JPH05343728A - 半導体受光素子およびこれを利用した物体検知装置 - Google Patents

半導体受光素子およびこれを利用した物体検知装置

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JPH05343728A
JPH05343728A JP4146020A JP14602092A JPH05343728A JP H05343728 A JPH05343728 A JP H05343728A JP 4146020 A JP4146020 A JP 4146020A JP 14602092 A JP14602092 A JP 14602092A JP H05343728 A JPH05343728 A JP H05343728A
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JP
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light
wavelength band
light receiving
layer
receiving element
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JP4146020A
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Yoshimitsu Yamazoe
良光 山添
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 物体検知装置に利用される半導体受光素子に
おいて、特定波長帯域の光のみ吸収するための光吸収層
41を半導体基板40上に、特定波長帯域外の不要な光
を吸収するためのフィルタ層43を光吸収層41の上方
にそれぞれ形成した。 【効果】 特定の狭い波長帯域の光に対してのみ動作す
るようになり、いわゆる「目つぶし」に強くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を放出し、その光が
反射されて放出点付近に戻ってくるか否かにより光放出
点より距離を隔てた空間に物体が存在するか否かを検知
する装置に関し、特にその装置のための半導体受光素子
の改良に係る。
【0002】
【従来の技術】発光素子、受光素子を用いた物体検知装
置の一例として、車載用光レーダ装置がある。図5は従
来の車載用光レーダ装置の基本的構成を示す図である。
この光レーダ装置は、図5の如く、発光部20から前方
に光を投光し、前方を走行する車両があれば、この前方
走行車AMにより反射される。この反射された光を受光
部21にて受光することによって、前方走行車AMの存
在を検知するものである。
【0003】発光部20は、発光素子として、前方走行
車AMに対してある特定の波長域(例えば、0.9n
m)のレーザ光を発するレーザダイオード22を備えて
いる。受光部21は、レーザダイオード22から放出さ
れたレーザ光を受光する受光素子23と、受光素子23
の前方に、必要な方向のみから前方走行車AMからの反
射光を受けるためのハニカムフィルタ24と、必要な波
長帯域以外の光を遮断する赤外フィルタ25とを備えて
いる。すなわち、受光部21は、不要な光が受光素子2
3で受光されないように、ハニカムフィルタ24で光の
侵入方向を制限し、赤外フィルタ25によって不要な波
長帯域の光を取り除いている。
【0004】上記車載用光レーダ装置においては、受光
素子として、図6に示すようなSi系pn形ホトダイオ
ードが使用されている。図6はSi系pn形ホトダイオ
ードの基本的構成を示す断面図である。Si系pn形ホ
トダイオードは、図6の如く、n形シリコンSi基板1
と、シリコン基板1の表層部に形成されたp形不純物拡
散層2と、不純物拡散層2上に設けられたアノード電極
3と、シリコン基板1の裏面上に設けられたカソード電
極4とを備えており、シリコン基板1とアノード電極3
との間には、絶縁膜5が介在されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7はSi系pn形ホ
トダイオードを用いた図5に示す受光部51の感度特性
を示しており、同図(a)はSi系pn形ホトダイオー
ドの受光特性を示す図、同図(b)は赤外フィルタの透
過率特性を示す図、同図(c)は受光部の合成受光感度
特性を示す図である。
【0006】図7(a)に示すように、Si系pn形ホ
トダイオードの検出限界は波長1.1μm程度までであ
り、一方図7(b)に示すように、赤外フィルタの透過
率特性は波長0.9μm程度以上の光を透過させる。し
たがって、これらの特性を合成した受光部の合成受光特
性は、図7(c)のように、レーザ光に対応する必要部
分Aと、不必要な部分Bとが混在するかたちとなる。す
なわち、受光帯域が広くなっている。
【0007】上記車載用光レーダ装置の使用環境下にお
いては、図8のように、レーザダイオードから投光され
るレーザ光X3のみが存在するのではなく、太陽の直射
光X1や対向車のヘッドライトの直射光X2等の不要な
光が混在している。したがって、受光部の合成感度特性
は、上記のように、レーザ光に対応する必要部分Aと、
不必要な部分Bとが混在するかたちの広い受光帯域を有
しているため、不要な光X1,X2により信号となるレ
ーザ光X3が隠され信号光X3を判別できなくなり、い
わゆる「目つぶし」状態を起こし、検知装置としての機
能を果たさなくなることがある。
【0008】この「目つぶし」状態をなくすためには、
Si系pn形ホトダイオードを使用する場合、図9の如
