JPH0787691A - 無結線給電システム - Google Patents

無結線給電システム

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JPH0787691A
JPH0787691A JP5228894A JP22889493A JPH0787691A JP H0787691 A JPH0787691 A JP H0787691A JP 5228894 A JP5228894 A JP 5228894A JP 22889493 A JP22889493 A JP 22889493A JP H0787691 A JPH0787691 A JP H0787691A
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current transformer
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JP5228894A
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Shigeru Okuda
滋 奥田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電流トランスの2次側に過大な電圧が発生する
のを防止した無結線給電システムを提供する。 【構成】定電流型インバータ装置1に接続された給電ル
ープ2を1次巻線とする電流トランス3の2次巻線4に
ソケット5を接続する。ソケット本体5aの底部に接触
子5cを回動自在に付設する。2次巻線4と受金5bと
の接続点5dに接触子5cの一端が接触するように巻ば
ね7により接触子5cが弾性付勢されている。ランプ6
をソケット5に装着したときには、接触子5cの一端は
接続点5dと開離して他端がランプ6と接触導通するの
で、ランプ6に高周波の交流電力が供給されて点灯す
る。ランプ6がソケット5に装着されていないときには
電流トランス3の2次側を接触子5cと接続点5dとの
接触により短絡させているので、電流トランス3の2次
側に過大な電圧が発生するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定電流型インバータ装
置から給電ループに交流電流を流すことにより、給電ル
ープに生じる交番磁界によって電流トランスの2次側に
生じる誘導起電力で負荷に電力を供給する無結線給電シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような無結線給電シス
テムにおいては、種々の負荷に対応できるように電流ト
ランスの2次側にソケット、コネクタ、コンセント等が
接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
構成では、電流トランスの2次側に負荷が接続されてい
ないいわゆる無負荷状態や、2次側の2次巻線が断線し
た状態では、電流トランスの2次側に過大な電圧が発生
し、そのまま負荷を接続すると負荷に上記の過大な電圧
が印加されて負荷が破壊されてしまうという問題があ
る。また、上記問題を防止するために定電流型インバー
タ装置に出力のリミッタを設ける場合には、回路構成が
複雑になりコストアップにつながるという問題がある。
【0004】本発明は上記問題に鑑みて成されたもので
あり、負荷が接続されていない状態で電流トランスの2
次側に過大な電圧が発生するのを防止した無結線給電シ
ステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、導線を定電流型インバータ装置
にループ状に接続した給電ループに定電流型インバータ
装置から交流電流を流し、上記交流電流による交番磁界
中に配設され、上記給電ループとで電流トランスを構成
する2次巻線に負荷を接続して負荷に交流電力を供給
し、負荷が接続されていないときには上記電流トランス
の2次側を短絡する短絡手段を備えたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、負荷をランプとし、ソケットの受金と、ソケットに
装着されるランプに押動されて上記受金と開離する接触
子とから短絡手段を構成したことを特徴とする。請求項
3の発明は、請求項1の発明において、負荷が接続され
るコネクタの一対の端子に2次巻線を接続し、上記コネ
クタに短絡手段を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、短絡手段が負荷と直列に2次巻線に接続された第1
のスイッチ接点と、2次巻線に負荷と並列に接続された
第2のスイッチ接点と、各スイッチ接点を2次巻線と負
荷の接続に応じて相互に開閉する可動接点とから成るこ
とを特徴とする。請求項5の発明は、請求項1の発明に
おいて、負荷の両端電圧を検出する検出手段を備え、短
