JPH05343539A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH05343539A
JPH05343539A JP15236892A JP15236892A JPH05343539A JP H05343539 A JPH05343539 A JP H05343539A JP 15236892 A JP15236892 A JP 15236892A JP 15236892 A JP15236892 A JP 15236892A JP H05343539 A JPH05343539 A JP H05343539A
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JP
Japan
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contact hole
forming
insulating film
semiconductor device
interlayer insulating
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JP15236892A
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English (en)
Inventor
Kenji Yokoyama
謙二 横山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】層間容量を減らし、且つ、コンタクトホール形
成から配線層形成までの工程数を少なくする。 【構成】半導体基板201上の第1の層間絶縁膜202
に第1のコンタクトホール203を形成し、バリアメタ
ル204とW205を形成し、バリアメタル204とW
205をパターン形成する。その後、第2の層間絶縁膜
206、第2のコンタクトホール207を形成すること
により、第2のコンタクトホール207形成から配線層
208形成までの工程数を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の配線構
造、特にコンタクトホール部の配線構造及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置では層間容量を減らす
ために層間絶縁膜を厚くし高アスペクト比のコンタクト
ホールが形成されるようになり、そのコンタクトホール
部を埋め込むことが必要となった。その方法は導電性材
料を埋め込んだ後に配線層を形成するのみであった。
【0003】このことを図9を用いて従来の工程を追っ
て説明すると、まずトランジスタ等が形成された半導体
基板901上に第1の層間絶縁膜902を形成し、所望
のパターンのコンタクトホール903をフォト工程によ
り形成したレジスト膜をマスクとしてCHF3 等を用い
たドライエッチング法により形成する。(図9(a))
次にバリアメタルとしてTiN904とW905を形成
する。この時TiN904は反応性スパッタ法あるいは
CVD法により形成し、W905はCVD法により形成
する。バリアメタルとしては他にTiとTiNの2層膜
またはTiWまたはスパッタ法で形成したW等が使用可
能である。(図9(b))次に前記W905をSF6
を用いたドライエッチングによりエッチバックする。
(図9(c))次に如くAl合金906をスパッタ法に
より形成しフォト工程により形成した所望のパターンの
フォトレジスト膜をマスクとして前記Al合金906及
び前記TiN904をエッチングし配線の形成を終了す
る(図9(d))。
【0004】他に図10のようにW1005をエッチバ
ックするときにTiN1004も同時にエッチバックし
コンタクトホール1003部のみにW1005とTiN
1004を残す方法や、図11に示すようにコンタクト
ホール1103中に選択的にW1104をCVD法によ
り形成した後に配線層1105を形成する方法や、図1
2に示すように全面に多結晶Si1204を形成し、前
記多結晶Si1204をコンタクトホール1203内だ
けに残るようにエッチバックし、配線層1205を形成
する方法がある。図10中、1001はトランジスタ等
が形成された半導体基板、1002は層間絶縁膜、10
03はコンタクトホール、1004はTiN、1005
はW、1006は配線層であり、図11中、1101は
トランジスタ等が形成された半導体基板、1102は層
間絶縁膜、1103はコンタクトホール、1104は
W、1105は配線層であり、図12中、1201はト
ランジスタ等が形成された半導体基板、1202は層間
絶縁膜、1203はコンタクトホール、1204は多結
晶Si、1205は配線層である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、コンタクトホールの埋め込みの為の工程数が
多くコンタクトホール形成から配線層形成までに時間が
長くかかってしまうという課題があった。特にゲートア
レイと呼ばれる製品では、コンタクトホール形成から製
品が完成するまでの時間が重要である。
【0006】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、その目的とするところは従来と同様に層間容
