JPH05341782A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH05341782A
JPH05341782A JP4153656A JP15365692A JPH05341782A JP H05341782 A JPH05341782 A JP H05341782A JP 4153656 A JP4153656 A JP 4153656A JP 15365692 A JP15365692 A JP 15365692A JP H05341782 A JPH05341782 A JP H05341782A
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JP
Japan
Prior art keywords
button
musical instrument
electronic musical
set values
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4153656A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Inaba
一成 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4153656A priority Critical patent/JPH05341782A/ja
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種設定値の調整にて、大幅な変化および小
幅な変化をともに操作性良く調整可能とする。 【構成】 本発明一実施例の電子楽器1は設定装置31
にて各種設定値の調整を行う。設定装置31は、十字形
操作ボタン33、変化量調整ボリューム35等を備えて
いる。十字形操作ボタン33は、上下左右の4方向に4
つのボタン(Aボタン33a,Bボタン33b,Cボタ
ン33c,Dボタン33d)を備えている。Bボタン3
3bおよびDボタン33dで小幅な変化量の調整を行
い、Aボタン33aおよびCボタン33cで大幅な変化
量の設定を行うものとする。変化量調整ボリューム35
は、変化量調整手段としての機能を果たし、変化量調整
ボリューム35のつまみ35aを調整することにより、
例えばAボタン33aおよびCボタン33cの変化量の
設定を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に係り、詳し
くは操作ボタンにより各種設定値を調整する電子楽器に
関する。
【0002】
【従来の技術】シンセサイザ等の楽音波形を加工する電
子楽器では波形加工に必要となる各種設定値、選択する
楽音を示す番号、さらに電子ピアノ、電子オルガン等の
電子楽器では音量等の各種設定値の調整を行う必要があ
る。そのような場合、操作効率を考慮に入れると、まず
設定値を大きく変化させる調整を行った後に、小さく変
化させる調整を行う必要があった。つまり目標とする設
定値が現在設定されている値と大きく異なる場合、まず
大きく設定値を変化させて目標とする設定値の近くまで
持っていき、その設定値から小幅な調整を行って目標と
する値となるように設定する。
【0003】従来このような設定を可能としている電子
楽器として、上下左右の位置にボタンを備え、一体成形
された十字形ボタンにより操作するものがあった。この
電子楽器では、十字形ボタンの、上ボタンおよび下ボタ
ンで、固定された大幅な変化量毎(例えば上ボタンで+
10、下ボタンで−10)の調整を行い、左ボタンおよ
び右ボタンで固定された小幅な変化量毎(例えば左ボタ
ンで−1、右ボタンで+1)の調整を行うことで、設定
値を目的とする値に調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこうした従来の
電子楽器では、設定値の変化量が固定されているため、
様々な設定値の調整を2種類の変化量で対応しなくては
ならなかった。そのため設定値の幅によっては、大幅な
変化量では大きく変化し過ぎ小幅な変化量では変化が小
さ過ぎるという問題や設定値の幅が2種類の変化量とは
全く異なった大きさであるという問題が生じていた。そ
のため操作性が悪く、目的とする値に設定するまでに時
間がかかってしまうという問題が生じていた。
【0005】特に楽音波形を加工するシンセサイザ等、
多くの様々な設定値の調整を行う必要がある電子楽器で
は、様々なレベルの値をそれぞれに見合った精度で調整
