JPH0534350B2 - - Google Patents

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JPH0534350B2
JPH0534350B2 JP1260340A JP26034089A JPH0534350B2 JP H0534350 B2 JPH0534350 B2 JP H0534350B2 JP 1260340 A JP1260340 A JP 1260340A JP 26034089 A JP26034089 A JP 26034089A JP H0534350 B2 JPH0534350 B2 JP H0534350B2
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JP
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cupric
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mixture
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Kosutanteini Misheru
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Rhone Poulenc Chimie SA
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/68Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation
    • C07C37/86Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation by treatment giving rise to a chemical modification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/08Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by decomposition of hydroperoxides, e.g. cumene hydroperoxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C45/27Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation
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    • C07C45/36Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen of CHx-moieties in unsaturated compounds in compounds containing six-membered aromatic rings
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    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/53Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition of hydroperoxides
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  • Polymerization Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アセトンペルオキシドの分解方法に
関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 特に、アセトンを過酸化水素のような酸化剤に
接触させてフエノール及びジフエノールを製造す
るための所定の方法において、アセトンペルオキ
シドが生成することが知られている。
従つて、フエノールをクメンから工業的に合成
する際、反応の終りに、アセトンペルオキシドが
フエノール、アセトン及び副生成物、例えば2−
フエニル−2−プロパノールから発生する。該方
法のフエノールの生産性を改善する試みは価値が
あり、特に2−フエニル−2−プロパノールをク
メニルヒドロペルオキシドに酸化することが要望
されており、クメニルヒドロペルオキシドは自ら
フエノールとアセトンに分裂する。この酸化は、
フランス特許第1077475号に記載されているよう
に、特に過酸化水素を添加することにより実施し
得、該添加はアセトンペルオキシドの生成をもた
らす。
同様に、EP−A−21848号に記載されているよ
うにヒドロキノンをジイソプロピルベンゼンから
製造する方法において、生産性を改善するため関
心事が再び見出され、溶液には所定の副生成物を
ジイソプロピルベンゼンビス(ヒドロペルオキシ
ド)に酸化するために過酸化水素が添加してあ
る。これは上記のように反応媒体中でアセトンペ
ルオキシドの生成を導く。
アセトンペルオキシドが生成する別の方法の例
は、フランス特許公開第2523575号に記載されて
いる、アセトン媒体中、合成ゼオライトの存在
