JPH0534172U - 保冷容器 - Google Patents

保冷容器

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Publication number
JPH0534172U
JPH0534172U JP10128491U JP10128491U JPH0534172U JP H0534172 U JPH0534172 U JP H0534172U JP 10128491 U JP10128491 U JP 10128491U JP 10128491 U JP10128491 U JP 10128491U JP H0534172 U JPH0534172 U JP H0534172U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
back surface
cold storage
cold
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10128491U
Other languages
English (en)
Inventor
弘行 山路
充 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAMAIKASEI CO., LTD.
Original Assignee
TAMAIKASEI CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAMAIKASEI CO., LTD. filed Critical TAMAIKASEI CO., LTD.
Priority to JP10128491U priority Critical patent/JPH0534172U/ja
Publication of JPH0534172U publication Critical patent/JPH0534172U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄冷剤を収容した受け皿を蓋体裏面に素早
く、かつ安定させて装着することができ、容器本体から
蓋体を開けたときに被保冷物の上に蓄冷剤がなく、被保
冷物の商品イメージを向上できるようにする。 【構成】 容器本体1と蓋体2が合成樹脂発泡体により
形成されている保冷容器において、蓋体2の裏面22に
は該裏面22より凹んだ状態でその周縁が円弧状に湾曲
した支持部24を設ける一方、蓄冷剤4を収容した受け
皿3を、この受け皿3の周縁に設けた掛け部31を上記
支持部24に掛け止めることにより、蓋体2の裏面22
に着脱自在に装着できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種生鮮食品等を収納して保冷状態を維持したまま、輸送保管する 保冷容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、輸送保管中の生鮮食品等の保冷を図る保冷容器として、例えば、実公平 2−23582号公報に開示されているように合成樹脂発泡体製の容器本体と蓋 体及び蓋体の裏面に装着できるようにした蓄冷材とからなるものが知られている 。そして、その保冷容器では蓄冷材が所定の力で弾撥的に拡開止定する二股状の 連結部を介して連設され、拡開状態で蓋体の裏面に設けた係止部(内拡状の孔ま たは垂設された突片状のもの)に係止して装着されるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
蓄冷材を拡開させて、その両端部を蓋体裏面の係止部に係止させる作業は困難 であり、その装着には手間がかかる。そして、係止部が内拡状の孔では合成樹脂 発泡成形用の金型は構造が複雑となり、成形が厄介であるという問題があるし、 また、突片状の係止部では、蓄冷材が装着されていないで蓋が外されているとき に、突出している係止部にひっかかる等の危険がある。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は蓄冷材を蓋体の裏面 に素早く、かつ安定させて装着することができ、しかも、容器本体から蓋体を開 けたときに被保冷物の上に蓄冷剤がなく、被保冷物の商品イメージを向上できる ように改良した保冷容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする保冷容器は容器本体と蓋体が 合成樹脂発泡体により形成されている保冷容器において、蓋体の裏面には該裏面 より凹んだ状態でその周縁が円弧状に湾曲した支持部を設ける一方、蓄冷剤を収 容した受け皿を、この受け皿の周縁に設けた掛け部を上記支持部に掛け止めるこ とにより、蓋体の裏面に着脱自在に装着して成るものである。
【0006】
【作用】
蓄冷剤を収容した受け皿は、その掛け部を蓋体裏面の凹んだ支持部に掛け止め ることで、蓋体裏面に添着させた状態で装着され、その装着は掛け止め部分の弾 撥性を利用してワンタッチ操作により素早くできる一方、蓋体により閉じられた 容器内は蓄冷剤によって保冷下に置かれる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照しながら説明すると、1は容器本体 、2は蓋体であって、何れも合成樹脂発泡体により形成(例えば、型内ビーズ発 泡成形)されている。そして、その素材には発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピ レン、発泡ポリエチレン等が用いられ、密度としては0.015〜0.05g/ cmが好ましい。
【0008】 容器本体1と蓋体2は、この種の保冷容器と同様に、例えば相欠き状に形成さ れている縁部11,21によって嵌め外し自在であり、蓋体2の裏面22には浅 い凹面部23を設けてある。この凹面部23の周縁は円弧状に湾曲した支持部2 4に形成されている。
【0009】 一方、ドライアイスや袋詰めの氷等の蓄冷剤4を収容した受け皿3はポリスチ レン、ポリエチレン、ポリプロピレン等を素材として用いた真空成形または射出 成形品であって、その形状は上記蓋体2の裏面22の凹面部23と対応しており 、この受け皿3の張り出した周縁は、上記凹面部23の支持部24に嵌合して掛 け止めできるように、下向きにほぼ円弧状に湾曲した掛け部31に形成されてい る。
【0010】 なお、支持部24の形成は、蓋体2に凹面部23を設けないで、受け皿3の掛 け部31が嵌合して掛け止められるだけの溝状であってもよく、また、支持部2 4は全周縁の少なくとも相対向した2個所に形成すればよい。一方、受け皿3の 掛け部31は下向きにほぼコの字状に形成してもよく、また、該掛け部31は全 周縁の少なくとも相対向した2個所に形成すればよい。そして、支持部24に対 する掛け部31の掛け止めはその掛け止め部分の弾撥性を利用して果されるもの であって、蓋体2への受け皿3の装着状態は確定する。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、蓄冷剤が収容されている受け皿は、これを蓋体 裏面に押し当て、円弧状に湾曲した蓋体の支持部に受け皿の掛け部を嵌合するだ けで、素早く蓋体に装着することができるもので、受け皿をワンタッチ操作で簡 単に交換できる取扱い上の利点がある。
【0012】 そして、受け皿の装着状態は輪送中の振動などで蓋体より外れることもなく安 定するし、また、蓄冷剤は露出しないで蓋体裏面の受け皿に収容されているので 、被保冷物の商品イメージが損なわれないことは勿論のこと、被保冷物の収納及 び取出し作業は蓄冷剤が収容されている受け皿を蓋体に装着したままで行なうこ とができる等、その実用的価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、蓋体に受け皿を
嵌合した時の要部の断面斜視図である。
【図2】蓋体と受け皿を分離して示す正断面図である。
【符号の説明】
1は容器本体 2は蓋体 3は受け皿 4は蓄冷剤 22は裏面 24は支持部 31は掛け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と蓋体が合成樹脂発泡体により
    形成されている保冷容器において、蓋体の裏面には該裏
    面より凹んだ状態でその周縁が円弧状に湾曲した支持部
    を設ける一方、蓄冷剤を収容した受け皿を、この受け皿
    の周縁に設けた掛け部を上記支持部に掛け止めることに
    より、蓋体の裏面に着脱自在に装着して成ることを特徴
    とする保冷容器。
JP10128491U 1991-10-07 1991-10-07 保冷容器 Pending JPH0534172U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10128491U JPH0534172U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 保冷容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10128491U JPH0534172U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 保冷容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0534172U true JPH0534172U (ja) 1993-05-07

Family

ID=14296564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10128491U Pending JPH0534172U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 保冷容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534172U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076642A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Kaneka Corp 合成樹脂発泡体製容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076642A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Kaneka Corp 合成樹脂発泡体製容器

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