JPH0435674B2 - - Google Patents

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JPH0435674B2
JPH0435674B2 JP63180520A JP18052088A JPH0435674B2 JP H0435674 B2 JPH0435674 B2 JP H0435674B2 JP 63180520 A JP63180520 A JP 63180520A JP 18052088 A JP18052088 A JP 18052088A JP H0435674 B2 JPH0435674 B2 JP H0435674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent
refrigerator
dew
heater
base layer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63180520A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6446560A (en
Inventor
Teruyoshi Wakumizu
Michihisa Hama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP18052088A priority Critical patent/JPS6446560A/ja
Publication of JPS6446560A publication Critical patent/JPS6446560A/ja
Publication of JPH0435674B2 publication Critical patent/JPH0435674B2/ja
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  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温暖領域と低温領域との境に配置され
る透明板に関し、その目的とする処は庫外側の
面、即ち表面の結露を防止することにある。
透明板からなる窓や扉の表面の結露を防止する
ために、電気加熱手段と、熱線反射手段との双方
を用いることが特開昭52−61345号公報(以下第
1従来例という)及び実開昭55−30317号公報
(以下第2従来例という)で知られている。
上記第1従来例に記載された絶縁用多重硝子板
窓構造は低温領域及び温暖領域の間に見通しが効
く様に配置され、少なくとも第1及び第2の硝子
板を持ち、第1の硝子板の外面が使用中は湿気を
有する温暖領域内の空気にさらされ、第2の硝子
板は第1の硝子板の露出していない面に向い合つ
てそれと隔たつており、第1の硝子板に電気加熱
手段を設けた絶縁用多重硝子板窓構造に於て、第
2の硝子板に略透明な赤外線反射被覆を設けた構
成である。
又、上記第2従来例に記載された保冷用シヨー
ケースは、外気側の透明ガラスの内面に透明な導
電性被膜を設けると共に、その内側に透明プラス
チツクフイルムまたはシートに金属及びまたは金
属酸化物の薄膜を積層した熱線反射透明積層体を
設けた複層ガラスからなるガラス窓部を有する構
成で、第6図においては電通可能な導電性被膜と
熱線反射透明積層体とを重ね合わせている。
上記第1従来例では、電気加熱手段と赤外線反
射被覆とが空間を介して隔たつている関係上、電
気加熱手段による加熱作用は第1の硝子板の他、
空間にも及ぶために、加熱作用に無駄が生じると
共に、空間を加熱する分丈加熱手段の容量が大き
くなり電気代が高くなる問題点があつた。
上記第2従来例の第6図及び第7図の構成で
は、上記第1従来例の問題点を解決することがで
きるが、電気加熱手段となる導電性被膜と、熱線
反射手段となる金属及び又は金属酸化物の薄膜と
が直接々触するために、導電性被膜の電気抵抗値
が不均一になり、ガラス窓部の温度が不均一にな
り、部分的に結露が発生するという問題点があつ
た。
本発明は上記問題点を解決するためになされた
ものである。
以下第1及び第2図により本発明の実施例を説
明すると、1は前面開口を開口した断熱壁2にて
本体を構成してなるリーチインシヨーケースと称
される冷蔵庫で、前記断熱壁内壁より適当間隔を
存して区画板3A及び風向板3Bを配設して複数
枚の棚4を備える庫内5と、冷却器6及び送風機
7を設置する冷気通路8と、前記庫内の全面上下
両縁に沿つて相対向する吹出、吸込両口9,10
とを形成し、又本体下部に形成した機械室11に
は前記冷却器と共に冷凍サイクルを構成する圧縮
機12、凝縮器13及び送風機14を配置してな
り、冷却器6で熱交換された冷気を送風機7でも
つて矢印の如く強制循環することにより、低温エ
アーカーテンACを形成して庫内5を冷却する。
15は本体の全面開口を開閉自在に閉塞する回動
式の透明扉で、透明壁16と、この透明壁の週端
縁を嵌着する把手17A付枠部材17とにより構
成され、温暖領域となる庫外と、低温領域となる
庫内5との境に配置されている。前記透明扉は並
設された三枚の透明ガラスよりなる透明板18
A,18B,18Cと、この透明板間に介在され
各透明板との間に数mm幅の密閉空間を形成する口
字形の間隔子19A,19Bと、前記密閉空間に
封入された乾燥空気よりなる断熱空気層20A,
20Bとにより構成され、第2図に示す如く庫外
側の透明板18Aの断熱空気層側面にはプリント
ヒータ等透視可能な加熱源被膜からなる防露ヒー
タ21が透明接着剤等により貼着され、更にこの
防露ヒータの庫内側の面即ち断熱空気層側面には
ポリエステルフイルム等からなる透明樹脂ベース
層22Aと、このベース層の庫内側の面に設けら
れた銀・酸化チタン等からなる熱線反射層22B
とからなる熱線反射透明被膜22の前記ベース層
