JPH0534027Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534027Y2
JPH0534027Y2 JP6950685U JP6950685U JPH0534027Y2 JP H0534027 Y2 JPH0534027 Y2 JP H0534027Y2 JP 6950685 U JP6950685 U JP 6950685U JP 6950685 U JP6950685 U JP 6950685U JP H0534027 Y2 JPH0534027 Y2 JP H0534027Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
operational amplifier
circuit
resistor
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6950685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61185112U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6950685U priority Critical patent/JPH0534027Y2/ja
Publication of JPS61185112U publication Critical patent/JPS61185112U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534027Y2 publication Critical patent/JPH0534027Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、比較的大電流を外部機器に送出する
定電流回路に関するものである。
従来の技術 カメラ付インターホン等では、玄関に設置され
る、いわゆる玄関子機の直流電源は、その本体で
AC電源を整流して得るよりも、室内に設置され
た電源回路による直流電源をケーブルを通して得
る方法が一般的である。これは、玄関子機の大き
さを小さくするという効果があるということと共
に、ACコードを玄関まで引き出す必要性がなく
なるということによる。
しかし、室内に設置された電源回路から玄関子
機へは、数十メートルの長さのケーブルが必要と
なり、このインピーダンスは直流電源搬送上無視
できないものである。従つて、その搬送形態とし
ては、直流の定電流を使用するのが良いというこ
とになる。
以下図面を参照しながら、上述した従来の定電
流回路の一例について説明する。
第2図は、従来の定電流回路である。第2図で
1は室内に設置された定電流回路を示し、V0
AC電源を整流して得られた直流電圧である。2
は直流電源を搬送するケーブルである。3は外部
機器であり、上記例では玄関子機を示す。ICは
電圧端子VCC、アース端子VEE、入力端子V-とV+
を持つ演算増幅器である。SWは外部機器に電流
を送出するか否かを決定するスイツチであり、一
般には機械的スイツチあるいはフリツプ・フロツ
プ等により作られ、これはトランジスタQ03
ON・OFFする。
さて、今、スイツチSWによりトランジスタ
Q03がON状態にされると、抵抗R02、可変抵抗器
VR、抵抗R03、トランジスタQ03に電流I1が流れ
る。この時、演算増幅器ICの入力端子V+には、
V0−I1×R02の電圧が与えられる。一方、演算増
幅器ICの一方の入力端子V-には、トランジスタ
Q01,Q02に流れる電流(これは、ケーブル2に
流れる電流とほぼ等しい)をI0とすると、V0−I0
×R01の電圧が与えられる。ここで、入力端子V+
の電圧は、上述の如く抵抗R02、可変抵抗器VR、
抵抗R03、トランジスタQ03のコレクタ、エミツ
タ電圧により決定されており、従つて入力端子
V-の電圧が上記入力端子V+になるまで抵抗R01
に電流が流れることになり、入力端子V+,V-
電圧が等しい状態で安定し、その結果、トランジ
スタQ01,Q02に流れる電流、すなわちケーブル
2に流れる電流は一定となる。
スイツチSWによりトランジスタQ03がOFF状
態にされると、電流I1が流れないため、ケーブル
2には電流は流れない。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の回路では、定電流の通過する
回路に直列に電流が流れているため、もとの電源
電圧V0に対して、少なくともI0×R01分だけ電圧
が低くなり、従つてケーブル2の室内側端子の電
圧の変化範囲が狭められることになる。従つて、
この電圧低減を小さくするため、抵抗R01として
小さい抵抗値(実際例では2.7Ωとしている)を
採用している。この時、演算増幅器ICの入力端
子V-には、電源電圧VCCより上述の如くI0×R01
低い電圧となるわけであり、I0=0.4A,R01
2.7Ωとすると、約1V低い電圧が得られることに
なる。
さて、第3図は、実際の演算増幅器(松下電子
工業(株)製AN6553)の内部回路を示すものである
が、演算増幅器が正常に働くためには、第3図で
は、電源電圧VCCに対して、少なくともトランジ
スタQ3のコレクタ−エミツタ間電圧とトランジ
スタQ1あるいはQ2のベース−エミツタ間電圧の
加算した電圧以上は入力端子の電圧が低いことが
必要であることがわかる。
しかるに、第2図のものによると、その電圧低