絡手段をリレーと、2次巻線に負荷と並列に接続された
リレー接点と、検出手段の出力に応じて負荷が接続され
ていないときにはリレーを駆動してリレー接点を閉じる
リレー制御部とから構成したことを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、2次巻線をコンセントの一対の受け側端子と接続
し、上記コンセントに短絡手段を設けたことを特徴とす
る。請求項7の発明は、請求項1の発明において、2次
巻線を複数個のコンセントを有する電源タップの各コン
セントの受け側端子と接続し、上記電源タップに短絡手
段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成では、導線を定電流型イ
ンバータ装置にループ状に接続した給電ループに定電流
型インバータ装置から交流電流を流し、上記交流電流に
よる交番磁界中に配設され、上記給電ループとで電流ト
ランスを構成する2次巻線に負荷を接続して負荷に交流
電力を供給し、負荷が接続されていないときには上記電
流トランスの2次側を短絡する短絡手段を備えたので、
電流トランスの2次側に負荷が接続されていないときに
は短絡手段によって電流トランスの2次側を短絡してい
るため、電流トランスの2次側に過大な電圧が発生する
のを防止することができ、また、上記のような無負荷時
に定電流型インバータ装置の出力を制限するリミッタを
設ける必要がなくなり、回路構成を簡素化できる。
【0010】請求項2の発明の構成では、負荷をランプ
とし、ソケットの受金と、ソケットに装着されるランプ
に押動されて上記受金と開離する接触子とから短絡手段
を構成したので、ソケットにランプを装着していない状
態ではソケットの受金と接触子とが接触導通することに
よって電流トランスの2次側が短絡され、ソケットの受
金と接触子との間に過大な電圧が発生するのを防止する
ことができる。
【0011】請求項3の発明の構成では、負荷が接続さ
れるコネクタの一対の端子に2次巻線を接続し、上記コ
ネクタに短絡手段を設けたので、コネクタに負荷が接続
されていない状態では上記短絡手段によって電流トラン
スの2次側が短絡し、コネクタの端子間に過大な電圧が
発生するのを防止することができる。請求項4の発明の
構成では、短絡手段が負荷と直列に2次巻線に接続され
た第1のスイッチ接点と、2次巻線に負荷と並列に接続
された第2のスイッチ接点と、各スイッチ接点を2次巻
線と負荷の接続に応じて相互に開閉する可動接点とから
成るので、2次巻線に負荷が接続されたときには可動接
点が第1のスイッチ接点に閉じて負荷に交流電力が供給
され、2次巻線に負荷が接続されていないときには可動
接点が第2のスイッチ接点に閉じて電流トランスの2次
側が短絡されるため、電流トランスの2次側に過大な電
圧が発生するのを防止できる。
【0012】請求項5の発明の構成では、負荷の両端電
圧を検出する検出手段を備え、短絡手段をリレーと、2
次巻線に負荷と並列に接続されたリレー接点と、検出手
段の出力に応じて負荷が接続されていないときにはリレ
ーを駆動してリレー接点を閉じるリレー制御部とから構
成したので、電流トランスの2次側に負荷が接続されて
いないことを検出手段で検出し、リレー制御部によって
リレーを駆動してリレー接点を閉じることにより電流ト
ランスの2次側を短絡しているため、電流トランスの2
次側に過大な電圧が発生するのを防止できる。
【0013】請求項6の発明の構成では、2次巻線をコ
ンセントの一対の受け側端子と接続し、上記コンセント
に短絡手段を設けたので、上記コンセントに電源プラグ
が接続されていないときには短絡手段によってコンセン
トの受け側端子間が短絡されるため、コンセントの受け
側端子間に過大な電圧が発生するのを防止できる。請求
項7の発明の構成では、2次巻線を複数個のコンセント
を有する電源タップの各コンセントの受け側端子と接続
し、上記電源タップに短絡手段を設けたので、電源プラ
グが接続されていないコンセントは短絡手段によって受
け側端子間が短絡されているため、電源プラグの接続さ
れていないコンセントに過大な電圧が発生するのを防止
できる。
【0014】
【実施例】(実施例1)図1に本実施例の全体構成図を
示す。図1に示すように、本実施例における無結線給電
システムは、定電流型インバータ装置1に導線をループ
状に接続した給電ループ2を1次巻線とする電流トラン
ス3を設け、上記電流トランス3を構成する2次巻線4
にソケット5を接続し、このソケット5に負荷となるラ
ンプ6を着脱自在に装着して構成されている。そして、
定電流型インバータ装置1から給電ループ2に高周波の
交流電流を流し、この高周波電流による交番磁界によっ
て電流トランス3を構成する2次巻線4に誘導起電力を
生じさせ、2次巻線4に接続されたソケット5に装着さ
れたランプ6に交流電力を供給してランプ6を点灯させ
ている。
【0015】図1及び図2(a)に示すように、ソケッ
