JPS5931565Y2 - 容器の蓋構造 - Google Patents

容器の蓋構造

Info

Publication number
JPS5931565Y2
JPS5931565Y2 JP6046281U JP6046281U JPS5931565Y2 JP S5931565 Y2 JPS5931565 Y2 JP S5931565Y2 JP 6046281 U JP6046281 U JP 6046281U JP 6046281 U JP6046281 U JP 6046281U JP S5931565 Y2 JPS5931565 Y2 JP S5931565Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support rod
cold storage
container
holes
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6046281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57172753U (ja
Inventor
忠昭 野田
勝二 鎌田
允章 村山
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
エスレン化工株式会社
株式会社サンエ−ト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 積水化成品工業株式会社, エスレン化工株式会社, 株式会社サンエ−ト filed Critical 積水化成品工業株式会社
Priority to JP6046281U priority Critical patent/JPS5931565Y2/ja
Publication of JPS57172753U publication Critical patent/JPS57172753U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5931565Y2 publication Critical patent/JPS5931565Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器の蓋構造に関し、容器本体に対し被嵌自在
な蓋体の下面を凹入せしめるとともに該凹入部の相対向
側壁部のそれぞれ複数個所に互に対応しかつ少なくとも
一方が貫通した孔を設けて複数本の受支杆を挿通し、該
受支杆にて蓄冷材もしくは冷却材等の冷却保冷媒体を受
支できるようにしたものであり、冷凍食品、生肉、ハム
、ソーセージ、魚肉、生野菜、酪農製品、各種薬品、ア
イスクリーム等の冷菓、ケーキ類の菓子類、鮮魚類等の
保冷を要する商品の出荷、輸送用の通い箱あるいは包装
用保冷容器その他の内容物によって保冷を必要とする容
器の蓋に好適なるよう考案したものである。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
1は合成樹脂発泡体を主材とし容器本体10に対して被
嵌自在に形成された体で、下面は周縁所要幅を残すよう
にして上面側へ凹入せしぬられてなり、2はその凹入部
を示す。
前記凹入部2の相対向側壁部3,3にはそれぞれ下部所
要間隔おきの複数個所に互に対応して貫通せる孔4,4
が設けられている。
この両側壁部3,3の前記対応両孔4,4に棒体等より
なる受支杆20が抜脱可能に挿通されて架設されており
、前記の複数本の受支杆20にて袋詰め棒状蓄冷材等の
冷却保冷媒体30を受支できるようになっている。
上記対応両孔4,4としては、第2図および第7図のよ
うに双方とも貫通させておく場合に限らず、第8図のよ
うに一方のみを貫通させて他方を内面にのみ開口させて
設けておくことか゛できる。
上記の受支杆20としては、第1図〜第4図の実施例の
ような丸棒状をなすもののほか、第5図のような角棒状
、あるいは第6図のような細幅板状をなすものを使用で
き、何れの場合にも対応両孔4,4は受支杆20の断面
形状に対応した丸孔や角孔状に形成しておけばよい。
何れの場合にも各受支杆20は第1図のように個別に形
成しておいても、第9図のように一端部で連接部材21
により連接一体化したものであってもよい。
上記孔4,4の間隔つまりこれに嵌挿架設される複数本
の受支杆20の間隔は、使用する冷却保冷媒体30の形
態に応じて、冷却保冷媒体30が容易に落脱することな
きよう設定するのが望ましい。
さらに凹入部2の天井面には第7図に示す実施例のよう
に袋詰め棒状蓄冷材等の冷却保冷媒体30が嵌合する凹
部5を特に受支杆20の延在方向とは直交する方向に設
けておくことができ、この場合受支杆20は冷却保冷媒
体30を凹部5に嵌合させた状態で受支できる位置に挿
通架設する。
この実施例の場合、冷却保冷媒体30を複数本の受支杆
20にて安定よく受支できる。
蓋体1の容器本体10に対する被嵌構造としては種々の
形態による実施が可能であるが、図示する実施例では蓋
体1の側壁部3の下端内側に突縁6を設けてこれを容器
本体10の開口縁部内側の切欠段部11に嵌合するよう
にしている。
蓋体1としては、ポリスチレン樹脂およびスチレンを主
体とする共重合体等のスチレン系樹脂発泡体、ポリエチ
レン樹脂やポリプロピレン樹脂およびこれらを主体とす
るポリオレフィン系樹脂発泡体、ポリ塩化ビニル樹脂発
泡体その他の合成樹脂発泡体を単独で用いるほか、前記
合成樹脂発泡体の表面に非発泡の合成樹脂を表皮層とし
て被装したものを用いることがで゛きる。
容器本体10としては、上記の蓋体1等と同様に合成樹
脂発泡体単独あるいはこれに非発泡の合成樹脂を表皮層
として被装したものが好適に用いられる。
本考案は上記のように構成されており、アイスクリーム
等の冷菓、ケーキ等の菓子類、鮮魚類等の保冷を要する