が透明接着剤等により貼着されている。
この熱線反射透明被膜は第2図括弧で示す如く防
露ヒータ21、ベース層22A、熱線反射層22
Bとが一体化されており、透明板18Aに入つた
光線のうち大部分の紫外線を遮断、可視光線を透
過、赤外線を反射する選択反射透過機能を有す
る。23は風向板3Bと透明扉15との間に配設
された螢光灯等の照明灯で、庫内5を照明する。
かゝる構成によれば、風向板3Bは冷気通路8
からの冷気流を庫内5の前面に指向させるばかり
でなく、透明扉15と低温エアーカーテンACと
の間の間隔を十分にとる間隔子となるため、冷気
流による照明灯23の冷却を防止できるととも
に、透明扉15の庫内側面への低温エアーカーテ
ンACのコアンダ効果の発生を防止する。従つて
照明灯23に照度低下をきたすことはなく、又庫
内側面からの透明扉15の冷却を少なくすること
ができ、庫内5の冷凍負荷の減少が図れる。
又熱線反射透明被膜22は庫外から透明壁16
を介して庫内5に向う輻射熱のうち大部分の赤外
線及び防露ヒータ21から庫内5に向う輻射熱の
うち大部分の赤外線を反射するため、この反射さ
れた赤外線を吸収する透明板18Aの温度を更に
上昇でき、しかも防露ヒータ21と熱線反射層2
2Bとの接触を電気絶縁材であるベース層22A
でもつて防止できる。この結果、防露ヒータ21
の赤外線の殆んどを庫外からの赤外線と合わせて
庫外側の透明板18Aの加熱に利用できるため、
発熱容量の小さな防露ヒータ21を使用できるば
かりでなく、防露ヒータ21の電気抵抗値を均一
にして透明板18Aを均一加熱でき、且つ庫内側
の透明板18B,18Cに対する防露ヒータ21
の加熱も殆んどなくなり、庫内5の透視効果を余
り損なうことなく、防露ヒータ21の節電と合わ
せて冷凍負荷の減少が図れる。尚、断熱空気層2
0A,20Bは乾燥空気の対流を防止するもので
あるから、対流による各透明板18A,18B,
18C間の伝熱を阻止できる。
以上の如く本発明は、温暖領域となる庫外側
と、低温領域となる庫内側との境となる冷蔵庫等
の一側壁に配置される透明板において、庫内側の
面に防露ヒータ、この防露ヒータの庫内側の面に
透明樹脂ベース層、このベース層の庫内側の面に
熱線反射層を設けてなるものであるから、次に列
挙する効果が生じる。
温暖領域となる庫外から又防露ヒータからの
輻射熱の赤外線を熱線反射透明被膜で反射させ
庫外側の透明板の温度上昇を図ると同時に庫内
側の透明板の温度低下を防止できる等防露ヒー
タの発熱容量を小さくして節電が図れ、しかも
透明扉の熱線反射機能により庫内の冷凍負荷を
更に減少できる。
ベース層が防露ヒータと熱線反射層との接触
を防止する電気絶縁材として作用する関係上、
防露ヒータの電気抵抗値に変化が生ぜず、透明
板の加熱を均一に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の透明板を備えた冷蔵庫の実施
例を示す縦断面図、第2図は第1図Aの拡大図で
ある。 18A……透明板、21……防露ヒータ、22
……熱線反射透明被膜、22A……ベース層、2
2B……熱線反射層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 温暖領域となる庫外側と、低温領域となる庫
    内側との境となる冷蔵庫等の一側壁に配置される
    透明板において、庫内側の面に防露ヒータ、この
    防露ヒータの庫内側の面に透明樹脂ベース層、こ
    のベース層の庫内側の面に熱線反射層を設け、前
    記防露ヒータと熱線反射層とは透明樹脂ベース層
    にて隔たつている透明板。
JP18052088A 1988-07-20 1988-07-20 Transparent board Granted JPS6446560A (en)

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JP18052088A JPS6446560A (en) 1988-07-20 1988-07-20 Transparent board

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JP18052088A JPS6446560A (en) 1988-07-20 1988-07-20 Transparent board

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JPS6446560A JPS6446560A (en) 1989-02-21
JPH0435674B2 true JPH0435674B2 (ja) 1992-06-11

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JP18052088A Granted JPS6446560A (en) 1988-07-20 1988-07-20 Transparent board

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011242094A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Nakajima Glass Co Inc 冷蔵庫又は冷凍庫用ガラスユニット
CN103438647B (zh) * 2013-09-05 2016-04-27 合肥美的电冰箱有限公司 用于冰箱的门体及冰箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553678A (en) * 1978-10-18 1980-04-19 Teijin Ltd Window for refrigerated showcase

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