JP2003160008A - 高電圧回路を備えたワイヤハーネスのアーク発生防止装置 - Google Patents

高電圧回路を備えたワイヤハーネスのアーク発生防止装置

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JP2003160008A
JP2003160008A JP2001362113A JP2001362113A JP2003160008A JP 2003160008 A JP2003160008 A JP 2003160008A JP 2001362113 A JP2001362113 A JP 2001362113A JP 2001362113 A JP2001362113 A JP 2001362113A JP 2003160008 A JP2003160008 A JP 2003160008A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧が供給されているコネクタが離脱した
際の端子間のアーク発生を防止する。 【解決手段】 自動車内に配策されるワイヤハーネスの
高電圧回路電線端末に接続した端子15を収容している
コネクタ12に抜け検知機能を備えており、該抜け検知
機能付きコネクタ12が抜けかけて半嵌合状態になった
際には、その抜けを検知手段17で検知し、該検知手段
17からの検出信号を受信した電源遮断手段19で高電
圧回路電線端末に接続した端子15への電源供給を停止
することにより、コネクタ12が離脱して高電圧回路電
線端末に接続した端子15間が離反する際にアークが発
生しないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧回路を備え
たワイヤハーネスのアーク発生防止装置に関し、詳しく
は、自動車において高電圧回路電線の端末に接続したコ
ネクタが嵌合状態から離脱する際に、非通電状態となる
端子間にアークを発生させないようするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乗用車では、一般に定格12Vの
バッテリー、14Vのオルタネータが搭載されている
が、近年、自動車に搭載される電装品が急増していると
共に1つの電装品への通電電流量が増大する傾向にあ
る。よって、従来よりも高圧とした36V以上200V
以下の高電圧バッテリーを用いるものが提案されてい
る。
【0003】例えば、図8に概略的に示すように、36
Vの高電圧バッテリー3及び42Vオルタネータ4と接
続された42VラインL1の先端に取り付けられたコネ
クタ1が42V電源用負荷2に接続されており、また、
それに並列しDC/DCコンバータ7を介して接続され
た14VラインL2の先端に取り付けられたコネクタ6
が14V電流用負荷5に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
システムにおいて、42V電源用負荷2が故障した場合
にコネクタ1を抜く必要があったり、事故によりコネク
タ1が抜けてしまう場合がある。しかしながら、図9に
示すように、コネクタ1は36Vの高電圧バッテリー3
及び42Vオルタネータ4に接続されているため、コネ
クタ1の端子と42V電源用負荷2の端子とが離れて非
導通状態となる際に、アークが発生することにより端子
が損傷してしまう等の問題がある。
【0005】上記アーク発生の対策として、作業者がコ
ネクタ1を42V電源用負荷2から抜く際には、高電圧
バッテリー3及び42Vオルタネータ4からの電源供給
をストップさせた後にコネクタ1を離脱させる手順で行
っているが、作業者の人為的ミスにより該手順を間違え
たり、また、事故によりコネクタ1が抜けた場合には、
やはりアークが発生してしまい更なる対策が望まれる。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、高電圧回路電線の端末に接続したコネクタが離脱し
た際に、端子間にてアークを発生させないようにするこ
とを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、自動車に配索されるワイヤハーネスは3
6V以上200V以下の高電圧回路用電線と14Vの低