食品その他の商品の出荷、輸送用の通い箱あるいは包装
用保冷容器等に利用するもので、その使用上の必要に応
じて適宜冷却保冷媒体30を蓋体1の孔4,4に挿通架
設した受支杆20上に乗載収納すればよい。
この冷却保冷媒体30としては受支杆20にて受支でき
る種々の蓄冷材や冷却材を用いることができるが、特に
熱容量の太きいゲル状もしくはゼリー状の蓄冷効果のあ
る物質を合成樹脂製袋に封入してなる蓄冷材が好適に使
用される。
しかして冷却保冷媒体30を受支杆20上に乗載収納す
るには、例えば蓋体1を裏返しにするとともに受支杆2
0を抜脱しておき、この状態で予め冷蔵庫等で冷却した
袋詰め蓄冷材や冷却材等の冷却保冷媒体30を蓋体1下
面の凹入部2内に収納した後、受支杆20を相対向側壁
部3,3に有する孔4.4に挿通し、この状態で蓋体1
を再びひつくり返せばよく、凹入部2に収納された冷却
保冷媒体30は受支杆20にて受支されることになる。
これをそのまま保冷を要する物品が収納された容器本体
10に被嵌すればよく、受支杆20上に乗載された冷却
保冷媒体30による冷気は受支杆20.20同士の間を
経て下方へと流れ、容器本体内の収納物品を直接冷却保
冷できるものである。
なお、冷却保冷媒体30の収納および取出しの際は、必
ずしも全ての受支杆20を抜脱する必要はない。
上記のほか、容器本体10内に蓄冷材を収納するととも
に凹入部2内の受支杆20上にドライアイス等の冷却材
を収納して、蓄冷材そのものを冷却するのにも利用でき
、こうして冷却した蓄冷材を取出して上記のごとく他の
容器の冷却保冷媒体30として凹入部2内の受支杆20
上に収納して使用すればよい。
以上のように本考案は、容器本体10に対し被嵌自在な
蓋体1の下面を凹入せしめるとともに該凹入部2の相対
向側壁部3,3のそれぞれ複数個所に互に対応しかつ少
なくとも一方が貫通した孔4,4を設けて受支杆20を
複数本抜脱可能に挿通架設してなるものであるから、蓋
体1の下面凹入部2の空間を利用してその空間内におい
て冷却保冷媒体30を受支杆20上に乗載保持でき、容
器本体10およびその内部に冷却保冷媒体の収納構造を
設ける必要がなく、容器本体の内部を物品収納のためだ
けに有効利用でき、この種容器において冷却保冷を行な
うための蓄冷材等の冷却保冷媒体の使用を容易にする。
さらに蓋体1が合成樹脂発泡体を主材とするものである
から、断熱性に優れており、冷却保冷媒体による冷気を
逃がさず、冷却保冷効果を良好に維持できる。
殊に本考案では、天井および側壁を有する凹入部2の形
態的特徴を利用しその側壁部3,3に受支杆20を挿通
することにより冷却保冷媒体の収納部分を構成している
ので、構造が簡単で製作し易すく、シかも受支杆20の
着脱は単なる挿通抜脱操作のみできわめて容易に行なえ
るとともに所定の挿通状態に安定よく保持でき、延いて
は冷却保冷媒体を確実に収納保持できる。
従って本考案は、構造簡単にしてかつ冷却保冷媒体を容
器本体に関りなく収納できるものであり、アイスクリー
ム等の冷菓、ケーキ類、鮮魚類その他の保冷を要する物
品の出荷、輸送用の通い箱あるいは包装用保冷容器等の
蓋構造としてきわめて好適なものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は蓋を裏
返した状態の斜視図、第2図は受支杆を貫挿した個所で
の断面図、第3図は両図III −III線における断
面図、第4図は一部の拡大斜視図、第5図および第6図
はそれぞれ別な実施例を示す一部の斜視図、第7図およ
び第8図は他の実施例を示す断面図、第9図はさらに他
の実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・蓋体、2・・・・・・凹入部、3,3・
・・・・・対向側壁部、4゜4・・・・・・孔、10・
・・・・・容器本体、20・・・・・・受支杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1゜容器本体に対し被嵌自在な合成樹脂発泡体を主材と
    する蓋体の下面を凹入せしめ、該凹入部の相対向側壁部
    にはそれぞれ下部複数個所に互に対向しかつ少なくとも
    一方が貫通した孔を設けるとともに、冷却保冷媒体用受
    支杆を前記対応両孔に抜脱可能に挿通してなることを特
    徴とする容器の蓋構造。 2、受支杆が丸棒状をなし、両孔が前記受支杆に対応し
    た丸孔状をなす実用新案登録請求の範囲第1項記載の容
    器の蓋構造。 3、受支杆が角棒状をなし、両孔が前記受支杆に対応し
    た角孔状をなす実用新案登録請求の範囲第1項記載の容
    器の蓋構造。 4、凹入部の天井面に冷却保冷媒体が嵌入する凹部が設
    けられてなる実用新案登録請求の範囲第1項、第2項ま
    たは第3項記載の容器の蓋構造。
JP6046281U 1981-04-24 1981-04-24 容器の蓋構造 Expired JPS5931565Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6046281U JPS5931565Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24 容器の蓋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6046281U JPS5931565Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24 容器の蓋構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57172753U JPS57172753U (ja) 1982-10-30
JPS5931565Y2 true JPS5931565Y2 (ja) 1984-09-06

