JPH0534260Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534260Y2 JPH0534260Y2 JP1986018751U JP1875186U JPH0534260Y2 JP H0534260 Y2 JPH0534260 Y2 JP H0534260Y2 JP 1986018751 U JP1986018751 U JP 1986018751U JP 1875186 U JP1875186 U JP 1875186U JP H0534260 Y2 JPH0534260 Y2 JP H0534260Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- cap
- connecting member
- fuel filler
- support shaft
- mounting member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 35
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 35
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/04—Tank inlets
- B60K15/0406—Filler caps for fuel tanks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/04—Tank inlets
- B60K15/0406—Filler caps for fuel tanks
- B60K2015/0432—Filler caps for fuel tanks having a specific connection between the cap and the vehicle or tank opening
- B60K2015/0445—Filler caps for fuel tanks having a specific connection between the cap and the vehicle or tank opening using hinges
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S220/00—Receptacles
- Y10S220/33—Gasoline tank cap
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動車の給油口を閉塞するキヤツプ
をボデイに繋ぎ止めておくための保持装置に関す
る。
をボデイに繋ぎ止めておくための保持装置に関す
る。
[従来の技術]
通常、乗用自動車の給油口はボデイの表面を窪
ませて作つた部屋の内部に開口させ、リツドで覆
つているのが普通であり、またこのリツドは施錠
式になつていて外部からそのまゝ開放できないよ
になつている。
ませて作つた部屋の内部に開口させ、リツドで覆
つているのが普通であり、またこのリツドは施錠
式になつていて外部からそのまゝ開放できないよ
になつている。
このリツドによる被覆は防犯或は安全確保のた
めにあり、従つてリツドに覆われた給油口のキヤ
ツプはリツドを開放したのちは簡単に取外せるよ
うになつている。
めにあり、従つてリツドに覆われた給油口のキヤ
ツプはリツドを開放したのちは簡単に取外せるよ
うになつている。
この様に通常自動車の給油口のキヤツプはリツ
ドによつて保護され仮に任意の外れることがあつ
ても紛失することはないが、ときとして給油時に
キヤツプを締め忘れることがあり、そのまゝ放置
されて燃料が気化して危険な状態に哂されること
があつた。
ドによつて保護され仮に任意の外れることがあつ
ても紛失することはないが、ときとして給油時に
キヤツプを締め忘れることがあり、そのまゝ放置
されて燃料が気化して危険な状態に哂されること
があつた。
ことに給油所で作業員が締め忘れると運転者は
全く気付かず長時間そのまゝ放置されることにな
り極めて危険な状態となる。
全く気付かず長時間そのまゝ放置されることにな
り極めて危険な状態となる。
従来、これにつき貨物自動車等燃料タンクを露
出させた状態で装備する車輌の場合キヤツプの紛
失を避けるため給油口に鎖等で連結したものが知
られるが、この鎖による連結は前述リツドで被覆
する自動車の場合には、キヤツプの閉塞時連結の
鎖が垂れてリツドの閉塞の妨げとなるため、その
まゝ実施することはできない。ことに給油口はボ
デイの側面の起立面に設けられることが多いため
鎖の垂れ下りは始末が悪くリツドの閉塞の大きな
妨げとなり、不完全閉塞や、無理な閉合せによつ
てリツドを損傷する危険がある。
