JPH05339823A - コーミングマシーン用のニッパナイフ - Google Patents

コーミングマシーン用のニッパナイフ

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Publication number
JPH05339823A
JPH05339823A JP3647393A JP3647393A JPH05339823A JP H05339823 A JPH05339823 A JP H05339823A JP 3647393 A JP3647393 A JP 3647393A JP 3647393 A JP3647393 A JP 3647393A JP H05339823 A JPH05339823 A JP H05339823A
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JP
Japan
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plate
nipper
longitudinal
nipper knife
knife according
Prior art date
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Pending
Application number
JP3647393A
Other languages
English (en)
Inventor
Urs Simmler
ジムラー ウルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPH05339823A publication Critical patent/JPH05339823A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/14Drawing-off and delivery apparatus
    • D01G19/16Nipper mechanisms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 質量が公知のニッパナイフに比べて小さいに
もかかわらず、ラップを、必要な大きさと均一性とをも
ったニップ圧で、ニッパプレートにクランプすることが
できるニッパナイフを提供する。 【構成】 繊維変向リップを備えた第1の長手方向縁部
9.1と、該第1の長手方向縁部に対向して位置してい
る第2の長手方向縁部9.3とを備えている縦長のプレ
ート9から成っているコーミングマシーン用のニッパナ
イフにおいて、プレート9が第1の長手方向縁部9.1
と第2の長手方向縁部9.3との間に、プレートの質量
を減じるための少なくとも1つの切欠き9.4を有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーミングマシーン用
のニッパナイフであって、繊維変向リップが構成されて
いる第1の長手方向縁部と、該第1の長手方向縁部に対
向して位置している第2の長手方向縁部とを備えている
縦長のプレートから成っている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】汎用のコーミングマシーンは各コーミン
グヘッドにニッパユニットを有しており、このニッパユ
ニットは、ニッパプレートを保持していて供給シリンダ
が支承されているニッパフレームと、該ニッパフレーム
と旋回可能に結合されていてニッパナイフを保持してい
るニッパアームとを備えている。運転中にニッパユニッ
トは、後方の終端位置と前方の終端位置との間において
往復動させられる。後方の終端位置において、ニッパナ
イフの、繊維変向リップを備えた下縁部は、ラップをニ
ッパプレートの前縁部に押圧し、この際にラップから繊
維房が回転するコームシリンダによってけずり出され
る。
【0003】ニッパユニットを往復動させる部分の負荷
は、単位時間当たりの往復動の数(ニッププレイ数)と
ニッパユニットの質量とに関係している。従ってニップ
プレイ数を高めるために、ニッパユニットの質量を可能
な限り小さく保つことが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式のニッパナイフを改良して、質量
が公知のニッパナイフに比べて小さいにもかかわらず、
ラップを、必要な大きさと均一性とをもったニップ圧
で、ニッパプレートにクランプすることができるニッパ
ナイフを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、プレートが第1の長手方向縁部と
第2の長手方向縁部との間に、プレートの質量を減じる
ための少なくとも1つの切欠きを有している。
【0006】
【発明の効果】本発明のようにプレートに切欠きを設け
ることによって、プレートの質量を所望のように減じる
ことができる。しかしながら切欠きはプレートの両長手
方向縁部の間にのみ設けられていて、長手方向縁部自体
には設けられていないので、切欠きが設けられているに
もかかわらず、プレートはT字形ビーム又はC字形ビー
ムのように、十分な強さを有することができる。そして
この結果プレートは、その繊維変向リップを備えた長手
方向縁部で、必要な大きさと均一性ともつニップ圧をラ
ップに加えることができる。さらに、プレートの強さが
その長手方向中心の範囲においてプレート両端部の範囲
におけるよりも大きくなるように、切欠きを構成及び配
置することが可能である。切欠きをこのように構成及び
配置することによって、プレートによって加えられるニ
ップ圧の均一性をさらに改善することができる。
【0007】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0008】図1に示されているようにコーミングヘッ
ドは、2つのデタッチングシリンダ1,2と1つのコー
ミングシリンダ軸3と1つのニッパ軸4とを有してお
り、これらはすべて、図示されていないコーミングマシ
ーンフレームに支承されている。ニッパ軸4にはニッパ
クランク5が設けられており、このニッパクランク5に
は、ニッパフレーム6の後端部が枢着されている。ニッ
パフレーム6の前端部はフロント支持7に枢着されてお
り、このフロント支持7はコーミングシリンダ軸3の軸
線を中心にして旋回可能である。ニッパフレーム6は下
側のニッパプレート8を有している。ニッパナイフ9は
トップニッパアーム10によって保持されており、この
場合トップニッパアーム10は、軸11を中心にして旋
回可能にニッパフレーム6と結合されている。運転中に
ニッパフレーム6はニッパ軸4によって往復動させられ
る。ニッパフレーム6の図示されている後方の終端位置
において、ニッパナイフ9の下縁部はラップWをニッパ
プレート8の前縁に向かって押圧する。この場合ラップ
Wからは繊維房が、回転するコームシリンダ12に配置
された回転コームセグメント13によってけずり出され
る。ニッパナイフ9の下縁部9.1には、図4に示され
ているように、繊維変向リップ9.2が構成されてお
り、この繊維変向リップ9.2は、けずり出された繊維
房を回転コームセグメント13の針布内へと導く。
【0009】図2〜図4に単独で示されているニッパナ
イフ9は、通常金属製の特に鋼製の縦長のプレートから
成っている。この場合プレートの質量を減じるために、
プレートは下側の長手方向縁部9.1とこの長手方向縁
部に対向して位置している上側の長手方向縁部9.3と
の間に、プレートの背面に構成された長手方向溝9.4
の形をした切欠きを有している。長手方向9.4は、均
一な深さと均一な幅とをもって、プレート9の一方の端
部から他方の端部まで、つまり実質的にプレートの全長
にわたって延在している。
【0010】プレート9の下縁部9.1が運転中に十分
に均一なニップ圧をラップWに加えるためには、プレー
トの両長手方向縁部9.1と9.3との間に設けられた
切欠きが次のように、すなわち、プレート9がその長手
方向中心の範囲においてその両端部の範囲におけるより
も大きな強さを有するように、構成されていることが望
ましい。例えば長手方向溝9.4を、その深さ及び/又
は幅がプレート9の長手方向中心から両端部に向かって
増大するように、構成することができる。
【0011】例えば図5〜図7に示された縦長のプレー
ト19は、下側の長手方向縁部19.1と上側の長手方
向縁部19.3との間に設けられた長手方向溝19.4
を備えており、この長手方向溝19.4は、長手方向中
心からプレートの両端部に向かって増大する深さを有し
ている。
【0012】溝9.4又は19.4のような図示及び記
載の長手方向溝の代わりに、又は該長手方向溝に加え
て、ニッパナイフを形成しているプレートは、その長手
方向縁部の間に別の切欠きを有していてもよい。例えば
図8に示されているプレート29は、その長手方向縁部
29.1と29.3との間にスロット状の2つの切欠き
29.4,29.5を有しており、両切欠きは、プレー
トの両端部からそれぞれプレートの長さの一部にわたっ
て延在している。スロット29.4,29.5は単にプ
レート29の質量を減じているのみならず、次のような
働き、すなわちプレート29の強さをその長手方向中心
の範囲において、両端部におけるスロット29.4,2
9.5の範囲においてよりも大きくするといった働きを
も有している。
【0013】図9に示された、金属製の縦長プレート3
9の形をしたニッパナイフは、その長手方向縁部39.
1と39.3との間に、両端部から延びている短いスロ
ット39.4,39.5を有している。そしてさらに、
両長手方向縁部39.1と39.3との間に貫通孔3
9.6の形をした別の切欠きが設けられている。この場
合貫通孔39.6の形状及び寸法並びにその分布は、プ
レート39の強さがその長手方向中心の範囲においてプ
レートの両端部範囲におけるよりも大きくなるように、
選択されている。貫通孔39.6又はスロット39.
4,39.5にほこり又は繊維屑が堆積することを防止
するために、これらの貫通孔及びスロットがすべて又は
そのうちの幾つかが、軽い充填物によって満たされてい
てもよい。このような充填物としては、例えば貫通孔に
おいて発泡されるプラスチックを使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーミングマシーンのコーミングヘッドの一部
を示す鉛直断面図である。
【図2】図1の左側からコーミングヘッドのニッパナイ
フを見た図である。
【図3】図2に示されたニッパナイフを上から見た図で
ある。
【図4】図2及び図3に示されたニッパナイフの鉛直断
面図である。
【図5】本発明によるニッパナイフの別の実施例を示
す、図2に相当する図である。
【図6】図5に示されたニッパナイフを上から見た図で
ある。
【図7】図5及び図6に示されたニッパナイフの鉛直断
面図である。
【図8】本発明によるニッパナイフの第3実施例を示す
図である。
【図9】ニッパナイフの第4実施例を示す図である。
【符号の説明】
1,2 デタッチングシリンダ、 3 コーミングシリ
ンダ軸、 4 ニッパ軸、 5 ニッパクランク、 6
ニッパフレーム、 7 フロント支持、 8ニッパプ
レート、 9 ニッパナイフ、 9.1,9.3 長手
方向縁部、9.2 繊維変向リップ、 9.4 長手方
向溝、 10 トップニッパアーム、 11 軸、 1
2 コームシリンダ、 13 回転コームセグメント、
19 プレート、 19.1,19.3 長手方向縁
部、 19.4 長手方向溝、 29 プレート、 2
9.1,29.3 長手方向縁部、 29.4,29.
5 切欠き、 39 プレート、 39.1,39.3
長手方向縁部、 39.4,39.5 スロット、
39.6 貫通孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーミングマシーン用のニッパナイフで
    あって、繊維変向リップ(9.2)が構成されている第
    1の長手方向縁部(9.1;19.1;29.1;3
    9.1)と、該第1の長手方向縁部に対向して位置して
    いる第2の長手方向縁部(9.3;19.3;29.
    3;39.3)とを備えている縦長のプレート(9;1
    9;29;39)から成っている形式のものにおいて、
    プレート(9;19;29;39)が第1の長手方向縁
    部(9.1;19.1;29.1;39.1)と第2の
    長手方向縁部(9.3;19.3;29.3;39.
    3)との間に、プレートの質量を減じるための少なくと
    も1つの切欠き(9.4;19.4;29.4,29.
    5;39.4,39.5,39.6)を有していること
    を特徴とする、コーミングマシーン用のニッパナイフ。
  2. 【請求項2】 プレート(9;19)が切欠きとして、
    プレートの側面に長手方向溝(9.4;19.4)を有
    している、請求項1記載のニッパナイフ。
  3. 【請求項3】 長手方向溝(9.4;19.4)が、プ
    レート(9;19)の全長にわたって延在している、請
    求項2記載のニッパナイフ。
  4. 【請求項4】 長手方向溝(9.4)が、連続した少な
    くともほぼ均一な深さとほぼ均一な幅とを有している、
    請求項2又は3記載のニッパナイフ。
  5. 【請求項5】 長手方向溝(19.4)が、長手方向中
    心からプレート(19)の両端部に向かって増大する深
    さ及び/又は幅を有している、請求項2又は3記載のニ
    ッパナイフ。
  6. 【請求項6】 プレート(29;39)が切欠きとし
    て、プレートの端部を起点として延びるスロット(2
    9.4,29.5;39.4,39.5)を有してい
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載のニッパナ
    イフ。
  7. 【請求項7】 プレート(39)が切欠きとして貫通孔
    (39.6)を有している、請求項1から6までのいず
    れか1項記載のニッパナイフ。
  8. 【請求項8】 貫通孔(39.6)は、プレート(3
    9)がその長手方向中心の範囲においてその両端部の範
    囲におけるよりも大きな強さを有するように、構成され
    かつ配置されている、請求項7記載のニッパナイフ。
  9. 【請求項9】 貫通孔(39.6)が、プレート(3
    9)に比重よりも小さな比重をもつ充填物によって、少
    なくとも部分的に満たされている、請求項7又は8記載
    のニッパナイフ。
  10. 【請求項10】 充填物がプラスチックから成ってい
    る、請求項9記載のニッパナイフ。
JP3647393A 1992-02-27 1993-02-25 コーミングマシーン用のニッパナイフ Pending JPH05339823A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH0611/92-6 1992-02-27
CH61192A CH685163A5 (de) 1992-02-27 1992-02-27 Oberzangenmesser für eine Kämmaschine.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05339823A true JPH05339823A (ja) 1993-12-21

Family

ID=4191024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3647393A Pending JPH05339823A (ja) 1992-02-27 1993-02-25 コーミングマシーン用のニッパナイフ

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0558441B1 (ja)
JP (1) JPH05339823A (ja)
CN (1) CN1038699C (ja)
CH (1) CH685163A5 (ja)
DE (1) DE59308757D1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19523949C2 (de) * 1994-08-10 1998-07-16 Csm Gmbh Vorrichtung zum Kämmen von Baumwolle oder baumwollähnlichen Fasern

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB219777A (en) * 1923-06-15 1924-08-07 Alfred Norman Renton Improvements relating to combing machines
GB699861A (en) * 1945-01-04 1953-11-18 Odus Cromer Hinson Improvements in and relating to machines for combing textile fibers
CH679159A5 (ja) * 1988-11-04 1991-12-31 Rieter Ag Maschf
CH682403A5 (de) * 1990-04-14 1993-09-15 Rieter Ag Maschf Kämmaschine.

Also Published As

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CH685163A5 (de) 1995-04-13
DE59308757D1 (de) 1998-08-20
CN1078512A (zh) 1993-11-17
EP0558441B1 (de) 1998-07-15
CN1038699C (zh) 1998-06-10
EP0558441A1 (de) 1993-09-01

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