量を減らし、コンタクトホール形成から配線形成までの
工程数をコンタクトホールの埋め込みを行わなかったと
きと同じで少ない工程数で短時間で行うことが可能な半
導体装置及びその製造方法を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
第1のコンタクトホール内にWまたはバリアメタルとW
または多結晶Siが埋め込まれ、その上に第2のコンタ
クトホールが存在することを特徴とする。
【0008】本発明の他の半導体装置は、第1のコンタ
クトホール内に導電性材料が埋め込まれ、その上に第2
のコンタクトホールが存在する部分と第2のコンタクト
ホールが存在せず上部の配線層につながらない前記導電
性材料が存在することを特徴とする。前記導電性材料は
WまたはバリアメタルとWまたは多結晶Siであること
が望ましい。
【0009】本発明の半導体装置の製造方法は、トラン
ジスタ等が形成された半導体基板上に第1の層間絶縁膜
を形成し所望の部分に第1のコンタクトホールを形成す
る工程と、Wを形成する工程と、第2の層間絶縁膜を形
成し所望の部分に第2のコンタクトホールを形成する工
程と、配線層を形成し所望のパターンに加工する工程を
有することを特徴とする。
【0010】本発明の他の半導体装置の製造方法は、ト
ランジスタ等が形成された半導体基板上に第1の層間絶
縁膜を形成し所望の部分に第1のコンタクトホールを形
成する工程と、バリアメタルとWを形成する工程と、前
記W及び前記バリアメタルを所望のパターンに加工する
工程と、第2の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第2の
コンタクトホールを形成する工程と、配線層を形成し所
望のパターンに加工する工程を有することを特徴とす
る。
【0011】本発明の他の半導体装置の製造方法は、ト
ランジスタ等が形成された半導体基板上に第1の層間絶
縁膜を形成し所望の部分に第1のコンタクトホールを形
成する工程と、バリアメタルとWを形成する工程と、前
記Wの膜厚が200nm以下となるように前記Wをエッ
チバックする工程と、前記W及び前記バリアメタルを所
望のパターンに加工する工程と、第2の層間絶縁膜を形
成し所望の部分に第2のコンタクトホールを形成する工
程と、配線層を形成し所望のパターンに加工する工程を
有することを特徴とする。また、Wをエッチバックする
工程に於て第1のコンタクトホール部以外の部分のWを
すべて除去する方法や、Wとバリアメタルをすべて除去
し所望のパターンに加工する工程を省略する方法もあ
る。
【0012】本発明の他の半導体装置の製造方法は、ト
ランジスタ等が形成された半導体基板上に第1の層間絶
縁膜を形成し所望の部分に第1のコンタクトホールを形
成する工程と、多結晶Siを形成する工程と、前記多結
晶Siを所望のパターンに加工する工程と、前記多結晶
Si中に不純物を拡散する工程と、第2の層間絶縁膜を
形成し所望の部分に第2のコンタクトホールを形成する
工程と、配線層を形成し所望のパターンに加工する工程
を有することを特徴とする。また、多結晶Siを所望の
パターンに加工する工程の前に前記多結晶Si中に不純
物を拡散する方法もある。
【0013】本発明の他の半導体装置の製造方法は、ト
ランジスタ等が形成された半導体基板上に第1の層間絶
縁膜を形成し所望の部分に第1のコンタクトホールを形
成する工程と、多結晶Siを形成する工程と、前記多結
晶Siの膜厚が200nm以下となるように前記多結晶
Siをエッチバックする工程と、前記多結晶Siを所望
のパターンに加工する工程と、前記多結晶Si中に不純
物を拡散する工程と、第2の層間絶縁膜を形成し所望の
部分に第2のコンタクトホールを形成する工程と、配線
層を形成し所望のパターンに加工する工程を有すること
を特徴とする。また、多結晶Siをエッチバックする工
程に於て第1のコンタクトホール部以外の部分の多結晶
Siをすべて除去し多結晶Siを所望のパターンに加工
する工程を省略する方法や、多結晶Siを所望のパター
ンに加工する工程の前に前記多結晶Si中に不純物を拡
散する方法もある。
【0014】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づき詳細に
説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の1実施例を工
程順に示す断面図である。まず、トランジスタ等が形成
されている半導体基板101上に第1の層間絶縁膜10
2を1μm形成した後に、フォト工程により所望のフォ
トレジストのパターンを形成し、前記フォトレジストを
マスクとして前記第1の層間絶縁膜102をCHF3
を用いたドライエッチング法によりエッチングし、マス
クとして使用したフォトレジストを除去し第1のコンタ
クトホール103を形成する。次にW104を第1のコ
ンタクトホール103に選択的にCVD法により形成す
る(図1(a))。
【0016】次に第2の層間絶縁膜105を全面に形成
する。この時の第2の層間絶縁膜は配線層の断線や短絡
を防止するために、十分に平坦化を行うことが必要であ
る。次にフォト工程により所望のフォトレジストのパタ
