JPH0533924A - 燃焼器の噴霧ノズル制御方法 - Google Patents

燃焼器の噴霧ノズル制御方法

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Publication number
JPH0533924A
JPH0533924A JP21008591A JP21008591A JPH0533924A JP H0533924 A JPH0533924 A JP H0533924A JP 21008591 A JP21008591 A JP 21008591A JP 21008591 A JP21008591 A JP 21008591A JP H0533924 A JPH0533924 A JP H0533924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray nozzle
fuel
stepping motor
spraying nozzle
combustor
Prior art date
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Pending
Application number
JP21008591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Onishi
隆博 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP21008591A priority Critical patent/JPH0533924A/ja
Publication of JPH0533924A publication Critical patent/JPH0533924A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼器の噴霧ノズル制御方法であって、トル
クの大きくないステッピングモータを用いても燃料噴霧
ノズルを素早く目標位置まで移動させることができ、し
かも脱調や誤動作の生じにくいものの提供を目的とす
る。 【構成】 燃料噴霧ノズル11、噴霧カット板13、前記燃
料噴霧ノズル11を進退させるステッピングモータ12、及
び燃焼器各部を制御するマイクロコンピュータ内蔵の制
御部30とを少なくとも備え、前記噴霧ノズル11の進退位
置を変更することにより燃焼に供される噴霧量を調整す
るようにした燃焼器における前記噴霧ノズル11の制御方
法であって、前記ステッピングモータ12の駆動パルス周
波数を噴霧ノズル11の移動の始めと終わりの一定ステッ
プのみ低周波数に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼器の噴霧ノズルの制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料噴霧ノズルの位置制御により
燃焼器部の燃焼量を調整し、所定の出湯温度を得るよう
にした石油給湯器等において、前記燃焼器部のノズルの
移動をステッピングモータを用いて行う方法が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記給湯器等において
の出湯特性を良くするためには、燃焼器部の燃料噴霧ノ
ズルを素早く目標位置まで移動する必要がある。しかし
ステッピングモータは比較的摺動抵抗が大きく、トルク
の小さいものを用いた場合、高速回転を行うと脱調を起
こし易い問題があった。他方、高速で高トルクのステッ
ピングモータを用いるとコストアップになる問題があっ
た。
【0004】そこで本発明は、上記従来技術の欠点を解
消し、トルクの大きくないステッピングモータを用いて
も燃料噴霧ノズルを素早く目標位置まで移動させること
ができ、しかも脱調や誤動作の生じにくい燃焼器の噴霧
ノズル制御方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の方法は、燃料噴霧ノズル、噴霧カット板、
前記燃料噴霧ノズルを進退させるステッピングモータ、
及び燃焼器各部を制御するマイクロコンピュータ内蔵の
制御部とを少なくとも備え、前記噴霧ノズルの進退位置
を変更することにより燃焼に供される噴霧量を調整する
ようにした燃焼器における前記噴霧ノズルの制御方法で
あって、前記ステッピングモータの駆動パルス周波数を
噴霧ノズルの移動の始めと終わりの一定ステップのみ低
周波数に切り換えることを特徴としている。
【0006】
【作用】ステッピングモータの駆動パルス周波数が駆動
初期と終期において低周波数とされるので、噴霧ノズル
は移動開始初期及び終期において低速で且つ充分なトル
クを得ることができる。よって確実に移動がなされ、脱
調、誤動作が防止される。また負荷の少ない移動の中間
においては高周波数とされることにより、ノズルが高速
で移動される。即ち全体として、脱調や誤動作が生じる
ことなく且つ素早く噴霧ノズルを目的位置まで移動させ
ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1は本発明を実施した給湯器の概略全体構
成図、図2は燃焼器の概略構成図、図3は本発明方法の
実施例を示すフローチャート、図4はステッピングモー
タ駆動周波数切り替えの例を示す図である。10は後述す
る燃料噴霧ノズルを有する燃焼器で、送風ファン14を兼
備している。21は熱交換器で、熱交換用のフィン付きパ
イプ22を備えている。前記パイプ22の一端には入水配管
23が接続されており、パイプ22の他端には出湯配管24が
接続されている。入水配管23には流量検出器25とサーミ
スタからなる水温検出器26とが介装されており、出湯配
管24にはサーミスタからなる湯温検出器27と流量調整弁
28とが介装されている。部材21〜28で給湯部20をなす。
