JPH05342391A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JPH05342391A
JPH05342391A JP4147492A JP14749292A JPH05342391A JP H05342391 A JPH05342391 A JP H05342391A JP 4147492 A JP4147492 A JP 4147492A JP 14749292 A JP14749292 A JP 14749292A JP H05342391 A JPH05342391 A JP H05342391A
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JP
Japan
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card
branch
roller
magnetic
main
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JP4147492A
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Takayuki Kasuya
高之 粕谷
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TDK Corp
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気カードを2枚連続して取込んで処理で
き、しかも構造が簡素で小型なカード処理装置を提供す
る。 【構成】 本装置は、磁気カードCを挿入,返却するた
めの出入口2,主搬送路3,磁気処理手段14,分岐搬
送路4,接続機構5,ローラ駆動手段6,接離機構7,
電磁ソレノイド(機構駆動手段)8,制御手段9を具備
する。制御手段9は磁気処理手段14の処理結果に応じ
て、ローラ駆動手段7及電磁ソレノイド8を制御し、1
枚目のカードCを分岐搬送路4に搬送する。制御手段9
は2枚目のカードCを主搬送路3に搬送して磁気処理手
段14により処理を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペードカード等の
磁気カードに対して磁気情報の読取り又は書込み処理を
行うカード処理装置に関し、より詳しくは2枚の磁気カ
ードを連続して取込んで処理可能なカード処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、1枚目のカードが残高不足(残高
零)の場合に、2枚目のカードを取り込んで処理できる
カード処理装置が開発されている(例えば特開昭57-127
967 号公報等)。
【0003】この特開昭57-127967 号公報に示されてい
る磁気カードリーダ装置は、挿入口から挿入されたカー
ドを取り込んで、磁気ヘッドによりデータを書き替えた
後、また挿入口からそのカードを排出し、カードが残高
不足の場合には、そのカードをカード収納箱に収納する
ものである。
【0004】そのため、搬送方向を変更するためのソレ
ノイドと、カードを挿入口から取り込むためのソレノイ
ドとの2つを備えており、搬送ベルト駆動用のモータと
補助ベルト駆動用のモータとの2つを備えている。ま
た、挿入口以外に不正常のカード用の返却口を別に設け
ている構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭57-127967 号公
報に開示された磁気カードリーダ装置は、上述したよう
に構成されたものであるので、構造が複雑で装置が大型
であるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、磁気カードを2枚連続して取込んで処
理でき、しかも構造が簡素で小型なカード処理装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、2枚の磁気カードを連続して取込み可能な
カード処理装置において、当該装置の装置本体の一方の
端部に設けられた出入口と、この出入口から前記装置本
体内に形成された主搬送路と、この主搬送路に配置され