電圧回路用電線とを備え、上記高電圧回路用電線を接続
するコネクタは、抜き方向の負荷が作用して半嵌合状態
になったことを検出する検知手段を備えた抜け検知機能
付きコネクタとし、該検知手段からの検出信号を受信し
て高電圧回路用電線の電源回路を遮断する電源遮断手段
を設け、上記高電圧回路用電線の端子同士が離反する前
に電源を遮断して端子間にアークが発生するのを防止す
る構成としていることを特徴とする高電圧回路を備えた
ワイヤハーネスのアーク発生防止装置を提供している。
【0008】上記構成とすると、上記コネクタが抜けか
けて半嵌合状態となったことを検知手段により検出し、
該検出手段からの検出信号で上記電源遮断手段により高
電圧回路用電線に接続されたコネクタ内の端子への電源
供給を遮断することにより、上記コネクタが完全に抜け
て高電圧が印加された端子間が離反する際には電源供給
がストップされた状態で離反するので、該端子間でアー
クが発生するのを防止することができる。
【0009】上記抜け検知機能付きコネクタは、電線端
末に接続された雌雄端子が嵌合接続される雌雄一対のコ
ネクタからなり、各コネクタ内に上記高電圧回路用電線
の端末に接続した端子と共に上記検知手段として上記低
電圧回路電線端末に接続した端子を収容し、該低電圧回
路用電線の端子の少なくとも一つの端子は高電圧回路用
電線端末の端子よりも短尺とし、上記コネクタに抜き方
向の負荷が作用した時に上記検知手段の低電圧回路用電
線端末の短尺な端子のみが離反して非導通となることに
より、上記高電圧回路用電線の端子同士が離反する前
に、コネクタの抜けを検知できる構成としている。
【0010】上記構成とすると、上記雄コネクタを上記
雌コネクタから離脱させる際には、コネクタが半嵌合状
態となった段階で上記短尺な端子のみが離反する。この
際、該短尺な端子は低電圧回路であるためアークが発生
することはない。そして、この短尺な端子の離反して非
導通となることでコネクタの半嵌合を検出し、同じコネ
クタ内の高電圧回路電線端末に接続した端子への電源供
給を停止することにより、コネクタ自体が完全に離脱す
る際には高電圧回路電線端末に接続した端子は元々導通
していない状態で離反させることができるので、アーク
が発生することがない。
【0011】さらには、アークの発生が防止できるのは
コネクタを離脱させるときのみならず、コネクタを嵌合
しようとして端子同士が近接した際に発生するアークも
防止できる。即ち、上記コネクタを嵌合させる際には、
高電圧回路電線端末に接続された長尺の端子同士がまず
接触するが、低電圧回路電線端末に接続した短尺の端子
はまだ接触しておらず非導通なため、高電圧回路電線端
末に接続した端子は電源供給がなされていない状態での
接触となりアークが発生しない。そして、上記コネクタ
が完全に嵌合されて上記短尺な端子が接触して導通した
ことを検知して、既に接触済みの高電圧回路電線端末に
接続した端子間に電流が流れる。
【0012】よって、上記システムではコネクタの着脱
動作だけで高電圧回路への電源供給を自動的に制御でき
るので、作業者に特別な手順が要求されないと共に、事
故によるコネクタ離脱の場合等のあらゆるシチュエーシ
ョンにおいても、アークの発生を防止することを可能と
している。なお、上記低電圧回路用電線端末に接続した
端子は、雌雄いずれか一方のみを短くしてもよいし、雌
雄両方を短くしてもよい。
【0013】また、上記電源遮断手段は、バッテリーカ
ット回路と検知回路とを備えており、上記コネクタ内の
高電圧回路電線端末に接続した端子は該バッテリーカッ
ト回路を介して36V〜200Vの高圧電源と接続して
いると共に、上記低電圧回路電線端末に接続した短尺の
端子は抜けを感知する該検知回路を介して該バッテリー
カット回路と接続している。
【0014】また本発明は、電線端末に接続された雌雄
端子が嵌合接続される雌雄一対のコネクタからなり、各
コネクタ内に上記高電圧回路用電線の端末に接続した端
子と共に上記検知手段として上記低電圧回路電線端末に
接続した端子を収容し、該低電圧回路用電線の端子の雌
雄いずれか一方の端子は高電圧回路用電線端末の端子よ
りも短尺とし、上記コネクタに抜き方向の負荷が作用し
た時に上記検知手段の低電圧回路用電線端末の短尺な端
