JP3297690B2 - 端子台及びそれを備えた空気調和機 - Google Patents
端子台及びそれを備えた空気調和機Info
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- JP3297690B2 JP3297690B2 JP03360496A JP3360496A JP3297690B2 JP 3297690 B2 JP3297690 B2 JP 3297690B2 JP 03360496 A JP03360496 A JP 03360496A JP 3360496 A JP3360496 A JP 3360496A JP 3297690 B2 JP3297690 B2 JP 3297690B2
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの電気機器を
接続するのに用いられる端子台に関する。特に、空気調
和機の室内ユニットと室外ユニットとを接続するのに用
いられる端子台に関する。
接続するのに用いられる端子台に関する。特に、空気調
和機の室内ユニットと室外ユニットとを接続するのに用
いられる端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内ユニットおよび室外ユ
ニットでは、それぞれ、二本の電力線と一本の信号線の
計三本を有しており、互いに対応して接続する必要があ
る。
ニットでは、それぞれ、二本の電力線と一本の信号線の
計三本を有しており、互いに対応して接続する必要があ
る。
【0003】このような電線の接続には、図9および図
10に示すような端子台70が用いられている。図例の
端子台70は、合成樹脂などの成型品からなる端子台本
体71と、導電性の金属材からなる三つのコネクタ端子
72A〜72Cと、導電性の金属材からなる三つのばね
部材73・・・とを備えている。
10に示すような端子台70が用いられている。図例の
端子台70は、合成樹脂などの成型品からなる端子台本
体71と、導電性の金属材からなる三つのコネクタ端子
72A〜72Cと、導電性の金属材からなる三つのばね
部材73・・・とを備えている。
【0004】端子台本体71は、横方向三つに仕切られ
る内部空間711と、内部空間711にそれぞれ連なる
横方向三つの電線挿入用の透孔712・・・と、電線抜
き出し用のリバースノブ713と、電線の挿入状態を確
認する三つの窓714とを備えている。
る内部空間711と、内部空間711にそれぞれ連なる
横方向三つの電線挿入用の透孔712・・・と、電線抜
き出し用のリバースノブ713と、電線の挿入状態を確
認する三つの窓714とを備えている。
【0005】コネクタ端子72A〜72Cは、端子台本
体71の内部空間711の仕切られた部屋それぞれに一
つずつ組み込まれるもので、帯状に形成されている。こ
のコネクタ端子72A〜72Cには、例えば空気調和機
の室内ユニット側の計三本の電線ソケット(二本の電力
線ソケット、一本の信号線ソケット)80がそれぞれ個
別に着脱可能に装着される。
体71の内部空間711の仕切られた部屋それぞれに一
つずつ組み込まれるもので、帯状に形成されている。こ
のコネクタ端子72A〜72Cには、例えば空気調和機
の室内ユニット側の計三本の電線ソケット(二本の電力
線ソケット、一本の信号線ソケット)80がそれぞれ個
別に着脱可能に装着される。
【0006】ばね部材73・・・は、端子台本体71の
内部空間711内の各コネクタ端子72A〜72Cの上
に一つずつ配設されるもので、各透孔712・・・から
個別に挿入される室外ユニット側の計三本の電線(二本
の電力線、一本の信号線)90それぞれの先端を端子台
本体71の内部空間711の天井側の案内板75との間
でそれぞれ挟持する傾動片731と、挿入された電線7
0それぞれの抜け出しを阻止するくさび片732とを備
えている。
内部空間711内の各コネクタ端子72A〜72Cの上
に一つずつ配設されるもので、各透孔712・・・から
個別に挿入される室外ユニット側の計三本の電線(二本
の電力線、一本の信号線)90それぞれの先端を端子台
本体71の内部空間711の天井側の案内板75との間
でそれぞれ挟持する傾動片731と、挿入された電線7
0それぞれの抜け出しを阻止するくさび片732とを備
えている。
【0007】次に、端子台70に対する電線90の装着
手順および動作について、図11ないし図13を参照し
て説明する。
手順および動作について、図11ないし図13を参照し
て説明する。
【0008】図11に示すように、端子台本体71の透
孔712から電線90が所要量以上例えば奥まで完全挿
入されると、まず、挿入初期段階において電線90がば
ね部材73のくさび片732を奥側へ倒し、挿入の進行
とともに傾動片731と案内板75との間に入り込むよ
