JPH11144305A - 情報記録再生装置および方法、並びに光学ピックアップ - Google Patents

情報記録再生装置および方法、並びに光学ピックアップ

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JPH11144305A
JPH11144305A JP9310566A JP31056697A JPH11144305A JP H11144305 A JPH11144305 A JP H11144305A JP 9310566 A JP9310566 A JP 9310566A JP 31056697 A JP31056697 A JP 31056697A JP H11144305 A JPH11144305 A JP H11144305A
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light
wavelength
recording medium
length
recording
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JP9310566A
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Inventor
Masaisa Yamazaki
雅功 山崎
Junichi Suzuki
潤一 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD再生用光学系を用いてCD−Rに情報
を記録することにより、情報記録再生装置の小型化、低
コスト化を可能にする。 【解決手段】 レーザチップ21は、波長λ1のレーザ
光を発生する。ダイクロイックプリズム24は、波長λ
1付近のレーザ光をほぼ100%の透過し、波長λ2付
近のレーザ光をほぼ100%反射する。対物レンズ27
は、ミラー26から入射したレーザ光を光ディスク10
A,10Bの記録面に回折限界まで収束させる。また、
対物レンズ27は、光ディスク10A,10Bからの反
射光をミラー26に入射させる。フォトディテクタ28
は、反射光を電気信号に変換し、出力する。レーザカプ
ラ29においては、内蔵されるレーザチップ41が、波
長λ2のレーザ光を出射し、内蔵されるフォトディテク
タが、反射光を電気信号に変換し、出力する。アパーチ
ャ30は、レーザ光の光束径を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録再生装置
および方法、並びに光学ピックアップに関し、特に、第
1の波長の光と、第2の波長の光を用いて、それぞれ異
なる記録媒体に対して、情報を記録または再生する場合
に、より小型化できるようにした情報記録再生装置およ
び方法、並びに光学ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】光を利用して情報を記録または再生する
記録媒体として、CD、CD−ROM、CD−Rなどの
光ディスクが普及しているが、最近では、その他に、大
容量のデータを記録するDVD(Digital Versatile Di
sc)などの新たな記録媒体が普及しつつある。
【0003】このような光ディスクからデジタル情報を
読み出す場合、レーザ光を記録媒体に集光し、記録媒体
からの反射光を検出し、反射光のレベルを2値データに
変換する。
【0004】高密度の光ディスクにおいては、短波長の
レーザ光を利用し(例えば、CDを再生する場合、波長
λはλ=780nmとされ、より高密度にデータが記録さ
れているDVDを再生する場合、λ=635乃至650
nmとされる)、開口数(NA)の大きい(例えば、CD
を再生する場合、NA=0.45とされ、DVDを再生
する場合、NA=0.6とされる)対物レンズを使用し
てレーザ光をより狭い範囲に収束させ、その反射光を受
光して、記録されている情報を再生する。
【0005】そのような開口数(NA)の大きい対物レ
ンズを使用すると、光ディスクの傾き(スキュー)に起
因して、反射光における収差量が増大するため、DVD
ではCDにおける場合より基板を薄く設計し(CDの基
板の厚さが1.2mmであるのに対して、DVDでは0.
6mmである)、反射光における収差量を低減している。
【0006】以上のような、対物レンズのNAとレーザ
光の波長λの値に応じて規定される集光スポットのサイ
ズ(λ/NAに比例する)の違い、および、光ディスク
の基板の厚さに応じて生じる球面収差の量の違いによ
り、従来のCDに記録されている情報を読み出す光学系
を、そのまま、DVDの再生に利用することは困難であ
り、その逆に、DVD用に設計した光学系をCDの再生
にそのまま利用することも困難である。
【0007】しかしながら、今後、CDなどの従来の光
ディスクと、DVDなどの高密度の光ディスクは共存し
ていくものと考えられるので、それらの光ディスクを再
生する場合、光ディスクの種類毎に専用の再生装置を用
意しなければならないとすれば不便である。
【0008】そこで、このような記録密度と基板の厚さ
が異なる複数の光ディスクを1つの装置で再生すること
ができるように、DVD再生用光学系とCD再生用光学
系の2つの独立した光学系を備えたDVD・CD両用光
学ピックアップが存在する。
【0009】このDVD・CD両用光学ピックアップに
ついて、図15を参照して説明する。DVDを再生する
場合、DVD再生用光学系において、レーザチップ21
は、650nmの波長のレーザ光をビームスプリッタ(B
S)23に向けて出射する。ビームスプリッタ23は、