く、理想的な透過率特性Y1を有する光学フィルタを受
光素子の前方に配置すればよいが、透過率特性Y1を有
する光学フィルタを作成するのは困難となっており、か
えって製造コストが高くつくばかりか、現実には、透過
帯域はY2のように広がったり、透過率がY3のように
低下したりする。特に、透過率がY3のように低下する
と、必要な部分の透過量が落ちる。
【0009】また、受光素子として、図10に示すよう
なInGaAs系pin形ホトダイオードと、1.35
μm帯のレーザとを使用した例もある。図10はInG
aAs系pin形ホトダイオードの基本的構成を示す断
面図である。InGaAs系pin形ホトダイオード
は、図10の如く、n+ 形InP基板10と、InP基
板10上に積層され、特定波長帯域の光のみ吸収するn
- (i)形InGaAs光吸収層11と、光吸収層11
上に積層され、暗電流(雑音)を減少させるInPウィ
ンドウ層12と、ウィンドウ層12から光吸収層11の
表層部にかけて形成されたp+ 形不純物拡散層13と、
不純物拡散層13上に設けられたアノード電極14と、
InP基板10の裏面上に設けられたカソード電極15
とを備えており、ウィンドウ層12とアノード電極14
との間には、絶縁膜16が介在されている。
【0010】図11はInGaAs系pin形ホトダイ
オードを使用した受光部の感度特性を示しており、同図
(a)はInGaAs系pin形ホトダイオードの光吸
収層の感度特性を示す図、同図(b)は赤外フィルタの
透過率特性を示す図、同図(c)は受光部の合成受光感
度特性を示す図である。図11(a)に示すように、I
nGaAs系pin形ホトダイオードの光吸収層の光吸
収限界は波長1.65μmまで程度であり、一方図11
(b)に示すように、赤外フィルタの透過特性は、レー
ザ光の不要な光をなるべく遮断するために、1.33μ
m程度に設定する。したがって、受光部の合成受光感度
特性は、Si系pn形ホトダイオードを使用した場合と
同様、図11(c)のように、レーザ光に対応する必要
部分Aと、不必要な部分Bとが混在するかたちとなり、
本来必要な特性に比べて受光帯域が広くなっている。
【0011】そのため、例えInGaAs系pin形ホ
トダイオードの検出限界に合わせてレーザダイオードか
ら1.35μmのレーザ光を投光させたとしても、Si
系pn形ホトダイオードを用いた受光部と同様、「目つ
ぶし」現象が発生することは避けられない。なお、レー
ザの波長に1.62μm、光学フィルタに1.60μm
の限界波長をもつものを選べば、不要な光はなくなる
が、実際には、大気の吸収やレーザの性能等の都合によ
り、レーザの波長を決めるのが通例であり、都合よく波
長帯に合わせることができるとは限らない。むしろ、レ
ーザの波長は、受光素子と全く別の制約から決まること
が多い。
【0012】本発明は、上記に鑑み、いわゆる「目つぶ
し」に強い半導体受光素子およびこれを利用した物体検
知装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するための本発明の半導体受光素子は、半導体基板上
に、特定波長帯域の光のみ吸収するための光吸収層が形
成され、光吸収層の上方に、前記特定波長帯域外の光を
吸収するためのフィルタ層が形成されているものであ
る。上記構成においては、光吸収層の波長帯と、フィル
タ層の波長帯とを合成して、受光帯域を特定波長に近い
狭い範囲とすることができ、特定の狭い波長帯域に対し
てのみ動作するようになる。
【0014】したがって、発光部から被検出物体に対し
て放出した特定波長帯域の光の反射光を受光部が受光す
るか否かによって、放出した光を反射する被検出物体の
有無を検知する物体検知装置において、上記半導体受光
素子を、受光部に組み込むことにより、物体検知装置は
いわゆる「目つぶし」に強くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
基づいて詳述する。図1は本発明の一実施例に係る半導
体受光素子の基本的構成を示す断面図である。本実施例
の半導体受光素子の構成について、図1を参照しつつ説
明する。この半導体受光素子は、ヘテロ構造の半導体多
層膜を有する混晶系pin形ホトダイオードであって、
図1の如く、n+ 形半導体基板40と、半導体基板40
上に積層され、特定波長帯域の光のみ吸収するためのn
- (i)形光吸収層41と、光吸収層41上に積層さ
れ、暗電流(雑音)を減少させ、信頼性をあげるための
InPウィンドウ層42と、ウィンドウ層42上に積層
され、前記特定波長帯域外の不要な光を吸収するための
フィルタ層43と、フィルタ層43から光吸収層41の
表層部にかけて形成されたp+ 形不純物拡散層44と、
不純物拡散層44上に設けられたアノード電極45と、
半導体基板40の裏面上に設けられたカソード電極46
とを備えており、フィルタ層43とアノード電極14と
の間には、絶縁膜47が介在されている。
【0016】半導体基板40、光吸収層41、ウィンド
ウ層42およびフィルタ層43は、それぞれ混晶系半導
体からなる。例えば、半導体基板40にはInPが、光
吸収層41にはInGaAsPが、ウィンドウ層42に
はInPが、フィルタ層43にはInGaAsPがそれ
ぞれ使用されている。上記光吸収層41およびフィルタ
層43にInGaAsPを使用し、例えば波長1.35
μmでレーザ光を発振するレーザダイオードに合わせる
場合、以下に示す混晶比が好ましい。 <混晶比条件>フィルタ層 In1-X1GaX1As1-Y1
Y1:X1=0.29、Y1=0.66光吸収層 In
1-X2GaX2As1-Y2Y2:X2=0.31、Y2=0.