うになる。これにより傾動片731が案内板75から若
干離れるよう下向きに圧縮されるので、この傾動片73
1の弾性復元力で電線90が案内板75側へ押し付けら
れて挟持される。一方で、くさび片732の弾性復元力
で電線90の途中を上向きに押し付けるので、そのくさ
び作用により電線90が抜け出さないように保持され
る。この状態で、電線90とコネクタ端子72A〜72
Cとがばね部材73を介して導通される。
孔712から電線90が所要量以上例えば奥まで完全挿
入されると、まず、挿入初期段階において電線90がば
ね部材73のくさび片732を奥側へ倒し、挿入の進行
とともに傾動片731と案内板75との間に入り込むよ
うになる。これにより傾動片731が案内板75から若
干離れるよう下向きに圧縮されるので、この傾動片73
1の弾性復元力で電線90が案内板75側へ押し付けら
れて挟持される。一方で、くさび片732の弾性復元力
で電線90の途中を上向きに押し付けるので、そのくさ
び作用により電線90が抜け出さないように保持され
る。この状態で、電線90とコネクタ端子72A〜72
Cとがばね部材73を介して導通される。
【0009】しかし、図12に示すように、電線90の
挿入量が所要量に満たない状態つまり完全挿入されず
に、ばね部材73のさび片732を倒しただけの状態、
つまり途中までしか挿入されなかった場合であっても、
ばね部材73を介して電線90とコネクタ端子72A〜
72Cとがかろうじて導通するようになる。
挿入量が所要量に満たない状態つまり完全挿入されず
に、ばね部材73のさび片732を倒しただけの状態、
つまり途中までしか挿入されなかった場合であっても、
ばね部材73を介して電線90とコネクタ端子72A〜
72Cとがかろうじて導通するようになる。
【0010】そして、電線90を抜き出すときには、図
13に示すように、リバースノブ713を下向きに押し
込む。これにより、リバースノブ713によってばね部
材73のくさび片732が下向きに押し下げられるの
で、くさび片732が電線90から引き離される。この
状態では、電線90は傾動片731の弾性復元力のみで
保持されているので、電線90を引っぱることにより抜
き出せるようになる。
13に示すように、リバースノブ713を下向きに押し
込む。これにより、リバースノブ713によってばね部
材73のくさび片732が下向きに押し下げられるの
で、くさび片732が電線90から引き離される。この
状態では、電線90は傾動片731の弾性復元力のみで
保持されているので、電線90を引っぱることにより抜
き出せるようになる。
【0011】ところで、従来では、上述したように電線
90が完全挿入状態のときも不完全挿入状態のときも、
電線90とコネクタ端子72A〜72Cとが導通するよ
うになっているため、特に、不完全挿入状態のとき、電
線90とばね部材73とが点接触となり、ここの接触抵
抗値が増加する。特に電力線が不完全挿入状態になる場
合だと、それとばね部材73との間で発熱するという不
具合が生じる。
90が完全挿入状態のときも不完全挿入状態のときも、
電線90とコネクタ端子72A〜72Cとが導通するよ
うになっているため、特に、不完全挿入状態のとき、電
線90とばね部材73とが点接触となり、ここの接触抵
抗値が増加する。特に電力線が不完全挿入状態になる場
合だと、それとばね部材73との間で発熱するという不
具合が生じる。
【0012】従来では、端子台70の一部に温度ヒュー
ズ(図示省略)を取り付け、前述の発熱時に、温度ヒュ
ーズが溶断して電線90とコネクタ端子72A〜72C
とを非導通とすることにより、発熱から発火、発煙とい
った進展を防ぐようにしている。
ズ(図示省略)を取り付け、前述の発熱時に、温度ヒュ
ーズが溶断して電線90とコネクタ端子72A〜72C
とを非導通とすることにより、発熱から発火、発煙とい
った進展を防ぐようにしている。
【0013】この他、電線90の挿入状態が、完全挿入
状態であるか、不完全挿入状態であるかを、端子台本体
71の窓714から目視にて確認できるようにしてい
る。
状態であるか、不完全挿入状態であるかを、端子台本体
71の窓714から目視にて確認できるようにしてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電線90の
挿入は、作業者の手操作である関係上、その不完全挿入
状態は起こり得る。このため、電線90が不完全挿入状
態になっていた場合に、窓714からの挿入状態の確認
を怠ると、温度ヒューズにより発火、発煙という最悪の
事態は回避できるものの、発熱という事態が避けられな
い。
挿入は、作業者の手操作である関係上、その不完全挿入
状態は起こり得る。このため、電線90が不完全挿入状
態になっていた場合に、窓714からの挿入状態の確認