レーザチップ21から入射されたレーザ光を反射し、コ
リメータレンズ25に入射させる。コリメータレンズ2
5は、入射された発散光を平行光に変換し、ミラー26
−1に入射させる。ミラー26−1は、入射されたレー
ザ光を反射し、対物レンズ27−1に入射させる。対物
レンズ27−1は、入射されたレーザ光を光ディスク1
0B(DVD)上に集光し、光スポットを形成する。
【0010】光ディスク10B(DVD)からの反射光
は、対物レンズ27−1を透過して平行光となり、ミラ
ー26−1で反射され、コリメータレンズ25で収束光
に変換されてビームスプリッタ23に入射される。ビー
ムスプリッタ23は、入射したレーザ光にフォーカス制
御用の非点収差を与え、フォトディテクタ(PD)28
に入射させる。フォトディテクタ28は、入射されたレ
ーザ光を電気信号に変換する。
【0011】一方、CDを再生する場合、CD再生用光
学系において、図16に示すように、レーザカプラ29
に内蔵されるレーザチップ41は、780nmの波長のレ
ーザ光をマイクロプリズム42の面42Aに向けて出射
する。面42Aは、入射したレーザ光を反射し、ミラー
26−2に入射させる。ミラー26−2は、入射したレ
ーザ光を反射し、対物レンズ27−2に入射させる。対
物レンズ27−2は、入射したレーザ光を光ディスク1
0A(CD)上に集光し、光スポットを形成する。
【0012】光ディスク10A(CD)からの反射光
は、対物レンズ27−2を透過し、ミラー26−2で反
射されて、レーザカプラ29に入射される。入射された
レーザ光は、マイクロプリズム42の面42Aを透過
し、マイクロプリズム42の底面に配置されているフォ
トディテクタ43−1上に照射される。また、一部のレ
ーザ光は、フォトディテクタ43−1で反射され、マイ
クロプリズム42の上面42Bの結像点で結像される。
この結像点は、発光点としてのレーザチップ41と共役
な関係の位置にある。そして、結像点で反射されたレー
ザ光が、さらにマイクロプリズム42の底面に設けられ
ているもう1つのフォトディテクタ43−2に入射され
る。フォトディテクタ43−1,43−2は、入射され
たレーザ光を、検出し、フォーカスサーボ、およびトラ
ッキングサーボの各エラー信号、RF信号等の電気信号
に変換する。
【0013】ところで、このDVD・CD両用光学ピッ
クアップを用いて、CD−Rを再生することはできる
が、CD−Rに情報を記録することはできない。なぜな
らば、CD−Rに情報を記録するためには、CD−R上
において、記録出力として10乃至15mWのレーザ光が
必要であるが、レーザカプラ29に内蔵されるレーザチ
ップ41は、低出力レーザであり、CD−R上において
10乃至15mWの記録出力を確保できないからである。
【0014】そこで、レーザチップ41を高出力レーザ
に変更することにより、CD−Rに情報を記録する方法
が考えられるが、実際には以下の理由により、この方法
は実現不可能である。
【0015】(1)式に示すように、デフォーカスのば
らつきは、レーザカプラ29の製造誤差と光学倍率から
決定される。また、(2)式に示すように、フォーカス
サーボの引き込み範囲は、光学倍率、マイクロプリズム
42の形状および材質(屈折率)から決定される。
【0016】 デフォーカスのばらつき=レーザカプラ29の製造誤差/光学倍率2 ・・(1) フォーカス引き込み範囲=PD1,PD2の光路長/光学倍率2/2 ・・(2) PD1,PD2の光路長=2h×cosθ/n ・・(3)
【0017】ここで、hはマイクロプリズム42の高さ
を表わし、θはマイクロプリズム42の面42B上の結
像点とPD43−1またはPD43−2を結ぶ線と、P
D43−1またはPD43−2上の垂線とのなす角度を
表わし、nはマイクロプリズム42の屈折率を表してい
る。
【0018】CD再生光学系においては、開口数NAは
0.45に設定され、光学倍率は5倍に設定されている
ので、デフォーカスのばらつき、およびフォーカス引き
込み範囲は、次のようになる。
【0019】 デフォーカスのばらつき=約0.4μm フォーカス引き込み範囲=約15μm ただし、レーザカプラ29の製造誤差は約10μm程度
とする。
【0020】これらデフォーカスのばらつき、およびフ
ォーカス引き込み範囲の値は、CDを再生するには、充
分に満足できる値である。
【0021】一方、CD−Rに情報を記録する場合、高
出力レーザを使用したとしても、CD−R上において1
0乃至15mWの記録出力を確保するためには、光学倍
率を3倍程度まで小さくしなければならない。したがっ
て、デフォーカスのばらつき、およびフォーカス引き込
み範囲は、次のようになる。
【0022】 デフォーカスのばらつき=約1.1μm フォーカス引き込み範囲=約40μm
【0023】これらデフォーカスのばらつき、およびフ
ォーカス引き込み範囲の値は、CD−Rに情報を記録す
る装置としては成立しない程大きい値である。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】このように、図15に
示したDVD・CD両用光学ピックアップでは、DVD
再生用光学系とCD再生用光学系の2つの独立した光学
系を備えているので、省スペース化、および低コスト化
が困難である課題があった。
【0025】また、このDVD・CD両用光学ピックア
ップでは、レーザカプラ29に内蔵されるレーザチップ
41に高出力レーザを採用しても、CD−Rに情報を記
録することは困難である課題があった。
【0026】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、DVD再生用光学系とCD再生用光学系