下、過酸化水素によるフエノール、置換フエノー
ルまたはフエノールエーテルのヒドロキシル化の
ための方法である。この方法は、ジフエノール、
置換ジフエノールまたは置換フエノールの製造を
可能にする。ここに、反応の間に生成しまたは溶
媒として用いたアセトンを蒸留する間及びフエノ
ールまたは生成したジフエノールを蒸留する間
に、過酸化水素のような酸化剤とアセトンとの反
応によつて生成したアセトンペルオキシドは蒸留
残渣中で部分的に濃縮されるかあるいは部分的に
伴出されて装置の様々な部分で結晶化することこ
とになる。
従つて、潜在的に爆発する危険性がある。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、場合により反応混合物の少な
くとも一種の構成成分を蒸留する前に、反応混合
物中のアセトンペルオキシドを分解するための方
法を提供することにある。
更に詳細には、本発明は、特にフエノール、ジ
フエノールまたはフエノール誘導体から得られる
反応混合物中に存在するアセトンペルオキシドを
分解するための方法であつて、 上記反応混合物のPHを4〜8の値に至らせ、銅
の化合物を上記混合物に加え、 そして上記混合物を50℃〜150℃の温度に維持
することを特徴とする。
実施する方法の段階の順序は自在に変えること
ができ、 例えば、銅化合物を添加し、その後、PHを調製
しそして加熱することができ、 また、PHを調節し、加熱し、その後、銅化合物
を添加することもでき、 また、PHを調節し、銅化合物を添加し、その後
加熱することもできる。
アセトンペルオキシドは、主に、2つの化合物
すなわち、2分子のアセトンから形成された2量
体、3分子のアセトンから形成された3量体より
構成される。
主に、フエノールまたはジフエノール、アセト
ン、小量の水及び比較的小量の種々の副生成物よ
り構成される媒体中、PHの測定は殆ど不可能であ
り且つ意義がない。
従つて、本明細書において、PHの語は測定され
る条件を定義しつつ用いる。
反応混合物のPHを、上記反応混合物2cm3及び水
10cm3から人為的に構成した混合物中で測定される
PHとして定義する。
従つて、本明細書中に与えたすべつのPHの表示
は上記のようにして測定した値に対応し、このこ
のは毎回詳細に述べない。
PH5〜7で運転するときに最良の結果が得られ
る。
アセトンペルオキシドの形成に通じる種々の方
法は酸触媒の存在下で実行される。
従つて、均質の酸触媒を用いる方法に関して、
処理すべき反応混合物のPHを上記の値に調製する
ことは一般に上記反応混合物の温度を中和して実
行される。
この中和は普通に用いられる任意の知られた方
法に従い実行することができる。
実際、極めて単純な方法は、例えば、苛性ソー
ダの水溶液を用いることである。
均質な酸触媒(例えばチタンシリカライト)を
用いる方法に関して、PHの調節は酸溶液を用いて
実行する。
本発明の方法において用いることができる銅化
合物は処理すべき反応混合物中少なくとも一部が
可溶性である第1銅化合物または第2銅化合物で
ある。
媒体が酸化特性を有することを考慮すると、導
入された銅の酸化がどんな程度であつても、銅は
本質的に第2銅の形である。このため、本明細書
は第2銅化合物を記載する。
処理すべき混合物中少なくとも一部が可溶性で
ある銅化合物として、例えば、酢酸第2銅、プロ
ピオン酸第2銅のようなカルボン酸第2銅、ヘキ
サン酸第2銅、オクタン酸第2銅及び安息香酸第
2銅並びに塩化第2銅のようなハロゲン化第2銅
を特に挙げることができる。所定の場合、反応媒
体中に水が存在すると硫酸銅または硝酸銅のよう
な他の銅塩を用いることが可能である。酢酸銅は
特別に好適である。
最もよくある場合として、もし処理すべき反応
混合物のPH調節が第2銅化合物を添加する前に行
なわれると、混合物の酸度の中和の間に形成され
る塩は第2銅化合物を導入する前に例えば過に
よつて物理し得る。
本方法に用いられる第2銅化合物の量は広い範
囲内で変えることができる。
通常、アセトンペルオキシド1モル当たり0.05
〜5モルの第2銅化合物を用いる。
好ましくは、第2銅化合物/アセトンペルオキ
シドのモル比は0.1〜2である。
アセトンペルオキシドの分解が実施される温度
は60〜130℃が好ましい。
一般に、処理すべき反応混合物中を最も揮発性
の化合物の蒸発を避けるために、この方法を閉じ
た反応器中で実施し、従つて種々の試薬が自然に
発生する圧力下で実施する。
処理時間の長さは温度に依存する。処理時間は
数分〜約10時間に変えることができる。これらの
処理時間は、温度及びアセトンペルオキシド含有
量に依存するので処理時間自体において臨界的で
はない。
なお、2種のアセトンペルオキシドは別々に振
る舞う。
操作をPH4〜8で実施する限り、2量体は比較
的低温度でさえ第2銅化合物の作用により分解す
る。3量体の分解は、上記の温度条件、4〜8に
あるPH及び第2銅化合物を使用してかあるいは銅
化合物の不存在下にて酸性PH(4未満)での加熱
を使用してかのいずれかを必要とする。
従つて、方法の種々の特徴(温度、PH、第2銅
化合物)を組合わせることによりアセトンペルオ
キシドを全て除去することが可能になる。
2種のアセトンペルオキシドの振る舞いが相違
することは、方法を、処理すべき反応混合物を必
要はPHに至らせ、第2銅化合物を加えそして該混