ーンを形成し、前記フォトレジストをマスクとして前記
第2の層間絶縁膜105をCHF3 等を用いたドライエ
ッチング法によりエッチングし、マスクとして使用した
フォトレジストを除去し第2のコンタクトホール106
を形成する。またスパッタ法で形成する配線層のコンタ
クトホール部でのカバレージを確保するため、この時の
コンタクトホールの深さは0.5μm以下となるように
第2の層間絶縁膜105の膜厚を調整する必要がある。
また第2のコンタクトホールは、第1のコンタクトホー
ル上に形成され、第1のコンタクトホール上に第2のコ
ンタクトホールが存在しない部分では配線層につながら
ないWが存在する部分もでてくる。次に配線層としてA
l合金107をスパッタ法により形成しフォト工程によ
り所望のパターンのフォトレジストを形成し、前記フォ
トレジストをマスクとしてAl合金107をBCl3
Cl2 等を用いたドライエッチング法によりエッチング
し、マスクとして使用したフォトレジストを除去し配線
形成を終了する(図1(b))。
【0017】このようにして製造される半導体装置で
は、ゲートアレイの場合に問題となる工程数は第2のコ
ンタクトホールを形成する工程以降となる。このように
して本発明を用いることにより、層間容量を減らし、埋
め込み法を用いたにもかかわらず、ゲートアレイで問題
となる工程数は埋め込み法を用いない場合と同じにする
ことが可能となる。
【0018】ここでは埋め込み用の材料としてWを用い
たがほかに選択CVD法で形成したAl等も使用するこ
とが可能である。また、配線層としてAl合金を用いた
がバリアメタルとAl合金を組み合わせた多層膜も使用
することが可能である。
【0019】(実施例2)図2は本発明の他の実施例を
工程順に示す断面図である。まず、トランジスタ等が形
成されている半導体基板201上に第1の層間絶縁膜2
02を1μm形成した後に、フォト工程により所望のフ
ォトレジストのパターンを形成し、前記フォトレジスト
をマスクとして前記第1の層間絶縁膜202をCHF3
等を用いたドライエッチング法によりエッチングし、マ
スクとして使用したフォトレジストを除去し第1のコン
タクトホール203を形成する(図2(a))。
【0020】次にバリアメタルとしてTiN204を反
応性スパッタ法により0.1μm形成し、続いてW20
5をCVD法により0.4μm形成する(図2
(b))。
【0021】次に所望のパターンのフォトレジストを形
成し、そのフォトレジストをマスクとして前記W205
及び前記TiN204をSF6 、Cl2 等を用いたドラ
イエッチングによりエッチングし、マスクとして使用し
たフォトレジストを除去する。この時のパターンは、第
1のコンタクトホール上に形成し、上部のコンタクトホ
ールとの合わせ余裕をとるためには第1のコンタクトホ
ールよりも大きくすることが望ましい(図2(c))。
【0022】次に第2の層間絶縁膜206を全面に形成
する。この時の第2の層間絶縁膜は配線層の断線や短絡
を防止するために、十分に平坦化を行うことが必要であ
る。次にフォト工程により所望のフォトレジストのパタ
ーンを形成し、前記フォトレジストをマスクとして前記
第2の層間絶縁膜206をCHF3 等を用いたドライエ
ッチング法によりエッチングし、マスクとして使用した
フォトレジストを除去し第2のコンタクトホール207
を形成する。またスパッタ法で形成する配線層のコンタ
クトホール部でのカバレージを確保するため、この時の
コンタクトホールの深さは0.5μm以下となるように
第2の層間絶縁膜206の膜厚を調整する必要がある。
また第2のコンタクトホールは、第1のコンタクトホー
ル上に形成され、第1のコンタクトホール上に第2のコ
ンタクトホールが存在しない部分では配線層につながら
ないWが存在する部分もでてくる(図2(d))。
【0023】次に配線層としてAl合金208をスパッ
タ法により形成した後にフォト工程により所望のパター
ンのフォトレジストを形成し、前記フォトレジストをマ
スクとしてAl合金208をBCl3 、Cl2 等を用い
たドライエッチング法によりエッチングし、マスクとし
て使用したフォトレジストを除去し配線の形成を終了す
る(図2(e))。
【0024】また、図3に示すように、W305を形成
した後にW305が0.2μm以下となるようにSF6
等を用いたドライエッチング法によりエッチバックした
後にW305及びTiN304のパターン形成を行うこ
とにより第2の層間絶縁膜の平坦化が簡単になる。同様
に、図4に示すようにW405が第1のコンタクトホー
ル403の部分のみに残るようにエッチバックすること
により、さらに平坦化が簡単になる。また、図5に示す
ように第1のコンタクトホール503と第2のコンタク
トホール507の合わせ余裕があまり必要でない場合に
は、W505とTiN504の両方をエッチバックし、
第2のコンタクトホール部のみにW505とTiN50
4を残すことにより、第2の層間絶縁膜506の平坦化
が殆ど必要でなくなるという利点がある。図3中、30
1はトランジスタ等が形成された半導体基板、302は
第1の層間絶縁膜、303は第1のコンタクトホール、
304はTiN、305はW、306は第2の層間絶縁
膜、307は第2のコンタクトホール、308は配線層
