JPH05340611A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

Info

Publication number
JPH05340611A
JPH05340611A JP14610492A JP14610492A JPH05340611A JP H05340611 A JPH05340611 A JP H05340611A JP 14610492 A JP14610492 A JP 14610492A JP 14610492 A JP14610492 A JP 14610492A JP H05340611 A JPH05340611 A JP H05340611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grill
hot air
fluororesin
fin
air heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14610492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2658735B2 (ja
Inventor
Takashi Sekiguchi
孝志 関口
Toshikazu Terauchi
利和 寺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4146104A priority Critical patent/JP2658735B2/ja
Publication of JPH05340611A publication Critical patent/JPH05340611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2658735B2 publication Critical patent/JP2658735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリルフィンの表面を高温の温風による熱劣
化から防止すると共に、ホコリ等の異物が付着しにく
く、清掃性のよい温風暖房機を得る。 【構成】 バーナ1での燃焼により発生した高温ガスを
送風機9からの冷風と混合して温風とし、温風吹出口2
から吹出グリル3のグリルフィン4を介して機外へ排出
する温風暖房機において、グリルフィン4の表面にシリ
コン樹脂膜13とフッ素樹脂膜14からなる二層の高耐
熱塗膜を形成した。 【効果】 グリルフィンの表面の耐熱性が向上し、か
つ、滑りがよくなってホコリ等の異物が付着しにくくな
り、清掃性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は温風吹出口に吹出グリ
ルを備えた温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3,図4は液体燃料を使用した温風暖
房機の主な構成を示す正面図とその側面断面図である。
図3,図4において、1は本体ケース、2は本体ケース
1の前面ほぼ中央部に位置して設けた温風吹出口、3は
この温風吹出口2に設置した吹出グリル、4は吹出グリ
ル3のグリルフィン、5は置台、6は置台5に設置され
たバーナ、7は火炎を形成させるバーナーヘッド、8は
バーナヘッド7を収納する燃焼筒、9は本体ケース1の
背面に設置された送風機、10は燃焼筒を囲む風洞、1
1は送風機9の空気取入口である。図5はグリルフィン
4の断面図であり、グリルフィン生地12の表面には耐
熱性塗料としてシリコン樹脂を主成分としたシリコン樹
脂膜13が施されている。
【0003】次に、動作について説明する。この温風暖
房機では、バーナ6部に液体燃料が供給され、燃料ガス
と空気との混合ガスがバーナーヘッド7から噴出して着
火燃焼し、燃焼筒8内に高温のガスを発生する。この高
温ガスが送風機9によって送り込まれる冷風と混合して
温風となり、この温風が風洞10を通って温風吹出口2
に送られ、吹出グリル3から機外に排出されて室内を暖
房する。なお、ここで、吹出グリル3のグリルフィン4
は温風の方向性を持たせる役目をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の温風暖房機は、
以上のように構成されているので、燃焼筒8より排出さ
れる高温ガスが風洞10内で送風機9よりの冷風と均一
に混合せず、吹出グリル3より排出される温風に温度ム
ラが多く発生した場合、高温部ではグリルフィン4の表
面の温度も高温となり、塗料のシリコン樹脂膜13の表
面が熱劣化を起こす。
【0005】さらに、運転中は前記送風機9より室内の
ホコリ等が吸い込まれ、このホコリ等は風洞10を通っ
て吹出グリル3から再び室内に排出されるので、このと
きグリルフィン4の表面の熱劣化したシリコン樹脂膜1
3の表面にホコリが付着しやすくなり、これらの相互作
用によって熱劣化をより一層促進させるようになる。こ
のような事態になると、吹出グリル3が部分的に変色し
て見苦しいものになるという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、グリルフィンの表面の熱劣化
が起こりにくく、清掃性のよい温風暖房機を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る温風暖房
機は、バーナ部での燃焼により発生した高温ガスを送風
機からの冷風と混合して温風とし、温風吹出口から吹出
グリルのグリルフィンに沿って機外に排出するようにし
た温風暖房気において、前記グリルフィンの表面にシリ
コン樹脂が主成分のシリコン樹脂膜とフッ素樹脂が主成
分のフッ素樹脂膜の二層の高耐熱塗膜を形成したもので
ある。
【0008】
【作用】この発明においては、グリルフィンの表面に形
成されたフッ素樹脂膜が高温の温風による熱劣化を防止
すると共に、フッ素樹脂特有の表面が滑らかになるの
で、送風機により吸い込まれたホコリ等の異物が付着し
にくくなり、かつ付着した異物も布等で簡単に拭き取り
可能となる。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1,図2はこの発明に係る温風暖房機のグ
リルフィン部の塗膜状態を示す断面図である。図1,図
2において、12は板金よりなるグリルフィン生地、1
3はグリルフィン生地12に形成したシリコン樹脂膜、
14はシリコン樹脂膜13の外側に形成したフッ素樹脂
膜である。
【0010】実施例2.ここで、本実施例では、グリル
フィン4の表面の高耐熱塗料としてフッ素樹脂が10
%、シリコン樹脂が90%配分で混合したものを使用し
た場合であり、このような高耐熱塗料をグリルフィン4
の表面に塗布すると、図2に示すように、フッ素樹脂は
表面側に析出して塗膜は内側にシリコン樹脂が主成分の