出させた状態で装備する車輌の場合キヤツプの紛
失を避けるため給油口に鎖等で連結したものが知
られるが、この鎖による連結は前述リツドで被覆
する自動車の場合には、キヤツプの閉塞時連結の
鎖が垂れてリツドの閉塞の妨げとなるため、その
まゝ実施することはできない。ことに給油口はボ
デイの側面の起立面に設けられることが多いため
鎖の垂れ下りは始末が悪くリツドの閉塞の大きな
妨げとなり、不完全閉塞や、無理な閉合せによつ
てリツドを損傷する危険がある。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は、給油口のキヤツプの締め忘れ、紛失
等を回避するため研究開発されたもので、特に乗
用車の如くリツドで被覆される給油口のキヤツプ
を連結保持するのに好適な連結手段の格納手段を
備えてなる保持装置を提供することにある。
等を回避するため研究開発されたもので、特に乗
用車の如くリツドで被覆される給油口のキヤツプ
を連結保持するのに好適な連結手段の格納手段を
備えてなる保持装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案保持装置は、給油口近傍に固着される取
付部材と、キヤツプに設ける環状の溝に回転自由
に嵌合される環状をなす保持部材と、これら両部
材を連結する連結部材とからなるものであつて、 上記連結部材は取付部材並びに保持部材に対し
てそれぞれ支軸を介して回動自由に連結され、キ
ヤツプを給油口に装着し閉塞した状態時には上記
取付部材の上に連結部材並びに保持部材を重ね合
せに折りたゝみ、キヤツプの開放時には取付部材
を基点に各部材を帯状に伸長可能にしたことを特
徴とした自動車の給油口キヤツプの保持装置にあ
る。
付部材と、キヤツプに設ける環状の溝に回転自由
に嵌合される環状をなす保持部材と、これら両部
材を連結する連結部材とからなるものであつて、 上記連結部材は取付部材並びに保持部材に対し
てそれぞれ支軸を介して回動自由に連結され、キ
ヤツプを給油口に装着し閉塞した状態時には上記
取付部材の上に連結部材並びに保持部材を重ね合
せに折りたゝみ、キヤツプの開放時には取付部材
を基点に各部材を帯状に伸長可能にしたことを特
徴とした自動車の給油口キヤツプの保持装置にあ
る。
[作用]
本考案の保持装置は、キヤツプを給油口に締付
けて閉塞した常態時には取付部材を基礎にこの部
材の上に連結部材、保持部材の順序でそれぞれの
部材を連結する支軸を支点に折曲げ重ね合せて格
納し、給油口を被うリツドの閉塞を可能とする一
方、キヤツプの開放時にはキヤツプの取外しに併
せて各部材を上記支軸を支点に引延し給油口の下
方に吊設状に保持してボデイから離れないように
する。
けて閉塞した常態時には取付部材を基礎にこの部
材の上に連結部材、保持部材の順序でそれぞれの
部材を連結する支軸を支点に折曲げ重ね合せて格
納し、給油口を被うリツドの閉塞を可能とする一
方、キヤツプの開放時にはキヤツプの取外しに併
せて各部材を上記支軸を支点に引延し給油口の下
方に吊設状に保持してボデイから離れないように
する。
[実施例]
本考案を明らかにするため図示する実施例につ
き説明し、併せて特徴とする点を詳述する。
き説明し、併せて特徴とする点を詳述する。
図面第1図はキヤツプを外した常態の斜視図
で、第2図は装置を展開し伸張させた状態の一部
断面とした正面図、第3図は折り畳んで格納した
状態を示す中央縦断側面図であり、図中において
1は自動車のボデイ、2はこのボデイの起立する
側面部を窪ませて設けた部屋3に開口させた給油
口、4は給油口に装備されるキヤツプで、5は部
屋3の開口一側縁に螺番6を介して開閉自由に取
付けたリツドであり、7は上記キヤツプ4をボデ
イ1に繋ぎ止めておくため給油口2を囲む板部1
aに固定した本考案に係る保持装置を示す。
で、第2図は装置を展開し伸張させた状態の一部
断面とした正面図、第3図は折り畳んで格納した
状態を示す中央縦断側面図であり、図中において
1は自動車のボデイ、2はこのボデイの起立する
側面部を窪ませて設けた部屋3に開口させた給油
口、4は給油口に装備されるキヤツプで、5は部
屋3の開口一側縁に螺番6を介して開閉自由に取
付けたリツドであり、7は上記キヤツプ4をボデ
イ1に繋ぎ止めておくため給油口2を囲む板部1
aに固定した本考案に係る保持装置を示す。
保持装置7はこの実施例では折り畳めるよう連
設した4つの部材、即ち、ボデイに直接固定する
取付部材7aと、キヤツプ4を止め付ける保持部
材7bと、これら両部材を連結する第1、第2の
2つの連結部材7c,7dから構成されている。
設した4つの部材、即ち、ボデイに直接固定する
取付部材7aと、キヤツプ4を止め付ける保持部
材7bと、これら両部材を連結する第1、第2の
2つの連結部材7c,7dから構成されている。
