JPH0533930A - 給湯器の制御方法 - Google Patents

給湯器の制御方法

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Publication number
JPH0533930A
JPH0533930A JP3210084A JP21008491A JPH0533930A JP H0533930 A JPH0533930 A JP H0533930A JP 3210084 A JP3210084 A JP 3210084A JP 21008491 A JP21008491 A JP 21008491A JP H0533930 A JPH0533930 A JP H0533930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
temperature
water temperature
flow rate
controlled
Prior art date
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Pending
Application number
JP3210084A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Takahashi
潔志 高橋
Takahiro Onishi
隆博 大西
Shigekuni Tateno
茂国 立野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
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Publication of JPH0533930A publication Critical patent/JPH0533930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯器の制御方法であって、燃料噴霧ノズル
11と送風ファン14の制御が簡単で、しかも正確な温度で
出湯することのできるものの提供を目的とする。 【構成】 先ず設定温度に対して入水温度と入水量とか
ら必要燃焼熱量を演算し、この必要燃焼熱量に対応する
進出位置に前記燃料噴霧ノズル11をフィードフォワード
制御すると共に前記必要燃焼熱量に対応する風量に前記
送風ファン14をフィードフォワード制御し、次に湯温検
出器27によって検出される実出湯温度と前記設定出湯温
度との差に応じた量で流量調節弁28をフィードバック制
御して湯温を設定温度に合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯器の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料噴霧ノズルの位置制御により
バーナの燃焼量を調整し、所定の出湯温度を得るように
した石油給湯器においては、前記所定の出湯温度を得る
のに前記ノズル位置及び送風量を先ずフィードフォワー
ド制御し、更にフィードバック制御する方法が一般的で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の方法
において、ノズルの位置制御をフィードフォワード制御
とフィードバック制御とで行うと、ノズルのフィードバ
ック制御に応じてファンモータもまたフィードバックを
かける必要が生じる。またノズルは進出から後退或いは
後退から進出へと移動方向が変更される際にヒステリシ
スによる誤差が発生し、このためその都度ヒステリシス
誤差を考慮した演算が必要となり、制御が難しくなると
いう問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記従来技術の欠点を解
消し、燃料噴霧ノズルとファンモータの制御が簡単で、
しかも正確な温度で出湯することのできる給湯器の制御
方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の方法は、燃料噴霧ノズル、噴霧カット板、
前記燃料噴霧ノズルの移動用駆動手段、及び送風ファン
を有するバーナ部と、該バーナ部での燃焼によって加熱
される熱交換器、該熱交換器への入水配管、該入水配管
に設けられる流量検出器、水温検出器、前記熱交換器か
らの出湯配管、該出湯配管に設けられる湯温検出器、流
量調節弁を有する給湯部と、給湯器各部を制御するマイ
クロコンピュータ内蔵の制御部とを少なくとも備えた給
湯器において、設定した所定の出湯温度を得るための制
御方法であって、先ず設定温度に対して入水温度と入水
量とから必要燃焼熱量を演算し、この必要燃焼熱量に対
応する進出位置に前記燃料噴霧ノズルをフィードフォワ
ード制御すると共に前記必要燃焼熱量に対応する風量に
前記送風ファンをフィードフォワード制御し、次に前記
湯温検出器によって検出される実出湯温度と前記設定出
湯温度との差に応じた量で前記流量調節弁をフィードバ
ック制御して湯温を設定温度に合わせることを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】噴霧ノズルの位置調整はフィードフォワード制
御による1回の制御だけとなるので、ヒステリシス分の
補正等を含む難しい制御を必要としない。またノズル位
置がフィードフォワード制御のみで一回的に決まるの
で、送風ファンの制御もまたフィードフォワード制御の
みの1回ですみ、非常に制御が容易である。出湯温度の
微量調整は、流量調節弁が実出湯温度と前記設定出湯温
度との差に応じて調整されることにより、出湯流量が多
少変更されるものの比較的容易に正確な出湯温度を得る
ことができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1は本発明を実施した給湯器の概略全体構
成図、図2はバーナ部の概略構成図、図3は本発明方法