前記カードに対する磁気情報の読取り又は書込み処理を
行う磁気処理手段と、この磁気処理手段の後方の主搬送
路の分岐位置から更に後方に形成された分岐搬送路と、
前記分岐位置で前記両搬送路間の接続を行う接続機構
と、前記主搬送路に配置された主ローラと、前記分岐搬
送路に配置された分岐ローラと、前記両ローラを駆動す
るローラ駆動手段と、前記分岐搬送路に対する前記分岐
ローラの接離動作を行う接離機構と、前記両機構を駆動
する機構駆動手段と、前記磁気処理手段の処理結果に応
じて前記ローラ駆動手段及び機構駆動手段を制御する制
御手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成のカード処理装置の作用を説明する。
【0009】制御手段は、1枚目の磁気カードに対する
磁気処理手段の処理結果に応じて、ローラ駆動手段及び
機構駆動手段を制御し、その1枚目の磁気カードを分岐
搬送路に搬送する。そして、制御手段は、2枚目の磁気
カードを主搬送路に搬送して磁気処理手段により処理を
行わせる。これにより、2枚の磁気カードを連続して取
込んで処理が可能となる。
【0010】また、1つのローラ駆動手段により主ロー
ラと分岐ローラとを駆動し、1つの機構駆動手段により
接続機構と接離機構とを駆動するように構成したもので
あるから、当該装置は構成が簡素となり、小型なものと
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0012】図1は本発明のカード処理装置の一実施例
を示す概略断面図、図2は図1におけるA方向矢視図、
図3は図2におけるB方向矢視図である。
【0013】本装置は、略直方体状の装置本体1と、こ
の装置本体1の一方の端部1aに設けられ磁気カードC
を挿入,返却するための出入口2と、この出入口2から
装置本体1内に形成され後述する磁気処理手段14等が
配置された主搬送路3と、この主搬送路3の分岐位置3
0から後方に形成された分岐搬送路4と、前記分岐位置
30で前記両搬送路3,4間の接続を行う接続機構5
と、後述する主ローラ10,11,分岐ローラ12aを
駆動するローラ駆動手段6と、前記分岐ローラ12aを
分岐搬送路4に対して接離動作を行う接離機構7と、前
記両機構5,7を駆動する機構駆動手段としての電磁ソ
レノイド8と、この装置の各部を制御する制御手段9と
を有している。
【0014】この装置が処理対象としている前記磁気カ
ードCは、例えば、可撓性を有するカード状の板部材の
表面に、磁気情報を記録する磁気ストライプが設けられ
ているものである。
【0015】次に、上記各部の詳細を説明する。
【0016】前記主搬送路3は、図1に示すように、前
記磁気カードCの厚みより若干大きい間隔をもって上下
に設けられたガイド部31,32により形成され、この
主搬送路3の後端には、ストッパ部33が形成されたも
のであり、図2に示すように、装置本体1の左右にそれ
ぞれ設けられている。また、この主搬送路3の出入口2
の近傍には、ホトセンサの如き第1のセンサ13aと、
駆動ローラ10a,従属ローラ10bからなる第1の主
ローラ10が配置され、装置本体1の略中央には、磁気
処理手段14と、駆動ローラ11a,従属ローラ11b
からなる第2の主ローラ11と、ホトセンサの如き第2
のセンサ13bが配置されている。
【0017】各従属ローラ10b,11bは、対応する
駆動ローラ10a,11aに対してトーションスプリン
グ15a,15bにより押圧されるようになっている。
また、駆動ローラ10a,11a及び従属ローラ10
b,11bは、ガイド部31,32の切欠き部から主搬
送路3側に露出するように配置されている。
【0018】磁気処理手段14は、磁気ヘッド140
と、読取書込制御部141とを具備している。磁気ヘッ
ド140は、磁気カードCに設けられた磁気ストライプ
に対して磁気情報を読取り,書込みできる位置に配置さ
れ、磁気情報の読取り又は書込み処理を行うものであ
る。読取書込制御部141は、後述する制御手段9のC
PU90の制御の基に、磁気ヘッド140の読取り又は
書込み制御を行うものである。
【0019】前記分岐搬送路4は、図1,図2に示すよ
うに、前記磁気カードCの厚みより若干大きい間隔をも
って上下に設けられたガイド部40,41により後端4