30はマイコンを内蔵した制御部で、該制御部30の入力端
に前記流量検出器26と水温検出器26と湯温検出器27の各
出力端が接続されており、制御部30の出力端はバーナ部
10と流量調整弁28の各入力端に接続されている。制御部
30にはリモートコントローラ40が接続されている。
【0008】前記燃焼器10に設けられる燃料噴霧ノズル
11は、図2に示すように、ノズル移動用のステッピング
モータ12によって前後に進退自在とされ、その進退位置
によって噴霧カット板13によりカットされる噴霧量が変
化するようになされている。即ち燃料噴霧ノズル11の進
退位置によって、現に燃焼に供される燃料噴霧供給量が
調節され、これにより燃焼熱量が調節され、リモートコ
ントローラ40で設定される給湯条件に対応する出力号数
とされる。なお、給湯器における出湯能力は出力号数で
表され、1 リットルを1分間に25℃上昇させる能力が出
力号数1号である。
【0009】次に制御部30による噴霧ノズルの制御方法
について、図3、図4を参照しながら説明する。今フィ
ードフォワード制御またはフィードバック制御におい
て、燃焼器の必要燃焼熱量等にもとづいて噴霧ノズル位
置等が演算され、現在位置からの移動ステップ数が演算
されると(ステップ51) 、先ず低パルス周波数でステッ
ピングモータの駆動を開始する(ステップ52) 。これに
よりステッピングモータが確実に駆動され、伝達系を経
て噴霧ノズルが確実に移動せられ、脱調が防止される。
そして、ステップ数を監視し、初期の一定のステップ数
S に達すると(ステップ53) 、駆動周波数を高パルス
周波数に切り換える(ステップ54) 。これによりステッ
ピングモータの回転が高速となり、ノズルの移動が高速
となる。そしてさらに、残りステップ数が一定ステップ
数NE 以下になると(ステップ55)、駆動周波数を再び
低パルス周波数に切り換える(ステップ56) 。これによ
り、慣性による誤動作が防止される。前記において、残
りのステップ数がNE となるステップ数は前記で演算さ
れた全移動ステップ数とステップ数NE とから予め演算
しておく。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の燃焼器の噴霧ノズル制御方法によれば、ステッ
ピングモータの駆動パルス周波数を噴霧ノズルの移動の
始めと終わりの一定ステップのみ低周波数に切り換える
ようにしているので、その駆動初期に生じやすい脱調、
駆動終期に生じやすい慣性による誤動作を防止すること
ができる。しかも駆動途中では高周波数で運転できるの
で、素早く噴霧ノズルを目的位置まで移動させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した給湯器の概略全体構成図であ
る。
【図2】燃焼器部の概略構成図である。
【図3】本発明方法の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図4】ステッピングモータ駆動周波数切り替えの例を
示す図である。
【符号の説明】
10 燃焼器 11 燃料噴霧ノズル 12 ステッピングモータ 13 噴霧カット板 14 送風ファン 20 給湯部 30 制御部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料噴霧ノズル、噴霧カット板、前記燃
    料噴霧ノズルを進退させるステッピングモータ、及び燃
    焼器各部を制御するマイクロコンピュータ内蔵の制御部
    とを少なくとも備え、前記噴霧ノズルの進退位置を変更
    することにより燃焼に供される噴霧量を調整するように
    した燃焼器における前記噴霧ノズルの制御方法であっ
    て、前記ステッピングモータの駆動パルス周波数を噴霧
    ノズルの移動の始めと終わりの一定ステップのみ低周波
    数に切り換えることを特徴とする燃焼器の噴霧ノズル制
    御方法
JP21008591A 1991-07-26 1991-07-26 燃焼器の噴霧ノズル制御方法 Pending JPH0533924A (ja)

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JP21008591A JPH0533924A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 燃焼器の噴霧ノズル制御方法

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ID=16583573

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07280251A (ja) * 1994-04-01 1995-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼装置
KR101944445B1 (ko) * 2018-04-20 2019-01-31 남윤채 지피에스를 이용한 지하시설물의 측지측량 장치
KR101944442B1 (ko) * 2018-04-20 2019-01-31 남윤채 수치 지도 제작을 위한 지하시설물 측량장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07280251A (ja) * 1994-04-01 1995-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼装置
KR101944445B1 (ko) * 2018-04-20 2019-01-31 남윤채 지피에스를 이용한 지하시설물의 측지측량 장치
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