であり、図4中、401はトランジスタ等が形成された
半導体基板、402は第1の層間絶縁膜、403は第1
のコンタクトホール、404はTiN、405はW、4
06は第2の層間絶縁膜、407は第2のコンタクトホ
ール、408は配線層であり、図5中、501はトラン
ジスタ等が形成された半導体基板、502は第1の層間
絶縁膜、503は第1のコンタクトホール、504はT
iN、505はW、506は第2の層間絶縁膜、507
は第2のコンタクトホール、508は配線層である。
【0025】このようにして製造される半導体装置で
は、ゲートアレイの場合に問題となる工程数は第2のコ
ンタクトホールを形成する工程以降となる。このように
して本発明を用いることにより、層間容量を減らし、埋
め込み法を用いたにもかかわらず、ゲートアレイで問題
となる工程数は埋め込み法を用いない場合と同じにする
ことが可能となる。
【0026】ここではバリアメタルとしてTiNを用い
たが、他にTiとTiNの積層膜またはTiWまたはW
Nまたはスパッタで形成したW等が使用可能である。ま
た、配線層としてAl合金を用いたがバリアメタルとA
l合金を組み合わせた多層膜も使用することが可能であ
る。
【0027】(実施例3)図6は本発明の他の実施例を
工程順に示す断面図である。まず、トランジスタ等が形
成されている半導体基板601上に第1の層間絶縁膜6
02を1μm形成した後に、フォト工程により所望のフ
ォトレジストのパターンを形成し、前記フォトレジスト
をマスクとして前記第1の層間絶縁膜602をCHF3
等を用いたドライエッチング法によりエッチングし、マ
スクとして使用したフォトレジストを除去し第1のコン
タクトホール603を形成する(図6(a))。
【0028】次に多結晶Si604をCVD法により
0.5μm形成する(図6(b))。
【0029】次に所望のパターンのフォトレジストを形
成し、そのフォトレジストをマスクとして前記多結晶S
i604をSF6 等を用いたドライエッチングによりエ
ッチングし、マスクとして使用したフォトレジストを除
去する。この時のパターンは、第1のコンタクトホール
上に形成し、上部のコンタクトホールとの合わせ余裕を
とるためには第1のコンタクトホールよりも大きくする
ことが望ましい。次いでn形の不純物やp形の不純物を
多結晶Si604中にイオン打ち込みや熱処理等で拡散
する(図6(c))。
【0030】次に第2の層間絶縁膜605を全面に形成
する。この時の第2の層間絶縁膜は配線層の断線や短絡
を防止するために、十分に平坦化を行うことが必要であ
る。次にフォト工程により所望のフォトレジストのパタ
ーンを形成し、前記フォトレジストをマスクとして前記
第2の層間絶縁膜605をCHF3 等を用いたドライエ
ッチング法によりエッチングし、マスクとして使用した
フォトレジストを除去し第2のコンタクトホール606
を形成する。またスパッタ法で形成する配線層のコンタ
クトホール部でのカバレージを確保するため、この時の
コンタクトホールの深さは0.5μm以下となるように
第2の層間絶縁膜606の膜厚を調整する必要がある。
また第2のコンタクトホールは、第1のコンタクトホー
ル上に形成され、第1のコンタクトホール上に第2のコ
ンタクトホールが存在しない部分では、配線層につなが
らない多結晶Siが存在する部分もでてくる(図6
(d))。
【0031】次に配線層としてAl合金607をスパッ
タ法により形成した後にフォト工程により所望のパター
ンのフォトレジストを形成し、前記フォトレジストをマ
スクとしてAl合金607をBCl3 、Cl2 等を用い
たドライエッチング法によりエッチングし、マスクとし
て使用したフォトレジストを除去し配線の形成を終了す
る(図6(e))。
【0032】また、図7に示すように、多結晶Si70
4を形成した後に多結晶Si704が0.2μm以下と
なるようにSF6 等を用いたドライエッチング法により
エッチバックした後に多結晶Si704のパターン形成
を行うことにより第2の層間絶縁膜の平坦化が簡単にな
る。また、図8に示すように第1のコンタクトホール8
03と第2のコンタクトホール806の合わせ余裕があ
まり必要でない場合には、多結晶Si804が第1のコ
ンタクトホール803の部分のみに残るようにエッチバ
ックすることにより、第2の層間絶縁膜805の平坦化
が殆ど必要でなくなるという利点がある。図7中、70
1はトランジスタ等が形成された半導体基板、702は
第1の層間絶縁膜、703は第1のコンタクトホール、
704は多結晶Si、705は第2の層間絶縁膜、70
6は第2のコンタクトホール、707は配線層であり、
図8中、801はトランジスタ等が形成された半導体基
板、802は第1の層間絶縁膜、803は第1のコンタ
クトホール、804は多結晶Si、805は第2の層間
絶縁膜、806は第2のコンタクトホール、807は配
線層である。
【0033】本実施例では、多結晶Siをパターン形成
した後に不純物の拡散を行ったが、不純物の拡散を行っ
た後に多結晶Siをパターン形成する方法もある。
【0034】このようにして製造される半導体装置で
は、ゲートアレイの場合に問題となる工程数は第2のコ
ンタクトホールを形成する工程以降となる。このように
して本発明を用いることにより、層間容量を減らし、埋