する必要がある。このような場合、従来の十字形ボタン
のように設定値の変化量が2種類で固定されているもの
は、特に操作性が悪いという問題が生じていた。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
のとし、各種設定値の調整にて大幅な変化および小幅な
変化をともに操作性良く調整可能とすることで、様々な
設定値を効率良く迅速に調整可能とすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次のような構成をしている。即ち、図8に例
示するように、ほぼ直交して対面する四ヶ所に備えら
れ、押下する操作がなされることで各種設定値の調整が
なされ、相対面する一方の対により上記各種設定値の大
幅な調整を行い、他方の対により上記各種設定値の小幅
な調整を行う操作ボタンと、上記操作ボタンの一方また
は両方の対の単位操作回数に対する上記各種設定値の変
化量を設定する変化量設定手段とを備えたことを特徴と
する電子楽器を要旨とする。
【0008】
【作用】本発明の電子楽器の場合、操作ボタンがほぼ直
交して対面する四ヶ所に備えられ、押下する操作がなさ
れることで各種設定値の調整がなされる。それら操作ボ
タンは、相対面する一方の対により各種設定値の大幅な
調整を行い、他方の対により各種設定値の小幅な調整を
行う。そして、変化量設定手段により各操作ボタンの単
位操作回数に対する各種設定値の変化量を設定すること
が可能となっている。このことで電子楽器にて各種設定
値毎に必要とされる精度に応じて、操作性のよい2種類
の変化量に設定することができる。そのため各種設定値
の調整を効率良く迅速に行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図面を基に詳細に
説明する。図1は、本願発明の一実施例としての電子楽
器1の要部ブロック図である。電子楽器1は、CPU
3、RAM(ランダムアクセスメモリ)5、ROM(リ
ードオンリメモリ)7、キーボードスキャン回路9、キ
ーボード11、パネルスキャン回路13、パネルSW
(スイッチ)群15、パネル表示部17、トーンジェネ
レータ19、サウンドシステム21等から構成されてい
る。
【0010】CPU3は、電子楽器1の楽音に関する各
種制御処理等を実行する中央処理装置である。RAM5
は、楽音波形等のデータを一時的に格納しておくための
ランダムアクセスメモリである。ROM7は、各種処理
に用いるデータやプログラム等が格納されているリード
オンリメモリである。
【0011】キーボードスキャン回路9は、キーボード
11のどのキーが弾かれたかに関する情報を、CPU3
のビット単位(例えば8ビット)でスキャンすることに
より受け取るスキャン回路である。スキャンされた信号
は、所定のフォーマットに変換され演奏データ(ノート
オン/オフ,ベロシティ等)としてバスラインに送られ
る。キーボード11は、所定の鍵盤が押圧されることで
電子楽器1の演奏を可能にする楽器演奏用キーボードで
ある。
【0012】パネルスキャン回路13は、電子楽器1の
設定を行うパネルSW群15からの信号をスキャンする
ことにより受け取るスキャン回路である。パネルSW群
15は、電子楽器1に備えられている各種機能の操作を
行う等のパネルスイッチが集合している。このパネルS
W群15では、例えば、電子ピアノ、電子オルガン等で
は音量や音色の選択を行う。また例えば、シンセサイザ
等の楽音加工を行う電子楽器では、これに加えて楽音加
工のための各種設定値の調整を行う。楽音波形を加工す
るために行う設定としては、例えば図2に示すような、
折れ線システムによるエンベロープ設定(ADSR方
式)がある。ADSR方式では、量(レベル)とその量
への到達時間でエンベロープを設定するが、他にも折れ
線の傾き方(レイト)と到達量で設定する場合がある。
パネルSW群15の一部として、設定装置31の、十字
形操作ボタン33および変化量調整ボリューム35があ
る。設定装置31の詳細については後述する。
【0013】パネル表示部17は、処理する楽音波形、
各種設定値等を表示する液晶パネルである。パネル表示
部17の一部として、後述する図3に示す設定装置31
のLCD表示部37がある。トーンジェネレータ19
は、ラインバスを通して送られてくる楽音波形に、ピッ
チコントロールやリバーブといった処理を施し、処理が
施された楽音波形をサウンドシステム21に送る電気回
