’の時、入力INmと入
力IN((m−1)又は(m+1))の論理値が‘1’
ならば、出力OUTm及びOUT((m−1)又は(m
+1))の論理値は保持される。(一部の出力状態保
持)
【0029】従って、この構成では、論理回路部2の論
理積回路23−1〜23−nの入力に隣合う論理積回路
の出力を反転回路24−1〜24−nで反転した値のみ
を入力しており、図1(1) 及び図2に対して、機能、
が限定されているのはこの為である。
理積回路23−1〜23−nの入力に隣合う論理積回路
の出力を反転回路24−1〜24−nで反転した値のみ
を入力しており、図1(1) 及び図2に対して、機能、
が限定されているのはこの為である。
【0030】次に、図1(2) に示した本発明に係る接点
スイッチ回路における論理回路部2の機能は上記と同様
に以下のように説明することができる。
スイッチ回路における論理回路部2の機能は上記と同様
に以下のように説明することができる。
【0031】入力INmの論理値が‘1’ならば、出
力OUTmの論理値は‘1’となる。(論理値決定) 入力INmの論理値のみが‘1’ならば、他の出力の
論理値は‘0’となる。(排他機能) 全ての入力の論理値が‘0’の時、各出力の論理値は
保持される。(出力状態保持)
力OUTmの論理値は‘1’となる。(論理値決定) 入力INmの論理値のみが‘1’ならば、他の出力の
論理値は‘0’となる。(排他機能) 全ての入力の論理値が‘0’の時、各出力の論理値は
保持される。(出力状態保持)
【0032】そして、論理回路部2の出力OUTmは、
2つの入力を持つ論理和回路25−1〜25−nの出力
であり、その入力の1つが、入力INmと接続されてい
ることにより、機能を実現している。また論理和回路
25−1〜25−nの他方の入力には、複数の入力を持
つ論理積回路26−1〜26−nの出力がそれぞれ接続
され、その入力には他の論理和回路の出力を反転回路2
7−1〜27−nにより反転した信号が与えられている
ことにより、機能、を実現している。
2つの入力を持つ論理和回路25−1〜25−nの出力
であり、その入力の1つが、入力INmと接続されてい
ることにより、機能を実現している。また論理和回路
25−1〜25−nの他方の入力には、複数の入力を持
つ論理積回路26−1〜26−nの出力がそれぞれ接続
され、その入力には他の論理和回路の出力を反転回路2
7−1〜27−nにより反転した信号が与えられている
ことにより、機能、を実現している。
【0033】上記と同様に全体としての動作を図6を参
照して説明すると、図1(2) のスイッチ部1が定常状態
にある時、可動接点MCは1つの接点SCmとのみ接続
される。この状態に於いて、機能により出力OUTm
の論理値は‘1’に規定され、続いて機能により出力
OUTm以外の出力論理値は‘0’に規定される。(過
程1)
照して説明すると、図1(2) のスイッチ部1が定常状態
にある時、可動接点MCは1つの接点SCmとのみ接続
される。この状態に於いて、機能により出力OUTm
の論理値は‘1’に規定され、続いて機能により出力
OUTm以外の出力論理値は‘0’に規定される。(過
程1)
【0034】次にスイッチ部1を動かして選択状態を変
えようとする場合、つまり、過渡状態に於いてブレーク
型接点の可動接点MCは、どの接点とも接続されない状
態を生じる。この時、機能により、前状態保持つまり
出力OUTmの論理値のみ‘1’に規定される。(過程
2)
えようとする場合、つまり、過渡状態に於いてブレーク
型接点の可動接点MCは、どの接点とも接続されない状
態を生じる。この時、機能により、前状態保持つまり
出力OUTmの論理値のみ‘1’に規定される。(過程
2)
【0035】続いて、可動接点MCと接点SC((m−
1)又は(m+1))が接続される状態が生じる。この
時、過程1と同様に機能により出力OUT((m−
1)又は(m+1))の論理値は、‘1’に規定され、
続いて機能により、出力OUT((m−1)又は(m
+1))以外の論理値は‘0’に規定される。(過程
3)
1)又は(m+1))が接続される状態が生じる。この
時、過程1と同様に機能により出力OUT((m−
1)又は(m+1))の論理値は、‘1’に規定され、
続いて機能により、出力OUT((m−1)又は(m
+1))以外の論理値は‘0’に規定される。(過程
3)
【0036】ここで、接点SC((m−1)又は(m+