2まで形成されており、装置本体1の左右にそれぞれ設
けられている。また、この分岐搬送路4の後端42側に
は、リミットスイッチの如き第3のセンサ13cが配置
され、分岐搬送路4の略中央には、分岐ローラ12aが
配置されている。分岐ローラ12aは、接離機構7によ
り上側のガイド部40に設けられた切欠き部から分岐搬
送路4に対して出没可能に配置され、分岐搬送路4に臨
ませて配置した固定ローラ12bに押圧できるようにな
っている。
【0020】前記ローラ駆動手段6は、図1乃至図3に
示すように、パルスモータの如き駆動モータ60と、こ
の駆動モータ60を駆動制御する後述するモータ制御部
61と、前記第1の主ローラ10,第2の主ローラ11
及び分岐ローラ12aを駆動するためのプーリ列62
と、そのための第1,第2のベルト63a,63bとを
具備している。
【0021】プーリ列62は、図2,図3に示すよう
に、第1の主ローラ10の駆動ローラ10a用の軸に固
定された第1のプーリ62aと、第2の主ローラ11の
駆動ローラ11a用の軸に固定された第2のプーリ62
bと、分岐ローラ12a用の軸12cに固定された第3
のプーリ62cと、駆動モータ60の軸に固定され第
1,第2のプーリ62a,62bを駆動するための第4
のプーリ62dと、同じく駆動モータ60の軸に固定さ
れ第3のプーリ62cを駆動するための第5のプーリ6
2eと、第2のプーリ62bへのベルト巻付け角を増や
すためのアイドラプーリ62f,62gとを具備してい
る。第1のプーリ62a,第2のプーリ62b,アイド
ラプーリ62f,62g及び第4のプーリ62dには、
第1のベルト63aを張設し、第3のプーリ62c及び
第5のプーリ62eには、第2のベルト63bを張設し
ている。
【0022】次に、前記接続機構5,接離機構7につい
て図4をも参照して説明する。図4は接続機構5,接離
機構7の電磁ソレノイド8がOFFの場合の斜視図であ
る。なお、図4中の矢印は、電磁ソレノイド8がONの
場合の各部の動作方向を示す。
【0023】接続機構5は、一対の分岐レバ50と、こ
れら一対の分岐レバ50をトーションスプリング51を
介して接続するサブレバ52と、分岐レバ50を水平位
置に引張るコイルスプリング53とを具備している。分
岐レバ50は、厚み方向の中央部にカードCの厚みより
若干大きい間隔のスリット50aが形成されたものであ
り、レバ軸50b回りに回動可能に装置本体1の左右に
それぞれ配置されている。
【0024】接離機構7は、分岐ローラ12a用の軸1
2cを回動可能に支持する第1のプーリアーム70と、
この第1のプーリアーム70をトーションスプリング7
1を介してアーム軸70a回りに回動させる第2のプー
リアーム72とを具備している。
【0025】接続機構5及び接離機構7は、制御手段9
の制御に基づく電磁ソレノイド8のON/OFF動作に
より動作するようになっている。
【0026】電磁ソレノイド8がOFFの場合は、電磁
ソレノイド8の出力軸は第2のベルト63bのベルト張
力によりソレノイド本体から突出している位置にあり、
駆動モータ60の出力軸,分岐ローラ12a用の軸12
c及びアーム軸70aは、第2のベルト63bによるベ
ルト張力により一直線上に並び、分岐ローラ12aが分
岐搬送路4から上側に離れた位置にある。一方、分岐レ
バ50は、コイルスプリング53の引張力により主搬送
路3と分岐搬送路4との接続を絶っている水平位置にあ
る。
【0027】電磁ソレノイド8をONした場合には、電
磁ソレノイド8の出力軸は第2のベルト63bのベルト
張力に抗してソレノイド本体側に移動し、接続機構5の
サブレバ52の下側がソレノイド本体側に移動し、トー
ションスプリング51を介して分岐レバ50は上側に回
動し、主搬送路3と分岐搬送路4とを接続する。また、
これと同時に、接離機構7の第2のプーリアーム72の
下側もソレノイド本体側に移動し、トーションスプリン
グ71を介して第1のプーリアーム70は下側に回動
し、分岐ローラ12aは分岐搬送路4側に圧着する。
【0028】図5はこの装置の制御系を示す図である。
【0029】前記制御手段9は、この装置の各部の制御
を行うCPU90と、制御プログラムが格納されたプロ
グラムメモリ91とを具備している。このCPU90に
