JPH05339029A - 亜鉛含有、鉛およびカドミウム不含のガラスフリット、その製造方法および装飾被膜材料の製造方法 - Google Patents

亜鉛含有、鉛およびカドミウム不含のガラスフリット、その製造方法および装飾被膜材料の製造方法

Info

Publication number
JPH05339029A
JPH05339029A JP5039746A JP3974693A JPH05339029A JP H05339029 A JPH05339029 A JP H05339029A JP 5039746 A JP5039746 A JP 5039746A JP 3974693 A JP3974693 A JP 3974693A JP H05339029 A JPH05339029 A JP H05339029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
glass
mole
glass frit
zno
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5039746A
Other languages
English (en)
Inventor
Bernard Merigaud
メリゴー ベルナール
Michel Claus
クロー ミシェル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Evonik Operations GmbH
Original Assignee
Degussa GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Degussa GmbH filed Critical Degussa GmbH
Publication of JPH05339029A publication Critical patent/JPH05339029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00—Glass compositions
    • C03C3/04—Glass compositions containing silica
    • C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
    • C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
    • C03C3/066—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing zinc
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00—Glass compositions
    • C03C3/04—Glass compositions containing silica
    • C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
    • C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
    • C03C3/068—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing rare earths
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/02—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form
    • C03C8/04—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form containing zinc

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟化点が５１０℃未満で、亜鉛を含有する
が、鉛およびカドミウムを含有しないガラスフリットを
提供する。 【構成】 該ガラスフリット組成物の必須成分は、Ｚｎ
Ｏ ３１〜５０モル％、ＳｉＯ2 １０〜４４モル％、
Ｂ2Ｏ3 １１〜３５モル％およびＮａ2Ｏ １１〜２５
モル％からなる。 【効果】 該ガラスフリットは、６３０℃未満で焼付け
可能な装飾被膜材料、特にガラス装飾のための材料を製
造するために使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は亜鉛含有、鉛およびカド
ミウム不含のガラスフリット、その製造方法およびその
使用に関する。本発明によるガラスフリットは５１０℃
より低い軟化点を有しガラス、ガラスセラミックおよび
他の非多孔性物質のための装飾被膜材料の製造に適す
る。
【０００２】
【従来の技術】焼付温度が７５０°より下を必要とする
ガラスおよび他のセラミックおよび非セラミック物質の
装飾のための焼付し得る装飾被膜材料、すなわち、釉、