の両方を用いてCD−Rに情報を記録することにより、
情報記録再生装置の小型化、低コスト化を可能にするよ
うにする。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報記
録再生装置は、第1の長さの波長の光を発生する第1の
発生手段と、第2の長さの波長の光を発生する第2の発
生手段と、第1の長さの波長の光の光路と第2の長さの
波長の光の光路を合成する合成手段と、第1の長さの波
長の光または第2の長さの波長の光を、第1の記録媒体
または第2の記録媒体に集束して照射する集束手段と、
第1の記録媒体により反射された第1の長さの波長の光
を受光する第1の受光手段と、第2の記録媒体により反
射された第2の長さの波長の光を受光する第2の受光手
段と、第1の記録媒体に記録されている情報を再生する
とき第1の波長の光を発生させ、第2の記録媒体に記録
されている情報を再生するとき第2の波長の光を発生さ
せ、かつ、第2の記録媒体に情報を記録するとき、第1
の波長の光と第2の波長の光の両方を発生させるよう
に、第1の発生手段と第2の発生手段を制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0028】請求項7に記載の情報記録再生方法は、第
1の長さの波長の光を発生する第1の発生ステップと、
第2の長さの波長の光を発生する第2の発生ステップ
と、第1の長さの波長の光の光路と第2の長さの波長の
光の光路を合成する合成ステップと、第1の長さの波長
の光または第2の長さの波長の光を、第1の記録媒体ま
たは第2の記録媒体に集束して照射する集束ステップ
と、第1の記録媒体により反射された第1の長さの波長
の光を受光する第1の受光ステップと、第2の記録媒体
により反射された第2の長さの波長の光を受光する第2
の受光ステップと、第1の記録媒体に記録されている情
報を再生するとき第1の波長の光を発生させ、第2の記
録媒体に記録されている情報を再生するとき第2の波長
の光を発生させ、かつ、第2の記録媒体に情報を記録す
るとき、第1の波長の光と第2の波長の光の両方を発生
させるように、第1の発生ステップと第2の発生ステッ
プを制御する制御ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0029】請求項8に記載の光学ピックアップは、第
1の長さの波長の光を発生する第1の発生手段と、第2
の長さの波長の光を発生する第2の発生手段と、第1の
長さの波長の光の光路と第2の長さの波長の光の光路を
合成する合成手段と、第1の長さの波長の光または第2
の長さの波長の光を、第1の記録媒体または第2の記録
媒体に集束して照射する集束手段と、第1の記録媒体に
より反射された第1の長さの波長の光を受光する第1の
受光手段と、第2の記録媒体により反射された第2の長
さの波長の光を受光する第2の受光手段とを備えること
を特徴とする。
【0030】請求項1に記載の情報記録再生装置におい
ては、第1の発生手段が、第1の長さの波長の光を発生
し、第2の発生手段が、第2の長さの波長の光を発生
し、合成手段が、第1の長さの波長の光の光路と第2の
長さの波長の光の光路を合成し、集束手段が、第1の長
さの波長の光または第2の長さの波長の光を、第1の記
録媒体または第2の記録媒体に集束して照射し、第1の
受光手段が、第1の記録媒体により反射された第1の長
さの波長の光を受光し、第2の受光手段が、第2の記録
媒体により反射された第2の長さの波長の光を受光し、
制御手段が、第1の記録媒体に記録されている情報を再
生するとき第1の波長の光を発生させ、第2の記録媒体
に記録されている情報を再生するとき第2の波長の光を
発生させ、かつ、第2の記録媒体に情報を記録すると
き、第1の波長の光と第2の波長の光の両方を発生させ
るように、第1の発生手段と第2の発生手段を制御す
る。
【0031】請求項7に記載の情報記録再生方法におい
ては、第1の発生ステップで、第1の長さの波長の光を
発生し、第2の発生ステップで、第2の長さの波長の光
を発生し、合成ステップで、第1の長さの波長の光の光
路と第2の長さの波長の光の光路を合成し、集束ステッ
プで、第1の長さの波長の光または第2の長さの波長の
光を、第1の記録媒体または第2の記録媒体に集束して
照射し、第1の受光ステップで、第1の記録媒体により
反射された第1の長さの波長の光を受光し、第2の受光
ステップで、第2の記録媒体により反射された第2の長
さの波長の光を受光し、制御ステップで、第1の記録媒
体に記録されている情報を再生するとき第1の波長の光
を発生させ、第2の記録媒体に記録されている情報を再
生するとき第2の波長の光を発生させ、かつ、第2の記
録媒体に情報を記録するとき、第1の波長の光と第2の
波長の光の両方を発生させるように、第1の発生ステッ
プと第2の発生ステップを制御する。
【0032】請求項8に記載の光学ピックアップにおい
ては、第1の発生手段が、第1の長さの波長の光を発生
し、第2の発生手段が、第2の長さの波長の光を発生
し、合成手段が、第1の長さの波長の光の光路と第2の
長さの波長の光の光路を合成し、集束手段が、第1の長
さの波長の光または第2の長さの波長の光を、第1の記
録媒体または第2の記録媒体に集束して照射し、第1の
受光手段が、第1の記録媒体により反射された第1の長
さの波長の光を受光し、第2の受光手段が、第2の記録
媒体により反射された第2の長さの波長の光を受光す
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0034】すなわち、請求項1に記載の情報記録再生
