JPH053434U - 波 板 - Google Patents

波 板

Info

Publication number
JPH053434U
JPH053434U JP4938891U JP4938891U JPH053434U JP H053434 U JPH053434 U JP H053434U JP 4938891 U JP4938891 U JP 4938891U JP 4938891 U JP4938891 U JP 4938891U JP H053434 U JPH053434 U JP H053434U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
groove
corrugated
protrusion
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4938891U
Other languages
English (en)
Inventor
武司 中上
昌久 孫工
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4938891U priority Critical patent/JPH053434U/ja
Publication of JPH053434U publication Critical patent/JPH053434U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】重ね合わせ部への浸水や塵埃の侵入を防止す
る。 【構成】波方向の両端の山部もしくは谷部に互いに嵌合
可能な溝13および突条14が設けられている。 【効果】重ね合わせ部への塵埃の侵入を防止出来、透明
もしくは半透明の素材からなる場合にも、谷部に溜まっ
た塵埃が美観を損ねない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋根葺等に使用される波板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、両端縁の方向が互いに反対側に向いて形成された波板に於いて、その波 方向の両端縁部に沿って波形の凹面側に夫々反対方向に一対の突堤部を形成せし めた水返し付波板は、実公昭46−57号公報に示されている。即ち、突堤部によっ て雨水の浸入を防止すると共に、重ね合わせ部に強制的に間隙を形成して毛管現 象による浸水をも防止しようとするのが狙いである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術に於いては、板の波方向の端縁から一山半の位置迄、他の波板を 重ね合わせた状態に於いて、突堤部が他の波板に密着して始めてその効果を発揮 するものである。しかしながら、素材が、合成樹脂のような有機系のものであっ ても、無機系のものであっても、成形時の寸法誤差、経時による反り等が発生し 易く、然もこれらの素材には弾性が乏しいので、重ね合わせ部を密着させること が難しく、為に塵埃の侵入や雨水の浸入を防止出来ず、特に透明もしくは半透明 の素材からなるものを屋根材として採用したときは、谷部に溜った塵埃が美観を 損ねるという問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解消し、浸水や塵埃の侵入を防止出来る波板を 提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、両端縁が互いに相背向するように形成された波板に於いて、波方向 の一端の山部もしくは谷部に凹溝もしくは突起が、他端の山部もしくは谷部に前 記凹溝もしくは突起と互いに嵌合可能な突起もしくは凹溝が設けられていること をその要旨とするものである。
【0006】 本考案波板は、合成樹脂より押出成形法で製造されるのが好ましい。 互いに嵌合可能な突起及び凹溝は波板の山部もしくは谷部の何れに設けられて もよく、又、山部もしくは谷部の凸面側もしくは凹面側の何れに配設されていて もよい。
【0007】 突起及び凹溝の断面形状は、特に限定されず、その数も限定されない。
【0008】
【作用】
本考案波板は、波方向の一端の山部もしくは谷部に凹溝もしくは突起が、他端 の山部もしくは谷部に前記凹溝もしくは突起と互いに嵌合可能な突起もしくは凹 溝が設けられているので、上下に重ね合わせた2枚の波板の相背向する端縁同士 を容易且つ確実に密接させ得る。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図1は本考案の一実施例を示す側面図である。
【0010】 硬質ポリ塩化ビニルより押出成形された波板1は、その両端縁11、12が互いに 相背向するよう形成されている。而して、該一方の端縁11の山部の凸面側には、 断面下向略半円形の凹溝13が凹設されており、他方の端縁12の山部の凹面側には 、前記凹溝13に嵌合可能な断面下向略半円形の突条14が突設されている。
【0011】 施工の際には、波板1の一方の端縁11の上方から、他の波板1'の端縁12' を2 ピッチ幅重ね合わせ、凹溝13に突条14' を密嵌せしめる。 図2は本考案の他の実施例を示す側面図である。
【0012】 硬質ポリ塩化ビニルより押出成形された波板2は、その両端縁21、22が互いに 相背向するよう形成されている。而して、該両端縁21、22の山部の凸面側には、 断面下向略半円形の凹溝23が凹設されており、凹面側には、前記凹溝23に嵌合可 能な断面下向略半円形の突条24が突設されている。
【0013】 施工の際には、波板1の一方の端縁11の上方から、他の波板2'の端縁22' を2 ピッチ幅重ね合わせ、凹溝23に突条24' を密嵌せしめる。 図3は本考案の更に他の実施例を示す側面図である。
【0014】 硬質ポリ塩化ビニルより押出成形された波板3は、その両端縁31、32が互いに 相背向するよう形成されている。而して、該一方の端縁31の谷部の凹面側には、 軟質ポリ塩化ビニルを波板本体と同時押出成形することにより形成された、頂部 が長手方向に開口された断面略円形の突条33が突設されており、他方の端縁32の 谷部の凸面側には、同じく軟質ポリ塩化ビニルを波板本体と同時押出成形するこ とにより形成された、断面逆T字状の突条34が突設されている。
【0015】 施工の際には、波板3の一方の端縁31の上方から、他の波板3'の端縁32' を2 ピッチ幅重ね合わせ、凹溝33に突条34' を挿嵌せしめる。
【0016】
【考案の効果】
本考案の波板は、叙上の通り構成されているので、波板の重ね合わせ部への塵 埃の侵入を防止出来、透明もしくは半透明の素材からなる場合にも、谷部に溜っ た塵埃が美観を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案波板の一例を示す側面図である。
【図2】本考案波板の他の一例を示す側面図である。
【図3】本考案波板の更に他の一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 波板 2 波板 3 波板 11 端縁 12 端縁 13 凹溝 14 突条 21 端縁 22 端縁 23 凹溝 24 突条 31 端縁 32 端縁 33 突条 34 突条