上絵具およびエナメルの通常の製造方法は低い溶融のガ
ラスフリットの使用を前提とするが、その組成は一般に
高い鉛含量である。上述の鉛含有のガラスフリットはこ
のような製品の製造および加工の際可能な使用および作
業に対して毒性のためならびに環境保護を考慮して鉛お
よびカドミウム不含のガラスフリットの需要が当面、急
速に増大している。
【０００３】若干の鉛およびカドミウム不含のガラスフ
リットは文献で提案されている。しかし、この種の製品
は１種のまたは別の特性で一定の使用のためにそれに与
えられた要求を常に満すとは限らないことが明らかとな
った。
【０００４】こうして米国特許第４，４４６，２４１号
明細書から鉛不含のガラスフリット組成が公知であり、
これは主としてＬｉ2Ｏ、Ｂ2Ｏ3、ＳｉＯ2ならびにＳｎ
Ｏ2＋ＣａＯ ２〜３３重量％およびＺｒＯ2＋Ｌａ2Ｏ3
２〜３３重量％からなり、選択的成分はＡｌ2Ｏ3、Ｓ
ｒＯ、ＢａＯ、Ｎａ2ＯおよびＦである。このガラスフ
リットのガラス軟化温度（ファイバーソフトニングポイ
ント）は５３５°〜６０９℃にある。５３５℃より上部
の軟化温度および機械的特性に不利な影響を及ぼすＬｉ
2Ｏの成分によって使用の可能性が限られる−Ｌｉ+は焼
成の間装飾されるガラス中に浸入しそれによって装飾対
象物の機械的抵抗を減少させる。
【０００５】だが同様にＬｉ2Ｏの高い含有量（９〜１
３重量％）を有する５３５℃より低い軟化点を有する非
毒性のガラスフリットはまたヨーロッパ特許第０２９４
５０２号明細書から公知である。
【０００６】米国特許第４，５３７，８６２号明細書か
ら公知のガラスフリットは上述のガラスフリットと同じ
範囲での軟化点を有する。組成は主としてＢ2Ｏ3、Ｓｉ
Ｏ2、ＺｒＯ2 １０〜１８重量％および希土類金属酸化
物１０〜１８重量％をベースとし、その際ＺｒＯ2の希
土類金属酸化物に対する重量比は臨界で１：１〜１．
４：１である。希土類の酸化物のその含量によってこの
種のガラスフリットは極めて高価である。
【０００７】約６００℃の釉温度を有するヨーロッパ特
許公開第０３４７３７９号明細書によるガラスフリット
はＳｉＯ2、Ｂ2Ｏ3、アルカリ金属酸化物およびＺｒＯ2
＋ＴｉＯ2のほかにＢｉ2Ｏ3 ３８〜４３重量％を含有
している。極めて高いＢｉ2Ｏ3含量は専門家からは毒物
学的特性について不利であると做されている。
【０００８】ＰｂおよびＣｄ不含のガラスフリットに到
達するために幾つか記載された方法は、酸化亜鉛をガラ
スフリットの組成に与えることにある。
【０００９】例えば米国特許第４，３１５，７７８号明
細書のガラスフリット組成は主としてＳｉＯ2 ３０〜
４５％、Ｂ2Ｏ3 １３〜１８％、アルカリ金属酸化物１
２〜１５％、ＺｒＯ2 ４〜１０％、ＺｎＯ １８〜２
３％およびＦ４〜１０％（データは重量％）からなって
いる。ヨーロッパ特許公開第０３２１２９７号明細書に
よるＵＶ線を吸収するガラスフリット組成はＳｉＯ2
１９〜４５％、Ｂ2Ｏ３２０〜３３％、アルカリ金属酸
化物８〜１５％、系列Ｃｅ、Ｍｎ、Ｆｅ、Ｃｏ、Ｃｕ、
ＶおよびＭｏからの１種のまたは多数の酸化物２〜２５
％からなり付加的にその他にＺｎＯ ０〜３５％、有利
にはＺｎＯ ８〜２１％を含有することができる（数値
は重量％）。さらに亜鉛含有の、ＰｂおよびＣｄ不含の
ガラスフリット組成はイギリス改良特許第１０１３５９
７号明細書（ＺｎＯ １２〜１３重量％）、イギリス改
良特許第７６８９２５号明細書（ＺｎＯ ４〜１５重量
％）、特開昭５６−１５５０４０号公報（ＺｎＯ １〜
１５重量％）、特開昭６０−１８６４３８号公報（Ｚｎ
Ｏ ２０〜２５重量％）およびヨーロッパ特許第０２６
７１５４号明細書に記載されている。
【００１０】ヨーロッパ特許第０２６７１５４号明細書
の４５０℃〜６００℃で軟化するガラスフリットの必須
成分はＮａ２Ｏ ５〜１４モル％、ＺｎＯ ８〜２５モ
ル％、Ｂ2Ｏ3 ６〜１３モル％およびＳｉＯ2 ４５〜
６０モル％であり、選択成分はＫ2Ｏ、Ｌｉ2Ｏ、Ｃａ
Ｏ、ＳｉＯ、ＢａＯ、Ｂｉ2Ｏ3、Ａｌ2Ｏ3、ＺｒＯ2、
ＴｉＯ2およびＷＯ3である。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、軟化点が５１０℃より低くかつ亜鉛含有であるが鉛
およびカドミウム不含の、別のガラスフリットないしは
それをベースとする組成を提供することにあった。さら
に課題は、できるだけ低温で焼付ができ、その結果装飾
すべき対象物、例えば特にガラス、のひずみを確実に回
避できるガラスフリットを装飾被膜の材料、例えば釉お
よびエナメル、のためのベースフリットとして使用でき
ることにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によ
り、主として ＺｎＯ ３１〜５０モル％ ＳｉＯ2 １０〜４４モル％ Ｂ2Ｏ3 １１〜３５モル％ Ｎａ2Ｏ １１〜２５モル％ Ｌｉ2Ｏ ０〜４ モル％ ＴｉＯ2 ０〜１０モル％ ＺｒＯ2 ０〜２５モル％ ＣａＯ ０〜１２モル％ ＳｒＯ ０〜１２モル％ ＢａＯ ０〜１２モル％ Ｆ ０〜８ モル％ （その際ＣａＯ、ＳｒＯおよびＢａＯからの総和は１２