装置は、第1の長さの波長の光を発生する第1の発生手
段(例えば、図2のレーザチップ21)と、第2の長さ
の波長の光を発生する第2の発生手段(例えば、図16
のレーザチップ41)と、第1の長さの波長の光の光路
と第2の長さの波長の光の光路を合成する合成手段(例
えば、図2のダイクロイックプリズム24)と、第1の
長さの波長の光または第2の長さの波長の光を、第1の
記録媒体または第2の記録媒体に集束して照射する集束
手段(例えば、図2の対物レンズ27)と、第1の記録
媒体により反射された第1の長さの波長の光を受光する
第1の受光手段(例えば、図2のフォトディテクタ2
8)と、第2の記録媒体により反射された第2の長さの
波長の光を受光する第2の受光手段(例えば、図16の
フォトディテクタ43)と、第1の記録媒体に記録され
ている情報を再生するとき第1の波長の光を発生させ、
第2の記録媒体に記録されている情報を再生するとき第
2の波長の光を発生させ、かつ、第2の記録媒体に情報
を記録するとき、第1の波長の光と第2の波長の光の両
方を発生させるように、第1の発生手段と第2の発生手
段を制御する制御手段(例えば、図1の制御回路4)と
を備えることを特徴とする。
【0035】また、請求項8に記載の光学ピックアップ
は、第1の長さの波長の光を発生する第1の発生手段
(例えば、図2のレーザチップ21)と、第2の長さの
波長の光を発生する第2の発生手段(例えば、図16の
レーザチップ41)と、第1の長さの波長の光の光路と
第2の長さの波長の光の光路を合成する合成手段(例え
ば、図2のダイクロイックプリズム24)と、第1の長
さの波長の光または第2の長さの波長の光を、第1の記
録媒体または第2の記録媒体に集束して照射する集束手
段(例えば、図2の対物レンズ27)と、第1の記録媒
体により反射された第1の長さの波長の光を受光する第
1の受光手段(例えば、図2のフォトディテクタ28)
と、第2の記録媒体により反射された第2の長さの波長
の光を受光する第2の受光手段(例えば、図16のフォ
トディテクタ43)とを備えることを特徴とする。
【0036】但し勿論この記載は、各手段を記載したも
のに限定することを意味するものではない。
【0037】本発明を適用した情報記録再生装置の構成
について、図1を参照して説明する。この情報記録再生
装置において、光学ピックアップ部1は、2つの放射光
源(図2のレーザチップ21、およびレーザカプラ(パ
ッケージ)29に内蔵されるレーザチップ41)のうち
の一方、または両方から所定の波長のレーザ光を発生
し、光学系(後述)を介して、光ディスク10A(例え
ばCD)または光ディスク10B(例えばDVD)上に
スポットを形成し、光ディスク10A,10Bからの反
射光を、複数の受光部を有するフォトディテクタ28
(図2)、またはフォトディテクタ43−1,43−2
(図15)で検出し、各受光部の出力信号をPD出力信
号として演算回路2に出力するようになされている。
【0038】演算回路2は、PD出力信号(各受光部の
信号)から、情報再生用のデータ検出信号(RF信
号)、アスティグマ法により光軸方向における対物レン
ズ27(図2)のフォーカスのずれを示すフォーカスエ
ラー信号を算出するとともに、DPD(Differential Ph
ase Detection)法により光ディスクの半径方向のトラッ
キングのずれを示すトラッキングエラー信号を算出し、
データ検出信号を再生回路3に出力し、フォーカスエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号を制御回路4に出
力するようになされている。
【0039】再生回路3は、演算回路2より供給された
データ検出信号をイコライズした後、2値化し、さら
に、エラー訂正しながら復調した信号を、再生信号とし
て、所定の装置(図示せず)に出力するようになされて
いる。
【0040】制御回路4は、演算回路2より供給された
フォーカスエラー信号に応じてフォーカスサーボ用アク
チュエータ6を制御し、光学ピックアップ部1の対物レ
ンズ27を光軸方向に移動させ、フォーカスを調整し、
演算回路2より供給されたトラッキングエラー信号に応
じてトラッキングサーボ用アクチュエータ7を制御し、
光学ピックアップ部1を光ディスク10A,10Bの半
径方向に移動させ、トラッキングを調整するようになさ
れている。
【0041】制御回路4は、光源切り換え用回路8を制
御し、光ディスク10B(DVD)を再生するときは、
レーザチップ21から、第1の長さ(例えば650nm)
の波長λ1のレーザ光を発生させ、光ディスク10A
(CD)を再生するときは、レーザカプラ29に内蔵さ
れるレーザチップ41から、第2の長さ(例えば780
nm)の波長λ2のレーザ光を発生させ、光ディスク10
A(CD−R)に情報を記録するときは、レーザチップ
21とレーザチップ41の両方からレーザ光を発生させ
るようになされている。
【0042】また、制御回路4は、モータ9を制御し、
光ディスク10A,10Bを所定の速度で回転させるよ
うになされている。
【0043】なお、制御回路4は、入力装置5からユー
ザによる操作に応じた信号を受け取ると、その信号に応
じて、各回路を制御するようになされている。
【0044】次に光学ピックアップ部1の構成につい
て、図2を参照して説明する。この光学ピックアップ部
1において、レーザチップ21は、第1の長さの波長λ
1(650nm)のレーザ光を調整レンズ22に出射する
ようになされている。調整レンズ22は、レーザチップ
21から出射されたレーザ光が光ディスク10B上に集
光され、形成された光スポットの位置(レーザチップ4
