JPH05342618A - 光ディスクプレーヤ - Google Patents
光ディスクプレーヤInfo
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- JPH05342618A JPH05342618A JP4175060A JP17506092A JPH05342618A JP H05342618 A JPH05342618 A JP H05342618A JP 4175060 A JP4175060 A JP 4175060A JP 17506092 A JP17506092 A JP 17506092A JP H05342618 A JPH05342618 A JP H05342618A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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-
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Abstract
ズを用いても容易にコンパチビィリティを実現させるこ
と。 【構成】 ホログラム素子11により赤外光に対して与
えるべき位相差を2mπ(mは整数)とし、コリメータ
レンズ4及び対物レンズ5の発生する色収差を補正する
ようにした。 【効果】 2波長に対して1波長用に設計された対物レ
ンズ5を用いることができる。また、ホログラム素子1
1により色収差逆補正を行わせることにより、従来設け
られていたダイクロイックミラー7が不要となるととも
に、フォトディテクタ10を1個とすることができる。
Description
を用いることによって通常の記録密度の光ディスクに限
らず、高密度ディスクに対しても情報の記録再生が可能
な光ディスクプレーヤに関する。
及び読取りをより高密度に行うことができる光ディスク
プレーヤが開発されている。
りをより高密度に行う手段として、2次高調波発生装置
や緑、青等の短波長の光を発振するレーザ素子が開発さ
れている。
装置では、たとえば青色の短波長の光を発振するレーザ
素子を使用する新たな規格に基づいて高密度に記録され
たディスクの情報を正確に読み出すことはもちろんであ
り、同時に従来から存在する赤外レーザ装置の波長で読
み出す規格で記録された、たとえばレーザディスクやコ
ンパクトディスク等のディスクの情報をも読み出せるよ
うに構成した、いわゆるコンパチビィリティを備えてい
ることが望ましい。
ディスクを、たとえば青色の短波長のレーザで読み出し
た場合、光スポットがディスク上で絞られ過ぎ、ピット
の深さによって与えられる位相差も波長によって異なる
ために、信号レベルの低下や信号歪みの増大等の問題が
多く発生し、良好な信号を得ることが難しい。
方法の一つとして、ピックアップに青色と赤外の2つの
波長の光源を備え、それぞれのディスクの規格に合わせ
た波長で読み出しを行うことが考えられる。
源として用いる場合には、半導体レーザによって発生さ
れる赤外の波長の光と、光非線形性によって生成される
この半分の波長の青色の光の2つが得られ、従来からの
規格のディスクを読み出すには、この赤外の光を用いる
方が好都合である。
例を図1に示す。同図に示すように、赤外光を発する半
導体レーザ1からの出射光は、非線形共振器2によって
その一部が青色光に変換される。非線形共振器2を経た
赤外光及び青色光は、ビームスプリッタ3によってコリ
メータレンズ4側に折り返される。
た出射光は、対物レンズ5によって光ディスク6上に集
光される。ここで、光ディスク6上へは略回折限界とさ
れる小さなスポットが集光される。
5、コリメータレンズ4、ビームスプリッタ3を経てダ
イクロイックミラー7側に導かれる。ここで、反射光
は、ビームスプリッタ3にて非点収差が与えられる。
からの反射光を波長毎に分離する。分離された青色の波
長は、フォトディテクタ8の検出面に集光される。分離
された赤外の光はフォトディテクタ9の検出面に集光さ
れる。
スクの読取りに対応し、フォトディテクタ8は高密度デ
ィスクの読取りに対応している。
9におけるフォーカスエラー信号は、非点収差法によっ
て得られる。また、フォトディテクタ8及びフォトディ
テクタ9におけるトラッキングエラー信号は、プッシュ
プル法によって得られる。
トディテクタ9によって青色光及び赤外光をそれぞれ個
別に受光するようにしているので、コンパチビィリティ
のある再生装置が得られる。
た従来の再生装置では、コンパチビィリティを得るため