モル％以下である）からなることを特徴とする、５１０
℃より少い軟化点（ガラス転移温度）を有する亜鉛含有
の、鉛およびカドミウム不含のガラスフリットにより解
決される。
【００１３】従ってガラスフリットの本発明による重要
な成分はＺｎＯ、Ｂ2Ｏ3、ＳｉＯ2およびＮａ2Ｏで、そ
の際ＺｎＯの含量は、従来のガラスフリットにおけるよ
りも多い。この高ＺｎＯ成分がガラスフリットのすぐれ
た特性の責任を背負っている。
【００１４】“主として”という概念は、ガラスフリッ
トが既述の成分に追加して、他の金属酸化物、例えばＡ
ｌ2Ｏ3、ＳｎＯ2、ＣｅＯ2、Ｌａ2Ｏ3、ＭｇＯ、Ｐ2Ｏ5
より総じて２モル％より少く、有利には１モル％より少
く含有することができることと解する。彩色する金属酸
化物、例えば幾許かのＦｅ2Ｏ3、ＭｎＯ、ＣａＯ、Ｃｒ
2Ｏ3の含量は一般にできるだけ低く、すなわち総じて
０．５モル％より低い。有利なガラスフリットは以下の
ような成分である。
【００１５】 ＺｎＯ ３３〜４５モル％ ＳｉＯ2 １０〜４０モル％ Ｂ2Ｏ3 １１〜３１モル％ Ｎａ2Ｏ １１〜２０モル％ Ｋ2Ｏ ０〜４ モル％ Ｌｉ2Ｏ ０〜４ モル％ ＴｉＯ2 ０〜１０モル％ ＺｒＯ2 ０〜１０モル％ ＣａＯ ０〜１０モル％ ＳｒＯ ０〜１０モル％ ＢａＯ ０〜１０モル％ Ｆ ０〜８ モル％ （その際ＣａＯ、ＳｒＯおよびＢａＯからの総和は１０
モル％以下である）。
【００１６】特に有利なガラスフリットはＺｎＯ ３３
〜４５モル％、ＳｉＯ2 １１〜３５モル％、Ｂ2Ｏ3
１１〜３１モル％、Ｎａ2Ｏ １１〜２０モル％および
Ｆ０〜４モル％からなる。
【００１７】Ｂ2Ｏ3およびＮａ2Ｏの既述の量の存在
は、軟化点５１０℃、有利には４５０〜４８０℃を有す
るガラスフリットを得るためにはＺｎＯ及びＳｉＯ2と
の結びつきで必要とされる。酸化ホウ素（Ｂ2Ｏ3）の含
量を上げることによって、熱膨張係数を減少させること
はそれ以上に可能である。Ｂ2Ｏ3含量は、化学的抵抗を
保持するためには、別な面で制限されなければならな
い。Ｎａ2Ｏ含量の上昇は一方において軟化点を低下さ
せるけれども、他方においてそれによって膨張係数が高
くなる、そのためその含量は同様に制限しなければなら
ない。フリット組成の成分としてのＴｉＯ2により酸性
物質に対しての耐久性は高まる。ＺｒＯ2の添加はフリ
ットのアルカリ性物質に対する耐久性を高める。アルカ
リ土類酸化物ＢａＯ、ＳｒＯおよびＣａＯの存在は軟化
点の上昇になるが、同時に化学的耐久性の向上になる。
毒物学上の配慮からＢａＯおよびＳｒＯの含量を一般に
は低く押える。
【００１８】ガラスフリットの製造は専門家には公知で
ある。粉状の酸化物のまたは溶融の際酸化物を生成する
ならび必要な際にはフッ化物のガラス原料からなる混合
物を１１００〜１３００℃、特に１１５０〜１２００℃
で溶融する。引き続いて該溶融物を急に冷却する、例え
ば該溶融物を水中に流し込むことにより、そして、必要
とする限りでは、通常の方法を使用して粉末に粉砕す
る。ガラスフリットの主要成分のために適する原料は石
英砂、酸化亜鉛、ホウ酸またはホウ砂、炭酸ナトリウム
である。選択的成分を合理的には酸化物の形で（ＴｉＯ
2、ＺｒＯ2、ＣａＯ、ＳｒＯ、ＢａＯ）ないしは炭酸塩
（Ｋ2ＣＯ3、Ｌｉ2ＣＯ3）として使用する。フッ素は有
利にはＮａＦ、ＡｌＦ3またはＮａ2ＳｉＦ6としてフリ
ットバッチに持込む。フリットの溶融の間に一般にはフ
ッ素の一部はガスの形で除去され、残余がフッ化物とし
てフリットに残る。原料をガラスフリット製造の際に、
本発明によるガラスフリットのそれぞれに相応した量比
で使用する。
【００１９】請求による組成のガラスフリットは、７５
０℃より下で、しかし特に６３０℃より下でおよび有利
には約５３０℃以上６００℃未満の間で焼付する装飾被
膜材料の製造のためのベースフリットとして適してい
る。装飾被膜材料としては釉およびエナメルおよび上絵
具である。釉の場合にはこのベースフリットの他に透明
の色彩のガラスフリットを含有することができる。エナ
メルはベースフリットの他に無機の顔料を含有する。ベ
ースフリットおよび顔料を公知の法で共に粉砕する。ベ
ースフリットのエナメルまたはエナメルの顔料に対する
重量比は通常９５：５〜８０：２０の範囲にある。いわ
ゆる上絵具の製造のためにはガラスフリットおよび顔料
からの混合物を焼結工程に引き続いて粉砕工程にかけ
る。
【００２０】本発明によるガラスフリットを含有する装
飾被膜材料の低い焼入温度はこれらをガラス、ガラスセ
ラミックおよび他の非多孔性セラミックおよび非セラミ
ック、例えば金属物質に適合させる。強調すべきこと
は、装飾すべき対象物のひずみを排除することができる
から、ガラスの装飾のためのこのような被膜材料の使用
である。装飾のためにはガラスフリットを鉱物顔料添加
と共に一般に５〜１０μｍの中間微粒子まで粉砕する。
その粉砕したフリット−顔料混合物を通常の、有機印刷
媒体で分散し得られたペーストを通常の方法を使用して
−例えばスクリーン印刷、スプレイ塗装、スタンプ印刷
−装飾すべき対象物上に塗被する。引き続いてその装飾