合物を選択した温度に至らせる間の段階において
かあるいは、処理すべき反応混合物を4未満のPH
で、数分間から数時間で、銅化合物の存在下また
は不存在下で加熱を始め、そして反応混合物の冷
却後、PHを4〜8の必要な値に調製しそして、場
合によりもしまだ銅化合物を導入していないなら
銅化合物を加え、最後に上記と同じ温度またはそ
れより高い温度に再び加熱を始めることにある二
つの連続段階においてかのいずれかで実施できる
こと意味する。
その後、本発明に従う方法で処理した反応混合
物を、生成物用に通常用いる種々の分離段階にか
け得る。かかる段階は、例えば、蒸留または再結
晶を含む。
実施例 1 アセトンペルオキシドを含有する反応混合物の
製造法方法 クメンの酸化によりフエノールを合成する状況
においては、濃縮後、本質的にクメニルヒドロペ
ルオキシド(CHPO)及び2−フエニル−2−プ
ロパノールを含有する粗酸化生成物が得られる。
この粗酸化生成物を、2−フエニル−2−プロ
パノールをCHPOに酸化するために必要な量の70
重量%のH2O2水溶液を加えた後、CHPOをフエ
ノールとアセトンとに酸分裂するための操作にか
けた。
CHPOの分裂を、酸化生成物及び濃硫酸を同時
にオーバフローパイプを装着したステンレス鋼の
反応器に注入して実施した。
この酸分裂操作を実施した反応器は、反応によ
り発生した熱量の除去を可能にするために、温度
調節器付きの浴に結合した冷却ジヤケツトを装着
する。
分裂条件 H2O2/2−フエニル−2−プロパノールのモ
ル比は1 H2SO4/粗酸化生成物の重量比は1.25%維持温
度57℃ 反応器中の平均滞留時間は7.4分 最終酸化生成物を気相クロマトグラフイーによ
り測定する。
主な化合物(フエノール及びアセトン)以外に
以下のものが見出される。
●アセトンペルオキシド2量体:0.4200重量%
(検出限界:0.0020%) ●アセトンペルオキシド3量体:0.0400重量%
(検出限界:0.0100%) 実施例 2 実施例1中で製造した酸化生成物中のアセトン
ペルオキシドの分解 実施例1で記載した最終酸化生成物の20gを還
流コンデンサーを装置する耐圧性の30cm3のガラス
フラスコ中に充填する。
混合物を、30分間、57℃に加熱して、その後、
試験物を冷却して、混合物を7.7Nの苛性ソーダ
溶液を用いてPH5.6(本明細書中に定義したような
PH)に中和する。
その後、酢酸第2銅0.014gを加える。
該混合物を自然に発生する圧力下で20分間攪拌
しながら110℃で加熱する。
気相クロマトグラフイー(GC)測定により、
アセトンペルオキシド2量体及びアセトンペルオ
キシド3量体が全て消失した(上記検出限界内の
測定で)ことを確認する。
実施例 3 実施例1において製造した酸化生物中のアセト
ンペルオキシドの分解 PHを5.7に調節し酢酸第2銅を添加した後、加
熱段階を修正して、実施例2を繰り返す。混合物
を、自然に発生する圧力下で、1時間45分攪拌し
ながら73℃に加熱する。
アセトンペルオキシド2量体及びアセトンペル
オキシド3量体が全て消失した(上記検出限界内
で)ことをGC測定によつて確認する。
実施例 4 実施例1において製造した酸化生成物中のアセ
トンペルオキシドの分解 実施例1で記載した最終酸化生成物の20gを耐
圧性の30cm3のガラスフラスコ中に充填する。
濃縮した(7.7N)苛性ソーダを、PHが5.8(本明
細書中に定義した条件下で測定した)に達するま
で加える。
形成した硫酸ナトリウムを別し、酢酸銅0.01
g(0.1134ミリモル)を加える。
混合物を、自然に発生する圧力下で、1時間30
分間攪拌しながら110℃に加熱する。
アセトンペルオキシド2量耐及びアセトンペル
オキシド3量体が全て消失した(上記検出限界内
で)ことをGC測定により確認する。
比較試験A 実施例2を繰り返すが、酢酸銅を試験開始時に
酸化生成物に充填し、PH値(1.6)を修正しない。
混合物を、自然に発生する圧力下で、1時間攪
拌しながら57℃で加熱した。
GC測定により、以下のものが最終反応混合物
中に見出される。
●アセトンペルオキシド2量体0.3990%(処理前
に存在する量の約95%) ただし、アセトンペルオキシド3量体は(上記
検出限界内で)消失していた。
実施例5 アセトンペルオキシドを含有する反応混合物の
製造 以下のものを中央攪拌機及び滴下漏斗を備えた
500cm3の3ツ口ガラスフラスコ中に充填する。
●フエノール100g(1.064モル) ●アセトン78g ●TiO2:SiO2のモル比約3%を有するチタンシ
リカライト(フランス特許第2471950号に従い
製造した) 混合物を攪拌して80℃に加熱し、その後36%
(重量/容量)のH2O2の水溶液20cm3(0.2モル)
を導入する。H2O2が消費されたとき、触媒を
過により分離した。気相クロマトグラフイー
(GC)により、反応混合物5A中以下のものが主
な化合物(変形してないフエノール、アセトン、
ジフエノール)とともに見出される。
●アセトンペルオキシド2量体0.0065重量% ●アセトンペルオキシド3量体0.0200重量% 上で用いた触媒を回収し、引き続き2回の新た
なフエノールのヒドロキシル化操作に用いる。こ
れらの二つの試験、すなわち5B及び5Cにおいて
アセトンペルオキシドをGCにより測定する。
