JPH05343870A - 放熱機構を有する電子機器 - Google Patents

放熱機構を有する電子機器

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Publication number
JPH05343870A
JPH05343870A JP14906892A JP14906892A JPH05343870A JP H05343870 A JPH05343870 A JP H05343870A JP 14906892 A JP14906892 A JP 14906892A JP 14906892 A JP14906892 A JP 14906892A JP H05343870 A JPH05343870 A JP H05343870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat dissipation
heat transfer
circuit board
transfer member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14906892A
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English (en)
Inventor
Tamio Iiizumi
多美男 飯泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP14906892A priority Critical patent/JPH05343870A/ja
Publication of JPH05343870A publication Critical patent/JPH05343870A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この電子機器15は筐体11と、筐体11内
に格納されている回路基板ラック12とを有する。回路
基板ラック12は平行に複数枚実装された回路基板1
と、回路基板1上に実装された発熱体2と、発熱体2に
接着され回路基板1と平行に回路基板1の端部まで延び
ている熱伝導性の高い伝熱部材4と、発熱体2と伝熱部
材4とを接着する熱伝導性の高い接着剤3ととを有す
る。筐体11は伝熱部材4に接触して熱を放熱する放熱
部材5とを有する。放熱部材5は筐体11内に回路基板
ラック12が格納されると伝熱部材4に接触し、筐体1
1内から回路基板ラック12が引き出されると伝熱部材
4と非接触状態になる。 【効果】冷却ファンにまつわるメンテナンスをする必要
がなくなり、また放熱部材が移動式であるため回路基板
のメンテナンスが容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放熱機構を有する電子
機器に関し、特に回路基板の実装間隔が狭い構成の放熱
機構を有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器を冷却する場合は、発熱
体(集積回路素子などの回路部品)の発熱量が小さい場
合は空気を使用した自然対流方式で冷却していた。ま
た、発熱量が大きく自然対流方式では冷却量が足りない
場合は、アルミニウム等の伝熱性の高い材質を使用した
放熱フィンを取り付けて冷却効率を上げていた。
【0003】しかし、回路基板の実装間隔が狭い場合
は、放熱フィンが空気の通風を妨害して冷却を阻害した
り、また放熱フィンそれ自体が取り付け不可能だった。
そのため、電動冷却ファンを使用した強制対流方式で冷
却していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子機
器の強制冷却では、冷却ファンを用いて冷却を行ってい
るので、装置内にゴミやほこりの侵入を防ぐフィルタな
どの冷却ファンにまつわる定期的なメンテナンスを必要
とし、また冷却ファンが故障した場合の動作保障をする
必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の放熱機構を有す
る電子機器は、回路基板に実装された発熱体に係合し前
記回路基板の一端部まで延存する伝熱部材と、前記伝熱
部材に接触し前記発熱体からの熱を放熱する移動可能な
放熱部材と、前記放熱部材を前記伝熱部材に接触させる
ように駆動する駆動部とを備える。
【0006】また、本発明の放熱機構を有する電子機器
の前記駆動部は前記回路基板が保守のために引き出され
たとき前記放熱部材と前記伝熱部材との接触を解放させ
る機構を有する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の斜視図、図2お
よび図3は図1中の矢印A方向から見た場合の構成図、
図4および図5は図1中の矢印B方向から見た場合の構
成図である。
【0009】図1を参照すると、この電子機器15は回
路基板ラック12を格納している筐体11と、筐体11
内に格納され正面に引き出すことが可能な回路基板ラッ
ク12とを有する。回路基板ラック12は平行に複数枚
実装された回路基板1と、回路基板1に実装された発熱
体2と、発熱体2に接着され回路基板1と平行に回路基
板1の端部まで延びている熱伝導性の高い伝熱部材4
と、発熱体2と伝熱部材4とを接着する熱伝導性の高い
接着剤3と、下方中央に設けられた引き出し方向に高く
なっている片面傾斜突起8とを有する。筐体11は伝熱
部材4に接触し伝熱した熱を放熱する放熱部材5と、放
熱部材5を伝熱部材4から引き離す働きをするばね9と
を有する。さらに、筐体11は片面傾斜突起8により駆
動される作動ロッド7と、作動ロッド7を摺動自在に支
持するロッド支持部13とを有する。また、筐体11は
作動ロッド7により端部を押圧されると、他端で放熱部