め込み法を用いたにもかかわらず、ゲートアレイで問題
となる工程数は埋め込み法を用いない場合と同じにする
ことが可能となる。
【0035】ここでは配線層としてAl合金を用いたが
バリアメタルとAl合金を組み合わせた多層膜も使用す
ることが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、2つ
のコンタクトホールを重ね、下のコンタクトホールに導
電性材料を埋め込むことにより、従来の埋め込み法を用
いた配線と同様に層間容量を減らすことが可能であり、
コンタクトホール形成から配線層形成までは埋め込み法
を用いない場合と同じである半導体装置及びその製造方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(b)は、本発明の半導体装置の1
実施例を示す工程断面図である。
【図2】 (a)〜(e)は、本発明の半導体装置の他
の1実施例を示す工程断面図である。
【図3】 本発明の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【図4】 本発明の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【図5】 本発明の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【図6】 (a)〜(e)は、本発明の半導体装置の他
の1実施例を示す工程断面図である。
【図7】 本発明の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【図8】 本発明の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【図9】 (a)〜(d)は、従来の半導体装置の1実
施例を示す工程断面図である。
【図10】 従来の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【図11】 従来の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【図12】 従来の半導体装置の他の1実施例を示す断
面図である。
【符号の説明】
101・・・半導体基板 102・・・第1の層間絶縁膜 103・・・第1のコンタクトホール 104・・・W 105・・・第2の層間絶縁膜 106・・・第2のコンタクトホール 107・・・配線層 201、301、401、501・・・半導体基板 202、302、402、502・・・第1の層間絶縁
膜 203、303、403、503・・・第1のコンタク
トホール 204、304、404、504・・・TiN 205、305、405、505・・・W 206、306、406、506・・・第2の層間絶縁
膜 207、307、407、507・・・第2のコンタク
トホール 208、308、408、508・・・配線層 601、701、801・・・半導体基板 602、702、802・・・第1の層間絶縁膜 603、703、803・・・第1のコンタクトホール 604、704、804・・・多結晶Si 605、705、805・・・第2の層間絶縁膜 606、706、806・・・第2のコンタクトホール 607、707、807・・・配線層 901、1001、1101、1201・・・半導体基
板 902、1002、1102、1202・・・層間絶縁
膜 903、1003、1103、1203・・・コンタク
トホール 904、1004・・・・・・・・・・・・・TiN 905、1005、1104・・・・・・・・W 1204・・・・・・・・・・・・・・・・・多結晶S
i 906、1006、1105、1205・・・配線層

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコンタクトホール内にWが埋め込
    まれ、その上に第2のコンタクトホールが存在すること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1のコンタクトホール内にバリアメタ
    ルとWが埋め込まれ、その上に第2のコンタクトホール
    が存在することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1のコンタクトホール内に多結晶Si
    が埋め込まれ、その上に第2のコンタクトホールが存在
    することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 第1のコンタクトホール内に導電性材料
    が埋め込まれ、その上に第2のコンタクトホールが存在
    する部分と第2のコンタクトホールが存在せず上部の配
    線層につながらない前記導電性材料が存在することを特
    徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 導電性材料がWであることを特徴とする
    請求項4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 導電性材料がバリアメタルとWであるこ