は、前記第1,第2,第3のセンサ13a,13b,1
3c,読取書込制御部141,モータ制御部61及び電
磁ソレノイド8が接続されている。
【0030】次に、上記実施例の動作を図6,図7に示
すフローチャートに従い、磁気カードCを1枚使用する
場合と、2枚使用する場合とに分けて説明する。図6,
図7中、Jはステップの接続を示す。
【0031】(1) 磁気カードCを1枚使用する場合
【0032】まず、この装置を起動すると、制御手段9
のCPU90は、プログラムメモリ91から制御プログ
ラムを読み出して、装置各部を初期状態とする。この初
期状態では、電磁ソレノイド8は、OFF状態になって
おり、一対の分岐レバ50は下側に位置し、主搬送路3
と分岐搬送路4とは接続が絶たれ、分岐ローラ12aは
分岐搬送路4側から離れている。
【0033】ここで、使用者が磁気カードCを出入口2
に挿入し、カードCの先端Caが第1のセンサ13aに
達すると、第1のセンサ13aはカードCが挿入された
ことを検出し、その検出信号(ON信号)を制御手段9
のCPU90に送信する(S1)。
【0034】CPU90は、第1のセンサ13aから送
信された検出信号(ON信号)に基づき、モータ制御部
61を制御して駆動モータ60を進向方向に回転させ
る。駆動モータ60は、第1のベルト63a,第2のベ
ルト63bを介してプーリ列62全体を進行方向に回転
させる。第1,第2の主ローラ10,11は、駆動モー
タ60の駆動により進行方向に回転し、カードCを主搬
送路3に沿って進行方向に搬送する(S2)。
【0035】カードCが磁気ヘッド140による処理位
置に達すると、磁気ヘッド140は読取書込制御部14
1の制御により、カードCに対して情報の読取り又は書
込みを行う。読取書込制御部141は、その処理結果を
CPU90に送る(S3)。
【0036】CPU90は、その処理結果が残高不足で
あるか否かを判断する(S4)。残高不足の場合は、後
述するステップS7に進む。
【0037】前記ステップS4で、CPU90は、残高
不足ではないと判断した場合には、そのままカードCを
進行方向に搬送する。カードCの後端Cbが第2のセン
サ13bを通過すると、第2のセンサ13bはそれを検
出し、その検出信号(OFF信号)をCPU90に送信
する。CPU90は、第2のセンサ13bからの検出信
号(OFF信号)に基づき、モータ制御部61を制御し
て駆動モータ60を戻り方向に回転させる。駆動モータ
60は、第1のベルト63a,第2のベルト63bを介
してプーリ列62全体を戻り方向に回転させる。第1,
第2の主ローラ10,11は、駆動モータ60の駆動に
より戻り方向に回転し、カードCを主搬送路3に沿って
戻り方向に搬送する(S5)。
【0038】そしてカードCは、出入口2から排出され
る(S6)。利用者がカードCを出入口2から取り出す
と、第1のセンサ13aは、カードCが取り出されたこ
とを検出し、その検出信号(OFF信号)をCPU90
に送信する。CPU90は、第1のセンサ13aからの
検出信号(OFF信号)に基づき、モータ制御部61を
制御して駆動モータ60を停止させる。ここで、新たに
情報をカードCに書き込む必要がある場合には、出入口
2から取り出したカードCを再度出入口2から挿入し、
前記動作を繰り返す。なお、前記ステップS4でCPU
90がカードCが不正常(不用)と判断した場合は、ロ
ーラ駆動手段6,電磁ソレノイド8を制御して、カード
Cを分岐搬送路4の後端42から更に後に排出する。
【0039】(2) カードCを2枚使用する場合
【0040】前記ステップS4で、CPU90は、残高
不足と判断すると、そのままカードCを進行方向に搬送
させ、カードCの後端Cbが第2のセンサ13bを通過
すると、第2のセンサ13bはそれを検出し、その検出
信号(OFF信号)をCPU90に送信する。CPU9
0は、第2のセンサ13bからの検出信号(OFF信
号)に基づき、モータ制御部61を制御して駆動モータ
60を戻り方向に回転させる。第2の主ローラ11は戻
り方向に回転し、カードCを戻り方向に搬送する。カー
ドCの先端が第2のセンサ13bを通過すると、第2の
センサ13bはそれを検出し、その検出信号(OFF信
号)をCPU90に送信する。CPU90は、第2のセ