試験5B ●アセトンペルオキシド2量体0.0170重量% ●アセトンペルオキシド3量体0.0250重量% 試験5C ●アセトンペルオキシド2量体0.0340重量% ●アセトンペルオキシド3量体0.0650重量% 実施例 6 実施例5で製造した反応混合物5Cの18gを実
施例2に記載した装置中に充填する。
PH(本明細書中で定義した条件の下で測定し
た)を5.2の値に至せる。
その後、酢酸銅0.028gを加え、自然に発生す
る圧力下で、1時間、110℃に加熱する。
アセトンペルオキシド2量体及びアセトンペル
オキシド3量体が全てが消失した(上記検出限界
内で)ことをGC測定により確認する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フエノール、ジフエノールまたはフエノール
    誘導体の合成から特に得られる反応混合物中に存
    在するアセトンペルオキシドの分解方法であつ
    て、 上記反応混合物のPHを4〜8の値に至らせ、銅
    化合物を上記混合物を加え、 そして上記混合物を50〜150℃の温度に維持す
    ることを特徴とする上記分解方法。 2 銅化合物が処理すべき反応混合物中少なくと
    も部分的に溶解する第1銅または第2銅の化合物
    から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。 3 銅化合物がカルボン酸第2銅、ハロゲン化第
    2銅、硫酸銅及び硝酸銅から選ばれることを特徴
    とする請求項1または2に記載の方法。 4 用いる銅化合物が酢酸第2銅であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
    法。 5 アセトンペルオキシド1モル当たり0.05〜5
    モルの銅化合物を用いる請求項1〜4のいずれか
    一項に記載の方法。 6 処理すべき反応混合物のPHを5〜7に調節す
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれか一
    項に記載の方法。 7 60〜130℃で実行する請求凍1〜6のいずれ
    か一項に記載の方法。 8 処理すべき反応混合物を必要なPHに至らせ、
    第2銅化合物を加えそして混合物を選択した温度
    に至らせることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか一項に記載の方法。 9 処理すべき反応混合物を、銅化合物の存在ま
    たは不存在下で、4未満のPHで数分間から数時間
    加熱し、冷却後PHを4〜8の必要な値に調節しそ
    して場合によりもし銅化合物がまだ導入されてい
    ないならば銅化合物を加え、最後に上記と同温度
    またはそれより高い温度に加熱を再び始めること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載
    の方法。 10 処理すべき反応混合物が、フエノールの合
    成のためのクメンの酸化から、ヒドロキノンの合
    成のための1,4−ジイソプロピルベンゼンの酸
    化から、またはジフエノール、置換ジフエノー
    ル、若しくは置換フエノールの合成のためのフエ
    ノール、置換フエノール若しくはフエノールエス
    テルのヒドロキシル化から生じることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
JP1260340A 1988-10-14 1989-10-06 アセトンペルオキシドの分解方法 Granted JPH02169568A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR88/14360 1988-10-14
FR8814360A FR2637891B1 (fr) 1988-10-14 1988-10-14 Procede de destruction des peroxydes d'acetone

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Publication Number Publication Date
JPH02169568A JPH02169568A (ja) 1990-06-29
JPH0534350B2 true JPH0534350B2 (ja) 1993-05-21

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ID=9371545

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Country Status (6)

Country Link
US (1) US5003109A (ja)
EP (1) EP0365440B1 (ja)
JP (1) JPH02169568A (ja)
AT (1) ATE91278T1 (ja)
DE (1) DE68907463D1 (ja)
FR (1) FR2637891B1 (ja)

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EP0365440A1 (fr) 1990-04-25
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