路である。サウンドシステム21は、トーンジェネレー
タ19から送られてくる楽音波形を外部に送出するため
のインタフェース回路である。サウンドシステム21
は、D/A変換器21a,第1アンプ21b,スピーカ
21c,マイク21d,第2アンプ21e,A/D変換
器21f等を備えている。D/A変換器21aは、ピッ
チコントロールやリバーブといった処理が施された楽音
波形をトーンジェネレータ19から受け、ディジタル信
号からアナログ信号へ変換するディジタル/アナログ変
換器である。第1アンプ21bは、D/A変換器21a
から送られてくるアナログ信号としての楽音波形を電気
的に増幅する増幅器である。スピーカ21cは、第1ア
ンプ21bから送信される増幅された楽音信号を外部に
出力するスピーカである。マイク21dは、外部の音源
から出力される楽音等を入力し、その楽音等を電気信号
として第2アンプ21eに送信するマイクロフォンであ
る。第2アンプ21eは、マイク21dから送られる楽
音信号としての電気信号を電気的に増幅する増幅器であ
る。A/D変換器21fは、第2アンプ21eから送ら
れてくるアナログ信号としての楽音信号をディジタル信
号に変換するアナログ/ディジタル変換器である。
【0014】次に、図3に基づき設定装置31について
説明する。設定装置31は、十字形操作ボタン33、変
化量調整ボリューム35、LCD表示部37等を備えて
いる。十字形操作ボタン33は、内部に上下左右の4方
向に配置された4つのボタン(図示せず)を十字形に一
体成形された十字形部材33fを介して押圧することで
操作を行う操作ボタンである。十字形に一体成形された
十字形部材33fは、上下左右の4方向に4つのボタン
(Aボタン33a,Bボタン33b,Cボタン33c,
Dボタン33d)を備えている。本実施例では、Bボタ
ン33bで+1、Dボタン33dで−1の小幅な変化量
の調整を行い、Aボタン33aおよびCボタン33cで
大幅な変化量の設定を行うものとする。
【0015】変化量調整ボリューム35は、変化量調整
手段としての機能を果たし、Aボタン33aおよびCボ
タン33cの変化量の設定等を行うスライド式の調整ボ
リュームである。変化量調整ボリューム35のつまみ3
5aを調整することにより、例えばAボタンで+12、
Cボタンで−12の大幅な変化量の設定を行うことがで
きる。LCD表示部37は、各種情報を液晶パネルで表
示するための表示装置である。このLCD表示部37に
より、例えばAボタン33aおよびCボタン33cの変
化量の設定値を確認できる。
【0016】この設定装置31により、例えば電子ピア
ノ、電子オルガン等では音量や音色の選択を行う。また
シンセサイザ等の楽音加工を行う電子楽器では、これに
加えて楽音加工のための各種設定値の調整を行うことが
できる。その際、電子楽器1にて各種設定値毎に必要と
される精度に応じて、Aボタン33aおよびCボタン3
3cの変化量の設定を調整することで操作性が良くな
る。つまり、例えば音量ならば1〜10の範囲で調整を
行うのに対し、音色の選択ならば1〜300の範囲から
目的とする音色に当たる数値に調整しなくてはならな
い。さらに、楽音波形を加工したり、エンベロープを設
定する際にも、大幅な調整を行ってから小幅な調整を行
い、最終的な設定値を定める操作が必要になる。
【0017】次に、CPU3により実行される各種処理
をフローチャートに基づき説明する。演奏者が電子楽器
1の電源を投入すると、CPU3は、まず図4のフロー
チャートに基づき初期化の処理を実行する。順に、RA
M5の初期化(S401)、キーボードスキャン回路9
の初期化(S403)、パネル表示部17の初期化(S
405)、トーンジェネレータ19の初期化(S40
7)、十字形操作ボタン33の、Aボタン33aおよび
Cボタン33cの変化量の設定(S409)、Aボタン
33aおよびCボタン33cの変化量をLCD表示部3
7に表示(S411)までの一連の処理を実行する。
【0018】図5は、CPU3により実行される電子楽
器1のメインルーチンを示している。CPU3は、図4
に示した初期化の処理を終えると、この処理を開始す
る。まず、キーボードスキャン回路9により、キーボー
ド11からのイベント(キーボード11が弾かれたかど
うか)がチェックされる。イベントがあった場合、演奏
データ(ノートオン/オフ,ベロシティ等)はバスライ
ンを介して送られ、RAM5に蓄えられる。次に、CP
U3は、パネルスキャン回路13により、パネルSW群
15のイベント(設定状態)をスキャンする(S50