1))に対してチャタリングを生じた場合、過程2と過
程3の状態を繰り返す事になり、出力状態に変化は起き
ない。通常、上記の過程を繰り返すことにより、スイッ
チ信号をディジタル信号に変換している。
1))に対してチャタリングを生じた場合、過程2と過
程3の状態を繰り返す事になり、出力状態に変化は起き
ない。通常、上記の過程を繰り返すことにより、スイッ
チ信号をディジタル信号に変換している。
【0037】ここで、上記の機能については複数の
出力論理値が‘1’になることを許しており(‘1’単
一性の否定)、全ての出力論理値が同時に‘0’には
なり得ない(不定状態)、という問題が考えられるの
で、以下に上記、の状態に対する対策を述べる。
出力論理値が‘1’になることを許しており(‘1’単
一性の否定)、全ての出力論理値が同時に‘0’には
なり得ない(不定状態)、という問題が考えられるの
で、以下に上記、の状態に対する対策を述べる。
【0038】まず、論理回路部2自体は、複数の出力の
論理値が‘1’になることを許しているが、ブレーク型
接点のスイッチでは、可動接点MCが複数の接点と接続
することはあり得ない為、の状態は生じない、つまり
‘1’の論理値となる出力は1つであることが保証され
る。
論理値が‘1’になることを許しているが、ブレーク型
接点のスイッチでは、可動接点MCが複数の接点と接続
することはあり得ない為、の状態は生じない、つまり
‘1’の論理値となる出力は1つであることが保証され
る。
【0039】また、論理回路部2の入力を、全て‘0’
(つまり保持状態)で起動(出力状態が規定されていな
い)すると、いずれかの出力の論理値が‘1’になる、
つまり予期出来ぬ出力状態になってしまうが、その様な
状態にするには、未使用のスイッチ端子を作らぬ限り事
実上困難である為、は問題にならないし、逆に言え
ば、全ての出力が同時に‘0’にはなり得ない事を示し
ている。
(つまり保持状態)で起動(出力状態が規定されていな
い)すると、いずれかの出力の論理値が‘1’になる、
つまり予期出来ぬ出力状態になってしまうが、その様な
状態にするには、未使用のスイッチ端子を作らぬ限り事
実上困難である為、は問題にならないし、逆に言え
ば、全ての出力が同時に‘0’にはなり得ない事を示し
ている。
【0040】従って、スイッチ部1が定常状態にある時
は選択状態に対応した論理値を出力し、過渡状態におい
ては、前状態保持を行うことにより、チャタリング防止
を行っている。また、ディジタル信号出力の論理値が全
て‘0’になる状態と、1つ以上のディジタル信号出力
が‘1’になる状態を禁止する事により、不要な出力状
態になる事を防止している。また、図1(1) の場合に比
べた場合、前者はメーク型接点のスイッチを用い、常に
可動接点と、いずれかの接点が接続されている事を前提
とし、スイッチの信頼性に頼る所が大きいが、この方式
ではブレーク型接点のスイッチを用いている為、構造上
そのような問題が無いため有利となる。
は選択状態に対応した論理値を出力し、過渡状態におい
ては、前状態保持を行うことにより、チャタリング防止
を行っている。また、ディジタル信号出力の論理値が全
て‘0’になる状態と、1つ以上のディジタル信号出力
が‘1’になる状態を禁止する事により、不要な出力状
態になる事を防止している。また、図1(1) の場合に比
べた場合、前者はメーク型接点のスイッチを用い、常に
可動接点と、いずれかの接点が接続されている事を前提
とし、スイッチの信頼性に頼る所が大きいが、この方式
ではブレーク型接点のスイッチを用いている為、構造上
そのような問題が無いため有利となる。
【0041】
【実施例】図7は図1(1) 及び図2に示した本発明に係
る接点スイッチ回路の実施例を示したもので、この実施
例では、スイッチ部1は3つの固定接点SC1〜SC3
と一端が接地されたメーク型の可動接点MCとで構成さ
れており、各固定接点SC1〜SC3は常時、電源Vc
cによるHレベルにプルアップされている。また、図2
に示した論理積回路としてNORゲート21−1〜21
−3を用いており、それぞれの出力信号が出力OUT1
〜OUT3になっている。また、これらのNORゲート
21−1〜21−3の出力信号はそれぞれ他のNORゲ
ートに入力されている。尚、この実施例では負論理によ
る論理積回路としてORゲートを用い、更にこのORゲ
ートの出力信号を反転回路により反転するものとしてN