品を焼付ける。本発明によるガラスフリットを使用して
得られる装飾被膜材料は香水または化粧瓶、飲物ガラス
および瓶の装飾に特に適している。
【００２１】本発明によるガラスフリットは、記載した
ように、従来のＰｂおよびＣｄ不含のガラスフリットよ
り高いＺｎＯ含量を含有している。従来のフリットに比
較して明らかに高いＺｎＯの含量を有するガラスフリッ
トが５１０℃より下で溶融することもまたすぐれた応用
技術的特性、とりわけ良好な化学的耐久性、を有するこ
とは予見できなかった。
【００２２】
【実施例】
例 以下の例は表の形で（表１〜３）本発明によるガラスフ
リットの組成ならびにそれの０および３００℃の間の熱
膨張係数αおよび軟化点（ガラス転移温度Ｔｇ、熱膨張
測定により測定）を示す。ガラスフリットの製造は、前
述のように、石英砂、ソーダ、酸化ホウ素、酸化亜鉛、
ないしは付加的にＺｒＯ2、ＮａＦないしはＮａ2ＳｉＦ
6、ＣａＯ、ＳｒＯ、ＢａＯを使用して１１５０〜１２
００℃の溶融温度で行った。表２によるフリットは特に
ガラス装飾のために良いと実証された。
【００２３】表１ 例Ｎｏ． 1 2 3 4 5 Ｎａ2Ｏ（モル％） 13.9 16.9 19.8 17.4 19.3 ＺｎＯ （モル％） 39.7 37.7 44.7 39.8 34.2 Ｂ2Ｏ3 （モル％） 16.5 15.1 11.7 30.9 11.3ＳｉＯ 2（モル％） 29.9 30.3 23.8 11.9 35.2 αO 300（・10-7・Ｋ-1） 79.0 94.3 85.3 87.0 101Ｔｇ（℃） 502 467 465 465 486 表２ 例Ｎｏ． 6 7 8 9 10 Ｎａ2Ｏ（モル％） 16.4 15.9 17.9 15.9 15.7 ＺｎＯ （モル％） 35.8 34.7 38.5 40.5 37.6 Ｂ2Ｏ3 （モル％） 19.4 24.0 26.0 28.2 28.0 ＳｉＯ2（モル％） 24.8 21.9 13.9 11.7 15.0Ｆ （モル％） 3.6 3.5 3.7 3.7 3.7 αO 300（・10-7・Ｋ-1） 87.8 86.3 93.7 83.7 81.6Ｔｇ（℃） 475 485 450 465 475 表３ 例Ｎｏ． 11 12 13 Ｎａ2Ｏ（モル％） 16.5 11.1 15.3 ＺｎＯ （モル％） 33.5 35.5 37.7 Ｂ2Ｏ3 （モル％） 14.7 17.8 20.0 ＳｉＯ2（モル％） 22.6 22.8 17.0 Ｆ （モル％） 7.2 7.2 ＺｒＯ2（モル％） 5.5 5.6 ＣａＯ （モル％） 5.2 ＳｒＯ （モル％） 2.9ＢａＯ （モル％） 1.9 αO 300（・10-7・Ｋ-1） 89.6 72.7 87.4Ｔｇ（℃） 475 505 510

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ５１０℃よりも低い軟化点（ガラス転移
    温度を有する亜鉛含有、鉛およびカドミウム不含のガラ
    スフリットにおいて、主として ＺｎＯ ３１〜５０モル％ ＳｉＯ2 １０〜４４モル％ Ｂ2Ｏ3 １１〜３５モル％ Ｎａ2Ｏ １１〜２５モル％ Ｌｉ2Ｏ ０〜４ モル％ ＴｉＯ2 ０〜１０モル％ ＺｒＯ2 ０〜２５モル％ ＣａＯ ０〜１２モル％ ＳｒＯ ０〜１２モル％ ＢａＯ ０〜１２モル％ Ｆ ０〜８ モル％ （その際ＣａＯ、ＳｒＯおよびＢａＯからなる総和は１
    ２モル％以下である）からなることを特徴とする亜鉛含
    有、鉛およびカドミウム不含のガラスフリット。
  2. 【請求項２】 主として、 ＺｎＯ ３３〜４５モル％ ＳｉＯ2 １０〜４０モル％ Ｂ2Ｏ3 １１〜３１モル％ Ｎａ2Ｏ １１〜２０モル％ Ｋ2Ｏ ０〜４ モル％ Ｌｉ2Ｏ ０〜４ モル％ ＴｉＯ2 ０〜１０モル％ ＺｒＯ2 ０〜１０モル％ ＣａＯ ０〜１０モル％ ＳｒＯ ０〜１０モル％ ＢａＯ ０〜１０モル％ Ｆ ０〜８ モル％ （その際ＣａＯ、ＳｒＯおよびＢａＯからなる総和は１
    ０モル％以下である）からなる請求項１記載のガラスフ
    リット。
  3. 【請求項３】 主として、 ＺｎＯ ３３〜４５モル％ ＳｉＯ2 １１〜３５モル％ Ｂ2Ｏ5 １１〜３１モル％ Ｎａ2Ｏ １１〜２０モル％ Ｆ ０〜４ モル％ からなる請求項１記載のガラスフリット。
  4. 【請求項４】 １１５０〜１２００℃で粉状酸化物のま
    たは酸化物を生成するならびに必要によりフッ化物のガ
    ラス原料からの混合物を溶融し該溶融物を急激に冷却す
    ることにより請求項１から３までのいずれか１項記載の
    ガラスフリットを製造する方法において、該ガラス原料
    を、混合物が主として ＺｎＯ ３１〜５０モル％ ＳｉＯ2 １０〜４４モル％ Ｂ2Ｏ3 １１〜３５モル％ Ｎａ2Ｏ １１〜２５モル％ Ｌｉ2Ｏ ０〜４ モル％ ＴｉＯ2 ０〜１０モル％ ＺｒＯ2 ０〜２５モル％ ＣａＯ ０〜１２モル％ ＳｒＯ ０〜１２モル％ ＢａＯ ０〜１２モル％ Ｆ ０〜８ モル％ （その際ＣａＯ、ＳｒＯおよびＢａＯからの総和が１２
    モル％以下である）からなるような量で使用することを