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 両端縁が互いに相背向するように形成さ
    れた波板に於いて、波方向の一端の山部もしくは谷部に
    凹溝もしくは突起が、他端の山部もしくは谷部に前記凹
    溝もしくは突起と互いに嵌合可能な突起もしくは凹溝が
    設けられていることを特徴とする波板。
JP4938891U 1991-06-27 1991-06-27 波 板 Pending JPH053434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4938891U JPH053434U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 波 板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4938891U JPH053434U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 波 板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH053434U true JPH053434U (ja) 1993-01-19

Family

ID=12829645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4938891U Pending JPH053434U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 波 板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053434U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017038629A1 (ja) * 2015-08-28 2017-03-09 新日鐵住金株式会社 ハット型鋼矢板の縦継構造、縦継ハット型鋼矢板ユニット、及び鋼製壁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017038629A1 (ja) * 2015-08-28 2017-03-09 新日鐵住金株式会社 ハット型鋼矢板の縦継構造、縦継ハット型鋼矢板ユニット、及び鋼製壁
JPWO2017038629A1 (ja) * 2015-08-28 2018-05-10 新日鐵住金株式会社 ハット型鋼矢板の縦継構造、縦継ハット型鋼矢板ユニット、及び鋼製壁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH053434U (ja) 波 板
US10072423B2 (en) Compressible foam closure for metal roofs
JPH0532571Y2 (ja)
JPS6316410Y2 (ja)
JPS60194018U (ja) 水切りシ−ト材
JPS62101747A (ja) 屋根用防水ベルト
JP2541250B2 (ja) 薄肉プラスチックシ―ト用罫線刃
JPH0713931U (ja)
JPS61136013U (ja)
JP2006104764A (ja) 合成樹脂製波板およびその接合構造
JP2003166320A (ja) 波板葺屋根の棟押さえ用部材
JPS62101743A (ja) 屋根用防水ベルト
JPH0526103Y2 (ja)
JPS634731Y2 (ja)
JPS5938578Y2 (ja) てりどい
JP3046833B2 (ja) 雪止め輪付き桟瓦の製造方法
CA2516483A1 (en) End cap for roofing panel
JPS6016175Y2 (ja) 彎曲状建築用板
JPS6019620U (ja) 軒樋と樋継手の組合せ
JP2006009255A (ja) 合成樹脂製折版
JPS63280148A (ja) 彎曲状建築用板
JPH0347053Y2 (ja)
JPH0229144Y2 (ja)
JPS5936584Y2 (ja) 軒樋接手
JPH09287254A (ja) 軒 樋