JPH0533982A - 空気調和機の配管,配線接続制御装置 - Google Patents

空気調和機の配管,配線接続制御装置

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JPH0533982A
JPH0533982A JP3192908A JP19290891A JPH0533982A JP H0533982 A JPH0533982 A JP H0533982A JP 3192908 A JP3192908 A JP 3192908A JP 19290891 A JP19290891 A JP 19290891A JP H0533982 A JPH0533982 A JP H0533982A
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JP
Japan
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unit
indoor
outdoor unit
units
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3192908A
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English (en)
Inventor
Hidemi Ueda
秀美 植田
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多室型の空気調和機において、室外機の配管
接続部および信号線接続部との接続に、室内機の指定を
なくして、誤接続がなく、簡単で速く設備工事ができる
ことを目的とする。 【構成】 1台の室外機1と複数台の室内機9,12を
配管6,7と配線17,18で接続し、冷房および暖房
運転を行う空気調和機で、室外機1は、室外機制御部3
によって冷凍回路2を動作させ配管接続部6,7を通し
て室内機9,12の熱交換器8,13に冷媒を流してサ
ーミスタ10,14で温度検知することにより、仮に誤
結線や誤配管をしても、信号部4,5を通して伝達され
る室内機9,12の温度情報を室外機制御部3に入力さ
れ、また解析することにより接続された室内機9,12
の判別ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外機1台に対して複
数台の室内機で構成された多室型空気調和機の配管およ
び通信用の配線の接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭における空調形態が、室
外機1台に対して室内機1台の1対1のシステムから、
室外機1台に対して室内機複数台の多室タイプのシステ
ムが多くなってきている。
【0003】従来、こうした空調システムは図2に示す
ように室外機101、1台に対して複数台の室内機10
2,103で構成された空気調和機は、複数台の前記室
内機102,103とを接続するために各室内機専用の
配管接続部104,105と、信号線接続部106,1
07とをそれぞれ設け、前記各室内機専用の配管接続部
104,105と、冷媒配管108,109を通して指
定の室内機配管接続部110,111へ接続し、さらに
内部の熱交換器112,113へと接続される。一方、
前記各室内機専用の信号線接続部106,107は、信
号線114,115を通して指定の室内機の信号線接続
部116,117に接続され、さらに内部の制御部11
9,120へ接続されている。
【0004】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作について説明する。最初に、施工者が
きちんと定められた配管接続部104,105と、信号
線接続部106,107に配管108,109および信
号線114,115を接続してから、室内機102,1
03を操作して運転にすると、室内機102,103の
制御部119,120から信号線114,115を経由
して、室外機101の各室内機専用の信号線接続部10
6,107を通して、信号が室外機101へ入力され
る。前記入力信号によって室外機101は、圧縮機12
1,電磁弁122,123等を動作させ、各室内機専用
の配管接続部104,105の内、入力信号があった室
内機102または103の熱交換器112または113
へ冷媒を供給する。すなわち、室外機101の配管接続
部104,105を通して、室内機102,103内部
の熱交換器112,113に冷媒が流れることとなる。
前記熱交換器112,113は、送風機(図示せず)に
よって送風され、冷風または、温風となり各室に供給さ
れる。施工者は、前記温風または、冷風によって、あら
かじめ定められた通りの信号線接続部106,107
と、配管接続部104,105が正しく接続されている
か、否かを確かめるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、空気調和機の室外機101、1台に対して複数台
の室内機102,103を接続するときに問題がある。
すなわち、室外機101、1台と複数台の室内機10
2,103を配管108,109と信号線114,11
5で接続するとき、室外機101側に各専用の配管接続
部104,105および信号線接続部106,107を
設け、それぞれ指定の室内機102,103からの配管
108,109および信号線114,115を室外機1
01の各専用の配管接続部104,105および信号線
接続部106,107に確実に接続しなければならな
い。このように設備工事を行う場合、室内機102,1
03側の配管108,109および信号線114,11
5にマーキングを入れて認識をしやすくするか、また
は、室内機102,103を1台ごと配管108,10
9と、配線114,115をたどりながら室外機101