子のみが離反して非導通となることにより、上記高電圧
回路用電線の端子同士が離反する前に、コネクタの抜け
を検知できる構成としているコネクタも提供している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は第1実施形態の高電圧回路を
備えたワイヤハーネスのアーク発生防止装置10の全体
図を示し、コネクタ12はバッテリーカット部11を介
して36Vの高電圧バッテリー3と42Vのオルタネー
タ4とに電線で接続されており、該電線は高電圧回路を
形成する42VラインL1とDC/DCコンバータ18
により変圧され低電圧回路を形成する14VラインL
2、L3、L4とに分かれている。
【0016】コネクタ12は42V電源用負荷13のコ
ネクタ収容部13aに嵌合されており、詳しくは、図2
に示すように、コネクタ12側の端子(図示せず)は全
ての端子を同一長さとしている。一方、コネクタ収容部
13aに突出している相手方端子は、高電圧回路である
42VラインL1と接続されたコネクタ12内の端子と
嵌合接続する複数の長尺の端子15と低電圧回路である
14VラインL2と接続されたコネクタ12内の端子と
嵌合接続する1本の長尺の端子16とを突出させている
と共に、14VラインL3と接続されたコネクタ12内
の端子と嵌合接続する端子14は上記長尺の端子15、
16よりも短尺として1本突出させている。なお、上記
42VラインL2、L3を形成する2つの端子14、1
6は、42V電源用負荷13内の接続部21によりジョ
イントされている。
【0017】バッテリーカット部11は、図1に示すよ
うに、高電圧バッテリー3と42Vオルタネータ4とか
らなる高圧電源20とコネクタ12に接続された42V
ラインL1との間に電源遮断回路(電源遮断手段)19
を介在させていると共に、コネクタ12に接続された1
4VラインL2、L3及びDC/DCコンバータ18の
下流より分岐した14Vの回路駆動用ラインL4と電源
遮断回路19との間に後述するコネクタ12の抜けを感
知する検知回路(検知手段)17を介在させている。
【0018】検知回路17は、図3に示すように、回路
駆動用ラインL4を14VラインL2を分岐すると共
に、回路駆動用に5Vに変圧する変圧部17cに接続
し、該変圧部17cを電圧検知部17aに接続してい
る。また、該電圧検知部17aは14VラインL3と変
圧部17cを介して接続していると共に、発信部17b
と接続し、該発信部17bは電源遮断回路19と接続し
ている。なお、回路駆動用ラインL4は検知回路17を
駆動させるためのものであり、変圧部17cは一般に回
路を駆動させる電圧値である5Vに変圧しているもので
ある。
【0019】次に、高圧電源20に接続されたコネクタ
12が42V電源用負荷13のコネクタ収容部13aか
ら離脱する際について詳述する。図2(A)に示すよう
に、コネクタ12がコネクタ収容部13aに完全に嵌合
された状態においては、長尺の端子15、16および短
尺の端子14の全ての端子がコネクタ12の端子と接触
して導通している。
【0020】しかし、図2(B)に示すように、コネク
タ12が半嵌合状態となると長尺の端子15、16は依
然コネクタ12の端子と接触して導通しているものの、
短尺の端子14は離反して14VラインL2、L3は非
導通となる。この非導通状態を図3に示すバッテリーカ
ット部11の検知回路17の電圧検知部17aにて検出
し、コネクタ12が抜けかけていることを知らせる信号
を発信部17bより電源遮断回路19に送信する。上記
信号を受けた電源遮断回路19は、高圧電源20と42
VラインL1との回路を遮断し電源供給を停止する。
【0021】そして、図2(C)に示すように、コネク
タ12がコネクタ収容部13aから完全に離脱する際に
は、既に電源供給がストップされた状態で高電圧の42
VラインL1に接続された長尺の端子15が離反するの
で、離反する端子間でアークが発生することがない。
【0022】なお、上記はコネクタ12をコネクタ収容
部13aから離脱する際の動作について説明している
が、コネクタ12をコネクタ収容部13aに嵌合挿入す
る際についても図2(C)→(B)→(A)と逆の流れ
となるだけであり、同様にしてアークの発生を防止する