    とを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 導電性材料が多結晶Siであることを特
    徴とする請求項4記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 トランジスタ等が形成された半導体基板
    上に第1の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第1のコン
    タクトホールを形成する工程と、Wを形成する工程と、
    第2の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第2のコンタク
    トホールを形成する工程と、配線層を形成し所望のパタ
    ーンに加工する工程を有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】 トランジスタ等が形成された半導体基板
    上に第1の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第1のコン
    タクトホールを形成する工程と、バリアメタルとWを形
    成する工程と、前記W及び前記バリアメタルを所望のパ
    ターンに加工する工程と、第2の層間絶縁膜を形成し所
    望の部分に第2のコンタクトホールを形成する工程と、
    配線層を形成し所望のパターンに加工する工程を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 トランジスタ等が形成された半導体基
    板上に第1の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第1のコ
    ンタクトホールを形成する工程と、バリアメタルとWを
    形成する工程と、前記Wの膜厚が200nm以下となる
    ように前記Wをエッチバックする工程と、前記W及び前
    記バリアメタルを所望のパターンに加工する工程と、第
    2の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第2のコンタクト
    ホールを形成する工程と、配線層を形成し所望のパター
    ンに加工する工程を有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 Wをエッチバックする工程に於て第1
    のコンタクトホール部以外の部分のWをすべて除去する
    ことを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 Wをエッチバックする工程に於て第1
    のコンタクトホール部以外の部分のWとバリアメタルを
    すべて除去し、所望のパターンに加工する工程を省略す
    ることを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 トランジスタ等が形成された半導体基
    板上に第1の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第1のコ
    ンタクトホールを形成する工程と、多結晶Siを形成す
    る工程と、前記多結晶Siを所望のパターンに加工する
    工程と、前記多結晶Si中に不純物を拡散する工程と、
    第2の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第2のコンタク
    トホールを形成する工程と、配線層を形成し所望のパタ
    ーンに加工する工程を有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  14. 【請求項14】 トランジスタ等が形成された半導体基
    板上に第1の層間絶縁膜を形成し所望の部分に第1のコ
    ンタクトホールを形成する工程と、多結晶Siを形成す
    る工程と、前記多結晶Siの膜厚が200nm以下とな
    るように前記多結晶Siをエッチバックする工程と、前
    記多結晶Siを所望のパターンに加工する工程と、前記
    多結晶Si中に不純物を拡散する工程と、第2の層間絶
    縁膜を形成し所望の部分に第2のコンタクトホールを形
    成する工程と、配線層を形成し所望のパターンに加工す
    る工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 多結晶Siをエッチバックする工程に
    於て第1のコンタクトホール部以外の部分の多結晶Si
    をすべて除去し、多結晶Siを所望のパターンに加工す
    る工程を省略することを特徴とする請求項14記載の半
    導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 多結晶Siを所望のパターンに加工す
    る工程の前に多結晶Si中に不純物を拡散することを特
    徴とする請求項13または請求項14または請求項15
    記載の半導体装置の製造方法。
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