69図2は半導体受光素子の製造方法を工程順に示す断
面図である。上記半導体受光素子の製造方法について、
図2を参照しつつ説明する。
【0017】図2(a)のように、例えばInPのn+
形半導体基板40上に、例えばInGaAsPを堆積し
てn- (i)形光吸収層41を形成する。次に、図2
(b)のように、光吸収層41上に、例えばInPを堆
積してウィンドウ層42を形成する。さらに、図2
(c)のように、ウィンドウ層42上に、例えばInG
aAsPを堆積してフィルタ層43を形成する。
【0018】その後、図2(d)のように、ウィンドウ
層42上に、例えばSiO2 を堆積して絶縁膜47を形
成し、エッチングにより絶縁膜47の一部を除去して、
ウィンドウ層42を露出させる。そして、図2(e)の
ように、例えばイオン打込法あるいは拡散法により、亜
鉛等を拡散させ、フィルタ層43から光吸収層41の表
層部にかけてp+ 形不純物拡散層44を形成する。
【0019】最後に、図2(f)のように、例えばAu
等の導電性物質を堆積した後、パターニングして、不純
物拡散層44上にアノード電極45を、半導体基板40
の裏面上カソード電極46をそれぞれ設ける。図3は本
実施例の半導体受光素子を利用した物体検知装置の基本
的構成を示す図である。この物体検知装置の構成につい
て、図3を参照しつつ説明する。
【0020】受光素子が利用される物体検知装置は、車
に搭載される光レーダ装置であって、図3の如く、発光
部30から前方走行車AMに対して投光した特定波長帯
域の光の反射光を受光部31が受光するか否かによっ
て、投光した光を反射する前方走行車AMの存在を検知
する。発光部30は、前方走行車AMに対して特定波長
帯域の光を発する発光素子32と、発光素子32の光を
絞り込んで前方走行車AMに投光させる集光レンズ33
とを備えている。発光素子32は、レーザ光が例えば
1.35μmになるように、混晶成分比を調整した混晶
系半導体レーザダイオードであって、従来公知のものが
使用されている。
【0021】受光部31は、前方走行車AMからの反射
光を受光する上記受光素子34と、受光素子34の前方
に、必要な方向のみから前方走行車AMからの反射光を
受けるためのハニカムフィルタ35とを備えている。上
記車載用光レーダ装置は、発光部30から前方に光を投
光し、前方を走行する車両があれば、この前方走行車A
Mにより反射される。この反射された光を受光部31に
て受光することによって、前方走行車AMの存在を検知
する。
【0022】ここで、例えば1.35μm波長帯のレー
ザと組み合わせて使用すべく、上記混合条件にて、n+
形InP基板40上にIn1-0.31Ga0.31As1-0.69
0.69の光吸収層41を形成し、この光吸収層41の上方
にIn1-0.29Ga0.29As1- 0.660.66のフィルタ層4
3を形成した半導体受光素子34を、図3に示す物体検
知装置に組み込んだ場合の受光部31の感度特性を図4
に示す。同図(a)は受光素子のフィルタ層の透過率特
性を、同図(b)は受光素子の光吸収層の光吸収特性
を、同図(c)は受光部の合成受光感度特性をそれぞれ
示している。
【0023】図4(a)のように、受光素子34のフィ
ルタ層43は約1.34μm以上の波長帯域の光を透過
させ、一方図4(b)のように、光吸収層41は約1.