ORゲートを用いている。
る接点スイッチ回路の実施例を示したもので、この実施
例では、スイッチ部1は3つの固定接点SC1〜SC3
と一端が接地されたメーク型の可動接点MCとで構成さ
れており、各固定接点SC1〜SC3は常時、電源Vc
cによるHレベルにプルアップされている。また、図2
に示した論理積回路としてNORゲート21−1〜21
−3を用いており、それぞれの出力信号が出力OUT1
〜OUT3になっている。また、これらのNORゲート
21−1〜21−3の出力信号はそれぞれ他のNORゲ
ートに入力されている。尚、この実施例では負論理によ
る論理積回路としてORゲートを用い、更にこのORゲ
ートの出力信号を反転回路により反転するものとしてN
ORゲートを用いている。
【0042】図示の例では、接点SC1のみがメーク状
態となっているので、出力OUT1のみがHレベルとな
り、その他の出力OUT2及び3はLレベルとなってい
る。そして、この状態から可動接点MCが動いて接点S
C1とSC2に同時にメーク状態となったときにも、出
力OUT1のみがHレベルを保ち、その後、可動接点M
Cが接点SC2のみにメーク状態となって始めて出力O
UT2のみがHレベルとなる。言い換えると、固定接点
SC1〜SC3からのスイッチ信号を入力し、可動接点
MCが2つの固定接点にメークしたときには先にメーク
していた方の固定接点のみをメーク状態として選択しそ
の他の固定接点は選択しないことを示すディジタル信号
を論理回路部2が出力するようにしている。
態となっているので、出力OUT1のみがHレベルとな
り、その他の出力OUT2及び3はLレベルとなってい
る。そして、この状態から可動接点MCが動いて接点S
C1とSC2に同時にメーク状態となったときにも、出
力OUT1のみがHレベルを保ち、その後、可動接点M
Cが接点SC2のみにメーク状態となって始めて出力O
UT2のみがHレベルとなる。言い換えると、固定接点
SC1〜SC3からのスイッチ信号を入力し、可動接点
MCが2つの固定接点にメークしたときには先にメーク
していた方の固定接点のみをメーク状態として選択しそ
の他の固定接点は選択しないことを示すディジタル信号
を論理回路部2が出力するようにしている。
【0043】図8は図3に示した論理回路の実施例を示
したもので、上述の如く、この実施例では図7のように
各出力OUT1〜OUT3の出力信号を他の全てのNO
Rゲートに与えるのではなく、隣有ったNORゲートの
みに与える点が異なっている。従って、可動接点MCが
飛び越しの移動をしない限り、少ない回路構成で図7と
同様の動作を得ることができる。
したもので、上述の如く、この実施例では図7のように
各出力OUT1〜OUT3の出力信号を他の全てのNO
Rゲートに与えるのではなく、隣有ったNORゲートの
みに与える点が異なっている。従って、可動接点MCが
飛び越しの移動をしない限り、少ない回路構成で図7と
同様の動作を得ることができる。
【0044】図9は図4に示した論理回路の実施例を示
したもので、この実施例ではスイッチ1はブレーク型接
点のスイッチを用いており、また、図4の論理和回路と
して負論理のNANDゲート25−1〜25−3を用
い、論理積回路としてORゲート26−1〜26−3を
用い、これらのORゲート26−1〜26−3の各出力
信号がNANDゲート25−1〜25−3の一方の入力
信号となっている。
したもので、この実施例ではスイッチ1はブレーク型接
点のスイッチを用いており、また、図4の論理和回路と
して負論理のNANDゲート25−1〜25−3を用
い、論理積回路としてORゲート26−1〜26−3を
用い、これらのORゲート26−1〜26−3の各出力
信号がNANDゲート25−1〜25−3の一方の入力
信号となっている。
【0045】図示の例では、接点SC1のみがメーク状
態となっているので、出力OUT1のみがHレベルとな
り、その他の出力OUT2及び3はLレベルとなってい
る。そして、この状態から可動接点MCが動いて接点S
C1とSC2との間に位置しブレーク状態となったとき
にも、出力OUT1のみがHレベルを保ち、その後、可
動接点MCが接点SC2のみにメーク状態となって始め
て出力OUT2のみがHレベルとなる。言い換えると、
固定接点SC1〜SC3からのスイッチ信号を入力し、
可動接点MCがどの固定接点にもブレークしているとき