1からのレーザ光の光スポットに対する位置)を調整す
るようになされている。
【0045】ビームスプリッタ23は、調整レンズ22
を介して入射したレーザ光を反射し、ダイクロイックプ
リズム24に入射させるとともに、ダイクロイックプリ
ズム24から入射したレーザ光(レーザディスク10B
からの反射光)にフォーカス制御のための非点収差を与
えて透過させ、フォトディテクタ28に入射させるよう
になされている。
【0046】ダイクロイックプリズム24は、図3に示
すように、接合面において波長λ1(650nm)付近の
レーザ光に対しては、ほぼ100%透過率(ほぼ0%の
反射率)の反射率を有し、波長λ2(780nm)付近の
レーザ光に対しては、ほぼ100%反射率(ほぼ0%の
透過率)を有するようになされている。すなわち、ダイ
クロイックプリズム24は、この波長の光の光路を合成
し、また分離する。
【0047】コリメータレンズ25は、ダイクロイック
プリズム24からの発散するレーザ光を平行光線に整
え、ミラー26に入射させるとともに、ミラー26から
入射した平行光線(反射光)を収束光に変換し、ダイク
ロイックプリズム24に入射させるようなされている。
【0048】ミラー26は、コリメータレンズ25から
入射したレーザ光を反射し、対物レンズ27に入射させ
るとともに、対物レンズ27から入射した光ディスク1
0A,10Bからの反射光を反射し、コリメータレンズ
25に入射させるようになされている。
【0049】対物レンズ27は、ミラー26から入射し
たレーザ光を光ディスク10A,10Bの記録面(情報
記録層)に回折限界まで集束させるようになされてい
る。また、対物レンズ27は、光ディスク10A,10
Bで反射したレーザ光(反射光)をミラー26に入射さ
せるようになされている。
【0050】なお、対物レンズ27は、例えば0.6mm
の厚さの基板を有する光ディスク10B(DVD)に対
して最適化が行われており、このとき、開口数NAは
0.6、またはその近傍値に設定されている。したがっ
て、光ディスク10Bと異なる、例えば1.2mmの厚さ
の基板を有する光ディスク10A(CD)に対しては、
球面収差が増大し、良好なスポットを得ることができな
い。そこで、この基板の厚さの差に応じて発生する球面
収差をキャンセルするために、後述するアパーチャ30
が設けられている。
【0051】フォトディテクタ28は、複数の受光部を
有し、各受光部において光ディスク10Bで反射し、上
述の光学系を介して入射した反射光を電気信号に変換
し、PD信号として演算回路2に出力するようになされ
ている。
【0052】レーザカプラ29においては、図16の断
面図に示した従来の例と同様に、レーザチップ41は、
第2の長さの波長λ2(780nm)のレーザ光をマイク
ロプリズム42の面42Aに向けて出射するようになさ
れている。面42Aは、入射されたレーザ光を反射し、
アパーチャ30を介してダイクロイックプリズム24に
入射させる。
【0053】また、レーザカプラ29においては、フォ
トディテクタ43−1は、面42Aからマイクロプリズ
ム42の内部に透過したレーザ光(光ディスク10Aか
らの反射光)を検知し、電気信号に変換するとともに、
レーザ光の一部を反射し、マイクロプリズム42の上面
42Bに入射させる。フォトディテクタ43−2は、結
像点(上面42B)で反射されたレーザ光を検知し、電
気信号に変換する。
【0054】アパーチャ30は、開口数NAが0.4
5、またはその近傍値となるように、レーザチップ41
から出射されたレーザ光の光束径を制限し、光束の中心
部の光だけを透過させるようになされている。これによ
り、光ディスク10Bに最適化された対物レンズ27を
用いて、光ディスク10Aにレーザ光を集光した場合に
良好なスポットを得ることができる。
【0055】なお、光ディスク10B(DVD)を再生
する場合、レーザチップ21より出射されたレーザ光が
作る光スポット(先行スポット)だけが形成され、ま
た、光ディスク10A(CD)を再生する場合、レーザ
チップ41より出射されたレーザ光が作る光スポット
(後行スポット)だけが形成される。
【0056】これに対し、光ディスク10A(CD−
R)に情報を記録する場合、光ディスク10A(CD−
R)上においては、レーザチップ21より出射されたレ
ーザ光が作る光スポット(先行スポット)と、レーザチ
ップ41より出射されたレーザ光が作る光スポット(後
行スポット)の両方の光スポットが形成され、先行スポ
ットは、後行スポットと同一トラック上に先行する位置
に配置される。
【0057】次に、この情報記録再生装置のDVD(D
VD−ROM)再生処理について、図4のフローチャー
トを参照して説明する。ステップS1において、入力装
置5は、ユーザからのDVD再生操作を受け付け、その
操作に対応する信号を制御回路4に出力する。制御回路
4は、入力されたDVD再生指令に基づいて、光源切り
換え用回路8を制御し、放射光源をレーザチップ21に
切り換える。
【0058】ステップS2において、光学ピックアップ
部1のレーザチップ21は、波長λ1(650nm)のレ
ーザ光を調整レンズ22を介してビームスプリッタ23
に出射する。ビームスプリッタ23は、入射されたレー
ザ光を反射し、ダイクロイックプリズム24に入射させ
る。ダイクロイックプリズム24は、入射されたレーザ
光をほぼ100%の透過率で透過し、コリメータレンズ
25に入射させる。コリメータレンズ25は、入射され
た発散光であるレーザ光を平行光に変換し、ミラー26
に入射させる。ミラー26は、入射されたレーザ光を反
射し、対物レンズ27に入射させる。対物レンズ27