36μm以下の波長帯域の光を吸収する。したがって、
受光部31の合成受光感度は、図4(c)のように、レ
ーザ光の波長帯に対応する1.35μm付近のみ感度を
有するようになる。
【0024】このように、受光素子は、成分比を変更す
ることにより光吸収波長帯域を変更可能な物質にて、特
定波長帯域の光のみ吸収するための光吸収層を半導体基
板上に、特定波長帯域外の不要な光を吸収するためのフ
ィルタ層を光吸収層の上方にそれぞれ形成しているか
ら、上記物質の成分比を変更するだけで、フィルタ層を
発光部の発光波長帯域に近い不要な光をも吸収できる理
想的なフィルタに近いものとすることができ、受光部の
感度特性を発光部の発光波長帯域に近づけることができ
る。
【0025】すなわち、本実施例の受光素子において
は、光吸収層の波長帯域と、フィルタ層の波長帯域とを
合成して、受光帯域を発光部の発光波長帯域に近い狭い
範囲とすることが可能となる。したがって、受光素子
は、単一波長に対してのみ動作するようになり、「目つ
ぶし」に強くなる。そのため、従来にように、受光素子
の前に別途外付光学フィルタを設置する必要がなくな
り、部品点数を削減できる。
【0026】また、外付フィルタの代わりとなるフィル
タ層は、半導体ウエハの段階で作りつけできるため、そ
の発生費用は、半導体ウエハを切り分けて個々の受光素
子チップにするときに分散し、ほとんど問題にならな
い。また、すでに多層成長しているウエハに1層追加す
る費用はもともと小さい。したがって、実質的には、外
付フィルタの費用と外付フィルタを取り付ける加工費が
不要となる分、製造コストは安価となる。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更を
加え得ることは勿論である。上記受光素子は、InGa
As系に限ることなく、AlGaAs、GaAsP等、
成分を変更してバントギャップを変更できる物質であれ
ば何でも使用できる。例えば、GaAs材料の場合であ
れば、AlGaAsレーザ(波長0.87μm程度)と
組み合わせ、GaAs/AlGaAs系材料で受光素子
を形成すればよい。また、Si系受光素子の場合には、
Si表面にSiGeのような混晶を構成してもよいが、
Si、Ge等はいずれも間接遷移型材料のため、吸収係
数が小さい。したがって、厚く作らないと、外乱光を十
分吸収しない可能性がある。このような場合には、通常
のデバイスの上をSiO2 等のような薄い絶縁層で覆っ
た後、アモルファス状または多結晶状の吸収材料を形成
してもよい。材料としては、GaAsのようなIII−V
化合物、II−VI化合物等直接遷移型の材料の方が有利と
考えられる。
【0028】さらに、上記実施例の受光素子において、
不純物拡散層上に反射防止膜を設ければ、「目つぶし」
防止効果はより増強される。さらにまた、本発明の受光
素子を、車載用光レーダ装置の他に、男子用手洗所の人
体検知装置、FA(factory automation)システム、自動
扉等に利用してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1の受光素子では、光吸収層の波長帯と、フィルタ
層の波長帯とを合成して、受光帯域を特定波長帯域に近
い狭い範囲とすることが可能となるため、単一波長に対
してのみ動作するようになる。したがって、請求項2の
ように、上記受光素子を物体検知装置に利用すれば、い
わゆる「目つぶし」に強い物体検知装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る受光素子の基本的構成
を示す断面図である。
【図2】受光素子の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
【図3】本実施例の受光素子を利用した物体検知装置の
基本的構成を示す図である。
【図4】図1に示す受光素子を、図3に示す物体検知装
置に組み込んだ場合の受光部の感度特性を示す図であ
る。
【図5】従来の物体検知装置の基本的構成を示す図であ
る。
【図6】Si系pn形ホトダイオードの基本的構成を示
す断面図である。
【図7】Si系pn形ホトダイオードを用いた受光部の
感度特性を示す図である。
【図8】「目つぶし」状態を起こす説明図である。
【図9】理想的なフィルタの透過率特性を示す図であ
る。
【図10】InGaAs系pin形ホトダイオードの基
本的構成を示す断面図である。
【図11】InGaAs系pin形ホトダイオードを使
用した受光部の感度特性を示す図である。
【符号の説明】
30 発光部 31 受光部 32 発光素子 34 受光素子 40 半導体基板 41 光吸収層 43 フィルタ層 AM 前方車両

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に、特定波長帯域の光のみ吸
    収するための光吸収層が形成され、光吸収層の上方に、
    前記特定波長帯域外の光を吸収するためのフィルタ層が
    形成されていることを特徴とする半導体受光素子。
  2. 【請求項2】発光部から被検出物体に対して放出した光
    の反射光を受光部が受光するか否かによって、放出した
    光を反射する被検出物体の有無を検知する物体検知装置
    において、前記発光部は、特定波長帯域の光を放出する
    ものであって、前記受光部は、請求項1記載の半導体受
    光素子を備えていることを特徴とする物体検知装置。
JP4146020A 1992-06-05 1992-06-05 半導体受光素子およびこれを利用した物体検知装置 Pending JPH05343728A (ja)

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