には最新にメークしていた方の固定接点のみをメーク状
態として選択しその他の固定接点は選択しないことを示
すディジタル信号を論理回路部2が出力するようにして
いる。
態となっているので、出力OUT1のみがHレベルとな
り、その他の出力OUT2及び3はLレベルとなってい
る。そして、この状態から可動接点MCが動いて接点S
C1とSC2との間に位置しブレーク状態となったとき
にも、出力OUT1のみがHレベルを保ち、その後、可
動接点MCが接点SC2のみにメーク状態となって始め
て出力OUT2のみがHレベルとなる。言い換えると、
固定接点SC1〜SC3からのスイッチ信号を入力し、
可動接点MCがどの固定接点にもブレークしているとき
には最新にメークしていた方の固定接点のみをメーク状
態として選択しその他の固定接点は選択しないことを示
すディジタル信号を論理回路部2が出力するようにして
いる。
【0046】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る接点ス
イッチ回路によれば、多接点スイッチの各固定接点から
のスイッチ信号により、排他論理決定機能とメーク状態
の単一発生機能と出力状態保持機能とを有するか、又は
論理決定機能と排他機能と出力状態保持機能とを有する
論理回路部を設ける構成としたので、スイッチ信号をデ
ィジタル信号に変換する際に問題になるチャタリングを
防止出来、且つ不適当な出力状態をも防止出来る為、機
械接点のスイッチを用いたディジタル回路の性能向上に
寄与するところが大きい。
イッチ回路によれば、多接点スイッチの各固定接点から
のスイッチ信号により、排他論理決定機能とメーク状態
の単一発生機能と出力状態保持機能とを有するか、又は
論理決定機能と排他機能と出力状態保持機能とを有する
論理回路部を設ける構成としたので、スイッチ信号をデ
ィジタル信号に変換する際に問題になるチャタリングを
防止出来、且つ不適当な出力状態をも防止出来る為、機
械接点のスイッチを用いたディジタル回路の性能向上に
寄与するところが大きい。
【図1】本発明に係る接点スイッチ回路の原理構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明に係る接点スイッチ回路に用いる論理回
路部の原理構成(その1:メーク型接点の場合)を示す
ブロック図である。
路部の原理構成(その1:メーク型接点の場合)を示す
ブロック図である。
【図3】本発明に係る接点スイッチ回路に用いる論理回
路部の原理構成(その2:メーク型接点の場合)を示す
ブロック図である。
路部の原理構成(その2:メーク型接点の場合)を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に係る接点スイッチ回路に用いる論理回
路部の原理構成(その3:ブレーク型接点の場合)を示
すブロック図である。
路部の原理構成(その3:ブレーク型接点の場合)を示
すブロック図である。
【図5】本発明に係る接点スイッチ回路に用いる論理回
路部(メーク型接点の場合)の動作原理を説明するため
の図である。
路部(メーク型接点の場合)の動作原理を説明するため
の図である。
【図6】本発明に係る接点スイッチ回路に用いる論理回
路部(ブレーク型接点の場合)の動作原理を説明するた
めの図である。
路部(ブレーク型接点の場合)の動作原理を説明するた
めの図である。
【図7】本発明に係る接点スイッチ回路の実施例(図2
に対応)を示した図である。
に対応)を示した図である。
【図8】本発明に係る接点スイッチ回路の実施例(図3
に対応)を示した図である。
に対応)を示した図である。
【図9】本発明に係る接点スイッチ回路の実施例(図4
に対応)を示した図である。
に対応)を示した図である。
【図10】従来例(その1)を説明するための図であ
る。
る。
【図11】従来例(その2)を説明するための図であ
る。
る。
【図12】従来例(その3)を説明するための図であ
る。
る。
1 スイッチ部 MC 可動接点 SC1〜SCn 固定接点 2 論理回路部 IN1〜INn 入力 OUT1〜OUTn 出力 21−1〜21−n,23−1〜23−n,26−1〜
26−n 論理積回路 22−1〜22−n,24−1〜24−n,27−1〜
27−n 反転回路 25−1〜25−n 論理和回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