は、図5に示すように入射されたレーザ光を光ディスク
10B(DVD)の記録面に集束させ、光スポット(先
行スポット)を形成する。
【0059】光ディスク10Bからの反射光は、ステッ
プS2において通過した光学系を逆方向に進む。すなわ
ち、反射光は、対物レンズ27、ミラー26、コリメー
タレンズ25、ダイクロイックプリズム24、およびビ
ームスプリッタ23の順に通過する。ビームスプリッタ
23は、入射したレーザ光(反射光)にフォーカス制御
のための非点収差を与えて透過させ、フォトディテクタ
28に入射させる。ステップS3において、フォトディ
テクタ28は、内蔵する各受光部において入射したレー
ザ光からRF信号、フォーカスエラー信号、またはトラ
ッキングエラー信号を生成するための信号を検出し、P
D出力信号として演算回路2に出力する。
【0060】ステップS4において、演算回路2は、P
D出力信号から、光ディスク再生用のデータ検出信号
(RF信号)、フォーカスエラー信号、およびトラッキ
ングエラー信号を算出し、データ検出信号を再生回路3
に出力し、フォーカスエラー信号およびトラッキングエ
ラー信号を制御回路4に出力する。制御回路4は、フォ
ーカスエラー信号をフォーカスサーボ用アクチュエータ
6に出力し、対物レンズ27をフォーカス制御させ、ト
ラッキングエラー信号をトラッキングサーボ用アクチュ
エータ7に出力し、対物レンズ27をトラッキング制御
させる。
【0061】次に、この情報記録再生装置のCD(CD
−ROM,CD−R)再生処理について、DVD再生処
理と同様に図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、入力装置5は、ユーザからのC
D再生操作を受け付け、その操作に対応する信号を制御
回路4に出力する。制御回路4は、入力されたCD再生
指令に基づいて、光源切り換え用回路8を制御し、放射
光源をレーザカプラ29に内蔵されているレーザチップ
41に切り換える。
【0062】ステップS2において、レーザチップ41
は、波長λ2(780nm)のレーザ光をマイクロプリズ
ム42に向けて出射する。マイクロプリズム42は、入
射されたレーザ光を面42Aにおいて反射し、アパーチ
ャ30を介してダイクロイックプリズム24に入射させ
る。ダイクロイックプリズム24は、入射されたレーザ
光をほぼ100%の反射率で反射し、コリメータレンズ
25に入射させる。コリメータレンズ25は、入射され
た発散光であるレーザ光を平行光に変換し、ミラー26
に入射させる。ミラー26は、入射されたレーザ光を反
射し、対物レンズ27に入射させる。対物レンズ27
は、図6に示すように、入射されたレーザ光を光ディス
ク10A(CD)の記録面に集束させ、光スポット(後
行スポット)を形成する。
【0063】ステップS3において、光ディスク10A
からの反射光は、ステップS2において通過した光学系
を逆方向に進む。すなわち、反射光は、対物レンズ2
7、ミラー26、コリメータレンズ25、ダイクロイッ
クプリズム24、およびアパーチャ30を介して、面4
2Aからマイクロプリズム42の内部に透過する。透過
したレーザ光は、マイクロプリズム42の底面に配置さ
れているフォトディテクタ43−1上に照射される。ま
た、その一部の光は、フォトディテクタ43−1で反射
され、マイクロプリズム42の上面42Bの結像点で結
像される。そして、結像点で反射されたレーザ光が、さ
らにマイクロプリズム42の底面に設けられているもう
1つのフォトディテクタ43−2に入射される。フォト
ディテクタ43−1,43−2で検出された信号は、P
D出力信号として、演算回路2に出力される。
【0064】ステップS4において、演算回路2は、P
D出力信号から、光ディスク再生用のデータ検出信号
(RF信号)、フォーカスエラー信号、およびトラッキ
ングエラー信号を算出し、データ検出信号を再生回路3
に出力し、フォーカスエラー信号およびトラッキングエ
ラー信号を制御回路4に出力する。制御回路4は、フォ
ーカスエラー信号とトラッキングエラー信号をフォーカ
スサーボ用アクチュエータ6とトラッキングサーボ用ア
クチュエータ7に出力し、フォーカスサーボとトラッキ
ングサーボを実行させる。
【0065】次に、この情報記録再生装置のCD−R記
録処理について、図7と図8を参照して説明する。ステ
ップS21において、入力装置5は、ユーザからのCD
−R記録操作を受け付け、制御回路4に対応する信号を
出力する。制御回路4は、光源切り換え用回路8を制御
し、記録用の放射光源としてのレーザチップ21(先行
スポット)と、フォーカス制御用およびトラッキング制
御用の放射光源としてのレーザカプラ29に内蔵される
レーザチップ41(後行スポット)の両方をオンさせ、
図8に示すように、先行スポットと後行スポットの両方
を、同一トラック上に形成させる。
【0066】ステップS22において、入力装置5は、
記録する情報を受け付け、その情報を制御回路4に入力
する。
【0067】ステップS23において、制御回路4は、
入力された記録情報に基づいて、光学ピックアップ部1
のレーザチップ21を制御する。レーザチップ21は、
記録する情報に対応してパルス発光し、上述したDVD
再生処理と同様の光学系を介して光ディスク10A(C
D−R)上に先行スポットを形成し、CD−Rの記録層
にピットを記録する。
【0068】ここで、レーザチップ21の記録出力につ
いて説明する。記録出力はレーザチップ21が発生した
レーザ光が形成する先行スポットの面積に比例する。先
行スポットの半径φDは、波長λ1と開口数NAにより
(4)式のように表される。