3)。スキャンされた各種設定値はバスラインを介して
送られ、RAM5に蓄えられる。この際に、設定装置3
1の、Aボタン33aおよびCボタン33cの変化量の
チェックも行われる。この処理については図6で詳しく
説明する。
【0019】次に、これらのイベントを基にCPU3
は、パネル表示部17に電子楽器1の設定状態等を表示
する。そして、演奏データ(ノートオン/オフ,ベロシ
ティ等)、電子楽器1の設定状態は、トーンジェネレー
タ19に送られ、サウンドシステム21を介して外部に
出力される。
【0020】図6および図7は、十字形操作ボタン33
の操作に対するCPU3の処理を示している。図6は、
十字形操作ボタン33の変化量調整ボリューム35の設
定に対するスキャン処理を示すフローチャートである。
この処理は図5に示したCPU3のメインルーチンのS
505で実行される。まず、変化量調整ボリューム35
によるAボタン33aおよびCボタン33cの変化量の
設定値をスキャンする(S601)。次に、スキャンし
た設定値が前回の値と異なるかどうかの判断を行う(S
603)。この判断でNO、つまり前回と同じ値であれ
ばそのまま終了する。前回の値と異なる場合は、まずス
キャンした新しい値をRAM5に蓄える(S605)。
そして、LCD表示部37の表示値を変更する(S60
7)。
【0021】図7は、十字形操作ボタン33が押された
ときに実行される処理を示すフローチャートである。十
字形操作ボタン33が押されると、パネルSW群15を
スキャンしているパネルスキャン回路13が、パネルS
W群15からのイベントがあった旨を知らせる信号をC
PU3に送る。この信号を割込みにしてCPU3は、図
7のフローを実行する。
【0022】まず、CPU3はパネルスキャン回路13
からのイベントが、十字形操作ボタン33によるもので
あるかどうかのチェックを行う(S701)。十字形操
作ボタン33によるものでない場合は、該当するスイッ
チのイベント処理を実行する(S703)。十字形操作
ボタン33によるものであった場合は、そのイベントが
Aボタン33aの押下によるものであるかのチェックが
行われる(S705)。Aボタン33aの押下によるも
のであった場合、該当する変化量(例えば+12)だけ
設定値を変化させる(S707)。Aボタン33aの押
下によるものでなかった場合、次にそのイベントがBボ
タン33bの押下によるものであるかのチェックが行わ
れる(S709)。Bボタン33bの押下によるもので
あった場合、該当する変化量(例えば+1)だけ設定値
を変化させる(S711)。Bボタン33bの押下によ
るものでなかった場合、最後にそのイベントがCボタン
33cの押下によるものであるかのチェックが行われる
(S713)。Cボタン33cの押下によるものであっ
た場合、該当する変化量(例えば−12)だけ設定値を
変化させる(S715)。Cボタン33cの押下による
ものでなかった場合、そのイベントはDボタン33dの
押下に限られるので、該当する変化量(例えば−1)だ
け設定値を変化させる。それぞれ該当する変化量だけ設
定値を変化させたら処理を終了する。
【0023】以上説明したように、本発明の電子楽器1
は、各種設定値の調整を行う際に、Bボタン33bおよ
びDボタン33dで小幅な調整(例えば±1毎)、Aボ
タン33aおよびCボタン33cで大幅な調整(例えば
±12毎)を行うことが可能で、しかもAボタン33a
およびCボタン33cの変化量は、変化量調整ボリュー
ム35のつまみ35aを調整することで、設定値に必要
とされる精度や振れ幅に対応することができる。そのた
め各種設定値の調整を効率良く迅速に行うことが可能と
なる。
【0024】また、上記に示した設定値の他にも、十字
形操作ボタン33を、例えば数百個にも及ぶ多くの音色
から目的とする音色を探し出すのに用いてもよい。また
シーケンサ等の楽譜を早送りしたり巻戻したりする際
に、例えば大幅な変化量の部分を小節単位で、小幅な変
化量を拍子単位で行うことで効率良く迅速に行うことも
できる。これはシーケンサの編集にて、長い曲の楽譜か
ら目的とする箇所をサーチする際に、特に有利となる。
その他、電子楽器にて設定値を調整するような場合、あ
るいは多くの中から目的とする箇所を迅速に探し出した
い場合などさまざまな箇所に適応できる。
【0025】尚、設定装置31は電子楽器1と別体に設
けられていてもよいし、パネルSW群15、パネル表示
部17の一部として電子楽器1に組み込まれていても構