ここに示した取付部材7aは半円弧状に形成し
て両端にビス止めの穴8を設け、長さの途中の一
端縁から後述の第1連結部材7cを繋ぐ腕9を延
設している。
て両端にビス止めの穴8を設け、長さの途中の一
端縁から後述の第1連結部材7cを繋ぐ腕9を延
設している。
保持部材7bは環状に形成してあり、キヤツプ
4のグリツプの背面に沿つて設ける環状の溝10
に緩く嵌付け、嵌付けた状態でキヤツプが自由に
回転できるようにしてある。そして、外周縁の一
部から第2の連結部材7dを連結するための2本
の腕11を延設している。
4のグリツプの背面に沿つて設ける環状の溝10
に緩く嵌付け、嵌付けた状態でキヤツプが自由に
回転できるようにしてある。そして、外周縁の一
部から第2の連結部材7dを連結するための2本
の腕11を延設している。
第1、第2の連結部材7c,7dは共に半円弧
状に形成してあり、それぞれ両端を衝き合せて共
に支軸12を介して回転自由に連結し、一つの環
が形成できるようにしてある。そして、第1の連
結部材7cは長さの中央部外側縁に2本の並行す
る腕13を延設し、この腕の間に前記取付部材7
aの腕9を受け入れ、これら両腕間に支軸14を
貫通させることによつてこの支軸を支点に回転自
由に連結するようにしてあり、また第2の連結部
材7dは同じく長さの中央部外側縁に腕15を延
設し、この腕を前記保持部材7bの2本の腕11
の間に差し入れ横から支軸16を貫通させること
によつて回転自由に連結し、これら3ケ所の支軸
12,14,16を介しての連結によつて4つの
部材が帯状に組立られるようにしてある。
状に形成してあり、それぞれ両端を衝き合せて共
に支軸12を介して回転自由に連結し、一つの環
が形成できるようにしてある。そして、第1の連
結部材7cは長さの中央部外側縁に2本の並行す
る腕13を延設し、この腕の間に前記取付部材7
aの腕9を受け入れ、これら両腕間に支軸14を
貫通させることによつてこの支軸を支点に回転自
由に連結するようにしてあり、また第2の連結部
材7dは同じく長さの中央部外側縁に腕15を延
設し、この腕を前記保持部材7bの2本の腕11
の間に差し入れ横から支軸16を貫通させること
によつて回転自由に連結し、これら3ケ所の支軸
12,14,16を介しての連結によつて4つの
部材が帯状に組立られるようにしてある。
この4つの部材は折り畳まれたとき肉薄に重る
ようにそれぞれは板状に形成し、更に重油口2を
囲む窪んだ狭い空間に収まり、また引伸したとき
には部屋3の外に伸び出るように腕9,13,1
5を所定の形状に屈曲させ、且つ長さを違えて
(第3図参照)支軸14,16の位置が並行に揃
うようにしてある。
ようにそれぞれは板状に形成し、更に重油口2を
囲む窪んだ狭い空間に収まり、また引伸したとき
には部屋3の外に伸び出るように腕9,13,1
5を所定の形状に屈曲させ、且つ長さを違えて
(第3図参照)支軸14,16の位置が並行に揃
うようにしてある。
上述構成に係る本考案保持装置は先端の保持部
材7dをキヤツプ4の溝10に嵌付け、これを取
付ける一方、取付部材7aを給油口2を囲むボデ
イの板部1aに添わせ穴8にビス17を通してネ
ジ込むことにより装置される。
材7dをキヤツプ4の溝10に嵌付け、これを取
付ける一方、取付部材7aを給油口2を囲むボデ
イの板部1aに添わせ穴8にビス17を通してネ
ジ込むことにより装置される。
この保持装置7はキヤツプ4を給油口2にネジ
付け閉塞するとき、前述の各支軸12,14,1
6を支点に折曲げ重ね合せて給油口を囲む窪みの
部分に収め格納される。
付け閉塞するとき、前述の各支軸12,14,1
6を支点に折曲げ重ね合せて給油口を囲む窪みの
部分に収め格納される。
第3図はこの格納状態を示しており、このとき
2つの連結部材7c,7dは支軸12を支点に折
り重つて給油口の半周を囲む形で畳まれることに
なる。
2つの連結部材7c,7dは支軸12を支点に折
り重つて給油口の半周を囲む形で畳まれることに
なる。
次に、給油に当つてキヤツプ4を外した場合に
は給油口からの取外しと共に折り畳んだ保持装置
を引伸して下方に垂し、キヤツプを吊下げた状態
で保持することになる。
は給油口からの取外しと共に折り畳んだ保持装置
を引伸して下方に垂し、キヤツプを吊下げた状態
で保持することになる。
図面、第4,5図は本考案保持装置の他の実施
例を示したものである。ここに示した実施例は第
1、第2の連結部材7c,7dをそれぞれ並行す
る2本の腕にしてそれぞれを一体に設けるリベツ
ト状の支軸18で回転可能に連結し組立る一方、
取付部材7aと保持部材7bは共に平板状に形成
し、取付部材7aの中央部には給油口2を通す穴
19を設けてボデイ1に窪み状に設けた部屋の板
部1aに直接止付けられるようにし、また保持部
材7bの中央部にはキヤツプ4の溝10に嵌付け