【0069】 φD=1.22λ/NA ・・・(4)
【0070】また、光ディスク10A(CD−R)の光
吸収特性は波長依存性があり、波長λ2(780nm)の
レーザ光に対する吸収係数Rは約20%であり、波長λ
1(650nm)のレーザ光に対する吸収係数Rは約80
%である。
【0071】したがって、従来、記録出力として10mW
程度の出力が必要であったが、波長λ1(650nm)の
レーザ光を用いることにより、(5)式に示すように従
来の約1/5乃至1/6程度の出力で情報の記録が可能
になる。
【0072】 記録出力=10×(650/780)2×0.2/0.8 =1.8mW ・・・(5)
【0073】これと同時に、レーザカプラ29に内蔵さ
れるレーザチップ41は、レーザ光を出射し、上述した
CD再生処理と同様の光学系を介して、CD−R上に後
行スポットを形成する。このとき、CD再生処理におけ
る場合と同様に、その反射光を用いてフォーカス制御、
およびトラッキング制御が実施されるとともに、先行ス
ポットが記録したピットからRF信号をモニタし、例え
ばジッタが最適となるように、レーザチップ21の制御
信号を演算回路2を介して制御回路4に出力する。
【0074】なお、レーザチップ21の出力を直接モニ
タし、出力をより高精度に制御するためにフロントフォ
トディテクタ(FPD)31を設置してもよい。この場
合、図9に示すように、ダイクロイックプリズム24の
波長λ1(650nm)のレーザ光に対する透過率を若干
低下させ、BS23から入射したレーザ光をFPD31
に向けて反射させる必要がある。
【0075】図10に示すように、図2の光学ピックア
ップ部1のコリメータレンズ25を省略し、対物レンズ
27を有限対物レンズ51に置き換えてもよい。この場
合、さらに光学系を簡素化することができる。
【0076】図11に示すように、図2の光学ピックア
ップ部1のレーザカプラ29を、例えば特公平5−98
51号公報に開示されているようなレーザチップとフォ
トディテクタ(いずれも図示せず)を内蔵したホログラ
ムユニット61に置き換えてもよい。
【0077】図12に示すように、図11の光学ピック
アップ部1のコリメータレンズ25を省略し、対物レン
ズ27を有限対物レンズ51に置き換えてもよい。この
場合、さらに光学系を簡素化することができる。
【0078】図13に示すように、図2の光学ピックア
ップ部1のレーザカプラ29を、780nmの長さの波長
を出射するレーザチップ71、グレーティング72、ビ
ームスプリッタ73、およびフォトディテクタ74に置
き換えてもよい。この場合、グレーディング72により
レーザ光を3本に分離し、いわゆる3スポット法にまた
はDPP(Differnntial Push-Pull)法によりトラッキン
グ制御が行われる。
【0079】図14に示すように、図13の光学ピック
アップ部1のコリメータレンズ25を省略し、対物レン
ズ27を有限対物レンズ51に置き換えてもよい。この
場合、さらに光学系を簡素化することができる。
【0080】なお、以上においては、CDとDVDを記
録媒体の例としたが、その他の記録媒体に情報を記録ま
たは再生する場合にも、本発明は適用することができ
る。
【0081】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の情報記
録再生装置、請求項7に記載の情報記録再生方法、およ
び請求項8に記載の光学ピックアップによれば、第2の
記録媒体に第1の波長の光と第2の波長を用いて情報を
記録するようにしたので、情報記録再生装置の小型化と
低コスト化を可能にすることができるばかりでなく、第
2の記録媒体に対しても、確実に情報を記録することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の光学ピックアップ部1の構成を示す図で
ある。
【図3】図2のダイクロイックプリズム24の特性を示
す図である。
【図4】図1の情報記録再生装置の再生処理を説明する
フローチャートである。
【図5】DVD再生処理を説明する図である。
【図6】CD再生処理を説明する図である。
【図7】図1の情報記録再生装置のCD−R記録処理を
説明するフローチャートである。
【図8】CD−R記録処理を説明する図である。
【図9】図1の光学ピックアップ部1にFPD31を設
置した場合のダイクロイックプリズム24の特性を示す
図である。
【図10】光学ピックアップ部1の他の構成を示す図で
ある。
【図11】光学ピックアップ部1の他の構成を示す図で
ある。
【図12】光学ピックアップ部1の他の構成を示す図で
ある。
【図13】光学ピックアップ部1の他の構成を示す図で
ある。
【図14】光学ピックアップ部1の他の構成を示す図で
ある。
【図15】従来のDVD・CD両用光学ピックアップの
構成の一例を示す図である。
【図16】図15のレーザカプラ29の内部の構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 光学ピックアップ部, 2 演算装置, 3 再生
装置, 4 制御装置, 5 入力装置, 6 フォー
カスサーボ用アクチュエータ, 7 トラッキングサー
ボ用アクチュエータ, 8 光源切り換え用回路, 9
モータ, 10 光ディスク, 21 レーザチッ
プ, 22 調整レンズ, 23 ビームスプリッタ,
24 ダイクロイックプリズム, 25 コリメータ
レンズ,26 ミラー, 27 対物レンズ, 28
フォトディテクタ, 29 レーザカプラ, 30 ア
パーチャ, 31 フロントフォトディテクタ, 41
レーザチップ, 42 マイクロプリム, 43 フォ