を怠ると、温度ヒューズにより発火、発煙という最悪の
事態は回避できるものの、発熱という事態が避けられな
い。
【0015】したがって、本発明では、端子台におい
て、電線が不完全挿入状態になった場合の不具合の発生
を回避できるようにし、安全性の一層の向上を図ること
を目的としている。
て、電線が不完全挿入状態になった場合の不具合の発生
を回避できるようにし、安全性の一層の向上を図ること
を目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の端子台
は、二つの電気機器を接続するのに用いられるもので、
一方電気機器の電線が着脱可能に装着されるコネクタ端
子と、他方電気機器の電線が所要量以上挿入されたとき
に所要基準以上傾動してその弾性復元力で該電線を端子
台本体との間で挟持する傾動片を有する導電性のばね部
材と、ばね部材の傾動片の傾動量が所要基準を越えたと
きのみオンしてコネクタ端子とばね部材とを導通するス
イッチと、を備える。
は、二つの電気機器を接続するのに用いられるもので、
一方電気機器の電線が着脱可能に装着されるコネクタ端
子と、他方電気機器の電線が所要量以上挿入されたとき
に所要基準以上傾動してその弾性復元力で該電線を端子
台本体との間で挟持する傾動片を有する導電性のばね部
材と、ばね部材の傾動片の傾動量が所要基準を越えたと
きのみオンしてコネクタ端子とばね部材とを導通するス
イッチと、を備える。
【0017】本発明の第2の端子台は、二つの電気機器
を接続するのに用いられるもので、一方の電気機器から
の電力線が着脱可能に装着される電力線装着用のコネク
タ端子と、信号線が着脱可能に装着される信号線装着用
のコネクタ端子とを備え、前記電力線装着用のコネクタ
端子と導通状態に設けられ、且つ他方の電気機器からの
電力線が所要量以上挿入されたときに該電力線を端子台
本体との間で挟持する傾動片を有する導電性の電力線用
のばね部材と、前記信号線装着用のコネクタ端子と非導
通状態に設けられ、且つ他方の電気機器からの信号線が
所要量以上挿入されたときに該信号線を端子台本体との
間で挟持する傾動片を有する導電性の信号線用のばね部
材と、前記電力線用のばね部材に他方の電気機器からの
電力線が挟持されたときにオンして前記信号線用のコネ
クタ端子と前記信号線用のばね部材とを導通状態にする
スイッチと、を備える。
を接続するのに用いられるもので、一方の電気機器から
の電力線が着脱可能に装着される電力線装着用のコネク
タ端子と、信号線が着脱可能に装着される信号線装着用
のコネクタ端子とを備え、前記電力線装着用のコネクタ
端子と導通状態に設けられ、且つ他方の電気機器からの
電力線が所要量以上挿入されたときに該電力線を端子台
本体との間で挟持する傾動片を有する導電性の電力線用
のばね部材と、前記信号線装着用のコネクタ端子と非導
通状態に設けられ、且つ他方の電気機器からの信号線が
所要量以上挿入されたときに該信号線を端子台本体との
間で挟持する傾動片を有する導電性の信号線用のばね部
材と、前記電力線用のばね部材に他方の電気機器からの
電力線が挟持されたときにオンして前記信号線用のコネ
クタ端子と前記信号線用のばね部材とを導通状態にする
スイッチと、を備える。
【0018】上記本発明の第3の端子台は、空気調和機
の室内ユニットと室外ユニットとを接続するのに用いら
れる端子台であって、一方のユニットの二本の電力線と
一本の信号線の計三本が個別に着脱可能に装着される三
つのコネクタ端子と、前記二つの電力線装着用のコネク
タ端子と導通状態に設けられかつ他方のユニットの二本
の電力線が個別に所要量以上挿入されたときに該電線を
端子台本体との間で挟持する傾動片を有する導電性の二
つのばね部材と、前記一つの信号線装着用のコネクタ端
子と非導通状態に設けられかつ他方のユニットの一本の
信号線が所要量以上挿入されたときに該電線を端子台本
体との間で挟持する傾動片を有する導電性の一つのばね
部材と、信号線装着用のコネクタ端子とばね部材との間
に直列に設けられかつ他方のユニットの二本の電力線が
ばね部材により挟持されたときにオンして該信号線装着
用のコネクタ端子とばね部材とを導通状態にする二つの
スイッチとを備える。また、本発明の空気調和機は本発
明の請求項1から請求項3の何れか1項の端子台を備え
る。
の室内ユニットと室外ユニットとを接続するのに用いら
れる端子台であって、一方のユニットの二本の電力線と
一本の信号線の計三本が個別に着脱可能に装着される三
つのコネクタ端子と、前記二つの電力線装着用のコネク
タ端子と導通状態に設けられかつ他方のユニットの二本
の電力線が個別に所要量以上挿入されたときに該電線を
端子台本体との間で挟持する傾動片を有する導電性の二
つのばね部材と、前記一つの信号線装着用のコネクタ端
子と非導通状態に設けられかつ他方のユニットの一本の
