JPH0534167Y2 - - Google Patents

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JPH0534167Y2
JPH0534167Y2 JP15072887U JP15072887U JPH0534167Y2 JP H0534167 Y2 JPH0534167 Y2 JP H0534167Y2 JP 15072887 U JP15072887 U JP 15072887U JP 15072887 U JP15072887 U JP 15072887U JP H0534167 Y2 JPH0534167 Y2 JP H0534167Y2
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JP
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guide roller
support
line
support body
metal wheel
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JP15072887U
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は配電線の張り替え工事において使用
するものであり、バイパス線抱持延線用の移動金
車を配電線路のカーブ柱で通過させる支持線の中
間支持金具に関するものである。
(従来の技術) 配電線は定期的な取り替えが必要であるが近年
の取り替え工事においてはその社会情勢の変化に
より、特に都市部においてはコンピユーターの使
用にも関係して一瞬たりとも停電作業を行うこと
は許されず、その為通電中の旧線の下位置にバイ
パスを設け、旧線を取り去り、新線と入れ換える
作業中はこのバイパス線に通電を行い、新線設置
完了後、次の工事径間へ順次移動する工法が取ら
れている。この際一径間で工事を行えば、距離も
30M程度でバイパス線の多少の垂れ下がりも通行
妨害とはならず、又下の通行人の感電の問題など
もないのであるが、出来るだけ多数の電柱径間に
バイパス線を一度に設置し、能率を上げるのが理
想である故、例えば4〜5径間を工事区間とする
場合、その全長にわたつて支持線を張り、その線
に所定数の移動金車を滑動自在に吊設し、その金
車内にバイパス線を抱持して延線し、その延線に
伴つて移動金車が所定間隔を保つて配置されてい
つて、バイパス線の垂れ下がりを防止し、又工事
終了時の撤収を容易にする工法が考え出された。
つまり、工事径間内の各中間柱に第4,5図に
示す中間支持金具によつて支持線Wを支持し、又
第6,7図に示す移動金車の下部にバイパス線A
を抱持して、所定間隔毎に連結ロープRで接続さ
れた移動金車群を、けん引ロープの巻き取りによ
り移動させて、各移動金車の回転板の嵌入溝内に
中間支持金具のU字状の線支持金具を受け入れ、
更に移動金車が引かれることにより、回転板が回
転して、中間支持金具より脱出して次径間へと出
て行くものであり、支持線がU字状の線支持金具
内に支持されている為、該線上を滑動する移動金
車は絶対脱線することなしに延線径間全長にわた
つて配置され、バイパス線Aを延線するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが第4,5図に示す従来の中間支持金具
では工事を行う配電線路に大きな曲折がある場
合、各々連結ロープで引かれる移動金車が中間支
持金具にひつかかつて通過し得ない場合が生じる
可能性があるものであつた。
つまり、第8図に示すよう、カーブ柱に設置し
た中間支持金具はそのU字上の線支持金具を斜方
向に向けているのに対し、連結ロープで引かれて
移動して来る移動金車はカーブ柱にさしかかつた
時はほぼ水平方向を向いている為、支持線上を移
動して来た移動金車のローラーは脱線したり、該
ローラー部を支持する回転板部と線支持金具が予
期しない状態で当たり、連結ロープRの引く方向
と移動金車Bの通過方向が相違するため通過し得
ない場合が生じるものであつた。この不通過の状
態はU字環を2個連設した線支持金具が一個しか
用いられておらず、そのカーブ柱地点で支持線が
急角度を持つことに起因していた。
(問題点を解決するための手段) よつて本願考案ではU字状環より成る線支持金
具を円弧上に複数配置し、その内部を通過する支
持線Wの曲率を大きくすることによつて、又中間
支持金具自体を進入して来る移動金車同様水平方
向に位置させることによつてその通過性の向上を
図るものである。
(実施例) 本願考案の一実施例を示すと、パイプを円弧状
に曲げ加工し、その両端部に挿入可能な補助材2
を接続して全体的に略円弧状の支持本体1を形成
する。支持本体1の円弧中心方向側へ向けて両端
部、つまり補助材2部と本体中間部の2個所より
略門型のガイドローラーフレーム3を突出して設
け、該ガイドローラーフレーム3の門型両端間に
支持本体1の軸心と直交する方向にガイドローラ
ー4を橋架して設ける。又隣接する各ガイドロー
ラー4軸の同側端部間は連結材5で互いに連結
し、ガイドローラー4近辺両側の連結材5間はガ
イド板8で連結する。又、各ガイドローラー4一
端部には直交する方向に所定長の補助ガイドロー
ラー9をガイド板8より突設する。補助ガイドロ
ーラー9と反対側のガイドローラー4上には同じ
く直交方向に金車ガイド板10を支持本体1に支
持して突設する。
支持本体1、ガイドローラーフレーム3、ガイ
ドローラー4で囲まれた空間側の支持本体1には
線支持金具7を設ける。線支持金具7は略U字状
のU環6を、そのU字面が支持本体1と直交する