    特徴とするガラスフリットの製造方法。
  5. 【請求項５】 ベースフリットとして請求項１から３ま
    でのいずれか１項記載のガラスフリットを使用すること
    を特徴とする、６３０℃より下で焼付けできる装飾被膜
    材料。
JP5039746A 1992-03-02 1993-03-01 亜鉛含有、鉛およびカドミウム不含のガラスフリット、その製造方法および装飾被膜材料の製造方法 Pending JPH05339029A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9202457 1992-03-02
FR9202457A FR2687997B1 (fr) 1992-03-02 1992-03-02 Frittes de verre contenant du zinc, exemptes de plomb et de cadmium - procede de fabrication et utilisation.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05339029A true JPH05339029A (ja) 1993-12-21

Family

ID=9427238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5039746A Pending JPH05339029A (ja) 1992-03-02 1993-03-01 亜鉛含有、鉛およびカドミウム不含のガラスフリット、その製造方法および装飾被膜材料の製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5342810A (ja)
EP (1) EP0558942B1 (ja)
JP (1) JPH05339029A (ja)
AT (1) ATE143926T1 (ja)
DE (1) DE59304065D1 (ja)
ES (1) ES2093864T3 (ja)
FR (1) FR2687997B1 (ja)
HK (1) HK1000594A1 (ja)
SG (1) SG45334A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280538A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Nippon Electric Glass Co Ltd 絶縁層形成用ガラス組成物および絶縁層形成材料
JP2011001214A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Nippon Electric Glass Co Ltd 絶縁層形成材料
KR20130070546A (ko) * 2011-12-19 2013-06-27 쇼오트 아게 표면 거칠기를 증가시키는 콘 코팅을 갖는 붕규산염 유리 주사기

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5504045A (en) * 1992-07-07 1996-04-02 The O. Hommel Company Paint composition
US5306674A (en) * 1992-09-04 1994-04-26 Ferro Corporation Lead-free glass coatings
US5618764A (en) * 1994-09-14 1997-04-08 Asahi Glass Company Ltd. Colored ceramic composition and method for producing curved glass plate using the same
DE19506123C2 (de) * 1995-02-22 1997-01-09 Cerdec Ag Bleifreie Glasfritte, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung
DE19512847C1 (de) * 1995-04-06 1996-11-07 Schott Glaswerke Blei- und cadmiumfreie Glaszusammensetzung zur Verwendung in Glasuren und Emails
US5559059A (en) * 1995-05-22 1996-09-24 Cerdec Corporation Lead-free glass frits for ceramics enamels
US5817586A (en) * 1996-04-12 1998-10-06 Asahi Glass Company Ltd. Colored ceramic composition
ES2125801B1 (es) * 1996-05-06 1999-11-16 Vidres S A Vidresa Esmalte ceramico perfecconado, procedimiento para su produccion y aplicaciones.