の実施例を示すフローチャートである。10は後述する燃
料噴霧ノズルを有するバーナ部で、送風ファン14を兼備
している。21は熱交換器で、熱交換用のフィン付きパイ
プ22を備えている。前記パイプ22の一端には入水配管23
が接続されており、パイプ22の他端には出湯配管24が接
続されている。入水配管23には流量検出器25とサーミス
タからなる水温検出器26とが介装されており、出湯配管
24にはサーミスタからなる湯温検出器27と流量調整弁28
とが介装されている。部材21〜28で給湯部20をなす。30
はマイコンを内蔵した制御部で、該制御部30の入力端に
前記流量検出器25と水温検出器26と湯温検出器27の各出
力端が接続されており、制御部30の出力端はバーナ部10
と流量調整弁28の各入力端に接続されている。制御部30
にはリモートコントローラ40が接続されている。
【0008】前記バーナ部10に設けられる燃料噴霧ノズ
ル11は、図2に示すように、ノズル移動用の駆動手段12
によって前後に進出自在とされ、その進出位置によって
噴霧カット板13によりカットされる噴霧量が変化するよ
うになされている。即ち燃料噴霧ノズル11の進出位置に
よって、現に燃焼に供される燃料噴霧供給量が調節さ
れ、これにより燃焼熱量が調節され、リモートコントロ
ーラ40で設定される給湯条件に対応する出力号数とされ
る。なお、給湯器における出湯能力は出力号数で表さ
れ、1 リットルを1分間に25℃上昇させる能力が出力号
数1号である。
【0009】次にコントローラ30による自動制御方法を
図3に沿って説明する。今、出湯カランが開かれ、リモ
ートコントローラ40で出湯温度が設定されると、流量検
出器25で検出された入水量と水温検出器26で検出された
水温と設定出湯温度とから必要な出力号数(燃焼熱量)
が前記制御部30で演算され、さらにその演算された出力
号数から対応する前記燃料噴霧ノズル11の進出位置が演
算され(ステップ51)、その演算値が駆動手段12に送ら
れ、燃料噴霧ノズル11が所定位置まで進出される(ステ
ップ52) 。即ちフィードフォワード制御される。そして
同様に前記演算された出湯号数に合う送風ファン14の風
量(回転数)が制御部で演算され(ステップ53) 、その
風量になるよう送風ファン14のモータがフィードフォワ
ード制御される(ステップ54) 。
【0010】次に湯温検出器27で検出される実際の出湯
温度をコントローラ30内に読み込み、設定温度との差を
演算し、さらにその温度差から流量調節弁28のフィート
バック制御量を演算し(ステップ55) 、演算値にもとづ
いて流量調節弁28の駆動モータを駆動する。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の給湯器の制御方法によれば、先ず設定温度に対
して入水温度と入水量とから必要燃焼熱量を演算し、こ
の必要燃焼熱量に対応する進出位置に前記燃料噴霧ノズ
ルをフィードフォワード制御すると共に前記必要燃焼熱
量に対応する風量に前記送風ファンをフィードフォワー
ド制御し、次に前記湯温検出器によって検出される実出
湯温度と前記設定出湯温度との差に応じた量で前記流量
調節弁をフィードバック制御して湯温を設定温度に合わ
せるようにしたので、噴霧ノズルの位置調整はフィード
フォワード制御による1回の制御だけとなり、ヒステリ
シス分の補正等を含む難しいフィードバック制御を必要
としない。またノズル位置がフィードフォワード制御の
みで一回的に決まるので、送風ファンの制御もまたフィ
ードフォワード制御のみの1回ですみ、非常に制御が容
易である。一方、出湯温度の微量調整は、流量調節弁が
実出湯温度と前記設定出湯温度との差に応じて調整され
ることにより、出湯流量が多少変更されるものの比較的
容易に正確な出湯温度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した給湯器の概略全体構成図であ
る。
【図2】バーナ部の概略構成図である。
【図3】本発明方法の実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 バーナ部 11 燃料噴霧ノズル 12 駆動手段 13 噴霧カット板 14 送風ファン 20 給湯部 21 熱交換器 23 入水配管 24 出湯配管 25 流量検出器 26 水温検出器 27 湯温検出器 28 流量調節弁 30 制御部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料噴霧ノズル、噴霧カット板、前記燃
    料噴霧ノズルの移動用駆動手段、及び送風ファンを有す
    るバーナ部と、該バーナ部での燃焼によって加熱される
    熱交換器、該熱交換器への入水配管、該入水配管に設け
    られる流量検出器、水温検出器、前記熱交換器からの出
    湯配管、該出湯配管に設けられる湯温検出器、流量調節
    弁を有する給湯部と、給湯器各部を制御するマイクロコ
    ンピュータ内蔵の制御部とを少なくとも備えた給湯器に
    おいて、設定した所定の出湯温度を得るための制御方法
    であって、先ず設定温度に対して入水温度と入水量とか
    ら必要燃焼熱量を演算し、この必要燃焼熱量に対応する
    進出位置に前記燃料噴霧ノズルをフィードフォワード制
    御すると共に前記必要燃焼熱量に対応する風量に前記送
    風ファンをフィードフォワード制御し、次に前記湯温検
    出器によって検出される実出湯温度と前記設定出湯温度
    との差に応じた量で前記流量調節弁をフィードバック制
    御して湯温を設定温度に合わせることを特徴とする給湯
    器の制御方法。
JP3210084A 1991-07-26 1991-07-26 給湯器の制御方法 Pending JPH0533930A (ja)

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