ト5は、有底筒状に形成されたソケット本体5aと、ソ
ケット本体5aの内周に設けられた受金5bと、略く字
型に形成され、折れ曲がった部分を支点としてソケット
本体5aの底部に回動自在に付設された接触子5cとか
ら構成されており、さらに、接触子5cの一端は、2次
巻線4と受金5bとの接続点5dに接触して2次巻線4
と受金5bとを短絡させるように、巻ばね7により弾性
付勢されている。
【0016】上記のソケット5では、図2(b)に示す
ように、ソケット本体5aの内部にランプ6をねじ込む
ことによって、ランプ6の先端部が接触子5cの接続点
5dに付勢されていない方の端部を押動し、ランプ6を
完全にソケット5に装着した状態では、図2(c)に示
すように、接触子5cの一端は接続点5dと開離し、電
流トランス3の2次側からソケット5を介してランプ6
に交流電力が供給される。
【0017】上記構成では、負荷であるランプ6がソケ
ット5に装着されていない状態では、ソケット5の接触
子5cと受金5bとが短絡しているために電流トランス
3の2次側が開放状態にならず、さらにランプ6を装着
する過程においても、図2(b)に示すように接触子5
cと受金5bとが短絡し、かつ接触子5cにランプ6が
接触している状態を経てランプ6が装着されるため、ラ
ンプ6の非装着時だけでなく、ランプ6を着脱する過程
においても過大な電圧が電流トランス3の2次側に発生
するのを防止できるのである。
【0018】(実施例2)本実施例は電流トランス3を
構成する2次巻線4にめすのコネクタ8を接続し、この
コネクタ8に接続される負荷(図示せず)に交流電力を
供給するものであり、図3に示すように、コネクタ本体
8aに一対のピン挿入孔8bを設け、このピン挿入孔8
bの内部に配設され2次巻線4と接続された端子8c,
8cに短絡手段9が接続してある。
【0019】上記短絡手段9は、負荷に接続されたおす
のコネクタ(図示せず)の接触ピンがめすのコネクタ8
のピン挿入孔8bに挿入されていないときにコネクタ8
の端子8c,8c間を短絡するもので、実施例1で説明
した接触子5cの構成や、あるいはマイクロスイッチな
どにより実現することができる。上記構成では、負荷に
接続されたおすのコネクタがめすのコネクタ8に接続さ
れていない状態、すなわち電流トランスの2次側が無負
荷の状態では、上述したように短絡装置9によってコネ
クタ8の端子8c,8c間が短絡されるために、電流ト
ランス3の2次側が開放状態にならず、過大な電圧が電
流トランス3の2次側に発生するのを防止できるのであ
る。
【0020】(実施例3)本実施例は、図4に示すよう
に電流トランス3を構成する2次巻線4に負荷10を接
続し、この負荷10と直列に第1のスイッチ接点11a
を、負荷10と並列に第2のスイッチ接点11bを2次
巻線4に接続し、さらに2次巻線4に可動接点12を接
続して無結線給電システムが構成されている。
【0021】上記構成では、負荷10が接続されたとき
に第1のスイッチ接点11aと可動接点12とが閉じ
(図4中Aの状態)、電流トランス3からの交流電流を
電流トランス3、可動接点12、第1のスイッチ接点1
1a、負荷10、電流トランス3という経路で2次巻線
4に流すのに対し、負荷10が接続されていないときに
は可動接点12を第2のスイッチ接点11bに閉じて
(図4中Cの状態)、電流トランス3からの交流電流を
電流トランス3、可動接点12、第2のスイッチ接点1
1b、電流トランス3という経路で2次巻線4に流す。
さらに、負荷10の接続あるいは取外しの過程において
は、可動接点12は第1のスイッチ接点11aと第2の
スイッチ接点11bの双方に閉じた状態(図4中Bの状
態)を経て切り換わるようになっている。すなわち、負
荷10を2次巻線4に接続するあるいは取り外す際に
は、負荷10が2次巻線4に接続され、かつ負荷10の
両端が短絡された状態が存在し、負荷10が接続されて
いないときのみならず、負荷10を接続あるいは取り外
すときにも過大な電圧が電流トランス3の2次側に発生
するのを防止できるのである。
【0022】(実施例4)本実施例は、図5及び図6に
示すように、定電流型インバータ装置1に接続された給
電ループ2に挿通された電流トランス3を構成する2次
巻線4に、負荷10と、負荷の両端電圧を検出する検出
部13とを並列に接続し、さらに検出部13の検出出力
に応じて電流トランス3の2次側を短絡する短絡部14
とで無結線給電システムが構成されている。
【0023】上記構成をさらに詳しく説明すると、図6
に示すように、電流トランス3を構成する2次巻線4に
接続された負荷10の両端に検出部13を接続し、検出
部13の検出出力をリレー15aを内蔵したリレー制御
部15に入力している。このリレー制御部15は、上記
検出部13の検出出力に応じて内蔵するリレー15aに
2次巻線4から励磁電流を流してリレー15aを駆動
し、負荷10と並列に2次巻線4に接続されたリレー接
点16を閉じる。リレー接点16が閉じられると電流ト
ランス3の2次側は短絡されることとなり、上記リレー
15aを内蔵するリレー制御部15及びリレー接点16
により短絡部14が構成されている。
【0024】上記構成では、負荷10が接続されていな
い状態は無論のこと、2次巻線4が断線した場合にも、
検出部13によって負荷10の両端電圧から2次巻線4
の断線を検出し、電流トランス3の2次側を短絡して過
大な電圧が電流トランス3の2次側に発生するのを防止
できるのである。 (実施例5)本実施例は、図7に示すように、コンセン
ト17の本体17aに穿孔された一対のコンセント口1
7bの内部に配設された受け側端子17c,17cに2
次巻線4を接続し、上記コンセント17に負荷に電源供
給するための電源プラグ(図示せず)が接続されていな
いときに、上記受け側端子17c,受け側端子17c間
を短絡させる短絡装置18を設けて無結線給電システム
が構成されている。
【0025】短絡装置18はコンセント口17bに電源
プラグの栓刃が挿入されているか否かを検出し、栓刃が
挿入されていない、すなわち負荷が電流トランス3の2
次側に接続されていないときには受け側端子17c,1
7cを短絡することによって電流トランス3の2次側を
短絡して過大な電圧が電流トランス3の2次側に発生す
るのを防止できるのである。
【0026】(実施例6)本実施例は、図8に示すよう
に、2次巻線4を3個のコンセント19aを有する電源
タップ19の各コンセント19a・・・の受け側端子2
0a,20b,20cと接続し、電源プラグが接続され
ていないコンセント19aの受け側端子20a,20a
間を短絡する短絡装置21を上記電源タップ19に納装
して無結線給電システムを構成しており、電源プラグの
接続されていないコンセント19は短絡装置21によっ
て受け側端子20a,20a間が短絡されているため、
電源プラグの接続されていないコンセント19に過大な
電圧が発生するのを防止できる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、導線を定電流型イン
バータ装置にループ状に接続した給電ループに定電流型
インバータ装置から交流電流を流し、上記交流電流によ
る交番磁界中に配設され、上記給電ループとで電流トラ
ンスを構成する2次巻線に負荷を接続して負荷に交流電
力を供給し、負荷が接続されていないときには上記電流
トランスの2次側を短絡する短絡手段を備えたので、電
流トランスの2次側に負荷が接続されていないときには
短絡手段によって電流トランスの2次側を短絡している
ため、電流トランスの2次側に過大な電圧が発生するの
を防止することができるという効果がある。また、上記
のような無負荷時に定電流型インバータ装置の出力を制
限するリミッタを設ける必要がなくなり、回路構成を簡
素化でき、コストダウンが図れるという効果がある。
【0028】請求項2の発明は、負荷をランプとし、ソ
ケットの受金と、ソケットに装着されるランプに押動さ
れて上記受金と開離する接触子とから短絡手段を構成し
たので、ソケットにランプを装着していない状態ではソ
ケットの受金と接触子とが接触導通することによって電
流トランスの2次側が短絡され、ソケットの受金と接触
子との間に過大な電圧が発生するのを防止することがで
き、人が誤ってソケットの受金や接触子に触ったときの
感電事故を予防できて、安全性を向上させることができ
るという効果がある。
【0029】請求項3の発明は、負荷が接続されるコネ
クタの一対の端子に2次巻線を接続し、上記コネクタに
短絡手段を設けたので、コネクタに負荷が接続されてい
ない状態では上記短絡手段によって電流トランスの2次
側が短絡し、コネクタの端子間に過大な電圧が発生する
のを防止できるという効果がある。請求項4の発明は、
短絡手段が負荷と直列に2次巻線に接続された第1のス
イッチ接点と、2次巻線に負荷と並列に接続された第2
のスイッチ接点と、各スイッチ接点を2次巻線と負荷の
接続に応じて相互に開閉する可動接点とから成るので、
2次巻線に負荷が接続されたときには可動接点が第1の
スイッチ接点に閉じて負荷に交流電力が供給され、2次
巻線に負荷が接続されていないときには可動接点が第2
のスイッチ接点に閉じて電流トランスの2次側が短絡さ
れるため、電流トランスの2次側に過大な電圧が発生す
るのを防止できるという効果がある。
【0030】請求項5の発明は、負荷の両端電圧を検出
する検出手段を備え、短絡手段をリレーと、2次巻線に
負荷と並列に接続されたリレー接点と、検出手段の出力
に応じて負荷が接続されていないときにはリレーを駆動
してリレー接点を閉じるリレー制御部とから構成したの
で、電流トランスの2次側に負荷が接続されていないこ
とを検出手段で検出し、リレー制御部によってリレーを
駆動してリレー接点を閉じることにより電流トランスの
2次側を短絡しているため、電流トランスの2次側に過