る透孔20を設け、この周縁に拡張用のスリツト
21を設けている。
例を示したものである。ここに示した実施例は第
1、第2の連結部材7c,7dをそれぞれ並行す
る2本の腕にしてそれぞれを一体に設けるリベツ
ト状の支軸18で回転可能に連結し組立る一方、
取付部材7aと保持部材7bは共に平板状に形成
し、取付部材7aの中央部には給油口2を通す穴
19を設けてボデイ1に窪み状に設けた部屋の板
部1aに直接止付けられるようにし、また保持部
材7bの中央部にはキヤツプ4の溝10に嵌付け
る透孔20を設け、この周縁に拡張用のスリツト
21を設けている。
この実施例の保持装置は各部材を折り畳んだと
き第1、第2の連結部材7c,7dを横に引揃え
て狭い空間内に収めされるようにしたことに特徴
があることと、引伸したとき第1の連結部材7c
の一端に近い一端縁を部屋3の縁に当接して第2
の連結部材7dを宙吊りにして外したキヤツプ4
がボデイ1の表面に衝合しないようにしたことに
特徴があるが、その使用、及び効果は前記の実施
例と同じである。
き第1、第2の連結部材7c,7dを横に引揃え
て狭い空間内に収めされるようにしたことに特徴
があることと、引伸したとき第1の連結部材7c
の一端に近い一端縁を部屋3の縁に当接して第2
の連結部材7dを宙吊りにして外したキヤツプ4
がボデイ1の表面に衝合しないようにしたことに
特徴があるが、その使用、及び効果は前記の実施
例と同じである。
次に、第6乃至第9図は本考案のその他の実施
例を示したもので、特にこの実施例は前述2つの
実施例において説明した第1、第2の連結部材を
1つにすると共に、この連結部材を伸縮可能にし
て折りたゝみ収納時に給油口2に衝合するのを回
避する構造とした例である。
例を示したもので、特にこの実施例は前述2つの
実施例において説明した第1、第2の連結部材を
1つにすると共に、この連結部材を伸縮可能にし
て折りたゝみ収納時に給油口2に衝合するのを回
避する構造とした例である。
即ち、図示する如くボデイ1に直接固定する保
持部材7aとキヤツプ4に設ける環状の溝10に
嵌合させ、このキヤツプを回転可能に保持する保
持部材7bを前記第1の実施例と共通にしてこの
両部材を連結する連結部材7eを給油口2を囲繞
するに充分な口径をもつた環形に形成し、この連
結部材7eと取付部材7a、保持部材7bとを共
に支軸を介して回動自由に連結した構造に形成し
てある。
持部材7aとキヤツプ4に設ける環状の溝10に
嵌合させ、このキヤツプを回転可能に保持する保
持部材7bを前記第1の実施例と共通にしてこの
両部材を連結する連結部材7eを給油口2を囲繞
するに充分な口径をもつた環形に形成し、この連
結部材7eと取付部材7a、保持部材7bとを共
に支軸を介して回動自由に連結した構造に形成し
てある。
そして、この実施例では上記連結部材7eの環
の一部には長さを調整するための屈曲部22を左
右に2個宛設け、この屈曲部の伸縮によつて口径
を変化させられるようにしてある。
の一部には長さを調整するための屈曲部22を左
右に2個宛設け、この屈曲部の伸縮によつて口径
を変化させられるようにしてある。
この実施例における装置はキヤツプ4を外した
とき第7図に示した如く取付部材7aを基点に連
結部材7eを略180度回転させて部屋3の外に伸
び出させ、キヤツプ4を嵌合する保持部材7bを
垂れ下げられるようにしてあり、キヤツプの閉塞
時には第8図に示した如く伸した連結部材7eを
取付部材7aの上に折り重ねるようにたゝんでキ
ヤツプ4を給油口2に誘導できるようにしてあ
る。
とき第7図に示した如く取付部材7aを基点に連
結部材7eを略180度回転させて部屋3の外に伸
び出させ、キヤツプ4を嵌合する保持部材7bを
垂れ下げられるようにしてあり、キヤツプの閉塞
時には第8図に示した如く伸した連結部材7eを
取付部材7aの上に折り重ねるようにたゝんでキ
ヤツプ4を給油口2に誘導できるようにしてあ
る。
この閉塞時における連結部材7eは折りたゝみ
に伴つて給油口2の外周に嵌め付ける如くたゝま
れることから連結組立に当つて誤差を生ずると給
油口2に衝合し、折りたゝみに支障を生ずる虞れ
があるが、この実施例では前記屈曲部22を備え
ることで衝合時には口径を拡大し、取付部材7a
への重ね合せが常に円滑に行えるようにしてあ
る。
に伴つて給油口2の外周に嵌め付ける如くたゝま
れることから連結組立に当つて誤差を生ずると給
油口2に衝合し、折りたゝみに支障を生ずる虞れ
があるが、この実施例では前記屈曲部22を備え
ることで衝合時には口径を拡大し、取付部材7a
への重ね合せが常に円滑に行えるようにしてあ
る。
ところで、図面第9図は取付部材7a、保持部
材7bと連結部材7eの支軸23を介しての連結
部を拡大して示した説明図で、支軸23と軸受部
24を各部材のそれぞれに予じめ一体に設けてお