トディテクタ, 51有限対物レンズ, 61 ホログ
ラムユニット, 71 レーザチップ, 72グレーテ
ィング, 73 ビームスプリッタ, 74 フォトデ
ィテクタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記録媒体と、第2の記録媒体に対
    して、情報を記録または再生する情報記録再生装置にお
    いて、 第1の長さの波長の光を発生する第1の発生手段と、 第2の長さの波長の光を発生する第2の発生手段と、 前記第1の長さの波長の光の光路と第2の長さの波長の
    光の光路を合成する合成手段と、 前記第1の長さの波長の光または第2の長さの波長の光
    を、前記第1の記録媒体または第2の記録媒体に集束し
    て照射する集束手段と、 前記第1の記録媒体により反射された第1の長さの波長
    の光を受光する第1の受光手段と、 前記第2の記録媒体により反射された第2の長さの波長
    の光を受光する第2の受光手段と、 前記第1の記録媒体に記録されている情報を再生すると
    き前記第1の波長の光を発生させ、前記第2の記録媒体
    に記録されている情報を再生するとき前記第2の波長の
    光を発生させ、かつ、前記第2の記録媒体に情報を記録
    するとき、前記第1の波長の光と第2の波長の光の両方
    を発生させるように、前記第1の発生手段と第2の発生
    手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする情
    報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の波長の光のスポットを前記第
    2の波長の光のスポットより先行させることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の波長の光のスポットで情報を
    記録し、 前記第2の波長の光のスポットでフォーカスサーボとト
    ラッキングサーボを制御することを特徴とする請求項2
    に記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の発生手段と第2の受光手段
    は、1つのパッケージ内に組み込まれていることを特徴
    とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の長さの波長の光の光束径を制
    限する制限手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    1に記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の記録媒体は、DVDであり、
    前記第2の記録媒体は、CD−Rであることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 第1の記録媒体と、第2の記録媒体に対
    して、情報を記録または再生する情報記録再生方法にお
    いて、 第1の長さの波長の光を発生する第1の発生ステップ
    と、 第2の長さの波長の光を発生する第2の発生ステップ
    と、 前記第1の長さの波長の光の光路と第2の長さの波長の
    光の光路を合成する合成ステップと、 前記第1の長さの波長の光または第2の長さの波長の光
    を、前記第1の記録媒体または第2の記録媒体に集束し
    て照射する集束ステップと、 前記第1の記録媒体により反射された第1の長さの波長
    の光を受光する第1の受光ステップと、 前記第2の記録媒体により反射された第2の長さの波長
    の光を受光する第2の受光ステップと、 前記第1の記録媒体に記録されている情報を再生すると
    き前記第1の波長の光を発生させ、前記第2の記録媒体
    に記録されている情報を再生するとき前記第2の波長の
    光を発生させ、かつ、前記第2の記録媒体に情報を記録
    するとき、前記第1の波長の光と第2の波長の光の両方
    を発生させるように、前記第1の発生手段と第2の発生
    手段を制御する制御ステップとを備えることを特徴とす
    る情報記録再生方法。
  8. 【請求項8】 第1の長さの波長の光を発生する第1の
    発生手段と、 第2の長さの波長の光を発生する第2の発生手段と、 前記第1の長さの波長の光の光路と第2の長さの波長の
    光の光路を合成する合成手段と、 前記第1の長さの波長の光または第2の長さの波長の光
    を、前記第1の記録媒体または第2の記録媒体に集束し
    て照射する集束手段と、 第1の記録媒体により反射された第1の長さの波長の光
    を受光する第1の受光手段と、 第2の記録媒体により反射された第2の長さの波長の光
    を受光する第2の受光手段とを備えることを特徴とする
    光学ピックアップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621320B1 (ko) * 2000-07-20 2006-09-13 엘지전자 주식회사 파장선택 미러가 구비된 씨디/디브이디 겸용 광픽업

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100621320B1 (ko) * 2000-07-20 2006-09-13 엘지전자 주식회사 파장선택 미러가 구비된 씨디/디브이디 겸용 광픽업

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