材5を伝熱部材4に押圧し作動ロッド7と片面傾斜突起
8との係合が解放されると、放熱部材5に押圧され作動
ロッド7を逆に摺動させる押圧レバー6と、押圧レバー
6を回転自在に固定する支点ピン10と、支点ピン10
が取り付けられるピン取り付け部14とを有する。
【0010】上述した構成の電子機器15において、図
3および図5に示すようにメンテナンスの為に引き出さ
れていた回路基板ラック12を、図2および図4に示す
ように筐体11に格納する場合から説明する。回路基板
ラック12を格納すると、片面傾斜突起8が作動ロッド
7を押圧する。作動ロッド7は放熱部材5側に摺動し、
押圧レバー6の端部を押圧する。押圧レバー6は支点ピ
ン10を支点とし、他端で放熱部材5を回路基板ラック
12側に押圧する。放熱部材5は伝熱部材4に押圧され
て伝熱部材4と接触する。回路の動作状態において発熱
体2が発熱すると、伝熱部材4を通して熱が放熱部材5
に伝導し放熱される。
【0011】次に、メンテナンスの為に回路基板ラック
12を引き出した場合に関して説明する。回路基板ラッ
ク12を引き出すと、片面傾斜突起8が作動ロッド7か
ら外れ、作動ロッド7を解放する。作動ロッド7は放熱
部材5と押圧レバー6とを介してばね9の復元力を受け
片面傾斜突起8側に摺動する。また、放熱部材5は回路
基板ラック12と反対側に移動して伝熱部材4と離れ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路基板に実装された発熱体に伝熱部材を係合させ、伝熱
部材に放熱部材を接触させることにより、基板間隔が狭
くても複数の回路基板の局所的に冷却したい部分を冷却
ファンを用いずとも効果的に一括冷却することができ
る。また、冷却ファンを廃止することができるため、冷
却ファンにまつわるメンテナンスおよび冷却ファン故障
時の動作保障を不必要とする。さらに、放熱部材が移動
式であるため回路基板上のメンテナンスが容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1中の矢印A方向から見た場合の構成図であ
る。
【図3】図1中の矢印A方向から見た場合の構成図であ
る。
【図4】図1中の矢印B方向から見た場合の構成図であ
る。
【図5】図1中の矢印B方向から見た場合の構成図であ
る。
【符号の説明】 1 回路基板 2 発熱体 3 接着剤 4 伝熱部材 5 放熱部材 6 押圧レバー 7 作動ロッド 8 片面傾斜突起 9 ばね 10 支点ピン 11 筐体 12 回路基板ラック 13 ロッド支持部 14 ピン取り付け部 15 電子機器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に実装された発熱体に係合し前
    記回路基板の一端部まで延存する伝熱部材と、前記伝熱
    部材に接触し前記発熱体からの熱を放熱する移動可能な
    放熱部材と、前記放熱部材を前記伝熱部材に接触させる
    ように駆動する駆動部とを備えることを特徴とする放熱
    機構を有する電子機器。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は、前記回路基板が保守のた
    めに引き出されたとき前記放熱部材と前記伝熱部材との
    接触を解放させる機構を有することを特徴とする請求項
    1記載の放熱機構を有する電子機器。
JP14906892A 1992-06-09 1992-06-09 放熱機構を有する電子機器 Withdrawn JPH05343870A (ja)

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JP14906892A JPH05343870A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 放熱機構を有する電子機器

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JPH05343870A true JPH05343870A (ja) 1993-12-24

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ID=15466986

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JP14906892A Withdrawn JPH05343870A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 放熱機構を有する電子機器

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JP (1) JPH05343870A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6493236B1 (en) 2001-05-29 2002-12-10 Sony Computer Entertainment Inc. Electronic equipment
DE3924441C2 (de) * 1989-07-24 2003-01-02 Sadaharu Ito Vorrichtung zur Herstellung von Behältern aus Papier

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3924441C2 (de) * 1989-07-24 2003-01-02 Sadaharu Ito Vorrichtung zur Herstellung von Behältern aus Papier
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831