き(ここでは取付部材7aに軸受部24を、連結
部材7eに支軸23を設けている)、軸受部の切
欠き部を通して支軸を割込ませることによつて両
者の回動自由な連結が行えるようにしてある。
尚、この連結方法は前述2つの実施例についても
全く同様に実施が可能であつて、これによつて製
造性が高められるようにしてある。
材7bと連結部材7eの支軸23を介しての連結
部を拡大して示した説明図で、支軸23と軸受部
24を各部材のそれぞれに予じめ一体に設けてお
き(ここでは取付部材7aに軸受部24を、連結
部材7eに支軸23を設けている)、軸受部の切
欠き部を通して支軸を割込ませることによつて両
者の回動自由な連結が行えるようにしてある。
尚、この連結方法は前述2つの実施例についても
全く同様に実施が可能であつて、これによつて製
造性が高められるようにしてある。
[考案の効果]
本考案は、上述実施例で説明した如く給油口の
キヤツプをボデイに繋ぎ止めておく保持装置に係
るものであるが、本考案によれがキヤツプを給油
口に装着したときには支軸を介して連結した各部
材を折り畳んで狭い部屋に格納することができる
ことからリツドの閉塞の妨げとなることがなく、
従つて外観を損ねる虞れがないと同時に、給油時
にキヤツプを外したときには部屋の外に伸張して
外したキヤツプを給油口の直下に吊り下げた状態
に保持することからキヤツプの置場所に困ること
も、また紛失することもない。
キヤツプをボデイに繋ぎ止めておく保持装置に係
るものであるが、本考案によれがキヤツプを給油
口に装着したときには支軸を介して連結した各部
材を折り畳んで狭い部屋に格納することができる
ことからリツドの閉塞の妨げとなることがなく、
従つて外観を損ねる虞れがないと同時に、給油時
にキヤツプを外したときには部屋の外に伸張して
外したキヤツプを給油口の直下に吊り下げた状態
に保持することからキヤツプの置場所に困ること
も、また紛失することもない。
そして、このキヤツプは保持装置によつて吊り
下げられていることからキヤツプを装着しないで
リツドを閉塞することはなく、従つて従来の様に
給油口を開放したまゝ長時間運転されるような危
険を未然に回避することができる。
下げられていることからキヤツプを装着しないで
リツドを閉塞することはなく、従つて従来の様に
給油口を開放したまゝ長時間運転されるような危
険を未然に回避することができる。
尚、仮にキヤツプを締め忘れた場合にはキヤツ
プが外に下つていることと、リツドが開放した
まゝとなることから直ちに発見されることにな
り、危険回避の上で有効な警告手段となる。
プが外に下つていることと、リツドが開放した
まゝとなることから直ちに発見されることにな
り、危険回避の上で有効な警告手段となる。
また本考案装置は各部材を支軸を支点に折り畳
むと給油口を囲む様に収まり、任意に伸び出さな
いため、従来の鎖による場合の如く勝手に垂れ下
ることがない。従つて、リツドの閉塞時に、この
保持装置が妨げとなつてその閉塞作業が阻害され
るようなことはなく簡便に使用できる利点があ
る。
むと給油口を囲む様に収まり、任意に伸び出さな
いため、従来の鎖による場合の如く勝手に垂れ下
ることがない。従つて、リツドの閉塞時に、この
保持装置が妨げとなつてその閉塞作業が阻害され
るようなことはなく簡便に使用できる利点があ
る。
また、キヤツプの取外しに際して引伸したとき
連結部材の支えによつてキヤツプはボデイの外に
宙吊り状態に保持されることからボデイ表面を擦
つて損傷することもない。
連結部材の支えによつてキヤツプはボデイの外に
宙吊り状態に保持されることからボデイ表面を擦
つて損傷することもない。
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図はキヤツプを外した状態の斜視図、第2図は伸
張させた状態の一部断面とした正面図、第3図は
格納状態の中央縦断側面図、第4図は他の実施例
の伸張させた状態の正面図、第5図は同じく伸張
させた状態の側面図、第6図はその他の実施例に
おける開放時の斜視図、第7図は同側面図、第8
図は閉塞時の側面図、第9図は部材相互の連結部
の拡大説明図である。 1……ボデイ、2……給油口、4……キヤツ
プ、7……本考案に係る保持装置、7a……取付
部材、7b……保持部材、7c,7d,7e……
連結部材、12,14,16……支軸。
図はキヤツプを外した状態の斜視図、第2図は伸
張させた状態の一部断面とした正面図、第3図は
格納状態の中央縦断側面図、第4図は他の実施例
の伸張させた状態の正面図、第5図は同じく伸張
させた状態の側面図、第6図はその他の実施例に
おける開放時の斜視図、第7図は同側面図、第8
図は閉塞時の側面図、第9図は部材相互の連結部
の拡大説明図である。 1……ボデイ、2……給油口、4……キヤツ
