JPH0533878U - タイルパネルの側面仕上装置 - Google Patents

タイルパネルの側面仕上装置

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JPH0533878U
JPH0533878U JP10222291U JP10222291U JPH0533878U JP H0533878 U JPH0533878 U JP H0533878U JP 10222291 U JP10222291 U JP 10222291U JP 10222291 U JP10222291 U JP 10222291U JP H0533878 U JPH0533878 U JP H0533878U
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JP
Japan
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wiping
tile panel
tool
tile
finishing device
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Pending
Application number
JP10222291U
Other languages
English (en)
Inventor
信 武藤
広 鈴木
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タイルパネルの側面仕上作業の省力化と且つタ
イルパネル側面に対する押圧力を所定圧に維持して安定
した拭き取りを維持すること。 【構成】タイルパネル搬送路(R)の両外側に、回転す
る外周面(11a)を拭き取り面とした拭き取り具(1
1)を、タイルパネル搬送路(R)を介して対峙するよ
うに配設し、これら拭き取り具(11)をタイルパネル
搬送路(R)に向かって進退調節自在としたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タイルパネルを製造する過程において、タイルパネルの側面に付着 した余分な目地材を拭き取って側面を仕上げるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築材として、発泡コンクリート板等からなる基板の表面に複数枚のタイルを モルタルで貼着したタイルパネルがある。 このタイルパネルの製造は、基板の表面にモルタルを塗布してモルタル層を成 形し、予め整列したタイル群を吸着装置でモルタル層の上に移載してタイル群を 貼着し、モルタル層を養生硬化し、タイル目地間隙に目地材を詰めて目地を成形 し、この目地を自然硬化させていた。
【0003】 目地を成形する工程は、タイル群の表面に目地材を塗布してタイル目地間隙に 目地材を詰め込み、タイル群の表面に付着している余分な目地材を除去し、次に タイルパネルの両側面に食出して付着している余分な目地材を除去していた。そ して、タイルパネルの両側面の余分な目地材の除去は、スポンジを用いた手作業 で行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、手作業で行うことは、作業能率が非常に悪く、更にスポンジの押圧力 を所定圧にするのに高度の熟練を必要とする問題点がある。スポンジの押圧力を 所定圧にする理由は、押圧力が高い場合にはスポンジに含ませている水分が詰め 込まれた目地の表面に流出して目地表面を変化させ、逆に押圧力が低い場合には 目地材の拭き取りが不十分となり、いずれの場合にも得られたタイルパネルが不 良品となつて歩留を低下させるので、これを防止するためである。
【0005】 本考案は、上記問題点を解決するために、省力化が図れ且つ押圧力を所定圧に 維持することができるタイルパネルの側面仕上装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案が採用した手段は、タイルパネル搬送路の両外側に、回転する外周面を 拭き取り面とした拭き取り具を、タイルパネル搬送路を介して対峙するように配 設し、これら拭き取り具をタイルパネル搬送路に向かって進退調節自在としたこ とを特徴するタイルパネルの側面仕上装置である。
【0007】 なお、前記拭き取り具における拭き取り出口側の部位へ洗浄水吐出口を臨ませ た給水具を配設し、前記拭き取り具における洗浄水吐出口対向部位より外周面回 転方向側の部位に脱水具を配設することもある。
【0008】
【作用】
タイルパネルの両側面に余分な目地材が食出したタイルパネルがタイルパネル 搬送路を通過すると、拭き取り具の回転する拭き取り面が、タイルパネルの側面 に接触して余分な目地材を拭き取り除去する。
【0009】 タイルパネル搬送路を介して対峙する拭き取り具をタイルパネル搬送路に向か って進退調節すると、タイルパネルの側面に対する拭き取り具の拭き取り面の押 圧力を所定圧力とすることができる。
【0010】 拭き取り具の拭き取り面に転移した目地材は、給水具の洗浄水吐出口から拭き 取り面へ吐出した洗浄水によりその流動性が向上し、脱水具による洗浄水の脱水 に伴って除去される。脱水具の脱水能力を一定とすることにより、洗浄・脱水後 の拭き取り面に残留する水分量が一定となり、安定した拭き取りが確保される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係るタイルパネルの側面仕上装置(以下「本案装置」という) を図1乃至図3に示す実施例に基づいて説明する。図1は目地を成形する工程に 用いる設備のレイアウトを示す平面図、図2は本案装置の実施例を示す平面図、 図3は図2のA−A線における断面図である。
【0012】 図1に示す如く、目地を成形する工程に用いる装置は、タイルパネル搬送路R の搬入側から排出側に向かって配設された、目地詰め装置5と、目地材除去装置 4と、タイルパネルの表面仕上装置3と、本案装置2とからなる。タイルパネル 搬送路Rは、ローラ10,10…又はベルトコンベア等からなる。
【0013】 目地詰め装置5は、タイルパネル1のタイル群Tの表面Taに、モルタル等か らなる目地材Mをホツパー6で塗布して、タイル目地間隙Tbへ目地材Mを詰め 込むものである。目地材除去装置4は、タイル群Tの表面Taに付着している余 分な目地材Mを、回転するベルト7で除去するものである。タイルパネルの表面 仕上装置3は、タイル群Tの表面Taに付着している微量の目地材Mを、回転す るエンドレスベルト状のスポンジ8で除去するものである。