に、コリメータレンズ4及び対物レンズ5に対し、赤外
と青色の2つの波長で回折限界の性能を持つように構成
する、いわゆる色収差の少ないレンズであることが必要
条件とされている。
る対物レンズ5のように、樹脂による一体整形のレンズ
を用いることが困難になり、たとえば3枚貼り合わせた
構成のガラスレンズ等によって構成する必要があった。
別々に平行光にしてから組み合わせるという光路構成を
とることによって、波長毎に異なるものを用いることも
可能であるが、対物レンズ5との相互作用が必要となる
ため、レンズ自体が大きくなってしまう。このことはコ
ストアップを招く原因となったり、対物レンズ5を駆動
するためのアクチュエータが大型になり、電力の消費が
増大してしまうという不具合を招く要因となる。
けていることから、それぞれのフォトディテクタ8,9
の位置調整を行う必要がある。この位置調整は、フォト
ディテクタ8及びフォトディテクタ9を光学系に組み込
む際に極めて高い精度を要することから、組み込み作業
が煩雑なものとなっている。
れたもので、色収差を補正するホログラム素子を光路中
に挿入することによって、簡単な構成で1波長用に設計
された対物レンズを用いても容易にコンパチビィリティ
を実現させることができる光ディスクプレーヤを提供す
ることを目的とする。
ーヤは、上記目的を達成するために、波長がλ1 の第1
光及び波長がλ2 の第2光を出射する光源と、この光源
からの出射光を光ディスクに集光させる集光レンズと、
この集光レンズと前記光源との間に介在され、前記波長
がλ1 <λ2 の関係にあるとき、前記第1光に対して与
えるべき位相差を2mπ(mは整数)とするとともに、
前記第2光に対しては前記集光レンズの持つ色収差を補
正する収差を与える位相回折素子とを備えたことを特徴
とする。
子により第1光に対して与えるべき位相差を2mπ(m
は整数)とし、集光レンズの発生する色収差を補正する
ようにしたので、2波長に対して1波長用に設計された
対物レンズを用いることができる。
行わせることにより、従来設けられていたダイクロイッ
クミラーが不要となるとともに、フォトディテクタを1
個とすることができる。
て説明する。なお、以下に説明する図において、図1と
共通する部分には同一符号を付し重複する説明を省略す
る。
実施例に係る光学系を示すもので、非線形共振器2とビ
ームスプリッタ3との間には色収差逆補正を行うホログ
ラム素子11が介在されている。また、ホログラム素子
11によって色収差逆補正を行わせることにより、従来
設けられていたダイクロイックミラー7が不要となると
ともに、フォトディテクタ10を1個とする構成がとら
れている。これについては後述する。
する半導体レーザ1からの出射光は、非線形共振器2に
よってその一部が青色光に変換される。ここで、半導体
レーザ1からの出射光は、たとえば860nmの波長で
ある。非線形共振器2はその一部を2次高調波発生によ
って波長430nmの青色光に変換する。
ム素子11によって色収差逆補正が行われる。ここで、
ホログラム素子11は、位相深さによる周期構造を持っ
た位相型ホログラム素子であり、たとえば図3に示す形
状パターンとされている。
してはこの位相深さが2πの整数倍になるようにとられ
ている。すなわち位相差を与えないようにすることによ
り、波面に殆ど影響を与えないように構成されている。
振器2が2次高調波発生に基づくものであれば位相深さ
がπになるので、ホログラム素子11の形状パターンに
基づく波面の情報を持つようになる。このホログラム素
子11には、非線形共振器2から出るべき光の光源が図
のxの位置にあって、集光レンズの色収差及び像高によ
る収差を補正するような波面を発すべき記録がなされて
いる。
長くなることにより大きくなるので、ホログラム素子1
1には負の球面収差を与えるように構成されている。
ムスプリッタ3によってコリメータレンズ4側に折り返
される。
た出射光は、対物レンズ5によって光ディスク6上に集
光される。ここで、コリメータレンズ4及び対物レンズ
5においては、それぞれ青色の光に対して収差が最少と
なるように構成されている。
光に対してその波面を変換する作用を有しないので、本
来の設計どおりに回折限界のスポットが形成される。赤
外光に対しては、ホログラム素子11が色収差を補正し
ているので、回折限界のスポットを得ることができる。
における黒い部分と白い部分との位相差は、波長λ1 に
対して2mπとされている。つまり、ホログラム素子1
1は、波長λ1 ,λ2 のどちらも透過させるが黒い部分
と白い部分との厚さが異なっている。なお、図3におけ