プ、7……本考案に係る保持装置、7a……取付
部材、7b……保持部材、7c,7d,7e……
連結部材、12,14,16……支軸。
Claims (1)
- 給油口2の近傍に固着される取付部材7aと、
キヤツプ4に設ける環状の溝10に回転自由に嵌
合する環状の保持部材7bと、これら両部材を連
結する第1の連結部材7c、及び第2の連結部材
7dとからなり、上記第1、第2の連結部材7
c,7dは各半円形状に形成して両端部同志を衝
き合せて相互を支軸12を介して折り曲げ自由に
連結する一方、前記取付部材7aには板状の腕9
を延設し、これに対向する前記第1の連結部材7
cには上記腕9を受け入れる並行する2本の腕1
3を延設して両先端部同志を支軸14を介して折
り曲げ自由に連結し、また前記保持部材7bには
並行する腕11を、第2の連結部材7dには上記
腕11に割込み可能な腕15を各延設して両者を
支軸16を介して折り曲げ自由に連結し、前記キ
ヤツプ4を給油口2に装着し閉塞した状態時には
前記取付部材7aの上に第1の連結部材7c、第
2の連結部材7d及び保持部材7bの順序で前記
各支軸12,14,16を支点に折り重ねると共
に、キヤツプ4の開放時には取付部材7aを基点
に各部材を帯状に伸長可能にしてなることを特徴
とした自動車の給油口キヤツプの保持装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018751U JPH0534260Y2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | |
US07/006,370 US4776486A (en) | 1986-02-14 | 1987-01-23 | Device for holding automobile fuel-tank filler port cap |
IT8767084A IT1206899B (it) | 1986-02-14 | 1987-02-10 | Dispositivo per trattenere un cappuccio dell apertura del bocchettone di un serbatorio per carburante di un automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018751U JPH0534260Y2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130933U JPS62130933U (ja) | 1987-08-18 |
JPH0534260Y2 true JPH0534260Y2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=11980351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986018751U Expired - Lifetime JPH0534260Y2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4776486A (ja) |
JP (1) | JPH0534260Y2 (ja) |
IT (1) | IT1206899B (ja) |
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---|---|---|---|---|
DK164314C (da) * | 1988-10-13 | 1992-11-02 | Thomas Brinck | Benzinstander med integreret daekselalarm |
US4932555A (en) * | 1989-04-14 | 1990-06-12 | Aluminum Company Of America | Resealable cap hinge structure |
US5004114A (en) * | 1989-11-02 | 1991-04-02 | Rosemarie Terbrusch | Trash can with tethered cover |
US5072986A (en) * | 1990-09-21 | 1991-12-17 | Tai Wu D | Remotely controlled gas cap assembly |
US5462190A (en) * | 1995-01-23 | 1995-10-31 | General Motors Corporation | Fuel cap tether apparatus |