ことができる。
【0023】即ち、コネクタ12を嵌合させる際には、
高電圧の42VラインL1に接続される長尺の端子15
(及び14VラインL2に接続される長尺の端子16)
がまず接触するが、短尺の端子14はまだ接触しておら
ず非導通なため、42VラインL1に接続される端子1
5は電源供給がなされていない状態での接触となりアー
クが発生しない。そして、コネクタ12が完全に嵌合さ
れて短尺な端子14が接触して導通したことを検知回路
17で検知して、既に接触済みの42VラインL1に接
続した端子15に電流が流れる。
【0024】従って、本発明のアーク発生防止システム
ではコネクタ12の着脱動作だけで高電圧回路への電源
供給を自動的に制御して作業者に特別な手順を要求しな
いと共に、事故によるコネクタ離脱の場合等のあらゆる
シチュエーションにおいても、アークの発生を防止でき
る。
【0025】図4及び図5は第2実施形態を示す。第2
実施形態の高電圧回路を備えたワイヤハーネスのアーク
発生防止装置10’は、DC/DCコンバータ18の下
流から14VラインL2’を直接コネクタ12へ接続し
ている。
【0026】14VラインL2’より分岐した回路駆動
用ラインL4’は検知回路17’の変圧部17cに接続
して5Vに変圧し、該変圧部17cから電圧検知部17
aに接続している。また、該電圧検知部17aは14V
ラインL3’と変圧部17c’を介して接続していると
共に、発信部17bと接続し、該発信部17bは電源遮
断回路19と接続している。即ち、第1実施形態と比較
すると、検知回路17内に14VラインL2’のための
分岐を設けていない。なお、他の構成及びコネクタ抜け
検知の原理は第1実施形態と同様であるため説明を省略
する。
【0027】図6及び図7は第3実施形態を示す。図6
は第3実施形態の高電圧回路を備えたワイヤハーネスの
アーク発生防止装置30の全体図を示す。
【0028】DC/DCコンバータ18により変圧され
た14VラインL7より分岐された14VラインL6を
42VラインL1と共にコネクタ12に接続していると
共に、回路駆動用の14VラインL7をバッテリーカッ
ト部31内の変圧部34に接続することで5Vに変圧し
た後、検知回路37に接続している。また、14Vライ
ンL6より分岐してバッテリーカット部31内の検知回
路37に接続していると共にアースE2にも分岐してい
る。なお、14VラインL6は抵抗35を介していると
共にアースE2手前にはコンデンサ36を介している。
【0029】図7に示すように、コネクタ12は42V
電源用負荷33のコネクタ収容部33aに嵌合される一
方、コネクタ収容部33aに突出している相手方端子
は、高電圧回路である42VラインL1と接続されたコ
ネクタ12内の端子と嵌合接続する複数の長尺の端子1
5を突出させていると共に、14VラインL6と接続さ
れたコネクタ12内の端子と嵌合接続する1本の端子1
4は上記長尺の端子15よりも短尺として突出させてい
る。なお、上記14VラインL6を形成する端子14
は、42V電源用負荷33側でアースE1に接続されて
いる。
【0030】バッテリーカット部31内の検知回路37
は、コネクタ12の半嵌合状態を検知して電源遮断回路
19に電源を遮断する信号を送信する点では第1実施形
態及び第2実施形態と同様である。相違点は、本実施形
態では、コネクタ12がコネクタ収容部33aに完全に
嵌合接続された状態において、14VラインL6がアー
スE1に接続され、検知回路37に入力される電圧が0
となる一方、コネクタ12が半嵌合状態若しくは離脱状
態において、14VラインL6とアースE1とが非接続
となり、14VラインL6に電圧14Vが認識される点
である。即ち、本実施形態の検知回路37は、電圧が発
生することをトリガーとして電源遮断回路19に電源を
遮断する信号を送信している。
【0031】なお、本実施形態では、14VラインL6
を14Vのまま検知回路37に入力して検知回路37で
回路駆動の定格電圧である5Vに降圧させているが、1
4VラインL6の途中で変圧部を設けて5Vの状態にし
た後に検知回路内に入力してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、上記抜け検知機能付きコネクタが抜けかけて