わない。各ボタン33a,33b,33c,33dは、
それぞれ独立した操作ボタンとしてとして設けられてい
てもよい。また実施例ではBボタン33b,Dボタン3
3dの変化量を固定としたが、別に切り替えスイッチ等
を設けたり調整ボリュームを設けたりすること等によ
り、Bボタン33bとDボタン33dとの変化量も調整
できるようにしてもよい。また電源を投入したときの各
ボタン33a,33b,33c,33dの設定値は前回
に電源を切ったときの値を保存しておいて、読み出して
くるようにしてもよい。また例えばAボタン33aとB
ボタン33bとを同時に押すことにより、その中間の変
化量で調整できるようにすることもできる。変化量調整
ボリューム35もスライド式でなく回転式のものであっ
てもよいし、目盛りが付けてあれば必ずしも設定値が表
示される必要はない。
【0026】また本実施例では、ジョイステックではな
く、操作ボタンを押下することにより、設定値を調整し
ている。このことで低コストの装置を提供している。つ
まりジョイステックは外部からの操作量を内部に備えら
れた可変抵抗で、アナログ値として検出している。その
ため可変抵抗を用いた装置では、可変抵抗のコストに加
え、さらにA/D変換器が必要になりコストは更に高く
なる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電子楽器
は、操作ボタンの単位操作回数に対する各種設定値の変
化量を設定可能とすることで、各種設定値の調整にて大
幅な変化および小幅な変化をともに操作性良く調整可能
とすることで、様々な設定値を効率良く迅速に調整可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の一実施例としての電子楽器の要
部ブロック図である。
【図2】 折れ線システムによるエンベロープ設定
(ADSR方式)の説明図である。
【図3】 本発明一実施例の電子楽器にて設定装置の
構成図である。
【図4】 CPUが実行する初期化フローチャートで
ある。
【図5】 CPUが実行する楽音発生処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 CPUが実行する設定装置の変化量設定ス
キャン処理を示す第1フローチャートである。
【図7】 CPUが実行する設定装置の変化量設定ス
キャン処理を示す第2フローチャートである。
【図8】 本発明の構成例示図である。
【符号の説明】
1・・・電子楽器、3・・・CPU、5・・・RAM、
13・・・パネルスキャン回路、15・・・パネルSW
群、31・・・設定装置、33・・・十字形操作ボタ
ン、33a・・・Aボタン、33b・・・Bボタン、3
3c・・・Cボタン、33d・・・Dボタン、33f・
・・十字形部材、35・・・変化量調整ボリューム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直交して対面する四ヶ所に備えら
    れ、押下する操作がなされることで各種設定値の調整が
    なされ、相対面する一方の対により上記各種設定値の大
    幅な調整を行い、他方の対により上記各種設定値の小幅
    な調整を行う操作ボタンと、 上記操作ボタンの一方または両方の対の単位操作回数に
    対する上記各種設定値の変化量を設定する変化量設定手
    段とを備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 上記操作ボタンは、十字形に一体成形さ
    れた部材を介して操作可能であることを特徴とする請求
    項1記載の電子楽器。
JP4153656A 1992-06-12 1992-06-12 電子楽器 Pending JPH05341782A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013222219A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Sharp Corp 電気機器

Cited By (2)

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US9551965B2 (en) 2012-04-12 2017-01-24 Sharp Kabushiki Kaisha Electric equipment

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