FR2757150B1 (fr) * 1996-12-12 1999-01-22 Saint Gobain Vitrage Procede d'emaillage de substrats en verre, composition d'email utilisee et produits obtenus
US5783507A (en) * 1997-01-16 1998-07-21 Cerdec Corporation Partially crystallizing lead-free enamel composition for automobile glass
US6346493B1 (en) 1999-10-27 2002-02-12 Ferro Corporation Decorative glass enamels
JP2002020186A (ja) * 2000-06-29 2002-01-23 Noritake Co Ltd イングレーズ絵付け盛装飾陶磁器及び転写紙
US6589894B1 (en) * 2000-09-11 2003-07-08 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Composition containing lead-oxide free glass powder of low softening point useful for barrier rib in PDP
US7176152B2 (en) * 2004-06-09 2007-02-13 Ferro Corporation Lead-free and cadmium-free conductive copper thick film pastes
US7341964B2 (en) * 2004-07-30 2008-03-11 Shepherd Color Company Durable glass and glass enamel composition for glass coatings
DE102006028763B4 (de) * 2006-06-23 2013-02-07 Schott Ag Alkali- blei- und cadmiumfreie Glasfritte, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung, Verfahren zur Herstellung einer keramischen Farbe und daraus erhältliche keramische Farbe
US7560401B2 (en) * 2007-04-20 2009-07-14 Johnson Matthey Public Limited Company Frits and obscuration enamels for automotive applications
KR101868351B1 (ko) 2011-11-30 2018-07-19 엘지전자 주식회사 장식용 글래스 패널의 제조 방법 및 그를 이용한 글래스 패널

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2482533A (en) * 1947-04-10 1949-09-20 B F Drakenfeld & Co Inc Flux
US2799590A (en) * 1954-05-21 1957-07-16 Corning Glass Works Glass
NL6412848A (ja) * 1963-11-12 1965-05-13
JPS56155040A (en) * 1980-04-30 1981-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Enamel frit
US4359536A (en) * 1981-06-24 1982-11-16 General Electric Company Frit glass composition
JPS60186438A (ja) * 1984-03-01 1985-09-21 Okuno Seiyaku Kogyo Kk ガラス彩色用無鉛フリツト組成物
KR950006202B1 (ko) * 1986-11-03 1995-06-12 시바-가이기 아게 무연(lead-free) 유리 프릿 조성물
US4970178A (en) * 1986-11-03 1990-11-13 Ciba-Geigy Corporation Lead-free glass frit compositions
JPS63288929A (ja) * 1987-05-21 1988-11-25 Nakashima:Kk ガラス溶射用フリット
ES2014011B3 (es) * 1987-06-10 1990-06-16 Degussa Fritas de vidrio no toxicas.