に接続しなければならない。さらには室外機101の配
管接続部104,105および信号線接続部106,1
07にも各室内機専用に対応した表示が個々に必要であ
った。したがって、前述のように配線や配管をまちがえ
ると、やり直し接続をしなければならず設備工事が繁雑
になり、誤接続しやすく手間がかかるという課題があっ
た。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、室
外機の配管接続部および信号線接続部に各室内機用の専
用部を設けることなく室内機の配管間および信号線間の
誤接続がなく、簡単で速く設備工事ができる空気調和機
の配管,配線接続制御装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、室外機1台に対し、複数台の室内機を配
管と信号線で接続し、冷房および暖房運転を行う空気調
和機であって、前記各室内機には、室外機の冷凍回路部
より熱交換器に冷媒を循環し、前記熱交換器内を流れる
冷媒の温度を検知す留サーミスタと、前記サーミスタの
検知した温度を受けて、温度情報として室外機へ送信す
る室内制御部をそれぞれ構成し、前記室内制御部は、信
号線を通して室外機に接続され、前記室外機には、前記
複数台の室内機の室内制御部から送信される信号を受信
し、圧縮機等を制御する室外機制御部と、一方複数台の
室内機の熱交換器とを配管で接続する複数の配管接続部
の構成としたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、空気調和機の室
外機1台と複数台の室内機とを接続し、室外機に電源供
給を行うと、室外機制御部によって圧縮機が起動し、冷
凍回路内の冷媒がある1台の室内機の熱交換器に流れ
る。つぎに熱交換器に接続されているサーミスタが冷媒
の温度を検知し室内制御部に伝達される。前記室内制御
部は、サーミスタの検知温度を温度情報として、信号線
を通して室外機のある信号部に送信され、前記信号部よ
り室外機制御部に伝達される。前記室外機制御部は、各
信号部からの信号すなわち温度情報を一定時間で取り込
み前回の温度情報と比較するので、温度情報が変化した
信号部が認識でき、よって、ある1台の室内機の配管部
と信号部との対応がわかる。以上の動作を繰り返すこと
により、各室内機の配管部と信号部との対応が全て判別
できるものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1を参照し
ながら説明する。図1において、室内機9,12は室外
機1からの冷媒供給により冷媒が循環する熱交換器8,
13と、前記熱交換器8,13内に流れる冷媒温度を検
知す留サーミスタ10,14と、前記サーミスタ10,
14の検知温度を温度情報として、室外機1へ送信する
室内制御部11,15でそれぞれ構成される。一方、前
記室内機9,12の室内制御部11,15は、信号線1
7,18を通して室外機1に接続されている。前記室外
機1は、室内機9の室内制御部11から信号線17を介
して送信される信号を受信する信号部5と、室内機12
の室内制御部15から信号線18を介して送信される信
号を受信する信号部4と、前記信号部5および、信号部
4は、圧縮機16等を制御するとともに、室内機9,1
2への配管19,20や、配線17,18の誤結線,誤
配管を認識して、その補償回路をもって解析する室外機
制御部3に接続されている。一方、室内機9,12の熱
交換器8,13と、室外機1とを配管で接続する配管接
続部6,7と、前記配管接続部6,7を通して室内機
9,12の熱交換器8,13に冷媒を供給する回路構成
の冷凍回路2とでそれぞれ構成され配管19,20で接
続されている。
【0010】上記構成により空気調和機の配管,配線接
続制御装置について、図1を用いてその動作を説明す
る。まず、最初の設置時において配管19,20,配線
17,18等の工事が終わり、試運転を行うことになる
が、室外機1および室内機9,12に電源供給を行う
と、室内機9および室内機12の室内制御部11,15
が動作して、熱交換器8,13を通して冷媒温度をサー
ミスタ10,14で検知し、室内制御部11,15に伝
達され、温度情報となる。前記室内制御部11,15と
室外機1は配線17,18で接続されているので、室外
機1の室外機制御部3および信号部5,4を通して、室
内機9,12の冷媒の温度情報を受け取ることとなる。
しかし、この時点では、冷媒が流れていないので熱交換
器8,13の周囲温度がそのまま温度情報として室外機
1に伝達される。
【0011】つぎに、室外機制御部3により圧縮機16
を動作させ、冷凍回路部2から冷媒を配管接続部7を通
してまず、室内機9へ供給される。但し、室内機12に
は冷媒を供給しない。室内機9に冷媒が供給されること
により、熱交換器8に冷媒が流れ、温度変化が発生する
こととなる。この温度変化をサーミスタ10が検知し室
内制御部11に伝える。前記室内制御部11は、サーミ
スタ10の温度変化を温度情報として、室外機1の信号
部5へ送信し、室外機制御部3へ入力される。前記室外
機制御部3は、信号部5からの入力信号を解析すること
により、室内機9の温度情報が変化したことが認識でき
る。以上の動作を行うことにより、室外機制御部3は、
信号部5に接続された室内機9と、配管接続部7に接続
される室内機9とは、同一と判断し、前記室内機9の制
御は、信号部5より信号の入出力を行うとともに、配管
接続部7に流れる冷媒を調整することとなる。以上1台
の室内機が区別できたら、上記と同様、冷凍回路2から
冷媒を配管接続部6を通して、室内機12へ供給する。
室内機12に冷媒が供給されることにより熱交換器13
に冷媒が流れ、温度変化が発生することとなる。この温
度変化をサーミスタ14が検知し室内制御部15に伝え
る。室内制御部15は、サーミスタ4へ送信し、室外機
