JPH0533903Y2 - - Google Patents

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JPH0533903Y2
JPH0533903Y2 JP12985888U JP12985888U JPH0533903Y2 JP H0533903 Y2 JPH0533903 Y2 JP H0533903Y2 JP 12985888 U JP12985888 U JP 12985888U JP 12985888 U JP12985888 U JP 12985888U JP H0533903 Y2 JPH0533903 Y2 JP H0533903Y2
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JP
Japan
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film
reflective mirror
hydrophilic
laminated
hydrophilic film
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JP12985888U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、貯蔵室に反射ミラーを備えた冷蔵シ
ヨーケースに関し、反射ミラー表面の曇り止めを
狙つたものである。
〔従来の技術〕
この種の冷蔵シヨーケーでは、反射ミラーが冷
却器の霜取り運転時に結露で曇る。この反射ミラ
ーの曇り止め手段として、反射ミラーをこれに付
設のヒーターで加熱する方式や、反射ミラーに対
する冷気の流れを制御する方式(実開昭50−
65395号公報および実公昭53−1648号公報)が公
知である。
しかし、これらの従来技術はいずれも間接的な
ものであつて、反射ミラーの表面に直接に作用し
て曇り止めを図る方式ではない。
僅かに冷蔵庫において、本体の開口上面を閉じ
る蓋体の内面に内部を外から見るための反射ミラ
ーを設け、この反射ミラーの表面に透明の防曇層
を貼着することが公知である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ただ先の冷蔵庫における防曇層は、その具体的
内容まで明らかではない。この種の防曇層は、一
般に親水基を有して水に濡れやすくして防曇性能
を得るのが常である。その場合、防曇り性能を向
上させようとすると、防曇層に水分を多く含んで
しわ付きなどの変形や剥離を生じ、反射ミラーの
本来の機能が時日を経ずして損われてしまう。
そこで本考案の目的は、反射ミラーの表面に防
曇層を直接に貼着するについて、防曇性能を有効
に確保したうえで、防曇層のしわ付き変形や剥離
などが容易に生じ難い反射ミラーを備えた冷蔵シ
ヨーケースを得るにある。
本考案の他の目的は、先の防曇層に止むを得ず
変形などが生じたときは反射ミラーに該防曇層を
容易に貼り変えることのできる冷蔵シヨーケース
を得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、シヨーケース本体1に前面が開口す
る冷蔵室2を有し、冷蔵室2の上方内奥部位に反
射ミラー11を傾斜姿勢で配置してある冷蔵シヨ
ーケースにおいて、 反射ミラー11の表面に親水性フイルムFから
なる透明の防曇層12が積層形成されているこ
と、 親水性フイルムFは親水性のフイルム本体13
の裏面に疏水性フイルム14をラミネートし、疏
水性フイルム14の裏面に粘着剤層15を積層し
てあること、 親水性フイルムFが反射ミラー11の表面に粘
着剤層15を介して取り替え可能に貼り付けてあ
ることを要件とする。
フイルム本体13としては透明なセルローズ系
高分子フイルムが用いて好適であるが、親水性ポ
リエステルフイルム、親水性ポリアミドフイルム
などの透明フイルムでもよい。この種の親水性フ
イルムは、表面に多数の親水基を有して水に濡れ
やすく、防曇性能を有効に発揮する。
〔考案の効果〕
かかる本考案によれば、反射ミラー11の表面
に親水性フイルムFからなる透明の防曇層12を
直接に積層形成してあり、その親水性フイルムF
の表面を構成する親水性のフイルム本体13が水
に濡れやすくて防曇性能を発揮することにより、
反射ミラー11の曇り止めを有効に達成できる。
フイルム本体13が水分を含んでしわ付きなど
の変形を生じようとしても、これにラミネートし
た疏水性フイルム14がフイルム本体13の変形
をよく防止する。
しかも、フイルム本体13が繰り返し水分を含
んで防曇層12これ全体の透明性に問題が生じた
ときは、裏面の粘着剤層15を介して反射ミラー
11に親水性フイルムFの全体を新たなものに貼
り変えることができ、メンテナンスも容易に行え
る利点を有する。
〔実施例〕
本考案に係る冷蔵シヨーケースの実施例を図面
に基づき説明すると、シヨーケース本体1に前面
が開口する食品等の貯蔵室2を画壁3を介して区
画形成してある。シヨーケース本体1の断熱壁4
と画壁3との間に、送風フアン5および冷却器6
などを設置した冷気通路7が形成され、貯蔵室2
の開口前面において上端が冷気吹出口8を、下端
に冷気吸込口9を設ける。かくして、冷気通路7
を介して冷気を強制的に循環させ、この冷気流で
貯蔵室2の開口前面にエアカーテンをつくり、貯
蔵室2を冷却する標準仕様のものである。
貯蔵室2には適当段数の載置棚10を設け、そ
の上方内奥部位に反射ミラー11を傾斜姿勢でほ
ぼ左右間にわたつて配置してある。
この反射ミラー11はガラス製で、その表面に
は第2図に示すごとく親水性フイルムFからなる
防曇層12が積層形成されている。
第3図において、親水性フイルムFは、これの
フイルム本体13がセルローズ系高分子フイルム
からなり、これの裏面に疏水性フイルムをラミネ
ートし、疏水性フイルム14の裏面に粘着剤層1
5、ついで剥離シート16を順に積層してなり、
剥離シート16を剥がしたのち粘着剤層15を介
して反射ミラー11の表面に取り替え可能に貼着
できる。
前記冷却器6の霜取り運転は例えば6時間置き
に行われる。その際は冷気通路7に適宜配したヒ
ータなどで暖気を冷却器6に当てる。その際、貯
蔵室2内にある反射ミラー11の表面も瞬間的に
曇ろうとするが、親水性フイルムFによる防曇層
12の存在で結露が吸収され、曇り止めが図れ
る。
次に通常の冷却運転に入ると、防曇層12に含
まれている水分は次第に蒸散して行く。長期の使
用でミラー表面の親水性フイルムFにしわ付きや
剥がれを生じたときは、該フイルムFを剥ぎ取つ
て新たに貼り変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷蔵シヨーケースの概略縦断側面図、
第2図は反射ミラーの断面図、第3図は親水性フ
イルムこれ自体の断面図である。 1……シヨーケース本体、2……貯蔵室、6…
…冷却器、11……反射ミラー、12……防曇
層、F……親水性フイルム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シヨーケース本体1に前面が開口する貯蔵室
    2を有し、 貯蔵室2の上方内奥部位に反射ミラー11を
    傾斜姿勢で配置してある冷蔵シヨーケースにお
    いて、 反射ミラー11の表面に親水性フイルムFか
    らなる透明の防曇層12が積層形成されてお
    り、 親水性フイルムFは親水性のフイルム本体1
    3の裏面に疎水性フイルム14をラミネート
    し、疏水性フイルム14の裏面に粘着剤層15
    を積層してあり、 親水性フイルムFが反射ミラー11の表面に
    粘着剤層15を介して取り替え可能に貼り付け
    てあることを特徴とする冷蔵シヨーケース。 (2) フイルム本体13がセルローズ系高分子フイ
    ルムからなる請求項1記載の冷蔵シヨーケー
    ス。
JP12985888U 1988-10-03 1988-10-03 Expired - Lifetime JPH0533903Y2 (ja)

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JP12985888U JPH0533903Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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JPH0252083U JPH0252083U (ja) 1990-04-13
JPH0533903Y2 true JPH0533903Y2 (ja) 1993-08-27

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