信号線が所要量以上挿入されたときに該電線を端子台本
体との間で挟持する傾動片を有する導電性の一つのばね
部材と、信号線装着用のコネクタ端子とばね部材との間
に直列に設けられかつ他方のユニットの二本の電力線が
ばね部材により挟持されたときにオンして該信号線装着
用のコネクタ端子とばね部材とを導通状態にする二つの
スイッチとを備える。また、本発明の空気調和機は本発
明の請求項1から請求項3の何れか1項の端子台を備え
る。
【0019】上記本発明の第1の端子台では、電線が所
定量以上挿入されると、スイッチが、電線とコネクタ端
子とをばね部材を介して導通させる。しかし、電線の挿
入量が所要量未満つまり不完全挿入状態になっている
と、スイッチが電線とコネクタ端子を非導通とする。
定量以上挿入されると、スイッチが、電線とコネクタ端
子とをばね部材を介して導通させる。しかし、電線の挿
入量が所要量未満つまり不完全挿入状態になっている
と、スイッチが電線とコネクタ端子を非導通とする。
【0020】また、本発明の第3の端子台では、他方ユ
ニットの二つの電力線および一つの信号線が共に完全挿
入されると、二つの電力線それぞれが対応するコネクタ
端子にばね部材を介して導通するとともに、スイッチが
短絡状態となり信号線と信号線装着用のコネクタ端子と
を導通する。しかし、二つの電力線のうちいずれか一方
でも挿入量が所要量未満の不完全挿入状態になっている
と、スイッチが開放状態となり、信号線とコネクタ端子
とを非導通のままとする。つまり、信号線が非導通であ
れば、両ユニット間での信号送受ができなくなり、前記
両ユニット間で電力の送受が行われなくなるので、発熱
が起きずに済む。
ニットの二つの電力線および一つの信号線が共に完全挿
入されると、二つの電力線それぞれが対応するコネクタ
端子にばね部材を介して導通するとともに、スイッチが
短絡状態となり信号線と信号線装着用のコネクタ端子と
を導通する。しかし、二つの電力線のうちいずれか一方
でも挿入量が所要量未満の不完全挿入状態になっている
と、スイッチが開放状態となり、信号線とコネクタ端子
とを非導通のままとする。つまり、信号線が非導通であ
れば、両ユニット間での信号送受ができなくなり、前記
両ユニット間で電力の送受が行われなくなるので、発熱
が起きずに済む。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図1ないし
図8に示す実施例に基づいて説明する。
図8に示す実施例に基づいて説明する。
【0022】図1ないし図8は本発明の一実施例にかか
り、図1は、端子台の平面図、図2は、図1の(2)−
(2)線断面の矢視図、図3は、図1の(3)−(3)
線断面の矢視図、図4は、信号線装着用のコネクタ端
子、ばね部材の分離状態の斜視図、図5は、ばね部材の
斜視図、図6ないし図8は動作説明図である。なお、図
6は電線の完全挿入状態、図7は電線の不完全挿入状
態、図8は電線を抜き出すときの状態をそれぞれ示して
いる。
り、図1は、端子台の平面図、図2は、図1の(2)−
(2)線断面の矢視図、図3は、図1の(3)−(3)
線断面の矢視図、図4は、信号線装着用のコネクタ端
子、ばね部材の分離状態の斜視図、図5は、ばね部材の
斜視図、図6ないし図8は動作説明図である。なお、図
6は電線の完全挿入状態、図7は電線の不完全挿入状
態、図8は電線を抜き出すときの状態をそれぞれ示して
いる。
【0023】図例の端子台10は、合成樹脂などの成型
品からなる端子台本体11と、導電性の金属材からなる
三つのコネクタ端子12A〜12Cと、導電性の金属材
からなる三つのばね部材13A〜13Cと、二つのスイ
ッチ14とを備えている。要するに、本発明の特徴は、
スイッチ14を備えていることと、コネクタ端子12A
〜12Cのうちの信号線装着用のコネクタ端子12Cお
よびばね部材13A〜13Cのうちの信号線装着用のば
ね部材13Cの形状を変更していることとであり、他の
要素は基本的に従来例と同じである。
品からなる端子台本体11と、導電性の金属材からなる
三つのコネクタ端子12A〜12Cと、導電性の金属材
からなる三つのばね部材13A〜13Cと、二つのスイ
ッチ14とを備えている。要するに、本発明の特徴は、
スイッチ14を備えていることと、コネクタ端子12A
〜12Cのうちの信号線装着用のコネクタ端子12Cお
よびばね部材13A〜13Cのうちの信号線装着用のば
ね部材13Cの形状を変更していることとであり、他の
要素は基本的に従来例と同じである。
【0024】端子台本体11は、横方向三つに仕切られ
る内部空間111と、内部空間111にそれぞれ連なる
横方向三つの電線挿入用の透孔112・・・と、電線抜
き出し用のリバースノブ113とを備えている。なお、
従来例の窓714は無くしている。
る内部空間111と、内部空間111にそれぞれ連なる