シリコン樹脂膜13が形成され、その外側にフッ素樹脂
が主成分のフッ素樹脂膜14が形成されるので、あたか
も二層の塗膜を別個に形成したのと同じ様な状態とな
る。また、最初から下塗りにシリコン樹脂を塗布してシ
リコン樹脂膜13を形成し、さらに上塗りにフッ素樹脂
成分だけを塗布してフッ素コーティングし、フッ素樹脂
膜14を形成しても良い。
【0011】上記実施例の構成の温風暖房機によれば、
燃焼筒8より排出する高温ガスが送風機9からの冷風と
風洞10内で均一に混合されず、温風温度勾配が大きく
グリルフィン4の表面が高温にさらされても、グリルフ
ィン4の表面には耐熱性の高いフッ素樹脂膜14が形成
されているので、熱劣化を防止するとともに、送風機9
より流入したホコリ等の異物がグリルフィン4の表面に
流れてもグリルフィン4の表面は塗布されたフッ素樹脂
膜14により、滑りが良くなっているので付着しにく
い。また、不使用時に空気中のホコリ等がグリルフィン
4の上面に付いても清掃性が極めてよいものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、グリルフィンの表面にシリコン樹脂膜とフッ素樹脂
膜を二層に形成したので、高温の温風によるグリルフィ
ン表面の熱劣化を防止できると同時に、グリルフィン表
面にホコリ等の異物が付着しにくくなり、かつ、拭き取
り性が良くなるので、品質性能と清掃性を高めることが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すグリルフィンの断面
図である。
【図2】この発明の一実施例を示すグリルフィンの部分
拡大断面図である。
【図3】従来の温風暖房機を示す正面図である。
【図4】従来の温風暖房機を示す側面断面図である。
【図5】従来の温風暖房機を示すグリルフィンの断面図
である。
【符号の説明】
4 グリルフィン 12 グリルフィン生地 13 シリコン樹脂膜 14 フッ素樹脂膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ部での燃焼により生じた高温ガス
    を送風機からの冷風と混合して温風とし、温風吹出口に
    設けた吹出グリルのグリルフィンを介して機外へ排出す
    るようにした温風暖房機において、前記グリルフィンの
    表面にシリコン樹脂を主とするシリコン樹脂膜とフッ素
    樹脂を主とするフッ素樹脂膜との二層からなる高耐熱塗
    膜を形成したことを特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 上記高耐熱塗膜は、フッ素樹脂とシリコ
    ン樹脂をあらかじめ混合した塗料を塗布することによ
    り、フッ素樹脂の上側への析出によって二層に分離形成
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の温風暖
    房機。
JP4146104A 1992-06-08 1992-06-08 温風暖房機 Expired - Fee Related JP2658735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4146104A JP2658735B2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 温風暖房機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4146104A JP2658735B2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 温風暖房機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05340611A true JPH05340611A (ja) 1993-12-21
JP2658735B2 JP2658735B2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=15400242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4146104A Expired - Fee Related JP2658735B2 (ja) 1992-06-08 1992-06-08 温風暖房機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2658735B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611051U (ja) * 1984-06-09 1986-01-07 リンナイ株式会社 床置型温風暖房機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611051U (ja) * 1984-06-09 1986-01-07 リンナイ株式会社 床置型温風暖房機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2658735B2 (ja) 1997-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6150671A (ja) 塗装用乾燥炉
JPS62201673A (ja) 高温溶融接着剤塗布装置
JPH05340611A (ja) 温風暖房機
JP3550590B2 (ja) ガスバーナ
CN205311088U (zh) 一种加热烘干设备和热升华喷绘机
JPS6218945Y2 (ja)
JP2005140399A (ja) バーナ
KR20020056338A (ko) 가스복사 조리기의 글래스 냉각구조
JP3498531B2 (ja) 遠赤外線放射温風暖房機
JP2542935B2 (ja) 暖房機
JPH05322133A (ja) ガス燃焼装置
JPH0356366B2 (ja)
JP4131058B2 (ja) 給湯器
JPS60233415A (ja) 触媒燃焼器
JPS6229102Y2 (ja)
JPH0643636Y2 (ja) 温風暖房機
JPH0324984Y2 (ja)
JPH07243703A (ja) 温風暖房機
JP2001004224A (ja) 温風暖房機の吹出構造
JPH10122664A (ja) ファンヒータ
JPH06147419A (ja) 触媒燃焼装置
JPS62108914A (ja) 燃焼装置
JP2003222409A (ja) 温風暖房機
JP2001355813A (ja) 部分触媒燃焼型燃焼装置およびそれを用いた温風暖房機
JPH11281013A (ja) 燃焼装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees