JPH05343962A - パルス・ディスクリミネータ - Google Patents
パルス・ディスクリミネータInfo
- Publication number
- JPH05343962A JPH05343962A JP15073692A JP15073692A JPH05343962A JP H05343962 A JPH05343962 A JP H05343962A JP 15073692 A JP15073692 A JP 15073692A JP 15073692 A JP15073692 A JP 15073692A JP H05343962 A JPH05343962 A JP H05343962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- hysteresis
- discriminator
- comparator
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 パルスの波高弁別等に使用されるパルス・デ
ィスクリミネータにおいて、抵抗とコンデンサを用いて
正帰還をかけ、微分型ヒステリシスを持たせる。 【効果】 入力信号に重畳するノイズによる誤動作や入
力波形の振幅変動による位相ずれを防止することができ
る。
ィスクリミネータにおいて、抵抗とコンデンサを用いて
正帰還をかけ、微分型ヒステリシスを持たせる。 【効果】 入力信号に重畳するノイズによる誤動作や入
力波形の振幅変動による位相ずれを防止することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルスの波高弁別等々に
使用されるパルス・ディスクリミネータに関するもので
ある。
使用されるパルス・ディスクリミネータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、パルスの波高弁別等々に使用され
るパルス・ディスクリミネータには、抵抗のみで正帰還
をかけることによってヒステリシスをもたせたコンパレ
ータが使用されていた。
るパルス・ディスクリミネータには、抵抗のみで正帰還
をかけることによってヒステリシスをもたせたコンパレ
ータが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ヒステリシスの幅が狭いとノイズの影響を受け
やすくチャタリングの原因となり、逆にヒステリシスの
幅が広いと図1のように入力波形の振幅変動による位相
ずれが大きくなり、ジッタ等の問題となっていた。
例では、ヒステリシスの幅が狭いとノイズの影響を受け
やすくチャタリングの原因となり、逆にヒステリシスの
幅が広いと図1のように入力波形の振幅変動による位相
ずれが大きくなり、ジッタ等の問題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、パルス
の波高弁別等々に使用されるパルス・ディスクリミネー
タに抵抗とコンデンサとで正帰還をかけた微分型ヒステ
リシスをもたせることによって、入力信号にのるノイズ
に対し強くし、同時に入力波形の振幅変動による位相ず
れを極力抑えるものである。
の波高弁別等々に使用されるパルス・ディスクリミネー
タに抵抗とコンデンサとで正帰還をかけた微分型ヒステ
リシスをもたせることによって、入力信号にのるノイズ
に対し強くし、同時に入力波形の振幅変動による位相ず
れを極力抑えるものである。
【0005】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。図2は本実施例1の構成図であ
る。図2において2は基準電圧をえるためのツェナーダ
イオード、3は前記ツェナーダイオードに逆方向電流を
与える為の電流制限抵抗、5はオープンコレクタ出力コ
ンパレータ4にヒステリシスを持たせる為の帰還抵抗、
6、7はコンパレータ4の微分型のヒステリシスを持た
せる為の抵抗とコンデンサ、8はコンパレータ4の出力
を得る為のプルアップ抵抗、1はパルス・ディスクリミ
ネータへの正弦波発生源である。
に基づいて説明する。図2は本実施例1の構成図であ
る。図2において2は基準電圧をえるためのツェナーダ
イオード、3は前記ツェナーダイオードに逆方向電流を
与える為の電流制限抵抗、5はオープンコレクタ出力コ
ンパレータ4にヒステリシスを持たせる為の帰還抵抗、
6、7はコンパレータ4の微分型のヒステリシスを持た
せる為の抵抗とコンデンサ、8はコンパレータ4の出力
を得る為のプルアップ抵抗、1はパルス・ディスクリミ
ネータへの正弦波発生源である。
【0006】この様に、パルスの波高弁別等々に使用さ
れるパルス・ディスクリミネータに抵抗とコンデンサと
で正帰還をかけた微分型ヒステリシスをもたせることに
よって、入力信号にのるノイズに対し強くし、同時に入
力波形の振幅変動による位相ずれを極力抑えるものであ
る。
れるパルス・ディスクリミネータに抵抗とコンデンサと
で正帰還をかけた微分型ヒステリシスをもたせることに
よって、入力信号にのるノイズに対し強くし、同時に入
力波形の振幅変動による位相ずれを極力抑えるものであ
る。
【0007】(実施例2)以下、本発明の実施例2を図
面に基づいて説明する。図3は本実施例2の構成図であ
る。図3において、9は2段目のオープンコレクタ出力
コンパレータ、10は前記コンパレータ9の出力を得る
為のプルアップ抵抗である。次に図4は本実施例の各部
の波形を示した図である。
面に基づいて説明する。図3は本実施例2の構成図であ
る。図3において、9は2段目のオープンコレクタ出力
コンパレータ、10は前記コンパレータ9の出力を得る
為のプルアップ抵抗である。次に図4は本実施例の各部
の波形を示した図である。
【0008】この様に、抵抗とコンデンサとで正帰還を
かけた微分型ヒステリシスをもつオープンコレクタ出力
コンパレータの後段にもう一段コンパレータを設けるこ
とによって入力信号にのるノイズに対し強くし、同時に
入力波形の振幅変動による位相ずれを極力抑え、さらに
出力波形を方形波にすることができ入力側に閾値、及び
入力立ち上がり時間等々の制限を大幅に緩和することが
可能となる。
かけた微分型ヒステリシスをもつオープンコレクタ出力
コンパレータの後段にもう一段コンパレータを設けるこ
とによって入力信号にのるノイズに対し強くし、同時に
入力波形の振幅変動による位相ずれを極力抑え、さらに
出力波形を方形波にすることができ入力側に閾値、及び
入力立ち上がり時間等々の制限を大幅に緩和することが
可能となる。
【0009】(実施例3)以下、本発明の実施例3を図
面に基づいて説明する。図5は本実施例3の構成図であ
る。図5において、9は2段目のオープンコレクタ出力