ンサ13bからの(OFF信号)に基づき、モータ制御
部61を制御して駆動モータ60を停止させる。これと
同時にCPU90は、電磁ソレノイド8をONにし、一
対の分岐レバ50を上側に回動させて主搬送路3と分岐
搬送路4とを接続させ、分岐ローラ12aを下降させて
分岐搬送路4側に圧着させる(S8)。
【0041】次に、CPU90は、モータ制御部61を
制御して駆動モータ60を進行方向に回転させる。第2
の主ローラ11及び分岐ローラ12aは、駆動モータ6
0の駆動により進行方向に回転し、カードCを分岐搬送
路4に沿って進行方向に搬送させる。カードCは分岐搬
送路4に沿って搬送され、第3のセンサ13cがカード
Cの先端Caを検出すると、その検出信号(ON信号)
をCPU90に送信する(S9)。
【0042】CPU90は、第3のセンサ13cからの
検出信号(ON信号)に基づき、モータ制御部61を制
御して駆動モータ60を停止させる。これと同時に、C
PU90は、電磁ソレノイド8をOFFにし、一対の分
岐レバ50を下側に回動させて主搬送路3と分岐搬送路
4とを接続を絶ち、分岐ローラ12aを上昇させて分岐
搬送路4側から離す(S10)。
【0043】次に、利用者は1枚目のカードCが排出さ
れないことから、又は表示器による表示(メッセージ,
点滅等)により残高不足と判断し、2枚目のカードCを
出入口2から挿入する(S11)。
【0044】後の動作は前記スッテップS2乃至S6と
同様に、2枚目のカードCに対して、カードCの進行方
向への搬送(S12)、読取り,書込み処理(S1
3)、残高不足の有無判断(S14)、カードCの戻り
方向への搬送(S15)、カードCの排出(S16)が
行われる。なお、前記ステップS14で、CPU90
は、残高不足と判断すると、前記スッテップS15,S
16と同様に、カードCの戻り方向への搬送(S2
1)、カードCの排出(S22)を行い、ステップS1
1に戻る。また、前記ステップS15では、駆動モータ
60が、第1のベルト63a,第2のベルト63bを介
してプーリ列62全体を戻り方向に回転させて、カード
Cを戻り方向に搬送するが、分岐ローラ12aは分岐搬
送路4側から上側に離れているため、分岐搬送路4に搬
送された1枚目のカードCは、分岐ローラ12aにより
戻り方向には搬送されず、その位置に止まっている。
【0045】前記ステップS16で2枚目のカードCの
排出が終了し、そのカードCが利用者に抜き取られる
と、第1のセンサ13aがそれを検出し、その検出信号
(OFF信号)をCPU90に送信する。CPU90
は、第1のセンサ13aからの検出信号(OFF信号)
に基づき、電磁ソレノイド8をONにし、一対の分岐レ
バ50を上側に回動させて主搬送路3と分岐搬送路4と
を接続させ、分岐ローラ12aを分岐搬送路4側に圧着
させる(S17)。この時、分岐ローラ12aは、磁気
カードCの表面に圧着する。
【0046】次に、CPU90は、モータ制御部61を
制御して駆動モータ60を戻り方向に回転させる。駆動
モータ60は、第1のベルト63a,第2のベルト63
bを介してプーリ列62全体を戻り方向に回転させる。
第1,第2の主ローラ10,11及び分岐ローラ12a
は、駆動モータ60の駆動により戻り方向に回転し、1
枚目のカードCを分岐搬送路4,分岐位置30,主搬送
路3に沿って戻り方向に搬送する(S18)。
【0047】そして1枚目のカードCは、出入口2から
排出される。利用者が1枚目のカードCを出入口2から
取り出すと、第1のセンサ13aは、そのカードCが取
り出されたことを検出し、その検出信号(OFF信号)
をCPU90に送信する。CPU90は、第1のセンサ
13aからの検出信号(OFF信号)に基づき、モータ
制御部61を制御して駆動モータ60を停止させ、電磁
ソレノイド8をOFFして動作が終了する(S20)。
【0048】このように構成された本実施例によれば、
以下の効果を奏する。
【0049】(1) 制御手段9は、1枚目の磁気カードC
に対する磁気処理手段14の処理結果に応じて、ローラ
駆動手段6及び機構駆動手段5を制御し、その1枚目の
磁気カードCを分岐搬送路4に搬送し、2枚目の磁気カ
ードCを主搬送路3に搬送して磁気処理手段14により
処理できるので、2枚の磁気カードを連続して取込んで