下分が小さいため、電流設定が極めて不安定なも
のであつた。これを解決するために、抵抗R01
を大きくすることが考えられるが、上述の如く、
大電流を流す場合には、逆にケーブル2への電圧
範囲が小さくなるという不都合があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、演算増巾
器の出力によつて制御された定電流の通過する回
路に直列にダイオードを接続し、演算増幅器の電
源電圧をそのアノード側から取るようにしたもの
である。
作 用 本考案は上記の構成によつて、演算増幅器の入
力端子の電圧をその電源電圧よりもダイオードの
順方向電圧分だけさらに低くすることにより、安
定な定電流回路の動作が保証される。又、定電流
電流値が大きくなつても、ダイオードの順方向電
圧分は、ほぼ一定であり、電圧の変化を小さくす
ることができる。
実施例 第1図は、本考案の定電流回路の一実施例であ
り、この第1図の第2図と異なる点は、直流電源
電圧V0をダイオードDを介して抵抗R01とR02
接続点に接続したところにある。第1図におい
て、演算増幅器ICの入力端子は、ダイオードD
の順方向電圧をVDとするとVD+I0×R01だけ低く
することができ、VDは、I0によつて大きく変化し
ないため、本定電流回路は安定な動作をすること
ができる。
考案の効果 以上述べてきたように、本考案によれば、演算
増幅器の電源電圧に対して、その入力端子は、一
定の電圧以下に設定でき、安定な定電流動作が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の定電流回路の一実施例を示す
回路図、第2図は従来の定電圧回路の回路図、第
3図は演算増幅器の内部回路である。 IC……演算増幅器、D……ダイオード、3…
…外部機器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抵抗とトランジスタとを直列に接続してなる制
    御電流の通過する回路の、上記抵抗とトランジス
    タとの接続点を演算増幅器の一方の入力電圧と
    し、演算増幅器の他方の入力電圧として基準電圧
    を与えるとともに、演算増幅器の両入力端子から
    の電圧差により、上記回路に流れる電流を制御す
    るようにした定電流回路において、ダイオードの
    カソード側を上記抵抗に直列に接続して、上記演
    算増幅器の電源電圧を上記ダイオードのアノード
    側より得るように構成したことを特徴とする定電
    流回路。
JP6950685U 1985-05-10 1985-05-10 Expired - Lifetime JPH0534027Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6950685U JPH0534027Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6950685U JPH0534027Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61185112U JPS61185112U (ja) 1986-11-18
JPH0534027Y2 true JPH0534027Y2 (ja) 1993-08-30

Family

ID=30605243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6950685U Expired - Lifetime JPH0534027Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534027Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61185112U (ja) 1986-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07209346A (ja) ヒステリシスを持つコンパレータ
JPH0534027Y2 (ja)
JP2000295843A (ja) スイッチング電源回路
US20010009389A1 (en) Operational amplifier designed to have increased output range
JP2001251848A (ja) スイッチングレギュレータ
JP3255805B2 (ja) スイッチング電源装置
JPS58215815A (ja) コンパレ−タ回路
JP2002136108A (ja) 昇圧回路
JPH03870Y2 (ja)
JP2555789Y2 (ja) 定電圧電源回路
JPS5936039Y2 (ja) スイッチング回路
JPH0610412Y2 (ja) 直流定電圧回路
JPH0521124Y2 (ja)
JPS645984Y2 (ja)
JPS644304Y2 (ja)
JP2607193Y2 (ja) マルチ電源回路
JPH0343833Y2 (ja)
JPH0248894Y2 (ja)
JPH0526947Y2 (ja)
KR900001903Y1 (ko) 2단 전압 안정화 가변 전원회로
JPH03117928A (ja) 2線式信号伝送装置
JPS5914814Y2 (ja) 電圧安定化回路
JPS6146506A (ja) 定電圧電源回路
JPH0650014Y2 (ja) 直列制御形電圧安定化器
JPH0414269A (ja) 光結合装置