制御部3へ入力される。室外機制御部3は、信号部4か
らの入力信号を解析することにより、室内機12の温度
情報が変化したことが認識できる。これにより室外機制
御部3は、信号部4に接続された室内機と、配管接続部
6に配管20を介して接続された室内機とは同一と判断
する。以上の動作を繰り返すことにより、全ての複数台
の室内機が正しく接続されたことを判断できることとな
る。
【0012】上記は正常配管および配線をしたときのこ
とを述べたが、仮に、誤接続した場合の例としてまず、
図1に対して、室外機1の配管接続部7,6に接続され
ている配管19,20を施工者が入れ替えていわば誤接
続された場合について述べる。
【0013】室外機1の配管接続部7は、配管20を通
して室内機12の熱交換器13に接続され、一方配管接
続部6は、配管19を通して室内機9の熱交換器8に接
続された状態となり、室外機1および室内機9,12に
電源供給を行うと、室外機1の室外機制御部3により圧
縮機16が動作し、冷媒を配管接続部7を通して、室内
機12の熱交換器13に供給され、温度変化が発生する
こととなる。この温度変化をサーミスタ14が検知し、
室内制御部15を通して室外機1の信号部4へ伝達さ
れ、室外機制御部3へ入力される。前記室外機制御部3
は、信号部4からの入力信号を解析することにより、室
内機12の温度情報が変化したと認識し、配管接続部7
と信号部4とは、同一の室内機12に接続されていると
判断する。以下、同様に配管接続部6と信号部5とは、
同一の室内機9に接続されていると判断する。以上によ
り、施工者が配管をどのように入れ替えても、全ての複
数台の室内機が判別できることとなる。
【0014】次に、前記は配管の誤接続について述べた
が、図1に対して室外機1の信号部5,4に接続されて
いる配線19,20を入れ替えて接続された場合につい
て述べる。
【0015】室外機1の信号部5は、配線18を通して
室内機12の室内制御部15に接続され、一方信号部4
は配線17を通して室内機9の室内制御部11に接続さ
れた状態となり、室外機1および室内機9,12に電源
供給を行うと、室外機1の室外機制御部3により圧縮機
16が動作し、冷媒を配管接続部7を通して、室内機9
の熱交換器8に供給され温度変化が発生することとな
る。この温度変化をサーミスタ10が検知し、室内制御
部11を通して室外機1の信号部4へ伝達され室外機制
御部3へ入力される。前記室外機制御部3は、信号部4
の入力信号を解析することにより、室内機9の温度情報
が変化したと認識し、配管接続部7と信号部4とは、同
一の室内機9に接続されていると判断する。以下、同様
に配管接続6と信号部5とは、同一の室内機12に接続
されていると判断する。以上により、施工者が配線をど
のように入れ替えても、全ての複数台の室内機の接続関
係が判別できることとなる。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、空気調和機の室外機1台に複数台の室内機
とを接続する時、配管接続部および配線の接続部を各室
内機ごとに指定しなくても良いから、配管および配線に
マーキングを入れて区別したり、室内機1台ごと室外機
に接続することなく、室外機の配管接続部および信号線
接続部に各室内機専用の表示も必要ないために、室内機
の配管間および配線間の誤接続をしたとしても何ら支障
なく、施工者も高度の技術を必要とせず、いたって簡易
な配管,配線接続制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の配管,配線接
続制御装置のブロック図
【図2】従来の空気調和機に接続関係を表すブロック図
【符号の説明】
1 室外機 2 冷凍回路部 3 室外機制御部 8 熱交換器 9 室内機 10 サーミスタ 11 室内制御部 12 室内機 13 熱交換器 14 サーミスタ 15 室内制御部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 室外機1台に対し、複数台の室内機を配
    管と、信号線で接続し、冷房および暖房運転を行う空気
    調和機であって、前記各室内機には、室外機の冷凍回路
    部より、熱交換器に冷媒を循環し、前記熱交換器内を流
    れる冷媒の温度を検知するサーミスタと、前記サーミス
    タの検知した温度を受けて、温度情報として室外機へ送
    信する室内制御部をそれぞれ構成し、前記室内制御部
    は、信号線を通して室外機に接続され、前記室外機に
    は、前記複数台の室内機の室内制御部から送信される信
    号を受信し、圧縮機等を制御する室外機制御部と、一方
    複数台の室内機の熱交換器とを配管で接続する複数の配
    管接続部とを備え、前記室外機制御部内で誤配管、誤配
    線を補償するようにしてなる空気調和機の配管,配線接
    続制御装置。
JP3192908A 1991-08-01 1991-08-01 空気調和機の配管,配線接続制御装置 Pending JPH0533982A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110186110A (zh) * 2019-05-15 2019-08-30 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种空调内外机自由匹配方法及空调

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110186110A (zh) * 2019-05-15 2019-08-30 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种空调内外机自由匹配方法及空调

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