US5735424A (en) * | 1995-07-19 | 1998-04-07 | Diederiks, Jr.; Everett G. | Fuel port access door connected automobile gas cap assembly |
US5954387A (en) * | 1998-02-26 | 1999-09-21 | Christopher M. Fisher | Fuel access door with affixed seal |
DE19961089B4 (de) * | 1999-12-17 | 2006-06-22 | Hyundai Motor Co. | Verschlussdeckel eines Kraftstoffbehälters |
SE0303029D0 (sv) * | 2003-11-17 | 2003-11-17 | Astrazeneca Ab | Inhaler cap strap |
KR100567206B1 (ko) * | 2005-10-14 | 2006-04-03 | 백영자 | 용기의 마개 구조 |
DE102007059150A1 (de) * | 2007-12-08 | 2009-06-10 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Tankeinfüllbereich eines Kraftfahrzeuges |
US8439421B2 (en) * | 2009-12-16 | 2013-05-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel lid |
FR2959175B1 (fr) * | 2010-04-23 | 2012-08-17 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'ouverture d'une trappe a carburant |
EP3047163B1 (en) * | 2013-09-18 | 2019-11-27 | Save-Ty Can Cap B.V. | Closing element |
JP6551821B2 (ja) * | 2014-10-29 | 2019-07-31 | 三菱自動車工業株式会社 | 充電口のリッド装置 |
CN105857061B (zh) * | 2016-05-19 | 2018-05-29 | 常熟理工学院 | 一种轿车加油口盖 |
CN114269588A (zh) * | 2019-05-14 | 2022-04-01 | 伊利诺斯工具制品有限公司 | 铰接式车辆能源门 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5777226A (en) * | 1980-09-25 | 1982-05-14 | Ford Motor Co | Cap device for fuel tank of automobile |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5687321U (ja) * | 1979-12-06 | 1981-07-13 | ||
JPH0452102Y2 (ja) * | 1985-05-29 | 1992-12-08 |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP1986018751U patent/JPH0534260Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-01-23 US US07/006,370 patent/US4776486A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-02-10 IT IT8767084A patent/IT1206899B/it active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5777226A (en) * | 1980-09-25 | 1982-05-14 | Ford Motor Co | Cap device for fuel tank of automobile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62130933U (ja) | 1987-08-18 |
IT8767084A0 (it) | 1987-02-10 |
US4776486A (en) | 1988-10-11 |
IT1206899B (it) | 1989-05-11 |
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