26−n 論理積回路 22−1〜22−n,24−1〜24−n,27−1〜
27−n 反転回路 25−1〜25−n 論理和回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の固定接点(SC1〜SCn)と1個の可動
接点(MC)とから成るスイッチ部(1) と、 各固定接点(SC1〜SCn)からのスイッチ信号を入力し、該
スイッチ信号がブレーク状態を示しているときには対応
する出力信号もブレーク状態を示し、該スイッチ信号が
メーク状態を示し且つ他の出力信号がブレーク状態を示
していれば該スイッチ信号に対応する出力信号のみがメ
ーク状態を示し、更に出力信号がメーク状態のときそれ
に対応するスイッチ信号と他のいずれかのスイッチ信号
がメーク状態であれば各出力信号の状態が保持される論
理回路部(2) と、 を備えたことを特徴とする接点スイッチ回路。 - 【請求項2】 該論理回路部(2) が、各固定接点(SC1〜
SCn)からのスイッチ信号をそれぞれが入力する論理積回
路(21-1 〜21-n) と、各論理積回路(21-1 〜21-n) の出
力信号を反転して他の論理積回路全てに与える反転回路
(22-1 〜22-n) とで構成されていることを特徴とした請
求項1に記載の接点スイッチ回路。 - 【請求項3】 該論理回路部(2) が、各固定接点(SC1〜
SCn)からのスイッチ信号をそれぞれが入力する論理積回
路(23-1 〜23-n) と、各論理積回路(23-1 〜23-n) の出
力信号を反転して隣接する他の論理積回路に与える反転
回路(24-1 〜24-n) とで構成されていることを特徴とし
た請求項1に記載の接点スイッチ回路。 - 【請求項4】 複数の固定接点(SC1〜SCn)と1個の可動
接点(MC)とから成るスイッチ部(1) と、 各固定接点(SC1〜SCn)からのスイッチ信号を入力し、該
スイッチ信号がメーク状態を示しているときには対応す
る出力信号もメーク状態を示すと共に他の出力信号はブ
レーク状態を示し、全てのスイッチ信号がブレーク状態
のときには各出力信号の状態が保持される論理回路部
(2) と、 を備えたことを特徴とする接点スイッチ回路。 - 【請求項5】 該論理回路部(2) が、各固定接点(SC1〜
SCn)からのスイッチ信号をそれぞれが入力する論理和回
路(25-1 〜25-n) と、各論理和回路(25-1 〜25-n) の出
力信号を反転して他の全ての論理和回路に論理積回路(2
6-1 〜26-n)を介して与える反転回路(24-1 〜24-n) と
で構成されていることを特徴とした請求項4に記載の接
点スイッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14734792A JPH05343965A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 接点スイッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14734792A JPH05343965A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 接点スイッチ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05343965A true JPH05343965A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15428132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14734792A Withdrawn JPH05343965A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 接点スイッチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05343965A (ja) |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP14734792A patent/JPH05343965A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |