JPH053397Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH053397Y2
JPH053397Y2 JP1989061843U JP6184389U JPH053397Y2 JP H053397 Y2 JPH053397 Y2 JP H053397Y2 JP 1989061843 U JP1989061843 U JP 1989061843U JP 6184389 U JP6184389 U JP 6184389U JP H053397 Y2 JPH053397 Y2 JP H053397Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
discharge lamp
lighting circuit
circuit
lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989061843U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH031845U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989061843U priority Critical patent/JPH053397Y2/ja
Publication of JPH031845U publication Critical patent/JPH031845U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH053397Y2 publication Critical patent/JPH053397Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電源と放電灯バーナとの間を点灯回
路およびコネクタを介して接続してなる車両用放
電灯の点灯装置に係り、特に誤つて放電灯点灯時
にコネクタを外したり又はコネクタが外れたりし
た際に発生する高電圧から人体を守り、また過負
荷などから点灯回路などを保護するのに適した車
両用放電灯の点灯装置に関するものである。
〔従来の技術〕
以下、従来のこの種の点灯装置を第7図を参照
して説明する。この例は、自動車のヘツドランプ
に放電灯を使用した例を示す。
図において、1は自動車のバツテリーで、この
バツテリー1は一般に直流12Vである。
2は前記バツテリー1の+極に接続したスイツ
チで、このスイツチ2は自動車の運転室内に配設
されている。
3は前記スイツチ2と前記バツテリー1の−極
とに接続したコンバータで、このコンバータ3は
直流12Vを直流の所定電圧に昇圧させる。
4は前記コンバータ3に接続した点灯回路で、
この点灯回路4は点灯回路駆動用電源線30およ
び点灯回路制御用電源線31および他の電線32
により前記コンバータ3に接続されており、放電
灯バーナ6に所定の電流電圧を供給して放電灯を
始動点灯させるものである。
5は前記点灯回路4と放電灯バーナ6との間に
接続したコネクタで、このコネクタ5は点灯回路
側の部分と放電灯バーナ側の部分とを接続すると
点灯回路側と放電灯バーナ側とが電気的に接続さ
れ、また点灯回路側の部分と放電灯バーナ側の部
分とを分離させると点灯回路側と放電灯バーナ側
とが電気的に絶縁されるように構成されている。
かくして、スイツチ2をオンにすると、バツテ
リー1からの出力がコンバータ3に入力してその
コンバータ3が動作し、そのコンバータ3からの
出力(点灯回路駆動用電源および点灯回路制御用
電源)が点灯回路4に入力してその点灯回路4が
動作し、その点灯回路4からの出力が放電灯バー
ナ6に入力して放電灯が始動点灯する。ここで、
放電灯の始動点灯を詳細に説明する。始動時には
放電灯のカソード間に数〜数十kvの高電圧が印
加され、アークが形成される。すると、放電灯の
カソード間に電流が流れ、放電灯のインピーダン
スが低下する。このとき、点灯回路4は高電圧の
印加を停止し、放電灯の消費電力に見合つた電
圧・電流値に制御し、放電灯の点灯を維持する。
なお、放電灯の通常動作電圧は数十〜百数十Vで
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の従来の車両用放電灯の点灯装
置は、電源(バツテリー1、スイツチ2およびコ
ンバータ3から構成されている。)や点灯回路4
側と、放電灯バーナ6側とをコネクタ5により電
気的にただ単に断続するものであるから、メンテ
ナンス等の場合、誤つて放電灯点灯時(スイツチ
2がオン状態にある。)にコネクタ5を外したり
又はコネクタ5が外れたりしたりすると、電源、
点灯回路4側と放電灯バーナ6側とが電気的に絶
縁され、回路的には放電灯の始動時の状態と同一
状態となるため、点灯回路4は始動時の高電圧を
発生させようと動作する。このために、コネクタ
5の点灯回路側の部分の例えば2本のソケツトに
高電圧が印加されることとなり、そこに人体や工
具などが触れた場合危険であり人命にかかわるこ
ともあるなどの問題がある。
本考案の目的は、放電灯の点灯時に誤つてコネ
クタを外したり又はコネクタが外れたりした際に
発生する高電圧から人体を守ることができ、また
点灯回路などを過負荷などから保護することがで
きる車両用放電灯の点灯装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の目的を達成するために、コネ
クタにコネクタを外した際に電源、点灯回路側の
回路を短絡させる短絡機構を設け、点灯回路にコ
ネクタを介して放電灯バーナに給電するバラスト
装置と上述の短絡時にバラスト装置を保護する回
路とを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、コネクタに設けた短絡機構により、
放電灯の点灯時にコネクタを外したり又はコネク
タが外れたりすると、電源、点灯回路側の回路を
短絡させるので、コネクタの点灯回路側の部分の
例えば2本のソケツトには電圧が発生しない。従
つて、誤つてそこに人体や工具などが触れたとし
ても危険がない。
また、点灯回路に設けた保護回路により、点灯
回路のコネクタを介して放電灯バーナに給電する
バラスト装置を、上述のコネクタの短絡作用時の
過負荷などによる破損から保護することができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案に係る車両用放電灯の点灯装置の
実施例の内の2例を第1図乃至第6図を参照して
説明する。
第1図乃至第4図は本考案の車両用放電灯の点
灯装置の第1の実施例を示し、第1図は電気回路
図、第2図はコネクタの接続を示した断面図、第
3図はコネクタの分離状態を示したメス型コネク
タの断面図、第4図は第3図における−線断
面図である。
図中、第7図と同符号のものは同一のものを示
す。
図において、50および51は脱着可能に構成
したコネクタ5のメス型コネクタおよびオス型コ
ネクタである。
このメス型コネクタ50は、絶縁性のケース5
00の上下両部にピン挿入用の孔501を一端面
から設け、かつケース500の中部に突部挿入用
の孔502を同じく一端面から設ける。このケー
ス500の上下の孔501に、後述するバラスト
装置40からの2本のコード503をそれぞれ圧
着した2本の導電性のソケツト504を保持させ
る。この2本のソケツト504の開口端部の内相
対向する部分を中央(対向する方向)に折曲して
接触部505をそれぞれ形成する。前記ケース5
00の中の孔502底部にスプリング506の一
端を保持し、そのスプリング506の他端に導電
性の接触子507を配設する。この接触子507
は正面から見るとほぼ長方形をなし、その長辺の
長さaが前記2本のソケツト504間の距離bよ
り小さく、かつ接触部505間の距離cより大き
い。前記ケース500の一端の上下に係合部50
8を設ける。
前記オス型コネクタ51は、絶縁性のケース5
10の上下両部に、放電灯バーナ6からの2本の
コード513をそれぞれ圧着した2本の導電性の
ピン514を植設すると共に、その2本のピン5
14をケース510の一端面から前記メス型コネ
クタ50の上下の孔501、すなわち2本のソケ
ツト504に対応させてそれぞれ突出させる。こ
のケース510の一端面の中央に突部512を前
記メス型コネクタ50の中の孔502、すなわち
接触子507に対応して一体に突設する。このケ
ース510の一端の上下に係合爪518を設け
る。上述の接触部505、接触子507、スプリ
ング506、突部512が短絡機構を構成する。
かくして、第2図に示すように、オス型コネク
タ51のピン514と突部512をメス型コネク
タ50の孔501およびソケツト504と孔50
2に挿入し、オス型コネクタ51の係合爪518
をメス型コネクタ50の係合部508に係合させ
て、メス型コネクタ50とオス型コネクタ51突
設を接続すると、電源、点灯回路4側と放電灯バ
ーナ側6とが電気的に接続される。また、接触子
507が突部512により押されて2本のソケツ
ト504の接触部505からスプリング506の
ばね力に抗して離れている。
ここで、放電灯点灯時に誤つてコネクタ(メス
型コネクタ50とオス型コネクタ51と)を外
し、又はコネクタ5が外れると、第3図に示すよ
うに、メス型コネクタ50において、スプリング
506のばね力により接触子507が2本のソケ
ツト504の接触部505に接触し、電源、点灯
回路側が短絡される。この結果、電源、点灯回路
4側のメス型コネクタ50の2本のソケツト50
4には電圧が発生しない。従つて、誤つてそのソ
ケツト504に人体や工具などが触れたとしても
危険がない。また、このとき、後述する保護回路
により点灯回路4を過負荷から保護することがで
きる。
40は点灯回路4のバラスト装置で、このバラ
スト装置40は電源(バツテリー1、スイツチ
2、コンバータ3からなる。)からの出力を前記
コネクタ5を介して放電灯バーナ6に出力するも
ので、トランジスタTrのコレクタに電源側を接
続し、そのトランジスタTrのエミツタに前記メ
ス型コネクタ50の一方のソケツト504(コー
ド503)を接続する。このバラスト装置40に
接続する前記メス型コネクタ50の他方のソケツ
ト504(コード503)に抵抗Rを直列に接続
する。
41は点灯回路4の電流リミツタで、この電流
リミツタ41は前記バラスト装置40の出力、す
なわちトランジスタTrのエミツタ電流を制御す
るもので、前記バラスト装置40、メス型コネク
タ50間の回路(他方のコード503)の抵抗R
よりメス型コネクタ50側と、前記トランジスタ
Trのベースとにそれぞれ接続する。
この電流リミツタ41は、放電灯バーナ6に電
流iが流れている場合(放電灯が点灯している場
合)その放電灯バーナ6と直列に接続した抵抗R
によつて発生する電圧Riを検知し、その検知信
号をトランジスタTrのベースに出力し、バーナ
電流(エミツタ電流)iを制御する。ここで、放
電灯点灯時に誤つてコネクタ5(メス型コネクタ
50とオス型コネクタ51と)を外し、又はコネ
クタ5が外れてメス型コネクタ50の接触子50
7が2本のソケツト504の接触部505に接触
し、電源、点灯回路側の回路が短絡すると、その
短絡を電流リミツタ41が検知し、その検知信号
をトランジスタTrのベースに出力し、バーナ電
流iが設定値以上流れないように制御する。この
結果、バラスト装置40(点灯回路4)を破損か
ら保護することができる。
第5図および第6図は本考案に係る車両用放電
灯の点灯装置の第2の実施例を示し、第5図はコ
ネクタの接続状態を示した断面図、第6図はコネ
クタの分離状態を示したメス型コネクタの断面図
である。
図中、第1図乃至第4図および第7図と同符号
は同一のものを示す。
この実施例のものは接触子の変形例を示す。弾
性を有する導電性の接触子509の一端部をメス
型コネクタ50の一方のソケツト504に溶接な
どにより固定する。この接触子509は、その弾
性力により、コネクタ5が外れているときには他
のソケツト504に接触し、電源、点灯回路4側
の回路を短絡させ、コネクタ5が接続されている
ときには他のソケツト504から離れている。上
述の接触子509と突部512とが短絡機構を構
成している。
なお、この実施例においては、自動車のヘツド
ランプに放電灯を使用したものについて説明した
が、その他の車両の灯具に放電灯を使用したもの
に本考案の点灯装置を適用することができる。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案の車両用放電
灯の点灯装置は、放電灯点灯時誤つてコネクタを
外したり又はコネクタが外れたりしても、電源、
点灯回路側の回路を短絡させて電圧を発生させな
いので、人体を危険から守ることができる。しか
も、保護回路により、点灯回路を上述の短絡時の
過負荷による破損から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の車両用放電灯の点
灯装置の第1の実施例を示し、第1図は電気回路
図、第2図はコネクタの接続状態を示した断面
図、第3図はコネクタの分離状態を示したメス型
コネクタの断面図、第4図は第3図における−
線断面図である。第5図および第6図は本考案
に係る車両用放電灯の点灯装置の第2の実施例を
示し、第5図はコネクタの接続状態を示した断面
図、第6図はコネクタの分離状態を示したメス型
コネクタの断面図である。第7図は従来の車両用
放電灯の点灯装置を示した電気回路図である。 1……バツテリー、2……スイツチ、3……コ
ンバータ、4……点灯回路、40……バラスト装
置、41……電流リミツタ(保護回路)、5……
コネクタ、50……メス型コネクタ、503……
コード、504……ソケツト、505……接触
部、507,508……接触子、51……オス型
コネクタ、512……突部、513……コード、
514……ピン、6……放電灯バーナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源に点灯回路を接続し、その点灯回路にコネ
    クタを介して放電灯バーナを接続してなる車両用
    放電灯の点灯装置において、前記コネクタは、コ
    ネクタを外した際に前記電源、点灯回路側の回路
    を短絡させる短絡機構を有し、前記点灯回路は、
    前記コネクタを介して前記放電灯バーナに給電す
    るバラスト装置と、前記コネクタの短絡作用時に
    前記バラスト装置を保護する保護回路とを備えた
    ことを特徴とする車両用放電灯の点灯装置。
JP1989061843U 1989-05-30 1989-05-30 Expired - Lifetime JPH053397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989061843U JPH053397Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989061843U JPH053397Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH031845U JPH031845U (ja) 1991-01-10
JPH053397Y2 true JPH053397Y2 (ja) 1993-01-27

Family

ID=31590453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989061843U Expired - Lifetime JPH053397Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053397Y2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58147994A (ja) * 1982-02-27 1983-09-02 和光電気株式会社 放電灯点灯装置
JPS59130086A (ja) * 1983-01-14 1984-07-26 株式会社東芝 放電灯点灯装置
JPS61165739A (ja) * 1985-01-17 1986-07-26 Canon Inc 閃光発光装置及びモデリングランプ用電源装置
JPS62136679A (ja) * 1985-12-11 1987-06-19 Fuji Xerox Co Ltd フラツシユランプ用電源装置
JPS63231801A (ja) * 1987-03-06 1988-09-27 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペンファブリケン ヘッドライト及びコネクタのアセンブリ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58147994A (ja) * 1982-02-27 1983-09-02 和光電気株式会社 放電灯点灯装置
JPS59130086A (ja) * 1983-01-14 1984-07-26 株式会社東芝 放電灯点灯装置
JPS61165739A (ja) * 1985-01-17 1986-07-26 Canon Inc 閃光発光装置及びモデリングランプ用電源装置
JPS62136679A (ja) * 1985-12-11 1987-06-19 Fuji Xerox Co Ltd フラツシユランプ用電源装置
JPS63231801A (ja) * 1987-03-06 1988-09-27 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペンファブリケン ヘッドライト及びコネクタのアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH031845U (ja) 1991-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5599204A (en) Voltage adapter
US20050031944A1 (en) Portable power source
JP2009231171A (ja) 充電コネクタ及び電源システム
JPH053397Y2 (ja)
CN109378783B (zh) 接线控制器及汽车电缆夹
JPH0787691A (ja) 無結線給電システム
KR100488700B1 (ko) 아크 방전 저감용 콘넥터
KR100494893B1 (ko) 서지 저감용 커넥터
CN216595323U (zh) 一种充电器检测连接装置
CN217928866U (zh) 一拖四带按键式点烟器数据线
US20130102204A1 (en) Double-locking socket for an electric bulb
US20170334299A1 (en) Battery rescue activating reset device
KR200152839Y1 (ko) 자동차의 방전밧데리 충전용 점프케이블장치
KR200394965Y1 (ko) 축전지용 전원연결구
JP2003063328A (ja) 車両用給電回路の安全装置
JPH07106025A (ja) バッテリ充電用コネクタ
JPH0714682A (ja) 放電灯装置
JP2003095037A (ja) コネクタ接続構造
JPH046203Y2 (ja)
KR200250167Y1 (ko) 자동차용 디씨 카코드 플러그
JP2005210797A (ja) 安全機能付き結線箱、電源回路用の安全装置、及び、電源回路の安全システム
KR100224217B1 (ko) 에어백 커넥터
JP2003160008A (ja) 高電圧回路を備えたワイヤハーネスのアーク発生防止装置
KR100290948B1 (ko) 자동차용배터리구조
US1231268A (en) Circuit-controller.