大な電圧が発生するのを防止でき、また、2次巻線が断
線したときにも電流トランスの2次側を短絡して過大な
電圧の発生を防いで断線修理の際の感電事故を防止でき
るという効果がある。
【0031】請求項6の発明は、2次巻線をコンセント
の一対の受け側端子と接続し、上記コンセントに短絡手
段を設けたので、上記コンセントに電源プラグが接続さ
れていないときには短絡手段によってコンセントの受け
側端子間が短絡されるため、コンセントの受け側端子間
に過大な電圧が発生するのを防止できるという効果があ
る。
【0032】請求項7の発明は、2次巻線を複数個のコ
ンセントを有する電源タップの各コンセントの受け側端
子と接続し、上記電源タップに短絡手段を設けたので、
電源プラグが接続されていないコンセントは短絡手段に
よって受け側端子間が短絡されているため、電源プラグ
の接続されていないコンセントに過大な電圧が発生する
のををそれぞれ各コンセント毎に個別に防止できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す概略構成図である。
【図2】同上のソケットとランプとを示すものであり、
(a)はランプが装着されていないソケットの断面図、
(b)はランプが途中まで装着されたソケットの断面
図、(c)はランプが完全に装着された状態のソケット
の断面図である。
【図3】実施例2を示すコネクタの概略構成図である。
【図4】実施例3を示すものであり、(a)は要部の概
略構成図、(b)は第1及び第2のスイッチの平面断面
図である。
【図5】実施例4を示す概略構成図である。
【図6】同上の要部を示す概略回路構成図である。
【図7】実施例5を示すコンセントの概略構成図であ
る。
【図8】実施例6を示す電源タップの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 定電流型インバータ装置 2 給電ループ 3 電流トランス 4 2次巻線 5 ソケット 5a ソケット本体 5b 受金 5c 接触子 5d 接続点 6 ランプ 7 巻ばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線を定電流型インバータ装置にループ
    状に接続した給電ループに定電流型インバータ装置から
    交流電流を流し、上記交流電流による交番磁界中に配設
    され、上記給電ループとで電流トランスを構成する2次
    巻線に負荷を接続して負荷に交流電力を供給し、負荷が
    接続されていないときには上記電流トランスの2次側を
    短絡する短絡手段を備えたことを特徴とする無結線給電
    システム。
  2. 【請求項2】 負荷をランプとし、短絡手段は、ソケッ
    トの受金と、ソケットに装着されるランプに押動されて
    上記受金と開離する接触子とから成ることを特徴とする
    請求項1記載の無結線給電システム。
  3. 【請求項3】 負荷が接続されるコネクタの一対の端子
    に2次巻線を接続し、上記コネクタに短絡手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の無結線給電システム。
  4. 【請求項4】 短絡手段は負荷と直列に2次巻線に接続
    された第1のスイッチ接点と、2次巻線に負荷と並列に
    接続された第2のスイッチ接点と、各スイッチ接点を2
    次巻線と負荷の接続に応じて相互に開閉する可動接点と
    から成ることを特徴とする請求項1記載の無結線給電シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 負荷の両端電圧を検出する検出手段を備
    え、短絡手段はリレーと、2次巻線に負荷と並列に接続
    されたリレー接点と、検出手段の出力に応じて負荷が接
    続されていないときにはリレーを駆動してリレー接点を
    閉じるリレー制御部とから成ることを特徴とする請求項
    1記載の無結線給電システム。
  6. 【請求項6】 2次巻線をコンセントの一対の受け側端
    子と接続し、上記コンセントに短絡手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の無結線給電システム。
  7. 【請求項7】 2次巻線を複数個のコンセントを有する
    電源タップの各コンセントの受け側端子と接続し、上記
    電源タップに短絡手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の無結線給電システム。
JP5228894A 1993-09-14 1993-09-14 無結線給電システム Withdrawn JPH0787691A (ja)

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