コンパレータ、10は前記コンパレータ9の出力を得る
為のプルアップ抵抗、11は前記コンパレータにヒステ
リシスを持たせる為の帰還抵抗である。
面に基づいて説明する。図5は本実施例3の構成図であ
る。図5において、9は2段目のオープンコレクタ出力
コンパレータ、10は前記コンパレータ9の出力を得る
為のプルアップ抵抗、11は前記コンパレータにヒステ
リシスを持たせる為の帰還抵抗である。
【0010】この様に、抵抗とコンデンサとで正帰還を
かけた微分型ヒステリシスをもつオープンコレクタ出力
コンパレータの後段にもう一段コンパレータを設け、該
2段目のコンパレータにもヒステリシスを設けることに
よって入力信号にのるノイズに対し強くし、同時に入力
波形の振幅変動による位相ずれを極力抑え、さらに出力
波形を方形波にし、入力側に閾値、及び入力立ち上がり
時間等々の制限を大幅に緩和し、又回路内で生ずるノイ
ズに対しても強くするものである。
かけた微分型ヒステリシスをもつオープンコレクタ出力
コンパレータの後段にもう一段コンパレータを設け、該
2段目のコンパレータにもヒステリシスを設けることに
よって入力信号にのるノイズに対し強くし、同時に入力
波形の振幅変動による位相ずれを極力抑え、さらに出力
波形を方形波にし、入力側に閾値、及び入力立ち上がり
時間等々の制限を大幅に緩和し、又回路内で生ずるノイ
ズに対しても強くするものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パルスの波高弁別等々に使用されるパルス・ディスクリ
ミネータに抵抗とコンデンサとで正帰還をかけた微分型
ヒステリシスをもたせることによって、入力信号にのる
ノイズに対し強くし、同時に入力波形の振幅変動による
位相ずれを極力抑えるものである。
パルスの波高弁別等々に使用されるパルス・ディスクリ
ミネータに抵抗とコンデンサとで正帰還をかけた微分型
ヒステリシスをもたせることによって、入力信号にのる
ノイズに対し強くし、同時に入力波形の振幅変動による
位相ずれを極力抑えるものである。
【図1】従来技術の問題点を示す波形図。
【図2】第1の実施例を示す構成図。
【図3】第2の実施例を示す構成図。
【図4】第2の実施例の各部の波形を示す図。
【図5】第3の実施例を示す構成図。
4,5 コンパレータ 5,11 帰還抵抗 8,10 プルアップ抵抗
フロントページの続き (72)発明者 町野 斉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 石津 雅則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 抵抗とコンデンサとで正帰還をかけ、微
分型ヒステリシスをもたせたことを特徴とするパルス・
ディスクリミネータ。 - 【請求項2】 抵抗とコンデンサとで正帰還をかけた微
分型ヒステリシスをもつオープンコレクタ出力コンパレ
ータの後段にもう一段コンパレータを設けたことを特徴
とする請求項1記載のパルス・ディスクリミネータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15073692A JPH05343962A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | パルス・ディスクリミネータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15073692A JPH05343962A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | パルス・ディスクリミネータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05343962A true JPH05343962A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15503294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15073692A Pending JPH05343962A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | パルス・ディスクリミネータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05343962A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324849A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Canon Inc | 画像形成装置および画像形成装置の色ずれ処理方法 |
JP2013034188A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-02-14 | General Electric Co <Ge> | 2重比較器を利用して、信号フィードバックなしで精密な信号整流およびタイミングシステムを容易にするための方法 |
JP2021182779A (ja) * | 2017-09-13 | 2021-11-25 | ニッタン株式会社 | 信号検出回路 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP15073692A patent/JPH05343962A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324849A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Canon Inc | 画像形成装置および画像形成装置の色ずれ処理方法 |
JP4649013B2 (ja) * | 2000-05-18 | 2011-03-09 | キヤノン株式会社 | カラー画像形成装置 |
JP2013034188A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-02-14 | General Electric Co <Ge> | 2重比較器を利用して、信号フィードバックなしで精密な信号整流およびタイミングシステムを容易にするための方法 |
JP2021182779A (ja) * | 2017-09-13 | 2021-11-25 | ニッタン株式会社 | 信号検出回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000822 |