【0014】 本案装置2は、タイルパネル搬送路Rの両外側に、タイルパネル搬送路Rを介 して対峙するように拭き取り具11,11が配設されている。各拭き取り具11 は、図3に示す如く、吸水及び脱水が可能なスポンジローラ又はスポンジベルト (図示は省略)等からなり、移動フレーム12へ垂直に軸支13,13されてい る。拭き取り具11は、移動フレーム12に取り付けた減速機付モータからなる 駆動装置17で強制回転駆動される。拭き取り具11は、回転する外周面11a が拭き取り面となる。
【0015】 上記移動フレーム12は、固定フレーム14に案内され、タイルパネル搬送路 Rに向かって進退調節自在となっている。移動フレーム12を進退調節する調節 具15は、固定フレーム14へ螺着したハンドル付調節ボルト16からなり、そ の先端を移動フレーム12に回転自在に接合してある。移動フレーム12は、給 水具19と、脱水具20とが備えられている。
【0016】 上記給水具19は、図2に示す如く、拭き取り具11における拭き取り出口側 (即ち、拭き取り面11aとタイルパネル1の側面1aとが接触する位置Cより 外周面回転方向側)の部位に洗浄水吐出口19aを臨ませてある。給水具19は 、フレキシブル管21が接続され、給水源(図示は省略)に接続されている。
【0017】 前記脱水具20は、拭き取り具11における洗浄水吐出口対向部位Dより外周 面回転方向側の部位に配設されている。脱水具20は、拭き取り具11の外周面 11aを押圧する絞りロール22からなり、拭き取り具11に吸収されている洗 浄水を絞り出すようにしてある。絞りロール22は、前記移動フレーム12に垂 直に軸支23,23(図3参照)されている。脱水具20は、絞りロール脱水方 式に限定するものではなく、図示は省略したが、拭き取り具11の外周面11a に吸引ノズルを当接させた吸引脱水方式でも可能である。
【0018】 前記移動フレーム12は、拭き取り具11,給水具19及び脱水具20の下方 に受けパン25が配設され、洗浄排水を集めて外部へ排出するようにしてある。
【0019】 次に、本案装置2の動作を説明する。移動フレーム12,12は、タイルパネ ル搬送路Rを通過するタイルパネル1の側面1a,1aに対して、各拭き取り具 11の拭き取り面11aが適宜押圧力で押圧するように、その進退量が各調節具 15で調節される。
【0020】 拭き取り具11は、給水具19から洗浄水の供給を受けながら、駆動装置17 で回転駆動する。拭き取り具11に給水された洗浄水は、拭き取り具11の拭き 取り面11aで拭き取られた目地材と共に、拭き取り具11から脱水具20で除 去される。脱水が終了した拭き取り面11aは、目地材の除去され且つ適度の水 分を含んだ奇麗な面となる。即ち、タイルパネル1の側面1aは、拭き取りに適 した奇麗な拭き取り面11aで拭き取られ、余分な目地材が完全に除去された仕 上面となる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本案装置は、次の如き実用的効果を有する。 拭き取り具の回転する拭き取り面は、タイルパネルの側面に接触して余分な目 地材を自動的に拭き取り除去する。その結果、本案装置は、目地材除去作業の機 械化が図れ、作業能率を飛躍的に向上させることができる。
【0022】 拭き取り具は、タイルパネル搬送路に向かって進退調節すると、タイルパネル の側面に対する押圧力を所定圧力に維持させることができる。その結果、、本案 装置は、常に安定した拭き取りが維持できるため、タイルパネルの不良品の発生 を防止して、歩留を飛躍的に向上させることができる。
【0023】 洗浄装置及び脱水装置が配設されている場合には、洗浄・脱水後の拭き取り面 に残留する水分量が一定となる。その結果、本案装置は、常に安定した拭き取り が維持できるため、タイルパネルの不良品の発生を防止して、歩留を飛躍的に向 上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】目地を成形する工程に用いる設備のレイアウト
を示す平面図である。
【図2】本案装置の実施例を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
R…タイルパネル搬送路 11…拭き取り具 11
a…拭き取り面 15…調節具 19…給水具 20…脱水具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイルパネル搬送路の両外側に、回転する
    外周面を拭き取り面とした拭き取り具を、タイルパネル
    搬送路を介して対峙するように配設し、これら拭き取り
    具をタイルパネル搬送路に向かって進退調節自在とした
    ことを特徴するタイルパネルの側面仕上装置。
  2. 【請求項2】前記拭き取り具における拭き取り出口側の
    部位へ洗浄水吐出口を臨ませた給水具を配設し、前記拭
    き取り具における洗浄水吐出口対向部位より外周面回転
    方向側の部位に脱水具を配設した請求項1に記載のタイ
    ルパネルの側面仕上装置。
JP10222291U 1991-10-08 1991-10-08 タイルパネルの側面仕上装置 Pending JPH0533878U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10222291U JPH0533878U (ja) 1991-10-08 1991-10-08 タイルパネルの側面仕上装置

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JP10222291U JPH0533878U (ja) 1991-10-08 1991-10-08 タイルパネルの側面仕上装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533878U true JPH0533878U (ja) 1993-05-07

Family

ID=14321642

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JP10222291U Pending JPH0533878U (ja) 1991-10-08 1991-10-08 タイルパネルの側面仕上装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023824B2 (ja) * 1982-04-22 1990-01-25 Toyo Ink Mfg Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023824B2 (ja) * 1982-04-22 1990-01-25 Toyo Ink Mfg Co

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