US4859637A (en) * 1987-12-17 1989-08-22 Ferro Corporation Lead-free U.V. absorbing glass
US4892847A (en) * 1988-06-13 1990-01-09 Ciba-Geigy Corporation Lead-free glass frit compositions
SU1682335A1 (ru) * 1989-07-14 1991-10-07 Производственное Объединение "Автостекло" Фритта
JP2949928B2 (ja) * 1991-07-19 1999-09-20 井関農機株式会社 動力車輌における操舵装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280538A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Nippon Electric Glass Co Ltd 絶縁層形成用ガラス組成物および絶縁層形成材料
JP2011001214A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Nippon Electric Glass Co Ltd 絶縁層形成材料
KR20130070546A (ko) * 2011-12-19 2013-06-27 쇼오트 아게 표면 거칠기를 증가시키는 콘 코팅을 갖는 붕규산염 유리 주사기

Also Published As

Publication number Publication date
FR2687997B1 (fr) 1996-07-05
US5342810A (en) 1994-08-30
DE59304065D1 (de) 1996-11-14
HK1000594A1 (en) 1998-04-09
FR2687997A1 (fr) 1993-09-03
EP0558942A1 (de) 1993-09-08
SG45334A1 (en) 1998-01-16
ES2093864T3 (es) 1997-01-01
ATE143926T1 (de) 1996-10-15
EP0558942B1 (de) 1996-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0585830B1 (en) Lead-free glass coatings
EP0518610B1 (en) Glass compositions
JPH05339029A (ja) 亜鉛含有、鉛およびカドミウム不含のガラスフリット、その製造方法および装飾被膜材料の製造方法
US4892847A (en) Lead-free glass frit compositions
US7341964B2 (en) Durable glass and glass enamel composition for glass coatings
EP0452065B1 (en) Glaze compositions
JP5100922B2 (ja) アルカリ金属を含まない鉛不含のガラス組成物
JP3917331B2 (ja) ガラス又はガラスセラミックスの施釉、琺瑯掛けもしくは装飾用の鉛及びカドミウムを含有しないガラス組成物、及び該ガラス組成物で被覆されたガラスセラミックスの製造方法
AU645569B2 (en) Glass composition
US5605869A (en) Glass compositions
CA1274857A (en) Lead-free glass frit compositions
KR100398541B1 (ko) 납을함유하지않는유리조성물로피복된기판
CA2177054C (en) Lead-free glass frits for ceramic enamels
JPH05270860A (ja) 釉掛け、ほうろう引き及び装飾用の鉛フリー及びカドミウムフリーのガラス組成物及びその用途
US5244848A (en) Glaze compositions
KR970061802A (ko) 흑색 유리 프릿, 이의 제조방법 및 이의 용도
EP1015395A1 (en) Lead-free glaze for ceramic articles
JPS61281042A (ja) 鉛およびカドミウムを含有しない低温フリツト
WO1995025009A1 (en) Lead-free glass enamels for decorating glass beverage containers and methods for using the same
CA1193289A (en) Low-melting, lead-free ceramic frits
US4311504A (en) Method of coating glass or ceramics with a colored frit
JP3098307B2 (ja) 無毒性ガラスフリット、及びガラス、ガラスセラミック及びセラミックからなる製品の釉掛け及び装飾方法
US5674789A (en) Lead- and cadmium-free finely divided glass frit compositions
WO1990015782A1 (en) Lead-free glass
EP0404501B2 (en) Overglaze colors for pottery and a method of manufacture thereof