ように2連結し、その連設したU環6の同側一端
部を蝶番により開閉自在としたものであり、両U
環6底間には半円筒状のパイプを橋架して支持線
の受入れ支持用としている。又前記した金車ガイ
ド板10と同側のU環6には小ガイド61を設け
る。
以上の線支持金具7はガイドローラーフレーム
3の支持本体1への取付位置と同位置に設けるも
のである。
又、支持本体1のガイドローラーフレーム3の
突出方向反対側には固定材11を設けて、電柱取
付時の固定に用いる。
以上の構成の本願考案を第9図に示すよう、配
電線路の急角度部の電柱近辺に取付け、支持線W
をその線支持金具7部の蝶番を開いてそのU環6
底に支持して、バイパス線Aの延線を行うもので
ある。第6,7図に示す移動金車Bを所定間隔に
連結ロープRで連結し、その下部にバイパス線を
抱持して、最先の移動金車に連結したけん引ロー
プを巻き取ることにより、支持線上を移動して来
た該移動金車Bは、その回転板B1に設けた嵌入
溝B2へ線支持金具7のU環6を受け、更に引か
れて移動することにより、U環6を後へ押しやる
形で脱出し、以下同様に次の線支持金具7内も通
過するものである。
この際金車ガイド板10を下にして配置された
本願考案は、ほぼ水平方向になつてバイパス線A
を抱持して進入して来る移動金車Bを金車ガイド
板10によつてガイドし、又バイパス線Aをガイ
ドローラー4によつて傷つけることなくガイドし
て、その通過を行うものである。
また、金車ガイド板10と反対の、設置状態で
上位置となる補助ガイドローラー9は連結ロー
プ、けん引ロープ又バイパス線の浮き上りを防止
し、各移動金車Bが正しい姿勢で線支持金具7内
を通過するのを助けるものである。
以上のように工事径間の中間柱を通過してバイ
パス線の延線を終了すれば、該バイパス線に通電
を行い、その間に旧線と線線の入れ替え工事を行
い、その工事が終了すればバイパス線は延線時と
同様、各中間柱の支持金具を通過して撤収するも
のである。
(考案の効果) 以上述べたように、本願考案を用いることによ
つて、配電線路に急な角度があつても、そのカー
ブ頂点の電柱近辺に設置することにより、とどこ
おりなくバイパス線の延線、又撤去が可能となる
ものである。よつてカーブ柱を境に、その工事径
間を2つに分ける必要もなく、効率のよい新旧線
張り替え工事が行え、その経済的効果又安全性は
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案支持金具の正面図、第2図は本案
支持金具の平面図、第3図は本案支持金具の右側
面図、第4図は従来の直線径間で使用する中間支
持金具の正面図、第5図は第4図の右側面図、第
6図はU環を通過するところの移動金車の左側面
図、第7図は第6図の正面図、第8図は中間支持
金具と移動金車との通過問題説明図、第9図は本
案支持金具の取付状態図。 図中の符号、1……支持本体、2……補助材、
3……ガイドローラーフレーム、5……連結材、
4……ガイドローラー、7……線支持金具、6…
…U環、9……補助ガイドローラー、8……ガイ
ド板、11……固定材、10……金車ガイド板、
61……小ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略円弧状の支持本体1の両端部及び中間部より
    円弧中心方向に向け各々ガイドローラーフレーム
    3を所定間隔をあけて対向して設け、該ガイドロ
    ーラーフレーム3の先端間に、ガイドローラー4
    を設けて、各ガイドローラー4端部間を連結材5
    で連結し、支持本体1、ガイドローラーフレーム
    3、ガイドローラー4で囲まれた空間内の支持本
    体1の近接位置には略U字状のU環6をそのU字
    面が支持本体1と直交するよう2連結して、その
    連設したU環6上の一端を蝶着し、他端を開閉自
    在とした線支持金具7を設けたことを特徴とする
    カーブ柱用中間支持金具。
JP15072887U 1987-09-30 1987-09-30 Expired - Lifetime JPH0534167Y2 (ja)

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JP15072887U JPH0534167Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JP15072887U JPH0534167Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6454708U JPS6454708U (ja) 1989-04-04
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JP15072887U Expired - Lifetime JPH0534167Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2524764Y2 (ja) * 1993-06-08 1997-02-05 株式会社ダイワ製作所 延線用ローラー
JP2521841Y2 (ja) * 1993-08-11 1997-01-08 健一 工藤 ケーブル案内用ローラー装置

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Publication number Publication date
JPS6454708U (ja) 1989-04-04

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