処理が可能となる。
【0050】(2) 1つのローラ駆動手段6により主ロー
ラ10,11と分岐ローラ12aとを駆動し、1つの電
磁ソレノイド8により接続機構5と接離機構7とを駆動
するように構成したものであるから、当該装置は構成が
簡素となり、小型なものとなる。
【0051】(3) 接離機構7は、ベルト63bのベルト
張力のみにより、分岐ローラ12aを分岐搬送路4から
上側に離しているので、接離機構7の構成が簡素とな
る。
【0052】(4) 磁気カードCを挿入,返却するための
出入口2は、1つであるため、当該装置の構造が簡素と
なり、小型なものとなる。
【0053】(5) 分岐搬送路4を主搬送路3に略平行に
形成しているので、当該装置の厚み方向の小型化が図れ
る。
【0054】(6) 接続機構5,接離機構7は、トーショ
ンスプリング51,71を介してそれぞれ一対の分岐レ
バ50,分岐ローラ12aの動作を行う構成としている
ので、電磁ソレノイド8の出力軸の移動ストローク,分
岐レバ50,分岐ローラ12aの動作ストロークや各部
の寸法誤差,取付け誤差等の誤差を吸収でき、分岐レバ
50,分岐ローラ12aの確実な動作が行える。また、
トーションスプリング51,71のばね力を変えること
により、分岐ローラ12aの押圧力,分岐レバ50の回
動力を変更できる。
【0055】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能であ
る。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、1枚目の
磁気カードに対する磁気処理手段の処理結果に応じて、
1枚目の磁気カードを分岐搬送路に搬送した後、2枚目
の磁気カードを主搬送路に搬送して処理でき、1つのロ
ーラ駆動手段により主ローラと分岐ローラとを駆動し、
1つの機構駆動手段により接続機構と接離機構とを駆動
しているので、磁気カードを2枚連続して取込んで処理
でき、しかも構造が簡素で小型なカード処理装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード処理装置の一実施例を示す概略
断面図である。
【図2】図1におけるA方向矢視図である。
【図3】図2におけるB方向矢視図である。
【図4】本実施例における接続機構,接離機構の斜視図
である。
【図5】本実施例の制御系を示すブロック図である。
【図6】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 装置本体 2 出入口 3 主搬送路 4 分岐搬送路 5 接続機構 6 ローラ駆動手段 7 接離機構 8 電磁ソレノイド(機構駆動手段) 9 制御手段 10,11 主ローラ 12a 分岐ローラ 14 磁気処理手段 30 分岐位置 C 磁気カード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の磁気カードを連続して取込んで処
    理可能なカード処理装置において、当該装置の装置本体
    の一方の端部に設けられた出入口と、この出入口から前
    記装置本体内に形成された主搬送路と、この主搬送路に
    配置され前記カードに対する磁気情報の読取り又は書込
    み処理を行う磁気処理手段と、この磁気処理手段の後方
    の主搬送路の分岐位置から更に後方に形成された分岐搬
    送路と、前記分岐位置で前記両搬送路間の接続を行う接
    続機構と、前記主搬送路に配置された主ローラと、前記
    分岐搬送路に配置された分岐ローラと、前記両ローラを
    駆動するローラ駆動手段と、前記分岐搬送路に対する前
    記分岐ローラの接離動作を行う接離機構と、前記両機構
    を駆動する機構駆動手段と、前記磁気処理手段の処理結
    果に応じて前記ローラ駆動手段及び機構駆動手段を制御
    する制御手段とを有することを特徴とするカード処理装
    置。
JP4147492A 1992-06-08 1992-06-08 カード処理装置 Withdrawn JPH05342391A (ja)

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