る黒い部分と白い部分とは説明の便宜上表現しているも
のである。
る焦点ズレを含むこともできる。また、W20は光源位
置の波長の相違による補正や、焦点合わせのサーボ目標
点を変えることによる補正を行わないので、構成するこ
とも可能である。
5、コリメータレンズ4、ビームスプリッタ3を経てフ
ォトディテクタ10の検出面に集光される。
述したように、ホログラム素子11の作用により非線形
共振器2のxの位置になっている。このため、フォトデ
ィテクタ10上での像の位置もこれに応じて異なること
になる。
の焦点位置検出が可能であり、またプッシュプル法とし
て知られるトラッキング位置検出も行うことができる。
るだけの動作に用い、サーボ信号は青色スポットに対し
て所定の位置に集光された赤外のスポットからの信号の
みから得るようにすることも可能である。
ラム素子11により赤外光に対して与えるべき位相差を
2mπ(mは整数)とし、コリメータレンズ4及び対物
レンズ5の発生する色収差を補正するようにしたので、
2波長に対して1波長用に設計された対物レンズ5を用
いることができる。
補正を行わせることにより、従来設けられていたダイク
ロイックミラー7が不要となるとともに、フォトディテ
クタ10を1個とすることができる。
エラーをいわゆるプッシュプル法によって得る構成を示
したが、これは3ビーム法、時間差法、ヘテロダイン法
等、どのような方式も同様に適用することができる。
する光源として2次高調波発生によるものを示したが、
これは和周波生成等、他の光非線形現象を用いた光源や
2波長の光源を組み合わせて構成したものであってもよ
い。
長によってその光源位置が異なるが、ホログラム素子1
1にはこの位置によるレンズの像高による収差の変化分
を予め補正するように記録を行うことによって、光源位
置が異なることによる影響も同時に軽減することが可能
となる。
方式について特定していないが、これはピットと称され
る細かい凹みによって記録を行った読取り専用のもの
や、相変化によって反射率を変化させて情報を記録する
もの、光磁気効果を利用して情報を記録するもの等、様
々な記録形式のディスクに適用が可能である。
分割光検出器の対角成分の差から焦点誤差信号を得る方
法を用いて説明したが、これはナイフエッジ法、フーコ
ープリズム法、臨界角法等、他の方法を同様に用いるこ
とができる。更には、光カード等において、フォーカス
制御手段自体を用いないような方式であっても同様に適
用が可能となる。
クタ10によって異なる波長の反射光を受光する場合に
ついて説明したが、この例に限らず個々に調整可能な状
態とし別体に設けるようにしてもよい。
クプレーヤでは、位相回折格子により第1光に対して与
えるべき位相差を2mπ(mは整数)とし、集光レンズ
の発生する色収差を補正するようにしたので、2波長に
対して1波長用に設計された対物レンズを用いることが
できる。
行わせることにより、従来設けられていたダイクロイッ
クミラーが不要となるとともに、フォトディテクタを1
個とすることができる。
された対物レンズを用いても容易にコンパチビィリティ
を実現させることができる。
レーヤの光学系の一例を示す図である。
学系の構成を示す図である。
示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 波長がλ1 の第1光及び波長がλ2 の第
2光を出射する光源と、 この光源からの出射光を光ディスクに集光させる集光レ
ンズと、 この集光レンズと前記光源との間に介在され、前記波長
がλ1 <λ2 の関係にあるとき、前記第1光に対して与
えるべき位相差を2mπ(mは整数)とするとともに、
前記第2光に対しては前記集光レンズの持つ色収差を補
正する収差を与える位相回折素子とを備えたことを特徴
とする光ディスクプレーヤ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17506092A JP3200171B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 光ディスクプレーヤ |
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JP17506092A JP3200171B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 光ディスクプレーヤ |
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