半嵌合状態となった時に上記高電圧回路電線端末に接続
した端子への電源供給を停止し、上記コネクタが完全に
離脱して高電圧が印加された端子間が離反する際には既
に電源供給がストップされているので、該端子間でアー
クの発生を防止することができる。詳しくは、上記コネ
クタが半嵌合状態となった段階で上記低電圧回路電線端
末に接続した短尺な端子のみが離反するのを検知し上記
電源遮断手段に信号を送信することで、上記高電圧回路
電線端末に接続した長尺な端子への電源供給を停止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るアーク発生防止
装置の全体図である。
【図2】 (A)はコネクタが完全に嵌合された状態を
示す図面、(B)は半嵌合状態の図面、(C)は完全に
離脱された状態の図面である。
【図3】 バッテリーカット部の概略図である。
【図4】 第2実施形態に係るアーク発生防止装置の全
体図である。
【図5】 バッテリーカット部の概略図である。
【図6】 第3実施形態に係るアーク発生防止装置の全
体図である。
【図7】 コネクタの半嵌合状態を示す図面である。
【図8】 従来の装置構成を示す全体図である。
【図9】 従来の問題点を示す図面である。
【符号の説明】
3 高電圧バッテリー 4 42Vオルタネータ 10 アーク発生防止装置 11 バッテリーカット部 12 コネクタ 13 42V電源用負荷 13a コネクタ収容部 14 短尺の端子 15、16 長尺の端子 17 検知回路(検知手段) 17a 電圧検知部 17b 発信部 17c 変圧部 19 電源遮断回路(電源遮断手段) 20 高圧電源 L1 42Vライン L2、L3 14VラインL4 回路駆動用ライ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に配索されるワイヤハーネスは3
    6V以上200V以下の高電圧回路用電線と14Vの低
    電圧回路用電線とを備え、上記高電圧回路用電線を接続
    するコネクタは、抜き方向の負荷が作用して半嵌合状態
    になったことを検出する検知手段を備えた抜け検知機能
    付きコネクタとし、該検知手段からの検出信号を受信し
    て高電圧回路用電線の電源回路を遮断する電源遮断手段
    を設け、上記高電圧回路用電線の端子同士が離反する前
    に電源を遮断して端子間にアークが発生するのを防止す
    る構成としていることを特徴とする高電圧回路を備えた
    ワイヤハーネスのアーク発生防止装置。
  2. 【請求項2】 上記抜け検知機能付きコネクタは、電線
    端末に接続された雌雄端子が嵌合接続される雌雄一対の
    コネクタからなり、各コネクタ内に上記高電圧回路用電
    線の端末に接続した端子と共に上記検知手段として上記
    低電圧回路電線端末に接続した端子を収容し、該低電圧
    回路用電線の端子の少なくとも一つの端子は高電圧回路
    用電線端末の端子よりも短尺とし、 上記コネクタに抜き方向の負荷が作用した時に上記検知
    手段の低電圧回路用電線端末の短尺な端子のみが離反し
    て非導通となることにより、上記高電圧回路用電線の端
    子同士が離反する前に、コネクタの抜けを検知できる構
    成としている請求項1に記載の高電圧回路を備えたワイ
    ヤハーネスのアーク発生防止装置。
  3. 【請求項3】 電線端末に接続された雌雄端子が嵌合接
    続される雌雄一対のコネクタからなり、各コネクタ内に
    上記高電圧回路用電線の端末に接続した端子と共に上記
    検知手段として上記低電圧回路電線端末に接続した端子
    を収容し、該低電圧回路用電線の端子の雌雄いずれか一
    方の端子は高電圧回路用電線端末の端子よりも短尺と
    し、 上記コネクタに抜き方向の負荷が作用した時に上記検知
    手段の低電圧回路用電線端末の短尺な端子のみが離反し
    て非導通となることにより、上記高電圧回路用電線の端
    子同士が離反する前に、コネクタの抜けを検知できる構
    成としているコネクタ。
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