Family

ID=29856764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6046281U Expired JPS5931565Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24 容器の蓋構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5931565Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57172753U (ja) 1982-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001519020A (ja) 改良された断熱輸送容器
JP2011006099A (ja) 保冷容器
JP3568342B2 (ja) 冷蔵庫
JPS5931565Y2 (ja) 容器の蓋構造
US4171151A (en) Food carrier
US2000944A (en) Refrigerator article receptacle
JP2002104542A (ja) 保冷容器
GB2113823A (en) Thermally-insulated container
JPH0142539Y2 (ja)
CN211686516U (zh) 一种物流储运箱
US3213641A (en) Insulated lunch box
JPH0226868Y2 (ja)
JP2000159271A (ja) 保冷容器
JP4330458B2 (ja) 合成樹脂発泡体からなる保冷容器
JPH024916Y2 (ja)
JPS601105Y2 (ja) 容器
JPH0123976Y2 (ja)
JPH0720047Y2 (ja) 容器の蓋構造
JPH0555394B2 (ja)
JPS5842290Y2 (ja) 冷菓類等の包装容器
JP3118627U (ja) 魚輸送用保冷箱
JP2001278279A (ja) 発泡合成樹脂製包装容器
JPH0340777Y2 (ja)
JP3002637U (ja) 保冷用食品箱
JPH03200584A (ja) 生鮮食品用容器