横方向三つの電線挿入用の透孔112・・・と、電線抜
き出し用のリバースノブ113とを備えている。なお、
従来例の窓714は無くしている。
【0025】コネクタ端子12A〜12Cは、端子台本
体11の内部空間111の仕切られた部屋それぞれに一
つずつ組み込まれるもので、帯状に形成されている。こ
のコネクタ端子12A〜12Cには、例えば空気調和機
の室内ユニット側の計三本の電線ソケット(二本の電力
線ソケット、一本の信号線ソケット)20がそれぞれ個
別に着脱可能に装着される。信号線装着用のコネクタ端
子12Cは、その長手方向ほぼ中間に切り起こし状の端
子片121Cが設けられている。
体11の内部空間111の仕切られた部屋それぞれに一
つずつ組み込まれるもので、帯状に形成されている。こ
のコネクタ端子12A〜12Cには、例えば空気調和機
の室内ユニット側の計三本の電線ソケット(二本の電力
線ソケット、一本の信号線ソケット)20がそれぞれ個
別に着脱可能に装着される。信号線装着用のコネクタ端
子12Cは、その長手方向ほぼ中間に切り起こし状の端
子片121Cが設けられている。
【0026】ばね部材13A〜13Cは、端子台本体1
1の内部空間111内の各コネクタ端子12A〜12C
の上に一つずつ配設されるもので、各透孔112・・・
から個別に挿入される室外ユニット側の計三本の電線
(二本の電力線、一本の信号線)30それぞれの先端を
端子台本体11の内部空間111の天井114との間で
それぞれ挟持する傾動片131A〜131Cと、挿入さ
れた電線30それぞれの抜け出しを阻止するくさび片1
32A〜132Cとを備えている。なお、電力線装着用
のばね部材13A,13Bは、それに対応するコネクタ
端子12A,12Bの上に直接導通状態に搭載されてい
るが、信号線装着用のばね部材13Cのみは、それに対
応するコネクタ端子12Cの上に絶縁シート15を介し
て非導通状態に搭載されている。そして、信号線装着用
のばね部材13Cの傾動片131Cとくさび片132C
との間の領域には切り起こし状の端子片133Cが設け
られている。
1の内部空間111内の各コネクタ端子12A〜12C
の上に一つずつ配設されるもので、各透孔112・・・
から個別に挿入される室外ユニット側の計三本の電線
(二本の電力線、一本の信号線)30それぞれの先端を
端子台本体11の内部空間111の天井114との間で
それぞれ挟持する傾動片131A〜131Cと、挿入さ
れた電線30それぞれの抜け出しを阻止するくさび片1
32A〜132Cとを備えている。なお、電力線装着用
のばね部材13A,13Bは、それに対応するコネクタ
端子12A,12Bの上に直接導通状態に搭載されてい
るが、信号線装着用のばね部材13Cのみは、それに対
応するコネクタ端子12Cの上に絶縁シート15を介し
て非導通状態に搭載されている。そして、信号線装着用
のばね部材13Cの傾動片131Cとくさび片132C
との間の領域には切り起こし状の端子片133Cが設け
られている。
【0027】スイッチ14は、その可動部が押し込まれ
た状態でオフつまり開放状態となり、可動部が飛び出し
た状態でオンつまり短絡状態となるものである。そし
て、この二つのスイッチ14は、図1の破線で示すよう
に、信号線装着用のコネクタ端子12Cと信号線装着用
のばね部材13Cとの間に直列に接続されている。な
お、一方スイッチ14の一方極性端子が信号線装着用の
コネクタ端子12Cの端子片121Cに、また、他方ス
イッチの他方極性端子が信号線装着用のばね部材13C
の端子片133Cにそれぞれはんだなどで接合されてい
る。
た状態でオフつまり開放状態となり、可動部が飛び出し
た状態でオンつまり短絡状態となるものである。そし
て、この二つのスイッチ14は、図1の破線で示すよう
に、信号線装着用のコネクタ端子12Cと信号線装着用
のばね部材13Cとの間に直列に接続されている。な
お、一方スイッチ14の一方極性端子が信号線装着用の
コネクタ端子12Cの端子片121Cに、また、他方ス
イッチの他方極性端子が信号線装着用のばね部材13C
の端子片133Cにそれぞれはんだなどで接合されてい
る。
【0028】次に、端子台10に対する電線30の装着
手順および動作について、図6ないし図8を参照して説
明する。
手順および動作について、図6ないし図8を参照して説
明する。
【0029】図6に示すように、端子台本体11の透孔
112から三本の電線30が所要量以上例えば奥まで完
全挿入された場合、まず、挿入初期段階において電線3
0がばね部材13A〜13Cのくさび片132A〜13
2Cを奥側へ倒し、挿入の進行とともに傾動片131A
〜131Cと天井114との間に入り込むようになる。
これにより傾動片131A〜131Cが内部空間111
の天井114から若干離れるよう下向きに圧縮される。
それと同時に、電力線装着用の二つのばね部材13A,
13Bの傾動片131A,131Bの先端でもってスイ
ッチ14がオン操作される。この傾動片131A〜13
1Cの圧縮に伴う弾性復元力で電線30が天井114側
へ押し付けられて挟持される。一方で、くさび片132
A〜132Cの弾性復元力で電線30の途中を天井11
4側へ押し付けるので、そのくさび作用により電線30
が抜け出さないように保持される。この状態では、電力
線装着用のコネクタ端子12A,12Bが電力線として
の電線30とばね部材13A,13Bを介して直接的に
導通されるとともに、信号線装着用のコネクタ端子12
Cもスイッチ14の短絡により信号線としての電線30
とばね部材13Cを介して導通されるようになる。
112から三本の電線30が所要量以上例えば奥まで完
全挿入された場合、まず、挿入初期段階において電線3
0がばね部材13A〜13Cのくさび片132A〜13
2Cを奥側へ倒し、挿入の進行とともに傾動片131A
〜131Cと天井114との間に入り込むようになる。
これにより傾動片131A〜131Cが内部空間111
の天井114から若干離れるよう下向きに圧縮される。
それと同時に、電力線装着用の二つのばね部材13A,
13Bの傾動片131A,131Bの先端でもってスイ
ッチ14がオン操作される。この傾動片131A〜13
1Cの圧縮に伴う弾性復元力で電線30が天井114側
へ押し付けられて挟持される。一方で、くさび片132
A〜132Cの弾性復元力で電線30の途中を天井11
4側へ押し付けるので、そのくさび作用により電線30
が抜け出さないように保持される。この状態では、電力
線装着用のコネクタ端子12A,12Bが電力線として
の電線30とばね部材13A,13Bを介して直接的に
導通されるとともに、信号線装着用のコネクタ端子12
Cもスイッチ14の短絡により信号線としての電線30
とばね部材13Cを介して導通されるようになる。
【0030】しかし、図7に示すように、二本の電力線
としての電線30の少なくともいずれか一方の挿入量が
所要量に満たない状態つまり完全挿入されずに、ばね部
材13A〜13Cのくさび片132A〜132Cを倒し
ただけの状態、つまり途中までしか挿入されなかった場
合、傾動片131A〜131Cが天井114から全く離
れないかあるいは僅かしか離れない。そのため、電力線
装着用のばね部材13A,13Bの傾動片131A,1
31Bがスイッチ14をオフ操作したままとなる。この
状態では、電力線装着用のコネクタ端子12A,12B
が電線30とばね部材13A,13Bを介して直接的に
かろうじて導通されるけれども、スイッチ14がオフ状
態のままなので、信号線装着用のばね部材13Cとコネ
クタ端子12Cとが電気的に遮断された状態のままとな
り、結果的に信号線装着用のコネクタ端子12Cと信号
線としての電線30とが非導通になる。
としての電線30の少なくともいずれか一方の挿入量が
所要量に満たない状態つまり完全挿入されずに、ばね部
材13A〜13Cのくさび片132A〜132Cを倒し
ただけの状態、つまり途中までしか挿入されなかった場
合、傾動片131A〜131Cが天井114から全く離
れないかあるいは僅かしか離れない。そのため、電力線
装着用のばね部材13A,13Bの傾動片131A,1
31Bがスイッチ14をオフ操作したままとなる。この
状態では、電力線装着用のコネクタ端子12A,12B
が電線30とばね部材13A,13Bを介して直接的に
かろうじて導通されるけれども、スイッチ14がオフ状
態のままなので、信号線装着用のばね部材13Cとコネ
クタ端子12Cとが電気的に遮断された状態のままとな
り、結果的に信号線装着用のコネクタ端子12Cと信号
線としての電線30とが非導通になる。
【0031】そして、電線30を抜き出す場合には、図
8に示すように、リバースノブ113を下向きに押し込
む。これにより、リバースノブ113によってばね部材
13A〜13Cのくさび片132A〜132Cが下向き
に押し下げられるので、くさび片132A〜132Cが
電線30から引き離される。この状態では、電線30は
傾動片131A〜131Cの弾性復元力のみで保持され
ているので、電線30を引っぱることにより抜き出せる
ようになる。なお、電力線としての電線30を抜き出し
た場合だと、傾動片131A〜131Cが天井114側
へ弾性復帰するので、結果的に二つの傾動片131A,
131Bによりスイッチ14がオフ操作される。
8に示すように、リバースノブ113を下向きに押し込
む。これにより、リバースノブ113によってばね部材
13A〜13Cのくさび片132A〜132Cが下向き
に押し下げられるので、くさび片132A〜132Cが
電線30から引き離される。この状態では、電線30は
傾動片131A〜131Cの弾性復元力のみで保持され
ているので、電線30を引っぱることにより抜き出せる
ようになる。なお、電力線としての電線30を抜き出し
た場合だと、傾動片131A〜131Cが天井114側
へ弾性復帰するので、結果的に二つの傾動片131A,
131Bによりスイッチ14がオフ操作される。
【0032】ところで、信号線としての電線30が非導
通の状態では、空気調和機の運転を開始しても、室内ユ
ニットから室外ユニットへ、又は、室外ユニットから室
内ユニットへ信号伝送ができなくなる。このとき、信号
伝送側のユニットに備える制御部の機能として、次のよ
うに構成することができる。つまり、制御部は、信号を
伝送してから所要時間が経過しても信号返信がなけれ
ば、電線30が不完全挿入状態であると判断して、異常
停止とする。したがって、空気調和機を動作させること
ができないので、端子台10に大電流が流れることがな
い。このように端子台10に大電流が流れなければ、点
接触の不完全挿入状態であっても、発熱するようなこと
はなく、安全性を保つことができる。
通の状態では、空気調和機の運転を開始しても、室内ユ
ニットから室外ユニットへ、又は、室外ユニットから室
内ユニットへ信号伝送ができなくなる。このとき、信号
伝送側のユニットに備える制御部の機能として、次のよ
うに構成することができる。つまり、制御部は、信号を
伝送してから所要時間が経過しても信号返信がなけれ
ば、電線30が不完全挿入状態であると判断して、異常
停止とする。したがって、空気調和機を動作させること
ができないので、端子台10に大電流が流れることがな
い。このように端子台10に大電流が流れなければ、点
接触の不完全挿入状態であっても、発熱するようなこと
はなく、安全性を保つことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明では、従来のような温度ヒューズ
を用いずに、作業者が万一、電線を不完全に挿入したと
きに、端子台の発火、発煙といった最悪の事態を回避す
ることはもちろん、端子台内部での発熱をも防止できる
ようにしており、安全性の一層の向上を図ることができ
る。つまり、本発明では、温度ヒューズを用いる従来例
よりもより一層安全性の高いものにできる。
を用いずに、作業者が万一、電線を不完全に挿入したと
きに、端子台の発火、発煙といった最悪の事態を回避す
ることはもちろん、端子台内部での発熱をも防止できる
ようにしており、安全性の一層の向上を図ることができ
る。つまり、本発明では、温度ヒューズを用いる従来例
よりもより一層安全性の高いものにできる。
【図1】本発明の一実施例の端子台の平面図
【図2】図1の(2)−(2)線断面の矢視図
【図3】図1の(3)−(3)線断面の矢視図
【図4】信号線装着用のコネクタ端子、ばね部材の分離
状態の斜視図
状態の斜視図
【図5】電力線装着用のばね部材の斜視図
【図6】端子台に対する電線の完全挿入状態を示し、図
2に対応する図
2に対応する図
【図7】端子台に対する電線の不完全挿入状態を示し、
図2に対応する図
図2に対応する図
【図8】端子台から電線を抜き出すときの状態を示し、
図2に対応する図
図2に対応する図
【図9】従来例の端子台の平面図
【図10】図9の(10)−(10)線断面の矢視図
【図11】端子台に対する電線の完全挿入状態を示し、
図10に対応する図
図10に対応する図
【図12】端子台に対する電線の不完全挿入状態を示
し、図10に対応する図
し、図10に対応する図
【図13】端子台から電線を抜き出すときの状態を示
し、図10に対応する図
し、図10に対応する図
10 端子台 11 端子台本体 111 内部空間 112 透孔 12A,12B 電力線装着用のコネクタ端子 12C 信号線装着用のコネクタ端子 13A,13B 電力線装着用のばね部材 13C 信号線装着用のばね部材 131A〜131C 傾動片 14 スイッチ 30 電線
Claims (4)
- 【請求項1】 二つの電気機器を接続するのに用いられ
る端子台であって、一方の電気機器からの電線が着脱可
能に装着されるコネクタ端子と、 他方の電気機器からの電線が所要量以上挿入されたとき
に所要基準以上傾動してその弾性復元力で該電線を端子
台本体との間で挟持する傾動片を有する導電性のばね部
材と、 ばね部材の傾動片の傾動量が所要基準を越えたときにオ
ンしてコネクタ端子とばね部材とを導通するスイッチ
と、 を備えることを特徴とする端子台。 - 【請求項2】 二つの電気機器を接続するのに用いられ
る端子台であって、一方の電気機器からの電力線が着脱可能に装着される電
力線装着用のコネクタ端子と、信号線が着脱可能に装着
される信号線装着用のコネクタ端子とを備え、 前記電力線装着用のコネクタ端子と導通状態に設けら
れ、且つ他方の電気機器からの電力線が所要量以上挿入
されたときに該電力線を端子台本体との間で挟持する傾
動片を有する導電性の電力線用のばね部材と、 前記信号線装着用のコネクタ端子と非導通状態に設けら
れ、且つ他方の電気機器からの信号線が所要量以上挿入
されたときに該信号線を端子台本体との間で挟持する傾
動片を有する導電性の信号線用のばね部材と、 前記電力線用のばね部材に他方の電気機器からの電力線
が挟持されたときにオンして前記信号線用のコネクタ端
子と前記信号線用のばね部材とを導通状態にするスイッ
チと、 を備えたことを特徴とする端子台。 - 【請求項3】 空気調和機の室内ユニットと室外ユニッ
トとを接続するのに用いられる端子台であって、 一方のユニットの二本の電力線と一本の信号線の計三本
が個別に着脱可能に装着される三つのコネクタ端子と、 前記二つの電力線装着用のコネクタ端子と導通状態に設
けられかつ他方のユニットの二本の電力線が個別に所要
量以上挿入されたときに該電線を端子台本体との間で挟
持する傾動片を有する導電性の二つのばね部材と、 前記一つの信号線装着用のコネクタ端子と非導通状態に
設けられかつ他方のユニットの一本の信号線が所要量以
上挿入されたときに該電線を端子台本体との間で挟持す
る傾動片を有する導電性の一つのばね部材と、 信号線装着用のコネクタ端子とばね部材との間に直列に
設けられかつ他方のユニットの二本の電力線がばね部材
により挟持されたときにオンして該信号線装着用のコネ
クタ端子とばね部材とを導通状態にする二つのスイッチ
と、 を備えることを特徴とする端子台。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れか1項に記
載の端子台を備えたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03360496A JP3297690B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 端子台及びそれを備えた空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03360496A JP3297690B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 端子台及びそれを備えた空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09232015A JPH09232015A (ja) | 1997-09-05 |
JP3297690B2 true JP3297690B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=12391088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03360496A Expired - Fee Related JP3297690B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 端子台及びそれを備えた空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3297690B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4874201B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2012-02-15 | 三洋電機株式会社 | 空気調和システムの通信制御方法、空気調和システム、および、室外機 |
JP4874202B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2012-02-15 | 三洋電機株式会社 | 空気調和システムおよび室外機 |
JP6117481B2 (ja) * | 2012-05-28 | 2017-04-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | コネクタ用組立部品、整列プレートおよびケーブルコネクタ |
US10476181B2 (en) | 2017-01-30 | 2019-11-12 | Molex, Llc | Quick connect terminal connector |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP03360496A patent/JP3297690B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09232015A (ja) | 1997-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |